JP2011217660A - 魚のうろこ取り機 - Google Patents

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Abstract

【課題】魚のうろこを簡単確実に剥ぎ取るとともに、効率よく回収する。
【解決手段】エアモータ2と、エアモータ2の回転軸22に連結され、長手方向に多数の刃先321を形成した複数枚の剥離刃32が筒体31に周方向に間隔をおいて固定された刃体3と、刃体3の周囲を覆うとともに刃体3に対応して切欠部41aが形成されてエアモータ2に固定された略円筒状のカバー4とからうろこ取り機1が構成される。そして、エアモータ2に供給された圧縮エアによって回転軸22を介して刃体3を回転させた状態で、魚Fの表面に刃体3の刃先321を軽く接触させ、尾側から頭部に向けて移動させることにより、うろこを剥ぎ取るとともに、圧縮エアの排気をカバー4に沿って吹き出させて、剥ぎ取ったうろこを吹き飛ばして捕集ネット5に回収する。
【選択図】図1

Description

この発明は、魚のうろこ取り機に関するものである。
一般に、魚を調理するとき、包丁の刃先を魚の表面にあてがい、その尾の方から頭部に向かって包丁を繰り返し移動させることにより、うろこを引っ掛けて剥ぎ取るようにしている。
一方、魚を大量に処理する加工場や、魚市場などにおいては、手作業では疲労も大きく、また、処理できる量に限度があるため、モータを利用して剥離刃を回転させ、魚のうろこを剥ぎ取ることも提案され、実施されている(例えば、特許文献1参照)。
実公平1−35185号公報
ところで、前述した魚のうろこ取り機においては、魚から剥離したうろこが剥離刃の多数の突起の根元において筒体表面に付着して溜まるため、徐々にうろこの剥離能力が低下し、作業を中断して付着したうろこを掻き落とす必要があり、作業効率が低下するものとなっていた。
また、うろこからコラーゲンを抽出する試みが提案されており、うろこを再利用するためには、剥離したうろこを効率よく回収する必要がある。しかしながら、通常、剥離したうろこは、水で洗い流すことから、調理に際して発生した臓物やえらなどの不用物と混ざり合い、うろこを回収するためには、不用物を選別しなければならず、作業が複雑になるとともに、コストがかさむという欠点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、魚のうろこを簡単確実に剥ぎ取るとともに、効率よく回収することのできる魚のうろこ取り機を提供するものである。
本発明は、エアモータと、エアモータの回転軸に連結され、長手方向に多数の刃先を形成した複数枚の剥離刃が筒体に周方向に間隔をおいて固定された刃体と、刃体の周囲を覆うとともに刃体に対応して切欠部が形成されてエアモータに固定された略円筒状のカバーとから構成され、エアモータに供給された圧縮エアによって回転軸を介して刃体を回転させ、魚のうろこを剥ぎ取るとともに、吹き出された圧縮エアの排気によって剥ぎ取られたうろこをカバーの先方から吹き飛ばすことを特徴とするものである。
本発明によれば、エアモータを把持するとともに、操作レバーを把握すると、給気バルブが開放位置に切り換えられて圧縮エアが供給され、回転軸を回転させる。回転軸が回転すると、刃体を連動して回転させることから、カバーの切欠部を通して刃体の剥離刃の刃先を魚の表面にあてがうとともに、その表面に沿って尾側から頭部に向かって移動させることにより、魚のうろこを順次剥ぎ取ることができる。この際、エアモータに供給された圧縮エアの排気が先端から吹き出されて略円筒状のカバーに沿って排出されることにより、剥ぎ取られたうろこは、カバーの先方に向けて吹き飛ばされる。これにより、うろこを刃体の各剥離刃の刃先によって簡単に、かつ、確実に剥ぎ取ることができるとともに、剥ぎ取ったうろこを刃体の表面に付着させることなく吹き飛ばして一定位置に集めることができる。また、エアモータを利用することにより、電動モータを利用する場合のように、水を利用する環境下での感電事故を発生させることがなく、安全に作業を行うことができる他、フレキシブルシャフトを利用して機械的に動力を伝動する場合に比較して操作性も良好となる。
この結果、魚のうろこを簡単に、かつ、確実に剥ぎ取ることができるとともに、うろこのみを回収することができ、うろこの再利用を図ることができる。
本発明において、前記カバーの先端部に捕集ネットが着脱自在に装着されることが好ましい。これにより、魚から順次剥ぎ取られたうろこを圧縮エアの排気によってカバーの先方に向けて吹き飛ばし、捕集ネットに確実に捕集することができ、うろこの回収をコストをかけることなく簡単に行うことができる。
本発明によれば、魚のうろこを簡単確実に剥ぎ取るとともに、効率よく回収することができる。
本発明の魚のうろこ取り機の一実施形態をうろこを剥離する魚とともに示す斜視図である。 図1の魚のうろこ取り機を一部省略して示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の魚のうろこ取り機1の一実施形態が示されている。
このうろこ取り機1は、エアモータ2と、エアモータ2の回転軸22に連結された刃体3と、刃体3の周囲を覆ってエアモータ2に固定されたカバー4と、カバー4の先端に着脱自在に装着された捕集ネット5とから構成されている。
エアモータ2は、詳細には図示しないが、ケーシング21内に組み込んだシリンダ内に半径方向に摺動自在な複数枚のベーンを有するロータを配設し、圧縮エアの供給によってロータを回転させ、ロータ軸に連結された回転軸22を回転させる、従来公知のものである。そして、エアモータ2のケーシング21には、ロータへ圧縮エアを供給し、あるいは、その供給を遮断する給気バルブの操作レバー23がその基端を支点として回動自在に設けられており、通常、操作レバー23の安全レバー24がケーシング21の表面に突き当てられて操作レバー23を給気バルブのバルブロッド25先端からほぼ離脱する位置に支持し、給気バルブを圧縮エアの供給遮断位置に保持している。
一方、安全レバー24を操作レバー23側に折り込んで操作レバー23を把握することにより、操作レバー23を介して給気バルブのバルブロッド25を図示しないスプリングの付勢力に抗して押し込み、圧縮エアを供給する位置に切り換えることができる。この結果、エアホースhを通して供給された圧縮エアを図示しないロータに供給して回転軸22を回転させることができ、その排気は、ケーシング21の先端面に形成された複数個の排気口21aから吹き出される。
刃体3は、エアモータ2の回転軸22にチャック26を介して連結可能なシャフト311を有する筒体31と、筒体31に周方向に間隔をおいて、具体的には、90度の間隔をおいて固定された4枚の剥離刃32とからなり、各剥離刃32には、長手方向に沿って多数の刃先321が形成されている。ここで、刃体3の外径は、エアモータ2のケーシング21の外径よりも小さく設定されている。
カバー4は、エアモータ2のケーシング21の外径に相当する内径の円筒形状の本体41と、本体41をエアモータ2のケーシング21の先端に固定する締結バンド42とからなり、本体41には、刃体3における剥離刃32の刃先321が本体41の外周面から突出するように、先端縁から刃体3を越える長さと、刃体3の外径よりも大きな幅とからなる切欠部41aが形成されている。
捕集ネット5は、網を袋状に形成したものであり、ゴムバンドや紐などによって先端開口部がカバー4の本体41の先端部に着脱自在に装着されている。
次に、このように構成されたうろこ取り機1を用いて魚Fのうろこを剥ぎ取る場合を説明する。
エアモータ2の給気口にエアホースhを接続した状態で、エアモータ2を把持するとともに、安全レバー24を内方に折り込んで操作レバー23を把握すると、給気バルブのバルブロッド25が押し込められ、給気バルブを圧縮エアの供給位置に切り換えることができる。これにより、エアモータ2の回転軸22が回転し、回転軸22に連結された刃体3も同方向に回転する一方、圧縮エアの排気は、排気口21aを通してケーシング21の先端から吹き出され、カバー4を通して外部に排出される。そして、操作レバー23を把握したまま、カバー4の本体41の切欠部41aを通して突出する刃体3の剥離刃32の刃先321を魚Fの表面に軽く接触させるとともに、尾側から頭部に向かって移動させると、各剥離刃32の多数の刃先321がうろこに引っ掛かり、うろこを順次剥ぎ取ることができる。刃体3によって剥ぎ取られたうろこは、エアモータ2のケーシング21の先端面に形成された排気口21aから吹き出される圧縮エアの排気がカバー4の本体41に沿って排出されることにより、魚Fから剥離されると同時に吹き飛ばされ、カバー4の本体41内を空気輸送されて捕集ネット5に捕集される。
以下同様に、操作レバー23を把握した状態で、カバー4の切欠部41aを通して刃体3の剥離刃32の刃先321を軽く魚Fの表面にあてがい、尾側から頭部に向かって繰り返し移動させることにより、魚Fのうろこを剥ぎ取るとともに、剥ぎ取ったうろこを捕集ネット5に捕集する。
このように、操作レバー23を把握した状態で魚Fの表面に沿って移動させる簡単な作業によって魚Fのうろこを剥ぎ取ることができるとともに、剥ぎ取ったうろこを確実に捕集ネット5に回収することができる。
1 うろこ取り機
2 エアモータ
21 ケーシング
21a 排気口
22 回転軸
23 操作レバー
3 刃体
31 筒体
32 剥離刃
321 刃先
4 カバー
41 本体
41a 切欠部
5 捕集ネット

Claims (2)

  1. エアモータと、エアモータの回転軸に連結され、長手方向に多数の刃先を形成した複数枚の剥離刃が筒体に周方向に間隔をおいて固定された刃体と、刃体の周囲を覆うとともに刃体に対応して切欠部が形成されてエアモータに固定された略円筒状のカバーとから構成され、エアモータに供給された圧縮エアによって回転軸を介して刃体を回転させ、魚のうろこを剥ぎ取るとともに、吹き出された圧縮エアの排気によって剥ぎ取られたうろこをカバーの先方から吹き飛ばすことを特徴とする魚のうろこ取り機。
  2. 請求項1記載の魚のうろこ取り機において、前記カバーの先端部に捕集ネットが着脱自在に装着されることを特徴とする魚のうろこ取り機。
JP2010089427A 2010-04-08 2010-04-08 魚のうろこ取り機 Pending JP2011217660A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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