JP2011211454A - スパニングツリーの再構成方法および通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 広域イーサネットサービスを提供するネットワークを構成する通信装置は,そのサービスで相互接続するLAN間で交換されるSTPパケットを監視することで,当該LANで構成されるスパニングツリーの情報を把握することができる。相互接続されたLANの一部でトポロジー変更などスパニングツリーの構成変更イベントが起きた場合,通信装置が保持するスパニングツリーの情報を踏まえて発生した構成変更イベントが影響する範囲が,構成変更イベントが発生したLANに局所化すると判断した場合,その構成変更イベントを他LANへ転送せずに通信装置が破棄する。または,発生した構成変更イベントに対してスパニングツリーを構成する隣接スイッチが本来送信する応答パケットを通信装置が自ら構成し当該イベントを送信したスイッチに応答することにより,他スイッチの介入なしに当該イベントを収束できる機能を通信機器に提供する。
【選択図】 図1
Description
MEF(Metro Ethernet Forum)は広域イーサネットサービスを規定する団体で,ポイント・ツー・ポイント 接続のE−LINEサービス,ポイント・ツー・マルチポイント接続のE−TREEサービス,およびマルチポイント接続のE−LANサービスの3種類のサービスを規定している。当該サービスは,通信事業者のPE(Provider Edge)装置でIEEE 802.1Dが規定するSTP(Spanning Tree Protocol)を透過,終端,破棄を選択できることが仕様として定義されている(例えば非特許文献1)。
受信したConfig BPDUが示すルートブリッジIDと当該PEの保持するルートブリッジIDが一致した場合,受信したConfig BPDUが示すルートブリッジまでのパスコストの値と,当該PEの保持するルートブリッジまでのパスコストの値の大小を比較する(S302)。
NIF管理部1000において、保留タイマーの停止処理を行い(S800)、当該PEが保持するブリッジ情報を格納する保留用保存データ領域を初期化する(S810)。この初期化処理ではブリッジ情報としてブリッジIDとして当該IDの最大値、および、パスコストとしてパスコストの最大値を設定するので、本処理以降に受信したConfig BPDUの情報で、大きなブリッジIDを持つスイッチでもルートブリッジの候補として扱えるようにする。ブリッジ情報の保留用保存データ領域は、図7、図15、および図16に示すデータ構造を持ち、当該PE装置の各ポートに1エントリずつ用意する。
NIF管理部1000において、保留タイマーが動作しているか調べる(S500)。保留タイマーが停止していた場合、当該保留タイマーを開始する(S510)。保留タイマーに設定するタイムアウト時間はノード管理部が持つデフォルト値を設定する。また、保留タイマーに設定するタイムアウト時間は、管理者により運用するネットワークの構成等により変更可能とする。次に保留用保存データのブリッジIDと受信Config BPDUのブリッジIDを比較する(S520)。保留用保存データのブリッジIDが受信Config BPDUのブリッジIDより大きい場合、またはブリッジIDが等しく、且つ保留用保存データのパスコストが受信Config BPDUのパスコストより大きい場合、受信Config BPDUの示すブリッジ情報を保留用保存データ領域に格納する(S540)。この場合、PE装置が保持するルートブリッジの情報を受信Config BPDUにより更新する事、および受信Config BPDUを受信ポート以外のポートへ転送する事を保留タイマーがタイムアウトになるまで一時的に保留する。これにより、PE装置がルートブリッジとして認識しているスイッチが、障害等によりルートブリッジとして正常に動作できなくなった場合、これまでのルートブリッジより大きなブリッジIDを持つ他スイッチがルートブリッジになる事を可能にし、STP本来の動作を阻害しない。保留用保存データのブリッジIDが受信Config BPDUのブリッジIDより小さい場合、またはブリッジIDが等しく、且つ保留用保存データのパスコストが受信Config BPDUのパスコストより小さいか等しい場合、受信Config BPDUを破棄する(S550)。これにより、保留タイマーの動作している間にPE装置が受信するルートブリッジ以外からのConfig BPDUな中で、最もブリッジIDが小さく、パスコストの小さなブリッジの情報を一時的に保存する事を可能にする。すなわち、保留タイマーがタイムアウト後にPE装置が保持するルートブリッジの情報を更新する情報として最も適切なブリッジ情報のみを保留用保存データとしてPE装置内に保持する。
保留用保存データ領域に格納されているブリッジ情報をルートブリッジ情報が格納されている領域に上書きコピーして、新しいルートブリッジ情報として保存する(S600)。当該PE装置が保持するルートブリッジ情報を参照してConfig BPDUを構成して、当該ルートブリッジ情報を受信したポート以外へ送出する(S610)。これにより、ルートブリッジが配置されるセグメント以外のスイッチに対して、スパニングツリーが再構成しルートブリッジが変更になったことを通知する。最後に、当該PEが保持するブリッジ情報を格納する保留用保存データ領域を初期化する(S810)。この初期化処理ではブリッジ情報としてブリッジIDとして当該IDの最大値、および、パスコストとしてパスコストの最大値を設定するので、本処理以降に受信したConfig BPDUの情報で、大きなブリッジIDを持つスイッチでもルートブリッジの候補として扱えるようにする。
当該PEが保持するルートブリッジ情報を格納するデータ領域を初期化する(S700)。この初期化処理ではブリッジ情報としてブリッジIDとして当該IDの最大値、および、パスコストとしてパスコストの最大値を設定するので、本処理以降に受信したConfig BPDUの情報で、大きなブリッジIDを持つスイッチでもルートブリッジとして扱えるようにする。
図3は従来のPE装置により提供される広域イーサネットサービスで相互接続したLANにおいてSTPを利用する1実施例を示すネットワークの構成図である。10〜13のPE装置で構成されるネットワーク500で広域イーサネットサービスを提供している。100,110,120,および130は当該サービスにより相互接続される加入者のLANである。1〜4は加入者のLANを構成するスイッチであり,ここではループ経路の検出および解消のためにSTPを動作させている。
当該PE装置がE−TREEサービスを提供していなければ,出力処理部1020において、当該Helloパケットを受信したポート以外にTCフラグをオフにして当該パケットを転送する(S470)。
10,11,12,13:通信事業者のPE装置
20,21,22:本発明を適用した加入者LANに設置されるスイッチ
50,60:STPパケット
100,110,120,130:加入者のLAN
500,600:通信事業者のネットワーク
600−1,...,600−n:イーサネット送受信ポート
602−1,...,602−n:ネットワーク・インターフェースを相互接続するスイッチ部へのインターフェース
610−1,...,610−n:ネットワーク・インターフェース
1000:ネットワーク・インターフェースの管理部
1020:ネットワーク・インターフェースのイーサネットフレームの出力処理部
1010:ネットワーク・インターフェースのイーサネットフレームの入力処理部
2000:通信装置全体を管理するノード管理部
2100:ネットワーク・インターフェースを相互接続するスイッチ部
Claims (11)
- ネットワークを介して複数の通信装置と接続され、前記複数の通信装置との間で確立された通信経路を用いてパケットを転送する通信装置であって、前記複数の通信装置から制御パケットを受信する入力処理部と,
前記受信部で受信した制御パケットに含まれる通信経路の情報に基づいて、前記入力処理部で受信した通信経路の変更に関する情報を含む他の制御パケットを破棄,または当該他の制御パケットに対して送信される応答パケットを自装置で作成して送信するかを判断するNIF管理部と,
前記NIF管理部の判断に基づいて前記他の制御パケットを破棄,または前記他の制御パケットに対して送信される応答パケットを自装置で作成して送信する出力処理部と、を有することを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって,
前記通信経路は、スパニングツリープロトコルによって形成される通信経路であり、
前記NIF管理部は、スパニングツリーのルートブリッジの情報を前記制御パケットから抽出することを特徴とする通信装置。 - 請求項2記載の通信装置であって,
前記NIF管理部は、前記制御パケットの情報と前記通信機器内に保持されたルートブリッジの情報とを比較し、前記入力処理部で受信した制御パケットにより伝達されるスパニングツリーの構成変更イベントが,前記構成変更イベントの局所化が可能かを判断することを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって,
前記出力処理部は、前記NIF管理部が保持している前記スパニングツリーのルートブリッジの情報をもとに,前記スパニングツリーの構成変更イベントに対する応答パケットを自装置で構成し,前記NIF管理部が指定する通信装置のポートから送信することを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって,
前記スパニングツリーの構成変更イベントはConfig BPDUおよびTCNによるイベント,またはConfig BPDUであることを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって,
前記NIF管理部は、通信装置が提供している広域イーサネットサービスがE−TREEサービスであるとき,前記制御パケットをリーフセグメントから受信した場合,ルートセグメントと他のリーフセグメントに,前記スパニングツリーの構成変更イベントを転送択ることを特徴とする通信装置。 - 請求項2に記載の通信装置であって、
前記NIF管理部は、前記入力処理部が受信した制御パケットの情報に応じて通信装置が保持する前記ルートブリッジの情報の更新を実行することを特徴とする通信装置。 - 請求項2に記載の通信装置であって、
前記ルートブリッジの情報は、ルートブリッジのID及びパスコストであることを特徴とする通信装置。 - 請求項8に記載の通信装置であって、
NIF管理部は、前記受信した制御パケットに含まれるルートブリッジIDが当該通信装置が保持するルートブリッジIDより大きく,且つ当該通信装置の保持するルートブリッジIDの情報を受信したポート以外のポートから前記制御パケットを受信した場合、当該通信装置が保持するルートブリッジの情報を参照して新たな制御パケットを構成し、
前記出力処理部は、前記制御パケットを受信したポートへ前記新たな制御パケット送信することを特徴とする通信装置。 - 請求項8に記載の通信装置であって、
前記NIF管理部は、
前記通信装置が保持するルートブリッジIDが制御パケットのブリッジIDより小さい場合、またはルートブリッジIDが等しく、且つ通信装置が保持するパスコストが制御パケットに含まれるパスコストより小さいか等しい場合、受信した制御パケットを破棄することを特徴とする通信装置。 - 請求項8に記載の通信装置であって、
前記スパニングツリーの構成変更イベントはConfig BPDUおよびTCNによるイベント,またはConfig BPDUであり、
当該通信装置が保持するルートブリッジからのConfig BPDUを受信したポートからTCNを受信した場合,受信した当該TCNを破棄することを特徴とする通信装置。
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CN113904980B (zh) * | 2021-09-30 | 2023-07-18 | 北京东土科技股份有限公司 | 一种信道切换方法、装置、交换机及存储介质 |
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