JP2011217112A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】GOP単位やフレーム単位で符号量制御を行う場合と比較すると、遅延量を削減することが可能な画像処理装置を得る。
【解決手段】制御部3は、直前の第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を求める第1処理部11と、1フレーム内に含まれるマクロブロックの総数未満の第2の所定数以下のマクロブロックあたりの目標符号量と、第1処理部11によって求められた発生符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックを含む直後の第3の所定数のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量を求める第2処理部12と、第3の所定数のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める第3処理部13と、第2処理部12によって求められた許容符号量と、第3処理部13によって求められた予想符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する第4処理部14と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、動画像圧縮における符号量制御アルゴリズムに関する。
符号量制御とは、発生符号量を制御することによって画質の最適化を図る技術である(例えば下記特許文献1,2参照)。現行の符号量制御アルゴリズムでは、GOP(Group Of Picture)単位又はフレーム単位で符号量制御を行うものが一般的である。例えばフレーム単位の符号量制御では、1フレームに対する割り当て符号量が算出され、当該符号量を超えないように、フレーム内の各マクロブロックに対する量子化パラメータが制御される。
特開平10−215460号公報 特開平10−243399号公報
GOP単位又はフレーム単位の符号量を目標符号量として制御する方法では、目標コンスタントビットレートを得るための平均区間が長く、符号量のピーク値として比較的大きな値が許容されるため、画質の向上を図ることが可能である。しかしながら、平均区間が長いということはバッファ時間が大きいことを意味し、エンコード処理に伴う遅延量が必然的に大きくなる。従って、GOP単位又はフレーム単位の符号量制御は、記録番組の再生等のような遅延制限のないアプリケーションには適しているが、遅延制限の厳しいアプリケーションには適していない。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、GOP単位やフレーム単位で符号量制御を行う場合と比較すると、遅延量を削減することが可能な画像処理装置を得ることを目的とするものである。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置は、画像信号に対する量子化処理を含むエンコード処理を実行するエンコーダと、前記量子化処理における量子化パラメータを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、直前の第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を求める第1の処理部と、1フレーム内に含まれるマクロブロックの総数未満の第2の所定数以下のマクロブロックあたりの目標符号量と、前記第1の処理部によって求められた前記発生符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックを含む直後の第3の所定数のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量を求める第2の処理部と、前記第3の所定数のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める第3の処理部と、前記第2の処理部によって求められた前記許容符号量と、前記第3の処理部によって求められた前記予想符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する第4の処理部と、を有することを特徴とするものである。
第1の態様に係る画像処理装置によれば、第1の処理部は、直前の第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を求める。また、第2の処理部は、1フレーム内に含まれるマクロブロックの総数未満の第2の所定数以下のマクロブロックあたりの目標符号量と、第1の処理部によって求められた発生符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックを含む直後の第3の所定数のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量を求める。また、第3の処理部は、第3の所定数のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める。そして、第4の処理部は、第2の処理部によって求められた許容符号量と、第3の処理部によって求められた予想符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する。このように、1フレーム内に含まれるマクロブロックの総数未満の第2の所定数以下のマクロブロックあたりの目標符号量に基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定することにより、GOP単位やフレーム単位で符号量制御を行う場合と比較すると、遅延量を削減することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る画像処理装置は、第1の態様に係る画像処理装置において特に、前記第2の処理部は、前記第1の所定数が、前記第2の所定数から前記第3の所定数を差し引いた値以上である場合には、前記第2の所定数のマクロブロックあたりの目標符号量から、直前の(前記第2の所定数マイナス前記第3の所定数)のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値として、前記許容符号量を求め、前記第1の所定数が、前記第2の所定数から前記第3の所定数を差し引いた値未満である場合には、前記第1の所定数及び前記第3の所定数の合計のマクロブロックあたりの目標符号量から、直前の前記第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値として、前記許容符号量を求めることを特徴とするものである。
第2の態様に係る画像処理装置によれば、第2の処理部は、第1の所定数が、第2の所定数から第3の所定数を差し引いた値以上である場合には、第2の所定数のマクロブロックあたりの目標符号量から、直前の(第2の所定数マイナス第3の所定数)のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値として、許容符号量を求める。また、第1の所定数が、第2の所定数から第3の所定数を差し引いた値未満である場合には、第1の所定数及び第3の所定数の合計のマクロブロックあたりの目標符号量から、直前の第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値として、許容符号量を求める。従って、第1の所定数が、第2の所定数から第3の所定数を差し引いた値以上である場合であっても、未満である場合であっても、許容符号量を適切に求めることができる。
本発明の第3の態様に係る画像処理装置は、第1又は第2の態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部は、前記第3の所定数のマクロブロックの各々に関する属性値に基づいて前記予想符号量を求め、マクロブロックの全体領域に関する活発性評価値に基づいて、前記属性値を決定することを特徴とするものである。
第3の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、マクロブロックの全体領域に関する活発性評価値に基づいて、第3の所定数のマクロブロックの各々に関する属性値を決定する。従って、例えば、全体が滑らかである属性のマクロブロック(つまり画質の劣化が目立つマクロブロック)に関しては、小さい量子化パラメータ(つまり大きい符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
本発明の第4の態様に係る画像処理装置は、第3の態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部はさらに、マクロブロックにおける四辺の各領域に関する活発性評価値の最小値に基づいて、前記属性値を決定することを特徴とするものである。
第4の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、マクロブロックにおける四辺の各領域に関する活発性評価値の最小値に基づいて、属性値を決定する。従って、例えば、全体が複雑であり、文字領域を含んでおらず、かつ滑らかな部分を一部に含んでいない属性のマクロブロック(つまり画質の劣化が目立たないマクロブロック)に関しては、大きい量子化パラメータ(つまり小さい符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。また、例えば、全体が複雑であり、文字領域を含んでいないが、滑らかな部分を一部に含んでいる属性のマクロブロック(つまり滑らかな部分において画質の劣化が目立つマクロブロック)に関しては、やや小さい量子化パラメータ(つまりやや大きい符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
本発明の第5の態様に係る画像処理装置は、第3又は第4の態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部はさらに、マクロブロックにおける四辺の各領域に関するエッジ抽出処理の結果の最大値に基づいて、前記属性値を決定することを特徴とするものである。
第5の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、マクロブロックにおける四辺の各領域に関するエッジ抽出処理の結果の最大値に基づいて、属性値を決定する。従って、例えば、全体が複雑であり、かつ文字領域を一部に含んでいる属性のマクロブロック(つまり文字領域において画質の劣化が目立つマクロブロック)に関しては、中程度の量子化パラメータ(つまり中程度の符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
本発明の第6の態様に係る画像処理装置は、第3〜第5のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部はさらに、マクロブロックがイントラマクロブロックであるか否かに基づいて、前記属性値を決定することを特徴とするものである。
第6の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、マクロブロックがイントラマクロブロックであるか否かに基づいて、属性値を決定する。従って、例えば、マクロブロックがイントラマクロブロックである場合には大きい符号量を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
本発明の第7の態様に係る画像処理装置は、第3〜第6のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、量子化パラメータが基準値に設定された場合の基準符号量が、複数の属性値の各々に対応して予め設定されており、前記複数の属性値の各々に対応して量子化パラメータがそれぞれ設定された複数のパラメータセットが予め設定されており、前記第3の処理部は、前記基準符号量に基づいて、前記複数のパラメータセットの各々に関する前記予想符号量をそれぞれ算出することを特徴とするものである。
第7の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、基準符号量に基づいて、複数のパラメータセットの各々に関する予想符号量をそれぞれ算出する。従って、基準符号量を適切に設定することにより、複数のパラメータセットの各々に関して、適切な予想符号量を求めることができる。
本発明の第8の態様に係る画像処理装置は、第7の態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部は、実際に発生した符号量に基づいて、前記基準符号量を補正することを特徴とするものである。
第8の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、実際に発生した符号量に基づいて、基準符号量を補正する。従って、基準符号量の設定の初期値が正確でなかった場合であっても、実際に発生した符号量に基づいて基準符号量を補正することにより、その後は正確な予想符号量を求めることができる。
本発明の第9の態様に係る画像処理装置は、第8の態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部は、前記基準値とは異なる量子化パラメータが設定された場合に実際に発生した符号量に基づいて、補正後の前記基準符号量を算出することを特徴とするものである。
第9の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、基準値とは異なる量子化パラメータが設定された場合に実際に発生した符号量に基づいて、補正後の基準符号量を算出する。従って、基準値の量子化パラメータを用いて符号化処理を行い、当該符号化処理によって実際に発生した符号量に基づいて基準符号量を補正する場合と比較すると、追加の符号化処理が不要となるため、全体として演算量を削減することができる。
本発明の第10の態様に係る画像処理装置は、第8の態様に係る画像処理装置において特に、前記第3の処理部は、前記基準値の量子化パラメータを用いて符号化処理を行い、当該符号化処理によって実際に発生した符号量に基づいて、前記基準符号量を補正することを特徴とするものである。
第10の態様に係る画像処理装置によれば、第3の処理部は、基準値の量子化パラメータを用いて符号化処理を行い、当該符号化処理によって実際に発生した符号量に基づいて、基準符号量を補正する。従って、基準値とは異なる量子化パラメータが設定された場合に実際に発生した符号量に基づいて補正後の基準符号量を算出する場合と比較すると、補正の精度を向上することができる。
本発明の第11の態様に係る画像処理装置は、第7〜第9のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、前記複数のパラメータセットの各々において、イントラマクロブロックに関する量子化パラメータは所定の上限値以下に設定されていることを特徴とするものである。
第11の態様に係る画像処理装置によれば、複数のパラメータセットの各々において、イントラマクロブロックに関する量子化パラメータは所定の上限値以下に設定されている。従って、イントラマクロブロックに関する量子化パラメータは所定の上限値以下に設定するというアルゴリズムが採用されている場合であっても、それが反映された適切な予想符号量を求めることができる。
本発明の第12の態様に係る画像処理装置は、第7〜第11のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、前記第4の処理部は、前記複数のパラメータセットのうち前記予想符号量が前記許容符号量以下で最大となるパラメータセットを選択し、当該パラメータセットに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定することを特徴とするものである。
第12の態様に係る画像処理装置によれば、第4の処理部は、複数のパラメータセットのうち、予想符号量が許容符号量以下で最大となるパラメータセットを選択する。従って、発生符号量を目標符号量以下に抑えつつ、可能な限り画質を向上することができる。
本発明の第13の態様に係る画像処理装置は、第7〜第11のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、前記第4の処理部は、前記複数のパラメータセットのうち前記予想符号量が前記許容符号量に最も近いパラメータセットを選択し、当該パラメータセットに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定することを特徴とするものである。
第13の態様に係る画像処理装置によれば、第4の処理部は、複数のパラメータセットのうち、予想符号量が許容符号量に最も近いパラメータセットを選択する。従って、発生符号量を目標符号量に近付けることができるため、安定した符号量制御を行うことが可能となる。
本発明の第14の態様に係る画像処理装置は、第7〜第13のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、前記第4の処理部は、前記複数のパラメータセットのうち前記予想符号量が最小となるパラメータセットを選択しても、前記予想符号量が前記許容符号量を超える場合には、現在の処理対象のマクロブロックに関する符号化処理をスキップすることを特徴とするものである。
第14の態様に係る画像処理装置によれば、第4の処理部は、複数のパラメータセットのうち予想符号量が最小となるパラメータセットを選択しても、予想符号量が許容符号量を超える場合には、現在の処理対象のマクロブロックに関する符号化処理をスキップする。つまり、当該マクロブロックに関する符号化処理を省略して、直前のフレーム内の同一箇所のマクロブロックに関する値を当該マクロブロックに関して適用する。これにより、当該マクロブロックに関しては画質が劣化するが、符号化処理の省略によって発生符号量を削減できるため、その後のマクロブロックの処理において許容符号量を大きくすることができる。
本発明の第15の態様に係る画像処理装置は、第12〜第14のいずれか一つの態様に係る画像処理装置において特に、前記第4の処理部は、現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には、当該マクロブロックに関する量子化パラメータを所定の上限値以下に設定することを特徴とするものである。
第15の態様に係る画像処理装置によれば、第4の処理部は、現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には、当該マクロブロックに関する量子化パラメータを所定の上限値以下に設定する。イントラマクロブロックに関しては、量子化パラメータを大きい値に設定すると画質の劣化が目立ちやすいため、イントラマクロブロックに関する量子化パラメータに上限値を設定することにより、画質の劣化を抑制することが可能となる。
本発明によれば、GOP単位やフレーム単位で符号量制御を行う場合と比較すると、遅延量を削減することが可能となる。
マクロブロック単位でのエンコード処理の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図2に示した制御部の構成例を示すブロック図である。 図3に示した第3処理部の構成例を示すブロック図である。 パラメータセットの第1の例を示す図である。 パラメータセットの第2の例を示す図である。 属性値の決定手法の一例を示すフローチャートである。 パラメータセットの選択手法の一例を示す図である。 パラメータセットの第3の例を示す図である。 パラメータセットの第4の例を示す図である。 属性値の決定手法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、マクロブロック単位でのエンコード処理の一例を示す図である。図1には、行方向(横方向)に1280画素、列方向(縦方向)に720画素を有する1フレームの画像を例示している。1フレームは、行方向に16画素ごと、列方向に16画素ごとにマクロブロックとして分割される。従って、1フレームは、行方向に80個、列方向に45個のマクロブロックに分割される。なお、1行分に相当する80個のマクロブロックの集合は、マクロブロックラインと称される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像処理装置1は、エンコーダ2及び制御部3を備えて構成されている。エンコーダ2は、MPEG−2、MPEG−4、又はH.264等の動画像に関する規格に準拠しており、圧縮符号化前の画像信号S1に対して量子化処理及び符号化処理等の画像処理を施すことにより、圧縮符号化後の画像信号S4を出力する。画像信号S4は、画像処理装置1から無線LAN等によって表示装置(図示しない)に伝送され、表示装置において動画像が表示される。
制御部3には、画像信号S1,S4が入力されるとともに、1マクロブロックあたりの最大許容符号量を示す信号S2Aと、1マクロブロックあたりの目標符号量を示す信号S2Bとが入力される。ここで、1マクロブロックあたりの最大許容符号量は、画像処理装置1から表示装置への最大ビットレート(例えば9Mbps)と、動画像のフレームレート(例えば60fps)と、1フレーム内のマクロブロックの総数(例えば3600個)とに基づいて算出される。同様に、1マクロブロックあたりの目標符号量は、画像処理装置1から表示装置への目標ビットレート(例えば8.1Mbps)と、動画像のフレームレートと、1フレーム内のマクロブロックの総数とに基づいて算出される。制御部3は、これらの信号S1,S2A,S2B,S4に基づいて、エンコーダ2内での量子化処理における量子化パラメータを、制御信号S3によって制御する。本実施の形態に係る画像処理装置1においては、許容伝送遅延に相当するX個のマクロブロック(例えば15マクロブロックラインに含まれる1200個のマクロブロック)に関する発生符号量が、X個のマクロブロックに関する最大許容符号量(例えば、9000000/60/3=50000ビット)を超えないように、量子化パラメータを制御する。
図3は、図2に示した制御部3の構成例を示すブロック図である。図3の接続関係で示すように、制御部3は、第1処理部11、第2処理部12、第3処理部13、及び第4処理部14を備えて構成されている。
第1処理部11は、画像信号S4に基づいて、直前に処理したY個のマクロブロックに関して使用した発生符号量を求める。求めた発生符号量は、信号S11として第1処理部11から第2処理部12に入力される。
第2処理部12は、信号S2A,S2Bに基づいて、X個のマクロブロックあたりの目標符号量を求める。また、第2処理部12は、求めた目標符号量と、第1処理部11から入力されたY個のマクロブロックに関する発生符号量とに基づいて、直後に処理するN個のマクロブロック(例えば、現在の処理対象のマクロブロックを先頭とする、1マクロブロックラインに含まれる80個のマクロブロック)に関して使用可能な許容符号量を求める。求めた許容符号量は、信号S12として第2処理部12から第4処理部14に入力される。
ここで、第2処理部12は、既に発生符号量が求まっているマクロブロックの個数(Y個)が、許容伝送遅延に相当するマクロブロックの個数(X個)から、発生符号量の予想が可能なマクロブロックの個数(N個)を差し引いた値以上である場合(つまりY≧X−Nの関係を満たす場合)には、X個のマクロブロックに関する目標符号量から、直前のX−N個のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値を、直後に処理するN個のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量とする。一方、既に発生符号量が求まっているマクロブロックの個数(Y個)が、許容伝送遅延に相当するマクロブロックの個数(X個)から、発生符号量の予想が可能なマクロブロックの個数(N個)を差し引いた値未満である場合(つまりY<X−Nの関係を満たす場合)には、Y+N個のマクロブロックに関する目標符号量から、直前のY個のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値を、直後に処理するN個のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量とする。従って、Y≧X−Nの関係を満たす場合であっても、Y<X−Nの関係を満たす場合であっても、許容符号量を適切に求めることができる。
第3処理部13は、画像信号S1に基づいて、直後N個のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める(詳細は後述)。求めた予想符号量は、信号S13として第3処理部13から第4処理部14に入力される。
第4処理部14は、第2処理部12から入力された許容符号量と、第3処理部13から入力された予想符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する(詳細は後述)。設定した量子化パラメータは、信号S3として第4処理部14から図2に示したエンコーダ2に入力される。
図4は、図3に示した第3処理部13の構成例を示すブロック図である。図4の接続関係で示すように、第3処理部13は、全体評価値演算部21、部分評価値演算部22、ソベルフィルタ処理部23、予想符号量演算部24、記憶部25、及び補正部26を備えて構成されている。
全体評価演算部21は、画像信号S1に基づいて、直後N個のマクロブロックの各々について、各マクロブロックの全体領域(縦16画素×横16画素)に関する活発性評価値act1を算出する。ここで、活発性評価値は、マクロブロック内における画素値のばらつきの度合いを示す指標であり、例えば、そのマクロブロックの輝度平均値と各画素の輝度値との差分絶対値和を、そのマクロブロック内の画素数で除算した値として得られる。このように活発性評価値act1を用いることにより、全体が滑らかである属性のマクロブロック(つまり画質の劣化が目立つマクロブロック)に関しては、小さい量子化パラメータ(つまり大きい符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
部分評価値演算部22は、画像信号S1に基づいて、直後N個のマクロブロックの各々について、各マクロブロックの複数の部分領域に関する活発性評価値の最小値act2を算出する。つまり、各マクロブロックの上辺を含む縦4画素×横16画素の領域、下辺を含む縦4画素×横16画素の領域、左辺を含む縦16画素×横4画素の領域、及び右辺を含む縦16画素×横4画素の領域に関する活発性評価値をそれぞれ算出し、その最小値act2を求める。このように最小値act2を用いることにより、例えば、全体が複雑であり、文字領域を含んでおらず、かつ滑らかな部分を一部に含んでいない属性のマクロブロック(つまり画質の劣化が目立たないマクロブロック)に関しては、大きい量子化パラメータ(つまり小さい符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。また、例えば、全体が複雑であり、文字領域を含んでいないが、滑らかな部分を一部に含んでいる属性のマクロブロック(つまり滑らかな部分において画質の劣化が目立つマクロブロック)に関しては、やや小さい量子化パラメータ(つまりやや大きい符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
ソベルフィルタ処理部23は、画像信号S1に基づいて、直後N個のマクロブロックの各々について、各マクロブロックの複数の部分領域に関して、ソベルフィルタを用いてエッジ抽出処理を実行し、そのフィルタ結果の最大値Sobelを求める。つまり、各マクロブロックの上辺を含む縦4画素×横16画素の領域、下辺を含む縦4画素×横16画素の領域、左辺を含む縦16画素×横4画素の領域、及び右辺を含む縦16画素×横4画素の領域に関してエッジ抽出処理を実行し、そのフィルタ結果の最大値Sobelを求める。このように最大値Sobelを用いることにより、例えば、全体が複雑であり、かつ文字領域を一部に含んでいる属性のマクロブロック(つまり文字領域において画質の劣化が目立つマクロブロック)に関しては、中程度の量子化パラメータ(つまり中程度の符号量)を見積もることにより、適切な予想符号量を求めることができる。
図5は、図4に示した記憶部25に記憶されているパラメータセットの第1の例を示す図である。複数のパラメータセットQPS0〜QPS7の各々には、マクロブロックの属性値ACT0〜ACT4に対応して量子化パラメータがそれぞれ設定されている。例えばパラメータセットQPS4に関しては、属性値ACT0に対応して値「38」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT1に対応して「20」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT2に対応して「38」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT3に対応して「44」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT4に対応して「26」の量子化パラメータが設定されている。また、例えばパラメータセットQPS7に関しては、属性値ACT0〜ACT4に対応して「51」の量子化パラメータが設定されている。
また、量子化パラメータが基準値(例えばH.264の規格上の最大値である「51」)に設定された場合に発生が想定される符号量(基準符号量)が、マクロブロックの属性値ACT0〜ACT4に対応してそれぞれ設定されている。この例では、属性値ACT0に対応して32ビット、属性値ACT1に対応して4ビット、属性値ACT2に対応して32ビット、属性値ACT3に対応して32ビット、及び属性値ACT4に対応して8ビットの基準符号量が、それぞれ設定されている。基準符号量を適切に設定することにより、複数のパラメータセットQPS0〜QPS7の各々に関して、適切な予想符号量を求めることができる。
図6は、図4に示した記憶部25に記憶されているパラメータセットの第2の例を示す図である。図5に示したパラメータセットQPS7に代えて、パラメータセットQPS8が設定されている。パラメータセットQPS8に関しては、属性値ACT0〜ACT4に対応して「52」の量子化パラメータが設定されている。ここで、「52」の量子化パラメータは、符号化処理のスキップを意味する。つまり、量子化パラメータが「52」に設定されたマクロブロックに関しては、符号化処理を省略して、直前のフレーム内の同一箇所のマクロブロックに関する値を当該マクロブロックに関して適用することを意味する。
図4を参照して、予想符号量演算部24は、直後N個のマクロブロックの各々について、全体評価値演算部21によって求められた活発性評価値act1と、部分評価値演算部22によって求められた最小値act2と、ソベルフィルタ処理部23によって求められた最大値Sobelと、記憶部25から読み出したパラメータセットとに基づいて、直後N個のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める。具体的には以下の通りである。
予想符号量演算部24は、まず、直後N個のマクロブロックの各々について、属性値を決定する。図7は、属性値の決定手法の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートで示すように、各マクロブロックの属性値は、活発性評価値act1が「2」以下であるという第1の条件を満たす場合には属性値ACT1に決定され、第1の条件を満たさず活発性評価値act1が「6」以下であるという第2の条件を満たす場合には属性値ACT4に決定され、第2の条件を満たさず最大値Sobelが「120」以上であるという第3の条件を満たす場合には属性値ACT0に決定され、第3の条件を満たさず最小値act2が「5」以下であるという第4の条件を満たす場合には属性値ACT2に決定され、第4の条件を満たさない場合には属性値ACT3に決定される。予想符号量演算部24は、直後N個のマクロブロックの中に、各属性値ACT0〜ACT4に決定されたマクロブロックが何個ずつ含まれているかをカウントする。
予想符号量演算部24は、次に、パラメータセットQPS0〜QPS6の各々を適用した場合の、直後N個のマクロブロックの合計の予想符号量をそれぞれ算出する。図5,6に示したように、パラメータセットQPS0〜QPS6の量子化パラメータは、「20」、「26」、「32」、「38」、「44」、及び「51」のいずれかに設定されている。また、H.264の規格により、量子化パラメータが「6」だけ小さくなれば、量子化精度は2倍になる。従って、量子化パラメータが「20」、「26」、「32」、「38」、「44」、及び「51」に設定された場合に発生が想定される符号量は、それぞれ基準符号量の32倍、16倍、8倍、4倍、2倍、及び1倍となる。従って、直後N個のマクロブロックの中に、属性値ACT0,ACT1,ACT2,ACT3,ACT4に決定されたマクロブロックがそれぞれK0個、K1個、K2個、K3個、K4個ずつ含まれている場合において、例えばパラメータセットQPS4を適用した場合の合計の予想符号量は、32(ビット)×4(倍)×K0(個)+4×32×K1+32×4×K2+32×2×K3+8×16×K4なる演算によって求まる。予想符号量演算部24は、他のパラメータセットQPS0〜QPS3,QPS5,QPS6を適用した場合の合計の予想符号量についても、上記と同様に算出する。そして、各パラメータセットQPS0〜QPS6を適用した場合の合計の予想符号量を、信号S13として図3に示した第4処理部14に入力する。
図8は、第4処理部14によるパラメータセットの選択手法の一例を示す図である。直後N個のマクロブロックに関する許容符号量は、X個のマクロブロックに関する目標符号量から、直前に処理したX−N個のマクロブロックに関する発生符号量を差し引いた値として得られる。
第4処理部14は、複数のパラメータセットQPS0〜QPS6のうち、予想符号量が許容符号量以下で最大となるパラメータセットを選択する。図8に示した例では、パラメータセットQPS4が選択される。そして、第4処理部14は、選択したパラメータセットQPS4に基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する。例えば、現在の処理対象のマクロブロックの属性値が属性値ACT0である場合には、当該マクロブロックに関する量子化パラメータを、図5又は図6においてQPS4とACT0との交点に規定されている「38」に設定する。この例によれば、発生符号量を目標符号量以下に抑えつつ、可能な限り画質を向上することができる。
他の例として、第4処理部14は、複数のパラメータセットQPS0〜QPS6のうち、予想符号量が許容符号量に最も近いパラメータセットを選択する。図8に示した例では、パラメータセットQPS3が選択される。そして、第4処理部14は、選択したパラメータセットQPS3に基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する。例えば、現在の処理対象のマクロブロックの属性値が属性値ACT0である場合には、当該マクロブロックに関する量子化パラメータを、図5又は図6においてQPS3とACT0との交点に規定されている「32」に設定する。この例によれば、発生符号量を目標符号量に近付けることができるため、安定した符号量制御を行うことが可能となる。なお、この例において、予想符号量が許容符号量を超えることにより、発生符号量と予想符号量との和が目標符号量の例えば105%以上となる場合には、許容符号量を超える予想符号量となるパラメータセットの選択を禁止してもよい。
また、複数のパラメータセットQPS0〜QPS6のうち予想符号量が最小となるパラメータセットQPS6を選択しても、予想符号量が許容符号量を超える場合には、第4処理部14は、図5に示したパラメータセットQPS7、又は図6に示したパラメータセットPQS8を選択する。パラメータセットQPS7が選択された場合には、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータは、規格上の最大値である「51」に設定される。但し、後述するように現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には、量子化パラメータは上限値の「32」に設定される。また、パラメータセットQPS8が選択された場合には、現在の処理対象のマクロブロックに関する符号化処理はスキップされる。但し、後述するように現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には、量子化パラメータは上限値の「32」に設定される。符号化処理がスキップされることにより、当該マクロブロックに関しては画質が劣化するが、符号化処理の省略によって発生符号量を削減できるため、その後のマクロブロックの処理において許容符号量を大きくすることができる。
ここで、画像処理装置1の処理対象であるマクロブロックには、所定の頻度(例えば1マクロブロックラインに1個の割合)でイントラマクロブロックが含まれる。本実施の形態に係る画像処理装置1では、イントラマクロブロックに関する量子化パラメータには、所定の上限値(この例では「32」)が設定されている。第4処理部14は、現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを上限値以下の値に設定する。
また、図4を参照して、補正部26は、あるマクロブロックに関して求めた予想符号量と、そのマクロブロックに関して実際に発生した符号量とに基づいて、図5,6に示した基準符号量を補正する。このように基準符号量の補正を行うことにより、基準符号量の設定の初期値が正確でなかった場合であっても、実際に発生した符号量に基づいて基準符号量を補正することにより、その後は正確な予想符号量を求めることができる。
第1の例として、補正部26は、画像信号S4に基づいて、直後N個のマクロブロックのうちイントラマクロブロック以外の特定のマクロブロックに関して、実際に発生した符号量を求める。また、上記特定のマクロブロックに関して実際に発生した符号量と、その特定のマクロブロックに関して設定した量子化パラメータとに基づいて、量子化パラメータが「51」に設定されていたと仮定した場合の発生符号量を算出する。例えば、量子化パラメータが「32」に設定されていた場合には、実際に発生した符号量を「8」で除算することによって得られる値が、量子化パラメータが「51」に設定されていたと仮定した場合の発生符号量として得られる。そして、この発生符号量が、予め設定されている基準符号量の初期値より大きい場合には、基準符号量の値を、初期値からこの発生符号量の値に更新する。かかる基準符号量の補正処理は定期的に行われ、発生符号量の値が基準符号量の初期値以下となった場合には、基準符号量の値を初期値に戻す。第1の例によれば、後述する第2の例と比較すると、追加の符号化処理が不要となるため、全体として演算量を削減することができる。
第2の例として、上記特定のマクロブロックに関してエンコーダ2において符号化処理を行う際に、この符号化処理に並行して、量子化パラメータを基準値(この例では「51」)に設定して追加の符号化処理を行う。そして、補正部26は、当該追加の符号化処理によって実際に発生した符号量を用いて、基準符号量の値を補正する。例えば、基準符号量の値を、予め設定されている初期値から、この実際に発生した符号量の値に更新する。第2の例によれば、上述した第1の例と比較すると、補正の精度を向上することができる。
このように本実施の形態に係る画像処理装置1によれば、第1処理部11は、直前に処理したY個のマクロブロックに関して使用した発生符号量を求める。また、第2処理部12は、X個のマクロブロックあたりの目標符号量と、第1処理部11によって求められた発生符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックを含む直後N個のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量を求める。また、第3処理部13は、直後N個のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める。そして、第4処理部14は、第2処理部12によって求められた許容符号量と、第3処理部13によって求められた予想符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する。このように、1フレーム内に含まれるマクロブロックの総数未満のX個(場合によってはY+N個)のマクロブロックあたりの目標符号量に基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定することにより、GOP単位やフレーム単位で符号量制御を行う場合と比較すると、遅延量を削減することが可能となる。
<変形例>
図9は、図4に示した記憶部25に記憶されているパラメータセットの第3の例を示す図である。複数のパラメータセットQPS0〜QPS7の各々には、マクロブロックの属性値ACT0〜ACT5に対応して量子化パラメータがそれぞれ設定されている。例えばパラメータセットQPS4に関しては、属性値ACT0に対応して値「38」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT1に対応して「20」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT2に対応して「38」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT3に対応して「44」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT4に対応して「26」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT5に対応して「32」の量子化パラメータが設定されている。また、例えばパラメータセットQPS7に関しては、属性値ACT0〜ACT4に対応して「51」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT5に対応して「32」の量子化パラメータが設定されている。
また、量子化パラメータが基準値(例えばH.264の規格上の最大値である「51」)に設定された場合に発生が想定される符号量(基準符号量)が、マクロブロックの属性値ACT0〜ACT5に対応してそれぞれ設定されている。この例では、属性値ACT0に対応して32ビット、属性値ACT1に対応して4ビット、属性値ACT2に対応して32ビット、属性値ACT3に対応して32ビット、属性値ACT4に対応して8ビット、及び属性値ACT5に対応して64ビットの基準符号量が、それぞれ設定されている。
図10は、図4に示した記憶部25に記憶されているパラメータセットの第4の例を示す図である。図9に示したパラメータセットQPS7に代えて、パラメータセットQPS8が設定されている。パラメータセットQPS8に関しては、属性値ACT0〜ACT4に対応して「52」の量子化パラメータが設定されており、属性値ACT5に対応して「32」の量子化パラメータが設定されている。
図4を参照して、予想符号量演算部24は、直後N個のマクロブロックの各々について、全体評価値演算部21によって求められた活発性評価値act1と、部分評価値演算部22によって求められた最小値act2と、ソベルフィルタ処理部23によって求められた最大値Sobelと、記憶部25から読み出したパラメータセットとに基づいて、直後N個のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める。具体的には以下の通りである。
予想符号量演算部24は、まず、直後N個のマクロブロックの各々について、属性値を決定する。図11は、属性値の決定手法の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートで示すように、各マクロブロックの属性値は、そのマクロブロックがイントラマクロブロック(フレーム間予測を用いないマクロブロック)であるという第1の条件を満たす場合には属性値ACT5に決定され、第1の条件を満たさず活発性評価値act1が「2」以下であるという第2の条件を満たす場合には属性値ACT1に決定され、第2の条件を満たさず活発性評価値act1が「6」以下であるという第3の条件を満たす場合には属性値ACT4に決定され、第3の条件を満たさず最大値Sobelが「120」以上であるという第4の条件を満たす場合には属性値ACT0に決定され、第4の条件を満たさず最小値act2が「5」以下であるという第5の条件を満たす場合には属性値ACT2に決定され、第5の条件を満たさない場合には属性値ACT3に決定される。予想符号量演算部24は、直後N個のマクロブロックの中に、各属性値ACT0〜ACT5に決定されたマクロブロックが何個ずつ含まれているかをカウントする。
予想符号量演算部24は、次に、パラメータセットQPS0〜QPS6の各々を適用した場合の、直後N個のマクロブロックの合計の予想符号量をそれぞれ算出する。図9,10に示したように、パラメータセットQPS0〜QPS6の量子化パラメータは、「20」、「26」、「32」、「38」、「44」、及び「51」のいずれかに設定されている。また、H.264の規格により、量子化パラメータが「6」だけ小さくなれば、量子化精度は2倍になる。従って、量子化パラメータが「20」、「26」、「32」、「38」、「44」、及び「51」に設定された場合に発生が想定される符号量は、それぞれ基準符号量の32倍、16倍、8倍、4倍、2倍、及び1倍となる。従って、直後N個のマクロブロックの中に、属性値ACT0,ACT1,ACT2,ACT3,ACT4,ACT5に決定されたマクロブロックがそれぞれK0個、K1個、K2個、K3個、K4個、K5個ずつ含まれている場合において、例えばパラメータセットQPS4を適用した場合の合計の予想符号量は、32(ビット)×4(倍)×K0(個)+4×32×K1+32×4×K2+32×2×K3+8×16×K4+64×8×K5なる演算によって求まる。予想符号量演算部24は、他のパラメータセットQPS0〜QPS3,QPS5,QPS6を適用した場合の合計の予想符号量についても、上記と同様に算出する。そして、各パラメータセットQPS0〜QPS6を適用した場合の合計の予想符号量を、信号S13として図3に示した第4処理部14に入力する。
上記実施の形態では、現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には量子化パラメータを上限値「32」以下に設定するという例外処理を行った。これに対して本変形例では、図9又は図10に示したように、パラメータセットの中にイントラマクロブロックに関する属性値ACT5が規定されている。そして、属性値ACT5に対応する量子化パラメータが上限値「32」以下に設定されている。従って、予想符号量演算部24は、直後N個のマクロブロックの中にイントラマクロブロックが含まれている場合には、図9又は図10に従って、そのマクロブロックに関する量子化パラメータを上限値「32」以下の値に設定する。そのため、本変形例においては、現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合においても、上記例外処理を行う必要はない。
1 画像処理装置
2 エンコーダ
3 制御部
11 第1処理部
12 第2処理部
13 第3処理部
14 第4処理部
21 全体評価値演算部
22 部分評価値演算部
23 ソベルフィルタ処理部
24 予想符号量演算部
25 記憶部
26 補正部

Claims (15)

  1. 画像信号に対する量子化処理を含むエンコード処理を実行するエンコーダと、
    前記量子化処理における量子化パラメータを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    直前の第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を求める第1の処理部と、
    1フレーム内に含まれるマクロブロックの総数未満の第2の所定数以下のマクロブロックあたりの目標符号量と、前記第1の処理部によって求められた前記発生符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックを含む直後の第3の所定数のマクロブロックに関して使用可能な許容符号量を求める第2の処理部と、
    前記第3の所定数のマクロブロックに関して使用が予想される予想符号量を求める第3の処理部と、
    前記第2の処理部によって求められた前記許容符号量と、前記第3の処理部によって求められた前記予想符号量とに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する第4の処理部と、
    を有する、画像処理装置。
  2. 前記第2の処理部は、
    前記第1の所定数が、前記第2の所定数から前記第3の所定数を差し引いた値以上である場合には、前記第2の所定数のマクロブロックあたりの目標符号量から、直前の(前記第2の所定数マイナス前記第3の所定数)のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値として、前記許容符号量を求め、
    前記第1の所定数が、前記第2の所定数から前記第3の所定数を差し引いた値未満である場合には、前記第1の所定数及び前記第3の所定数の合計のマクロブロックあたりの目標符号量から、直前の前記第1の所定数のマクロブロックに関して使用した発生符号量を差し引いた値として、前記許容符号量を求める、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第3の処理部は、
    前記第3の所定数のマクロブロックの各々に関する属性値に基づいて前記予想符号量を求め、
    マクロブロックの全体領域に関する活発性評価値に基づいて、前記属性値を決定する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第3の処理部はさらに、マクロブロックにおける四辺の各領域に関する活発性評価値の最小値に基づいて、前記属性値を決定する、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第3の処理部はさらに、マクロブロックにおける四辺の各領域に関するエッジ抽出処理の結果の最大値に基づいて、前記属性値を決定する、請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第3の処理部はさらに、マクロブロックがイントラマクロブロックであるか否かに基づいて、前記属性値を決定する、請求項3〜5のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 量子化パラメータが基準値に設定された場合の基準符号量が、複数の属性値の各々に対応して予め設定されており、
    前記複数の属性値の各々に対応して量子化パラメータがそれぞれ設定された複数のパラメータセットが予め設定されており、
    前記第3の処理部は、前記基準符号量に基づいて、前記複数のパラメータセットの各々に関する前記予想符号量をそれぞれ算出する、請求項3〜6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  8. 前記第3の処理部は、実際に発生した符号量に基づいて、前記基準符号量を補正する、請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第3の処理部は、前記基準値とは異なる量子化パラメータが設定された場合に実際に発生した符号量に基づいて、補正後の前記基準符号量を算出する、請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記第3の処理部は、前記基準値の量子化パラメータを用いて符号化処理を行い、当該符号化処理によって実際に発生した符号量に基づいて、前記基準符号量を補正する、請求項8に記載の画像処理装置。
  11. 前記複数のパラメータセットの各々において、イントラマクロブロックに関する量子化パラメータは所定の上限値以下に設定されている、請求項7〜10のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  12. 前記第4の処理部は、前記複数のパラメータセットのうち前記予想符号量が前記許容符号量以下で最大となるパラメータセットを選択し、当該パラメータセットに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する、請求項7〜11のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  13. 前記第4の処理部は、前記複数のパラメータセットのうち前記予想符号量が前記許容符号量に最も近いパラメータセットを選択し、当該パラメータセットに基づいて、現在の処理対象のマクロブロックに関する量子化パラメータを設定する、請求項7〜11のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  14. 前記第4の処理部は、前記複数のパラメータセットのうち前記予想符号量が最小となるパラメータセットを選択しても、前記予想符号量が前記許容符号量を超える場合には、現在の処理対象のマクロブロックに関する符号化処理をスキップする、請求項7〜13のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  15. 前記第4の処理部は、現在の処理対象のマクロブロックがイントラマクロブロックである場合には、当該マクロブロックに関する量子化パラメータを所定の上限値以下に設定する、請求項12〜14のいずれか一つに記載の画像処理装置。


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