JP2011227720A - 推薦システム、推薦方法、及び推薦プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの様々な種類の行動履歴を使用して、ユーザに対して関心対象の推薦を行う。
【解決手段】関心対象判定部131は、行動履歴記憶部120に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部132に記憶されているユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、ユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する。関心対象推薦部150は、関心対象に対する関心の判定結果を基に、ユーザに対して、関心対象の推薦を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザの行動履歴から、ユーザに対して関心対象を推薦する推薦システム、推薦方法、及び推薦プログラムに関する。
ユーザの属性、過去の行動の履歴等を用いて、ユーザが関心を持っている関心対象(例えば、文書、画像、映像、音声等のコンテンツ、または、商品等)を抽出し、抽出された関心対象の情報を基に、ユーザが関心を持つ可能性がある他の関心対象を推薦する推薦システムがある。
このような推薦システムの例が、特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1記載のコンテンツ視聴装置は、ユーザのコンテンツの視聴履歴を基に、コンテンツに対する嗜好値を算出し、嗜好値を基にリコメンド情報を算出する。
特許文献2記載の情報検索システムは、複数の情報処理機器における嗜好情報を基に統合興味データを生成し、コンテンツを推薦する。
また、関連技術として、特許文献3には、ユーザのアクセス履歴を基に、ユーザが検索語を指定しなくても、ユーザの関心に合ったコンテンツを抽出するコンテンツ特定装置が開示されている。
また、他の関連技術として、特許文献4には、ユーザのコンテンツへのアクセス履歴を基に、ユーザを複数のユーザタイプに分類し、分類されたユーザタイプのユーザがアクセスしたコンテンツの履歴を基に、コンテンツ情報を提供するコンテンツ提供装置が開示されている。
さらに、他の関連技術として、特許文献5には、基幹システムにおいて、データ抽出条件に従って、受信データからデータを抽出するデータ抽出方式が開示されている。
特開2009−118189号公報 特開2004−355109号公報 特開2007−256992号公報 特開2008−299542号公報 特開平01−004830号公報
上述の推薦システムでは、ユーザの行動履歴として、多種多様な履歴データが取得される可能性がある。例えば、行動履歴として、関心対象を購買した履歴、関心対象を視聴した履歴、関心対象について記載されたコンテンツデータにアクセスした履歴、関心対象について記載されたコンテンツデータをブックマークした履歴等が取得できる。
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2記載の推薦システムは、ユーザの各関心対象に対する関心の有無を固定化された条件を基に判定しているため、このような異なる種類の履歴データを、関心対象を推薦する用途または行動履歴の取得状況に応じて、適切に使い分けることができない。
本発明の一つの目的は、上述した課題を解決し、ユーザの様々な種類の行動履歴を使用して、ユーザに対して関心対象の推薦を行うことができる推薦システム、推薦方法、及び推薦プログラムを提供することにある。
本発明の推薦システムは、関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶部と、前記行動履歴情報を基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件を記憶する抽出設定記憶部と、前記行動履歴記憶部の前記行動履歴情報と前記抽出設定記憶部の前記抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する関心対象判定部と、前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う関心対象推薦部とを含む。
本発明の推薦方法は、行動履歴記憶部に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部に記憶されている前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う。
本発明の推薦プログラムは、コンピュータに、行動履歴記憶部に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部に記憶されている前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う処理を実行させる。
本発明の効果は、様々な種類の行動履歴を使用して、関心対象の推薦を行うことができることである。
本発明の第一の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態における推薦システム100の構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態における推薦システム100の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態における行動履歴情報の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における抽出条件テンプレートの例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における抽出条件情報の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における抽出条件情報の他の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における、関心対象判定部131による判定結果の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における関心情報の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における関連情報の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における推薦結果の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の構成を示すブロック図である。 本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131aによる判定結果の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131bによる判定結果の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における抽出条件情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における集約設定情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131aによる判定結果に対するサンプリング結果の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131bによる判定結果に対するサンプリング結果の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における、サンプリング結果を集約した集約結果の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における関心情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における関連情報の例を示す図である。
(第一の実施の形態)
次に、本発明の第一の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
はじめに、本発明の第一の実施の形態の構成について説明する。図2は、本発明の第一の実施の形態における推薦システム100の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、本発明の第一の実施の形態における推薦システム100は、行動履歴受信部110、行動履歴記憶部120、関心抽出部130、関心情報記憶部140、関心対象推薦部150、推薦結果記憶部160、及び推薦結果評価部170を含む。
なお、推薦システム100は、CPU(Central Control Unit)とプログラムを記憶した記憶媒体を含み、プログラムに基づく制御によって動作するコンピュータであってもよい。また、行動履歴記憶部120、抽出設定記憶部132、関心情報記憶部140、関連モデル記憶部152、及び推薦結果記憶部160は、それぞれ個別の記憶媒体でも、1つの記憶媒体によって構成されてもよい。
また、本発明の第一の実施の形態における推薦システム100の各構成要素のそれぞれ、または、これらのうちのいくつかにより、1つの装置を構成してもよい。例えば、関心抽出部130により、関心抽出装置を構成してもよい。
行動履歴受信部110は、通信ネットワークを介して、ユーザが使用するユーザ端末、または、ユーザがアクセスするサーバ装置から、ユーザの行動履歴情報を受信し、行動履歴記憶部120に保存する。
図4は、本発明の第一の実施の形態における行動履歴情報の例を示す図である。行動履歴情報は、ユーザにより関心対象に対する行動が行われた日時、その行動が行われた対象である関心対象を識別する関心対象識別子(A、B、C…)、及び行動種別(購買、閲覧等)を含む。
ここで、行動種別「購買」は、ユーザがユーザ端末から関心対象識別子で示される関心対象を販売するサーバ装置にアクセスし、その関心対象を購買したことを示す。また、行動種別「閲覧」は、ユーザが、ユーザ端末において、関心対象識別子で示される関心対象について記述された所定のコンテンツデータをサーバ装置から取得し、閲覧したことを示す。
行動履歴情報に含まれる日時、関心対象識別子、及び行動種別は、ユーザ端末、または、サーバ装置において検出できるものとする。
なお、行動履歴情報は、ユーザを識別するユーザ識別子(ユーザ1、ユーザ2、…)毎に保存されるものとする。
関心抽出部130は、行動履歴記憶部120に記憶されている行動履歴情報を入力として、ユーザが関心を持っている関心対象を抽出し、関心情報として関心情報記憶部140に保存する。
図9は、本発明の第一の実施の形態における関心情報の例を示す図である。関心情報は、ユーザのユーザ識別子、及びそれぞれのユーザが関心を持っていると判定された関心対象の関心対象識別子を含む。
関心抽出部130は、関心対象判定部131、抽出設定記憶部132、及び抽出条件設定部133を含む。
ここで、関心対象判定部131は、ユーザが行動履歴情報に含まれる各関心対象に対して関心を持っているかどうかを、抽出設定記憶部132に記憶されている抽出条件(ユーザが関心対象に対して関心を持っていると判断するための仮説)に基づいて判定する。抽出条件は、関心対象に対してユーザが行った所定の行動により指定される。ここで、抽出条件は、抽出条件テンプレートのパラメータにより表されるものとする。
図5は、本発明の第一の実施の形態における抽出条件テンプレートの例を示す図である。図5の例では、パラメータとして、「行動X」(所定の行動)、「時間R」、「回数N」、及び「行動Y」(所定の行動)を含む。
図6及び図7は、本発明の第一の実施の形態における抽出条件情報の例を示す図である。抽出条件情報は、抽出条件を識別する抽出条件識別子、及びそれぞれの抽出条件に対する、抽出条件テンプレートの各パラメータの設定値を含む。図6の例では、抽出条件識別子「条件1」の抽出条件には、「行動X=任意の行動」、「時間R=任意の時間」、「回数N=1回」、及び「行動Y=購買」が設定されている。これは、「関心対象を購買した場合、その関心対象について関心を持っていると判定する」ことを示す。また、図7の例では、抽出条件識別子「条件2」の抽出条件には、「行動X=任意の行動」、「時間R=1時間」、「回数N=2回」、及び「行動Y=閲覧」が設定されている。これは、「関心対象に記述されたコンテンツデータを、1時関に2回以上閲覧した場合、その関心対象について関心を持っていると判定する」ことを示す。
抽出設定部133は、管理者から、関心対象判定部131において使用される抽出条件の入力を受け付け、抽出条件情報として抽出設定記憶部132に保存する。
関心対象推薦部150は、関心情報記憶部140に記憶されている関心情報を基に、そのユーザが関心を持つ可能性がある関心対象を含む推薦情報をユーザに提供する。
関心対象推薦部150は、関連性解析部151、関連モデル記憶部152、及び推薦情報送信部153を含む。
ここで、関連性解析部151は、関心情報記憶部140に記憶されている関心情報を解析し、関心対象間、または、ユーザ間の関連を示す関連情報を生成し、関連モデル記憶部152に保存する。
図10は、本発明の第一の実施の形態における関連情報の例を示す図である。図10の例では、関連情報は関心対象間の関連を示している。この場合、関連情報は、関心対象の関心対象識別子、及びそれぞれの関心対象に関連する関心対象の関心対象識別子を含む。
推薦情報送信部153は、ユーザから推薦要求を受信すると、関連モデル記憶部152に記憶されている関連情報を基に、そのユーザが関心を持つ可能性がある関心対象を抽出し、推薦情報としてユーザに送信する。また、推薦情報送信部153は、ユーザに送信した推薦情報を推薦結果記憶部160に保存する。
推薦結果評価部170は、管理者から評価要求を受信すると、推薦結果記憶部160に記憶されている推薦情報と行動履歴記憶部120に記憶されている行動履歴情報とを基に、推薦情報を受信したユーザが、推薦情報に含まれる関心対象に対して、所定の行動を行ったかどうかを判定し、評価結果として出力する。
次に、本発明の第一の実施の形態における推薦システム100の動作について説明する。
ここでは、関心対象を、EC(Electronic Commerce)サイトにおいて販売されている商品とし、ユーザがウェブブラウザを通してECサイトのサーバ装置にアクセスする場合を例に、動作を説明する。また、ここでは、あらかじめ、抽出設定部133が、管理者から、図6のような抽出設定情報(抽出条件)の入力を受け付け、抽出設定記憶部132に保存しているものとする。
図3は、本発明の第一の実施の形態における推薦システム100の動作を示すフローチャートである。
はじめに、行動履歴受信部110は、ユーザ端末、または、サーバ装置から、ユーザの行動履歴情報を受信し、行動履歴記憶部120に保存する(ステップS101)。
例えば、行動履歴受信部110は、ECサイトのサーバ装置からユーザ識別子「ユーザ1」のユーザの行動履歴情報を受信する。ここで、行動履歴情報は、サーバ装置上での、関心対象である商品の購買、商品の詳細説明が記述されたコンテンツデータの閲覧、商品の検索等の行動の履歴を含む。行動履歴受信部110は、図4のような行動履歴情報を、行動履歴記憶部120に保存する。行動履歴受信部110は、他のユーザ識別子のユーザについても同様に行動履歴情報を受信し、行動履歴記憶部120に保存する。
次に、関心抽出部130の関心対象判定部131は、抽出設定記憶部132に記憶されている抽出条件を用いて、行動履歴記憶部120に含まれるそれぞれのユーザの行動履歴情報について、ユーザが行動履歴情報に含まれる各関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する(ステップS102)。
例えば、関心対象判定部131は、図6の抽出条件情報に含まれる抽出条件識別子「条件1」の抽出条件を用いて、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザが図4の行動履歴情報に含まれる各関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する。
図8は、本発明の第一の実施の形態における、関心対象判定部131による判定結果の例を示す図である。抽出条件識別子「条件1」の抽出条件は、「関心対象を購買した場合、その関心対象について関心を持っていると判定する」であるため、関心対象判定部131は、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザについて、図8のような判定結果を得る。
関心対象判定部131は、行動履歴記憶部120に含まれる全てのユーザの行動履歴情報について、ステップS102を繰り返す(ステップS103)。
次に、関心対象判定部131は、ステップS102における判定結果を、関心情報として関心情報記憶部140に保存する(ステップS104)。
例えば、関心対象判定部131は、図9のような関心情報を関心情報記憶部140に保存する。
次に、関心対象推薦部150の関連性解析部151は、関心情報記憶部140に記憶されている関心情報を基に、関心対象間、または、ユーザ間の関連を示す関連情報を生成し、関連モデル記憶部152に保存する(ステップS105)。ここで、関連性解析部151は、関心情報を基に、関心対象毎、または、ユーザ毎に特徴ベクトルを作成し、それら特徴ベクトル間の距離または相関係数を計算する等のよく知られた方法を用いて、関心対象間、または、ユーザ間の関連度を計算する。そして、関連性解析部151は、計算された関連度を基に、ある関心対象に関連する他の関心対象、または、あるユーザに関連する他のユーザを特定することにより、関連情報を生成する。
例えば、関連性解析部151は、関心対象毎に、複数ユーザのそれぞれがその関心対象について関心を持っているかどうかを要素として特徴ベクトルを作成する。この場合、関連性解析部151は、それらの特徴ベクトル間の距離を計算することにより、関心対象間の関連度を計算する。関連性解析部151は、それぞれの関心対象について、関連度が所定の閾値以上の他の関心対象を関連する関心対象として特定する。この結果、関連性解析部151は、図9の関心情報を基に、図10のような関連情報を生成する。
また、関連性解析部151は、ユーザ毎に、ユーザが複数の関心対象のそれぞれについて関心を持っているかどうかを要素として特徴ベクトルを作成してもよい。この場合、関連性解析部151は、それらの特徴ベクトル間の距離を計算することにより、ユーザ間の関連度を計算する。関連性解析部151は、それぞれのユーザについて、関連度が所定の閾値以上の他のユーザを関連するユーザとして特定する。
次に、推薦情報送信部153は、ユーザから推薦要求を受信すると、関連モデル記憶部152に記憶されている関連情報を基に、そのユーザが関心を持つ可能性がある関心対象を抽出し、推薦情報としてユーザに送信する(ステップS106)。
ここで、関連情報が関心対象間の関連を示す場合、推薦情報送信部153は、その関連情報を参照し、ユーザが関心を持っている関心対象に関連する他の関心対象を抽出し、抽出された他の関心対象を推薦情報としてユーザに送信する。
例えば、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザから推薦要求を受信した場合、推薦情報送信部153は、図9の関心情報を参照し、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザが関心を持っている関心対象の関心対象識別子「A」、「B」を抽出する。推薦情報送信部153は、図10の関連情報を参照し、関心対象識別子「A」、「B」の関心対象に関連する関心対象の関心対象識別子「E」、「F」を抽出する。推薦情報送信部153は、抽出した関心対象識別子「E」、「F」を推薦情報としてユーザに送信する。
また、関連情報がユーザ間の関連を示す場合、推薦情報送信部153は、その関連情報を参照し、ユーザに関連する他のユーザを抽出し、抽出された他のユーザが関心を持っている関心対象の関心対象識別子を推薦情報としてユーザに送信してもよい。
なお、推薦情報送信部153は、推薦情報の関心対象識別子に、ユーザが関心を持っている関心対象の関心対象識別子が含まれる場合、これらの関心対象識別子を推薦情報の関心対象識別子から除いてもよい。
さらに、推薦情報送信部153は、ユーザに送信した推薦情報を推薦結果として推薦結果記憶部160に保存する(ステップS107)。
図11は、本発明の第一の実施の形態における推薦結果の例を示す図である。推薦結果は、推薦情報の提供日時、推薦情報の提供先のユーザのユーザ識別子、及び提供した推薦情報を含む。
例えば、推薦情報送信部153は、図11の推薦結果を推薦結果記憶部160に保存する。
次に、推薦結果評価部170は、管理者から評価要求を受信すると、推薦結果記憶部160に記憶されている推薦情報と行動履歴記憶部120に記憶されている行動履歴情報とを基に、推薦情報を受信したユーザが、推薦情報に含まれる関心対象に対して、所定の行動を行ったかどうかを判定し、評価結果として出力する(ステップS108)。ここで、所定の行動として、例えば、関心対象の購買、関心対象について記述されたコンテンツページの閲覧等が指定される。
所定の行動が関心対象の購買である場合、推薦結果評価部170は、推薦情報の提供先のユーザが、推薦情報の提供日時以降に、推薦情報に含まれる関心対象を購買したかどうかを判定する。そして、推薦結果評価部170は、推薦結果に含まれる推薦情報のそれぞれについて、関心対象を購買したかどうかを判定し、関心対象を購買したと判定された数と推薦情報の数とを基に購買率を算出する。また、所定の行動が関心対象について記述されたコンテンツページの閲覧である場合、推薦結果評価部170は、同様に、推薦結果に含まれる推薦情報のそれぞれについて、関心対象について記述されたコンテンツページを閲覧したかどうかを判定し、閲覧率を算出する。そして、推薦結果評価部170は、算出した購買率または閲覧率を評価結果として出力する。
管理者は、出力された評価結果を基に、ユーザに送信した推薦結果の効果を判断し、抽出設定情報(抽出条件)を変更する。抽出設定部133は、管理者から、抽出条件の設定値の入力を受け付け、抽出条件情報として抽出設定記憶部132に保存する。
例えば、抽出設定部133は、管理者から、図7のような抽出条件の入力を受け付け、抽出条件情報として抽出設定記憶部132に保存する。
そして、推薦システム100は、ステップS101〜S108を再び実行し、評価結果を出力する。
このように、推薦システム100が、抽出条件の入力を受け付け、ユーザが関心を持っている関心対象の抽出、ユーザへの推薦情報の提供、及び、推薦結果の評価を繰り返すことにより、管理者は、ユーザに対してより効果の高い推薦情報が提供できるように、抽出条件を継続的に調整していくことができる。
以上により、本発明の第一の実施の形態の動作が完了する。
次に、本発明の第一の実施の形態の特徴的な構成について説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。
推薦システム100は、行動履歴記憶部120、抽出設定記憶部132、関心対象判定部131、及び関心対象推薦部150を含む。ここで、行動履歴記憶部120は、関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報を記憶する。抽出設定記憶部132は、行動履歴情報を基に、ユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件を記憶する。関心対象判定部131は、行動履歴記憶部120の行動履歴情報と抽出設定記憶部132の抽出条件とを基に、ユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する。関心対象推薦部150は、関心対象に対する関心の判定結果を基に、ユーザに対して、関心対象の推薦を行う。
本発明の第一の実施の形態によれば、ユーザの様々な種類の行動履歴を使用して、ユーザに対して関心対象の推薦を行うことができる。その理由は、関心対象判定部131が、行動履歴記憶部120に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部132に記憶されているユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、ユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、関心対象推薦部150が、関心対象に対する関心の判定結果を基に、ユーザに対して、関心対象の推薦を行うためである。
また、本発明の第一の実施の形態によれば、ユーザに対して関心対象を推薦するために必要となる、ユーザが関心を持っている関心対象を抽出するための抽出条件を、行動履歴の種類に応じて、容易に変更できる。その理由は、抽出設定部133が入力された抽出条件を抽出設定記憶部132に保存するためである。
また、本発明の第一の実施の形態によれば、ユーザが関心を持っている可能性が高い関心対象を精度良く推薦することができる。その理由は、抽出設定部133が入力された抽出条件を抽出設定記憶部132に保存し、推薦結果評価部170が、関心対象を推薦されたユーザが当該推薦された関心対象に対して所定の行動を行ったかどうかを評価した評価結果を出力するためである。管理者は、ユーザに対して効果の高い関心対象を推薦できるように、抽出条件の調整、及び、推薦結果の評価を繰り返し、抽出条件を継続的に改善していくことができる。
また、本発明の第一の実施の形態によれば、ユーザの様々な種類の行動履歴を使用して、ユーザに対して関心対象の推薦を行うことができる推薦システムを、容易に構成できる。その理由は、関心対象推薦部150が、関心対象判定部131によって出力された関心対象に対する関心の判定結果を基に、ユーザに対して関心対象の推薦を行うため、関心対象推薦部150を行動履歴の種類とは独立に構成できるためである。
(第二の実施の形態)
次に、本発明の第二の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
はじめに、本発明の第二の実施の形態の構成について説明する。図12は、本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の構成を示すブロック図である。
図12を参照すると、本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の関心抽出部130は、複数の関心対象判定部131(以下、複数の関心対象判定部131のそれぞれの符号を131a、131b、131cとする)を含む。また、本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の関心抽出部130は、本発明の第一の実施の形態の構成に加えて、関心情報集約部134、集約設定記憶部135、及び集約設定部136を含む。
ここで、関心対象判定部131は、行動履歴記憶部120に記憶されている行動履歴情報を入力として、ユーザが関心対象に関心を持っているかどうかを判定し、判定結果を出力する。複数の関心対象判定部131のそれぞれは、抽出設定記憶部132に記憶されている複数の抽出条件のそれぞれに基づいて判定を行う。
図16は、本発明の第二の実施の形態における抽出条件情報の例を示す図である。図16の例では、抽出条件識別子「条件1」、「条件2」の2つの抽出条件が抽出条件情報に設定されている。
抽出設定部133は、複数の抽出条件の入力を受け付け、抽出条件情報として抽出設定記憶部132に保存する。
関心情報集約部134は、複数の関心対象判定部131のそれぞれにおいて出力された関心の判定結果を、集約設定記憶部135に記憶されている集約設定情報に基づいて集約する。
図17は、本発明の第二の実施の形態における集約設定情報の例を示す図である。集約設定情報は、抽出条件を識別する抽出条件識別子、及びそれぞれの抽出条件に対するサンプリング率を含む。図17の例では、抽出条件識別子「条件1」のサンプリング率には、「100%」が設定されている。これは、関心対象判定部131から出力された判定結果の全てをそのまま使用することを示す。また、抽出条件識別子「条件2」のサンプリング率には、「50%」が設定されている。これは、関心対象判定部131から出力された判定結果を50%の確率で使用することを示す。
集約設定部136は、管理者から、関心情報集約部134において使用される集約設定情報の入力を受け付け、集約設定記憶部135に保存する。
次に、本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の動作について説明する。
ここでは、あらかじめ、抽出設定部133が、管理者から、図16のような抽出設定情報(抽出条件)の入力を受け付け、抽出設定記憶部132に保存しているものとする。また、集約設定部136が、管理者から、図17のような集約設定情報(サンプリング率)の入力を受け付け、集約設定記憶部135に保存しているものとする。
図13は、本発明の第二の実施の形態における推薦システム100の動作を示すフローチャートである。
はじめに、行動履歴受信部110は、ユーザ端末、または、サーバ装置から、ユーザの行動履歴情報を受信し、行動履歴記憶部120に保存する(ステップS201)。
例えば、行動履歴受信部110は、「ユーザ1」のユーザについて、図4のような行動履歴情報を、行動履歴記憶部120に保存する。行動履歴受信部110は、他のユーザ識別子のユーザについても同様に行動履歴情報を受信し、行動履歴記憶部120に保存する。
次に、関心抽出部130の各関心対象判定部131は、抽出設定記憶部132に記憶されている抽出条件を用いて、行動履歴記憶部120に含まれるそれぞれのユーザの行動履歴情報について、ユーザが行動履歴情報に含まれる各関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する(ステップS202)。ここで、複数の関心対象判定部131のそれぞれは、抽出設定記憶部132に記憶されている複数の抽出条件のそれぞれを用いて、判定を行う。
例えば、関心対象判定部131aは、図15の抽出条件情報に含まれる抽出条件識別子「条件1」の抽出条件を用いて、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザが図4の行動履歴情報に含まれる各関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する。また、関心対象判定部131bのユーザ状態判定部121は、図15の抽出条件情報に含まれる抽出条件識別子「条件2」の抽出条件を用いて、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザが図4の行動履歴情報に含まれる各関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する。
図14は、本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131aによる判定結果の例を示す図である。抽出条件識別子「条件1」の抽出条件は、「関心対象を購買した場合、その関心対象について関心を持っていると判定する」であるため、関心対象判定部131aは、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザについて、図14のような判定結果を得る。
図15は、本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131bによる判定結果の例を示す図である。抽出条件識別子「条件2」の抽出条件は、「関心対象に記述されたコンテンツデータを、1時関に2回以上閲覧した場合、その関心対象について関心を持っていると判定する」であるため、関心対象判定部131bは、ユーザ識別子「ユーザ1」のユーザについて、図15のような判定結果を得る。
複数の関心対象判定部131のそれぞれは、行動履歴記憶部120に含まれる全てのユーザの行動履歴情報について、ステップS202を繰り返す(ステップS203)。
次に、関心対象判定部131は、ステップS202における判定結果を関心情報集約部134に出力する(ステップS204)。
関心情報集約部134は、それぞれのユーザについて、複数の関心対象判定部131から出力された判定結果のそれぞれを、集約設定記憶部135に記憶されている集約設定情報に基づいてサンプリングする(ステップS205)。ここで、関心情報集約部134は、集約設定情報を参照し、判定結果を得るために使用された抽出条件に対応するサンプリング率を用いて、判定結果をサンプリングする。
図18は、本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131aによる判定結果に対するサンプリング結果の例を示す図である。また、図19は、本発明の第二の実施の形態における、関心対象判定部131bによる判定結果に対するサンプリング結果の例を示す図である。
例えば、関心対象判定部131aから出力された判定結果(図14)は、抽出条件識別子「条件1」の抽出条件を用いて得られた判定結果であるため、関心情報集約部134は、図17の集約設定情報を参照し、抽出条件識別子「条件1」に対応するサンプリング率「100%」を用いて判定結果をサンプリングする。この結果、関心情報集約部134は、図14の判定結果に対して、図18のようなサンプリング結果を得る。
同様に、関心対象判定部131bから出力された判定結果(図15)は、抽出条件識別子「条件2」の抽出条件を用いて得られた判定結果であるため、関心情報集約部134は、図17の集約設定情報を参照し、抽出条件識別子「条件2」に対応するサンプリング率「50%」を用いて判定結果をサンプリングする。この結果、関心情報集約部134は、図15の判定結果に対して、図19のようなサンプリング結果を得る。
次に、関心情報集約部134は、それぞれの判定結果に対するサンプリング結果を集約する(ステップS206)。
図20は、本発明の第二の実施の形態における、サンプリング結果を集約した集約結果の例を示す図である。
例えば、関心情報集約部134は、図18のサンプリング結果と図19のサンプリング結果とを集約して、図20のような集約結果を得る。
関心情報集約部134は、関心対象判定部131から出力された全てのユーザの判定結果について、ステップS205、S206を繰り返す(ステップS207)。そして、関心情報集約部134は、各ユーザについての集約結果を、関心情報として関心情報記憶部140に保存する(ステップS208)。
図21は、本発明の第二の実施の形態における関心情報の例を示す図である。例えば、関心情報集約部134は、図21のような関心情報を関心情報記憶部140に保存する。
次に、関心対象推薦部150の関連性解析部151は、関心情報記憶部140に記憶されている関心情報を基に、関心対象間、または、ユーザ間の関連を示す関連情報を生成し、関連モデル記憶部152に保存する(ステップS209)。
図22は、本発明の第二の実施の形態における関連情報の例を示す図である。例えば、関連性解析部151は、図21の関心情報を基に、図22のような関連情報を生成する。
推薦情報送信部153は、ユーザから推薦要求を受信すると、関連モデル記憶部152に記憶されている関連情報を基に、そのユーザが関心を持つ可能性がある関心対象を抽出し、推薦情報としてユーザに送信する(ステップS210)。推薦情報送信部153は、推薦結果を推薦結果記憶部160に保存する(ステップS211)。推薦結果評価部170は、管理者から評価要求を受信すると、評価結果を出力する(ステップS212)。
管理者は、出力された評価結果を基に、ユーザに提供した推薦結果の効果を判断し、抽出設定情報(抽出条件)、及び、集約設定情報(サンプリング率)を変更する。抽出設定部133は、管理者から、抽出条件識別子と設定値との入力を受け付け、抽出条件情報として抽出設定記憶部132に保存する。また、集約設定部136は、管理者から、抽出条件識別子とサンプリング率との入力を受け付け、集約設定情報として集約設定記憶部135に保存する。
そして、推薦システム100は、ステップS201〜S212を再び実行し、評価結果を出力する。
このように、推薦システム100が、抽出条件とサンプリング率との入力を受け付け、ユーザが関心を持っている関心対象の抽出、ユーザへの推薦情報の提供、及び、推薦結果の評価を繰り返すことにより、管理者は、ユーザに対してより効果の高い推薦情報が提供できるように、抽出条件、及び、サンプリング率を継続的に調整していくことができる。
以上により、本発明の第二の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第二の実施の形態によれば、ユーザの複数種類の行動履歴を使用して、ユーザに対して関心対象の推薦を行うことができる。その理由は、複数の関心対象判定部131のそれぞれが、抽出設定記憶部132に記憶されている複数の抽出条件のそれぞれを基に、ユーザが関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、関心情報集約部134が、複数の関心対象判定部131における判定結果を集約し、関心対象推薦部150が、判定結果の集約結果を基に、ユーザに対して、関心対象の推薦を行うためである。
また、本発明の第二の実施の形態によれば、ユーザに対して関心対象を推薦するために必要となる、複数の抽出条件による判定結果を集約するための集約設定情報を、抽出条件に応じて容易に変更できる。その理由は、集約設定部136が、入力された集約設定情報を集約設定記憶部135に保存するためである。
また、本発明の第二の実施の形態によれば、ユーザが関心を持っている可能性が高い関心対象をより精度良く推薦することができる。その理由は、抽出設定部133が、入力された抽出条件を抽出設定記憶部132に保存し、集約設定部136が、入力された集約設定情報を集約設定記憶部135に保存し、さらに、推薦結果評価部170が、関心対象を推薦されたユーザが当該推薦された関心対象に対して所定の行動を行ったかどうかを評価した評価結果を出力するためである。管理者は、ユーザに対して効果の高い関心対象を推薦できるように、抽出条件と集約設定情報との調整、及び、推薦結果の評価を繰り返し、抽出条件と集約設定情報を継続的に改善していくことができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、本発明の第一及び第二の実施の形態においては、関心対象に対して関心を持っているかどうかの判定、または、推薦情報の評価を行うために使用する行動の種別として、「購買」と「閲覧」とを使用した場合を例に説明した。しかしながら、行動の種別として、関心対象についての検索、関心対象について記述された所定のコンテンツデータのブックマーク等、関心対象に対する他の行動を使用してもよい。
また、本発明の第二の実施の形態においては、抽出条件に対するサンプリング率は固定値とした。しかしながら、サンプリング率は、判定を行った行動が発生した日時と関心抽出を行う日時とに応じた、可変値としてもよい。例えば、判定を行った行動が発生した日時が関心抽出を行う日時より100日以上前の判定結果についてのサンプリング率は0%とし、100日前から後のサンプリング率は、1日経つ毎に1%ずつ増やしてもよい。
また、本発明の第二の実施の形態においては、関心情報集約部134が、複数の関心対象判定部131のそれぞれにおいて出力された関心の判定結果を、抽出条件に対するサンプリング率に基づいてサンプリングし、サンプリング結果を集約している。しかしながら、関心情報集約部134は、サンプリング以外の方法を用いて、関心の判定結果を集約してもよい。例えば、関心の判定結果を1(関心ありを表す)または0(関心なしを表す)の数値とし、関心情報集約部134は、複数の判定結果を、抽出条件に対して設定した重みを用いて合計し、その合計値を集約結果としてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶部と、
前記行動履歴情報を基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件を記憶する抽出設定記憶部と、
前記行動履歴記憶部の前記行動履歴情報と前記抽出設定記憶部の前記抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する関心対象判定部と、
前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う関心対象推薦部と
を含む推薦システム。
(付記2)
入力された前記抽出条件を前記抽出設定記憶部に保存する抽出設定部をさらに含む
付記1に記載の推薦システム。
(付記3)
前記抽出設定記憶部は、複数の前記抽出条件を記憶し、
それぞれが前記抽出設定記憶部の前記複数の前記抽出条件のそれぞれを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する複数の前記関心対象判定部と、
前記複数の関心対象判定部における前記関心対象に対する関心の判定結果を集約する関心情報集約部と
をさらに含み、
前記関心対象推薦部は、前記判定結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
付記1または2に記載の推薦システム。
(付記4)
入力された前記集約設定情報を前記集約設定記憶部に保存する集約設定部をさらに含む
付記3に記載の推薦システム。
(付記5)
前記判定結果を集約する方法を示す集約設定情報を記憶する集約設定記憶部
をさらに含み、
前記関心情報集約部は、前記集約設定記憶部の前記集約設定情報に従って、前記複数の関心対象判定部における前記関心対象に対する関心の前記判定結果を集約する
付記4に記載の推薦システム。
(付記6)
前記集約設定情報は、前記抽出条件に対応するサンプリング率を含み、
前記関心情報集約部は、前記関心対象判定部が前記関心対象に対する関心の判定を行うときに使用した前記抽出条件に対応する前記サンプリング率に従って、前記判定結果をサンプリングし、前記判定結果のサンプリング結果を集約し、
前記関心対象推薦部は、前記サンプリング結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
付記5に記載の推薦システム。
(付記7)
前記サンプリング率は、前記関心対象に対する前記ユーザの行動が行われた日時と前記関心対象判定部が前記関心対象に対する関心の判定を行う日時とを基に決定される
付記6に記載の推薦システム。
(付記8)
前記関心対象推薦部が前記ユーザに対して推薦した前記関心対象を示す推薦情報を記憶する推薦結果記憶部と、
前記推薦結果記憶部の前記推薦情報と前記行動履歴記憶部の前記行動履歴情報とを基に、前記関心対象を推薦されたユーザが、当該推薦された関心対象に対して所定の行動を行ったかどうかを評価し、評価結果として出力する推薦結果評価部と
をさらに含む
付記1から7のいずれかに記載の推薦システム。
(付記9)
行動履歴記憶部に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部に記憶されている前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、
前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
推薦方法。
(付記10)
さらに、入力された前記抽出条件を前記抽出設定記憶部に保存する
付記9に記載の推薦方法。
(付記11)
前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する場合、前記抽出設定記憶部の複数の前記抽出条件のそれぞれを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、前記複数の抽出条件に対する判定結果を集約し、
前記関心対象を推薦する場合、前記判定結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
付記9または10に記載の推薦方法。
(付記12)
前記複数の抽出条件に対する判定結果を集約する場合、集約設定記憶部に記憶された前記判定結果を集約する方法を示す集約設定情報に従って、前記判定結果を集約する
付記11に記載の推薦方法。
(付記13)
さらに、入力された前記集約設定情報を前記集約設定記憶部に保存する
付記12に記載の推薦方法。
(付記14)
前記集約設定情報は、前記抽出条件に対応するサンプリング率を含み、
前記複数の抽出条件に対する判定結果を集約する場合、前記判定を行うときに使用した前記抽出条件に対応する前記サンプリング率に従って、前記判定結果をサンプリングし、前記判定結果のサンプリング結果を集約し、
前記関心対象を推薦する場合、前記サンプリング結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
付記13に記載の推薦方法。
(付記15)
前記サンプリング率は、前記関心対象に対する前記ユーザの行動が行われた日時と前記判定を行う日時とを基に決定される
付記14に記載の推薦方法。
(付記16)
さらに、前記推薦結果記憶部に記憶された前記関心対象推薦部が前記ユーザに対して推薦した前記関心対象を示す推薦情報と、前記行動履歴記憶部に記憶された前記行動履歴情報とを基に、前記関心対象を推薦されたユーザが、当該推薦された関心対象に対して所定の行動を行ったかどうかを評価し、評価結果として出力する
付記9から15のいずれかに記載の推薦方法。
(付記17)
コンピュータに、
行動履歴記憶部に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部に記憶されている前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、
前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
処理を実行させる推薦プログラム。
(付記18)
さらに、入力された前記抽出条件を前記抽出設定記憶部に保存する
付記17に記載の推薦プログラム。
(付記19)
前記抽出設定記憶部の複数の前記抽出条件のそれぞれを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、
前記複数の抽出条件に対する判定結果を集約し、
前記関心対象を推薦する場合、前記判定結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
付記17または18に記載の推薦プログラム。
(付記20)
前記複数の抽出条件に対する判定結果を集約する場合、集約設定記憶部に記憶された前記判定結果を集約する方法を示す集約設定情報に従って、前記判定結果を集約する
付記19に記載の推薦プログラム。
(付記21)
さらに、入力された前記集約設定情報を前記集約設定記憶部に保存する
付記20に記載の推薦プログラム。
(付記22)
前記集約設定情報は、前記抽出条件に対応するサンプリング率を含み、
前記複数の抽出条件に対する判定結果を集約する場合、前記判定を行うときに使用した前記抽出条件に対応する前記サンプリング率に従って、前記判定結果をサンプリングし、前記判定結果のサンプリング結果を集約し、
前記関心対象を推薦する場合、前記サンプリング結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
付記21に記載の推薦プログラム。
(付記23)
前記サンプリング率は、前記関心対象に対する前記ユーザの行動が行われた日時と前記判定を行う日時とを基に決定される
付記22に記載の推薦プログラム。
(付記24)
さらに、前記推薦結果記憶部に記憶された前記関心対象推薦部が前記ユーザに対して推薦した前記関心対象を示す推薦情報と、前記行動履歴記憶部に記憶された前記行動履歴情報とを基に、前記関心対象を推薦されたユーザが、当該推薦された関心対象に対して所定の行動を行ったかどうかを評価し、評価結果として出力する
付記17から23のいずれかに記載の推薦プログラム。
本発明は、ショッピングサイトにおける商品の推薦、動画配信サービスにおける動画コンテンツの推薦等に利用することができる。
100 推薦システム
110 行動履歴受信部
120 行動履歴記憶部
130 関心抽出部
131 関心対象判定部
132 抽出設定記憶部
133 抽出設定部
134 関心情報集約部
135 集約設定記憶部
136 集約設定部
140 関心情報記憶部
150 関心対象推薦部
151 関連性解析部
152 関連モデル記憶部
153 推薦情報送信部
160 推薦結果記憶部
170 推薦結果評価部

Claims (10)

  1. 関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報を記憶する行動履歴記憶部と、
    前記行動履歴情報を基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件を記憶する抽出設定記憶部と、
    前記行動履歴記憶部の前記行動履歴情報と前記抽出設定記憶部の前記抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する関心対象判定部と、
    前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う関心対象推薦部と
    を含む推薦システム。
  2. 入力された前記抽出条件を前記抽出設定記憶部に保存する抽出設定部をさらに含む
    請求項1に記載の推薦システム。
  3. 前記抽出設定記憶部は、複数の前記抽出条件を記憶し、
    それぞれが前記抽出設定記憶部の前記複数の前記抽出条件のそれぞれを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定する複数の前記関心対象判定部と、
    前記複数の関心対象判定部における判定結果を集約する関心情報集約部と
    をさらに含み、
    前記関心対象推薦部は、前記判定結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
    請求項1または2に記載の推薦システム。
  4. 前記判定結果を集約する方法を示す集約設定情報を記憶する集約設定記憶部
    をさらに含み、
    前記関心情報集約部は、前記集約設定記憶部の前記集約設定情報に従って、前記複数の関心対象判定部における前記関心対象に対する関心の前記判定結果を集約する
    請求項3に記載の推薦システム。
  5. 入力された前記集約設定情報を前記集約設定記憶部に保存する集約設定部をさらに含む
    請求項4に記載の推薦システム。
  6. 前記集約設定情報は、前記抽出条件に対応するサンプリング率を含み、
    前記関心情報集約部は、前記関心対象判定部が前記関心対象に対する関心の判定を行うときに使用した前記抽出条件に対応する前記サンプリング率に従って、前記判定結果をサンプリングし、前記判定結果のサンプリング結果を集約し、
    前記関心対象推薦部は、前記サンプリング結果の集約結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
    請求項5に記載の推薦システム。
  7. 前記サンプリング率は、前記関心対象に対する前記ユーザの行動が行われた日時と前記関心対象判定部が前記関心対象に対する関心の判定を行う日時とを基に決定される
    請求項6に記載の推薦システム。
  8. 前記関心対象推薦部が前記ユーザに対して推薦した前記関心対象を示す推薦情報を記憶する推薦結果記憶部と、
    前記推薦結果記憶部の前記推薦情報と前記行動履歴記憶部の前記行動履歴情報とを基に、前記関心対象を推薦されたユーザが、当該推薦された関心対象に対して所定の行動を行ったかどうかを評価し、評価結果として出力する推薦結果評価部と
    をさらに含む
    請求項1から7のいずれかに記載の推薦システム。
  9. 行動履歴記憶部に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部に記憶されている前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、
    前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
    推薦方法。
  10. コンピュータに、
    行動履歴記憶部に記憶されている関心対象に対するユーザの行動の履歴を示す行動履歴情報と、抽出設定記憶部に記憶されている前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定するための抽出条件とを基に、前記ユーザが前記関心対象に対して関心を持っているかどうかを判定し、
    前記関心対象に対する関心の判定結果を基に、前記ユーザに対して、前記関心対象の推薦を行う
    処理を実行させる推薦プログラム。
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