JP2005006387A - Cable fixing clamp - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケーブル用固定具に関し、特に電力供給や信号伝達などのためのケーブルを設置面から離して固定するケーブル用固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電気自動車やバッテリ式フォークリフト等のように、走行等の駆動源としてバッテリを備える産業車両にあっては、各種のケーブルをまとめて車体内に固定する必要がある。
各種のケーブルをまとめて固定するためにケーブル用固定具が用いられることが多いが、油等の液体が滞留するおそれのある車体の底等ではケーブルを設置面から離した状態で、ケーブルを固定することが望まれる。
【0003】
こうしたケーブルの固定を図るためのケーブル用固定具としては、例えば、図7に示されるものが従来から知られている。
図7に示されるケーブル用固定具50は門形の固定具本体51を備えており、この固定具本体51には設置面Sに当接する取付部51aと、ケーブルCを押える付ける押え部51bが備えられている。
そして、固定具本体51の内側にケーブルCを通し、ケーブルCと設置面Sとの間にスペーサ52を介在させてスペーサ52にケーブルCを支持させ、さらに、取付部51aに設けられた通孔53に設置用ボルト54挿通させ、設置用ボルト54により固定具本体51を設置面Sに固定させる。
従って、固定具本体51とスペーサ52との間に介在されるケーブルCは、設置面Sから離れた状態で固定される。
【0004】
一方、別のケーブル用固定具としては、図8に示されるものが知られている。
このケーブル用固定具60は、門形の固定具本体61と、固定具本体61に設けられた通孔62に挿通されるねじ軸63と、ねじ軸63の下端に取り付けられた押え板64を具備するものである。
そして、固定具本体61の内側にケーブルCを通し、固定具本体61の両側に設けられたボルト用孔65に設置用ボルト66を挿通させて、固定具本体61を設置用ボルト66により固定している。
さらに、押え板64によりケーブルCを設置面Sに向けて押し付け、ねじ軸63に螺合されているナット67により固定具本体61に対するねじ軸63の支持が図られる。
このケーブル用固定具60によれば、ケーブルCは設置面Sに当接して固定されるものとなっている(例えば、特許文献1を参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平2−283990号公報(第2−3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示されるケーブル用固定具50では、ケーブルCの径に応じて高さの異なるスペーサ52あるいはケーブル用固定具50を何種類か用意しなければならないという問題がある。
ケーブルCの径に適したスペーサ52又はケーブル用固定具50が何種類も存在することは、スペーサ52又はケーブル用固定具50の選択や確認といった煩雑な作業を招いて作業者に負担を強いることになるほか、製造コストの増加を招くことになる。
また、図8に示されるケーブル用固定具60では、ケーブルCの径に応じて押え板64を移動させることができるから、径が異なるケーブルCに対する汎用性を有していると言えるが、ケーブルCを設置面Sに当接することが避けられないという問題がある。
つまり、このケーブル用固定具60はケーブルCを設置面Sから離して固定するという機能が想定されていないものである。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、ケーブルを設置面から離して固定する場合であっても、径の異なるケーブルに対する汎用性が高いケーブル用固定具の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、ケーブルに固定具本体を被せてケーブルを固定するケーブル用固定具において、設置面と当接する取付部と、ケーブルと当接するケーブル当接部が固定具本体に備えられ、前記ケーブル当接部に貫通孔が穿設されるとともに、貫通孔に軸体が挿通され、軸体の下端側には、固定具本体内のケーブルを支持するとともに、ケーブルを固定具本体のケーブル当接部へ押圧するケーブル支持体が設けられ、固定具本体に対して軸体が支持されることを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、固定具本体の内側にケーブルを通し、固定具本体を取付部を介して設置面に固定するとともに、ケーブル支持体によりケーブルを支持し、ケーブル支持体が設けられる軸体をケーブルの径に応じて引き上げて固定具本体に支持させることにより、ケーブルがケーブル支持体と固定具本体のケーブル当接部に挟まれて固定される。
固定具本体の内側に通されるケーブルは、軸体に設けられたケーブル支持体に支持されるとともに、固定具本体のケーブル当接部に当接されるから、ケーブルが設置面から離れた状態となる。
言わば、ケーブル支持体によりケーブルが設置面から離される一方、固定具本体がケーブルに被せられている状態にある。
【0010】
従って、固定具本体に対するケーブル支持体の位置をケーブルの径に応じて変更することができ、径の異なるケーブルを同一のケーブル用固定具により固定することができる。
また、ケーブル支持体と設置面との間に間隙が形成されるので、設置面に凹凸が存在しても、ケーブル支持体と設置面との間に形成される間隙に収まる凹凸であればケーブル用固定具を固定することができる。
さらに、このケーブル用固定具によれば、ケーブルを設置面から離して固定する場合に限らず、ケーブルを設置面に当接させて固定する場合にもケーブルの径に応じて使用することが可能もあり、ケーブル用固定具としての汎用性が高い。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のケーブル用固定具において、前記軸体に対してケーブル支持体を遊転自在とするとともに、ケーブル当接部の貫通孔に対して螺合により軸体を支持させ、軸体の回転によりケーブル支持体がケーブル当接部に対して接近又は隔離することを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、軸体がケーブル当接部の貫通孔に対して螺合により支持されているから、軸体を回転させることによりケーブル支持体がケーブル当接部に対して接近又は隔離され、ケーブルの径に応じて固定具本体に対するケーブル支持体の位置が変更される。
また、軸体に備えられているケーブル支持体が軸体に対して遊転自在であることから、ケーブル支持体は必要に応じて軸体に対して向きを変えることが可能である。
従って、固定具本体に対するケーブル支持体の位置は、軸体を回転させるだけで変更できるから、ケーブルの固定作業が簡単に行える。
また、固定作業の過程においてケーブル支持体の向きを変えることにより、固定具本体に対するケーブルの取り扱いが容易となる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のケーブル用固定具において、前記軸体が貫通孔に対して遊動自在のボルトであって、固定具本体の外側においてボルトに螺合されるナットが備えられたことを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、軸体が貫通孔に対して遊動自在のボルトであることから、軸体であるボルトの外側に螺合されているナットを回転させることにより、ケーブルの径に応じてケーブル支持体がケーブルを押え、ボルトが固定具本体に固定される。
従って、固定具本体の貫通孔をねじ孔とする必要がないほか、ボルトに螺合されるナットを用意するだけで、固定具本体に対してボルトをナットにより簡単に固定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るケーブル用固定具10を図1〜図3にに基づいて説明する。
この実施形態のケーブル用固定具は、図1に示されるように、ケーブルCに被せる門形状の固定具本体11、軸体としてのボルト15、ケーブル支持体としてのケーブル支持板16から主に構成されており、その他、設置面Sに固定具本体11を固定するための設置用ボルト14、14を備えている。
【0016】
固定具本体11は、門形状となるように一枚の金属板の屈曲により構成されているが、この固定具本体11を機能的要素別に見ると、間隔をおいて垂設される一対の立起部11a、11aと、両立起部11a、11aの上部を接続する水平なケーブル当接部11b、両立起部11a、11aの下端において外側へ延出された水平な取付部11cを備えていると言える。
従って、この実施形態の固定具本体11は、立起部11aとケーブル当接部11b、立起部11aと取付部11cは互いに90度に屈曲されている。
【0017】
立起部11a、11aとケーブル当接部11bは、ケーブルCが収められる空間を形成しており、ケーブル当接部11bの内側面は、後述するケーブル支持板16に支持されるケーブルCが当接される部位である。
固定具本体11におけるケーブル当接部11bの中央付近には貫通孔としてのねじ孔12が穿設されており、これは後述する軸体としてのボルト15を螺合させるためのものである。
なお、設置面Sとケーブル当接部11bの内側面との距離(立起部11aの高さにほぼ一致)は、固定すべきケーブルCの径や、設置面Sにおける設置スペース等の諸条件により適宜設定すればよい。
【0018】
一方、取付部11c、11cは固定具本体11が設置面Sに対して当接する部位であり、これらの取付部11c、11cには、設置用ボルト14を挿通させる通孔13が夫々備えられている。
従って、設置用ボルト14、14を介して固定具本体11を設置面Sに固定することが可能となっている。
ここで、この実施形態における設置面Sについて説明すると、図2に示されるように、設置面Sの大部分は平坦となっているが、ケーブルCが設置される箇所の一部については凹凸が形成されている。
【0019】
次に、軸体としてのボルト15について説明する。
ボルト15は固定具本体11のケーブル当接部11bのねじ孔12に螺合されるものであり、ねじ孔12に対応するねじを備えている。
従って、ボルト15は、固定具本体11に対して螺合により支持されるとともに、ボルト15の回転により固定具本体11に対して昇降されるものとなっている。
そして、このボルト15の下端側には、ケーブル支持体としてのケーブル支持板16が水平となるように備えられているが、このケーブル支持板16は固定するケーブルCを支持するためのものである。
ケーブル支持板16の中央には隆起部16aが形成されているほか、図3に示されるように、この隆起部16aの中心に支持孔16bが設けられており、一方、ボルト15の下端側の外周には支持孔16bの径にほぼ対応する凹溝15aが刻設されている。
従って、ケーブル支持板16は、ケーブル支持板16における支持孔16a及びボルト15の凹溝15aを介し、ボルト15に対して遊動自在となっており、換言すると、ケーブル支持板16はボルト15を中心として水平に回動されると言える。
【0020】
また、ボルト15の上端から下方に向けて六角孔15bが穿孔されており、六角孔15bに対応する六角レンチT等の工具を用いて、ボルト15を回転させることが可能となっている。
従って、ボルト15を回転させることにより、ボルト15が固定具本体11のケーブル当接部11bに対して昇降することになり、ボルト15の昇降によりケーブル支持板16がケーブル当接部11bに対して接近又は隔離するものとなっている。
このため、ケーブルCの径に応じてケーブル支持板16の上下の位置を変更することが可能となっている。
【0021】
次に、この実施形態に係るケーブル用固定具10による複数本のケーブルCの固定について説明する。
まず、固定具本体11とケーブル用支持板16の間にケーブルCを配置できるように、ケーブル用支持板16の向きを変えておく。
次に、固定すべき複数のケーブルCを固定具本体11のケーブル当接部11bとケーブル用支持板16の間にケーブルCを通し、ケーブル支持板16の向きを変え、ケーブル支持板16に各ケーブルCを支持させる。
【0022】
ここでは、6本のケーブルCを固定することにしているため、ボルト15の両側に3本のケーブルCが配置されている。
次に、固定具本体11を設置面Sに固定するが、固定具本体11の取付部11c、11cに設置用ボルト14を夫々挿通させ、設置用ボルト14、14を介してねじ締結により固定具本体11を設置面Sに固定する。
つぎに、六角レンチTをボルト15の六角孔15bに差込み、ボルト15がケーブル当接部11bに対して上昇する方向へ、六角レンチTを操作してボルト15を回転させる。
【0023】
このとき、ボルト15の回転によりボルト15及びケーブル支持板16が上昇することから、ケーブル支持板16に支持されたケーブルCが引き上げられ、ケーブルCは固定具本体11のケーブル当接部11bへ向けて接近する。
そして、ケーブルCがボルト15の回転によりケーブル支持板16とともに上昇し、ケーブル当接部11bに当接すると、ボルト15をさらに回転させてケーブルCがケーブル当接部11bとケーブル支持板16により確実に固定されるようにする。
この時点でケーブルCは設置面Sに対して離れた状態で固定されているが、言わば、ケーブル支持板16により支持されているケーブルCに固定具本体11が被せられた状態にある。
そして、ケーブルCはケーブル当接部11bとケーブル支持板16により挟みつけられているため、ケーブル支持板16上においてケーブルCの位置がずれることはない。
なお、固定具本体11に対してケーブルCを前後左右に移動させるようにするためには、ケーブルCがケーブル当接部11bに当接した時点でボルト15の回転を止めればよい。
【0024】
このように、この実施形態のケーブル用固定具10では、固定具本体11のねじ孔12に螺合されているボルト15を回転させることにより、ケーブル支持板16の上下の位置をケーブルCの径に応じて変更し、設置面SからケーブルCが離れた状態で、ケーブルCがケーブル支持板16と固定具本体11のケーブル当接部11bに挟まれて固定される。
【0025】
この実施形態に係るケーブル用固定具10によれば以下の効果を奏する。
(1)ケーブルCを設置面Sから離して固定する場合であっても、スペーサを必要とすることなく、固定具本体11に対するケーブル支持板16の位置をケーブルCの径に応じて変更することができる。従って、径の異なるケーブルCを同一のケーブル用固定具10により固定することができるから、ケーブル用固定具10としての汎用性が高い。
(2)固定具本体10に対するケーブル支持板16の位置は、ボルト15を回転させるだけで変更できるから、ケーブルCの固定作業が簡単に行える。ケーブル支持板16の向きを変えることができるから、固定具本体10に対するケーブルCの取り扱いが容易となる。
(3)ケーブル支持板16がケーブルCを支持し、設置面SからケーブルCを離した状態でケーブルが固定されるから、例えば、設置面Sに凹凸があってケーブルCを設置面Sに直接固定することができない場合であっても、ケーブルCを設置面Sの上方においてケーブルCを固定することができる。
(4)固定されるケーブルCが複数本の場合、ボルト15の両側に分けられるから、各ケーブルCの幅方向の移動範囲が限られ、ケーブルCが過度に移動することはない。また、固定されるケーブルCがボルト15により分けられるから、ケーブルC毎の識別性の向上に寄与する。
(5)固定具本体11の貫通孔がボルト15に対応するねじ孔12であることから、固定具本体11に対するボルト15の支持を螺合により図ることができるとともに、ボルト15を回転させることにより、ケーブル支持板16の昇降を図ることができる。
(6)固定具本体11のねじ孔12にボルト15を常に螺合させておけば、固定具本体11からケーブル支持板16が散逸することがないから、ケーブルCの固定作業における利便性に優れる。
【0026】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るケーブル用固定具20について、図4に基づいて説明する。
この実施形態では、説明の便宜上、先に説明した第1の実施形態で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、第1の実施形態の説明を援用する。
この実施形態のケーブル用固定具20は、第1の実施形態のケーブル用固定具10と基本的構成はほぼ同じであるが、軸体に螺合されているナット23により固定具本体11に対する軸体の支持を図る点で第1の実施形態と異なる。
【0027】
この実施形態のケーブル用固定具20は、図4に示されるように、固定具本体21はケーブル当接部21b、立起部21a、取付部21cを備えている。
また、ケーブル当接部21bの中央付近には、貫通孔としての通孔22が備えられている。
この実施形態の軸体はボルト24であり、ボルト24は通孔22に挿通されているが、この通孔22は第1の実施形態のねじ孔12とは異なり、軸体としてのボルト24に対応するねじが設けられているものではなく、ボルト24の径よりも大きい孔となっている。
従って、ボルト24は、通孔22に対して遊動自在となっているほか、ボルト24の下端側には先の実施形態と同様に、遊転自在にケーブル支持板16が備えられている。
【0028】
一方、ボルト24における固定具本体21の外側にはナット23が螺合されているが、このナット23はボルト24を固定具本体21に対して支持させるためのものである。
このナット23を回転させることにより、ナット23とケーブル支持板16との距離を変えることができ、ケーブル支持板16に支持されているケーブルCを固定具本体21のケーブル当接部21に当接させて固定することが可能となっている。
従って、ナット23の径は固定具本体21の通孔22の径よりも小さく設定されている。
なお、この実施形態では、設置用ボルト14の頭部とナット23の径を同じ径としている。
これは、設置用ボルト14及びナット23に対する共通の工具の使用により、設置用ボルト14及びナット23の締結の作業性の向上を意図するものである。
【0029】
この実施形態のケーブル用固定具20では、図4に示されるようにケーブルCが固定される。
すなわち、第1の実施形態と同様に、ケーブル支持板16に固定すべきケーブルCを支持させるが、この実施形態ではナット23を回転させることによりボルト24及びケーブル支持板16を上昇させる。
あるいは、ケーブルCがケーブル当接部21bに当接するように、ボルト24を引き上げておき、ナット23を固定具本体21に当接させてもよい。
ナット23の回転によるボルト15及びケーブル支持板16の上昇により、ケーブルCがケーブル当接部21b及びケーブル支持板16により挟まれるようにして固定される。
このように、この実施形態のケーブル用固定具20によれば、ボルト24に螺合されているナット23を回転させることにより、ケーブル支持板16の上下の位置をケーブルCの径に応じて変更される。
また、ケーブルCが、設置面から離れた状態でケーブル支持板16と固定具本体21のケーブル当接部21bに挟まれて固定される。
【0030】
この実施形態のケーブル用固定具20は、第1の実施形態に係るケーブル用固定具10が奏する効果と共通する効果の他に、以下の効果を奏する。
(1)固定具本体21にねじ孔12を設けたり、ボルト24に六角孔15bを設ける必要がなく、単にボルト24に螺合するナット23を用意し、固定具本体21に通孔22を設けるだけであるから、製作が容易である。
(2)ボルト24に螺合されるナット23と設置用ボルト14の頭部の径が一致しているから、共通の工具を使用することができ、設置用ボルト14及びナット23の締結の際の作業性が向上する。
【0031】
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るケーブル用固定具30について、図5に基づき説明する。
この実施形態のケーブル用固定具30では、軸体として金属製の棒状部材31を採用している。
この実施形態のケーブル用固定具30の構成は、軸体としての棒状部材31を除き、第2の実施形態とほぼ同一であることから、ここでは、説明の便宜上、先に説明した第2の実施形態で用いた符号(第1の実施形態で用いた符号を含む)を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、第2の実施形態の説明を援用する。
また、図5では、ケーブルCの固定前と固定後の状態を示しているほか、ケーブル用固定具30の要部のみを破断して示している
【0032】
図5に示される軸体としての棒状部材31は、一定の力が加えられると塑性変形を生じるものであり、ここでは、アルミニウムを材料としている。
この実施形態では、ケーブル支持板16に支持されているケーブルCが固定具本体21に対して適切な位置にあるときに、棒状部材31において塑性変形による膨出部31aを形成させ、膨出部31aを介して棒状部材31を固定具本体21に支持させるものとなっている。
従って、固定具本体21が備える通孔22の径は棒状部材の径より大きく、しかも、棒状部材31における膨出部31aの径よりも小さく設定される。
なお、棒状部材31の下端側には、先の実施形態と同様にケーブル支持板16が遊転自在に備えられている。
【0033】
この実施形態のケーブル用固定具30によるケーブルCの固定について説明すると、まず、塑性変形させる前の棒状部材30を固定具本体21の通孔22に挿通させておき、棒状部材30を引き上げる。
次いで、固定具本体21の外側の棒状部材30に対してかしめ等により膨出部30aを形成させ、形成された膨出部30aにより棒状部材30を固定具本体21に支持させる。
このように、この実施形態では棒状部材30の一部を塑性変形させ、棒状部材30に膨出部30aを形成させることにより、固定具本体21に対する棒状部材30の支持を実現しており、ケーブル支持板16に支持されているケーブルCは設置面Sから離れた状態で固定される。
なお、この実施形態では棒状部材30の材料はアルミニウムとしたが、塑性変形をし易い別の金属を材料としてもよい。
【0034】
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係るケーブル用固定具40を説明する。
この実施形態のケーブル用固定具40は、軸体として図6に示される棒状部材41を備えているものである。
この実施形態のケーブル用固定具40の構成は、軸体としての棒状部材31を除き、第2の実施形態とほぼ同一であることから、ここでは、説明の便宜上、先に説明した第2の実施形態で用いた符号(第1の実施形態で用いた符号を含む)を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、第2の実施形態の説明を援用する。
また、図6では、ケーブルCの固定後の状態を示しているほか、ケーブル用固定具40の要部のみを破断して示している。
【0035】
この実施形態における棒状部材41は、図6に示されるように、固定具本体21の通孔22に下方へ向けて径が拡大する複数のテーパ部41aを備えており、互いのテーパ部41aとの接続部分には段差部41bが形成されている。
また、棒状体41の下端側には、先の実施形態と同様にケーブル支持板16が遊転自在に取り付けられている。
一方、固定具本体21の通孔22は、棒状部材41におけるテーパ部41aの最大径よりも僅かに小さく、また、テーパ部41aの最小径よりも大きく設定されている。
従って、棒状部材41の材料は一定の弾性を備えた材料が好ましく、一部の金属や樹脂等が棒状部材に適していると言える。
【0036】
このケーブル用固定具40によりケーブルCを固定する場合には、固定具本体21の通孔22に挿通されている棒状部材41を引き上げるが、棒状部材41のテーパ部41aの最大径の部位は、通孔22により圧縮されつつ設置面S側から固定具本体21の外側へ向けて通孔22を通過する。
テーパ部41aの最大径の部位が通孔22を通過することにより、通孔22に段差部41bが位置し、テーパ部41aの最大径の部位により棒状部材40が固定具本体21に対して支持される。
このとき、ケーブル支持板16とケーブル当接部21bによりケーブルCが挟まれて固定される。
従って、ケーブルCは設置面Sから離れた状態で固定具本体21に固定される。
この実施形態では、ケーブル支持板16が、予め設定された特定の高さとなるように、固定具本体21に対してケーブル支持板16を固定することができる。
【0037】
なお、本発明は、上記した第1〜第4の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 第1〜4の実施形態では、ケーブル支持体をケーブル支持板としたが、ケーブル支持体としての機能を発揮すれば、その形状や大きさは自由であり、例えば、棒状や枠状のケーブル支持体としてもよい。
○ 第1〜4の実施形態では、門形状の固定具本体としての一例を示したが、例えば、ケーブル当接部及び立設部との接続部分が円弧状である固定具本体としてもよく、固定具本体は設置面への固定のほか、ケーブルをケーブル支持体とともに固定するという目的を達成するものであれば、その形状や形式は特に制限されるものではない。
○ 第1〜4の実施形態では、ケーブル支持体を単に平滑なケーブル支持板としたが、ケーブル支持体の表面に滑り止めとしての凹凸模様や、あるいは、弾性体等の滑り止め部材を取り付けてもよい。この場合、ケーブル支持体に対するケーブルの移動をより確実に防止することができる。
○ 第1〜4の実施形態では、ケーブル当接部の中央における貫通孔に1本の軸体を螺合又は遊動により挿通させているが、ケーブル当接部において複数の軸体を備えるようにしてもよく、この場合、ケーブル当接部に対する軸体の位置も特に制限されない。なお、複数の軸体を設けることにより、ケーブル当接部を長くしても多数のケーブルを確実に固定することができる。
○ 第1〜4の実施形態では、ケーブル支持体にケーブルを支持し、ケーブルを設置面から離した状態で固定することを説明したが、設置面にケーブルを当接させ、設置面とケーブル支持体によりケーブルを固定することを妨げるものではない。これにより、ケーブル用固定具としての汎用性がさらに高まる。
○ 第1、第2の実施形態では、軸体としてボルトが用いられているが、ボルトに短筒状のカラー部材を装着してもよい。この場合、ケーブルとボルトとの当接によりケーブルの表面が傷付くことを防止することができる。なお、カラー部材の長さは固定すべきケーブルの半径以上で直径以下の範囲で設定すればよい。
○ 第2の実施形態では、軸体としてのボルトの下端にケーブル支持体を遊転自在に設けたが、ボルトにケーブル支持体を固着してもよい。この場合、ケーブル支持体を適切な向きに保持しておけば、ナットの回転とともにボルトが共回りすることなく、ケーブルを固定することができる。また、第3、第4の実施形態における軸体とケーブル支持体を固着することも可能である。
○ 第1〜4の実施形態では、設置面として床面を想定しているが、このケーブル用固定具は、床面に限らず、天井、壁、傾斜面等、ケーブルの設置面として固定可能な対象について適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ケーブルを設置面から離して固定する場合であっても、径の異なるケーブルに対する汎用性の高いケーブル用固定具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るケーブル用固定具の斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係るケーブル用固定具の使用状態を破断して示す正面図である。
【図3】第1の実施形態に係るケーブル用固定具の要部を破断して示す拡大正面図である。
【図4】第2の実施形態に係るケーブル用固定具の使用状態を破断して示す正面図である。
【図5】第3の実施形態に係るケーブル用固定具の要部を破断して示す拡大正面図である。
【図6】第4の実施形態に係るケーブル用固定具の要部を破断して示す拡大正面図である。
【図7】従来のケーブル用固定具の使用状態を示す正面図である。
【図8】別の従来のケーブル用固定具の使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60 ケーブル用固定具
11、21、51、61 固定具本体
11b、21b ケーブル当接部
12 ねじ孔
15 ボルト
16 ケーブル支持板
23 ナット
31、41 棒状部材
31a 膨出部
41a テーパ部
41b 段差部
C ケーブル
S 設置面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cable fixing tool, and more particularly to a cable fixing tool for fixing a cable for power supply or signal transmission away from an installation surface.
[0002]
[Prior art]
For example, in an industrial vehicle including a battery as a driving source for traveling such as an electric vehicle or a battery-type forklift, various cables need to be fixed together in the vehicle body.
Cable fixtures are often used to fix various cables together, but at the bottom of the vehicle body where oil and other liquids may stay, keep the cables away from the installation surface. It is desirable to do.
[0003]
As a cable fixture for fixing such a cable, for example, the one shown in FIG. 7 is conventionally known.
The
Then, the cable C is passed inside the fixture
Therefore, the cable C interposed between the fixture
[0004]
On the other hand, as another cable fixture, the one shown in FIG. 8 is known.
The
Then, the cable C is passed through the inner side of the
Further, the cable C is pressed against the installation surface S by the
According to the
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2-283990 (page 2-3, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the
The presence of various types of
Further, in the
That is, the
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and the object of the present invention is to provide a highly versatile cable fixing tool for cables having different diameters even when the cable is fixed away from the installation surface. On offer.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a cable fixing device for fixing a cable by covering the cable with a fixing device main body, a mounting portion contacting the installation surface, and a cable contacting portion contacting the cable. Is provided in the fixture body, a through hole is formed in the cable abutting portion, a shaft body is inserted into the through hole, and the lower end side of the shaft body supports the cable in the fixture body. A cable support that presses the cable to the cable contact portion of the fixture main body is provided, and the shaft body is supported by the fixture main body.
[0009]
According to the first aspect of the present invention, the cable is passed through the inside of the fixture body, the fixture body is fixed to the installation surface via the mounting portion, the cable is supported by the cable support body, and the cable support body is provided. The shaft is pulled up according to the diameter of the cable and supported by the fixture body, so that the cable is sandwiched and fixed between the cable support and the cable abutting portion of the fixture body.
The cable that passes through the inside of the fixture body is supported by the cable support provided on the shaft body, and abuts against the cable abutment portion of the fixture body, so that the cable is away from the installation surface. It becomes.
In other words, the cable is separated from the installation surface by the cable support, while the fixing body is covered with the cable.
[0010]
Therefore, the position of the cable support relative to the fixture body can be changed according to the diameter of the cable, and cables having different diameters can be fixed by the same cable fixture.
In addition, since a gap is formed between the cable support and the installation surface, even if there is unevenness on the installation surface, if the unevenness fits in the gap formed between the cable support and the installation surface, the cable Fixing tool can be fixed.
Furthermore, according to this cable fixture, not only when fixing the cable away from the installation surface, but also when fixing the cable in contact with the installation surface, it can be used according to the diameter of the cable. There is also versatility as a cable fixture.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the cable fixture according to the first aspect, the cable support body can freely rotate with respect to the shaft body, and the shaft is screwed into the through hole of the cable contact portion. The body is supported, and the cable support approaches or isolates the cable contact portion by the rotation of the shaft.
[0012]
According to the second aspect of the present invention, since the shaft body is supported by screwing with respect to the through hole of the cable contact portion, the cable support body is moved relative to the cable contact portion by rotating the shaft body. Approaching or isolating, the position of the cable support relative to the fixture body is changed according to the diameter of the cable.
Moreover, since the cable support body provided in the shaft body is free to rotate with respect to the shaft body, the direction of the cable support body can be changed with respect to the shaft body as necessary.
Therefore, the position of the cable support relative to the fixture body can be changed simply by rotating the shaft, so that the cable can be fixed easily.
In addition, by changing the direction of the cable support in the process of fixing, the cable can be easily handled with respect to the fixture body.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, in the cable fixture according to the first aspect, the shaft is a bolt that is freely movable with respect to the through-hole, and a nut that is screwed to the bolt on the outside of the fixture main body. It is provided.
[0014]
According to the third aspect of the present invention, since the shaft body is a freely movable bolt with respect to the through hole, the diameter of the cable can be increased by rotating the nut screwed to the outside of the bolt that is the shaft body. Accordingly, the cable support body holds the cable, and the bolt is fixed to the fixture body.
Therefore, the through hole of the fixture main body does not need to be a screw hole, and the bolt can be easily fixed to the fixture main body with the nut only by preparing a nut screwed to the bolt.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, a
As shown in FIG. 1, the cable fixture of this embodiment mainly includes a gate-shaped
[0016]
The fixture
Therefore, in the fixture
[0017]
The raised
A
Note that the distance between the installation surface S and the inner surface of the
[0018]
On the other hand, the
Therefore, the
Here, the installation surface S in this embodiment will be described. As shown in FIG. 2, most of the installation surface S is flat, but some portions where the cable C is installed are uneven. Is formed.
[0019]
Next, the
The
Accordingly, the
A
A raised
Therefore, the
[0020]
Further, a
Therefore, when the
For this reason, the vertical position of the
[0021]
Next, fixing of the plurality of cables C by the
First, the direction of the
Next, the plurality of cables C to be fixed are passed between the
[0022]
Here, since six cables C are fixed, the three cables C are arranged on both sides of the
Next, the fixture
Next, the hexagon wrench T is inserted into the
[0023]
At this time, since the
Then, when the cable C rises together with the
At this time, the cable C is fixed in a state of being separated from the installation surface S. In other words, the cable body C supported by the
And since the cable C is pinched | interposed by the
In order to move the cable C back and forth and from side to side with respect to the fixture
[0024]
Thus, in the
[0025]
The
(1) Even when the cable C is fixed away from the installation surface S, the position of the
(2) Since the position of the
(3) Since the
(4) When there are a plurality of cables C to be fixed, the
(5) Since the through hole of the fixture
(6) If the
[0026]
(Second Embodiment)
Next, the
In this embodiment, for the sake of convenience of explanation, a part of the reference numerals used in the first embodiment described above is used in common, the description of the common configuration is omitted, and the description of the first embodiment is used. To do.
The
[0027]
In the
Further, a through
The shaft body of this embodiment is a
Therefore, the
[0028]
On the other hand, a
By rotating the
Accordingly, the diameter of the
In this embodiment, the head of the
This is intended to improve workability of fastening of the
[0029]
In the
That is, as in the first embodiment, the cable C to be fixed to the
Alternatively, the
As the
Thus, according to the
Further, the cable C is sandwiched and fixed between the
[0030]
The
(1) There is no need to provide the
(2) Since the diameters of the heads of the nuts 23 and the
[0031]
(Third embodiment)
Next, a
In the
Since the configuration of the
FIG. 5 shows a state before and after fixing the cable C, and also shows only a main part of the
[0032]
The rod-shaped
In this embodiment, when the cable C supported by the
Accordingly, the diameter of the through
Note that the
[0033]
The fixing of the cable C by the
Next, the bulging portion 30a is formed by caulking or the like on the rod-shaped
As described above, in this embodiment, a part of the rod-shaped
In this embodiment, the rod-shaped
[0034]
(Fourth embodiment)
Next, the
The
The configuration of the
In addition, FIG. 6 shows a state after the cable C is fixed, and only a main part of the
[0035]
As shown in FIG. 6, the rod-shaped
Moreover, the
On the other hand, the through
Therefore, the material of the rod-shaped
[0036]
When the cable C is fixed by the
The stepped
At this time, the cable C is sandwiched and fixed by the
Accordingly, the cable C is fixed to the fixture
In this embodiment, the
[0037]
The present invention is not limited to the first to fourth embodiments described above, and various modifications are possible within the scope of the gist of the invention. For example, the following modifications may be made.
In the first to fourth embodiments, the cable support is a cable support plate. However, if the function as the cable support is exhibited, the shape and size thereof are free, for example, a rod-shaped or frame-shaped cable. It is good also as a support body.
○ In the first to fourth embodiments, an example of a gate-shaped fixture main body has been shown. For example, the connection portion between the cable contact portion and the standing portion may be an arc-shaped fixture main body, The shape and type of the fixture main body is not particularly limited as long as it achieves the purpose of fixing the cable together with the cable support in addition to fixing to the installation surface.
○ In the first to fourth embodiments, the cable support is simply a smooth cable support plate. However, an anti-slip member such as an anti-slip or an anti-slip member such as an elastic body is attached to the surface of the cable support. Also good. In this case, the movement of the cable relative to the cable support can be prevented more reliably.
○ In the first to fourth embodiments, one shaft body is inserted into the through hole at the center of the cable contact portion by screwing or loosening, but the cable contact portion is provided with a plurality of shaft bodies. In this case, the position of the shaft body with respect to the cable contact portion is not particularly limited. By providing a plurality of shaft bodies, a large number of cables can be securely fixed even if the cable contact portion is lengthened.
○ In the first to fourth embodiments, it has been described that the cable is supported by the cable support and the cable is fixed in a state of being separated from the installation surface, but the cable is brought into contact with the installation surface to support the installation surface and the cable. It does not prevent the cable from being fixed by the body. Thereby, the versatility as a fixing tool for cables further increases.
In the first and second embodiments, a bolt is used as the shaft, but a short cylindrical collar member may be attached to the bolt. In this case, the cable surface can be prevented from being damaged by the contact between the cable and the bolt. The length of the collar member may be set in a range not less than the radius and not more than the diameter of the cable to be fixed.
In the second embodiment, the cable support is provided to freely rotate at the lower end of the bolt as the shaft body, but the cable support may be fixed to the bolt. In this case, if the cable support is held in an appropriate direction, the cable can be fixed without the bolt rotating together with the rotation of the nut. It is also possible to fix the shaft body and the cable support in the third and fourth embodiments.
○ In the first to fourth embodiments, a floor surface is assumed as the installation surface, but this cable fixture is not limited to the floor surface, and can be fixed as a cable installation surface such as a ceiling, wall, inclined surface, etc. Applicable to any subject.
[0038]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to provide a highly versatile cable fixture for cables having different diameters even when the cable is fixed away from the installation surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a cable fixture according to a first embodiment.
FIG. 2 is a front view showing the cable fixing device according to the first embodiment in a broken state.
FIG. 3 is an enlarged front view of the cable fixing device according to the first embodiment, with the main part broken away.
FIG. 4 is a front view showing the cable fixture according to the second embodiment in a broken state.
FIG. 5 is an enlarged front view showing a principal part of a cable fixture according to a third embodiment in a cutaway manner.
FIG. 6 is an enlarged front view in which a main part of a cable fixture according to a fourth embodiment is cut away.
FIG. 7 is a front view showing a use state of a conventional cable fixture.
FIG. 8 is a front view showing a usage state of another conventional cable fixture.
[Explanation of symbols]
10, 20, 30, 40, 50, 60 Cable fixture
11, 21, 51, 61 Fixture body
11b, 21b Cable contact part
12 Screw holes
15 volts
16 Cable support plate
23 Nut
31, 41 Bar-shaped member
31a bulge
41a Taper part
41b Stepped part
C cable
S Installation surface
Claims (3)
設置面と当接する取付部と、ケーブルと当接するケーブル当接部が固定具本体に備えられ、
前記ケーブル当接部に貫通孔が穿設されるとともに、貫通孔に軸体が挿通され、
軸体の下端側には、固定具本体内のケーブルを支持するとともに、ケーブルを固定具本体のケーブル当接部へ押圧するケーブル支持体が設けられ、
固定具本体に対して軸体が支持されることを特徴とするケーブル用固定具。In the cable fixture that fixes the cable by covering the cable with the fixture body,
The fixture body is provided with a mounting portion that contacts the installation surface and a cable contact portion that contacts the cable,
A through hole is formed in the cable contact portion, and a shaft body is inserted through the through hole.
On the lower end side of the shaft body, a cable support body that supports the cable in the fixture body and presses the cable to the cable contact portion of the fixture body is provided.
A fixing tool for a cable, wherein the shaft body is supported with respect to the fixing tool body.
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