JP2011209979A - 商品推奨方法及び商品推奨システム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費者の商品についての消費履歴情報があまり多くない場合であっても、当該商品についての消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行う。
【解決手段】商品推奨システム1においては、計算用PC端末200が、歌唱履歴データベース1132より取得された歌唱履歴情報を用いて、クラスタリング情報を生成する。そして、購入履歴データベース1134にアクセスし、所定の物品を購入した、複数の消費者それぞれのUIDを取得し、そのUIDが取得された消費者の数を、各ユニットごとにカウントする。そして、上記各ユニットごとにカウントされた消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた消費者のPC端末400に対する広告情報を決定する、また、WEBサーバ300は、上記決定された広告情報を広告配信サーバ500の広告データベースより取得し、当該取得した広告情報を、消費者のPC端末400に対して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、消費者の動向に合致した推奨を行う商品推奨方法及び商品推奨システムに関する。
従来、複数の商品に対する複数の消費者の消費履歴情報に基づき、消費者を分類する技術が提唱されている。例えば特許文献1に記載の従来技術では、サーバ装置が、購入履歴情報格納部に記憶された、消費者としての購入者が購入した商品の購入履歴を示す、消費履歴情報としての購入履歴情報に基づき、購入者数等が予め設定された閾値以上である商品を流行商品として識別する。そして、当該流行商品の購入者の中から一定の時期的条件を満たす早期に商品を購入した購入者を、トレンドリーダーとして分類する。これにより、トレンドリーダーの商品の購買行動から商品の推奨を行うことができる。
特開2008−198163号公報
近年、ある業務に係わる複数の商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を用いて、当該業務に係わる商品についての消費者の動向に合致した推奨を行うことが考えられつつある。その際には、例えば上記従来技術のような手法によって蓄積された複数の商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を用いて、商品についての消費者の動向に合致した推奨を行うことができる。このとき、消費者の商品についての消費履歴情報が豊富であると、消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行うことができる。逆に、消費者の商品についての消費履歴情報があまり豊富でないと、消費者の動向にあまり合致していない推奨を行ってしまうという問題がある。
本発明の目的は、消費者の商品についての消費履歴情報があまり多くない場合であっても、当該商品についての消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行うことができる商品推奨方法及び商品推奨システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の商品推奨方法は、第1業務に係わる複数の第1商品の識別情報と当該第1商品に対する複数の消費者の消費行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第1商品ごとに記憶した第1消費者データベースにアクセスし、複数の第1商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を取得する履歴取得手順と、前記履歴取得手順において取得された前記複数の第1商品に対する前記複数の消費者の前記消費履歴情報を用いて、各消費者の識別情報を複数のユニットのいずれかに対応付けたクラスタリング情報を生成するクラスタリング手順と、第2業務に係わる複数の第2商品の識別情報と当該第2商品に対する複数の消費者の消費行動履歴若しくは消費以外の特定の消費関連行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第2商品ごとに記憶した第2消費者データベースにアクセスし、所定の第2商品に対して消費行動若しくは消費以外の特定の消費関連行動を行った、複数の消費者それぞれの識別情報を取得する識別情報取得手順と、前記クラスタリング手順において生成された前記クラスタリング情報を記憶したクラスタリングデータベースにアクセスし、前記識別情報取得手順において識別情報が取得された消費者の数を、各ユニットごとにカウントする消費者計数手順と、前記消費者計数手順において各ユニットごとにカウントされた前記消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた複数の消費者のうち少なくとも一人の消費者の情報端末に対する、前記消費行動若しくは前記消費関連行動に少なくとも関連する推奨情報を決定する推奨情報決定手順と、前記推奨情報決定手順において決定された推奨情報を推奨データベースより取得し、当該取得した推奨情報を、前記少なくとも一人の消費者の情報端末に対して出力する推奨情報出力手順と、を有することを特徴とする。
本願第1発明では、予め、第1業務に係わる複数の第1商品の識別情報と当該第1商品に対する複数の消費者の消費行動履歴とが対応付けられ、消費履歴情報として第1消費者データベースに記憶されている。履歴取得手順では、上記第1消費者データベースにアクセスが行われ、複数の第1商品に対する複数の消費者の消費履歴情報が取得される。その取得した消費履歴情報を用いて、クラスタリング手順で、各消費者の識別情報を複数のユニットのいずれかに対応付けて、クラスタリング情報が生成される。
一方、本願第1発明はまた、予め、上記第1業務とは別の、第2業務に係わる複数の第2商品の識別情報と当該第2商品に対する複数の消費者の消費行動履歴若しくは特定の消費関連行動履歴とが対応付けられ、消費履歴情報として第2消費者データベースに記憶されている。識別情報取得手順では、上記第2消費者データベースにアクセスが行われ、所定の第2商品に対し消費行動を行ったか消費関連行動を行った複数の消費者が特定され、それら複数の消費者の識別情報が取得される。このようにして消費者が特定されると、消費者計数手順で、クラスタリングデータベースにアクセスが行われ、識別情報取得手順において識別情報が取得された消費者の数が各ユニットごとにカウントされる。これにより、特定の第2商品に対し消費行動又は消費関連行動を行った消費者が、第1商品に関するクラスタリングにより生成された各ユニットに、何人ずつ含まれるかがカウントされる。その後、推奨情報決定手順で、上記各ユニットごとのカウント結果に応じて、当該ユニットの少なくとも一人の消費者の情報端末に対する推奨情報が決定される。決定された推奨情報は、推奨情報出力手順で、推奨データベースから取得され、当該少なくとも一人の消費者の情報端末へ出力される。
以上の結果、第1商品に関するクラスタリングに基づく各ユニットごとに、第2商品に対し消費行動を行ったか若しくは消費関連行動を行った消費者の数の大小に応じた推奨情報が決定され、当該ユニットの消費者の情報端末へ出力される。これにより、第2商品についての消費者の消費履歴情報があまり多く存在しない場合であっても、消費履歴情報が豊富な第1商品を用いてクラスタリングを行い、そのクラスタリング結果を用いて推奨する情報の内容を決定することで、第2商品についての消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行うことができる。
第2の発明の商品推奨方法は、上記第1発明において、前記推奨情報決定手順は、各ユニットごとに、前記消費行動若しくは前記特定の消費関連行動を行った消費者の数が多い前記第2商品に関する前記推奨情報を、前記消費行動若しくは前記特定の消費関連行動を行った消費者の数が少ない前記第2商品に関する前記推奨情報よりも優先するように、決定を行うことを特徴とする。
これにより、各ユニットについて、消費行動を行ったか若しくは消費関連行動を行った消費者の数が多い第2商品についての推奨情報が、それ以外の第2商品についての推奨情報よりも優先して決定される。この結果、当該ユニットにおいて比較的多くの消費者が当該第2商品に対し消費行動等を行っている事実を反映させた、効果的な推奨を行うことができる。
第3の発明の商品推奨方法は、上記第1又は第2発明において、前記推奨情報出力手順は、各ユニットごとに前記推奨情報決定手順において決定された推奨情報を、当該ユニットに対応付けられると共に当該推奨情報に関する前記第2商品に対し前記消費行動若しくは前記特定の消費関連行動を行っていない消費者の前記情報端末に対し、出力することを特徴とする。
これにより、各ユニットにおいて、比較的多くの消費者が消費行動や消費関連行動を行った第2商品についての推奨情報が、当該第2商品について消費行動や消費関連行動を行っていない消費者の端末に対して出力される。この結果、その時点で第2商品に対する消費行動や消費関連行動を行っていない消費者をターゲットとして推奨を行うことができる。すなわち、最終的に、同一の嗜好を備える1つのユニット内の全消費者が、当該第2商品に対する消費行動や消費関連行動を完了するように、有効な推奨を確実に行うことができる。
第4の発明の商品推奨方法は、上記第1乃至第3発明のいずれかにおいて、特定の消費者の前記情報端末からの認証要求信号を受信する認証要求受信手順と、前記認証要求受信手順において受信された前記認証要求信号に基づき、前記第1業務に関して予め前記特定の消費者の認証情報を記憶した認証データベースにアクセスし、前記認証要求信号に係わる前記特定の消費者の認証を行う認証手順とをさらに有し、前記推奨情報出力手順は、前記認証手順において認証された前記特定の消費者に関して前記推奨情報決定手順において決定された推奨情報を含む、前記特定の消費者の情報端末用の表示情報を、前記特定の消費者の情報端末に対して出力することを特徴とする。
本願第4発明では、第1業務に関して予め、特定の消費者の認証情報が認証データベースに記憶されている。認証要求受信手順では、特定の消費者の情報端末からの認証要求信号が受信される。その受信された認証要求信号に基づき、認証手順で、上記認証データベースにアクセスが行われ、上記認証要求信号に係わる特定の消費者の認証が行われる。そして、推奨情報出力手順で、上記認証された特定の消費者に関して決定された推奨情報を含む、特定の消費者の情報端末用の表示情報が、当該特定の消費者の情報端末に対して出力される。これにより、情報端末に表示される画面上で、特定の消費者をターゲットとした、有効な推奨を行うことができる。
第5の発明の商品推奨方法は、上記第4発明において、前記識別情報取得手順は、前記特定の消費関連行動として、前記特定の消費者の前記情報端末に表示された前記第2商品に係わる情報に対して、前記表示情報を表示した情報画面において所定の操作を行った、当該特定の消費者の識別情報を取得し、前記消費者計数手順は、前記クラスタリングデータベースにアクセスし、前記識別情報取得手順において識別情報が取得された前記特定の消費者の数を、各ユニットごとにカウントし、前記推奨情報決定手順は、前記消費者計数手順において各ユニットごとにカウントされた前記特定の消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた前記少なくとも一人の消費者の情報端末に対し、前記情報画面における前記所定の操作に関連する前記推奨情報を決定することを特徴とする。
本願第5発明においては、第2商品に対し直接の消費行動が行われている事実のみならず、消費行動につながる前段階である情報画面におけるクリック等の所定の操作が行われている事実をも反映して推奨情報を決定する。これにより、潜在的な消費需要を加味した、さらに有効な推奨を行うことができる。
第6の発明の商品推奨方法は、上記第5発明において、前記推奨情報出力手順は、前記特定の消費者のうち、前記所定の操作を行っていない消費者の前記情報端末に対して、前記推奨情報決定手順において決定された前記所定の操作に関連する前記推奨情報を含む前記表示情報を出力することを特徴とする。
本願第6発明においては、情報画面での第2商品に係わる情報に対するクリック等の所定の操作すらおこなっていない特定の消費者の情報端末に対して、推奨情報を含む表示情報を出力する。これにより、その時点で全く第2商品に気づいていない可能性の高い特定の消費者をターゲットとした、有効な推奨を行うことができる。
上記目的を達成するために、第7の発明の商品推奨システムは、第1業務に係わる複数の第1商品の識別情報と当該第1商品に対する複数の消費者の消費行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第1商品ごとに記憶した第1消費者データベースと、前記第1消費者データベースにアクセスし、複数の第1商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を取得する履歴取得手段と、前記履歴取得手段により取得された前記複数の第1商品に対する前記複数の消費者の前記消費履歴情報を用いて、各消費者の識別情報を複数のユニットのいずれかに対応付けたクラスタリング情報を生成するクラスタリング手段と、第2業務に係わる複数の第2商品の識別情報と当該第2商品に対する複数の消費者の消費行動履歴若しくは消費以外の特定の消費関連行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第2商品ごとに記憶した第2消費者データベースと、前記第2消費者データベースにアクセスし、所定の第2商品に対して消費行動若しくは消費以外の特定の消費関連行動を行った、複数の消費者それぞれの識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記クラスタリング手段により生成された前記クラスタリング情報を記憶するクラスタリングデータベースと、前記クラスタリングデータベースにアクセスし、前記識別情報取得手段により識別情報が取得された消費者の数を、各ユニットごとにカウントする消費者計数手段と、前記消費者計数手段により各ユニットごとにカウントされた前記消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた複数の消費者のうち少なくとも一人の消費者の情報端末に対する、前記消費行動若しくは前記消費関連行動に少なくとも関連する推奨情報を決定する推奨情報決定手段と、前記推奨情報決定手段により決定された推奨情報を推奨データベースより取得し、当該取得した推奨情報を、前記少なくとも一人の消費者の情報端末に対して出力する推奨情報出力手段と、を有することを特徴とする。
本願第7発明では、予め、第1業務に係わる複数の第1商品の識別情報と当該第1商品に対する複数の消費者の消費行動履歴とが対応付けられ、消費履歴情報として第1消費者データベースに記憶されている。履歴取得手段が、上記第1消費者データベースにアクセスし、複数の第1商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を取得する。その取得した消費履歴情報を用いて、クラスタリング手段が、各消費者の識別情報を複数のユニットのいずれかに対応付けて、クラスタリング情報を生成する。
一方、本願第7発明ではまた、予め、上記第1業務とは別の、第2業務に係わる複数の第2商品の識別情報と当該第2商品に対する複数の消費者の消費行動履歴若しくは特定の消費関連行動履歴とが対応付けられ、消費履歴情報として第2消費者データベースに記憶されている。識別情報取得手段が、上記第2消費者データベースにアクセスし、所定の第2商品に対し消費行動を行ったか消費関連行動を行った複数の消費者を特定し、それら複数の消費者の識別情報を取得する。このようにして消費者が特定されると、消費者計数手段が、クラスタリングデータベースにアクセスし、識別情報取得手段により識別情報が取得された消費者の数を各ユニットごとにカウントする。これにより、特定の第2商品に対し消費行動又は消費関連行動を行った消費者が、第1商品に関するクラスタリングにより生成された各ユニットに、何人ずつ含まれるかがカウントされる。その後、推奨情報決定手段が、上記各ユニットごとのカウント結果に応じて、当該ユニットの少なくとも一人の消費者の情報端末に対する推奨情報を決定する。決定された推奨情報は、推奨情報出力手段が、推奨データベースから取得し、当該少なくとも一人の消費者の情報端末へ出力する。
以上の結果、第1商品に関するクラスタリングに基づく各ユニットごとに、第2商品に対し消費行動を行ったか若しくは消費関連行動を行った消費者の数の大小に応じた推奨情報を決定し、その決定した推奨情報を当該ユニットの消費者の情報端末へ出力する。これにより、第2商品についての消費者の消費履歴情報があまり多く存在しない場合であっても、消費履歴情報が豊富な第1商品を用いてクラスタリングを行い、そのクラスタリング結果を用いて推奨する情報の内容を決定することで、第2商品についての消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行うことができる。
本発明によれば、消費者の商品についての消費履歴情報があまり多くない場合であっても、当該商品についての消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行うことができる。
本発明の一実施の形態の商品推奨システムの全体構成を表すシステム構成図である。 楽曲マスタデータベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 歌唱履歴データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 ユーザプロファイルデータベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 購入履歴データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 物品−広告データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 デフォルト広告データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 ユーザ別広告データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 広告リンクデータベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 認証データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 特定の消費者のPC端末に接続されたディスプレイに表示される当該特定の消費者に係わるマイページの一例を表す説明図である。 計算用PC端末の制御部が実行する、クラスタリングに関する制御手順を表すフローチャートである。 計算用PC端末の制御部が実行する、消費者のPC端末に対する広告情報の決定に関する制御手順を表すフローチャートである。 UIDテーブルの一例を概念的に表す表である。 物品別消費者数テーブルの一例を概念的に表す表である。 ステップSA200の詳細手順を表すフローチャートである。 WEBサーバの制御部が実行する、消費者のPC端末に対する広告情報の出力に関する制御手順を表すフローチャートである。 ステップSB100の詳細手順を表すフローチャートである。 クリック履歴情報に基づき広告情報の決定を行う変形例において、クリック履歴データベースの記憶内容の一例を概念的に表す表である。 計算用PC端末の制御部が実行する、消費者のPC端末に対する広告情報の決定に関する制御手順を説明する。 ステップSA200の詳細手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1を用いて、本実施形態の商品推奨システムの全体構成を説明する。
図1において、商品推奨システム1は、DBサーバ100と、計算用PC端末200と、WEBサーバ300と、消費者それぞれが所有する情報端末としてのPC端末400を有している。
DBサーバ100は、制御部101と、通信制御部103と、記憶部110とを有している。
制御部101は、図示しないCPU及びRAM、ROM等のメモリを備えている。この制御部101は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、記憶部110に予め記憶された各種プログラムを実行する。これにより、DBサーバ100全体の制御を行う。
通信制御部103は、上記計算用PC端末200との間で、例えばLocal Area Network(LAN)等のネットワークNW1を介し行われる情報通信の制御を行う。またこれと共に、上記WEBサーバ300との間で、例えばLAN等のネットワークNW2を介し行われる情報通信の制御を行う。
記憶部110は、例えばHard Disk Drive(HDD)等で構成されている。この記憶部110は、OS記憶エリア111と、RDBMS記憶エリア112と、データベース記憶エリア113とを備えている。
OS記憶エリア111には、所定のOperating System(OS)が記憶されている。OSは、コンピュータシステム全体を管理するソウトウェアである。
RDBMS記憶エリア112には、所定のRelational DataBase Management System(RDBMS)が記憶されている。RDBMSは、いわゆるリレーショナルデータベースを管理するソフトウェアである。
データベース記憶エリア113には、会員データベース(図示せず)、楽曲マスタデータベース1131(後述の図2参照)、第1消費者データベースとしての歌唱履歴データベース1132(後述の図3参照)、クラスタリングデータベースとしてのユーザプロファイルデータベース1133(後述の図4参照)、第2消費者データベースとしての購入履歴データベース1134(後述の図5参照)、物品−広告データベース1135(後述の図6参照)、デフォルト広告データベース1136(後述の図7参照)、ユーザ別広告データベース1137(後述の図8参照)、広告リンクデータベース1138(後述の図9参照)、及び、認証データベース1139(後述の図10参照)が記憶されている。
会員データベースには、歌唱楽曲の伴奏再生業務、言い換えれば、カラオケ業務に係わる会員として登録された複数の特定の消費者の会員情報が記憶されている。会員情報には、消費者の識別情報であるUID、性別、及び生年月日等が含まれている。なお、カラオケ業務は、第1業務に相当する。
上記構成であるDBサーバ100は、上記ネットワークNW1を介し計算用PC端末200に接続されていると共に、上記ネットワークNW2を介しWEBサーバ300に接続されている。
計算用PC端末200には、ディスプレイ220、キーボード221、及びマウス222が接続されている。また、計算用PC端末200は、制御部201と、通信制御部202と、出力制御部203と、入力制御部204と、記憶部210とを有している。
制御部201は、図示しないCPU及びRAM、ROM等のメモリを備えている。この制御部201は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、記憶部210に予め記憶された各種プログラムを実行する。これにより、計算用PC端末200全体の制御を行う。
通信制御部202は、上記DBサーバ100との間で、上記ネットワークNW1を介し行われる情報通信の制御を行う。
出力制御部203は、上記ディスプレイ220への映像信号の出力に関する制御を行う。入力制御部204は、上記キーボード221やマウス222を介した情報の入力に関する制御を行う。
記憶部210は、例えばHDD等で構成されている。この記憶部210は、所定のOSが記憶されたOS記憶エリア211と、ユーザプロファイル決定処理プログラムが記憶されたプログラム記憶エリア212とを備えている。
ユーザプロファイル決定処理プログラムは、上記DBサーバ100のユーザプロファイルデータベース1133に記憶されるクラスタリング情報(後述)を生成する処理を制御部201に実行させるためのプログラムである。本実施形態においては、制御部201は、所定の間隔で、例えば1回/月の間隔で、このユーザプロファイル決定処理プログラムに従って所定のクラスタリングを実行する。なお、クラスタリングとは、例えば公知のK−means法やSelf Organizing Maps(SOM)法などのクラスタリング手法を用いて、複数のデータを外的基準なしに自動的に分類する手法、又は、そのアルゴリズムである。
一方、WEBサーバ300は、制御部301と、通信制御部302,303と、記憶部310とを有している。
制御部301は、図示しないCPU及びRAM、ROM等のメモリを備えている。この制御部301は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、記憶部310に予め記憶された各種プログラムを実行する。これにより、WEBサーバ300全体の制御を行う。
通信制御部302は、上記DBサーバ100との間で上記ネットワークNW2を介し行われる情報通信の制御を行う。通信制御部303は、上記PC端末400や後述の広告配信サーバ500との間で、例えばWide Area Network(WAN)等のネットワークNW3を介し行われる情報通信の制御を行う。
記憶部310は、例えばHDD等で構成されている。この記憶部310は、所定のOSが記憶されたOS記憶エリア311と、ウェブページデータ記憶エリア312と、プログラム記憶エリア313とを備えている。
ウェブページデータ記憶エリア312には、上記カラオケ業務に関する内容のウェブサイトのウェブページを構成する、Hyper Text Markup Language(HTML)データ、画像データ、テキストデータ等の各種データが記憶されている。
プログラム記憶エリア313には、WEBサーバプログラム、及び、広告出しわけプログラムが記憶されている。
WEBサーバプログラムは、上記ウェブページデータ記憶エリア312に記憶された各種データに基づきウェブページの表示情報を生成し、当該ウェブページの表示情報を出力する処理を制御部301に実行させるためのプログラムである。
広告出しわけプログラムは、ウェブページに設けられた広告表示領域(後述)に表示する広告を出し分ける処理を制御部301に実行させるためのプログラムである。
上記構成であるWEBサーバ300は、上記ネットワークNW3を介しPC端末400に接続されている。
PC端末400は、上記ネットワークNW3を介しWEBサーバ300にアクセスしてウェブページを閲覧可能なPC端末である。このPC端末400には、ディスプレイ420、キーボード421、及びマウス422が接続されている。また、PC端末400は、制御部401と、通信制御部402と、出力制御部403と、入力制御部404と、記憶部410とを有している。
制御部401は、図示しないCPU及びRAM、ROM等のメモリを備えている。この制御部401は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、記憶部410に予め記憶された各種プログラムを実行する。これにより、PC端末400全体の制御を行う。
通信制御部402は、上記WEBサーバ300との間で、上記ネットワークNW3を介し行われる情報通信の制御を行う。
出力制御部403は、上記ディスプレイ420への映像信号の出力に関する制御を行う。入力制御部404は、上記キーボード421やマウス422を介した情報の入力に関する制御を行う。
記憶部410は、例えばHDD等で構成されている。この記憶部410は、所定のOSが記憶されたOS記憶エリア411と、所定のウェブブラウザが記憶されたウェブブラウザ記憶エリア412とを備えている。
なお、情報端末としては、ネットワークを介してWEBサーバ300に接続可能な端末であればよく、例えば携帯電話やPersonal Digital Assistant(PDA)等であってもよい。なお、図1に示す例では、WEBサーバ300に対して、1人の消費者のPC端末400が接続された構成を例示したが、実際には、複数の消費者の情報端末が接続されている。
また、上記WEBサーバ300は、上記ネットワークNW3を介し広告配信サーバ500に接続されている。
広告配信サーバ500は、特定の商品を推奨する推奨情報としての広告情報を、上記ネットワークNW3を介しWEBサーバ300に対して出力するサーバである。この広告配信サーバ500は、複数の広告情報を格納した、推奨データベースとしての広告データベース(図示せず)を備えている。広告情報は、例えば商品名、商品内容、価格、外観画像等の、物品に係わる情報である。
図2に、上記楽曲マスタデータベース1131の記憶内容の一例を示す。
図2に示すように、楽曲マスタデータベース1131には、上記カラオケ業務に係わる、複数の歌唱楽曲の識別情報である楽曲IDと、当該歌唱楽曲に対応する歌手の識別情報である歌手IDとが対応付けられて記憶されている。なお、歌唱楽曲(以下、省略して「楽曲」と称する)は、第1商品に相当する。
図3に、上記歌唱履歴データベース1132の記憶内容の一例を示す。
図3に示すように、歌唱履歴データベース1132には、上記カラオケ業務に係わる複数の楽曲の楽曲IDと、当該楽曲に対する複数の消費者の歌唱履歴とを対応付けた歌唱履歴情報が、各楽曲ごとに記憶されている。なお、歌唱履歴は、消費行動履歴に相当する。歌唱履歴情報は、消費履歴情報に相当する。
歌唱履歴情報には、カラオケ業務に係わる楽曲に対する歌唱を行った消費者のUID、当該楽曲が歌唱された日時情報である歌唱日時、及び、当該楽曲の楽曲IDが含まれている。なお、消費者が楽曲に対する歌唱を行ったこと、すなわち、消費者が楽曲を歌唱したことは、消費者が楽曲に対して消費行動を行ったことに相当する。
図4に、上記ユーザプロファイルデータベース1133の記憶内容の一例を示す。
図4に示すように、ユーザプロファイルデータベース1133には、計算用PC端末200の制御部201によって実行されたクラスタリングによって生成された、クラスタリング情報が記憶されている。クラスタリング情報は、クラスタリングによって、各消費者のUIDを、互いに嗜好又は消費行動時期の異なる複数のユニット(詳細には複数のユニットの識別情報であるユニットID。以下同様)のいずれかに対応付けた情報である。なお、上記ユニットの数は、予め定められている。
すなわち、このユーザプロファイルデータベース1133には、複数の消費者のUIDと、当該消費者の属するユニットのユニットIDとが対応付けられて記憶されている。本実施形態では、上記DBサーバ100の歌唱履歴データベース1132に記憶された、複数の楽曲に対する複数の消費者の歌唱履歴情報に基づき、当該複数の消費者のUIDが、複数のユニットにクラスタリングされる(詳細は後述)。
図5に、上記購入履歴データベース1134の記憶内容の一例を示す。
図5に示すように、購入履歴データベース1134には、Electronic Commerce(EC;電子商取引)での物品の販売業務(以下適宜、「EC販売業務」と称する)に係わる、複数の物品の識別情報である物品IDと、当該物品に対する複数の消費者の購入履歴とを対応付けた購入履歴情報が、各物品ごとに記憶されている。なお、EC販売業務は、第2業務に相当する。物品は、第2商品に相当する。購入履歴は、消費行動履歴に相当する。購入履歴情報は、消費履歴情報に相当する。
購入履歴情報には、EC販売業務に係わる物品を購入した消費者のUID、当該物品が購入された日時情報である購入日時、及び、当該物品の物品IDが含まれている。なお、消費者が物品を購入したことは、消費者が物品に対して消費行動を行ったことに相当する。
なお、購入履歴データベース1134は、この例では、上記EC販売業務に係わる複数の物品に対する複数の消費者の購入履歴に基づく購入履歴情報を、自動で蓄積することで構築されている。しかしながら、これに限られず、購入履歴データベース1134は、店舗での物品の販売業務に係わる複数の物品に対する複数の消費者の購入履歴に基づく購入履歴情報を、当該店舗の従業員が手動で入力することで構築されていてもよい。
図6に、上記物品−広告データベース1135の記憶内容の一例を示す。
図6に示すように、物品−広告データベース1135には、上記EC販売業務に係わる複数の物品の物品IDと、当該物品に関する広告情報の識別情報である広告IDとが対応付けられて記憶されている。
図7に、上記デフォルト広告データベース1136の記憶内容の一例を示す。
図7に示すように、デフォルト広告データベース1136には、予め定められた特定の物品、例えば新発売の物品やおすすめの物品等、に関する広告情報の広告IDが記憶されている。
図8に、上記ユーザ別広告データベース1137の記憶内容の一例を示す。
図8に示すように、ユーザ別広告データベース1137には、複数の消費者のUIDと、上記計算用PC端末200の制御部201によって決定された当該消費者のPC端末400に対する広告情報の広告IDとが対応付けられて記憶されている。なお、各消費者のPC端末400に対する広告情報を決定する手法については、後述の図13乃至図16で詳細に説明する。
なお、このユーザ別広告データベース1137に、広告情報自体、すなわち、例えば商品名、商品内容、価格、外観画像等の、物品に係わる情報自体、を記憶させるようにしてもよい。
図9に、上記広告リンクデータベース1138の記憶内容の一例を示す。
図9に示すように、広告リンクデータベース1138には、複数の広告情報の広告IDと、当該広告情報を格納する上記広告配信サーバ500の広告データベース内の位置を特定するUniform Resource Locator(URL)とが対応付けられて記憶されている。
図10に、上記認証データベース1139の記憶内容の一例を示す。
図10に示すように、認証データベース1139には、予め、上記カラオケ業務に関しての複数の上記特定の消費者の認証情報が記憶されている。認証情報は、例えば消費者がカラオケ業務に係わる会員として登録された際に付与される。この認証情報には、認証ID及びパスワードが含まれている。
なお、この例では、上述した図2乃至図10に示すデータベースはすべて、DBサーバ100の記憶部110に記憶されているが、これに限られない。すなわち、これらデータベースをそれぞれ、計算用PC端末200の記憶部210、DBサーバ100の記憶部110、WEBサーバ300の記憶部310などに、別々に記憶させるようにしてもよい。
本実施形態においては、消費者は、上記カラオケ業務に関する内容のウェブサイトのウェブページを閲覧したい場合、PC端末400の上記ウェブブラウザ記憶エリア412に記憶されたウェブブラウザを起動させる。そして、PC端末400に接続された上記キーボード421やマウス422を操作して、カラオケ業務に関する内容のウェブサイトのウェブページ、例えば、当該ウェブサイトのトップページのURLを入力する。すると、当該消費者のPC端末400からWEBサーバ300に対してリクエストが出力される。
WEBサーバ300において上記消費者のPC端末400からのリクエストが受信されると、当該リクエストに応じて上記トップページの表示情報が生成され、当該表示情報が上記リクエストに係わるPC端末400に対して出力される。これにより。当該PC端末400に接続された上記ディスプレイ420に、カラオケ業務に関する内容のウェブサイトのトップページが表示される。
このトップページには、図示は省略するが、前述した認証情報、すなわち、認証ID及びパスワードの入力ボックスが含まれている。消費者は、上記カラオケ業務に係わる会員専用のウェブページであるマイページを閲覧したい場合、上記キーボード421やマウス422を操作して、上記入力ボックスに、認証情報を入力する。すると、当該消費者のPC端末400からWEBサーバ300に対して、当該入力された認証情報を含む認証要求信号が出力される。
WEBサーバ300において上記消費者のPC端末400からの認証要求信号が受信されると、当該認証要求信号に基づき、上記DBサーバ100の認証データベース1139にアクセスされ、当該認証要求信号に係わる消費者の認証が行われる(詳細は後述)。このとき、当該認証要求信号に係わる消費者が認証されると、WEBサーバ300において、上記認証された消費者のPC端末400に対する広告情報の広告IDが上記DBサーバ100のユーザ別広告データベース1137より取得される。そして、その取得された広告IDに対応する広告情報が上記広告配信サーバ500の広告データベースより取得される。そして、その取得された広告情報を含む、上記認証された消費者のPC端末400用の情報画面、すなわち、上記認証データベース1139に認証情報が記憶された特定の消費者のPC端末400用の情報画面、の表示情報が生成される。以下適宜、特定の消費者のPC端末400用の情報画面を、「特定の消費者に係わるマイページ」や「マイページ」等と称する。
その後、WEBサーバ300から上記認証要求信号に係わる特定の消費者のPC端末400に対して、上記生成された当該特定の消費者に係わるマイページの表示情報が出力される。そして、当該特定の消費者のPC端末400においてマイページの表示情報が受信されると、当該特定の消費者のPC端末400に接続されたディスプレイ420の表示画面が、上記表示情報を表示した当該特定の消費者に係わるマイページに遷移する。
図11に、特定の消費者のPC端末400に接続されたディスプレイ420に表示される当該特定の消費者に係わるマイページの一例を示す。
図11に示すように、このマイページには、複数のターゲット広告表示領域TAと、共通広告表示領域CAと、会員コンテンツを表示する会員コンテンツ表示領域MAとが含まれている。
ターゲット広告表示領域TAは、マイページに係わる特定の消費者をターゲットとした広告が表示される広告表示領域である。この例では、ターゲット広告表示領域TA1には、「広告1」とテキスト表示された広告が表示されている。ターゲット広告表示領域TA2には、「広告2」とテキスト表示された広告が表示されている。
共通広告表示領域CAは、予め定められた広告が表示される広告表示領域である。この例では、共通広告表示領域CAには、「広告3」とテキスト表示された広告が表示されている。
また、マイページにおいて、上記ターゲット広告表示領域TAや共通広告表示領域CAに表示された広告、言い換えれば、物品に係わる情報に対して、上記マウス422を介したクリックが行われると、WEBサーバ300に当該クリックの履歴が出力される。またこれと共に、上記ディスプレイ420の表示画面が、当該クリックが行われた広告に関連する物品に係わるウェブページ、例えば当該物品を購入するページや当該物品のさらに詳しい情報を掲載するページ等、に遷移する。なお、上記マウス422を介したクリックは、所定の操作に相当する。
以下、図12、図13、図16、図17及び図18により、計算用PC端末200及びWEBサーバ300等によって実行される、本実施形態における商品推奨方法による制御手順を説明する。
図12を用いて、計算用PC端末200の制御部201が実行する、クラスタリングに関する制御手順を説明する。
図12において、例えば操作者により上記キーボード221やマウス222を用いて、所定の処理開始指令が操作入力されることによって、図中「START」位置で表されるように、このフローが開始される。
まずステップSA10で、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100の歌唱履歴データベース1132(図3参照)にアクセスする。そして、複数の楽曲に対する複数の消費者の歌唱履歴情報を取得する。このステップが、各請求項記載の履歴取得手順に相当すると共に、履歴取得手段として機能する。
その後、ステップSA20で、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100の楽曲マスタデータベース1131(図2参照)にアクセスする。そして、上記ステップSA10で取得された複数の楽曲に対する複数の消費者の歌唱履歴情報に含まれるすべての楽曲IDをキーとして、当該楽曲IDに対応付けられたすべての歌手IDを取得する。
そして、ステップSA30に移り、制御部201は、上記ステップSA10で取得された複数の楽曲に対する複数の消費者の歌唱履歴情報を用いて、当該複数の消費者それぞれについて、上記ステップSA20で取得されたすべての歌手IDに対応する歌手の楽曲に対する特徴ベクトルを生成する。そして、複数の消費者それぞれについて生成した特徴ベクトルを、当該消費者のUIDと対応付ける。
なお、このステップで複数の消費者それぞれについて生成される特徴ベクトルは、上記ステップSA20で取得されたすべての歌手IDをベクトルの構成要素とし、当該要素の値を「1」又は「0」表すベクトルである。要素の値が「1」というのは、当該要素に係わる歌手IDに対応する歌手の楽曲に対する歌唱履歴があることを意味し、要素の値が「0」というのは、当該要素に係わる歌手IDに対応する歌手の楽曲に対する歌唱履歴がないことを意味している。
例えば、上記ステップSA20で取得されたすべての歌手IDに対応する歌手の楽曲を歌唱したことのある消費者に関しては、要素の値がすべて「1」となる特徴ベクトルが生成される。つまり、この場合の消費者の特徴ベクトルは、<1,1,1,1,1・・・>となる。一方、上記ステップSA20で取得されたすべての歌手IDに対応する歌手の楽曲を歌唱したことのない消費者に関しては、要素の値がすべて「0」となる特徴ベクトルが生成される。つまり、この場合の消費者の特徴ベクトルは、<0,0,0,0,0・・・>となる。
したがって、特徴ベクトルは、上記ステップSA20で取得された歌手IDに対応する歌手すべてについて、当該歌手の楽曲を歌唱したことがあるか、歌唱したことがないかを表している。言い換えれば、特徴ベクトルは、消費者の歌手の嗜好を表しているのである。
その後、ステップSA40で、制御部201は、予め用意された、複数のユニットそれぞれの代表ベクトルの初期値を用いて、上記ステップSA30で複数の消費者のUIDにそれぞれ対応付けられた複数の特徴ベクトルを、例えば公知のK−means法やSOM法などのクラスタリング手法により、複数のユニットに分類する。そして、このクラスタリングの結果に対応して、各消費者のUIDを、当該UIDに対応する特徴ベクトルが分類されたユニットのユニットIDにそれぞれ対応付け、クラスタリング情報を生成する。
そして、ステップSA50に移り、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100のユーザプロファイルデータベース1133(図4参照)にアクセスする。そして、ユーザプロファイルデータベース1133に、上記ステップSA40で生成されたクラスタリング情報を記憶させる。なお、ユーザプロファイルデータベース1133に既にクラスタリング情報が記憶されている場合には、新たに生成されたクラスタリング情報の内容に更新する。その後、このフローを終了する。
なお、上記において、ステップSA30及びステップSA40が、各請求項記載のクラスタリング手順に相当すると共に、クラスタリング手段として機能する。
図13を用いて、計算用PC端末200の制御部201が実行する、消費者のPC端末400に対する広告情報の決定に関する制御手順を説明する。
図13において、例えば操作者により上記キーボード221やマウス222を用いて、所定の処理開始指令が操作入力されることによって、図中「START」位置で表されるように、このフローが開始される。
まずステップSA105で、制御部201は、例えば操作者により予め設定され記憶部213の適宜の領域に記憶された期間範囲に関する情報を取得する。そして、その取得した情報が表す期間範囲をDとする。期間範囲=Dは、例えば「2009/01/01〜2009/12/31」のように設定される。なお、期間範囲は、「年/月/日」単位に限られず、時間単位を含んでいてもよい。
その後、ステップSA110で、制御部201は、上記複数のユニットのいずれかに対応する変数Uの値を1に設定する。
そして、ステップSA115に移り、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100のユーザプロファイルデータベース1133(図4参照)にアクセスする。そして、この時点での変数Uの値に対応するユニットのユニットIDをキーとして、当該ユニットIDに対応付けられたすべてのUIDを取得する。すなわち、このステップでは、制御部201は、この時点での変数Uの値に対応するユニットに属する複数の消費者のUIDを取得している。つまり、このステップにおいては、各ユニットごとに、当該ユニットに属する複数の消費者のUIDが取得される。
その後、ステップSA120で、制御部201は、上記ステップSA115での取得結果をテーブル化し、UIDテーブル(後述の図14参照)として、例えば上記DBサーバ100の制御部101内のRAM等のメモリに記憶させる。
そして、ステップSA125に移り。制御部201は、上記ステップSA120で生成されたUIDテーブルのレコード数を検出する。そして、その検出したレコード数をNとする。なお、「レコード」は、テーブル又はデータベースを構成するデータの単位である。すなわち、このステップで検出されるレコード数=Nは、上記ステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニットに属する消費者の数と一致する。
その後、ステップSA130に移り、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100の購入履歴データベース1134(図5参照)にアクセスする。そして、購入日時が上記ステップSA105で設定された期間範囲=D内で、かつ、UIDが上記ステップSA120で生成されたUIDテーブル内のUIDのいずれかに一致した、すべての購入履歴情報に含まれるUID及び物品IDを対応付けて取得する。すなわち、このステップでは、制御部201は、所定の物品としての上記ステップSA105で設定された期間範囲=D内に販売されていた物品、を購入した、上記ステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニットに属する複数の消費者それぞれのUIDを、当該消費者が購入した物品の物品IDと対応付けて取得している。このステップが、各請求項記載の識別情報取得手順に相当すると共に、識別情報取得手段として機能する。
そして、ステップSA135に移り、制御部201は、上記ステップSA130で取得されたすべてのUIDを、対応する物品IDごとに分類し、UIDの数、言い換えれば、上記ステップSA130でUIDが取得された消費者の数を、各物品ごとにカウントする。すなわち、このステップでは、制御部201は、上記ステップSA105で設定された期間範囲=D内に販売されていた各物品ごとに、上記ステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニット内での当該物品を購入した消費者の数、すなわち、購入者の数をカウントしている。つまり、このステップにおいては、各ユニットごとに、上記ステップSA130でUIDが取得された消費者の数がカウントされる。
その後、ステップSA140で、制御部201は、上記ステップSA135でのカウント結果をテーブル化し、物品別消費者数テーブル(後述の図15参照)として、例えば上記DBサーバ100の制御部101内のRAM等のメモリに記憶させる。
そして、ステップSA145に移り、制御部201は、例えば操作者により予め設定され記憶部213の適宜の領域に記憶された広告対象とする物品数に関する情報を取得する。そして、その取得した情報が表す広告対象とする物品数をCとする。
その後、ステップSA150で、制御部201は、上記広告対象とする物品数をカウントするための変数iの値を1に設定する。
そして、ステップSA155に移り、制御部201は、上記物品別消費者数テーブルから、上記ステップSA135で各物品ごとにカウントされた消費者の数がi番目に多いデータに含まれる物品IDを取得する。すなわち、このステップでは、制御部201は、上記ステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニット内での購入者数が、i番目に多い物品の物品IDを取得している。そして、その取得した物品IDをIとする。
その後、ステップSA200で、制御部201は、上記ステップSA135でカウントされた消費者の数に応じて、上記ステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニットに属する消費者のPC端末400に対する広告情報を決定する、広告決定処理を実行する。なお、この詳細内容については、後述の図16で説明する。
そして、ステップSA160に移り、制御部201は、上記変数iの値に1を加え、ステップSA165に移る。
ステップSA165では、制御部201は、上記変数iの値が、上記ステップSA145で設定された広告対象とする物品数=Cよりも大きいかどうかを判定する。i≦Cである場合には、判定が満たされず上記ステップSA155に移り、同様の手順を繰り返す。一方、i>Cである場合には、判定が満たされてステップSA170に移る。
ステップSA170では、制御部201は、上記変数Uの値に1を加え、ステップSA175に移る。
ステップSA175では、制御部201は、上記変数Uの値が、予め定められたユニットの数Mよりも大きいかどうかを判定する。これは言い換えれば、上記ステップSA115以降の手順を、各ユニットごとに、すべてのユニットについて実行したかどうかを判定している。U≦Mである場合には、判定が満たされず上記ステップSA115に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、U>Mである場合には、判定が満たされて、このフローを終了する。
なお、上記において、ステップSA115及びステップSA135が、各請求項記載の消費者計数手順に相当すると共に、消費者計数手段として機能する。
図14に、上記UIDテーブルの一例を示す。図14に示すように、UIDテーブルには、上記図13のステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニットに属する消費者のUIDが記憶されている。
図15に、上記物品別消費者数テーブルの一例を示す。図15に示すように、物品別消費者数テーブルには、各物品ごとに、当該物品の物品IDと、上記図13のステップSA135でカウントされた消費者の数とが記憶されている。
図16を用いて、上記図13のステップSA200の詳細手順を説明する。
図16において、まずステップSA205で、制御部201は、上記UIDテーブルのレコード数をカウントするための変数jの値を1に設定する。
その後、ステップSA210で、制御部201は、上記UIDテーブルに記憶されたUIDを1つ取得する。そして、その取得したUIDをPとする。
そして、ステップSA215に移り、制御部201は、上記UIDテーブルから、上記ステップSA210で取得されたUID=Pを削除する。
その後、ステップSA220で、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100の購入履歴データベース1134にアクセスする。そして、UIDが上記ステップSA210で取得されたUID=Pと一致し、かつ、物品IDが上記図13のステップSA155で取得された物品ID=Iと一致する、購入履歴情報の有無を判定する。これは言い換えれば、上記ステップSA210で取得されたUID=Pに対応する消費者が、上記図13のステップSA155で取得された物品ID=Iに対応する物品を購入済みかどうかを判定している。上記購入履歴情報があった場合、言い換えれば、UID=Pに対応する消費者が物品ID=Iに対応する物品を購入済みであった場合には、判定が満たされて、後述のステップSA240に移る。一方、上記購入履歴情報がなかった場合、言い換えれば、UID=Pに対応する消費者が物品ID=Iに対応する物品を購入していない場合には、判定が満たされず、ステップSA225に移る。
そして、ステップSA225に移り、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100の物品−広告データベース1135(図6参照)にアクセスする。そして、上記図13のステップSA155で取得された物品ID=Iをキーとして、当該物品IDに対応付けられた広告IDを取得する。そして、その取得した広告IDをBとする。
その後、ステップSA230で、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100のユーザ別広告データベース1137(図8参照)にアクセスする。そして、ユーザ別広告データベース1137に、上記ステップSA225で取得された広告ID=Bを、上記ステップSA210で取得されたUID=Pと対応付けて記憶させ、広告ID=Bに対応する広告情報を、UID=Pに対応する消費者のPC端末400に対する広告情報として決定する。
なお、上記図13のステップSA155では、上記ステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニット内での購入者数が多い、上位C個の物品の物品IDが取得されている。したがって、このステップSA230では、制御部201は、当該ユニットにおいて、購入した消費者の数が多い物品、具体的には、購入した消費者の数が多い上位C個の物品、に関する広告情報を、購入した消費者の数が少ない物品に関する広告情報よりも優先するように決定を行っている。
そして、ステップSA235に移り、制御部201は、上記変数jの値に1を加え、ステップSA240に移る。
ステップSA240では、制御部201は、上記変数jの値が、上記図13のステップSA125で検出されたUIDテーブルのレコード数=Nよりも大きいかどうかを判定する。j≦Nである場合には、判定が満たされず上記ステップSA210に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、j>Nである場合には、判定が満たされて、このルーチンを終了する。
以上のように、ステップSA200においては、制御部201は、上記図13のステップSA135で各ユニットごとにカウントされた消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた、言い換えれば、当該ユニットに属する、複数の消費者のうち少なくとも一人の消費者のPC端末400に対する、物品の購入行動に関連する広告情報を決定している。したがって、図16に示すステップSA200のすべての手順、すなわち、ステップSA205〜ステップSA240が、各請求項記載の推奨情報決定手順に相当すると共に、推奨情報決定手段として機能する。
図17を用いて、WEBサーバ300の制御部301が実行する、消費者のPC端末400に対する広告情報の出力に関する制御手順を説明する。
図17において、例えば消費者のPC端末400より上記カラオケ業務に関する内容のウェブサイトのトップページに係わるリクエストが入力されることによって、図中「START」位置で表されるように、このフローが開始される。
まずステップSB10で、制御部301は、消費者のPC端末400よりネットワークNW3及び通信制御部303を介し受信した上記トップページに係わるリクエストに応じて、上記ウェブページデータ記憶エリア312に記憶された各種データに基づき、当該トップページの表示情報を生成する。そして、その生成したトップページの表示情報を、通信制御部303及びネットワークNW3を介し上記リクエストに係わる消費者のPC端末400に対して出力する。これにより、当該消費者のPC端末400に接続されたディスプレイ420に、上記表示情報を表示したトップページが表示される。
その後、ステップSB20で、制御部301は、消費者のPC端末400よりネットワークNW3及び通信制御部303を介し、前述した認証要求信号を受信したかどうかを判定する。認証要求信号を受信するまで、判定が満たされずループして待機する。そして、消費者のPC端末400からの認証要求信号を受信したら、判定が満たされてステップSB30に移る。なお、消費者が特定の消費者である場合には、特定の消費者のPC端末400からの認証要求信号が受信される。このステップが、各請求項記載の認証要求受信手順に相当する。
ステップSB30では、制御部301は、通信制御部302及びネットワークNW2を介し、上記DBサーバ100の認証データベース1139(図10参照)にアクセスする。そして、上記ステップSB20で受信された認証要求信号に含まれる認証情報が、認証データベース1139に記憶された複数の特定の消費者の認証情報のいずれかに合致するかどうかを判定する。これにより、当該認証要求信号に係わる特定の消費者の認証を行う。このステップが、各請求項記載の認証手順に相当する。認証要求信号に含まれる認証情報が、認証データベース1139に記憶された複数の特定の消費者の認証情報のいずれにも合致しない場合は認証されないため、判定が満たされず、ステップSB40に移る。
ステップSB40では、制御部301は、上記ウェブページデータ記憶エリア312に記憶された各種データに基づき、所定のエラー画面の表示情報を生成する。そして、その生成したエラー画面の表示情報を、通信制御部303及びネットワークNW3を介し、上記ステップSB20で受信された認証要求信号に係わる消費者のPC端末400に対して出力する。これにより、当該消費者のPC端末400に接続されたディスプレイ420に、上記表示情報を表示したエラー画面が表示される。その後、このフローを終了する。
一方、上記ステップSB30において、認証要求信号に含まれる認証情報が、認証データベース1139に記憶された複数の特定の消費者の認証情報のいずれかに合致する場合は認証されるため、ステップSB30の判定が満たされて、ステップSB100に移る。
ステップSB100では、制御部301は、上記ステップSB20で認証された特定の消費者に対する広告情報を含む、当該特定の消費者に係わるマイページの表示情報を、当該特定の消費者のPC端末400に対して出力する、広告出力処理を実行する。なお、この詳細内容については、後述の図18で説明する。その後、このフローを終了する。
図18を用いて、上記図17のステップSB100の詳細手順を説明する。
図18において、まずステップSB105で、制御部301は、上記図17のステップSB10で受信された認証要求信号に基づき、上記図17のステップSB20で認証された特定の消費者のUIDを取得する。そして、その取得したUIDをXとする。
その後、ステップSB110で、制御部301は、例えば操作者により予め設定され記憶部313の適宜の領域に記憶された、前述したマイページにおけるターゲット広告表示領域TAの数に関する情報を取得する。そして、その取得した情報が表すマイページにおけるターゲット広告表示領域TAの数をYとする。
そして、ステップSB115に移り、制御部301は、通信制御部302及びネットワークNW2を介し、上記DBサーバ100のユーザ別広告データベース1137(図8参照)にアクセスする。そして、上記ステップSB105で取得されたUID=Xをキーとして、当該UIDに対応付けられた広告IDのY個取得を図る。すなわち、制御部301は、上記図17のステップSB20で認証されたUID=X対応する特定の消費者に関して上記図13のステップSA200で決定された広告情報の広告IDのY個取得を図っている。なお、ユーザ別広告データベース1137に、UID=X対応する特定の消費者に関して決定された広告情報の広告IDの数がY個に満たなかったため、当該UIDに対応付けられた広告IDをY個取得できない場合もある。そして、制御部301は、ユーザ別広告データベース1137より取得した広告IDをリスト化して、広告IDリストとして、例えば上記DBサーバ100の制御部101内のRAM等のメモリに記憶させる。
なお、上記図16のステップSA220〜ステップSA230では、各ユニットごとに消費者が当該ユニット内での購入者数が多い物品を購入済みかどうかを判定し、当該物品を購入していない消費者のUIDを当該物品に関する広告情報の広告IDと対応付けてユーザ別広告データベース1137に記憶させている。そして、このステップSB115において、消費者が購入していない物品に関する広告情報の広告IDのY個取得が図られる。したがって、後述のステップSB170においては、各ユニットごとに上記図13のステップSA200で決定された広告情報を含む表示情報が、当該ユニットに属すると共に当該広告情報に関する物品を購入していない消費者のPC端末400に対して出力されることとなる。
その後、ステップSB120で、制御部301は、上記ステップSB115で生成された広告IDリストに含まれる広告IDの数を検出する。そして、その検出した広告IDの数をZとする。すなわち、Zの値は0以上Y以下の整数となる。
そして、ステップSB125に移り、制御部301は、上記広告IDリストに含まれる広告IDの数をカウントするための変数kの値を1に設定する。
その後、ステップSB130に移り、制御部301は、上記変数kの値が、上記ステップSB120で検出された広告IDの数=Z以下であるかどうかを判定する。これは言い換えれば、上記広告IDリストに含まれるすべての広告IDが、後述のステップSB135で取得されたかどうかを判定している。k≦Zである場合、言い換えれば、まだ広告IDリストに含まれるすべての広告IDが後述のステップSB135で取得されていない場合には、判定が満たされてステップSB135に移る。
ステップSB135では、制御部301は、上記ステップSB115で生成された広告IDリストに含まれるk番目の広告IDを取得する。そして、その取得した広告IDをAとする。その後、ステップSB145に移る。
一方、上記ステップSB130において、k>Zである場合、言い換えれば、既に広告IDリストに含まれるすべての広告IDが上記ステップSB135で取得されていた場合には、ステップSB130の判定が満たされずステップSB140に移る。
ステップSB140では、制御部301は、通信制御部302及びネットワークNW2を介し、上記DBサーバ100のデフォルト広告データベース1136(図7参照)にアクセスする。そして、デフォルト広告データベース1136に記憶された複数の広告情報の広告IDのうち、1つの広告情報の広告IDをランダムに取得する。そして、その取得した広告IDをAとする。
そして、ステップSB145に移り、制御部301は、通信制御部302及びネットワークNW2を介し、上記DBサーバ100の広告リンクデータベース1138(図9参照)にアクセスする。そして、上記ステップSB135又はステップSB140で取得された広告ID=Aをキーとして、当該広告IDに対応付けられたURLを取得する。そして、その取得したURLをLとする。
その後、ステップSB150で、制御部301は、通信制御部303及びネットワークNW3を介し、上記広告配信サーバ500の広告データベースにアクセスする。そして、上記ステップSB145で取得されたURL=Lを指定して、当該URLの位置に格納された広告情報を取得する。
そして、ステップSB155に移り、制御部301は、上記変数kの値に1を加え、ステップSB160に移る。
ステップSB160では、制御部301は、上記変数kの値が、上記マイページにおけるターゲット広告表示領域TAの数=Yよりも大きくなったかどうかを判定する。これは言い換えれば、Y個の広告情報を広告配信サーバ500の広告データベースより取得しているかどうかを判定している。k≦Yである場合、言い換えれば、まだY個の広告情報を広告配信サーバ500の広告データベースより取得していない場合には、判定が満たされず上記ステップSB130に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、k>Yである場合、言い換えれば、既にY個の広告情報を広告配信サーバ500の広告データベースより取得している場合には、判定が満たされてステップSB165に移る。
ステップSB165では、制御部301は、上記ステップSB150で取得された広告情報をHTML形式とする。そして、当該HTML形式の広告情報を上記ターゲット広告表示領域TAに組み込んだ、上記ステップSB105で取得されたUID=Xに係わる特定の消費者に係わるマイページの表示情報を生成する。
その後、ステップSB170で、制御部301は、通信制御部303及びネットワークNW3を介し、上記ステップSB165で生成されたUID=X対応する特定の消費者に係わるマイページの表示情報を、当該特定の消費者のPC端末400に対して出力する。これは言い換えれば、上記ユーザ別広告データベース1137より取得された、上記図13のステップSA200で決定された広告情報を含む表示情報を、1人の消費者のPC端末400に対して出力することに相当する。このステップが、各請求項記載の推奨情報出力手順に相当すると共に、推奨情報出力手段として機能する。これにより、UID=X対応する特定の消費者のPC端末400に接続されたディスプレイ420に、上記表示情報を表示した当該特定の消費者に係わるマイページが表示される。そして、このルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施形態では、予め、カラオケ業務に係わる歌唱履歴情報が、DBサーバ100の歌唱履歴データベース1132(図3を参照)に記憶されている。計算用PC端末200の制御部201は、上記歌唱履歴データベース1132にアクセスし、複数の楽曲に対する複数の消費者の歌唱履歴情報を取得する。そして、その取得した歌唱履歴情報を用いて、各消費者のUIDを複数のユニットのいずれかに対応付けて、クラスタリング情報を生成する。
一方、本実施形態ではまた、予め、上記カラオケ業務とは別の、EC販売業務に係わる購入履歴情報が、DBサーバ100の購入履歴データベース1134(図5を参照)に記憶されている。制御部201は、上記購入履歴データベース1134にアクセスし、所定の物品を購入した複数の消費者を特定し、それら複数の消費者のUIDを取得する。このようにして消費者が特定されると、制御部201は、DBサーバ100のユーザプロファイルデータベース1133(図4を参照)にアクセスし、上記UIDが取得された消費者の数を各ユニットごとにカウントする。これにより、特定の物品を購入した消費者が、楽曲に関するクラスタリングにより生成された各ユニットに、何人ずつ含まれるかがカウントされる。その後、制御部201は、上記各ユニットごとのカウント結果に応じて、当該ユニットの消費者のPC端末400に対する広告情報を決定する(図13のステップSA200を参照)。そして、WEBサーバ300の制御部301は、上記決定された広告情報を、DBサーバ100のユーザ別広告データベース1137(図8を参照)から取得して、当該消費者のPC端末400に対して出力する(図18のステップSB170を参照)。
以上の結果、楽曲に関するクラスタリングに基づく各ユニットごとに、物品を購入した消費者の数の大小に応じた広告情報が決定され、当該ユニットの消費者のPC端末400へ出力される。これにより、消費者の物品についての消費履歴情報、つまり購入履歴情報があまり多く存在しない場合であっても、消費者の楽曲についての豊富な消費履歴情報、つまり歌唱履歴情報を用いてクラスタリングを行い、そのクラスタリング結果を用いて推奨する情報の内容を決定することで、物品についての消費者の動向に精度よく合致した効果的な推奨を行うことができる。
また、本実施形態では特に、WEBサーバ300の制御部301は、上記図13のステップSA200(詳細内容は図16を参照)において、各ユニットごとに、購入した消費者の数が多い物品に関する広告情報を、購入した消費者の数が少ない物品に関する広告情報よりも優先するように決定を行う。これにより、各ユニットについて、購入した消費者の数が多い物品についての広告情報が、それ以外の物品についての広告情報よりも優先して決定される。この結果、当該ユニットにおいて比較的多くの消費者が当該物品を購入している事実を反映させた、効果的な推奨を行うことができる。
また、本実施形態では特に、WEBサーバ300の制御部301は、上記図18のステップSB170において、各ユニットごとに上記図13のステップSA200において決定された広告情報を、当該ユニットに対応付けられると共に当該広告情報に関する物品を購入していない消費者のPC端末400に対し出力する。これにより、各ユニットにおいて、比較的多くの消費者が購入した物品についての広告情報が、当該物品を購入していない消費者のPC端末400に対して出力される。この結果、その時点で物品を購入していない消費者をターゲットとして推奨を行うことができる。すなわち、最終的に、同一の嗜好を備える1つのユニット内の全消費者が、当該物品の購入を完了するように、有効な推奨を確実に行うことができる。
また、本実施形態では特に、上記カラオケ業務に関して予め、特定の消費者の認証情報が、DBサーバ100の認証データベース1139(図10参照)に記憶されている。WEBサーバ300の制御部301は、特定の消費者のPC端末400からの認証要求信号を受信する(図17のステップSB10を参照)。そして、その受信された認証要求信号に基づき、上記認証データベース1139にアクセスし、当該認証要求信号に係わる特定の消費者の認証を行う(図17のステップSB20を参照)。そして、その認証された特定の消費者に関して上記図13のステップSA200において決定された広告情報を含む、当該特定の消費者に係わるマイページの表示情報を、当該特定の消費者のPC端末400に対して出力する。これにより、PC端末400に表示される画面上で、特定の消費者をターゲットとした、有効な推奨を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)クリック履歴情報に基づき広告情報の決定を行う場合
上記実施形態においては、複数の物品に対する複数の消費者の購入履歴情報に基づき、広告情報を決定していたが、これに限られない。すなわち、複数の消費者の複数の物品に係わる情報に対するクリック履歴情報に基づき、広告情報を決定するようにしてもよい。
例えば、上記マイページ(図11参照)を閲覧している特定の消費者は、当該マイページ上のターゲット広告表示領域TAや共通広告表示領域CAに表示された広告の内容、すなわち、物品に係わる情報に興味をもった場合、当該情報のさらに詳しい情報等を閲覧するため、当該広告に対し上記クリックを行うことがある。本変形例では、WEBサーバ300の制御部301は、上記マイページに表示された広告、言い換えれば、物品に係わる情報に対する上記クリックの履歴を集計してデータベース化し、クリック履歴データベースとして、上記DBサーバ100のデータベース記憶エリア113に記憶させる。
図19に、上記クリック履歴データベースの記憶内容の一例を示す。
図19に示すように、クリック履歴データベース1140には、上記EC販売業務に係わる複数の物品の物品IDと、当該物品に対する複数の消費者のクリック履歴とを対応付けたクリック履歴情報が、各物品ごとに記憶されている。なお、クリック履歴データベース1140は、第2消費者データベースに相当する。クリック履歴は、消費以外の特定の消費関連行動履歴に相当する。クリック履歴情報は、消費履歴情報に相当する。
クリック履歴情報は、ディスプレイ420に表示された広告、言い換えれば、物品に係わる情報に対して、マイページにおいて上記クリックを行った、特定の消費者のUIDと、当該クリックが行われた日時情報であるクリック日時と、当該広告に係わる物品の物品IDとが含まれている。なお、消費者がディスプレイ420に表示された広告、言い換えれば、物品に係わる情報に対して、マイページにおいて上記クリックを行ったことは、消費者が物品に対して消費以外の特定の消費関連行動を行ったことに相当する。
ここで、本変形例において、計算用PC端末200の制御部201が実行する、クラスタリングに関する制御手順は、前述の図12と同様である。以下、図20を用いて、本変形例において、計算用PC端末200の制御部201が実行する、消費者のPC端末400に対する広告情報の決定に関する制御手順を説明する。なお、この図20は、前述の図13に対応する図である。図13と同等の手順には同符号を付し説明を省略する。
図20において、前述の図13と異なる点は、ステップSA130、ステップSA135、及びステップSA140に代えて、ステップSA130′、ステップSA135′、及びステップSA140′を設けた点である。すなわち、ステップSA125において、制御部201が、検出したレコード数をNとしたら、ステップSA130に代えて設けたステップSA130′に移る。
ステップSA130′では、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100のクリック履歴データベース1140(図19参照)にアクセスする。そして、クリック日時が前述のステップSA105で設定された期間範囲=D内で、かつ、UIDが前述のステップSA120で生成されたUIDテーブル内のUIDのいずれかに一致した、すべてのクリック履歴情報に含まれるUID及び物品IDを対応付けて取得する。すなわち、このステップでは、制御部201は、所定の物品としての前述のステップSA105で設定された期間範囲=D内に掲載されていた広告、すなわち、物品に係わる情報に対して、上記クリックを行った、前述のステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニットに属する複数の特定の消費者のUIDを、当該特定の消費者が上記クリックした広告に関連する物品の物品IDと対応付けて取得している。このステップが、各請求項記載の識別情報取得手順に相当すると共に、識別情報取得手段として機能する。
その後、ステップSA135に代えて設けたステップSA135′で、制御部201は、上記ステップSA130′で取得されたすべてのUIDを、対応する物品IDごとに分類し、UIDの数、言い換えれば、上記ステップSA130′でUIDが取得された特定の消費者の数を、各物品ごとにカウントする。すなわち、このステップでは、制御部201は、前述のステップSA105で設定された期間範囲=D内に掲載されていた広告、すなわち、物品に係わる情報に関連する各物品ごとに、前述のステップSA115が実行された時点での変数Uの値に対応するユニット内での当該物品に係わる情報に対して、上記クリックを行った、消費者の数をカウントしている。つまり、このステップにおいては、各ユニットごとに、上記ステップSA130′でUIDが取得された消費者の数がカウントされる。
そして、ステップSA140に代えて設けたステップSA140′で、制御部201は、上記ステップSA135′でのカウント結果をテーブル化し、物品別消費者数テーブルとして、例えば上記DBサーバ100の制御部101内のRAM等のメモリに記憶させる。
その後のステップSA145以降の手順は、前述の図13とほぼ同様であるので、説明を省略する。
なお、上記において、ステップSA115及びステップSA135′が、各請求項記載の消費者計数手順に相当すると共に、消費者計数手段として機能する。
図21を用いて、本変形例における上記ステップSA200の詳細手順を説明する。なお、この図21は、前述の図16に対応する図である。図16と同等の手順には同符号を付し説明を省略する。
図21において、前述の図16と異なる点は、ステップSA220に代えてステップSA220′を設けた点である。すなわち、ステップSA215で、制御部201が、上記UIDテーブルからUID=Pを削除したら、ステップSA220に代えて設けたステップSA220′に移る。
ステップSA220′では、制御部201は、通信制御部202及びネットワークNW1を介し、上記DBサーバ100のクリック履歴データベース1140にアクセスする。そして、UIDが前述のステップSA210で取得されたUID=Pと一致し、かつ、物品IDが上記図20のステップSA155で取得された物品ID=Iと一致する、クリック履歴情報の有無を判定する。これは言い換えれば、前述のステップSA210で取得されたUID=Pに対応する特定の消費者が、上記図20のステップSA155で取得された物品ID=Iに対応する物品に係わる情報をクリック済みかどうかを判定している。上記クリック履歴情報があった場合、言い換えれば、UID=Pに対応する特定の消費者が物品ID=Iに対応する物品に係わる情報をクリック済みであった場合には、判定が満たされて、ステップSA240に移る。一方、上記クリック履歴情報がなかった場合、言い換えれば、UID=Pに対応する特定の消費者が物品ID=Iに対応する物品に係わる情報をクリックしていない場合には、判定が満たされず、ステップSA225に移る。
その後のステップSA225以降の手順は、前述の図16とほぼ同様であるので、説明を省略する。
本変形例におけるステップSA200においては、制御部201は、上記図20のステップSA135′で各ユニットごとにカウントされた消費者の数に応じて、当該ユニットに属する、少なくとも一人の消費者のPC端末400に対し、上記マイページにおける上記クリックに関連する広告情報を決定している。したがって、図21に示す本変形例におけるステップSA200のすべての手順、すなわち、ステップSA205〜ステップSA215、ステップSA220′、及びステップSA225〜ステップSA240が、各請求項記載の推奨情報決定手順に相当すると共に、推奨情報決定手段として機能する。
ここで、本変形例において、WEBサーバ300の制御部301が実行する、消費者のPC端末400に対する広告情報の出力に関する制御手順は、前述の図17及び図18とほぼ同様である。なお、上記図21のステップSA220′〜ステップSA230では、計算用PC端末200の制御部201は、各ユニットごとに特定の消費者が当該ユニット内での上記クリックした特定の消費者の数が多い物品に係わる情報をクリック済みかどうかを判定し、当該物品に係わる情報をクリックしていない特定の消費者のUIDを当該物品に関する広告情報の広告IDと対応付けてユーザ別広告データベース1137に記憶させている。
したがって、WEBサーバ300の制御部301は、本変形例におけるステップSB115で、特定の消費者が上記クリックを行っていない物品に係わる情報に関連する広告情報の広告IDのY個取得を図る。そして、制御部301は、本変形例におけるステップSB170で、特定の消費者のうち、上記クリックを行っていない消費者のPC端末400に対して、上記図21のステップSA200で決定された上記クリックに関連する広告情報を含む表示情報を出力する。本変形例においても、ステップSB170が、各請求項記載の推奨情報出力手順に相当すると共に、推奨情報出力手段として機能する。
以上説明した本変形例においては、計算用PC端末200の制御部201は、特定の消費者のPC端末400に表示された広告、言い換えれば、物品に係わる情報に対して、マイページにおいて上記クリックを行った、当該特定の消費者のUIDを取得する。そして、制御部201は、上記DBサーバ100のユーザ別広告データベース1137にアクセスし、上記UIDが取得された特定の消費者の数を、各ユニットごとにカウントする。そして、制御部201は、上記各ユニットごとにカウントされた特定の消費者の数に応じて、当該ユニットに属する消費者のPC端末400に対し、マイページにおける上記クリックに関連する広告情報を決定する。このように本変形例においては、物品の直接の購入が行われている事実のみならず、購入につながる前段階である上記マイページにおける上記クリックが行われている事実をも反映して広告情報を決定する。これにより、潜在的な消費需要を加味した、さらに有効な推奨を行うことができる。
また特に、WEBサーバ300の制御部301は、特定の消費者のうち、上記クリックを行っていない消費者のPC端末400に対して、上記計算用PC端末200において決定された上記クリックに関連する広告情報を含む、当該特定の消費者に係わるマイページの表示情報を出力する。このように本変形例においては、上記マイページでの広告に対する上記クリックすらおこなっていない特定の消費者のPC端末400に対して、当該広告に関連する広告情報を含む当該特定の消費者に係わるマイページの表示情報を出力する。これにより、その時点で全く物品に気づいていない可能性の高い特定の消費者をターゲットとした、有効な推奨を行うことができる。
なお、以上においては、WEBサーバ300の制御部301は、計算用PC端末200の制御部201において決定された広告情報をユーザ別広告データベース1137より取得し、当該取得した広告情報を含む、特定の消費者に係わるマイページの表示情報を、当該特定の消費者のPC端末400に対して出力するようにしたが、これに限られない。すなわち、WEBサーバ300の制御部301は、上記決定された広告情報をユーザ別広告データベース1137より取得し、当該取得した広告情報を含むEメールを、少なくとも一人の消費者のPC端末400に対して出力するようにしてもよい。
また、以上においては、ユーザ別広告データベース1137は、計算用PC端末200の制御部201が決定した広告情報を、自動で記憶させることで構築されていた。しかしながら、これに限られず、ユーザ別広告データベース1137は、例えば操作者が上記購入履歴情報若しくはクリック履歴情報を参照して決定した広告情報を、手動で入力して記憶させることで構築されていてもよい。
また、以上における商品推奨システム1のシステム構成は一例であり、他のシステム構成で商品推奨システムを実現するようにしてもよい。さらに、クラスタリングに関する処理、消費者のPC端末400に対する広告情報の決定に関する処理等の各処理は、上記実施形態や(1)の変形例とは別の装置が実行するようにしてもよい。
なお、以上において、図1中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図12、図13、図16等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 商品推奨システム
100 DBサーバ
200 計算用PC端末200
201 制御部
300 WEBサーバ
301 制御部
400 PC端末(情報端末)
420 ディスプレイ
421 キーボード
422 マウス
1132 歌唱履歴データベース(第1消費者データベース)
1133 ユーザプロファイルデータベース(クラスタリングデータベース)
1134 購入履歴データベース(第2消費者データベース)
1137 ユーザ別広告データベース
1139 認証データベース
1140 クリック履歴データベース(第2消費者データベース)

Claims (7)

  1. 第1業務に係わる複数の第1商品の識別情報と当該第1商品に対する複数の消費者の消費行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第1商品ごとに記憶した第1消費者データベースにアクセスし、複数の第1商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を取得する履歴取得手順と、
    前記履歴取得手順において取得された前記複数の第1商品に対する前記複数の消費者の前記消費履歴情報を用いて、各消費者の識別情報を複数のユニットのいずれかに対応付けたクラスタリング情報を生成するクラスタリング手順と、
    第2業務に係わる複数の第2商品の識別情報と当該第2商品に対する複数の消費者の消費行動履歴若しくは消費以外の特定の消費関連行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第2商品ごとに記憶した第2消費者データベースにアクセスし、所定の第2商品に対して消費行動若しくは消費以外の特定の消費関連行動を行った、複数の消費者それぞれの識別情報を取得する識別情報取得手順と、
    前記クラスタリング手順において生成された前記クラスタリング情報を記憶したクラスタリングデータベースにアクセスし、前記識別情報取得手順において識別情報が取得された消費者の数を、各ユニットごとにカウントする消費者計数手順と、
    前記消費者計数手順において各ユニットごとにカウントされた前記消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた複数の消費者のうち少なくとも一人の消費者の情報端末に対する、前記消費行動若しくは前記消費関連行動に少なくとも関連する推奨情報を決定する推奨情報決定手順と、
    前記推奨情報決定手順において決定された推奨情報を推奨データベースより取得し、当該取得した推奨情報を、前記少なくとも一人の消費者の情報端末に対して出力する推奨情報出力手順と、
    を有することを特徴とする商品推奨方法。
  2. 前記推奨情報決定手順は、
    各ユニットごとに、前記消費行動若しくは前記特定の消費関連行動を行った消費者の数が多い前記第2商品に関する前記推奨情報を、前記消費行動若しくは前記特定の消費関連行動を行った消費者の数が少ない前記第2商品に関する前記推奨情報よりも優先するように、決定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の商品推奨方法。
  3. 前記推奨情報出力手順は、
    各ユニットごとに前記推奨情報決定手順において決定された推奨情報を、当該ユニットに対応付けられると共に当該推奨情報に関する前記第2商品に対し前記消費行動若しくは前記特定の消費関連行動を行っていない消費者の前記情報端末に対し、出力する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の商品推奨方法。
  4. 特定の消費者の前記情報端末からの認証要求信号を受信する認証要求受信手順と、
    前記認証要求受信手順において受信された前記認証要求信号に基づき、前記第1業務に関して予め前記特定の消費者の認証情報を記憶した認証データベースにアクセスし、前記認証要求信号に係わる前記特定の消費者の認証を行う認証手順とをさらに有し、
    前記推奨情報出力手順は、
    前記認証手順において認証された前記特定の消費者に関して前記推奨情報決定手順において決定された推奨情報を含む、前記特定の消費者の情報端末用の表示情報を、前記特定の消費者の情報端末に対して出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の商品推奨方法。
  5. 前記識別情報取得手順は、
    前記特定の消費関連行動として、前記特定の消費者の前記情報端末に表示された前記第2商品に係わる情報に対して、前記表示情報を表示した情報画面において所定の操作を行った、当該特定の消費者の識別情報を取得し、
    前記消費者計数手順は、
    前記クラスタリングデータベースにアクセスし、前記識別情報取得手順において識別情報が取得された前記特定の消費者の数を、各ユニットごとにカウントし、
    前記推奨情報決定手順は、
    前記消費者計数手順において各ユニットごとにカウントされた前記特定の消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた前記少なくとも一人の消費者の情報端末に対し、前記情報画面における前記所定の操作に関連する前記推奨情報を決定する
    ことを特徴とする請求項4記載の商品推奨方法。
  6. 前記推奨情報出力手順は、
    前記特定の消費者のうち、前記所定の操作を行っていない消費者の前記情報端末に対して、前記推奨情報決定手順において決定された前記所定の操作に関連する前記推奨情報を含む前記表示情報を出力する
    ことを特徴とする請求項5記載の商品推奨方法。
  7. 第1業務に係わる複数の第1商品の識別情報と当該第1商品に対する複数の消費者の消費行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第1商品ごとに記憶した第1消費者データベースと、
    前記第1消費者データベースにアクセスし、複数の第1商品に対する複数の消費者の消費履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段により取得された前記複数の第1商品に対する前記複数の消費者の前記消費履歴情報を用いて、各消費者の識別情報を複数のユニットのいずれかに対応付けたクラスタリング情報を生成するクラスタリング手段と、
    第2業務に係わる複数の第2商品の識別情報と当該第2商品に対する複数の消費者の消費行動履歴若しくは消費以外の特定の消費関連行動履歴とを対応付けた消費履歴情報を各第2商品ごとに記憶した第2消費者データベースと、
    前記第2消費者データベースにアクセスし、所定の第2商品に対して消費行動若しくは消費以外の特定の消費関連行動を行った、複数の消費者それぞれの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記クラスタリング手段により生成された前記クラスタリング情報を記憶するクラスタリングデータベースと、
    前記クラスタリングデータベースにアクセスし、前記識別情報取得手段により識別情報が取得された消費者の数を、各ユニットごとにカウントする消費者計数手段と、
    前記消費者計数手段により各ユニットごとにカウントされた前記消費者の数に応じて、当該ユニットに対応付けられた複数の消費者のうち少なくとも一人の消費者の情報端末に対する、前記消費行動若しくは前記消費関連行動に少なくとも関連する推奨情報を決定する推奨情報決定手段と、
    前記推奨情報決定手段により決定された推奨情報を推奨データベースより取得し、当該取得した推奨情報を、前記少なくとも一人の消費者の情報端末に対して出力する推奨情報出力手段と、
    を有することを特徴とする商品推奨システム。
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