JP2011203907A - 非接触通信端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 非接触通信端末1には、アンテナ23から電磁波が出力される所定方向にマーカ光を照射するマーカ光照射部40が設けられている。このマーカ光照射部40は、アンテナ23からマーカ光照射対象までの所定方向の距離が所定距離未満のときに第1の表示態様で表示し、所定距離を超えるときには第2の表示態様で表示するように構成されている。そして、無線リーダ部20は、アンテナ23から前記所定方向において前記所定距離未満にある無線タグ50を読取可能とされている。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の非接触通信端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(全体構成)
まず、図1、図2を参照して本実施形態に係る非接触通信端末1の全体構成について説明する。なお、図1(A)は、第1実施形態に係る非接触通信端末を概略的に例示する側面図であり、図1(B)は、その非接触通信端末の正面図である。なお、図1(B)では、把持部を省略して示している。また、図2は、第1実施形態に係る非接触通信端末の電気的構成を例示するブロック図である。
無線リーダ部20は、制御回路10と協働して無線タグ50との間で電磁波による通信を行ない、無線タグ50に記憶されるデータの読取り、或いは無線タグ50へのデータの書込みを行なうように機能する。本実施形態では、無線リーダ部20及び制御回路10が「無線読取手段」の一例に相当しており、アンテナ23にて送受信される電磁波を媒介として無線タグ50(無線通信媒体)を読み取るように機能している。
送信回路21は、キャリア発振器、符号化部、増幅器、送信部フィルタ、変調部などによって構成されており、キャリア発振器から例えば周波数953MHzのキャリア(搬送波)が出力される構成をなしている。また、符号化部は、制御回路10に接続されており、当該制御回路10より出力される送信データを符号化して変調部に出力する構成をなしている。
無線タグ50は、「無線通信媒」の一例に相当するものであり、ハードウェア的には公知のRFIDタグとして構成され、図3に示すように、アンテナ51,電源回路52,復調回路53,制御回路54,メモリ55,変調回路56などによって構成されている。
次に、本実施形態に係る非接触通信端末1の特徴的構成について説明する。
図4(A)は、図1の非接触通信端末から照射されるマーカ光と所定距離との関係を説明する説明図である。図4(B)は、第1マーカ光及び第2マーカ光の照射の向きを説明する説明図である。図5(A)は、読取対象物がアンテナから所定距離未満の位置にあるときのマーカ光の表示態様を説明する説明図であり、図5(B)は、読取対象物が所定距離付近にあるときのマーカ光の表示態様を説明する説明図であり、図5(C)は,読取対象物が所定距離を超えるときのマーカ光の表示態様を説明する説明図である。図6は、マーカ光の方向調整手段を概略的に説明する説明図であり、図6(A)は、マーカ光の第1方向に照射されるときの様子を説明する説明図であり、図6(B)はマーカ光の向きが変更されて第2方向に照射されるときの様子を説明する説明図である。
本実施形態に係る非接触通信端末1では、アンテナ23から電磁波が出力される前方向(所定方向)にマーカ光を照射するマーカ光照射部40が設けられている。そして、このマーカ光照射部40は、アンテナ23からマーカ光照射対象までの前後方向(所定方向)の距離が所定距離L1未満のときにマーカ光照射対象において第1の表示態様で表示し、所定距離L1を超えるときにはマーカ光照射対象において第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で表示するように構成されている。そして、無線読取手段は、少なくともアンテナ23から前方向(所定方向)において所定距離L1未満にある無線タグ50(無線通信媒体)を読取可能とされている。このようにすると、読取対象物が読取可能な距離にあるときに使用者がその状態を明瞭且つ簡易な方法で確実に把握することができるため、非接触通信端末1を読取対象物に対して適正な位置に迅速に配置しやすくなり、ひいては作業性良く良好に読み取りを行うことができる。
次に第2実施形態について説明する。
図6は、第2実施形態に係る非接触通信端末を概略的に例示する正面図である。なお、図6では、把持部は省略して示している。また、図7(A)は、第2実施形態に係る非接触通信端末を用いた場合において読取対象物がアンテナから所定距離未満の位置にあるときのマーカ光の表示態様を説明する説明図であり、図7(B)は、読取対象物が所定距離付近にあるときのマーカ光の表示態様を説明する説明図であり、図7(C)は,読取対象物が所定距離を超えるときのマーカ光の表示態様を説明する説明図である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2…ケース
10…制御回路(無線読取手段)
20…無線リーダ部(無線読取手段)
23…アンテナ
40,240…マーカ光照射部(マーカ光照射手段)
41,241…第1マーカ光照射部(第1マーカ光照射手段)
42,242…第2マーカ光照射部(第2マーカ光照射手段
50…無線タグ(無線通信媒体)
Claims (7)
- 電磁波を送受信するアンテナと、
前記アンテナにて送受信される前記電磁波を媒介として無線通信媒体を読み取る無線読取手段と、
を備えた非接触通信端末であって、
前記アンテナから前記電磁波が出力される所定方向にマーカ光を照射するマーカ光照射手段を備え、
前記マーカ光照射手段は、前記アンテナからマーカ光照射対象までの前記所定方向の距離が所定距離未満のときに前記マーカ光照射対象において第1の表示態様で表示し、前記所定距離を超えるときには前記マーカ光照射対象において前記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で表示するように構成されており、
前記無線読取手段は、少なくとも前記アンテナから前記所定方向において前記所定距離未満にある前記無線通信媒体を読取可能とされていることを特徴とする非接触通信端末。 - 前記マーカ光照射手段は、
第1マーカ光を照射する第1マーカ光照射手段と、
前記第1マーカ光とは異なる表示態様の第2マーカ光を照射する第2マーカ光照射手段と、
を備え、
前記アンテナから前記マーカ光照射対象までの前記所定方向の距離が前記所定距離未満の場合と前記所定距離を超える場合とで、前記マーカ光照射対象における前記第1マーカ光の表示と前記第2マーカ光の表示との並びが逆になることを特徴とする請求項1に記載の非接触通信端末。 - 前記マーカ光照射手段は、前記マーカ光照射対象が前記アンテナから前記所定方向において前記所定距離離れた位置に配置される場合に、前記マーカ光照射対象において前記第1マーカ光の照射位置と前記第2マーカ光の照射位置とを少なくとも部分的に重ねるように表示することを特徴とする請求項2に記載の非接触通信端末。
- 前記第1マーカ光照射手段は、第1の色の前記第1マーカ光を照射し、
前記第2マーカ光照射手段は、前記第1の色とは異なる第2の色の前記第2マーカ光を照射することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の非接触通信端末。 - 前記マーカ光照射手段は、前記マーカ光照射対象が前記アンテナから前記所定方向において前記所定距離離れた位置に配置される場合に、前記マーカ光照射対象において前記第1マーカ光の照射位置と前記第2マーカ光の照射位置とを少なくとも部分的に重ねるように表示し、且つその重なる位置を前記第1の色と前記第2の色とを重ねた第3の色で表示することを特徴とする請求項4に記載の非接触通信端末。
- 前記第1マーカ光照射手段は、前記第1マーカ光を線状に照射し、
前記第2マーカ光照射手段は、前記第2マーカ光を前記第1マーカ光に沿って線状に照射することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の非接触通信端末。 - 前記アンテナを保持するケースを備え、
前記アンテナは前記ケースの所定壁面に沿って設けられており、
前記マーカ光照射手段は、前記アンテナの周囲に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の非接触通信端末。
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- 2010-03-25 JP JP2010069340A patent/JP5333310B2/ja not_active Expired - Fee Related
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