JP2011223806A - Cable supporting member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、吊線とケーブル本体とが絶縁性被覆部材で一体化された自己支持型ケーブルを、電柱から離間した位置で支持する支持具のアームに取り付けられるケーブル支持部材に関する(以下、自己支持型ケーブルを単にケーブルという場合もある)。 The present invention relates to, for example, a cable support member that is attached to an arm of a support that supports a self-supporting cable in which a suspension line and a cable body are integrated with an insulating covering member at a position separated from a utility pole (hereinafter, self-supporting cable). (Supported cables are sometimes referred to simply as cables.)
一般に、電柱間にこの種のケーブルを配線する際に、線路経路上に看板や屋根などの障害物がある場合は、その支持具、例えば槍出金物を電柱の上部、すなわち前記障害物の上方に固設している。この槍出金物には、ケーブルを障害物から離れた位置で支持するアームが、電柱に対して直交方向に取り付けられており、その先端部の下面に装着されたケーブル支持部材によって、吊線の被覆部が挟持されることで、前記障害物への接触が回避されている。 In general, when this type of cable is routed between utility poles, if there are obstacles such as signs or roofs on the track, the support, for example, the leash is placed above the utility poles, ie above the obstacles. Is fixed. An arm that supports the cable at a position away from the obstacle is attached to the dispensing object in a direction orthogonal to the utility pole, and the suspension line is covered by a cable support member attached to the lower surface of the tip. Since the portion is sandwiched, contact with the obstacle is avoided.
他の従来のケーブル支持部材として、ケーブル本体が、電柱間に架設された吊線に結束されつつ該吊線に沿うように配線されたケーブルを支持するものが公知になっている(特許文献1)。このケーブル支持部材によれば、例えば複数の電柱の上部(前記障害物の上方)に固設された槍出金物の先端部の上面に、ケーブル支持部材としての平板を取り付けて、各平板間に、吊線を架設して、各吊線とケーブル本体とを結束しつつ、各吊線に沿うようにケーブル本体を配線している。なお、槍出金物のアームがある箇所においては、吊線とケーブル本体との結束は行わず、アームの下方を跨ぐようにケーブル本体を配線している。 As another conventional cable support member, one in which a cable body supports a cable wired along a suspension line while being bound to a suspension line laid between utility poles is known (Patent Document 1). According to this cable support member, for example, a flat plate as a cable support member is attached to the upper surface of the distal end portion of the leash that is fixed to the upper part of the plurality of utility poles (above the obstacle), and between the flat plates. The cable main body is wired along the suspension lines while suspending the suspension lines and binding the suspension lines and the cable bodies. It should be noted that the cable main body is wired so as to straddle the lower side of the arm without binding the hanging line and the cable main body at the place where the arm of the withdrawal object is present.
しかしながら、自己支持型ケーブルを支持するケーブル支持部材の場合、該支持部材が支持具のアームの下面に装着されているため、吊線の被覆部に対する挟持が緩んで、ケーブルが自重で垂れ下がると、アームの下方に配置された障害物に接触してしまう場合がある。 However, in the case of a cable support member that supports a self-supporting cable, since the support member is mounted on the lower surface of the arm of the support tool, if the holding of the hanging wire to the covering portion is loosened and the cable hangs under its own weight, May come in contact with obstacles placed below the door.
また、ケーブル本体が、電柱間に架設された吊線に結束されつつ該吊線に沿うように配線されたケーブルを支持するケーブル支持部材の場合、アームの下方に跨ってケーブル本体が配線されているため、何らかの要因で、槍出金物のアームの近傍で、吊線とケーブル本体との結束が切れてしまうと、前記と同様に、ケーブル本体が自重で垂れ下がって、アームの下方に配置された障害物に接触したり、ケーブルの下方を通行する人や車両などに対して支障をきたしたりする場合がある。 Also, in the case of a cable support member that supports a cable that is wired along the suspension line while being bound to a suspension line that is erected between utility poles, the cable body extends over the lower side of the arm. If, for some reason, the tie between the suspension line and the cable body breaks in the vicinity of the arm of the pallet, the cable body hangs down under its own weight as described above, resulting in an obstacle placed below the arm. In some cases, it may come into contact with a person or vehicle traveling under the cable.
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、ケーブル本体が垂れ下がっても、支持具のアームの下方に配置されている看板や屋根などの障害物への接触を回避できるとともに、ケーブルの下方を通行する人や車両などに対する安全を確保できるようにしたケーブル支持部材を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and even when the cable body hangs down, it can avoid contact with an obstacle such as a signboard or a roof disposed below the arm of the support and It is an object of the present invention to provide a cable support member capable of ensuring safety for a person or a vehicle who passes.
本発明に係るケーブル支持部材は、吊線30とケーブル本体31とが絶縁性被覆部材35で一体化された自己支持型ケーブルKを電柱Pから離間した位置で支持すべく、アーム23を有して電柱Pに固設される支持具20に取り付けられるケーブル支持部材であって、前記アーム23の上面に取り付けられる取付部1a,40aと、該取付部1a,40aの端部から立設される支持部1b,40bと、該支持部1b,40bの上部に配置され、取付部1a,40aの上方で少なくとも吊線30の被覆部35aを挟持する挟持手段10,100とを備えたことを特徴とする。
The cable support member according to the present invention has an
この場合、アーム23の上面に取付部1a,40aが取り付けられ、支持部1b,40bの上部に配置された挟持手段10,100によって、取付部1a,40aの上方で、少なくとも吊線30の被覆部35aを挟持するようにしたので、アーム23の上方でケーブル本体31を支持することができるようになる。すなわち、前記挟持手段10,100からケーブル本体31が外れて垂れ下がっても、取付部1a,40aの上面(アーム23の上面)で支持されることになる。つまり、ケーブル本体31が垂れ下がって、アーム23の下方に配置されている看板や屋根などの障害物に接触することが回避できる。また、ケーブルの下方を通行する人や車両などに対する安全も確保できる。
In this case, the
また、本発明によれば、前記挟持手段10は、支持部1b,40cの上部の壁面に固着される固定側挟持片11,110と、該固定側挟持片11,110に接離可能に設けられた可動側挟持片13,130と、前記支持部1b,40bに螺合して取付部1a,40a側に突出するとともに、突出した先端部に可動側挟持片13,130が取り付けられたボルト15,150とを備えるような構成を採用することもできる。
Further, according to the present invention, the clamping means 10 is provided so as to be able to contact and separate from the fixed-
この場合、ボルト15,150を回動操作することで、ボルト15,150が進退するようになり、ボルト15,150の先端部に取り付けられた可動側挟持片13,130が、ボルト15,150の進退に応じて、支持部1bの上部に配置された固定側挟持片11,110に接離するようになり、少なくとも吊線30の被覆部35aを挟持するようになる。
In this case, by turning the
また、本発明によれば、自己支持型ケーブルKのケーブル本体31は、該ケーブル本体31の中心と支持部1b,40bの内面とを結ぶ距離X、および、ケーブル本体31の中心と取付部1a,40aの上面とを結ぶ距離Yが、ケーブル本体31の被覆部35bの半径rよりもやや大きくなる位置で挟持されるような構成を採用することができる。
According to the present invention, the
この場合、ケーブル支持部材1の取付部1a,40aおよび支持部1b,40bから離間した位置で、ケーブル本体31が吊り下げられるので、ケーブル支持部材1に対するケーブル本体31の絶縁距離を確保できるようになる。
In this case, since the cable
また、本発明によれば、前記支持部材1b,40bを、取付部1a,40aのアーム23の先端部側の端部から立設して、アーム23の先端部側に位置させるような構成を採用することもできる。
In addition, according to the present invention, the
この場合、ケーブル本体31がアーム23の上面に落下しても、ケーブル本体31は、支持部1b,40bによってアーム23の先端部への移動が阻止されるようになり、該先端部から下方へ落下することが防止される。
In this case, even if the cable
本発明によれば、電柱に固定される支持具のアームの上面に、ケーブル支持部材の取付部を取り付けて、該取付部の端部から立設される支持部の上部に配置された挟持手段によって、取付部の上方で少なくとも吊線の被覆部を挟持するようにしたので、アームの上方で、自己支持型ケーブルを挟持することができる。したがって、何らかの要因で、ケーブル本体が垂れ下がっても、前記アームでケーブル本体を支持することができる。すなわち、ケーブル本体が垂れ下がって、アームの下方に配置される看板や屋根などの障害物に接触することを回避できるとともに、ケーブル本体の下方を通行する人や車両などに対して安全性を確保できる。 According to the present invention, the attaching means of the cable support member is attached to the upper surface of the arm of the support member fixed to the utility pole, and the clamping means is disposed on the upper part of the support part standing from the end of the attachment part. Thus, at least the covering portion of the suspension line is clamped above the attachment portion, and thus the self-supporting cable can be clamped above the arm. Therefore, even if the cable body hangs down for some reason, the cable body can be supported by the arm. That is, the cable body can be prevented from hanging down and coming into contact with an obstacle such as a signboard or a roof disposed below the arm, and safety can be ensured for people or vehicles passing under the cable body. .
以下、本発明の一実施形態に係るケーブル支持部材について図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。 Hereinafter, a cable support member according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
まず、本実施形態に係るケーブル支持部材の構成について説明するが、その前に、ケーブル支持部材が取り付けられる支持具、および、自己支持型ケーブルについて説明する。支持具20は、図2に示すように、電柱Pの周面に取り付けられる一対の円弧状の連結部材21,21と、該各連結部材21,21の両端部から径外方向に延出される一対のフランジ部22,22と、一方の連結部材21の、各フランジ部22,22の間の円弧面から電柱Pに対して直交方向に配置され、看板や屋根などの障害物を回避できる長さを有する角筒状のアーム23と、ケーブルKが配線される側のフランジ部21の外面に所定の間隔をおいて固着され、該アーム23の側面を両側から支持する側面視三角形状の一対の支持板24,24と、各連結部材21,21を締結する締結部材(ボルトおよびナット)25とを備えている。そして、電柱Pの周面に各連結部材21,21の内面を当接させて、各連結部材21,21のフランジ部22,22を接合させて、各フランジ部22,22を締結部材(ボルトおよびナット)により締結する。すなわち、電柱Pに支持具20が装着されるようになる。なお、アーム23の先端部には、図1に示すように、ケーブル支持部材1を取り付けるための取付孔23aが形成されている。
First, the configuration of the cable support member according to the present embodiment will be described. Before that, the support to which the cable support member is attached and the self-supporting cable will be described. As shown in FIG. 2, the
自己支持型ケーブルKは、図1および図2に示すように、小径の吊線30と、該吊線30に沿って配線される大径のケーブル本体31とが、絶縁性被覆部材35によって一体化されている。すなわち、吊線30を被覆する小径の円筒状の被覆部35aと、ケーブル本体31を被覆する大径の円筒状の被覆部35bとが、軸線に沿うように形成された条体の連結部35cによって連結されて、全体として略8字形状になるように一体化されている。
In the self-supporting cable K, as shown in FIGS. 1 and 2, a small-
つぎに、本実施形態に係るケーブル支持部材について図1および図2を参照して説明する。該ケーブル支持部材1は、図1に示すように、側面視L字形状を呈しており、前記アーム23の上面に取り付けられる平板状の取付部1aと、該取付部1aの端部から立設される直状の支持部1bと、該支持部1bの上部に配置される挟持手段10とを備えている。
Next, the cable support member according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2. As shown in FIG. 1, the cable support member 1 has an L-shape when viewed from the side, and is provided with a flat plate-
取付部1aは、アーム23に対して直交する方向に貫通した固定ボルトBの先端部が挿通される挿通孔2が形成されている。そして、取付部1aは、ケーブルKの挟持作業が行えるスペースと、挿通孔2に挿通された固定ボルトBの先端部の締結作業とが行えるスペースとを有している。
The
支持部1bは、上部を貫通して形成された、後述する挟持手段10の操作ボルト15の挿通孔3と、支持部1bの内面、すなわち電柱P側に対向する壁面の上部に、前記挿通孔3にねじ孔11aが連通するように固着された後述する固定側挟持片(雌ねじ)11とを有している。そして、支持部1bは、ケーブル本体31の被覆部35bが取付部1aから離間した状態で挟持できる高さを有している。
The
挟持手段10は、上述した、支持部1bの上部の内面に固着された固定側挟持片11と、該固定側挟持片11に接離する可動側挟持片13と、該可動側挟持片13を回動操作する操作部材15とを有している。
The clamping means 10 includes the above-described fixed-
固定側挟持片11は、ケーブルKの吊線30の被覆部35aを円弧面に当接する凹溝からなる挟持面12を下部に有している。
The fixed-
可動側挟持片13は、固定側挟持片11の挟持面12に対応する位置に、該挟持面12と同一形状の挟持面14が線対称に形成されている。そして、可動側挟持片13は、後述する操作部材(操作ボルト)15の回動操作に対して供回りすることなく、可動側挟持片13の挟持面14が挟持面固定側挟持片11の挟持面12に常に対向して近接離間するように構成されている。また、吊線30の被覆部35aに対する固定側挟持片11と可動側挟持片13との挟持位置は、取付部1aおよび支持部1bから離間する位置に設定されている。すなわち、ケーブルKは、ケーブル本体31の中心と支持部1bの内面とを結ぶ距離Xが、ケーブル本体31の被覆部35bの半径rよりもやや大きい位置で、かつ、ケーブル本体31の中心と取付部1aの上面とを結ぶ距離Yが、ケーブル本体31の被覆部35bの半径rよりもやや大きい位置で挟持される。つまり、ケーブルKは宙づりの状態で挟持されるようになる。
In the movable
操作部材15は、支持部1bの挿通孔3に挿通されて固定側挟持片11に螺合し、取付部1a側に突出する操作ボルトで構成されている。そして、この操作ボルト15を、取付部1a側に突出させることで、取付部1a側にケーブルKが挟持されるようになり、ケーブルKが支持部1bを越えて落下することが防止される。また、操作ボルト15を反時計方向に回動することで、可動側挟持片13が固定側挟持片11へ移動するようになる。すなわち、支持部1bおよび各挟持片11,13の互いの挟持面(凹溝)12,14によって、吊線30の被覆部35aが挟持される。この際、ケーブルKは、上述したように、取付部1aの上面および支持部1bの内面から離間した状態で、すなわち、取付部1aおよび支持部1bからの絶縁距離が確保された状態で挟持される。
The
つぎに使用態様について説明する。まず、新設のケーブルKを、障害物を回避して配線する場合は、図1および図2に示すように、電柱Pの上部(前記障害物の上方)の周面に、支持具20の各連結部材21,21の内周面を当接して、各連結部材21,21のフランジ部22,22を接合させて、締結部材(ボルトおよびナット)により、電柱Pに各連結部材21,21を装着する。
Next, the usage mode will be described. First, when the new cable K is wired avoiding an obstacle, as shown in FIGS. 1 and 2, each of the
この際、支持具20のアーム23が電柱Pに対して径外方向に延出されており、アーム23の下方に配置されている看板や屋根などの障害物から回避されるようになる(図示せず)。
At this time, the
この状態で、支持具20のアーム23の上面、すなわち取付孔23aのある位置に、ケーブル支持部材1の取付部1aを配置するとともに、支持部1bの内面が電柱Pの周面に対向するように配置する。そして、ケーブルKの吊線30の被覆部35aを各挟持面12,14の間に挿入し、ボルト15を反時計方向に回転させて、吊線30の被覆部35aを挟持するようにする。そうすることで、ケーブルKが支持部1bの上部で宙づりの状態で挟持されるようになる。
In this state, the mounting
つぎに、支持具20のアーム23の下面に、他のケーブルKがケーブル支持部材200によって既に挟持されている場合は、図3に示すように、他のケーブルKのケーブル支持部材200が固定されている固定ボルトBを共有するようにする。すなわち、固定ボルトBに螺合しているナットNを取り外し、該固定ボルトBの端部を、ケーブル支持部材1の取付部1aの挿通孔2に挿通する。そして、ケーブル支持部材1の支持部1bの内面が電柱Pの周面に対向するようにして、その状態で、ナットNを固定ボルトBの端部に螺着させて、ケーブル支持部材1の取付部1aを固定する。その後、前記と同様に、挟持手段10によって、吊線30の被覆部35aを挟持する。
Next, when another cable K is already clamped by the
なお、ケーブル支持部材1は、ケーブルKを挟持するのに、取付部1aおよび支持部1bとで囲まれた領域においてケーブルKを挟持するので、取付部1aおよび支持部1bとの絶縁距離を確保する必要があるのに対して、ケーブル支持部材200は、取付部1aおよび支持部1bの開放された領域に、ケーブルKを吊り下げるようになるので、支持部200bの高さを支持部1bの高さよりも低くして、ケーブルKとの絶縁距離を確保すればよい。この点で両支持部材1,200の構成は異なっている。よって、同一符号の部材(固定側挟持片11、可動側挟持片13、各挟持面12,14)の構成については説明を省略する。
In addition, since the cable support member 1 clamps the cable K in the area | region enclosed by the
このように、本実施形態に係るケーブル支持部材1は、支持具20のアーム23の上方で、ケーブルKの吊線30の被覆部35aを挟持して、ケーブルKを吊り下げるようにしているので、何らかの要因で、ケーブルKが挟持手段10から外れて垂れ下がったとしても、アーム23で支持されるようになり、アーム23の下方に配置される障害物への接触を回避することができるとともに、ケーブルの下方を通行する人や車両などに対して安全性を確保できる。
As described above, the cable support member 1 according to this embodiment is configured to suspend the cable K by sandwiching the covering
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、設計変更や改良等を行うのは自由であり、また、その構成の組み合わせも自由である。 It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is free to make design changes and improvements as necessary, as long as it does not depart from the gist of the invention. Combination is also free.
例えば、前記実施形態では、側面視L字形状のケーブル支持部材1を構成するようにしたが、図4および図5に示すように、取付部40aの端部に直状の第1支持部40bを立設するとともに、第1支持部40bの上部に対向するように側面視略L字形状の第2支持部40cを配置し、各支持部40b,40cの間に、挟持手段100を配置したケーブル支持部材40を使用するようにしてもよい。
For example, in the above-described embodiment, the cable support member 1 having an L shape in side view is configured. However, as shown in FIGS. 4 and 5, the
そして、第2支持部40cには、ケーブル本体31に対して略同心状に形成された円弧面が形成されており、該円弧面と取付部40aの上面と第2支持部40cの下面とでケーブル本体31の収容空間が形成されている。
The
該挟持手段100は、第2支持部40cの内面(第1支持部40bの内面に対向する面)に固着された固定側挟持片110と、該固定側挟持片110に接離する可動側挟持片130と、固定側挟持片110および可動側挟持片130の対向面にそれぞれ形成された挟持面120,140と、第1支持部40bの上部に形成されたねじ孔41に螺合して取付部40a側に突出すると共に、突出した先端部に可動側挟持片130が配置された操作部材としての操作ボルト150とを備えている。そして、可動側挟持片130は、操作ボルト150の回動操作に応じて回動することはなく、固定側挟持片110の挟持面120に常に対向して進退するように構成されている。そして、操作ボルト150を時計方向に回動操作することで、可動側挟持片130の挟持面140が、固定側挟持片110の挟持面120に近接するようになっている。
The clamping means 100 includes a fixed-
このケーブル支持部材40の場合、図4および図5に示すように、ケーブル本体31の被覆部35bから引き裂いた吊線30の被覆部35aを、第1支持部40bと第2支持部40cとの間に配置された挟持手段100によって挟持する。すなわち、固定側挟持片110から可動側挟持片130を離間させた状態で、引き裂いた吊線30の被覆部35aを、第1支持部40bおよび第2支持部40cの上方から挿入し、操作ボルト150を時計方向に回動操作して、固定側挟持片110の挟持面120に可動側挟持片130の挟持面140を近接させて、吊線30の被覆部35aを挟持する。
In the case of this
この際、図4に示すように、吊線30の真下にケーブル本体31が位置するようになる。具体的に言うと、ケーブル本体31の中心と第1支持部40bの内面とを結ぶ距離Xが、ケーブル本体31の被覆部35bの半径rよりも大きく、かつ、ケーブル本体31の中心と取付部40aの上面とを結ぶ距離Yが、ケーブル本体31の被覆部35bの半径rよりも大きい位置で挟持されている。すなわち、ケーブル本体31が宙づりされた状態で挟持される。つまり、ケーブル本体31と、取付部40aおよび各支持部40b,40cとの絶縁距離が確保された状態で挟持される。また、何らかの要因で、吊線30が切断されたとしても、ケーブル本体31は取付部40a(アーム23)によって支持されるため、アーム23の下方に垂れ下がることはない。
At this time, as shown in FIG. 4, the cable
なお、前記実施形態の場合、自己支持型ケーブルKを例にとって説明したが、通信線や電力線などのケーブルそのもの、吊線に沿うようにケーブル本体が結束されたケーブル、種々の通信線や電力線がスパイラルワイヤで一束化されたものにも適用することができる。 In the above-described embodiment, the self-supporting cable K has been described as an example. However, the cable itself such as the communication line and the power line, the cable in which the cable body is bundled along the suspension line, and various communication lines and power lines are spiral. The present invention can also be applied to a bundle of wires.
また、前記実施形態の場合、挟持手段10,100によって、吊線30の被覆部35aのみを挟持するようにしたが、ケーブル本体31の被覆部35bのみを挟持するようにしてもよく、絶縁性被覆部材35の全体を挟持するようにしてもよい。
In the case of the above-described embodiment, only the covering
1,40,200…ケーブル支持部材、1a,40a…取付部、1b,40b,40c…支持部、2,3…挿通孔、10,100…挟持手段、11,110…固定側挟持片、11a,41…ねじ孔、12,120,14,140…挟持面(凹溝)、13,130…可動側挟持片、15,150…操作部材(操作ボルト)、20…支持具、21…連結部材、22…フランジ部、23…アーム、23a…取付孔、24…支持板、30…吊線、31…ケーブル本体、35…絶縁性被覆部材、35a…被覆部、35b…被覆部、35c…連結部、40…ケーブル支持部材、B…固定ボルト、K…自己支持型ケーブル、N…ナット、P…電柱、r…ケーブル本体31の被覆部35bの半径、X…ケーブル本体31の中心と支持部1bの内面とを結ぶ距離、Y…ケーブル本体31の中心と取付部1aの上面とを結ぶ距離
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,40,200 ... Cable support member, 1a, 40a ... Mounting part, 1b, 40b, 40c ... Support part, 2, 3 ... Insertion hole, 10,100 ... Holding means, 11, 110 ... Fixed side clamping piece, 11a , 41 ... Screw hole, 12, 120, 14, 140 ... clamping surface (concave groove), 13, 130 ... movable side clamping piece, 15, 150 ... operation member (operation bolt), 20 ... support, 21 ... connecting
Claims (4)
前記アーム(23)の上面に取り付けられる取付部(1a)と、該取付部(1a,40a)の端部から立設される支持部(1b,40b)と、該支持部(1b,40b)の上部に配置され、取付部(1a,40a)の上方で少なくとも吊線(30)の被覆部(35a)を挟持する挟持手段(10,100)とを備えたことを特徴とするケーブル支持部材。 In order to support the self-supporting cable (K) in which the suspension line (30) and the cable body (31) are integrated with the insulating covering member (35) at a position separated from the utility pole (P), the arm (23) is supported. A cable support member attached to a support tool (20) fixed to the utility pole (P),
An attachment part (1a) attached to the upper surface of the arm (23), a support part (1b, 40b) erected from an end of the attachment part (1a, 40a), and the support part (1b, 40b) And a holding means (10, 100) for holding at least the covering portion (35a) of the suspension line (30) above the attachment portion (1a, 40a).
該固定側挟持片(11,110)に接離可能に設けられた可動側挟持片(13,130)と、
前記支持部(1b,40b)に螺合して取付部(1a,40a)側に突出するとともに、取付部(1a,40a)側に突出した先端部に可動側挟持片(13,130)が取り付けられたボルト(15,150)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル支持部材。 The clamping means (10, 100) includes a fixed-side clamping piece (11, 110) fixed to the upper wall surface of the support portion (1b, 40c),
A movable side clamping piece (13, 130) provided so as to be able to contact and separate from the fixed side clamping piece (11, 110);
The movable side clamping pieces (13, 130) are screwed into the support portions (1b, 40b) and protrude toward the attachment portions (1a, 40a), and the movable side holding pieces (13, 130) at the tip portions protruding toward the attachment portions (1a, 40a). The cable support member according to claim 1, further comprising a bolt (15, 150) attached thereto.
Priority Applications (1)
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