JP2011220572A - 可動セパレータ付き横型電気温水器及びその給湯方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】貯湯タンク内を高温水室と低温水室に区分けすると共に、それぞれの容積を可変することで、給湯中、即ち給水中に高温水と低温水とが混合することを防止して、高温水を効率よく使用することができ、かつ安定した温度で給湯する。
【解決手段】貯湯タンク2の上部に設けた給湯排出口6と、貯湯タンク2に設けた給水口5と、貯湯タンク2内における発熱体3側の高温水室HRと、給水口5側の低温水室LRの容積を可変自在に仕切るために、貯湯タンク2内において横方向へ移動自在に設けた可動セパレータ4とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】貯湯タンク2の上部に設けた給湯排出口6と、貯湯タンク2に設けた給水口5と、貯湯タンク2内における発熱体3側の高温水室HRと、給水口5側の低温水室LRの容積を可変自在に仕切るために、貯湯タンク2内において横方向へ移動自在に設けた可動セパレータ4とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、集合住宅又は戸建住宅等に設置される横型の貯湯タンクを有する貯湯式電気温水器に係り、特に貯湯タンク内を高温水室と低温水室の容積を自由に変えられる可動セパレータ付き横型電気温水器及びその給湯方法に関する。
従来から、貯湯タンク式の電気温水器は、電気料金の安い夜間電力を利用して沸かした温水を貯湯タンクに貯蔵しておき、昼間のピーク時にその温水を使用するものである。このような電気温水器は住宅用に多く使用されている。昼間電力用の加熱装置を具備していないものは、その貯湯タンクの貯湯量は、1日の給湯使用量に設定する必要がある。
貯湯タンクには、大きく分類して、「縦型の貯湯タンク」と「横型の貯湯タンク」の2種類がある。図14に示すような、縦型の貯湯タンク式電気温水器51は、加熱装置52となるニクロム線を銅管に収め、またはニクロム線と銅管の間にアルミナのような熱の伝導体を詰めたものを用い、堅牢な鋼板製の縦長になる貯湯タンク53の中に装置したものである。その給湯温度は、サーモスタットにより一定に維持するようになっている。この「縦型の貯湯タンク」は、建物のデッドスペースを有効に活用できるという特徴がある。
また、図15に示すような横型の貯湯タンク式電気温水器61も、縦型の貯湯タンク式電気温水器51と同様に加熱装置62を横長になる貯湯タンク63の中に装置したものである。
横型のタンクを具備した電気温水器に関する技術としては、例えば特許文献1の特開平08−219546号公報「熱湯貯湯式横型電気温水器」のように、屋根裏、階段の下、床下等、通常用いられていない上下寸法の狭いデッドスペースに設置でき、通電開始後より早く高温の熱湯を取り出すことができる熱湯貯湯式横型電気温水器が提案されている。
特開平08−219546号公報
しかし、横型の貯湯タンク式電気温水器61は、縦型の貯湯タンク53ように水温層(上部高温、下部低温の層)に厚さが取れず,各層が薄く、層間の接触面積が大きいものであった。このため、横型の貯湯タンク63では、上部の温度が早く下がるため、縦型に比べ高温水を有効に使用できないという問題を有していた。そこで、横型の貯湯タンク63内には攪拌装置64を内蔵しているものが多かった。
また、特許文献1の「熱湯貯湯式横型電気温水器」は、加熱部内の水のみがヒーターで加熱されるので、ごく短時間に加熱部内の湯温を上昇させることができるが、貯湯タンク内を分離板で加熱部と貯溜部とに区分けしただけで、大量に給湯する場合には対応できないという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、貯湯タンク内を高温水室と低温水室に区分けすると共に、それぞれの容積を可変することで、給湯中、即ち給水中に高温水と低温水とが混合することを防止して、高温水を効率よく使用することができ、かつ安定した温度で給湯できる可動セパレータ付き横型電気温水器及びその給湯方法を提供することにある。
本発明の横型電気温水器は、貯湯タンク(2)に発熱体(3)を備えた可動セパレータ付き横型電気温水器であって、前記貯湯タンク(2)の上部に設けた給湯排出口(6)と、前記貯湯タンク(2)に設けた給水口(5)と、前記貯湯タンク(2)内における前記発熱体(3)側の高温水室(HR)と、前記給水口(5)側の低温水室(LR)の容積を可変自在に仕切るために、該貯湯タンク(2)内において横方向へ移動自在に設けた可動セパレータ(4)と、を備えたことを特徴とする。
例えば、前記可動セパレータ(4)は、前記貯湯タンク(2)の内径壁面に密着するように外径形状を形成し、かつ断熱材から成るセパレータ本体(7)と、該セパレータ本体(7)内に設けた、前記低温水室(LR)から低温水を前記高温水室(HR)へ送る水路(8)と、から成るものである。
また、前記可動セパレータ(4)は、前記セパレータ本体(7)の中心に開けた、ねじ切りを形成した貫通孔(11)と、該ねじ切りと螺合するねじ山を形成した駆動軸(12)を、前記貯湯タンク(2)の横方向に配置し、該駆動軸(12)を回動することにより、セパレータ本体(7)が貯湯タンク(2)内を移動するように構成したものである。
例えば、前記可動セパレータ(4)は、前記貯湯タンク(2)の内径壁面に密着するように外径形状を形成し、かつ断熱材から成るセパレータ本体(7)と、該セパレータ本体(7)内に設けた、前記低温水室(LR)から低温水を前記高温水室(HR)へ送る水路(8)と、から成るものである。
また、前記可動セパレータ(4)は、前記セパレータ本体(7)の中心に開けた、ねじ切りを形成した貫通孔(11)と、該ねじ切りと螺合するねじ山を形成した駆動軸(12)を、前記貯湯タンク(2)の横方向に配置し、該駆動軸(12)を回動することにより、セパレータ本体(7)が貯湯タンク(2)内を移動するように構成したものである。
前記貯湯タンク(2)内に設けた発熱体(3)と給湯排出口(6)との間に、該貯湯タンク(2)の内径壁面を仕切り壁(32)で区画する加熱室(33)を更に設け
ることができる。
例えば、前記加熱室(33)は、仕切り壁(32)の下部に、温水を導入する給水孔(34)を設け、該仕切り壁(32)の上部に、該加熱室(33)内で加熱した高温水を給湯排出口(6)へ導く逆止弁(35)を具備した導出管(36)を設けたものである。
ることができる。
例えば、前記加熱室(33)は、仕切り壁(32)の下部に、温水を導入する給水孔(34)を設け、該仕切り壁(32)の上部に、該加熱室(33)内で加熱した高温水を給湯排出口(6)へ導く逆止弁(35)を具備した導出管(36)を設けたものである。
本発明の給湯方法は、貯湯タンク(2)に発熱体(3)を設け、該貯湯タンク(2)内において横方向へ自在に移動する可動セパレータ(4)とを備え、該可動セパレータ(4)を横方向へ移動させ、発熱体(3)側の高温水室(HR)と、給水口(5)側の低温水室(LR)の容積を可変できる可動セパレータ付き横型電気温水器の給湯方法であって、前記高温水室(HR)の温湯を給湯排出口(6)から給湯するときに、同時に前記低温水室(LR)に給水された低温水が該高温水室(HR)に流入しないように、前記可動セパレータ(4)を発熱体(3)側へ徐々に移動させることを特徴とする。
本発明の構成の横型電気温水器及び給湯方法では、貯湯タンク(2)内に高温水室(HR)と低温水室(LR)を仕切る可動セパレータ(4)を、貯湯タンク(2)内において横方向に可動自在に設けたので、給湯排出口(6)から高温水を排出したときに、可動セパレータ(4)を発熱体(3)側へ移動させ、高温水室(HR)を狭めることで低温水が混合することを防ぐことができる。即ち、給湯と同時に給水した低温水は、先ず可動セパレータ(4)で仕切られた低温水室(LR)へ流入されるので、直ぐに沸き上げた高温水に混ざらず、温度が不安定にならない。そこで、給湯に際して高温水を効率よく使用することができ、かつ安定した温度で給湯することができる。
一方、冬季のように温水を大量に使用するときは、貯湯タンク(2)内の可動セパレータ(4)をずらして全湯量を沸き上げ、その温水を貯蔵して使用する。一方、温水の使用量が冬季に比べて減少する夏季では、貯湯タンク(2)内の可動セパレータ(4)をずらして一部の湯量のみを沸き上げるようにして熱損失を低減することができる。同様に、湯を使用する家族の人数が増減したときにも、可動セパレータ(4)を移動させて、沸き上げる湯量を調整することができる。
加熱室(33)を設けた貯湯タンク(2)では、高温水に短時間で沸き上げることができる。しかも、その高温水が低温水と混合しないので、安定した温度の高温水を常時使用
することができる。
することができる。
本発明の可動セパレータ付き横型電気温水器は、横長に形成した貯湯タンク内における発熱体側の高温水室と、給水口側の低温水室の容積を可変し得るように仕切るために、貯湯タンクの横方向へ移動自在に設けた可動セパレータを備えた横型電気温水器である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の可動セパレータ付き横型電気温水器を示す正断面図である。図2は可動セパレータの一例を示し、(a)は左側面図、(b)は拡大正断面図である。
実施例1の可動セパレータ付き横型電気温水器1は、横長に形成した貯湯タンク2内にその横方向の一端側に、電気料金の安い夜間電力を利用して湯を沸き上げるための発熱体3を設けた。特に、本発明の貯湯タンク2には、その横方向へ自在に移動できる可動セパレータ4を設けた。この可動セパレータ4は、貯湯タンク2内について、発熱体3側の高温水室HRと、水を供給する給水口5側の低温水室LRとに仕切り、かつそれぞれの容積を可変し得る機能を有する。
図1は実施例1の可動セパレータ付き横型電気温水器を示す正断面図である。図2は可動セパレータの一例を示し、(a)は左側面図、(b)は拡大正断面図である。
実施例1の可動セパレータ付き横型電気温水器1は、横長に形成した貯湯タンク2内にその横方向の一端側に、電気料金の安い夜間電力を利用して湯を沸き上げるための発熱体3を設けた。特に、本発明の貯湯タンク2には、その横方向へ自在に移動できる可動セパレータ4を設けた。この可動セパレータ4は、貯湯タンク2内について、発熱体3側の高温水室HRと、水を供給する給水口5側の低温水室LRとに仕切り、かつそれぞれの容積を可変し得る機能を有する。
横長に形成した貯湯タンク2は、所定量の温水を貯蔵できるように、全体を横向きの略円筒形状に形成し、その周囲に真空断熱材等の断熱材を貼り付けたものである。この断熱材は、13時間放置後の温度低下が20度未満を満足する程度の素材が必要である。略円筒形状の貯湯タンク2に代えて六角柱、八角柱等の略多角柱形状のような横長に形成したタンクも利用することができる。
この貯湯タンク2は、堅牢な鋼板により製造する。あるいは、合成樹脂製のブロー成型により製造する。例えば、PPE(ポリフェノールエチレン)等の合成樹脂材を用いる。但し、タンクとして常時0.1MPaの耐圧力、常時85℃から最高100℃程度の耐熱性能を有する合成樹脂材であれば、このPPEに限定されず他の合成樹脂材に種々変更できる。
横長に形成した貯湯タンク2の横方向の一端側の上部に、給湯排出口6を設けた。給水口5は、貯湯タンク2の横方向の他端側(図1の図示上右側)の下部に設けた。なお、給水口5はこの下部以外に、貯湯タンク2他端側の上下方向における中間位置、上部位置に設けることも可能である。給湯排出口6と給水口5共に上部位置というレイアウトの自由度が高い。貯湯タンク2の建物内における配置場所、又は給水管、給湯管の配管方向に応じてレイアウトを可変できる。
給水口5に接続する給水管に空気抜き弁(図示していない)を設けて貯湯タンク2内に流入する冷水に泡、気泡を除去する構造とすることが望ましい。泡、気泡は水流を撹乱し、界面Bの平準化を阻害するからである。
可動セパレータ4は、横長の貯湯タンク2の横方向へ移動自在に移動し得る構成である。例えば、横長に形成した貯湯タンク2のときは、その長手方向に移動させる。図1の図示上における左右両方向へ移動可能に構成した。この可動セパレータ4は、貯湯タンク2内における給湯排出口6(図示上の左側)側の高温水室HRと、給水口5(図示上の右側)側の低温水室LRの容積を可変し得るように仕切る。
可動セパレータ4は、横長の貯湯タンク2が円筒形状であれば、その輪切りにした状態の形状、即ち円盤状の部材である。この可動セパレータ4は、低温水室LRの冷水を高温水室HRへ送る機能を有する。なお、貯湯タンク2が略多角柱形状の場合は、その可動セパレータ4もその貯湯タンク2の外径形状に合わせた形状にする。
可動セパレータ4は、図2(a)、(b)に示すように、貯湯タンク2の内径壁面に密着するように外径形状を形成し、かつ断熱材から成るセパレータ本体7と、このセパレータ本体7内に、低温水室LR側から低温水を高温水室HR側へ送る水路8を設けた。可動セパレータ4の冷水取入口9は、可動セパレータ4の上部に設ける。給水口5から少しでも遠くの位置に形成し、貯湯タンク2内において、ある程度加温された冷水を高温水室HR側へ送るためである。また、冷水取出口10は、可動セパレータ4の下部に設けた。高温水室HRで加熱された温湯に冷水が直ぐ混ざらないようにするためである。
可動セパレータ4は、セパレータ本体7の中心に、ねじ切りを形成した貫通孔11を開け、このねじ切りと螺合するねじ山を形成した駆動軸12を貯湯タンク2の横方向に配置し、駆動軸12をモータ13で回動することにより、セパレータ本体7が貯湯タンク2内を移動するように構成した(スピンドル方式)。このセパレータ本体7が貯湯タンク2内で駆動軸12と共に回転しない構造にする。例えば、貯湯タンク2の横方向にガイドを形成し、このガイドに可動セパレータ4を沿わせる構造にする(図示していない)。
可動セパレータ4を貯湯タンク2で自在に移動させる構成は、このスピンドル方式に限定されない。例えば、駆動軸12の回転に代えて、ワイヤーを用いて移動させる構成もある(図示していない)。更に、ベルト駆動方式又はチェーン駆動方式などにより駆動することができる。
図3は可動セパレータを給水口へ移動させ、タンクの全湯量を沸き上げる状態を示す横型電気温水器の正断面図である。
例えば、冬季のように温水を大量に使用するときは、図3に示すように、可動セパレータ4を給水口5へ移動させ、高温水室HRの容積が最大になる状態にする。電気料金の安い夜間電力を利用して発熱体3で湯を沸かし、その高温水を最大に広げた高温水室HRに貯蔵し、昼間の使用ピーク時にその湯を供給する。この状態は、沸き上げ時間帯に高温水を使用することがないときに適している。
例えば、冬季のように温水を大量に使用するときは、図3に示すように、可動セパレータ4を給水口5へ移動させ、高温水室HRの容積が最大になる状態にする。電気料金の安い夜間電力を利用して発熱体3で湯を沸かし、その高温水を最大に広げた高温水室HRに貯蔵し、昼間の使用ピーク時にその湯を供給する。この状態は、沸き上げ時間帯に高温水を使用することがないときに適している。
図4は可動セパレータを横長タンクの中間に移動させ、タンクの一部の湯量を沸き上げる状態を示す横型電気温水器の正断面図である。
本発明の横長の貯湯タンク2では、内部の冷水の全部を加熱する必要はなく、温水の使用量が冬季に比べて減少する夏季では、貯湯タンク2内の一部の湯量のみを沸き上げ、その温水を貯蔵して使用する。これにより、熱損失を低減させ、熱エネルギーの利用効率を高めることができる。このときは、高温水室HRと低温水室LRが形成されるが、可動セパレータ4が断熱性を有する材質からなるので、高温水室HR内の温湯は冷却されない。可動セパレータ4を駆動するモータ13は、後述するように演算部14からの指令で制御するようになっている。
本発明の横長の貯湯タンク2では、内部の冷水の全部を加熱する必要はなく、温水の使用量が冬季に比べて減少する夏季では、貯湯タンク2内の一部の湯量のみを沸き上げ、その温水を貯蔵して使用する。これにより、熱損失を低減させ、熱エネルギーの利用効率を高めることができる。このときは、高温水室HRと低温水室LRが形成されるが、可動セパレータ4が断熱性を有する材質からなるので、高温水室HR内の温湯は冷却されない。可動セパレータ4を駆動するモータ13は、後述するように演算部14からの指令で制御するようになっている。
可動セパレータ4の停止位置については、例えば、横型電気温水器1ごとの給湯量、給水量を計測して、その体積分だけ可動セパレータ4を移動させる。このときの湯量は、可動セパレータ4内(即ち、水路8内)の容量を考慮して、低温水が高温水室HRへ流入しないように少し多い数値に設定する。
本発明の可動セパレータ4は季節ごとに移動するだけでなく、湯を使用する家族の人数が増減したときにも、可動セパレータ4をずらして沸き上げ湯量を調整することができる。勿論、人数が多いときは可動セパレータ4を給水口5へ移動させ、高温水室HRの容積を最大にする。逆に、人数が減ったときは可動セパレータ4を中間位置へ移動させ、高温水室HRの容積を小さくする。
本発明では、給湯中において、給湯排出口6から高温水を排出したときに、可動セパレータ4を発熱体3側へ移動させ、高温水室HRを狭めるようになっている。給湯と同時に給水した低温水は、先ず可動セパレータ4で仕切られた低温水室LRへ流入されるので、直ぐに沸き上げた高温水に混ざらないようにするためである。貯湯タンク2の高温水室HR内では撹拌装置15で強制的に撹拌することも可能である。
この可動セパレータ4を発熱体3側へ移動させるときは、例えば給湯量に応じて可動セパレータ4を移動させる。または、可動セパレータ4の高温水室HR側の冷水取出口10の温度、又は高温水室HRの下部の温度が一定値以下(例えば50℃)になると、可動セパレータ4を発熱体3側へ移動させる。このとき温度センサで検知した数値を演算部14で処理し、この演算部14からの指令でモータ13を駆動制御して可動セパレータ4を移動させる。
図5は長い水路を形成した可動セパレータの他の実施例を示す分解斜視図である。
本発明の可動セパレータ4の形状は、断熱材から成るセパレータ本体7と、セパレータ本体7内に、低温水室LR側から低温水を高温水室HR側へ送る水路8を設けた。この水路8は構成は、図2(a)、(b)に示した形状に限定されない。冷水取入口9から冷水取出口10までの水路8について、内壁を細かく区切り、その距離を長く形成することが好ましい。水路8途中の熱交換により、温度上昇した冷水を冷水取出口10から高温水室HR側へ送り出すためである。
本発明の可動セパレータ4の形状は、断熱材から成るセパレータ本体7と、セパレータ本体7内に、低温水室LR側から低温水を高温水室HR側へ送る水路8を設けた。この水路8は構成は、図2(a)、(b)に示した形状に限定されない。冷水取入口9から冷水取出口10までの水路8について、内壁を細かく区切り、その距離を長く形成することが好ましい。水路8途中の熱交換により、温度上昇した冷水を冷水取出口10から高温水室HR側へ送り出すためである。
図6は更に長い水路を形成した可動セパレータの他の実施例を示す分解斜視図である。
図示例の可動セパレータ4は、セパレータ本体7を2層構造にして水路8を更に長い距
離構成にしたものである。上述した図5、図6に示す構造は一例で、図示例以外に水路8をパイプで形成することも可能である。
図示例の可動セパレータ4は、セパレータ本体7を2層構造にして水路8を更に長い距
離構成にしたものである。上述した図5、図6に示す構造は一例で、図示例以外に水路8をパイプで形成することも可能である。
図7は水路に代えて冷水取入口に蓋を形成した可動セパレータの他の実施例を示す斜視図である。
逆に、図7は可動セパレータ4を単純な構造にした例であり、上述した水路8を省略して断熱材を有するセパレータ本体7に、低温水室LR側から低温水を高温水室HR側へ送る冷水取入口9に双方へ開閉する構造の蓋16を設けただけのものである。このような単純な構成の可動セパレータ4でも貯湯タンク2内を高温水室HRと低温水室LRとに仕切ることができる。
逆に、図7は可動セパレータ4を単純な構造にした例であり、上述した水路8を省略して断熱材を有するセパレータ本体7に、低温水室LR側から低温水を高温水室HR側へ送る冷水取入口9に双方へ開閉する構造の蓋16を設けただけのものである。このような単純な構成の可動セパレータ4でも貯湯タンク2内を高温水室HRと低温水室LRとに仕切ることができる。
図8は水路に代えて冷水取入口に弁を形成した可動セパレータの他の実施例を示す正断面図である。
可動セパレータ4内の水の移動は、原則として給水された水を低温水室LR側から高温水室HR側へ送るときのみである。そこで、可動セパレータ4には、その冷水取入口9に逆止弁17を取り付けた単純な構成でもよい。この逆止弁17は、冷水取入口9から高温水室HRの温湯が逆流することを防止するためである。
可動セパレータ4内の水の移動は、原則として給水された水を低温水室LR側から高温水室HR側へ送るときのみである。そこで、可動セパレータ4には、その冷水取入口9に逆止弁17を取り付けた単純な構成でもよい。この逆止弁17は、冷水取入口9から高温水室HRの温湯が逆流することを防止するためである。
図9は貯湯タンクの形状の変形例を示す横型電気温水器の平断面図である。
本発明の可動セパレータ付き横型電気温水器1は、建物内における配置場所に応じて、貯湯タンク2を略立方体形状又は略直方体形状に形成することができる。例えば図示のように平面視で略正方形状になる貯湯タンク2内にも可動セパレータ4を設け、この可動セパレータ4を横方向へ自在に移動させる。この変形例の可動セパレータ4も、貯湯タンク2内において、発熱体3側の高温水室HRと、水を供給する給水口5側の低温水室LRとに仕切り、かつそれぞれの容積を可変させる機能がある。
本発明の可動セパレータ付き横型電気温水器1は、建物内における配置場所に応じて、貯湯タンク2を略立方体形状又は略直方体形状に形成することができる。例えば図示のように平面視で略正方形状になる貯湯タンク2内にも可動セパレータ4を設け、この可動セパレータ4を横方向へ自在に移動させる。この変形例の可動セパレータ4も、貯湯タンク2内において、発熱体3側の高温水室HRと、水を供給する給水口5側の低温水室LRとに仕切り、かつそれぞれの容積を可変させる機能がある。
図10は外部加熱式の発熱体の変形例を示す横型電気温水器の正断面図である。
発熱体4は必ずしも貯湯タンク2内に設ける必要はない。図示例のように、貯湯タンク2の外部に外部発熱体18を設けることができる。例えば貯湯タンク2の一端側の上部に上部循環口19を、下部に下部循環口20をそれぞれ開け、これらに循環パイプ21を連結した。この連結した循環パイプ21の間にポンプ22と外部発熱体18を接続し、貯湯タンク2内の温湯を加熱しながら循環することができる。
発熱体4は必ずしも貯湯タンク2内に設ける必要はない。図示例のように、貯湯タンク2の外部に外部発熱体18を設けることができる。例えば貯湯タンク2の一端側の上部に上部循環口19を、下部に下部循環口20をそれぞれ開け、これらに循環パイプ21を連結した。この連結した循環パイプ21の間にポンプ22と外部発熱体18を接続し、貯湯タンク2内の温湯を加熱しながら循環することができる。
図11は貯湯タンク内に加熱室を設けた実施例2の可動セパレータ付き横型電気温水器を示し、(a)は全体の正断面図、(b)は仕切り壁の拡大右側面図である。
実施例2の可動セパレータ付き横型電気温水器31は、貯湯タンク2の発熱体3と給湯排出口6との間に、貯湯タンク2の内径壁面を仕切り壁32で区画して加熱室33を設けた。実施例2の横型電気温水器31は、貯湯タンク2を予め3室構成にした。加熱室33を構成する仕切り壁32の下部に、低温水を導入する給水孔34を設け、仕切り壁32の上部に、加熱室33内で加熱した温湯を給湯排出口6へ導く、逆止弁35を具備した導出管36を設けた。
実施例2の可動セパレータ付き横型電気温水器31は、貯湯タンク2の発熱体3と給湯排出口6との間に、貯湯タンク2の内径壁面を仕切り壁32で区画して加熱室33を設けた。実施例2の横型電気温水器31は、貯湯タンク2を予め3室構成にした。加熱室33を構成する仕切り壁32の下部に、低温水を導入する給水孔34を設け、仕切り壁32の上部に、加熱室33内で加熱した温湯を給湯排出口6へ導く、逆止弁35を具備した導出管36を設けた。
実施例2の可動セパレータ付き横型電気温水器31では、加熱室33を設けたので、高温水に短時間で沸き上げることができる。しかも、その高温水が可動セパレータ4で低温水と混合しないので、安定した温度の高温水を常時使用することができる。
図12は可動セパレータを給水口へ移動させ、タンクの全湯量を沸き上げる状態を示す横型電気温水器の正断面図である。
加熱室33を設けた実施例2の横型電気温水器31についても、上述したように、可動
セパレータ4を使用して、効率よく沸き上げ、また効率よく給湯することができる。例えば冬季のように温水を大量に使用するときは、可動セパレータ4を給水口5へ移動させ、高温水室HRの容積を最大に構成した状態にして使用する。夜間電力を利用して発熱体3で湯を沸かして最大に広げた高温水室HRに貯蔵し、昼間の使用ピーク時にその湯を供給する。
加熱室33を設けた実施例2の横型電気温水器31についても、上述したように、可動
セパレータ4を使用して、効率よく沸き上げ、また効率よく給湯することができる。例えば冬季のように温水を大量に使用するときは、可動セパレータ4を給水口5へ移動させ、高温水室HRの容積を最大に構成した状態にして使用する。夜間電力を利用して発熱体3で湯を沸かして最大に広げた高温水室HRに貯蔵し、昼間の使用ピーク時にその湯を供給する。
図11は可動セパレータを横長タンクの中間に移動させ、タンクの一部の湯量を沸き上げる状態を示す横型電気温水器の正断面図である。
温水の使用量が冬季に比べて減少する夏季では、貯湯タンク2内の一部の湯量のみを沸き上げることにより、熱損失を低減させ、熱エネルギーの利用効率を高める。
温水の使用量が冬季に比べて減少する夏季では、貯湯タンク2内の一部の湯量のみを沸き上げることにより、熱損失を低減させ、熱エネルギーの利用効率を高める。
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、横長の貯湯タンク2内を高温水室HRと低温水室LRに区分けすると共に、それぞれの容積を可変することで、給湯中、即ち給水中に高温水と低温水とが混合することを防止して、高温水を効率よく使用することができ、かつ安定した温度で給湯できる構成であれば、図示したような構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の可動セパレータ付き横型電気温水器及びその給湯方法は、家庭用温水器に利用するだけでなく、業務用の大型の貯湯タンクを有する横型電気温水器においても利用することができる。
1 横型電気温水器(実施例1)
2 貯湯タンク
3 発熱体
4 可動セパレータ
5 給水口
6 給湯排出口
7 セパレータ本体
8 水路
11 貫通孔
12 駆動軸
31 横型電気温水器(実施例2)
32 仕切り壁
33 加熱室
34 給水孔
35 逆止弁
36 導出管
HR 高温水室
LR 低温水室
2 貯湯タンク
3 発熱体
4 可動セパレータ
5 給水口
6 給湯排出口
7 セパレータ本体
8 水路
11 貫通孔
12 駆動軸
31 横型電気温水器(実施例2)
32 仕切り壁
33 加熱室
34 給水孔
35 逆止弁
36 導出管
HR 高温水室
LR 低温水室
Claims (6)
- 貯湯タンク(2)に発熱体(3)を備えた可動セパレータ付き横型電気温水器であって、
前記貯湯タンク(2)の上部に設けた給湯排出口(6)と、
前記貯湯タンク(2)に設けた給水口(5)と、
前記貯湯タンク(2)における前記発熱体(3)側の高温水室(HR)と、前記給水口(5)側の低温水室(LR)の容積を可変自在に仕切るために、該貯湯タンク(2)内において横方向へ移動自在に設けた可動セパレータ(4)と、を備えた、ことを特徴とする可動セパレータ付き横型電気温水器。 - 前記可動セパレータ(4)は、
前記貯湯タンク(2)の内径壁面に密着するように外径形状を形成し、かつ断熱材から成るセパレータ本体(7)と、
該セパレータ本体(7)内に設けた、前記低温水室(LR)から低温水を前記高温水室(HR)へ送る水路(8)と、から成る、ことを特徴とする請求項1の可動セパレータ付き横型電気温水器。 - 前記可動セパレータ(4)は、
前記セパレータ本体(7)の中心に開けた、ねじ切りを形成した貫通孔(11)と、該ねじ切りと螺合するねじ山を形成した駆動軸(12)を、前記貯湯タンク(2)の横方向に配置し、
該駆動軸(12)を回動することにより、セパレータ本体(7)が貯湯タンク(2)内を移動するように構成した、ことを特徴とする請求項1又は2の可動セパレータ付き横型電気温水器。 - 前記貯湯タンク(2)内に設けた発熱体(3)と給湯排出口(6)との間に、該貯湯タンク(2)の内径壁面を仕切り壁(32)で区画する加熱室(33)を更に設けた、ことを特徴とする請求項1の可動セパレータ付き横型電気温水器。
- 前記加熱室(33)は、仕切り壁(32)の下部に、温水を導入する給水孔(34)を設け、該仕切り壁(32)の上部に、該加熱室(33)内で加熱した高温水を給湯排出口(6)へ導く逆止弁(35)を具備した導出管(36)を設けた、ことを特徴とする請求項1の可動セパレータ付き横型電気温水器。
- 貯湯タンク(2)に発熱体(3)を設け、該貯湯タンク(2)内において横方向へ自在に移動する可動セパレータ(4)とを備え、該可動セパレータ(4)を横方向へ移動させ、発熱体(3)側の高温水室(HR)と、給水口(5)側の低温水室(LR)の容積を可変できる可動セパレータ付き横型電気温水器の給湯方法であって、
前記高温水室(HR)の温湯を給湯排出口(6)から給湯するときに、同時に前記低温水室(LR)に給水された低温水が該高温水室(HR)に流入しないように、前記可動セパレータ(4)を発熱体(3)側へ徐々に移動させる、ことを特徴とする可動セパレータ付き横型電気温水器の給湯方法。
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