JP2011215875A - コラボレーションシステム及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】パソコン同士を直接繋ぐP2P型ネットワークにおいて、サーバ型コラボレーションシステムのような大規模大容量の記憶装置を使用せずに、画面共有したファイル情報をチャットログに残すことである。
【解決手段】 通信ネットワークで接続された複数のコンピュータ端末間で、チャット管理手段と画面共有手段を用いて情報伝達を行うコラボレーションシステムにおいて、共有するコンピュータ画面の共有元となる画面共有元コンピュータ端末は、共有画面に表示したファイル名称などの情報を取得、チャット管理手段で送信してファイルの情報をチャットメッセージとしてログ表示させることができるコラボレーションシステムである。
【選択図】図1
【解決手段】 通信ネットワークで接続された複数のコンピュータ端末間で、チャット管理手段と画面共有手段を用いて情報伝達を行うコラボレーションシステムにおいて、共有するコンピュータ画面の共有元となる画面共有元コンピュータ端末は、共有画面に表示したファイル名称などの情報を取得、チャット管理手段で送信してファイルの情報をチャットメッセージとしてログ表示させることができるコラボレーションシステムである。
【選択図】図1
Description
本発明は、LANなどの通信回線を介して接続された複数のコンピュータ端末を利用して意思疎通を図るためのツールとしてのチャット機能や画面共有機能などを有するコラボレーションシステムに関するもので、さらに詳しくは、共有画面に表示されたファイルの名称などの情報をチャットログに表示、保存できるコラボレーションシステムに関するものである。
LAN、インターネットなどの通信回線を介して接続された複数のコンピュータ端末を利用して意思疎通を図るためのツールとして、チャット機能や画面共有機能などのコミュニケーションツ−ルがある。
チャット機能は、複数のユーザ同士が、対話文章(テキストデータ)を入力して1つのウインドウに対話文章を入力された時刻順に表示して、お互いのコミュニケーションを図るものである。
また、画面共有機能は、一般に、資料(ファイル)を提供するサーバコンピュータの表示画面をキャプチャすることにより生成された画面の情報が通信回線を通じて送信され、それを受信したクライアントコンピュータが画面の情報を再生してディスプレイ装置に表示する。また、新しいファイルが開くなどによって画面が変わったときには、変更された部分あるいは画面全部の情報を再度送信してクライアントコンピュータの画面表示を更新するものである。
これにより、画面共有した情報を資料として利用することで、チャットまたは、電話での対話を円滑にすることができる。
チャット機能は、複数のユーザ同士が、対話文章(テキストデータ)を入力して1つのウインドウに対話文章を入力された時刻順に表示して、お互いのコミュニケーションを図るものである。
また、画面共有機能は、一般に、資料(ファイル)を提供するサーバコンピュータの表示画面をキャプチャすることにより生成された画面の情報が通信回線を通じて送信され、それを受信したクライアントコンピュータが画面の情報を再生してディスプレイ装置に表示する。また、新しいファイルが開くなどによって画面が変わったときには、変更された部分あるいは画面全部の情報を再度送信してクライアントコンピュータの画面表示を更新するものである。
これにより、画面共有した情報を資料として利用することで、チャットまたは、電話での対話を円滑にすることができる。
従来は、チャット機能と画面共有機能とが別プログラムのために、チャット機能で対話した文章はチャットログと共有画面の情報が関連付けて記録することができなかった。
そこで、チャット機能と共有情報機能を一体にしたコラボレーションシステムが開発されている。このシステムは、各クライアントから送られてくるチャット文章と共有情報を共用サーバ側にあるデータベースに記憶するともに、記憶したチャット文章と共有情報を各クライアントに送信するもので、サーバ型のコラボレーションシステムである。クライアントがチャット文章と共有情報を一緒に送信すると、サーバ側でチャット文章のログデータに一緒に送られた共有情報を関連付けて記憶するとともに、各クライアントへチャット文章と関連付けられた共有情報を送信する(特許文献1)。
特許文献1では、チャット文章とともに共有情報を送信した時、チャットログデータに共有情報を関連づけるように記憶し、チャットログデータを選択すると関連づけられた共有情報が表示されることが記載されているが、チャットログデータに共有情報などの名称が直接書き込まれない。従って、画面共有した資料の名称などの情報についてはチャットログデータに残らないため、チャットログをそのまま議事録として使用するには情報不足であるという課題があった。
また、サーバを経由するサーバ型コラボレーションシステムでは、サーバ側に共有情報の内容を全て保存することが可能だが、保存するために大容量の記憶装置が必要となり、サーバを介さないパソコン同士を直接繋ぐP2P(Peer to Peer)型ネットワークの場合、パソコンには、一般にさほど大きな容量の記憶装置が搭載されていないので、特許文献1のようにチャット文章と共有画面情報のすべてを記憶することは困難である。また、大容量の記憶装置を外部に設置するには、コストがかかるという問題点があった。
また、サーバを経由するサーバ型コラボレーションシステムでは、サーバ側に共有情報の内容を全て保存することが可能だが、保存するために大容量の記憶装置が必要となり、サーバを介さないパソコン同士を直接繋ぐP2P(Peer to Peer)型ネットワークの場合、パソコンには、一般にさほど大きな容量の記憶装置が搭載されていないので、特許文献1のようにチャット文章と共有画面情報のすべてを記憶することは困難である。また、大容量の記憶装置を外部に設置するには、コストがかかるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、サーバを介するサーバ型ネットワークシステムではなく、パソコン同士を直接繋ぐP2P型ネットワークにおいて、サーバ型コラボレーションシステムのような大規模大容量の記憶装置を必要とせず、チャット時に資料として画面共有したファイルの名称などの情報をチャットログに残すことで、使用した資料を特定できるようにしたものである。
本発明の請求項1は、通信ネットワークに接続された複数のコンピュータ端末間でテキストメッセージの送受信とコンピュータ端末画面の共有を行うコラボレーションシステムであって、前記コンピュータ端末には、テキストメッセージの送受信と同テキストメッセージをコンピュータ端末画面に表示させるチャット管理手段と、前記コンピュータ端末画面の表示画像を送受信して画面共有する画面共有手段と、画面共有された共有画面に表示されたファイルのファイル情報を取得し前記テキストメッセージに反映させるファイル管理手段とを備えたことを特徴とするコラボレーションシステムである。
本発明の請求項2は、通信ネットワークに接続された複数のコンピュータ端末間でテキストメッセージの送受信とコンピュータ端末画面の共有を行うためのプログラムであって、送受信されたテキストメッセージをコンピュータ端末画面に表示させるステップと、共有画面に表示されたファイルのファイル情報を取得するステップと、取得したファイル情報を前記テキストメッセージとして送受信し前記コンピュータ端末画面に表示させるステップとを実行することを特徴とするコラボレーションシステムのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、チャット機能と画面共有機能を有したコラボレーションシステムにおいて、共有画面に表示されたファイル名称などの情報をチャットデータとして送信することでログに表示して、共有画面に用いたファイル名を記録することができる。従って、サーバ型コラボレーションシステムのような大規模大容量の記憶装置を必要としないP2P型ネットワークにおいても、チャット時に資料として画面共有したファイルの名称などの情報をチャットログに残すことで、どのような資料を使用したかを判るという効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、チャット機能と画面共有機能を有したコラボレーションシステムにおいて、共有画面に表示されたファイルの情報を取得するステップと、取得したファイル情報をチャット送信するステップを設けることで、共有画面に表示したファイル情報をチャットメッセージとしてログに残すようにしたので、チャットの進行とファイルの表示とが時系列で表示され、議事録としての有用性が高いという効果を有する。
ネットワークで接続された複数のコンピュータ端末を利用して意思疎通を図るためのチャット機能と画面共有機能を有するコラボレーションシステムで、画面共有元コンピュータ端末は、共有画面として表示したファイルの名称を取得するファイル情報取得部と、前記ファイル情報取得部で取得したファイル名称をチャットメッセージとして送信して、チャットログに表示することを実現させるコラボレーションシステム及びそのプログラムである。
本発明によるコラボレーションプログラムは、前記コミュニケーションツールをベースにして、画面共有元ディスプレイに表示されたアプリケーションプログラムやファイルの情報をチャットログに表示、保存するようにしたものである。
以下、本発明によるプログラムを搭載したコラボレーションシステムについて図面に基づいて説明する。
以下、本発明によるプログラムを搭載したコラボレーションシステムについて図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のコラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末20(パーソナルコンピュータ)のハードウエア構成のブロック図である。
コンピュータ端末20は、制御部(CPU)21、ディスプレイ装置22、記憶装置23、マウス及びキーボードなどの入力装置25、ネットワーク27に接続するための通信インターフェース26からなる。
コンピュータ端末20は、制御部(CPU)21、ディスプレイ装置22、記憶装置23、マウス及びキーボードなどの入力装置25、ネットワーク27に接続するための通信インターフェース26からなる。
制御部(CPU)21は、OS(Operating System)プログラムの実行、処理及び各装置の制御を行うとともに、コラボレーションプログラムを搭載することにより次の機能を有する。なお、下記の2から5の各部の詳細については後述する。
・画面共有部2(画面共有手段)による共有画面生成及び取得機能
・ファイル管理部3(ファイル管理手段)によるウインドウ監視及びファイル名称取得機能
・チャット管理部4(チャット管理手段)によるチャットメッセージの送受信機能
・ログ管理部5によるログファイルの取得及び所定のディレクトリへの書き出し機能。
・画面共有部2(画面共有手段)による共有画面生成及び取得機能
・ファイル管理部3(ファイル管理手段)によるウインドウ監視及びファイル名称取得機能
・チャット管理部4(チャット管理手段)によるチャットメッセージの送受信機能
・ログ管理部5によるログファイルの取得及び所定のディレクトリへの書き出し機能。
ディスプレイ装置22は、共有画面、チャット情報、ファイルなど各種の情報を表示する。記憶装置23は、上記プログラムとその処理結果、チャット履歴及びログファイルなどを記憶する。入力装置25は、マウス及びキーボードなどを用いてデータが入力されるもので、通信インターフェース26は、コンピュータ端末20とネットワーク27を介して他のコンピュータ端末20との通信を行うためのものである。
図2は、本発明の画面共有機能とチャット機能を搭載したコラボレーションプログラムの各処理を表わした機能ブロック図で、1はプログラムメイン部、2は画面共有部、3はファイル管理部、4はチャット管理部、5はログ管理部である。
プログラムメイン部1は、各部2、3、4、5を呼び出して統括制御するプログラムである。
プログラムメイン部1は、各部2、3、4、5を呼び出して統括制御するプログラムである。
画面共有部2は、コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有元のコンピュータ端末20aである場合に、自らのデスクトップ画面28aを定期的に監視して画面に変化があったときに変化した差分画像を取得する画面データ取得部10、この画面データ取得部10で取得した画像のデータをネットワーク上に存在する他の共有先のコンピュータ端末20bに送信する画面データ送信部11、また、コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有先のコンピュータ端末20bである場合に、共有元のコンピュータ端末20aから送信されてきたデスクトップ画面28の情報を受信する画面データ受信部8、この画面データ受信部8で受信した情報に基づいて、共有元のデスクトップ画面28aをディスプレイ装置22のデスクトップ画面28b上に開いたデスクトップ共有ウインドウ29に表示する画面データ表示部9からなる。
但し、コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有元のコンピュータ端末20aである場合に、前記画面データ取得部10が取得する画像データは、デスクトップ画面28a上にある全ての画像データではなく、後述するチャットウインドウ30aを除いた画像データである。
但し、コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有元のコンピュータ端末20aである場合に、前記画面データ取得部10が取得する画像データは、デスクトップ画面28a上にある全ての画像データではなく、後述するチャットウインドウ30aを除いた画像データである。
ファイル管理部3は、コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有元のコンピュータ端末20aである場合に、デスクトップ画面28aに表示されているウインドウの情報を定期的に監視して、新しいウインドウが開かれた、つまり新しいプログラムやファイルが開かれた場合に後述するファイル情報取得部13を呼び出すウインドウ監視部12、ウインドウ監視部12により指定されたウインドウからアプリケーションプログラム或いはファイルの名称等の情報を取得し、取得した情報をチャット管理部4にチャットメッセージ35として入力するファイル情報取得部13からなる。
チャット管理部4は、キーボード25から入力されたチャットメッセージ34を受取り、チャット送信部15を呼び出し、また、コラボレーションの開催情報などのシステムからのチャットメッセージ33や前記ファイル情報取得部13からの情報をチャットメッセージ35として処理するチャット入力部14、このチャット入力部14から入力されたチャットメッセージ33、34、35を、ネットワーク上に存在する他のコンピュータ端末20a、20bに送信するチャット送信部15、ネットワーク上に存在する他のコンピュータ端末20a、20bから送られてきたチャットメッセージを受取るチャット受信部16、チャットメッセージ33、34、35を記憶装置23に保存するチャット履歴保存部17からなる。
コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有先のコンピュータ端末20bである場合、チャット履歴保存部17に保存されたチャットメッセージ33、34、35は、前記デスクトップ共有ウインドウ29とは別に開かれたチャットウインドウ30bに表示される。
コラボレーションプログラムを搭載したコンピュータ端末が画面共有先のコンピュータ端末20bである場合、チャット履歴保存部17に保存されたチャットメッセージ33、34、35は、前記デスクトップ共有ウインドウ29とは別に開かれたチャットウインドウ30bに表示される。
ログ管理部5は、コラボレーション終了時(チャット終了時)に、チャット履歴をログファイルとして取得するログファイル取得部18及びログファイルを所定のディレクトリに書き出すログファイル保存部19からなる。
次に、以上の構成によるコラボレーションプログラムの作用について説明する。
まず、画面共有を行うコンピュータ端末20a、20b全てで前述のコラボレーションプログラムを起動している。
画面共有元となるコンピュータ端末20aは、画像データ取得部10により、ディスプレイ装置22に表示された前記チャットウインドウ30aを除いたデスクトップ画面の情報を取得し、この取得したデスクトップ画面28aの情報が画面データ送信部により通信インターフェース25を介してネットワーク27に接続された画面共有する他の共有先のコンピュータ端末20bに送信される。
他の共有先のコンピュータ端末20bは、画面データ受信部8により前記共有元のデスクトップ画面28aの情報を受信し、画面データ表示部9によりディスプレイ装置22にデスクトップ共有ウインドウ29を開いて表示する。
まず、画面共有を行うコンピュータ端末20a、20b全てで前述のコラボレーションプログラムを起動している。
画面共有元となるコンピュータ端末20aは、画像データ取得部10により、ディスプレイ装置22に表示された前記チャットウインドウ30aを除いたデスクトップ画面の情報を取得し、この取得したデスクトップ画面28aの情報が画面データ送信部により通信インターフェース25を介してネットワーク27に接続された画面共有する他の共有先のコンピュータ端末20bに送信される。
他の共有先のコンピュータ端末20bは、画面データ受信部8により前記共有元のデスクトップ画面28aの情報を受信し、画面データ表示部9によりディスプレイ装置22にデスクトップ共有ウインドウ29を開いて表示する。
共有元のコンピュータ端末20aのディスプレイ装置22のデスクトップ画面28aには、図3に示すように、チャットメッセージを表示するチャットウインドウ30aとファイルやプログラムのウインドウ32が表示される。
共有先のコンピュータ端末20bのディスプレイ装置22のデスクトップ画面28bには、図3に示すように、チャットメッセージを表示するチャットウインドウ30bと前記デスクトップ共有ウインドウ29が表示される。
共有先のコンピュータ端末20bのディスプレイ装置22のデスクトップ画面28bには、図3に示すように、チャットメッセージを表示するチャットウインドウ30bと前記デスクトップ共有ウインドウ29が表示される。
チャットウインドウ30a、30bには、例えば、図4に示すように、参加者名欄36、ログ表示エリア37、コメント入力エリア38がある。
ログ表示エリア37は、チャット開催情報として開催日時やタイトル(開催者が入力した件名)、開催者名とチャット参加に応じた参加者名の情報をチャットメッセージ33として、ファイル情報取得機能13で取得したファイルの情報をチャットメッセージ35として表示する。また、各コンピュータ端末20a、20bのコメント入力エリア38から入力された、あるいは他のコンピュータ端末20a、20bから送信されてきたチャットメッセージ34を、入力あるいは送信された順に表示する。この時、チャットメッセージとともに入力者名あるいは送信者名も表示される。
ログ表示エリア37は、チャット開催情報として開催日時やタイトル(開催者が入力した件名)、開催者名とチャット参加に応じた参加者名の情報をチャットメッセージ33として、ファイル情報取得機能13で取得したファイルの情報をチャットメッセージ35として表示する。また、各コンピュータ端末20a、20bのコメント入力エリア38から入力された、あるいは他のコンピュータ端末20a、20bから送信されてきたチャットメッセージ34を、入力あるいは送信された順に表示する。この時、チャットメッセージとともに入力者名あるいは送信者名も表示される。
画面共有元のコンピュータ端末20aで新しくアプリケーションプログラム又ファイルが開かれると、ウインドウ監視部12がこれを検出して、ファイル情報取得部13を呼び出してそのアプリケーションプログラム又はファイルの情報を取得する。ここで、アプリケーションプログラムやファイルの情報の取得は、コンピュータ端末20aが動作しているベースとなっているOS(オペレーティングシステム)が持っている情報を参照して行う。
また、取得する情報は、少なくとも、開かれたファイルの名称及びそのファイルの種類を識別する拡張子が取得される。この情報は、一般的には、図5に示すように、ウインドウ32の左上に表示されている。しかし、必要に応じてファイルやアプリケーションプログラムの作成日や更新日、さらにはアプリケーションプログラムのバージョン情報などを取得するようにしてもよい。
ファイル情報の取得は、ファイルやアプリケーションプログラムが新たに開かれた場合のみであって、最小化したウインドウを元に戻したり、または最大化したりした場合は検出も情報の取得も行わない。
ファイル情報の取得は、ファイルやアプリケーションプログラムが新たに開かれた場合のみであって、最小化したウインドウを元に戻したり、または最大化したりした場合は検出も情報の取得も行わない。
取得された情報は、チャットメッセージ34としてチャット入力部14に入力されて前記チャットウインドウ30aのログ表示エリア37に表示されるとともに、チャット送信部15を介して他の共有先のコンピュータ端末20bに送信される。
各チャットメッセージ33、34、35は、チャットウインドウ31に表示されるとともに、チャット履歴保存部17により各コンピュータ端末20の記憶装置23に置かれたログファイルにも書き込まれる。
画面共有が終了すると、ログファイル取得部18が記憶装置23からチャット履歴をログファイルとして取得し、このログファイルをログ保存部19が記憶装置23の所定のフォルダに保存する。
各チャットメッセージ33、34、35は、チャットウインドウ31に表示されるとともに、チャット履歴保存部17により各コンピュータ端末20の記憶装置23に置かれたログファイルにも書き込まれる。
画面共有が終了すると、ログファイル取得部18が記憶装置23からチャット履歴をログファイルとして取得し、このログファイルをログ保存部19が記憶装置23の所定のフォルダに保存する。
以上の実施例では、画面共有中にファイルやアプリケーションプログラムが開かれたときに、それを検出して情報を取得するようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、一定時間ごとに開いているファイルやアプリケーションプログラムを検出して、ログファイルに記録するようにしてもよい。
また、実施例では、画面共有元コンピュータ端末20aと画面共有先コンピュータ端末20bと機能的に分けて説明しているが、同じコラボレーションプログラムが搭載されているので、当然、共有元と共有先が入れ替わることができることは言うまでもない。
また、実施例では、画面共有元コンピュータ端末20aと画面共有先コンピュータ端末20bと機能的に分けて説明しているが、同じコラボレーションプログラムが搭載されているので、当然、共有元と共有先が入れ替わることができることは言うまでもない。
1…プログラムメイン部、2…画面共有部、3…ファイル管理部、4…チャット管理部、5…ログ管理部、8…画面データ受信部、9…画面データ表示部、10…画面データ取得部、11…画面データ送信部、12…ウインドウ監視部、13…ファイル情報取得部、14…チャット入力部、15…チャット送信部、16…チャット受信部、17…チャット履歴保存部、18…ログファイル取得部、19…ログファイル保存部、20、20a、20b…コンピュータ端末、21…制御部(CPU)、22…ディスプレイ装置、23…記憶装置、25…入力装置、26…通信インターフェース、27…ネットワーク、28a…共有元のコンピュータ端末のデスクトップ画面、28b…他のコンピュータ端末のデスクトップ画面、29…共有先のデスクトップ共有ウインドウ、30a…共有元のチャットウインドウ、30b…共有先のチャットウインドウ、32…ファイルやプログラムのウインドウ、33…チャットメッセージ(開催者などの情報)、34…チャットメッセージ、35…チャットメッセージ(取得したファイルの情報)、36…参加者欄、37…チャットログ表示エリア、38…コメント入力エリア。
Claims (2)
- 通信ネットワークに接続された複数のコンピュータ端末間でテキストメッセージの送受信とコンピュータ端末画面の共有を行うコラボレーションシステムであって、
前記コンピュータ端末には、テキストメッセージの送受信と同テキストメッセージをコンピュータ端末画面に表示させるチャット管理手段と、
前記コンピュータ端末画面の表示画像を送受信して画面共有する画面共有手段と、
画面共有された共有画面に表示されたファイルのファイル情報を取得し前記テキストメッセージに反映させるファイル管理手段とを備えたことを特徴とするコラボレーションシステム。 - 通信ネットワークに接続された複数のコンピュータ端末間でテキストメッセージの送受信とコンピュータ端末画面の共有を行うためのプログラムであって、
送受信されたテキストメッセージをコンピュータ端末画面に表示させるステップと、
共有画面に表示されたファイルのファイル情報を取得するステップと、
取得したファイル情報を前記テキストメッセージとして送受信し前記コンピュータ端末画面に表示させるステップとを実行することを特徴とするコラボレーションシステムのプログラム。
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JP2015055911A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | シャープ株式会社 | 情報処理装置、表示制御方法及びプログラム |
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