JP2011223117A - 移動通信方法、運用保守サーバ、交換局及び無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、運用保守サーバOAMが、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集する工程Aと、運用保守サーバOAMが、各移動局UEの「UE capability」を収集する工程Bと、運用保守サーバOAMが、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択する工程Cとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動通信方法、運用保守サーバ、交換局及び無線基地局に関する。
従来の移動通信システムでは、通信事業者が、無線品質の改善を行うために、「Drive Test」を行うことによって、各エリアにおける無線品質の測定及び調査を行っていた。
3GPP TR36.805、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Study on minimization of drive-tests in next generation networks」 3GPP TS37.320、「Radio measurement collection for MDT」
しかしながら、「Drive Test」では、通信事業者は、全てのエリアにおいて無線品質の測定及び調査を行い、問題となるエリアを見つけ、かかる無線品質の測定及び調査結果に基づいて、無線品質の改善を行う必要があり、高いコストが掛かるという問題点があった。
かかる問題点を解決するために、3GPPでは、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる「MDT(Minimisation of Drive Tests)」という手法が議論されている。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、効率的に対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させることができる移動通信方法、運用保守サーバ、交換局及び無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、運用保守サーバが、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程Aと、前記運用保守サーバが、各移動局の能力情報を収集する工程Bと、前記運用保守サーバが、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている運用保守サーバであって、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集し、各移動局の能力情報を収集するように構成されている収集部と、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されている選択部とを具備することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、交換局が、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程Aと、前記交換局が、各移動局の能力情報を収集する工程Bと、前記交換局が、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている交換局であって、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集し、各移動局の能力情報を収集するように構成されている収集部と、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されている選択部とを具備することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、無線基地局が、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程Aと、前記無線基地局が、各移動局の能力情報を収集する工程Bと、前記無線基地局が、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている無線基地局であって、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集し、各移動局の能力情報を収集するように構成されている収集部と、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されている選択部とを具備することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、交換局が、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程と、前記交換局が、前記加入者情報に基づいて前記対象移動局を選択し、無線基地局に対して該対象移動局の選択結果を通知する工程と、前記無線基地局が、各移動局の能力情報を収集する工程と、前記無線基地局が、前記対象移動局の選択結果及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程とを有することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、効率的に対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させることができる移動通信方法、運用保守サーバ、交換局及び無線基地局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る運用保守サーバの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る交換局の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、加入者情報サーバHSS(Home Subscriber Server)と、運用保守サーバOAM(Operation And Maintenance)と、交換局MME(Mobility Management Entity)と、無線基地局eNBとを具備している。
本実施形態に係る移動通信システムは、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる「MDT」を行うことができるように構成されている。本実施形態に係る移動通信システムで行うことが可能な「MDT」には、「Immediate MDT」及び「Logged MDT」の2種類が想定されている。
ここで、「Immediate MDT」は、RRC_Connected状態(Active状態)の対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる「MDT」である。3GPPでは、既存の「Measurement」の規定を拡張することによって「Immediate MDT」の規定を決めることが検討されている。
例えば、「Immediate MDT」では、RRC_Connected状態の対象移動局UEは、「Reporting Configuration(EventやPeriod等)」によって既定された報告条件が満たされた場合に、所望無線品質の測定結果を報告するように構成されていてもよい。
一方、「Logged MDT」は、RRC_Idle状態の対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる「MDT」である。
例えば、「Logged MDT」では、RRC_Idle状態の対象移動局UEは、所望無線品質の測定結果を記憶しておき、RRC_Connected状態に遷移する際に、かかる測定結果を報告するように構成されていてもよい。
図2に示すように、運用保守サーバOAMは、本実施形態に係る移動通信システムにおける運用及び保守に係る処理を行うためのサーバであり、収集部11と、選択部12と、通知部13とを具備している。
収集部11は、所定タイミングで、加入者情報サーバHSSから、各移動局UEの「UE subscription」を収集するように構成されている。例えば、収集部11は、周規定に、加入者情報サーバHSSから、各移動局UEの「UE subscription」を収集するように構成されていてもよいし、対象移動局UEを選択するためのトリガが検出された場合に、加入者情報サーバHSSから、各移動局UEの「UE subscription」を収集するように構成されていてもよい。
「UE subscription」は、加入者情報サーバHSSによって管理されている移動局UEの加入者情報であり、かかる移動局UEがMDTを行ってもよいか否かについて示す情報等を含む契約情報等を含む。ここで、例えば、通信事業者は、MDTを行ってもよいという契約内容の移動局UEに対して、所定の特典を付与してもよい。
なお、「UE subscription」は、「IMSI(International Mobile Subscriber Identity)」や「IMEI(International Mobile Equipment Identity)」や「SPID(Service Provider Identity)」等に関連付けられている。
また、収集部11は、各移動局UEの「UE capability」を収集するように構成されている。
「UE capability」は、交換局MME及び移動局UEによって管理されている移動局UEの能力情報であり、移動局UEが「Immediate MDT」及び「Logged MDT」を行うことが可能であるか否かについて示す情報や、無線品質を記憶(logging)しておくためのバッファを有しているか否かについて示す情報等を含む。
ここで、例えば、交換局MMEは、NAS(Non Access Stratum)に係る「UE capability」を管理しており、移動局UEは、AS(Access Stratum)に係る「UE capability」を管理していてもよい。
なお、収集部11は、移動局UEによって管理されている「UE capability」については、無線基地局eNBを介して収集するように構成されていてもよいし、無線基地局eNB及び交換局MMEを介して収集するように構成されていてもよい。
選択部12は、収集部11によって収集された「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されている。
また、選択部12は、収集部11によって収集された「UE subscription」及び「UE capability」に加えて、各移動局UEの端末種別(Handset type)に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されていてもよい。
ここで、移動局UEの端末種別は、かかる移動局UEの「UE identification(IMSIやIMEI等)」から特定可能であり、移動局UEの端末種別によって、無線品質、例えば、RSRP(Received Signal Reference Power)やRPRQ(Received Signal Reference Quality)の測定精度が異なる。
さらに、選択部12は、移動局UEのユーザから受けた苦情に関する情報に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されていてもよい。例えば、選択部12は、苦情を受けたユーザの移動局UEを、優先的に対象移動局UEとして選択するように構成されていてもよい。
通知部13は、対象移動局UEに対して、「MDT」を行うように指示する通知を送信するように構成されている。
具体的には、通知部13は、無線基地局eNBに対して、対象移動局UEに係る「MDT participation notification」を送信するように構成されている。
以下、図3を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図3に示すように、ステップS1001において、運用保守サーバOAMは、加入者情報サーバHSSから、各移動局UEの「UE subscription」を収集する。
ステップS1002において、無線基地局eNBは、配下のセル内の各移動局UEに対して、「UE capability inquiry」を送信し、ステップS1003において、各移動局UEは、「UE capability inquiry」に応じて、無線基地局eNBに対して、自身が管理している「UE capability」を送信する。
ステップS1004において、無線基地局eNBは、交換局MMEに対して、受信した各移動局UEの「UE capability」を送信する。
ステップS1005において、交換局MMEは、無線基地局eNBから受信した各移動局UEの「UE capability」及び自身が管理している各移動局UEの「UE capability」に、各移動局UEの「UE identification(IMSI等)」を加えて、運用保守サーバOAMに送信する。
ステップS1006において、運用保守サーバOAMは、「UE subscription」や「UE capability」等に基づいて、「MDT」を行うべき1つ又は複数の対象移動局UEを選択する。
ステップS1007において、運用保守サーバOAMは、無線基地局eNBに対して、対象移動局UEに係る「MDT participation notification」を送信し、ステップS1008において、無線基地局eNBは、対象移動局UEに対して、「MDT」に係る設定情報を含む「MDT Measurement and Reporting Configuration」を送信する。
その後、対象移動局UEは、「MDT」に係る設定情報に基づいて、「MDT」を行うように構成されている。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、既存の移動通信システムの機能を大幅に変更することなく、「MDT」を行うべき対象移動局UEを選択するために必要な情報を適切且つ効率的に収集することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図4及び図5を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。以下、本実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図4に示すように、交換局MMEは、収集部21と、選択部22と、通知部23とを具備している。
収集部21は、上述の収集部11と同様の機能であり、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集し、各移動局UEの「UE capability」を収集するように構成されている。
選択部22は、上述の選択部12と同様の機能であり、「UE subscription」及び「UE capability」等に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されている。
通知部23は、上述の通知部13と同様の機能であり、対象移動局UEに対して、「MDT」を行うように指示する通知を送信するように構成されている。
以下、図5を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図5に示すように、ステップS2001において、交換局MMEは、加入者情報サーバHSSから、各移動局UEの「UE subscription」を収集する。
ステップS2002において、無線基地局eNBは、配下のセル内の各移動局UEに対して、「UE capability inquiry」を送信し、ステップS2003において、各移動局UEは、「UE capability inquiry」に応じて、無線基地局eNBに対して、自身が管理している「UE capability」を送信する。
ステップS2004において、無線基地局eNBは、交換局MMEに対して、受信した各移動局UEの「UE capability」を送信する。
ステップS2005において、交換局MMEは、加入者情報サーバHSSから受信した「UE subscription」や無線基地局eNBから受信した「UE capability」や自身が管理している「UE capability」や「UE identification(IMSI等)」によって特定される移動局UEの端末種別等に基づいて、「MDT」を行うべき1つ又は複数の対象移動局UEを選択する。
ステップS2006において、交換局MMEは、無線基地局eNBに対して、対象移動局UEに係る「MDT participation notification」を送信し、ステップS2007において、無線基地局eNBは、対象移動局UEに対して、「MDT」に係る設定情報を含む「MDT Measurement and Reporting Configuration」を送信する。
その後、対象移動局UEは、「MDT」に係る設定情報に基づいて、「MDT」を行うように構成されている。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、既存の移動通信システムの機能を大幅に変更することなく、「MDT」を行うべき対象移動局UEを選択するために必要な情報を適切且つ効率的に収集することができる。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
図6及び図7を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。以下、本実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図6に示すように、無線基地局eNBは、収集部31と、選択部32と、通知部33とを具備している。
収集部31は、上述の収集部11及び収集部21と同様の機能であり、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集し、各移動局UEの「UE capability」を収集するように構成されている。
選択部32は、上述の選択部12及び選択部22と同様の機能であり、「UE subscription」及び「UE capability」等に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されている。
通知部33は、上述の通知部13及び通知部23と同様の機能であり、対象移動局UEに対して、「MDT」を行うように指示する通知を送信するように構成されている。
以下、図7を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図7に示すように、ステップS3001において、加入者情報サーバHSSは、交換局MMEに対して、各移動局UEの「UE subscription」を送信し、ステップS3002において、交換局MMEは、無線基地局eNBに対して、各移動局UEの「UE subscription」及び「UE identification(IMSI等)」を送信する。
ステップS3003において、無線基地局eNBは、配下のセル内の各移動局UEに対して、「UE capability inquiry」を送信し、ステップS3004において、各移動局UEは、「UE capability inquiry」に応じて、無線基地局eNBに対して、自身が管理している「UE capability」を送信する。
ステップS3005において、無線基地局eNBは、加入者情報サーバHSSから受信した「UE subscription」や、移動局UEから受信した「UE capability」や、交換局MMEから受信した「UE identification(IMSI等)」によって特定される移動局UEの端末種別等に基づいて、「MDT」を行うべき1つ又は複数の対象移動局UEを選択する。
ステップS3006において、無線基地局eNBは、対象移動局UEに対して、「MDT」に係る設定情報を含む「MDT Measurement and Reporting Configuration」を送信する。
その後、対象移動局UEは、「MDT」に係る設定情報に基づいて、「MDT」を行うように構成されている。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、既存の移動通信システムの機能を大幅に変更することなく、「MDT」を行うべき対象移動局UEを選択するために必要な情報を適切且つ効率的に収集することができる。
(本発明の第4の実施形態に係る移動通信システム)
図8を参照して、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。以下、本実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
以下、図8を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図8に示すように、ステップS4001において、加入者情報サーバHSSは、交換局MMEに対して、各移動局UEの「UE subscription」を送信する。
ステップS4002において、無線基地局eNBは、配下のセル内の各移動局UEに対して、「UE capability inquiry」を送信し、ステップS4003において、各移動局UEは、「UE capability inquiry」に応じて、無線基地局eNBに対して、自身が管理している「UE capability」を送信する。
交換局MMEは、ステップS4004において、各移動局UEの「UE subscription」に基づいて、「MDT」を行うべき1つ又は複数の対象移動局UEを選択し、ステップS4005において、無線基地局eNBに対して、対象移動局UEの選択結果「UE selection based on UE subscription result」を通知する。
ステップS4006において、無線基地局eNBは、交換局MMEから受信した対象移動局UEの選択結果や、移動局UEから受信した「UE capability」等に基づいて、「MDT」を行うべき1つ又は複数の対象移動局UEを選択する。
ステップS4007において、無線基地局eNBは、対象移動局UEに対して、「MDT」に係る設定情報を含む「MDT Measurement and Reporting Configuration」を送信する。
その後、対象移動局UEは、「MDT」に係る設定情報に基づいて、「MDT」を行うように構成されている。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、既存の移動通信システムの機能を大幅に変更することなく、「MDT」を行うべき対象移動局UEを選択するために必要な情報を適切且つ効率的に収集することができる。
以上に述べた実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、運用保守サーバOAMが、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription(加入者情報)」を収集する工程Aと、運用保守サーバOAMが、各移動局UEの「UE capability(能力情報)」を収集する工程Bと、運用保守サーバOAMが、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択する工程Cとを有することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、工程Cにおいて、運用保守サーバOAMは、各移動局UEの「UE identification(識別情報)」から特定可能な各移動局UEの端末種別(Handset type)と「UE subscription」と「UE capability」とに基づいて、対象移動局UEを選択してもよい。
本実施形態の第2の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている運用保守サーバOAMであって、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集し、各移動局UEの「UE capability」を収集するように構成されている収集部11と、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されている選択部12とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、選択部12は、各移動局UEの「UE identification」から特定可能な各移動局UEの端末種別(Handset type)と「UE subscription」と「UE capability」とに基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、交換局MMEが、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集する工程Aと、交換局MMEが、各移動局UEの「UE capability」を収集する工程Bと、交換局MMEが、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択する工程Cとを有することを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴において、工程Cにおいて、交換局MMEは、各移動局UEの「UE identification」から特定可能な各移動局UEの端末種別(Handset type)と「UE subscription」と「UE capability」とに基づいて、対象移動局UEを選択してもよい。
本実施形態の第4の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている交換局MMEであって、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集し、各移動局UEの「UE capability」を収集するように構成されている収集部21と、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されている選択部22とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴において、選択部21は、各移動局UEの「UE identification」から特定可能な各移動局UEの端末種別(Handset type)と「UE subscription」と「UE capability」とに基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されていてもよい。
本実施形態の第5の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、無線基地局eNBが、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集する工程Aと、無線基地局eNBが、各移動局UEの「UE capability」を収集する工程Bと、無線基地局eNBが、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択する工程Cとを有することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴において、工程Cにおいて、無線基地局eNBは、各移動局UEの「UE identification(識別情報)」から特定可能な各移動局UEの端末種別(Handset type)と「UE subscription」と「UE capability」とに基づいて、対象移動局UEを選択してもよい。
本実施形態の第6の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている無線基地局eNBであって、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局UEの「UE subscription」を収集し、各移動局UEの「UE capability」を収集するように構成されている収集部31と、「UE subscription」及び「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されている選択部32とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第6の特徴において、選択部32は、各移動局UEの「UE identification」から特定可能な各移動局UEの端末種別(Handset type)と「UE subscription」と「UE capability」とに基づいて、対象移動局UEを選択するように構成されていてもよい。
本実施形態の第7の特徴は、対象移動局UEに所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、交換局MMEが、加入者情報サーバHSSによって管理されている各移動局の「UE subscription」を収集する工程と、交換局MMEが、各移動局の「UE subscription」に基づいて対象移動局UEを選択し、無線基地局eNBに対して対象移動局UEの選択結果「UE selection based on UE subscription result」を通知する工程と、無線基地局eNBが、各移動局UEの「UE capability」を収集する工程と、無線基地局eNBが、対象移動局UEの選択結果及び各移動局UEの「UE capability」に基づいて、対象移動局UEを選択する工程とを有することを要旨とする。
なお、上述の移動局UEや加入者情報サーバや無線基地局eNBや交換局MMEや運用保守サーバOAMの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや加入者情報サーバや無線基地局eNBや交換局MMEや運用保守サーバOAM内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや加入者情報サーバや無線基地局eNBや交換局MMEや運用保守サーバOAM内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
HSS…加入者情報サーバ
OAM…運用保守サーバ
MME…交換局
eNB…無線基地局
11、21、31…収集部
12、22、32…選択部
13、23、33…通知部

Claims (13)

  1. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、
    運用保守サーバが、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程Aと、
    前記運用保守サーバが、各移動局の能力情報を収集する工程Bと、
    前記運用保守サーバが、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 前記工程Cにおいて、前記運用保守サーバは、各移動局の識別情報から特定可能な各移動局の端末種別と前記加入者情報と前記能力情報とに基づいて、前記対象移動局を選択することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  3. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている運用保守サーバであって、
    加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集し、各移動局の能力情報を収集するように構成されている収集部と、
    前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されている選択部とを具備することを特徴とする運用保守サーバ。
  4. 前記選択部は、各移動局の識別情報から特定可能な各移動局の端末種別と前記加入者情報と前記能力情報とに基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の運用保守サーバ。
  5. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、
    交換局が、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程Aと、
    前記交換局が、各移動局の能力情報を収集する工程Bと、
    前記交換局が、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
  6. 前記工程Cにおいて、前記交換局は、各移動局の識別情報から特定可能な各移動局の端末種別と前記加入者情報と前記能力情報とに基づいて、前記対象移動局を選択することを特徴とする請求項5に記載の移動通信方法。
  7. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている交換局であって、
    加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集し、各移動局の能力情報を収集するように構成されている収集部と、
    前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されている選択部とを具備することを特徴とする交換局。
  8. 前記選択部は、各移動局の識別情報から特定可能な各移動局の端末種別と前記加入者情報と前記能力情報とに基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の交換局。
  9. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、
    無線基地局が、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程Aと、
    前記無線基地局が、各移動局の能力情報を収集する工程Bと、
    前記無線基地局が、前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
  10. 前記工程Cにおいて、前記無線基地局は、各移動局の識別情報から特定可能な各移動局の端末種別と前記加入者情報と前記能力情報とに基づいて、前記対象移動局を選択することを特徴とする請求項9に記載の移動通信方法。
  11. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させるように構成されている無線基地局であって、
    加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集し、各移動局の能力情報を収集するように構成されている収集部と、
    前記加入者情報及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されている選択部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  12. 前記選択部は、各移動局の識別情報から特定可能な各移動局の端末種別と前記加入者情報と前記能力情報とに基づいて、前記対象移動局を選択するように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の無線基地局。
  13. 対象移動局に所望無線品質を測定させて報告させる移動通信方法であって、
    交換局が、加入者情報サーバによって管理されている各移動局の加入者情報を収集する工程と、
    前記交換局が、前記加入者情報に基づいて前記対象移動局を選択し、無線基地局に対して該対象移動局の選択結果を通知する工程と、
    前記無線基地局が、各移動局の能力情報を収集する工程と、
    前記無線基地局が、前記対象移動局の選択結果及び前記能力情報に基づいて、前記対象移動局を選択する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
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