JP2011215713A - アクセス履歴情報収集システム、広告情報配信システム、アクセス履歴情報収集方法、広告情報配信方法、アクセス履歴情報収集装置および広告情報配信制御装置 - Google Patents

アクセス履歴情報収集システム、広告情報配信システム、アクセス履歴情報収集方法、広告情報配信方法、アクセス履歴情報収集装置および広告情報配信制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】IP網において、小さなコストでアクセス履歴情報を収集することを課題とする。
【解決手段】本発明は、IP網において、複数のエッジルータ11と、ユーザ端末装置6がコンテンツサーバ装置51にアクセスしたときのアクセス履歴情報を収集するアクセス履歴情報収集装置72と、を有するアクセス履歴情報収集システム100である。アクセス履歴情報収集装置72は、IP網を流れるパケットの送信元IPアドレスなどを含むレコードをエッジルータ11から受信し集約してフロー統計情報とするコレクタと、フロー統計情報を用いてIP網内のDNSサーバなどからフロー統計情報に対応するドメイン名などの情報を取得する逆引き部と、パケットの送信先ポート番号を元にアプリケーション種別を判別するタギング部と、フロー統計情報にドメイン名などの情報を加えたアクセス履歴情報を蓄積するアクセス履歴情報蓄積部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、IP(Internet Protocol)網において、ユーザがコンテンツサーバにアクセスしたときのアクセス履歴情報を収集する技術などに関する。
従来、前記したアクセス履歴情報を収集する技術としては、例えば、インタネットなどのネットワーク上のアクセス履歴情報収集装置が、ユーザの使用するユーザ端末装置から送られる商品の閲覧や購買の情報を、日時情報とともにアクセス履歴情報として収集するものがある(特許文献1参照)。
また、アクセス履歴情報を収集する際にパケットがどのユーザのものかを判別する技術として、例えば、パケットのアプリケーション層データを用いることでその判別を行うDPI(Deep Packet Inspection)という技術がある(非特許文献1参照)。DPIによれば、オートマトンなどを使うことで文字列パターンを高速に判定することができる。
特開2004−341626号公報
Sarang Dharmapurikar, et al., "Deep Packet Inspection using Parallel Bloom Filters", IEEE Micro, IEEE Computer Society, January/February 2004, Volume24, Issue 1, p.52-61
しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザ端末装置から商品の閲覧や購買の情報を日時情報とともにアクセス履歴情報収集装置に送信するには、ユーザ端末装置に専用のプログラム(スニファリングプログラムなど)を導入する必要があり、実施に手間やコストがかかるという問題がある。
また、非特許文献1の技術では、DPIの実施に大きなコストがかかるという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、DPIやユーザ端末装置専用のプログラムを用いることなく、小さなコストでアクセス履歴情報を収集することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明は、IP網において、複数のエッジルータと、ユーザ端末装置がコンテンツサーバ装置にアクセスしたときのアクセス履歴情報を収集するアクセス履歴情報収集装置と、を有するアクセス履歴情報収集システムであって、前記アクセス履歴情報収集装置は、前記IP網を流れるパケットの送信元IPアドレスと送信先IPアドレスと送信先ポート番号と送信日時情報とを含むレコードを前記エッジルータから受信し集約してフロー統計情報とするコレクタと、前記フロー統計情報を用いて、前記IP網内のDNSサーバおよびwhoisサーバの少なくとも一方に問い合わせ、前記フロー統計情報における送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレスの少なくとも一方に対応するドメイン名、組織名、組織種別の少なくともいずれかの情報を取得する逆引き部と、ポート番号とアプリケーション種別との対応情報を保持し、パケットの送信先ポート番号を元に、前記対応情報を参照し、当該パケットのアプリケーション種別を判別するタギング部と、前記フロー統計情報に、前記ドメイン名、前記組織名、前記組織種別の少なくともいずれかの情報を加えたアクセス履歴情報を蓄積するアクセス履歴情報蓄積部と、を備えることを特徴とする。
かかる発明によれば、アクセス履歴情報収集システムにおいて、アクセス履歴情報収集装置が、エッジルータからの情報に基づいてフロー統計情報を作成し、DNSサーバまたはwhoisサーバからフロー統計情報における送信元IPアドレスなどに対応するドメイン名、組織名、組織種別の情報を取得し、パケットの送信先ポート番号から当該パケットのアプリケーション種別を判別し、それらをフロー統計情報に加えてアクセス履歴情報として蓄積することができる。つまり、DPIやユーザ端末装置専用のプログラムを用いることなく、小さなコストでアクセス履歴情報を収集することができる。
また、本発明は、前記アクセス履歴情報収集システムにおける前記複数のエッジルータと、前記アクセス履歴情報収集装置とに加えて、広告情報配信制御装置と、広告情報配信サーバ装置と、を有し、前記収集したアクセス履歴情報に基づき前記ユーザ端末装置を使用するユーザの嗜好を示す嗜好情報を作成し、前記嗜好情報に合った広告情報を当該ユーザ端末装置に配信する広告情報配信システムであって、前記広告情報配信制御装置は、前記アクセス履歴情報収集装置のアクセス履歴情報蓄積部に問い合わせて、広告情報を配信する対象の前記ユーザ端末装置のIPアドレスに対応する前記アクセス履歴情報を取得するサーバ属性解析部と、前記ユーザ端末装置が前記コンテンツサーバ装置にアクセスして取得したコンテンツの内容情報を当該コンテンツサーバ装置から取得し、当該内容情報と、前記アクセス履歴情報におけるドメイン名、組織名、組織種別、アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報とに基づいて前記ユーザ端末装置のユーザの嗜好情報を作成し、嗜好情報蓄積部に蓄積する嗜好情報作成部と、前記広告情報配信サーバ装置から通知される嗜好情報読み出し情報を受信し、当該嗜好情報読み出し情報で特定される前記ユーザ端末装置に関する嗜好情報を自身から読み出し、当該嗜好情報を前記広告情報配信サーバ装置に送信する前記嗜好情報蓄積部と、を備え、前記広告情報配信サーバ装置は、前記広告情報配信制御装置の嗜好情報蓄積部から嗜好情報を取得する嗜好情報取得部と、前記取得した嗜好情報に合った広告情報を選択し、当該選択した広告情報を前記ユーザ端末装置に配信する広告情報配信部と、を備えることを特徴とする。
かかる発明によれば、広告情報配信システムにおいて、広告情報配信制御装置が、アクセス履歴情報収集装置からアクセス履歴情報を取得し、ユーザ端末装置がコンテンツサーバ装置から取得したコンテンツの内容情報をコンテンツサーバ装置から取得し、それらの情報からユーザ端末装置のユーザの嗜好情報を作成し、広告情報配信サーバ装置からの要求に応じて嗜好情報を送信し、その嗜好情報を受信した広告情報配信サーバ装置が、その嗜好情報に合った広告情報を選択し、当該選択した広告情報をユーザ端末装置に配信することができる。つまり、ユーザ端末装置に専用のプログラムなどを用いなくても、一般のブラウジングにおいて、ユーザの嗜好に合わせた広告情報をユーザ端末装置に送信することができる。
また、本発明は、アクセス履歴情報収集システムにおけるアクセス履歴情報収集装置単体として実現することができる。
かかる発明によれば、エッジルータからの情報に基づいてアクセス履歴情報を作成して蓄積することができる。
また、本発明は、広告情報配信システムにおける広告情報配信制御装置単体として実現することができる。
かかる発明によれば、アクセス履歴情報とコンテンツの内容情報からユーザ端末装置のユーザの嗜好情報を作成し、その嗜好情報を広告情報配信サーバ装置に送信することができる。
本発明によれば、DPIやユーザ端末装置専用のプログラムを用いることなく、小さなコストでアクセス履歴情報を収集することができる。
第1実施形態におけるアクセス履歴情報収集システムの全体構成図である。 第1実施形態におけるアクセス履歴情報収集装置の機能構成図である。 第1実施形態におけるアクセス履歴情報収集システムの処理シーケンスチャートである。 第2実施形態における広告情報配信システムの全体構成図である。 (a)は広告情報配信制御装置の機能構成図であり、(b)は広告情報配信サーバ装置の機能構成図である。 第2実施形態における広告情報配信制御装置の処理フローチャートである。 第2実施形態における広告情報配信サーバ装置の処理フローチャートである。 第2実施形態におけるアクセス履歴情報収集装置の処理フローチャートである。 第2実施形態における広告情報配信システムの処理シーケンスチャートである。 第2実施形態におけるコンテンツのHTMLデータを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)に関し、第1実施形態と第2実施形態について、図面を参照(言及図以外の図も適宜参照)しながら説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態におけるアクセス履歴情報収集システムの構成について説明する。図1に示すように、アクセス履歴情報収集システム100は、通信ネットワーク10と、エッジルータA11aと、エッジルータB11bと、エッジルータC11c(以下、どのエッジルータであるかを特定しない場合は「エッジルータ11」と称する。)と、サーバネットワーク20と、インタネット30と、ユーザ情報サーバ装置41と、コンテンツサーバ装置51と、ユーザ端末装置6と、アクセス履歴情報収集装置72と、を備えて構成される。なお、各装置はコンピュータ装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、各種インタフェースなどを備えている。また、ユーザ端末装置6を使用するのは、ユーザ9である。
エッジルータ11は通信ネットワーク10に接続される。エッジルータB11bはサーバネットワーク20に接続され、エッジルータC11cはインタネット30に接続され、ユーザ情報サーバ装置41はサーバネットワーク20に接続される。コンテンツサーバ装置51はインタネット30に接続され、ユーザ端末装置6はエッジルータA11aに接続される。そして、アクセス履歴情報収集装置72は、エッジルータA11a、エッジルータB11bおよびエッジルータC11cに接続される。
通信ネットワーク10は、IPプロトコルをサポートするネットワークである。
エッジルータ11は、通信ネットワーク10に入出力するパケットの転送を行うルータ装置である。エッジルータ11は、通信ネットワーク10を流れるパケットに関する統計情報であるフロー統計情報を、アクセス履歴情報収集装置72に定期的に送信する。
なお、エッジルータ11は、自身を通過する全パケットのフロー統計情報を解析するための機能として、NetFlow(IETF RFC3954, <http://www.ietf.org/rfc/rfc3954.txt>参照)、sFlow(IETF RFC3176, <http://www.ietf.org/rfc/rfc3176.txt>参照)、IPFIX(IP Flow Information Export)(IETF RFC5101, <http://www.ietf.org/rfc/rfc5101.txt>参照)などのフロー統計解析機能(以下、これらを総称して「xFlow」と称する。)を備えているものとする。
なお、本実施形態において、フローとは、例えば、3500byteの通信データが、1500byteのパケット、1500byteのパケット、500byteのパケットの3つにフラグメント(分割)されてルータを通過したとき、この3つのパケットをリアセンブルしたもの(すなわち3500byteの通信データ)を指すものとする。
エッジルータ11は、自身を通過したフローに関する情報を、アクセス履歴情報収集装置72内のコレクタ73(図2参照)に通知する。コレクタ73に通知する情報には以下の5つの情報が含まれる。
(1)フローの送信元IPアドレス
(2)フローの送信元ポート番号
(3)フローの送信先IPアドレス
(4)フローの送信先ポート番号
(5)このフローがエッジルータを通過した時刻(送信日時情報)
以下、これらの情報をまとめて、レコードと称する。
エッジルータ11は、1個のフローに関して1個のレコードを、コレクタ73に対して定期的に送信する。なお、ユーザ端末装置6とコンテンツサーバ装置51の間の通信パケットは、通信ネットワーク10を必ず通過するので、複数のエッジルータ11のいずれかを必ず通過する。このため、ユーザ端末装置6とコンテンツサーバ装置51の間のすべてのフローに関するレコードが、コレクタ73に送信されることになる。
サーバネットワーク20は、各種のサービスを提供するサーバ装置を接続することができるIPプロトコルをサポートするネットワークである。
インタネット30は、各種の情報サービスを提供するサーバ装置を接続することができるIPプロトコルをサポートするネットワークである。
ユーザ情報サーバ装置41は、ユーザ9の各種サービスへの加入情報を蓄積するサーバ装置である。
コンテンツサーバ装置51は、各種のコンテンツ(オンラインショップ、映画配信など)を提供するサーバ装置である。
ユーザ端末装置6は、ユーザ9が操作する端末装置である。
アクセス履歴情報収集装置72は、アクセス履歴情報(ユーザ9によって操作されたユーザ端末装置6からコンテンツサーバ装置51へのアクセスの履歴に関する情報)を蓄積する装置である(詳細は後記)。
なお、図1では、ユーザ端末装置6は1つ、ユーザ9は1人を示しているが、さらに多く存在していてもよい。また、コンテンツサーバ装置51を1つ示しているが、さらに多く存在していてもよい。
次に、アクセス履歴情報収集装置72の構成および動作について説明する。図2に示すように、アクセス履歴情報収集装置72は、コレクタ73、フィルタリング部74、タギング部75、逆引き部76、アクセス履歴情報蓄積部77を備えて構成される。また、以下の説明では、図3も併せて参照する。
ユーザ端末装置6がコンテンツサーバ装置51にアクセスすると(図3のS1。以下、「図3の」を省略する。)、エッジルータ11はコレクタ73にレコードを送信する(S2)。
コレクタ73は、エッジルータ11から受信したレコードを集約する。
フィルタリング部74は、コレクタ73が集約したフロー統計情報を取得する(S3,S4)。なお、これらの動作について、次の2つの方法が考えられる。
(a)コレクタ73は、エッジルータ11から受信したレコードを集約して生成したフロー統計情報をフィルタリング部74に渡す。
(b)コレクタ73は、エッジルータ11から受信したレコードを集約して生成したフロー統計情報を、アクセス履歴情報収集装置72内の記憶手段(HDDなど)に保存する。この記憶手段は、仮想共有ディスク(NFS:Network File System)としてフィルタリング部74と共有されており、フィルタリング部74はこの仮想共有ディスクに保存されているフロー統計情報を定期的に読み込む(S21)。
S4の後、フィルタリング部74は、フロー統計情報をタギング部75に渡す(S5)。逆引き部76は、タギング部75からフロー統計情報を受け取り(S6)、DNS(Domain Name System)サーバ61に対するDNS逆引き(DNSクエリによって、IPアドレスに対応するドメイン名を取得すること)と(S7,S8)、whoisサーバ62に対するwhois問い合わせ(whoisクエリによって、IPアドレスに対応するwhois情報(組織名など)を取得すること)を行い(S9,S10)、その結果をキャッシュ(一時記憶)する。なお、whoisサーバ62は、検索用のwhoisプロトコル(RFC3912)を用いて、whoisクエリにおけるIPアドレスに対応するwhois情報を検索し、その組織名をレスポンスとして返す機能を有する。
S9で、例えば、逆引き部76がwhoisサーバ62に対して、163.137.191.238というIPアドレスに関してwhois情報を取得するための要求(whoisクエリ)を出したとする。そうすると、whoisサーバ62は、whoisプロトコルを用いてこのIPアドレスに対応するwhois情報を検索する。S10で、whoisサーバ62は、例えば、以下の情報を逆引き部76に返す。
[ドメイン名] ntt.co.jp
[組織名] 日本電信電話株式会社
[Organization] NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION
[組織種別] 株式会社
[Organization Type] Corporation
また、S7で、例えば、逆引き部76がDNSサーバ61に対して、163.137.191.238というIPアドレスに関してドメイン情報を取得するための要求(DNSクエリ)を出したとする。そうすると、DNSサーバ61は、このIPアドレスに対応するドメイン情報(例えば、「www.ntt.co.jp」)を検索し、S8で、このドメイン情報を逆引き部76に返す。
以上のように、逆引き部76は、163.137.191.238というIPアドレスに関するこれらの情報を、以下のように付与情報テーブルに保管する。逆引き部76は、定期的に上記動作を行い、この付与情報テーブルを更新する。なお、この付与情報テーブルにおいて、付与情報の列数は可変である。
Figure 2011215713
S10の後、タギング部75は、逆引き部76が取得したドメイン名やwhois情報を受け取り(S11)、xFlowデータのレコード1行ごとに、次のように付与情報を作成する(S12)。
タギング部75は、送信元IPアドレスをキーとして、付与情報テーブルを参照し、送信元IPアドレスに対応するドメイン名、組織名などの付与情報を取得する。例えば、送信元IPアドレスが163.137.191.238であったとき、ドメイン名として「www.ntt.co.jp」、組織名として「日本電信電話株式会社」を取得する。なお、タギング部75は、送信元IPアドレスの代わりに送信先アドレスに関して付与情報を取得するか、もしくは、送信元IPアドレスと送信先IPアドレスの両方それぞれに関して付与情報を取得するなどしてもよい。
また、タギング部75は、次のようなポート番号表を持っている。なお、暗号化プロトコルは、対応する非暗号化プロトコルと同じ種類とみなす。例えば、8080はHTTPSではなくHTTPとする。
Figure 2011215713
タギング部75は、このポート番号表により、xFlowデータのレコード1行ごとに、その送信先ポート番号を元に、このレコードに対応するアプリケーション種別を判別する。例えば、送信先ポート番号が80であれば、アプリケーション種別はHTTPであると判定する。
タギング部75は、上記の付与情報とアプリケーション種別をxFlowのレコードの各行に追記して次のようなxFlowレコード付与情報テーブルとする。なお、このxFlowレコード付与情報テーブルにおいて、付与情報の列数は可変とする。アクセス履歴情報蓄積部77は、このxFlowレコード付与情報テーブルを保存する。
Figure 2011215713
このように、本実施形態のアクセス履歴情報収集装置72によれば、エッジルータ11を通過する全てのフローについて、上記xFlowレコード付与情報テーブルを作成することができる。つまり、xFlowレコード付与情報テーブルにおける情報がアクセス履歴情報そのものであり、市販の多くのルータが搭載しているxFlow機能を利用することで、DPIやユーザ端末装置専用のプログラムを用いなくても、アクセス履歴情報を収集することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態として、第1実施形態のアクセス履歴情報収集システム100において収集したアクセス履歴情報に基づき、ユーザの嗜好情報(ユーザの嗜好を示す情報)を作成し、作成した嗜好情報に合った広告情報(広告に関する情報)を配信する広告情報配信システムについて説明する。第1実施形態との違いは、アクセス履歴情報を収集することにとどまらず、収集したアクセス履歴情報に基づいてユーザの嗜好に合った広告情報を配信することにある。なお、第1実施形態の場合と同等の構成や機能については同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
まず、広告情報配信システム200の構成について説明する。図4に示すように、広告情報配信システム200は、図1のアクセス履歴情報収集システム100に対して、広告情報配信制御装置8、サービス事業者情報サーバ装置42、広告情報配信サーバ装置43および広告提供者サーバ装置52を追加した構成となっている。
図5(a)に示すように、広告情報配信制御装置8は、広告情報の配信を制御する装置であり、サーバ属性解析部82と、嗜好情報作成部83と、嗜好情報蓄積部84とを有している。
サーバ属性解析部82は、アクセス履歴情報収集装置72内のアクセス履歴情報蓄積部77にアクセス履歴情報読み出し情報を通知し、該当するIPアドレスのアクセス履歴情報を取得し、取得したアクセス履歴情報にもとづきコンテンツサーバ装置51の属性を解析するサーバ属性解析手段を有する。
嗜好情報作成部83は、サーバ属性解析部82が解析した属性から、IPアドレスを使用しているユーザ9の嗜好情報を作成する嗜好情報作成手段を有する。
嗜好情報蓄積部84は、嗜好情報作成部83が作成した嗜好情報を蓄積する嗜好情報蓄積手段を有する。
図4に戻って、サービス事業者情報サーバ装置42および広告情報配信サーバ装置43は、サーバネットワーク20に接続される。広告提供者サーバ装置52は、インタネット30に接続される。広告情報配信制御装置8は、アクセス履歴情報収集装置72およびエッジルータ11aに接続される。
サービス事業者情報サーバ装置42は、サービス事業者の各種サービスへの参加情報を蓄積するサーバ装置である。広告情報配信サーバ装置43は、広告情報を配信するサーバ装置である。広告提供者サーバ装置52は、各種の広告情報を提供するサーバ装置である。これらの詳細については後記する。
次に、広告情報配信制御装置8の処理について説明する。図6に示すように、広告情報配信制御装置8において、サーバ属性解析部82は、アクセス履歴情報収集装置72内のアクセス履歴情報蓄積部77に対してアクセス履歴情報読み出し情報を通知し(D1)、アクセス履歴情報収集装置72から、該当するIPアドレスのアクセス履歴情報を取得する(D2)。
続いて、嗜好情報作成部83は、コンテンツサーバ装置51から、ユーザ9がアクセスしたコンテンツサーバ装置51および取得したコンテンツの属性(内容情報)を取得し(D3)、ユーザ9の嗜好情報を作成し(D4)、嗜好情報蓄積部84に蓄積する(D5)。
また、D1〜D5の処理と並行して、嗜好情報蓄積部84は、広告情報配信サーバ装置43から通知される嗜好情報読み出し情報を受信し(D6)、該当するユーザ9の嗜好情報を読み出し(D7)、読み出した嗜好情報を広告情報配信サーバ装置43に送信する(D8)。
次に、広告情報配信サーバ装置43の構成と動作について説明する。図5(b)に示すように、広告情報配信サーバ装置43は、嗜好情報取得部431と、広告情報配信部432とを有している。
嗜好情報取得部431は、ユーザ端末装置6の広告情報配信要求パケットを受信し、広告情報配信制御装置8に嗜好情報読み出し情報を送信し、該当するユーザ9の嗜好情報を取得する。
広告情報配信部432は、取得した嗜好情報に合った広告情報を選択し(ここでは、広告提供者サーバ装置52にアクセスして嗜好情報に合った広告情報を選択し)、選択した広告情報をユーザ端末装置6に配信する。
図7に示すように、広告情報配信サーバ装置43において、嗜好情報取得部431は、ユーザ端末装置6から送信される広告情報配信要求パケットを受信し(E1)、広告情報配信制御装置8に嗜好情報読み出し情報を送信(通知)し(E2)、広告情報配信制御装置8から該当するユーザ9の嗜好情報を取得する(E3)。
続いて、広告情報配信部432は、E3で取得した嗜好情報に合った広告情報を広告提供者サーバ装置52にアクセスして取得し(E4)、取得した広告情報をユーザ端末装置6に配信する(E5)。
次に、アクセス履歴情報収集装置72の動作について説明する。図8に示すように、アクセス履歴情報収集装置72において、アクセス履歴情報蓄積部77は、広告情報配信制御装置8から通知されるアクセス履歴情報読み出し情報を受信し(B1)、該当するユーザ9のアクセス履歴情報を読み出し(B2)、読み出したアクセス履歴情報を広告情報配信制御装置8に送信する(B3)。
次に、広告情報配信システム200の動作について説明する。図9に示すように、ユーザ9がコンテンツの取得操作を行うと(C1)、ユーザ端末装置6がコンテンツ取得要求パケット(HTTP request)をコンテンツサーバ装置51に送信し(C2)、コンテンツサーバ装置51がそのコンテンツ取得要求パケットを受信する。
コンテンツサーバ装置51は、コンテンツを含むコンテンツ応答パケットをユーザ端末装置6に送信し(C3)、ユーザ端末装置6にコンテンツが表示される(C4)。このとき、コンテンツ応答パケットには、広告取得を促すHTML(Hyper Text Markup Language)タグ情報またはスクリプトが埋め込まれており、ユーザ端末装置6は、広告情報配信要求パケットを広告情報配信サーバ装置43に対して送信する(C5)。
次に、広告情報配信サーバ装置43は、広告情報配信制御装置8へ嗜好情報取得パケットを送り、嗜好情報の取得を要求する(C6)。
ここで、嗜好情報取得パケットは、C5の広告情報配信要求パケットにおけるレコード(前記レコードと同様、この嗜好情報取得パケット(フロー)の送信元IPアドレス、送信元ポート番号、送信先IPアドレス、送信先ポート番号、この嗜好情報取得パケットがエッジルータ11を通過した時刻)に関する情報や、C3で応答したコンテンツの情報から構成される。
例えば、C3で応答したコンテンツのHTMLが図10に示すものであったとする。広告情報配信サーバ装置43は、このHTMLに含まれる文字列を解析し、HTMLのmeta要素に含まれる「メール」や「NTT」というキーワード文字列や、body要素に含まれる文章を形態素解析し、TF−IDF(文章中の特徴的な単語を抽出するためのアルゴリズム:非特許文献“徳永健伸著「情報検索と言語処理」東京大学出版会”参照)などの方法を用いて、文章中の重要語である「メール」というキーワード文字列を抜き出し、C6で送信する嗜好情報取得パケットにそのキーワード文字列を含ませる。
図9に戻って、C7において、広告情報配信制御装置8は、C6で受け取ったキーワード文字列やIPアドレス情報をキーとして、アクセス履歴情報収集装置72にアクセス履歴情報の照会を要求する。例えば、上述の例であれば、キーワード文字列が「メール」であれば、その類似語「電話」を、アクセス履歴情報収集装置72に照会する。そうすると、xFlowレコード付与情報テーブル(表3)において、1行目のレコードがヒットし、このレコードには「ntt」という付与情報が記載されている。そこで、アクセス履歴情報収集装置72は、「ntt」という文字列を嗜好情報として広告情報配信サーバ装置43に返す(C8,C9)。
あるいは、C6で渡されたIPアドレスが、コンテンツサーバ装置51のIPアドレスやユーザのIPアドレスであって、例えば163.137.191.238であったとする。そうすると、xFlowレコード付与情報テーブル(表3)において、1行目のレコードがヒットし、このレコードには「電話」という文字の入った付与情報(「日本電信電話株式会社」)が記載されている。そこで、アクセス履歴情報収集装置72は、「電話」という文字列を嗜好情報として広告情報配信サーバ装置43に返す(C8,C9)。
そして、C10において、広告情報配信サーバ装置43は、広告情報配信制御装置8から受信した文字列(上記の例であれば、「ntt」や「電話」)を元に、広告提供者サーバ装置52から広告情報を選択(取得)し、C11において、その選択した広告情報をユーザ端末装置6に送信する。これによって、その広告がユーザ端末装置6に表示され(C12)、ユーザ9はその広告情報を取得することができる。
このようにして、本実施形態の広告情報配信システム200によれば、ユーザ端末装置6に専用のプログラムなどを用いなくても、一般のブラウジングにおいて、ユーザの嗜好に合わせた広告情報をユーザ端末装置6に送信することができる。
なお、アクセス履歴情報収集システム100または広告情報配信システム200を構成するコンピュータ(装置)に実行させるためのプログラムを作成し、コンピュータにインストールすれば、コンピュータは、そのプログラムに基づいた各機能を実現することができる。
以上で本実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
10 通信ネットワーク
11a エッジルータA
11b エッジルータB
11c エッジルータC
20 サーバネットワーク
30 インタネット
41 ユーザ情報サーバ装置
42 サービス事業者情報サーバ装置
43 広告情報配信サーバ装置
51 コンテンツサーバ装置
52 広告提供者サーバ装置
6 ユーザ端末装置
61 DNSサーバ
62 whoisサーバ
72 アクセス履歴情報収集装置
73 コレクタ
74 フィルタリング部
75 タギング部
76 逆引き部
77 アクセス履歴情報蓄積部
8 広告情報配信制御装置
82 サーバ属性解析部
83 嗜好情報作成部
84 嗜好情報蓄積部
9 ユーザ

Claims (6)

  1. IP(Internet Protocol)網において、複数のエッジルータと、ユーザ端末装置がコンテンツサーバ装置にアクセスしたときのアクセス履歴情報を収集するアクセス履歴情報収集装置と、を有するアクセス履歴情報収集システムであって、
    前記アクセス履歴情報収集装置は、
    前記IP網を流れるパケットの送信元IPアドレスと送信先IPアドレスと送信先ポート番号と送信日時情報とを含むレコードを前記エッジルータから受信し集約してフロー統計情報とするコレクタと、
    前記フロー統計情報を用いて、前記IP網内のDNS(Domain Name System)サーバおよびwhoisサーバの少なくとも一方に問い合わせ、前記フロー統計情報における送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレスの少なくとも一方に対応するドメイン名、組織名、組織種別の少なくともいずれかの情報を取得する逆引き部と、
    ポート番号とアプリケーション種別との対応情報を保持し、パケットの送信先ポート番号を元に、前記対応情報を参照し、当該パケットのアプリケーション種別を判別するタギング部と、
    前記フロー統計情報に、前記ドメイン名、前記組織名、前記組織種別、前記アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報を加えたアクセス履歴情報を蓄積するアクセス履歴情報蓄積部と、
    を備えることを特徴とするアクセス履歴情報収集システム。
  2. 請求項1に記載のアクセス履歴情報収集システムにおける前記複数のエッジルータと、前記アクセス履歴情報収集装置とに加えて、広告情報配信制御装置と、広告情報配信サーバ装置と、を有し、前記収集したアクセス履歴情報に基づき前記ユーザ端末装置を使用するユーザの嗜好を示す嗜好情報を作成し、前記嗜好情報に合った広告情報を当該ユーザ端末装置に配信する広告情報配信システムであって、
    前記広告情報配信制御装置は、
    前記アクセス履歴情報収集装置のアクセス履歴情報蓄積部に問い合わせて、広告情報を配信する対象の前記ユーザ端末装置のIPアドレスに対応する前記アクセス履歴情報を取得するサーバ属性解析部と、
    前記ユーザ端末装置が前記コンテンツサーバ装置にアクセスして取得したコンテンツの内容情報を当該コンテンツサーバ装置から取得し、当該内容情報と、前記アクセス履歴情報におけるドメイン名、組織名、組織種別、アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報とに基づいて前記ユーザ端末装置のユーザの嗜好情報を作成し、嗜好情報蓄積部に蓄積する嗜好情報作成部と、
    前記広告情報配信サーバ装置から通知される嗜好情報読み出し情報を受信し、当該嗜好情報読み出し情報で特定される前記ユーザ端末装置に関する嗜好情報を自身から読み出し、当該嗜好情報を前記広告情報配信サーバ装置に送信する前記嗜好情報蓄積部と、を備え、
    前記広告情報配信サーバ装置は、
    前記広告情報配信制御装置の嗜好情報蓄積部から嗜好情報を取得する嗜好情報取得部と、
    前記取得した嗜好情報に合った広告情報を選択し、当該選択した広告情報を前記ユーザ端末装置に配信する広告情報配信部と、を備える
    ことを特徴とする広告情報配信システム。
  3. IP(Internet Protocol)網において、複数のエッジルータと、ユーザ端末装置がコンテンツサーバ装置にアクセスしたときのアクセス履歴情報を収集するアクセス履歴情報収集装置と、を有するアクセス履歴情報収集システムによるアクセス履歴情報収集方法であって、
    前記アクセス履歴情報収集装置は、コレクタと、逆引き部と、タギング部と、アクセス履歴情報蓄積部と、を備えており、
    前記コレクタは、前記IP網を流れるパケットの送信元IPアドレスと送信先IPアドレスと送信先ポート番号と送信日時情報とを含むレコードを前記エッジルータから受信し集約してフロー統計情報とし、
    前記逆引き部は、前記フロー統計情報を用いて、前記IP網内のDNS(Domain Name System)サーバおよびwhoisサーバの少なくとも一方に問い合わせ、前記フロー統計情報における送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレスの少なくとも一方に対応するドメイン名、組織名、組織種別の少なくともいずれかの情報を取得し、
    前記タギング部は、ポート番号とアプリケーション種別との対応情報を保持しており、パケットの送信先ポート番号を元に、前記対応情報を参照し、当該パケットのアプリケーション種別を判別し、
    前記アクセス履歴情報蓄積部は、前記フロー統計情報に、前記ドメイン名、前記組織名、前記組織種別、前記アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報を加えたアクセス履歴情報を蓄積する
    ことを特徴とするアクセス履歴情報収集方法。
  4. 請求項3に記載のアクセス履歴情報収集システムにおける前記複数のエッジルータと、前記アクセス履歴情報収集装置とに加えて、広告情報配信制御装置と、広告情報配信サーバ装置と、を有し、前記収集したアクセス履歴情報に基づき前記ユーザ端末装置を使用するユーザの嗜好を示す嗜好情報を作成し、前記嗜好情報に合った広告情報を当該ユーザ端末装置に配信する広告情報配信システムによる広告情報配信方法であって、
    前記広告情報配信制御装置は、サーバ属性解析部と、嗜好情報作成部と、嗜好情報蓄積部と、を備えており、
    前記広告情報配信サーバ装置は、嗜好情報取得部と、広告情報配信部と、を備えており、
    前記広告情報配信制御装置において、
    前記サーバ属性解析部は、前記アクセス履歴情報収集装置のアクセス履歴情報蓄積部に問い合わせて、広告情報を配信する対象の前記ユーザ端末装置のIPアドレスに対応する前記アクセス履歴情報を取得し、
    前記嗜好情報作成部は、前記ユーザ端末装置が前記コンテンツサーバ装置にアクセスして取得したコンテンツの内容情報を当該コンテンツサーバ装置から取得し、当該内容情報と、前記アクセス履歴情報におけるドメイン名、組織名、組織種別、アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報とに基づいて前記ユーザ端末装置のユーザの嗜好情報を作成し、前記嗜好情報蓄積部に蓄積し、
    前記嗜好情報蓄積部は、前記広告情報配信サーバ装置から通知される嗜好情報読み出し情報を受信し、当該嗜好情報読み出し情報で特定される前記ユーザ端末装置に関する嗜好情報を自身から読み出し、当該嗜好情報を前記広告情報配信サーバ装置に送信し、
    前記広告情報配信サーバ装置において、
    前記嗜好情報取得部は、前記広告情報配信制御装置の嗜好情報蓄積部から嗜好情報を取得し、
    前記広告情報配信部は、前記取得した嗜好情報に合った広告情報を選択し、当該選択した広告情報を前記ユーザ端末装置に配信する
    ことを特徴とする広告情報配信方法。
  5. IP(Internet Protocol)網において、複数のエッジルータと、ユーザ端末装置がコンテンツサーバ装置にアクセスしたときのアクセス履歴情報を収集するアクセス履歴情報収集装置と、を有するアクセス履歴情報収集システムにおける前記アクセス履歴情報収集装置であって、
    前記IP網を流れるパケットの送信元IPアドレスと送信先IPアドレスと送信先ポート番号と送信日時情報とを含むレコードを前記エッジルータから受信し集約してフロー統計情報とするコレクタと、
    前記フロー統計情報を用いて、前記IP網内のDNS(Domain Name System)サーバおよびwhoisサーバの少なくとも一方に問い合わせ、前記フロー統計情報における送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレスの少なくとも一方に対応するドメイン名、組織名、組織種別の少なくともいずれかの情報を取得する逆引き部と、
    ポート番号とアプリケーション種別との対応情報を保持し、パケットの送信先ポート番号を元に、前記対応情報を参照し、当該パケットのアプリケーション種別を判別するタギング部と、
    前記フロー統計情報に、前記ドメイン名、前記組織名、前記組織種別、前記アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報を加えたアクセス履歴情報を蓄積するアクセス履歴情報蓄積部と、
    を備えることを特徴とするアクセス履歴情報収集装置。
  6. 請求項1に記載のアクセス履歴情報収集システムにおける前記複数のエッジルータと、前記アクセス履歴情報収集装置とに加えて、広告情報配信制御装置と、広告情報配信サーバ装置と、を有し、前記収集したアクセス履歴情報に基づき前記ユーザ端末装置を使用するユーザの嗜好を示す嗜好情報を作成し、前記嗜好情報に合った広告情報を当該ユーザ端末装置に配信する広告情報配信システムにおける前記広告情報配信制御装置であって、
    前記アクセス履歴情報収集装置のアクセス履歴情報蓄積部に問い合わせて、広告情報を配信する対象の前記ユーザ端末装置のIPアドレスに対応する前記アクセス履歴情報を取得するサーバ属性解析部と、
    前記ユーザ端末装置が前記コンテンツサーバ装置にアクセスして取得したコンテンツの内容情報を当該コンテンツサーバ装置から取得し、当該内容情報と、前記アクセス履歴情報におけるドメイン名、組織名、組織種別、アプリケーション種別の少なくともいずれかの情報とに基づいて前記ユーザ端末装置のユーザの嗜好情報を作成し、嗜好情報蓄積部に蓄積する嗜好情報作成部と、
    前記広告情報配信サーバ装置から通知される嗜好情報読み出し情報を受信し、当該嗜好情報読み出し情報で特定される前記ユーザ端末装置に関する嗜好情報を自身から読み出し、当該嗜好情報を前記広告情報配信サーバ装置に送信する前記嗜好情報蓄積部と、
    を備えることを特徴とする広告情報配信制御装置。
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