JP2011214373A - 引違い戸錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アウト側ユニットが室外側框から大きく突出しない引違い戸錠を提供する。
【解決手段】 室内側框5に設けられるイン側ユニット1Bに、室外側框4に設けられるアウト側ユニット1Aのストライク部35に係合する施錠部材34と、施錠部材34を操作する施錠操作部材97と、施錠操作部材97の操作に連動して動く連動部材99とを設け、アウト側ユニット1Aに、シリンダ錠15と、シリンダ錠15の室内側Bに配置されて該シリンダ錠15によって回転操作されるロータギヤ52と、ロータギヤ52の回転により上下に移動動作するラックプレート53と、ラックプレート53の上下動に連動して揺動することにより施錠部材34を施錠又は解錠操作するように連動部材99に係合するアウト側操作部材39とを備え、ロータギヤ52を、室外側Aの召し合わせ框4内で、アウト側操作部材39とストライク部35との間に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、引違い戸の召し合わせ部分に設けられる引違い戸錠に関するものである。
従来、引違い戸錠として、室外側の召し合わせ框に設けられるアウト側ユニットと、室内側の召し合わせ框に設けられるイン側ユニットとを備え、前記イン側ユニットに、前記アウト側ユニットに設けたストライク部に係脱自在に係合して引違い戸を施錠する施錠部材と、この施錠部材を操作する施錠操作部材と、この施錠操作部材の操作に連動して動く連動部材とを設け、前記アウト側ユニットに、室外側からキー操作されるシリンダ錠と、このシリンダ錠の室内側に配置されていて該シリンダ錠によって回転操作されるロータギヤと、このロータギヤに噛合していて該ロータギヤの回転により上下に移動動作するラックプレートと、このラックプレートの上下動に連動して揺動することにより前記施錠部材を施錠又は解錠操作するように前記連動部材に係合するアウト側操作部材とを備えてなる引違い戸錠がある(特許文献1参照)。
特許第3907621号公報
引違い戸錠のイン側ユニットとアウト側ユニットとは、引違い戸を閉めた状態で室内外方向で対向状に取り付けられ、該引違い戸を閉めた状態において、前記従来の引違い戸錠にあっては、ロータギヤが退避位置にある施錠部材の鉤状部と対向状となるように配置されている。
施錠部材は、施錠時に、鉤状部がイン側ユニットから突出してアウト側ユニット内に侵入し、該アウト側ユニットのストライク部に係合することから、ロータギヤは、施錠部材の鉤状部との干渉を避けるために、該鉤状部の侵入経路よりも室外側寄りに配置されている。このため、シリンダ錠が框内に収まらず、従来の引違い戸錠にあっては、該シリンダ錠が室外側の召し合わせ框から外方に出ている。
したがって、従来の引違い戸錠にあっては、アウト側ユニットが室外側の召し合わせ框から外方に大きく突出している。このように、アウト側ユニットが室外側の召し合わせ框から外方に大きく突出していると、例えば、引違い戸の室外側に網戸を設ける場合に、該網戸を引違い戸の室外側の引き戸に対して近接して取り付けられないという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、アウト側ユニットが室外側の召し合わせ框から大きく突出しない引違い戸錠を提供することを課題とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、引違い戸の召し合わせ部分に設けられる引違い戸錠であって、
室外側の召し合わせ框に設けられるアウト側ユニットと、室内側の召し合わせ框に設けられるイン側ユニットとを備え、
前記イン側ユニットに、前記アウト側ユニットに設けたストライク部に係脱自在に係合して引違い戸を施錠する施錠部材と、この施錠部材を操作する施錠操作部材と、この施錠操作部材の操作に連動して動く連動部材とを設け、
前記アウト側ユニットに、室外側からキー操作されるシリンダ錠と、このシリンダ錠の室内側に配置されていて該シリンダ錠によって回転操作されるロータギヤと、このロータギヤに噛合していて該ロータギヤの回転により上下に移動動作するラックプレートと、このラックプレートの上下動に連動して揺動することにより前記施錠部材を施錠又は解錠操作するように前記連動部材に係合するアウト側操作部材とを備え、
前記ロータギヤを、室外側の召し合わせ框内で、アウト側操作部材とストライク部との間に配置したことを特徴とする。
また、前記室外側の召し合わせ框内に配置されるアウトケース内に、前記シリンダ錠、ロータギヤ、ラックプレート及びアウト側操作部材を収容し、アウト側操作部材の下方にロータギヤを配置し、前記アウトケースの室内側壁部に、ロータギヤを回転自在に支持する支持孔を設け、この支持孔の下方側に前記ストライク部を設け、このストライク部の下方側に施錠部材が挿入する挿入孔を設けるのがよい。
また、前記アウト側ユニットは、室外側の召し合わせ框の室外側に配置されるアウトサイド座と該召し合わせ框の室内側に配置されるアウト側フロントとで該召し合わせ框を挟持することにより該召し合わせ框に取り付けられ、
前記アウトサイド座にシリンダ錠を支持すると共に、アウト側フロントにアウトケースの室内側壁部を固定し、
前記ロータギヤは、室内外方向の軸心を有する外筒部と、この外筒部の中心部に同心状に配置された内筒部と、これら外筒部と内筒部との周方向の一部を軸心方向にわたって連結する連結壁とを備え、
前記シリンダ錠にキー操作によって室内外方向の軸心回りに回転操作されるロータを設け、このロータを、ロータギヤの外筒部と内筒部との間に一体回転自在で且つ室内外方向に相対移動自在に嵌合する切欠筒状に形成するのがよい。
また、前記ロータギヤに取り付けられて該ロータギヤを室内外方向に延長すると共に、前記ロータが一体回転自在で且つ室内外方向に相対移動自在に嵌合するスペーサを備えているのがよい。
また、前記イン側ユニットは調整棒を室内外方向で貫通することができるように構成され、アウト側ユニットはロータギヤの室内側の面が露出するように構成されており、取付時において、前記調整棒をイン側ユニットに貫通させると共に該調整棒の先端側を前記ロータギヤの室内側の面に設けた挿入部に挿入することにより、イン側ユニットをアウト側ユニットに対して適正位置に位置合わせすることができるよう構成されているのがよい。
本発明によれば、ロータギヤを、室外側の召し合わせ框内で、アウト側操作部材とストライク部との間に配置したことにより、ロータギヤが室内外方向で施錠部材と干渉する惧れはなく、該ロータギヤを室外側の召し合わせ框内で室内側寄りに極力寄せて配置することができる。これにより、シリンダ錠を室外側の召し合わせ框内に略収めることができ、アウト側ユニットが室外側の召し合わせ框から外方に大きく突出することがないという効果を奏する。
アウト側ユニットの側面断面図である。 イン側ユニットの側面断面図である。 アウト側ユニットの背面断面図である。 施錠状態の引違い戸錠の上部の側面断面図である。 解錠状態の引違い戸錠の上部の側面断面図である。 引違い戸錠の側面図である。 引違い戸錠平面図である。 引違い戸錠の斜視図である。 アウト側ユニットの分解斜視図である。 アウト側ユニットの要部の斜視図である。 アウト側ユニットの要部の分解斜視図である。 アウト側ユニットの要部の一部分解斜視図である。 アウト側ユニットの要部の一部分解斜視図である。 ロータギヤとスペーサの背面図及び斜視図である。 イン側ユニットの分解斜視図である。 イン側ユニットの要部の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図6〜図8において、1は引違い戸2を施錠すべく該引違い戸2の召し合わせ部分3に設けられる引違い戸錠である。
以下の説明において、引違い戸2の開閉方向(引戸2A,2Bの移動方向)を左右方向Cという。
この引違い戸錠1は、室外側Aの引戸2Aの召し合わせ框4(外側框という)に取り付けられるアウト側ユニット1Aと、室内側Bの引戸2Bの召し合わせ框5(内側框という)に取り付けられるイン側ユニット1Bと、室外側Aから引違い戸錠1を施錠・解錠するためのキー6とを有する(図例のものはディンプルキーが採用されている)。
また、アウト側ユニット1Aとイン側ユニット1Bとは、引違い戸2を閉めた状態において室内外方向で対向するように取り付けられる。
アウト側ユニット1Aは、図1、図3〜図13に示すように、外側框4の室外側Aに配置されるアウトサイド座7と、外側框4の室内側Bに配置されるアウト側フロント8と、これらアウトサイド座7とアウト側フロント8との間に配置され且つ外側框4に室内外方向に貫通形成された収容部内に収容されたアウトケース9とを有する。
アウトサイド座7は、縦長の矩形状に形成されていて外側框4の収容部を塞ぐように外側框4の室外側Aの面に接当する平板状のベース部11を有する。
該アウトサイド座7の外面(室外側A表面)は上下方向に沿う略平坦状に形成されており、外側框4の外面(室外側Aの表面)から大きく突出しない(大きな出っ張りがない)ように形成されていて、引違い戸2の室外側Aに網戸を設ける場合などにおいて、アウトサイド座7が邪魔物とならないように考慮されている。
また、アウトサイド座7の上端側及び下端側には、室内側Bに向けて且つ外側框4の収容部内に突出する取付部12が形成され、これら上下の各取付部12には室内外方向の軸心を有するネジ孔13が形成されている。
また、アウトサイド座7の上下方向中央側には、上下一対のシリンダ支持部14が室内側Bに向けて突出状に設けられ、これら上下のシリンダ支持部14間にはシリンダ錠15が配置されている。
シリンダ支持部14の室内側B端部には抜止プレート16がネジ止めされ、該抜止プレート16とアウトサイド座7とでシリンダ錠15のシリンダボディ17(外筒)の室内外方向の移動が規制されていると共に、上下のシリンダ支持部14によってシリンダボディ17の室内外方向の軸心回りの回転が規制されている。
このシリンダ錠15は、本実施形態では、シリンダプラグ18(内筒)が前記キー6によって室内外方向の軸心回りに回転操作されるディンプルシリンダ錠によって構成され、該シリンダ錠15を室外側Aから操作することができるように、シリンダプラグ18のキーウェイがアウトサイド座7に形成された孔19を介して外部に露出している。
また、該シリンダ錠15には、シリンダプラグ18と一体回転するロータ21が設けられている。このロータ21は前記抜止プレート16に形成された挿通孔22を挿通して室内側Bに向けて突出している。
また、ロータ21は、筒体(円筒体)に、その一部を軸心方向にわたって切り欠くことによって形成された嵌合溝23が設けられた切欠筒状(切欠円筒状)に形成され、シリンダプラグ18の回転軸心と同心状に設けられている。
前記アウト側フロント8は板材によって縦長の矩形状に形成され、外側框4の収容部を塞ぐように該外側框4の室内側Bの面に接当している。
このアウト側フロント8には、上部から中央側にかけて窓孔24が貫通形成されている。また、該アウト側フロント8の下部(窓孔24の下側)には、イン側ユニット1Bに設けられた施錠用の鎌34(施錠部材)が挿脱自在に挿入する挿入孔26(鎌挿入孔という)が貫通形成されている。
前記窓孔24は、上部側が上下方向に長い矩形状に形成され(矩形状部分24aという)、下部側が円形状に形成されている(円形状部分24bという)。
前記アウトケース9は、室外側Aが開放状とされた矩形箱状に形成され、上部にアウトサイド座7の上側の取付部12が室外側Aから挿入され、下部にアウトサイド座7の下側の取付部12が室外側Aから挿入されている。
このアウトケース9の室内側壁部27の上端側及び下端側にはアウト側フロント8の上下部がリベット28によって固定されている。
また、該アウトケース9の室内側壁部27には、上下に開孔29,30が形成されると共に、この上下の開孔29,30の間に位置する円形状の支持孔31が形成されている。
上側開孔29はアウト側フロント8の窓孔24の上部側の矩形状部分24aに対向して形成されている。この上側開孔29の左右幅は、アウトケース9の左右側壁32間にわたる左右幅に形成されており、アウトケース9の左右側壁32の上側開孔29の形成部分の端縁は、上下方向中途部に係合片33が形成されるように、室外側Aに向けて切り欠かれている。
下側開孔30はアウト側フロント8の鎌挿入孔26に対向して形成されている。この下側開孔30は、鎌挿入孔26よりも高く形成されていて、該下側開孔30の上部はアウト側フロント8の、窓孔24と鎌挿入孔26との間の壁部に対向している。該窓孔24と鎌挿入孔26との間の壁部が、イン側ユニット1Bの鎌34が係脱自在に係合するストライク部35とされている。
前記支持孔31は、アウト側フロント8の窓孔24の下部側の円形状部分24bに対向して形成されている。
また、アウトケース9の一方の側壁32上部の室外側A寄りには、上下方向に長い矩形状のガイド孔36が貫通形成されている。
また、アウトケース9の左右各側壁32の上下方向中途部の室外側A寄りには、室外側Aに向けて開放状とされた側面視コ字形の切欠き部37が形成されている。
前記アウトサイド座7とアウト側フロント8とは、アウト側フロント8及びアウトケース9の室内側壁部27を室内側Bから貫通してアウトサイド座7の取付部12のネジ孔13に螺合される取付ネジ38によって相互に連結されており、これらアウトサイド座7とアウト側フロント8とで外側框4を挟み込むことにより、該アウトサイド座7とアウト側フロント8とが(アウト側ユニット1Aが)外側框4に着脱自在に取り付けられている。
この取付構造により、アウトサイド座7とアウト側フロント8との間の取付間隔が変更可能とされ、したがって、アウト側ユニット1Aは、室内外方向の厚みの異なる外側框4に対して、該厚みに対応して外側框4に取り付け得るようになっている。
なお、図1は、アウトサイド座7とアウト側フロント8との間の取付間隔を最も縮めた状態で、外側框4にアウト側ユニット1Aを取り付けた状態を示している。
また、アウト側ユニット1Aは、シリンダ錠15のシリンダプラグ18の回転に連動して回転操作されることによりイン側ユニット1Bに設けられた鎌34を操作するアウト鎌39(アウト側操作部材)を有する。
このアウト鎌39は、アウトケース9の側壁32間の中央部の上部で且つアウト側フロント8の窓孔24の矩形状部分24aを臨む位置に配置されている。
また、該アウト鎌39は、一枚の平板状板材によって形成され、板厚が全体にわたって同厚とされ、板厚方向が左右方向Cに一致するように配置されている。
また、アウト鎌39には左右方向Cの軸心を有する回転支軸41が貫通され、この回転支軸41はアウトケース9の左右側壁32にわたって設けられており、この回転支軸41によってアウト鎌39が左右軸回りに回転自在(上下揺動自在)に支持されている。
図1に示すように、アウト鎌39はアウト側フロント8の窓孔24から外側框4内に退避している状態が非操作位置とされ、該位置において、上部(回転支軸41より上側)で且つ室内側B寄りに施錠操作部42が設けられ、下部(回転支軸41より下側)で且つ室内側B寄りに解錠操作部43が設けられている。
これら施錠操作部42と解錠操作部43とは、アウト鎌39を非操作位置から回転支軸41の軸心回りに所定角度回転させることにより、アウト側フロント8の窓孔24の矩形状部分24aから出退(出入り)自在に突出するように構成されている(図4、5参照)。
前記アウト側フロント8の窓孔24の矩形状部分24aがアウト鎌39の出退口とされている。
また、図1に示すように、アウト鎌39の上下方向中央側で且つ室外側A寄りには、上下一対の係合溝44が形成されている。該上下係合溝44は、回転支軸41の軸心に直交する室内外方向の線を境に上下振り分け状に形成されている。
各係合溝44は、室外側Aに向けて開放状に形成されていると共に、中途部から室内側Bに向けて、回転支軸41に向かうように傾斜状に形成されている。
アウト鎌39の係合溝44間部分を中央被押圧部39a、上側の係合溝44の上縁側部分を上被押圧部39b、下側の係合溝44の下縁側部分を下被押圧部39cという。
また、アウト鎌39の上下端縁部(外周縁部)は、回転支軸41の軸心を中心とする円弧状に形成されている。
アウトケース9の上部には、アウト鎌39を保持するアウト鎌ケース46が、上側開孔29を介して室内側Bから嵌め込まれている。
このアウト鎌ケース46は、室内側Bの左右両側にアウトケース9の側壁32の室内側Bの面に接当するフランジ部47を備え、各フランジ部47には、上側開孔29の左右両側に設けられた係合片33が嵌合する切欠部48が形成されている。
また、アウト鎌ケース46の左右方向C中央側には、縦長の位置決め孔49が室内外方向に貫通形成され、この位置決め孔49をアウト鎌39が挿通しており、これによってアウト鎌39の左右方向Cの位置決めがなされている。
なお、アウト鎌39の上下部分は中央被押圧部39a(係合溝44間部分)よりも室外側Aに向けて延出されており、これによって、アウト鎌39と位置決め孔49との係合部分を多くしてアウト鎌39の回転動作の安定化を図っている。
アウト鎌ケース46の上下方向中央側には、室外側Aから室内側Bに向けて凹む凹部50が左右方向Cにわたって形成され、この凹部50に前記回転支軸41が収容されている。
この凹部50の室内側Bは位置決め孔49に連通するように切り欠かれている。
また、アウト側ユニット1Aは、シリンダ錠15のシリンダプラグ18の回転をアウト鎌39に伝達する連動機構51を有する。
この連動機構51は、シリンダプラグ18と一体回転するロータギヤ52(ピニオン)と、このロータギヤ52の回転によって上下移動するラックプレート53と、このラックプレート53に設けられていてアウト鎌39の係合溝44に係合する上下一対の操作ピン54とを有する。
図14に示すように、ロータギヤ52は、室内外方向の軸心を有する円柱形状のギヤ本体56を備え、このギヤ本体56の外周面に周方向に間隔をおいて係合歯57が設けられ、この係合歯57は上部から下部にかけて略半周にわたって設けられている。
このロータギヤ52は、アウトケース9内の支持孔31を臨む位置(アウトケース9の上下方向中央側)に配置されており、アウト鎌39及びアウト鎌ケース46の下方(真下)で且つ前記ストライク部35の上方側(アウト鎌39及びアウト鎌ケース46とストライク部35との間)に位置している。
このように構成することにより、ロータギヤ52の下方側において、イン側ユニット1Bに設けられる鎌34がストライク部35に係合することとなるので、ロータギヤ52を外側框4の収容部内の(アウトケース9内の)室内側B寄りに極力寄せて配置することができる。
そして、ロータギヤ52を外側框4の収容部内の室内側B寄りに極力寄せて配置することにより、シリンダ錠15を外側框4の収容部内(アウトケース9内)に略収めることができ、アウトサイド座7の外面に大きな出っ張りができるのをなくすことができるのである。
なお、アウト鎌ケース46の下面は、ロータギヤ52の外周に沿う円弧状に形成されていて、アウト鎌ケース46とロータギヤ52とが上下方向において近接配置されている。
また、ロータギヤ52は、ギヤ本体56の室内側Bの端部をアウトケース9の支持孔31に挿通すると共に該端部に止め輪58を嵌め込むことによって、支持孔31からの抜け止めがされていると共にアウトケース9に室内外方向の軸心回り回転自在に支持されている。
また、ロータギヤ52のギヤ本体56の室内側B端面は、アウト側フロント8の窓孔24の円形状部分24bを介して室内側Bに向けて露出している。
前記ギヤ本体56は、室内外方向の軸心を有する外筒部59と、該外筒部59の中心部に同心状に位置する内筒部60と、これら外筒部59と内筒部60とを連結する連結壁61とから主構成されている。
前記連結壁61は、外筒部59と内筒部60との間の周方向の一部に軸心方向にわたって形成され、且つシリンダ錠15に設けたロータ21の嵌合溝23に挿入可能とされている。
前記ギヤ本体56の外筒部59と内筒部60との間にシリンダ錠15に設けたロータ21が挿入され且つ連結壁61がロータ21の嵌合溝23に挿入され、これによって、ロータ21とロータギヤ52とが一体回転自在とされ、前記キー6によってシリンダ錠15を操作することによりロータギヤ52が回転操作されるよう構成されている。
また、ロータ21とロータギヤ52とは、前記構成により、一体回転状態を維持したままで室内外方向に相対移動自在(近接離反)とされており、外側框4の厚みに対応してアウトサイド座7とアウト側フロント8との間隔変更した場合に対応することができるよう構成されている。
また、ロータギヤ52には、その室外側Aにスペーサ62が取付け可能とされ、該スペーサ62をロータギヤ52に継ぎ足すにより、ロータギヤ52のギヤ本体56が室内外方向に延長され、厚みの大きな外側框4に対応することができるよう構成されている。
該スペーサ62の取付構造を具体的に説明すると、前記ロータギヤ52のギヤ本体56には、外筒部59の係合歯57が形成されていない部分に、室外側Aに向けて開放状とされた嵌合凹部63を形成するための膨出部64が設けられていると共に、内筒部60の内孔65には、室外側Aの端部から室内側Bの端部近傍にかけて雌ネジが形成されている。
また、スペーサ62は、ロータギヤ52のギヤ本体56と同様に形成された(ギヤ本体56の外筒部59及び内筒部60と同径の外筒部66及び内筒部67と、これらを連結する連結壁68とを有する)スペーサ本体69と、前記膨出部64に設けられた嵌合凹部63に室外側Aから嵌合してスペーサ62の回止めをする嵌合凸部70とを有する。
そして、スペーサ62の嵌合凸部70をロータギヤ52の嵌合凹部63に嵌合させ、取付ネジ71をスペーサ62の内筒部60の内孔に挿通させ且つ該取付ネジ71をロータギヤ52の内筒部67の内孔65に螺合することにより、ロータギヤ52にスペーサ62が取り付けられるよう構成されている。
ラックプレート53は、ロータギヤ52の、係合歯57が形成されている側の側方に配置され、下部にロータギヤ52の係合歯57に噛合する噛合孔72が上下方向に間隔をおいて形成されている。
したがって、ロータギヤ52を正逆回転させることにより係合歯57が噛合孔72に噛合してラックプレート53が上下移動するよう構成されている。
また、噛合孔72の形成部分の上側には、前記回転支軸41が挿通する挿通孔73が形成され、この挿通孔73はラックプレート53の上下動を許容するように、上下方向に長い長孔状に形成されている。
このラックプレート53の挿通孔73の形成部分は、アウト鎌ケース46とアウトケース9の側壁32との間に配置され、これらによって上下移動自在にガイドされている。
また、ラックプレート53の上部の前記挿通孔73より室外側A寄りには、上下一対の取付孔74が形成され、各取付孔74には、それぞれ前記操作ピン54の一端側が挿入されて固定され、操作ピン54の他端側は上下方向で同じ側にある係合溝44に左右方向Cで挿入されている(上側の操作ピン54が上側の係合溝44に挿入され、下側の操作ピン54が下側の係合溝44に挿入されている)。
したがって、ラックプレート53を上下移動させると、操作ピン54がアウト鎌39を押圧することにより該アウト鎌39が回転支軸41回りに回転するようになっている。
ラックプレート53の上部の室外側Aには取付片75が設けられている。この取付片75はアウト鎌ケース46よりも室外側A寄りに位置している。また、この取付片75がラックプレート53の上部の挿通孔73の形成部分よりもアウト鎌39配置側寄りに位置ズレするように、ラックプレート53上部が段付き状に折曲形成されている。
また、この取付片75はアウトケース9の側壁32に形成したガイド孔36に対向するように配置されていると共に、該取付片75には上下方向に長い矩形状の取付孔76が形成されている。
また、この取付片75に上下一対のバネ受け77が組み込まれていると共に、上下のバネ受け77の間にコイルバネからなる復帰バネ78が圧縮状に介装されている。
図3に示すように、上側のバネ受け77には上方に開放状の溝79が形成され、該溝79に、取付片75の取付孔76上方部位が挿入されていて、取付片75に対する上側のバネ受け77の上方移動が規制されている。
また、下側のバネ受け77には下方に開放状の溝80が形成され、該溝80に、取付片75の取付孔74下方部位が挿入されていて、取付片75に対する下側のバネ受け77の下方移動が規制されている。
また、上下のバネ受け77にはアウトケース9の側壁32のガイド孔36に挿入された被ガイド部81が設けられ、上側のバネ受け77の被ガイド部81がガイド孔36上端に接当することにより、アウトケース9に対する上側のバネ受け77の上方移動が規制され、下側のバネ受け77の被ガイド部81がガイド孔36下端に接当することにより、アウトケース9に対する下側のバネ受け77の下方移動が規制されている。
上側のバネ受け77の被ガイド部81がガイド孔36上端に接当し、下側のバネ受け77の被ガイド部81がガイド孔36下端に接当した状態で、アウト鎌39が非操作位置に位置している。
なお、復帰バネ78及びバネ受け77はアウト鎌39と干渉しないように、アウト鎌39の背面位置から側方に偏倚(位置ずれ)している(復帰バネ78及びバネ受け77がアウト鎌39に対して回転軸心方向の側方にオフセット配置されている)。
アウト鎌39が非操作位置に位置している状態で、該アウト鎌39を操作すべく、キー6を右回りに回転させてラックプレート53を上方移動させると、上バネ受け77の被ガイド部81がガイド孔36上端に接当していて該上側のバネ受け77の上方移動が規制されているので、取付片75が復帰バネ78を圧縮しながら下側のバネ受け77を押し上げる。
また、アウト鎌39が非操作位置に位置している状態で、該アウト鎌39を操作すべく、キー6を左回りに回転させてラックプレート53を下方移動させると、下側のバネ受け77の被ガイド部81がガイド孔36下端に接当していて該下側のバネ受け77の下方移動が規制されているので、取付片75が復帰バネ78を圧縮しながら上バネ受け77を押し下げる。
したがって、アウト鎌39を操作した状態からキー6の操作力を解除すると、復帰バネ78の付勢力によって、ラックプレート53が操作前の元の位置に戻されて、アウト鎌39が非操作位置に復帰するように構成されている。
また、アウト側ユニット1Aは、アウトケース9に室外側Aから挿入されたインナーケース82を備えている。
このインナーケース82の上壁83及び下壁84は、アウトケース9への挿入を許容するように凹みが形成されている。
このインナーケース82の上壁83と上中間壁86との間には、ラックプレート53の取付片75、上下バネ受け77等が配置され、該上壁83には取付片75の上動を許容する切欠き88が形成され、上中間壁86には取付片75の下動を許容する切欠き88が形成されている。
また、インナーケース82の、ラックプレート53配置側の側壁89上部は、上下バネ受け77に干渉しないように大きく切り欠かれている。
インナーケース82の背面壁90の上下方向中間部には、アウトサイド座7の上下シリンダ支持部14及びシリンダ錠15を挿通するための開口91が形成されていて、上中間壁86と下中間壁87との間に、該上下シリンダ支持部14及びシリンダ錠15が挿入されている。
インナーケース82の左右各側壁89の上下方向中途部には、アウトケース9の切欠き部37に室外側Aから嵌合する嵌合部92が設けられ、この嵌合部92の下側で連結ピン93がアウトケース9の左右側壁32とインナーケース82の左右側壁89とにわたって挿通されている。
また、インナーケース82のラックプレート53配置側の側壁89外面には、ラックプレート53の下部側を収容する凹部94が形成されている。
イン側ユニット1Bは、図2、図6〜8、図15、図16に示すように、内側框5の室内側Bに配置されるインサイド座94と、内側框5の室外側Aに配置されるイン側フロント95と、これらインサイド座94とイン側フロント95との間に配置され且つ内側框5に室内外方向に貫通形成された収容部内に収容されたインケース96と、アウト側ユニット1Aのストライク部35に係脱自在に係合して引違い戸2を施錠をする鎌34と、この鎌34を室内側Bから操作するための施錠操作部材97と、この施錠操作部材97の操作によって上下動して前記鎌34を施錠・解錠動作させるスライダ98と、施錠操作部材97の操作に連動して動く連動部材99と、施錠時において連動部材99が外側框4と内側框5との間の隙間から操作されるのを防止するプロテクタ100と、このプロテクタ100を室内外方向移動自在に案内するプロテクタガイド101とを有する。
インサイド座94は、内側框5の収容部を塞ぐように該内側框5の室内側Bの面に接当する縦長矩形状のベース部102を有している。
また、インサイド座94の上下方向中央側には、上下方向に長い矩形状の操作用開口103が形成されている。
このインサイド座94の室外側Aには、該インサイド座94に対して上下左右に移動不能に位置決め固定された規制プレート104が配置され、この規制プレート104には上下方向に長い矩形状の開口106が形成されている。
施錠操作部材97は、インサイド座94と規制プレート104との間で上下動自在に支持された矩形状のベース部107と、このベース部107の室内側Bの上下方向中央側に設けられた操作つまみ108と、ベース部107の室外側Aの上下方向中央側に設けられたレバー部109とを有する。
前記操作つまみ108は操作用開口103を挿通していて該操作用開口103内を上下に移動自在とされており、該操作つまみ108を撮むことにより施錠操作部材97が室内側Bから上下に移動操作可能とされている。
なお、前記操作つまみ108には、補助操作つまみ110が取付可能とされている。
前記施錠操作部材97のベース部107の下部(操作つまみ108の下方側)には、位置合わせ用の小孔111が形成されている。
前記レバー部109は、ベース部107から室外側Aに突出していて規制プレート104の開口106を挿通していると共に、該開口106によって上下移動が許容されている。
イン側フロント95は、板材によって縦長矩形状に形成され、内側框5の収容部を塞ぐように内側框5の室外側Aの面に接当している。
このイン側フロント95の上部には、縦長矩形状の嵌合孔112が貫通形成され、下部には、縦長矩形状の鎌出退口113が貫通形成されている。
また、該イン側フロント95の上下方向中央側には位置合わせ用の小孔114が貫通形成されている。
インケース96は、室内側Bが開放状とされた矩形箱状に形成され、インケース96内に、前記鎌34、スライダ98、連動部材99、プロテクタ100及びプロテクタガイド101が組み込まれている。
このインケース96内の上端側及び下端側には、室内外方向の軸心を有するネジ筒115が配置され、各ネジ筒115の一端側はインケース96の室外側壁部116の上下部を貫通してイン側フロント95の上下部にかしめ固定され、これによりインケース96の室外側Aにイン側フロント95が固定されている。
このインケース96の室外側壁部116には、上下に開孔117、118が形成され、上下方向中央側に位置合わせ用の小孔119が形成されている。
インケース96の上側開孔117は、イン側フロント95の嵌合孔112と対向状に形成され、且つインケース96の左右側壁121間にわたる左右幅に形成されている。
インケース96の下側開孔118は、縦長矩形状に形成され、イン側フロント95の鎌出退口113と対向状に形成されている。
インケース96の小孔119は、前記イン側フロント95の小孔114に連通状とされている。
インケース96の左右側壁121下部の室内外方向中途部には、上下方向に長いガイド孔122が形成されている。
前記ネジ筒115は、インケース96の室内外方向の長さに略相当する長さに形成され、上下各ネジ筒115の内側のネジ孔115aに、インサイド座94及び規制プレート104の上下部を室内側Bから貫通する取付ネジ123が螺合されることにより、インサイド座94とイン側フロント95とが相互に連結され、これらインサイド座94とイン側フロント95とで内側框5を挟み込むことにより、該インサイド座94とイン側フロント95とが(イン側ユニット1Bが)内側框5に着脱自在に取り付けられる。
この取付構造により、インサイド座94とイン側フロント95との間の取付間隔が変更可能とされ、したがって、イン側ユニット1Bは、室内外方向の厚みが異なる内側框5に対して、該厚みに対応して内側框5に取り付け得るようになっている。
図2は、インサイド座94とイン側フロント95との間の取付間隔を拡大又は縮小し得る状態に取り付けられた場合を示している。
また、インサイド座94とイン側フロント95との間の取付間隔の変更範囲は、アウトサイド座7とアウト側フロント8との間の取付間隔の変更範囲と同様とされている。
また、イン側ユニット1Bは、前記嵌合孔112がアウト側フロント8の窓孔24上部の矩形状部分24aに対向し且つ鎌出退口113がアウト側フロント8の鎌挿入孔26に対向するように、イン側ユニット1Bに対して対向状に取り付けられる。
前記鎌34は、インケース96の左右側壁121間の下部に配置され、インケース96の前記ガイド孔122の室外側A寄りにおいて左右側壁121にわたって設けられた左右方向Cの軸心を有する枢軸124が貫通されていて、該枢軸124回りに回転自在とされている。
該鎌34は、図2に示す側面視において、枢軸124回りに左回りに回転させることにより、図2に示すように、該鎌34の鉤状部125がインケース96の下側開孔118を通って鎌出退口113から突出し、該鉤状部125の先端側がアウト側ユニット1Aの鎌挿入孔26から侵入してストライク部35に係合するように構成されている。
鎌34がストライク部35に係合することにより、引違い戸2が施錠され、引違い戸2が開閉不能となる。
また、鎌34を、図2に示す側面視において、該図2に示す施錠状態から、枢軸124回りに右回りに回転させることにより、鉤状部125が鎌出退口113からインケース96内へと退避するよう構成されている。
鎌34がインケース96内に退避することにより、引違い戸2が解錠され、引違い戸2が開閉可能となる。
インケース96のガイド孔122には、左右ガイド孔122にわたって設けられたスライドピン126が該ガイド孔122に沿って上下移動自在に支持されている。鎌34の鉤状部125とは反対側には、このスライドピン126が挿通される係合孔127が形成されている。
また、鎌34には、該鎌34を鉤状部125が鎌出退口113から突出した施錠位置と、鉤状部125が鎌出退口113から退避した解錠位置とに保持する捩りコイルバネからなる鎌バネ128が組み付けられている。
前記スライダ98は、左右の側壁129と、左右側壁129の室内側B端部を連結する背面壁130とからコ字形に形成されている。このスライダ98は、インケース96内に室内側Bから上下移動自在に挿入されている。
このスライダ98の背面壁130の上下方向中途部には挿通部131が形成され、この挿通部131に前記施錠操作部材97のレバー部109が挿通されており、施錠操作部材97を上下に移動操作すると、前記レバー部109がスライダ98を押し上げ又は押し下げることにより該スライダ98が上下移動するよう構成されている。
また、前記レバー部109は挿通部131に室内外方向移動可能に挿通されていて、該レバー部109の挿通部131に対する挿通状態が維持される範囲でインサイド座94とイン側フロント95との間の取付間隔が変更可能とされている。
また、このスライダ98の左右各側壁129の下部の室外側A寄りには、室外側Aから室内側Bへと向けて凹設され且つ上下方向に長い軸逃し溝132が形成されている。
この軸逃し溝132内に鎌34を枢支する前記枢軸124が挿入されている。
また、この軸逃し溝132の上下方向中途部には、室外側Aから室内側Bへと向けて形成された係合溝133が形成され、該係合溝133に前記スライドピン126が嵌合している。
また、スライダ98の背面壁130の下部には上下に長い矩形状の透孔134が形成され、この透孔134の上部側と、前記施錠操作部材97に形成された前記小孔111が対向状とされている。
なお、スライダ98の背面壁130の上部及び下部には、ネジ筒115との干渉を防止するための凹溝135が形成されている。
前記鎌34が解錠位置に位置している状態では、施錠操作部材97及びスライダ98は上下移動域の上部側に位置していると共にスライドピン126はガイド孔122の上端側に位置している。該状態でスライダ98を下方移動させると、係合溝133を介してスライドピン126が引き下げられることにより、鉤状部125が鎌出退口113から突出するようにスライドピン126によって鎌34が回動させられ、該鎌34が図2に示す施錠位置に位置する。
また、鎌34が施錠位置に位置している状態でスライダ98を上方移動させると、係合溝133を介してスライドピン126が引き上げられることにより、鉤状部125が鎌出退口113から退避するようにスライドピン126によって鎌34が回動させられ、該鎌34が解錠位置に位置する。
また、スライダ98が上下移動する際に、枢軸124が軸逃し溝132内を上下に相対移動することによりスライダ98の上下動が許容されるよう構成されている。
なお、軸逃し溝132及び係合溝133は、室外側Aに向けて開放状であるので、インケース96に鎌34を組み付けた状態でスライダ98を室内側Bからインケース96内に組み込むことができる。
前記連動部材99は、スライダ98の側壁129間の上部に配置されると共にスライダ98の背面壁130に固定されていて、スライダ98と一体的に上下動することにより施錠操作部材97の上下移動操作に連動して上下に動く。
この連動部材99は、帯板材を折曲することにより形成され、上下の係合壁136と、上側の係合壁136の室内側B端部から上方に延び、また、下側の係合壁136の室内側B端部から下方に延びる上下の取付片137とを有する。
取付片137は、スライダ98の背面壁130にリベットによって固定されている。
上下の係合壁136は室外側Aに向かうにしたがって対向間隔が狭まるように形成されていると共に、室外側A端部において相互に連結されている。
前記プロテクタガイド101はインケース96内の上部に配置されている。
このプロテクタガイド101の内部には、プロテクタ100を収容する収容スペースが形成され、この収容スペースはプロテクタ100を室内側Bから挿入すべく室内側Bに向けて開放状とされている。
プロテクタガイド101の左右の各側壁138はスライダ98の左右側壁129間に位置しており、該プロテクタガイド101の左右側壁138には上下方向に長いガイド溝129が形成され、このガイド溝129にスライダ98の左右側壁129にわたって設けられた上下一対の係合ピン141が上下移動自在に挿通されている。
また、該プロテクタガイド101の室外側Aには、プロテクタ100を出退自在に突出させるためのプロテクタ出退口142が設けられ、このプロテクタ出退口142は縦長の矩形状に形成され、その周囲には、イン側フロント95の嵌合孔に内嵌する矩形状周壁143が形成されている。また、プロテクタガイド101の、前記矩形状周壁143の周囲はイン側フロント95の室内側Bの面に接当している。
前記プロテクタ100はプロテクタガイド101内で室内外方向に移動自在に支持されている。このプロテクタ100内には前記連動部材99が挿入され、該連動部材99の室外側Aの端部側はプロテクタ出退口142まで延びている。
また、プロテクタ100は左右側壁144と上壁145とを有し、室内側Bに向けて開放状とされている。また、プロテクタ100の室外側Aには下壁146が設けられていて、該プロテクタ100の室内側Bは筒状とされており、該筒部分は、施錠時においてプロテクタ出退口142から突出することにより、前記連動部材99が外側框4と内側框5との間の隙間から操作されるのを阻止する。
また、プロテクタ100の左右側壁144間の室内側Bは下方に開放状とされている。
また、プロテクタ100の左右側壁144の室内側Bは前記下壁146より下方に延出状とされている。
プロテクタ100の左右各側壁144には、上下一対のカム溝147が設けられ、上側のカム溝147を前記上側の係合ピン141が挿通しており、下側のカム溝147を前記下側の係合ピン141が挿通している。
各カム溝147は、上部が下部に対して室外側Aに偏倚していて、スライダ98が引き下げられて鎌34が施錠位置に位置しているときに、プロテクタ100の筒部分がプロテクタ出退口142から突出し、スライダ98が押し上げられて鎌34が解錠位置に位置しているときに、プロテクタ100の筒部分がプロテクタ出退口142から退避するよう構成されている。
前記施錠操作部材97の室内側B上部には、施錠状態を表示する表示シール149が貼り付けられている。
この表示シール149は、施錠操作部材97を押し上げたときにインサイド座94の内面側に隠れ、施錠操作部材97を押し下げたときに操作用開口103を介して露出する。
前記構成の引違い戸錠1において室外側Aから施錠操作する場合、アウト鎌39が図1に示す非操作位置に位置している状態で、シリンダ錠15のシリンダプラグ18をキー6によって回転操作してラックプレート53を上方移動させると、下側の操作ピン54が中央被押圧部39aを押し上げ(下側の操作ピン54が下側の係合溝44の上面側を押圧し)、施錠操作部42が下方揺動してアウト側フロント8の窓孔24から出るようにアウト鎌39が施錠方向に回転する。
このとき、アウト鎌39の施錠操作部42が連動部材99を押し下げ、これによって、鎌34が解錠位置から施錠位置に回転する。
本実施形態では、図4に示すように、アウト鎌39を非操作位置から施錠方向に90°回転させることにより、連動部材99が上下移動域の下端位置まで押し下げられるよう構成されている。また、アウト鎌39を非操作位置から90°施錠方向に回転操作した場合、アウト鎌39は、図4に示すように、係合溝44の開口側が上方を向く状態となり、上側の操作ピン54は、アウト鎌39の施錠動作(施錠方向)の回転途中で上側の係合溝44から離脱する。
この図4に示すアウト鎌39を施錠操作した位置で、キー6の操作力が解除されて復帰バネ78の付勢力によりラックプレート53が下方移動すると、下側の操作ピン54が下被押圧部39cを押し下げ(下側の操作ピン54が下側の係合溝44の下面側を押圧し)、施錠操作部42が上方揺動してアウト側フロント8の窓孔24からアウトケース9内に退避するようにアウト鎌39が回転支軸41回りに回転する。
このアウト鎌39の復帰動作の回転途中において上側の操作ピン54が上側の係合溝44に挿入する。
また、引違い戸錠1を室外側Aから解錠操作する場合は、シリンダ錠15のキー操作によってラックプレート53を下方移動させると、上側の操作ピン54が中央被押圧部39aを押し下げ(上側の操作ピン54が上側の係合溝44の下面側を押圧し)、解錠操作部43が上方揺動してアウト側フロント8の窓孔24から出るようにアウト鎌39が解錠方向に回転する。
アウト鎌39を90°解錠方向に回転操作すると、アウト鎌39は、図5に示すように、係合溝44の開口側が下方を向く状態となり、下側の操作ピン54は、アウト鎌39の解錠動作(施錠方向)の回転途中で下側の係合溝44から離脱する。
そして、この図5に示すアウト鎌39を解錠操作した位置で、キー6の操作力が解除されて復帰バネ78の付勢力によりラックプレート53が上方移動すると、上側の操作ピン54が上被押圧部39cを押し上げ(上側の操作ピン54が上側の係合溝44の上面側を押圧し)、解錠操作部43が下方揺動してアウト側フロント8の窓孔24からアウトケース9内に退避するようにアウト鎌39が回転支軸41回りに回転する。
このアウト鎌39の復帰動作の回転途中において下側の操作ピン54が下側の係合溝44に挿入する。
前記引違い戸錠1にあっては、アウト鎌39を平板状の一枚の板材により形成していることから、アウト側ユニット1A又はイン側ユニット1Bの一方が他方に対して適正位置から左右方向Cに若干位置ズレして取り付けられた場合における、連動部材99に対するアウト鎌39のかかりを改善することができる。
すなわち、2枚の操作片を左右方向Cに隣接してなるアウト鎌であると、アウト鎌の左右幅が厚くなり、イン側ユニット又はアウト側ユニットの一方が他方に対して、適正位置から左右方向Cに若干位置ズレして取り付けられた場合において、前記操作片の一方が連動部材に対してかかりが悪くなる場合が生じるが、これに対して、本実施形態では、前記2枚の操作片からなるアウト鎌に比べてアウト鎌39の左右幅が薄く、これによって、アウト側ユニット1A又はイン側ユニット1Bの一方が他方に対して適正位置から左右方向Cに若干位置ズレして取り付けられた場合における、連動部材99に対するアウト鎌39のかかりが改善されるのである。
また、アウト鎌39を一枚の板材により形成することで、構造の簡素化、コストダウンを図ることができる。
また、従来の引違い戸錠にあっては、アウト鎌が左右方向Cで隣接された2枚の操作片で構成され、各操作片にピンを左右方向C外方に突出状に設け、ラックプレートの上部に一対の側板を設け、各側板にピンに係合する溝を設け、ラックプレートを上方移動させることで一方の側板によって一方の操作片を回転させ、ラックプレートを下方移動させることで他方の側板によって他方の操作片を回転させるように構成されていて、ラックプレートとアウト鎌との係合構造が複雑である。
これに対して、本実施形態では、ラックプレート53に上下一対の操作ピン54を設け、アウト鎌39に前記操作ピン54が係合する上下一対の係合溝44を形成しており、ラックプレート53とアウト鎌39との係合構造が簡素化されている。
また、本実施形態では、上下各係合溝44の一側が開放状とされていて、ラックプレート53の上方移動によって下側の操作ピン54がアウト鎌39を押圧して該アウト鎌39を回転させる際に上側の操作ピン54(アウト鎌39の回転操作に関与しない側の操作ピン54)が係合溝44から抜け出、また、ラックプレート53の下方移動によって上側の操作ピン54がアウト鎌39を押圧して該アウト鎌39を回転させる際に下側の操作ピン54(アウト鎌39の回転操作に関与しない側の操作ピン54)が係合溝44から抜け出るように構成されているので、アウト鎌39を十分に回転させることできる。
また、本実施形態の引違い戸錠1にあっては、引違い戸錠1を引違い戸2の召し合わせ部分3に取り付ける場合、先ずアウト側ユニット1Aを外側框4に取り付け、その後に、イン側ユニット1Bを内側框5に取り付ける。
イン側ユニット1Bを内側框5に取り付ける際にあっては、先ず、イン側ユニット1Bが上下左右に移動することができる程度にネジ筒115に対して取付ネジ123を締め付けて該イン側ユニット1Bを内側框5に仮取付けすると共に、施錠操作部材97を上下移動域の上端位置に上げておく。
この施錠操作部材97を上端位置に上げた状態では、図5に示すように、施錠操作部材97に形成された小孔111は、イン側フロント95に形成された小孔114及びインケース96に形成された小孔119と略同心状となり、前記3つの小孔111,114,119にわたって調整棒148が挿通可能となる(イン側ユニット1Bに調整棒148を室内外方向に貫通させることができる)。
一方、ロータギヤ52のギヤ本体56の内筒部67の内孔65の室内側B端部は雌ネジが形成されておらず、該部分が調整棒148の先端側を挿入可能な挿入部65aとされている。
そして、室内側Bから、前記3つの小孔111,114,119にわたって調整棒148を挿通すると共に、該調整棒148をロータギヤ52の内筒部67の前記挿入部65a(内孔65の室内側B端部)に挿入する。これによって、イン側ユニット1Bがアウト側ユニット1Aに対して適正位置に位置決めされ、この状態でイン側ユニット1Bが内側框5に対して上下左右に移動不能となるようにネジ筒115に対して取付ネジを締め付ける。
なお、イン側ユニット1Bを内側框5に固定した後は、調整棒148は引き抜かれる。
1A アウト側ユニット
1B イン側ユニット
2 引違い戸
3 召し合わせ部分
4 室外側の召し合わせ框(外側框)
5 室内側の召し合わせ框(内側框)
7 アウトサイド座
8 アウト側フロント
9 アウトケース
15 シリンダ錠
21 ロータ
26 鎌挿入孔
27 室内側壁部
31 支持孔
35 ストライク部
34 施錠部材(鎌)
39 アウト側操作部材(アウト鎌)
52 ロータギヤ
53 ラックプレート
59 外筒部
60 内筒部
61 連結壁
62 スペーサ
65a 挿入部
97 施錠操作部材
99 連動部材
148 調整棒
A 室外側
B 室内側

Claims (5)

  1. 引違い戸(2)の召し合わせ部分(3)に設けられる引違い戸錠であって、
    室外側(A)の召し合わせ框(4)に設けられるアウト側ユニット(1A)と、室内側(B)の召し合わせ框(5)に設けられるイン側ユニット(1B)とを備え、
    前記イン側ユニット(1B)に、前記アウト側ユニット(1A)に設けたストライク部(35)に係脱自在に係合して引違い戸を施錠する施錠部材(34)と、この施錠部材(34)を操作する施錠操作部材(97)と、この施錠操作部材(97)の操作に連動して動く連動部材(99)とを設け、
    前記アウト側ユニット(1A)に、室外側(A)からキー操作されるシリンダ錠(15)と、このシリンダ錠(15)の室内側(B)に配置されていて該シリンダ錠(15)によって回転操作されるロータギヤ(52)と、このロータギヤ(52)に噛合していて該ロータギヤ(52)の回転により上下に移動動作するラックプレート(53)と、このラックプレート(53)の上下動に連動して揺動することにより前記施錠部材(34)を施錠又は解錠操作するように前記連動部材(99)に係合するアウト側操作部材(39)とを備え、
    前記ロータギヤ(52)を、室外側(A)の召し合わせ框(4)内で、アウト側操作部材(39)とストライク部(35)との間に配置したことを特徴とする引違い戸錠。
  2. 前記室外側(A)の召し合わせ框(4)内に配置されるアウトケース(9)内に、前記シリンダ錠(15)、ロータギヤ(52)、ラックプレート(53)及びアウト側操作部材(39)を収容し、アウト側操作部材(39)の下方にロータギヤ(52)を配置し、前記アウトケース(9)の室内側壁部(27)に、ロータギヤ(52)を回転自在に支持する支持孔(31)を設け、この支持孔(31)の下方側に前記ストライク部(35)が設けられ、このストライク部(35)の下方側に施錠部材(34)が挿入する挿入孔(26)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の引違い戸錠。
  3. 前記アウト側ユニット(1A)は、室外側(A)の召し合わせ框(4)の室外側(A)に配置されるアウトサイド座(7)と該召し合わせ框(4)の室内側(B)に配置されるアウト側フロント(8)とで該召し合わせ框(4)を挟持することにより該召し合わせ框(4)に取り付けられ、
    前記アウトサイド座(7)にシリンダ錠(15)を支持すると共に、アウト側フロント(8)にアウトケース(9)の室内側壁部(27)を固定し、
    前記ロータギヤ(52)は、室内外方向の軸心を有する外筒部(59)と、この外筒部(59)の中心部に同心状に配置された内筒部(60)と、これら外筒部(59)と内筒部(60)との周方向の一部を軸心方向にわたって連結する連結壁(61)とを備え、
    前記シリンダ錠(15)にキー操作によって室内外方向の軸心回りに回転操作されるロータ(21)を設け、このロータ(21)を、ロータギヤ(52)の外筒部(59)と内筒部(60)との間に一体回転自在で且つ室内外方向に相対移動自在に嵌合する切欠筒状に形成したことを特徴とする請求項2に記載の引違い戸錠。
  4. 前記ロータギヤ(52)に取り付けられて該ロータギヤ(52)を室内外方向に延長すると共に、前記ロータ(21)が一体回転自在で且つ室内外方向に相対移動自在に嵌合するスペーサ(62)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の引違い戸錠。
  5. 前記イン側ユニット(1B)は調整棒(148)を室内外方向で貫通することができるように構成され、アウト側ユニット(1A)はロータギヤ(52)の室内側(B)の面が露出するように構成されており、取付時において、前記調整棒(148)をイン側ユニット(1B)に貫通させると共に該調整棒(148)の先端側を前記ロータギヤ(52)の室内側(B)の面に設けた挿入部(65a)に挿入することにより、イン側ユニット(1B)をアウト側ユニット(1A)に対して適正位置に位置合わせすることができるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の引違い戸錠。
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