JP2011203816A - 座標入力装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子ペンや手などを使ってクリックやダブルクリックする際に人間の手の動きのぶれや、視差、影による入力のズレがあってもマウスを用いて操作する場合と同様に操作を行うことができるようにする。
【解決手段】電子ボードシステムから入力されたイベントを一時貯留しクリックかどうかの判定を行った後にマウスイベントに変換する。このとき、オペレーションシステムがシングルクリックやダブルクリックと認識し易いように座標を補正したマウスイベントを生成する。
【選択図】図10

Description

本発明は、表示画面又は投影画面の表面に配置される座標入力装置に関する。例えば操作入力面に対する入力物体のダウン操作及びアップ操作に基づいてクリックイベントを検出する座標入力装置及びプログラムに関する。
従来、コンピュータその他の画面生成装置で生成された操作画面に対する指や電子ペンの操作座標を入力する装置が実用化されている。本明細書では、この種の装置を座標入力装置という。
従来、座標入力装置を応用した装置の一つに電子ボードシステムがある。電子ボードシステムにおいては、座標入力装置によって検出された操作入力の軌跡を反映した文字オブジェクトや画像オブジェクト(例えば様々な色・太さの線で構成される)を操作画面上に描画することができる。また、電子ボードシステムでは、操作画面に対する操作入力を通じ、操作画面上のオブジェクトを操作することができる。この他、電子ボードシステムでは、特定の動きを伴う操作入力を通じ、操作画面と連携動作しているコンピュータシステムに対するイベントを発行することもできる。
今日、電子ボードシステムは、主に会議や教育などの分野で用いられている。例えば大型の電子ボードに資料を投影することで、複数人間の情報共有に用いられている。また、電子ボードでは、電子ペン等による文字その他のオブジェクトの書き込みや表示内容の拡大表示も表示画面上から簡単に行うことができる。このように、電子ボードは、人間の自然な動作を操作入力に使用する。このため、スライド等を単純に表示する場合に比べ、より効果的なプレゼンテーションが可能である。
電子ボードシステムには様々な方式が存在する。代表的な操作画面の表示方式には、フロントタイプとリアタイプの2種類がある。フロントタイプでは、例えばスクリーンの前方側に液晶プロジェクタを配置する構成を採用し、液晶プロジェクタの投影画像をスクリーンに投影する。リアタイプでは、例えばプラズマディスプレイや液晶ディスプレイに対して手前側に座標入力装置を配置する構成を採用する。また、操作入力のための手段として電子ペンを使うもの、操作者の手を使うもの、スタイラス(指示棒)を使うもの等がある。
電子ボードシステムには、電子ボードとパーソナルコンピュータをケーブル経由で接続するものがある。この場合、電子ボードは、操作入力面に対する操作入力の情報(例えば電子ペンや指の接触又は接触状態のままの移動)をパーソナルコンピュータに送信し、パーソナルコンピュータ側で当該情報をマウスイベントに置き換えて処理する手法が採られている。
しかし、マウスを操作する場合と電子ボードの操作入力をマウスイベントに変換する場合では、発生されるマウスイベントが同じにならない。以下、考えられる理由を列記する。
(1)マウスを使う場合、操作者は、腕を机に押し付けた状態のまま手先の動きだけで位置決めし、指先の動きだけでクリックやダブルクリックを入力する。一方、電子ボードシステムの場合、操作者は立った状態のまま操作入力を行う。すなわち、不安定な姿勢のまま操作入力が行われる。このため、操作者の腕は固定できない。また、操作者は、電子ペンを操作入力面に押し付ける操作(ダウン操作)のために手全体を動かす必要がある。このため、操作者は、狙った位置をクリックするのが難しい。しかも、この問題は、手や電子ペンを使う場合に限らない。例えば指示棒を操作入力に使用する場合には、指示棒の長さの分だけ手のブレが増幅され、問題がより深刻化する。
(2)スクリーンの前方上方側からコンピュータ画面を投影するフロントタイプの場合、操作したい位置が操作者の手の影と重なる。このため、目標位置を定め難い。
(3)電子ボードシステムを会議や教育の場で用いる場合、会議参加者や生徒・児童らの視界の妨げとならないように、操作者は電子ボードの正面からではなく、斜め前方の位置から操作することが多くなる。このため、視差が生じ、操作者が操作しているつもりの座標と実際に操作している座標との間にズレが生じ易くなる。
(4)コンピュータ画面を投影している範囲とデジタイザ(座標入力装置)の認識範囲とを一致させるキャリブレーション操作が実行されていないか、実行そのものが不十分な場合、操作者が操作しているつもりの座標と実際に操作している座標との間にズレが生じ易くなる。
本発明は、以上のような理由により、電子ボードシステムから意図通りのマウスイベントを発生できない(例えばクリックやダブルクリック等のイベントを発生できない)という問題を解決できる技術を提供することを目的とする。
本発明者らは、表示又は投影された操作画面に対する操作入力を検出できる座標入力装置として、以下の(a)〜(f)に示す処理機能を有するものを提案する。
(a)検出されたイベントを記憶領域に貯留する処理機能
(b)ダウン操作のイベントが当該検出開始から一定時間以上継続している場合、記憶領域に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換する処理機能
(c)ダウン操作のイベントが当該検出開始から一定距離以上継続している場合、記憶領域に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換する処理機能
(d)いずれの条件を満たすことなくアップイベントが検出された場合、1回目のクリックイベントか否かを判定する処理機能
(e)アップイベントの検出時に1回目のクリック操作と判定された場合、ダウン操作の検出開始時のイベントについてのみ、直前に検出されたダウン座標と同じ座標にアップ座標を有するマウスイベントを生成し、ダウン操作の検出時点からアップ操作の検出時点までの間に貯留されたイベントについては廃棄する処理機能
(f)検出されたクリック位置と検出時間を記憶領域に記録する処理機能
また、座標入力装置は、前述した(a)〜(f)の処理機能に加え、以下の処理機能(g)を備えるものを提案する。
(g)アップイベントの検出時に2回目のクリック操作と判定された場合、1回目のクリック位置に2回目のクリック操作のダウン座標とアップ座標を有するマウスイベントを生成し、ダウン操作の検出時点からアップ操作の検出時点までの間に貯留されたイベントについては廃棄する処理機能
また、座標入力装置は、前述した(a)〜(f)の処理機能に加え、以下の処理機能(h)及び(i)を備えるものを提案する。
(h)アップイベントの検出時に2回目のクリック操作と判定された場合、2回目のダウン操作の検出からアップ操作の検出までの間に貯留されたイベントをそのままマウスイベントに変換する処理機能
(i)当該2回目のクリック操作のアップ操作について発生されたマウスイベントの座標と同じ座標にダウン座標とアップ座標をそれぞれ有する2つのマウスイベントを自動的に生成する処理機能
本発明によれば、表示又は投影された操作画面に対するクリック操作やダブルクリック操作に対するコンピュータ側での認識率を高めることができる。
本発明に係る電子ボードシステムの実施形態例を示すシステム構成図。 マウスを操作する場合の手の動きを説明する図。 電子ペンを操作する場合の手の動きを説明する図。 電子ボードシステムの操作画面上に配置されたボタンを電子ペンでクリックする際に生じる事象を説明する図。 指示棒を使って電子ボードシステムの操作画面を操作している様子を示す図。 会議や教育の場における電子ボードシステムの使用例を説明する図。 会議や教育の場における電子ボードシステムの使用例を説明する図。 検出座標変換装置のブロック構成を説明する図。 本発明に係る検出座標変換プログラムの実施形態例を説明するフローチャート。 アップイベント検出時の処理内容を説明するフローチャート。 アップイベント検出時の処理内容の一部を置換するフローチャート。
以下、図面に基づいて、発明の実施形態例を説明する。なお、後述する実施形態はいずれも一例であり、本発明には、本明細書に記載する任意の機能を組み合わせることで実現されるシステム、本明細書に記載する一部の機能を周知技術で置換したシステム、本明細書に記載する機能に周知技術を追加したシステムも含まれる。また、後述する実施例で実行される機能は、計算機(コンピュータ)上で実行されるプログラムとして実現される。もっとも、プログラムの一部又は全部は、ハードウェアを通じて実現しても良い。
(電子ボードシステムの構成)
図1に、電子ボードシステムの実施形態例を示す。図1に示す電子ボードシステムは、投影面101、座標入力装置102、電子ペン103、操作画面投影装置104、制御用コンピュータ105、制御用コンピュータ105に付属するキーボード106及び表示装置107で構成されている。
投影面101は、操作画面投影装置104から操作画面が投影されるスクリーンやホワイトボードである。もっとも、投影面101に代えて、フラットディスプレイ等の表示デバイスを用いることもできる。この場合、操作画面は表示デバイスに表示されるため、操作画面投影装置104を用いないシステム構成も考えられる。表示デバイスを操作画面の表示に用いる場合には、一般に、表示デバイスと座標入力装置102を一体化したものが用いられる。また、操作画面は、スクリーンやホワイトボードのように大画面に限られず、携帯電話機、電子ブックその他の携帯端末に用いられる表示画面のように小面積でも良い。
座標入力装置102は、入力エリア108の範囲内における電子ペン103の操作入力を検出し、その座標を制御用コンピュータ105に出力する装置である。ここでの入力エリア108は、操作画面投影装置104によって投影される操作画面の表示領域と一致する。操作画面の表示内容は、表示装置107の表示内容と同じである。
図1に示す電子ボードシステムの場合、座標入力装置102は、投影面101に対して手前側の左上隅位置に配置される。実施例の場合、電子ペン103からは赤外線と超音波がペン先から出力される。従って、座標入力装置102には赤外線センサと超音波センサが搭載されている。
この他、専用の電子ペン3以外でも操作入力を検出可能な座標入力装置102も存在する。この種の座標入力装置102では、投影面101に対して平行に光を照射し、入力物体(指やスタイラスペン(差し棒))が光を遮る位置を三角測量の原理を利用して検出する。この種の座標入力装置の場合、例えば枠形状の上辺両端位置又は上辺中央寄りに2つの光源(例えば赤外線光源)とイメージセンサ(撮像装置)を配置する。各光源は、配置された側と反対側に位置する辺の全範囲と下辺の全範囲に光線を放射又はスキャン走査する。上辺を除く3辺には枠の内側(光線の対向面)に再帰性反射部材が配置されている。このため、入射した光は入射方向と同じ方向に反射する。この反射光を光源近傍に配置したイメージセンサで受光する。
この実施例の場合、座標入力装置102は、フレーム(検出単位)毎に、操作入力に関する情報をパケットデータとして出力する。この例の場合、操作入力に関する情報は、検出時刻と、検出物体数情報と、検出物体の座標情報で構成される。操作入力面上に物体が存在しない場合、検出物体数情報は「0」となり、物体の存在が検出されている場合、検出物体数情報は「1」となる。なお、同時に複数の操作入力を検出できる機能に対応する場合には、検出物体数情報は2以上の数値を採ることができる。また、座標情報は、投影面の水平方向をX軸、鉛直方向をY軸とし、事前に設定された基準点に対する座標値として与えられる。座標情報は、検出物体数の数だけ出力される。また、操作入力面の操作に使用される物体のサイズを検出する機能を有する場合には、検出されたサイズ情報も出力される。
操作画面投影装置104は、投影面101に操作画面や入力物体を通じて入力された文字やオブジェクトの投影に使用される。この実施例の場合、操作画面投影装置104は、投影面101に対して前方上方位置に配置されているものとする。もっとも、操作画面投影装置104は、投影面101に対して右側、左側、下側に配置しても良いし、投影面101に対して背面側に配置しても良い。
制御用コンピュータ105は、汎用のパーソナルコンピュータと同等の機能を有するもので、内部メモリには、座標入力装置102で検出された座標を操作画面の指示位置に一致させる検出座標変換プログラム1051が格納されている。この他、内部メモリには、操作入力面に対する入力物体のアップ操作、ダウン操作その他の操作に対応したイベントを発生するイベント発生プログラムや文字オブジェクトや画像オブジェクトの表示を処理する表示制御プログラムが格納される。
検出座標変換プログラム1051の一部として、発明者らの提案するクリック操作とダブルクリック操作に関連する座標変換処理が実行される。もっとも、同プログラムに対応する機能は、座標入力装置102内で実行することもできるし、操作画面投影装置104に実装することもできる。当該機能の実装は、ハードウェア(例えば半導体集積回路、処理ボード)の形態でも、プログラム(例えばファームウェア、アプリケーション)の形態でも良い。
(操作入力時の人体の動き)
図2に、マウス201を操作する場合の手202の動きを示す。この場合、マウス201を握る手202の指先の動きだけでクリックイベントを発生させることができる。
図3に、電子ペン301を操作する場合の手(前腕)302の動きを示す。図に示すように、301電子ペンを持つ手(前腕)302の全体を動かすことでクリックイベントを発生させることができる。
図4に、操作画面401を構成するボタン402を電子ペン404でたたくことで、クリックイベントを生成させようとしている場合の画面の様子を示す。この実施例の場合、操作画面投影装置104は投影面101に対して手前側に位置するため、操作画面401を構成するボタン402に電子ペン404を近づけると、電子ペン404と手405の影がボタン402に重なってしまう。
図5は、指示棒501を使って操作画面502を構成するボタン503をたたくことで、クリックイベントを発生させようとしている場合の画面の様子を示す。指示棒501を使用する場合には、投影面101から離れた位置からクリック操作を行えるため影の影響は少なくなる。しかし、指示棒501の一端側を手で握って操作する。このため、手の動きのぶれは指示棒501の他端側(先端部)で増幅されてしまう。
(電子ボードシステムの使用例)
図6に、会議や教育現場における電子ボードシステムの使用例を示す。図6及び図7に、電子ボードシステムの使用例を示す。図6及び図7では、座標検出装置601、701を取り付けた投影面606、706の前方に、操作画面投影装置603、703と会議参加者や生徒・児童604、704が位置している。図6は、操作者602が投影面606の正面に立って電子ペン604を使用する例を示している。この場合、操作者602が会議参加者らの視界の妨げとなる。そこで、一般には図7に示すように、操作者702は、投影面703の斜め前方から電子ペン705を操作する。この場合、操作者702は会議参加者らの視界の妨げとならない。ただし、斜め前方からの操作は、立ち位置から投影面までの距離がどうしても長くなり、視差や手のブレの影響でクリック操作が難しくなる。
(検出座標変換装置のブロック構成)
図8に、制御用コンピュータ105の内部メモリに格納された検出座標変換プログラム1051により実現される検出座標変換装置の機能ブロック構成を示す。もっとも、当該機能ブロック構成に対応する回路を電子基板や半導体集積回路に実装することもできる。
検出座標変換装置は、入力情報解析部801と、実行機能制御部802と、入力情報記憶部803とで構成される。入力情報解析部801は、座標検出装置102から出力された入力データ800を、検出時刻と、検出物体数情報と、座標情報に分解する。
実行機能制御部802は、抽出された入力情報(分解後の情報)と入力情報記憶部803に格納されている入力情報の履歴とに基づいて、表示装置107や操作画面投影装置104を通じてユーザに提示する操作画面の描画情報を発生する。また、実行機能制御部802は、新しく抽出された入力情報を入力情報記憶部803に最新の履歴情報として格納する処理動作を実行する。実行機能制御部802は、クリック操作とダブルクリック操作の補助機能を実現する。なお、処理動作の詳細は後述する。
(表示内容制御プログラムの概略フローチャート)
図9に、実行機能制御部802の機能として実行される検出座標変換処理動作に対応するフローチャートを示す。前述したように、実行機能制御部802の処理動作はプログラムの機能の一部として実行される。以下では、実行機能制御部802の処理として説明する。
まず、実行機能制御部802は、発生したイベントが電子ペンを操作入力面に押し付けるときに発生するダウンイベントであるか否かを判定する(ステップ901)。ダウンイベントと判定された場合、実行機能制御部802は、そのイベントを入力情報記憶部803に貯留する(ステップ902)。
一方、ステップ901においてダウンイベントでないと判定された場合、実行機能制御部802は、発生したイベントが電子ペンを操作入力面から離すときに発生するアップイベントか否かを判定する(ステップ903)。アップイベントと判定された場合、実行機能制御部802は、アップ処理を行う(ステップ904)。このアップ処理の詳細は、図10で説明する。
さらに、ステップ903においてアップイベントでないと判定された場合、実行機能制御部802は、イベント貯留中か否かを判定する(ステップ905)。イベント貯留中であると判定された場合、実行機能制御部802は、貯留開始時刻から入力情報の時刻情報との時間差と、貯留開始時点の座標情報と入力情報の座標情報との距離がそれぞれ一定範囲内か否かを判定する(ステップ906)。いずれも一定の範囲内である場合、実行機能制御部802は、現在処理中のイベントも貯留する(ステップ907)。
ステップ906の判定において、経過時間と移動距離のいずれか一方でも一定範囲内でないと判定された場合、実行機能制御部802は、現在のイベントは、クリックに関係するイベントでもダブルクリックに関係するイベントでもないものとみなす。すなわち、実行機能制御部802は、貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換する(ステップ908)。その後、実行機能制御部802は、イベントの貯留を終了する(ステップ909)。これにより、以降のイベントは、リアルタイムで処理されるようになる。
なお、ステップ905の判定において、イベント貯留中でないと判定された場合、実行機能制御部802は、ステップ909の処理後に発生したイベントであると判定する。従って、実行機能制御部は、入力されたイベントをリアルタイムでマウスイベントに変換する(ステップ910)。
(アップ処理の詳細動作)
図10に、アップ処理904(図9)で実行される処理動作の詳細内容を説明する。
まず、実行機能制御部802は、アップ処理の直前までのイベントがイベント貯留中であったか否かを判定する(ステップ1001)。すなわち、ダウンイベントの開始から一定時間内であり、かつ、電子ペンの先端位置が一定範囲内にあるのか否かを判定する。
ここで、貯留中であると判定された場合、実行機能制御部802は、クリック回数のカウンタ値が初期値と等しくないか否かを判定する(ステップ1002)。
初期値と等しくないと判定された場合(少なくとも1回はクリックが発生している場合)、実行機能制御部802は、1回目のクリック検出時の時刻と現在の時刻の時間差と、1回目のクリック検出時の座標値と現在の座標値との距離がそれぞれ一定範囲内か否かを判定する(ステップ1003)。ここでの判定閾値は、実用上の判定精度を考慮して適切な値を設定する。なお、判定閾値は、電子ボードシステムの利用者の使い勝手を考慮して可変できることが好ましい。
さて、ステップ1003の判定において、時間差及び距離がいずれも一定範囲内であると判定された場合、実行機能制御部802は、ダブルクリックが発生したと判定する。この場合、実行機能制御部802は、1回目のダウンイベントを発生させた位置に2回目のダウンイベントとアップイベントに対応するマウスイベントを発生する(ステップ1004)。
電子ボードシステムの場合、様々な要因で、ダブルクリック操作の実行時、1回目のクリック時の座標と2回目のクリック時の座標は必ずしも同じにならない。しかし、このステップ1004では、2回目のクリックのダウン座標とアップ座標を1回目のダウン座標に補正する。すなわち、2回目のクリックの座標を1回目のクリックが発生した座標と全く同じ位置に補正する。この補正後のマウスイベントをコンピュータのオペレーションシステム(OS)に与えることで、オペレーションシステムにもダブルクリックイベントの発生を確実に認識させることができる。なお、ステップ1004では、ダウンイベントとアップイベント以外のイベントは廃棄される。
この後、実行機能制御部802は、クリック回数を初期化する(ステップ1005)。続いて、実行機能制御部802は、イベントの貯留を終了する(ステップ1006)。
なお、このように2回目のクリックイベントの座標を1回目のクリックイベントの座標値に補正する機能は、トリプルクリックやそれ以上のクリックの場合にも適用することができる。すなわち、3回目以降のクリックイベントの座標も1回目のクリックイベントの座標値に補正する機能を適用することができる。これにより、電子ボードシステムの操作入力面を通じて入力されたマルチクリック操作をオペレーションシステムに誤り無く認識させることができる。
なお、ステップ1003において否定結果が得られた場合、実行機能制御部802は、現在処理中のイベントが1回目のクリックであると判定する(ステップ1010)。勿論、ステップ1002でクリック回数が初期値であると判断された場合も、実行機能制御部802は、現在処理中のイベントが1回目のクリックであると判定する。
この場合、実行機能制御部802は、貯留されたイベントに含まれるダウンイベントに基づいてマウスイベントを生成する。このとき、実行機能制御部802は、ダウンイベント以外の貯留イベントを廃棄する。
次に、実行機能制御部802は、ステップ1010で発生させたダウンイベントに対応するマウスイベントと同じ座標値を使用してアップイベントに対応するマウスイベントを生成する(ステップ1011)。この座標補正機能の実行により、オペレーションシステムにもシングルクリックイベントの発生を確実に認識させることができる。
続く、ステップ1012では、実行機能制御部802は、クリック回数に1を設定する。この設定により、再度のクリックの検出時に、1回目のクリックか2回目のクリックかの判定が可能になる。
この後、実行機能制御部802は、現在の時刻と座標値をクリック位置として入力情報記憶部803に保存する(ステップ1013)。このステップ1013で保存された時刻と座標値がステップ1003における判定処理で使用され、また、ステップ1004における座標の補正に使用される。
次のステップ1014において、実行機能制御部802は、その後のイベント貯留を終了させる。この結果、実行機能制御部802は、次のダウンイベントが検出されるまで、イベント貯留を解除する。
なお、ステップ1001においてイベント貯留中でないと判断された場合、実行機能制御部802は、今回のアップ処理は、クリックやダブルクリックには関係のないイベントであると判定する(ステップ1015)。すなわち、実行機能制御部802は、リアルタイムでマウスイベントを発生している過程で発生したアップイベントであると判定する。このため、実行機能制御部802は、当該アップイベントをリアルタイムでマウスイベントに変換する。
なお、この実施例では、ダウンイベントの発生のたび、クリックか否かを判定しているが、その手法では、文字列を描画するときの濁点等の操作入力がダブルクリックと認識されてしまう可能性がある。従って、濁点とダブルクリックとの識別を可能とするために、一定時間イベントが発生しなかった後の1回目のダウンイベントと2回目のダウンイベントについてのみクリック操作か否かを判定する機能を適用しても良い。
(他のアップ処理動作例)
図10に示す処理手法は、トリプルクリック以上のマルチクリック操作への応用も想定していたが、トリプルクリック以上のマルチクリック操作が特別な意味を持たないオペレーションシステムへの出力を想定する場合には、ステップ1004に代えて図11に示す処理を実行しても良い。
図11は、トリプルクリック操作が特別な意味を持たないオペレーションシステムのためのダブルクリック補正処理を示したフローチャートである。置き換え対象であるステップ1004以外は図10に示す処理が実行されるものとする。
図11に示す処理は、ステップ1003(図10)で2回目のクリックについてのアップイベントが検出されることにより実行される。この場合、実行機能制御部802は、入力情報記憶部803に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換する(ステップ1101)。すなわち、2回目のクリックについて貯留されたイベント(ダウンイベントからアップイベントまでに貯留されたイベント)をそのままマウスイベントとして出力する。
この後、実行機能制御部802は、現在処理中のアップイベントの位置でマウスアップイベントに変換する(ステップ1102)。
そして、この2回目のアップイベントの座標値を基準点として、実行機能制御部802は、自動的に、ステップ1102と同じ座標でダウンイベントに対応するマウスイベントを生成する(ステップ1103)。さらに、実行機能制御部802は、ステップ1102と同じ座標でアップイベントに対応するマウスイベントを発生する(ステップ1104)。
このステップ1103とステップ1104の処理は、操作者が実際に行ったダブルクリック操作に対して、自動的に1回分のクリック操作(仮想クリック)を付け足すことを意味する。勿論、仮想クリックには、オペレーションシステムが2回目のクリックと合わせてダブルクリックと識別できるように、2回目のクリックに対して適当な時間差も付加される。これにより、オペレーションシステムにおけるダブルクリックとしての識別精度の向上が期待される。
また、この実施例のように2回目のクリック座標を用いてダブルクリックのイベント情報を発生する方法には以下の利点もある。一般に、ダウン操作時の座標値には操作者が意図する目標点に対してズレが生じやすい。しかし、2回目のアップ操作までに電子ペンをダウン状態のまま移動させて正しい位置に移動させることは容易である。従って、2回目のアップイベントの座標値を用いることで、ダブルクリックに意味づけられた操作領域についてダブルクリックのイベント情報を確実に発生させることができる。また、この方式は、文字列を描画する際の濁点の描画が、誤ってダブルクリックと判定された場合でも、ユーザが発生させたイベントについては座標を変えない。このため、濁点が描画されないといった事態を回避することができる。また、描画された筆記結果を文字認識プログラムで処理する場合でも、認識率の低下を抑制することができる。
(他の実施例)
前述した実施形態においては、電子ボードシステムで専ら使用される座標入力装置を前提に説明した。しかしながら、本発明は、座標入力装置を用いて検出された操作入力に関する情報を処理対象とするものであり、座標入力の方式には依存しない。従って、操作入力面に対する入力物体の座標を検出できるデバイス(例えば静電容量式のタッチパネル)に対するクリック入力を補助する機能にも適用できる。従って、実施形態に係る座標入力装置には、タッチパネルも含まれる。この場合、座標入力装置の操作入力面とタッチパネルの表面と一致する。
また、発明に係る座標入力装置は、少なくとも操作画面に対する操作入力を検出できれば良く、それ自体が独立した装置でも良いし、表示装置(例えばフラットパネルディスプレイ)と一体化した装置でも良い。また、発明に係る座標入力装置は、タブレットや携帯端末にも適用できる。
また、発明に係る検出座標変換装置は、座標入力装置の内部に搭載されていても良いし、座標入力装置と一体化した装置に搭載されていても良い。また、発明に係る誤入力防止装置は、座標入力装置と連携動作する他の各種の装置に搭載されていても良い。
101 投影面
102 座標入力装置
103 電子ペン
104 操作画面投影装置
105 制御用コンピュータ
1051 検出座標変換プログラム
106 キーボード
107 表示装置
108 入力エリア

Claims (6)

  1. 表示又は投影された操作画面に対する操作入力を検出できる座標入力装置において、
    検出されたイベントを記憶領域に貯留する処理手段と、
    ダウン操作のイベントが当該検出開始から一定時間以上継続している場合、前記記憶領域に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換する処理手段と、
    ダウン操作のイベントが当該検出開始から一定距離以上継続している場合、前記記憶領域に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換する処理手段と、
    前記いずれの条件を満たすことなくアップイベントが検出された場合、1回目のクリックイベントか否かを判定する処理手段と、
    アップイベントの検出時に1回目のクリック操作と判定された場合、ダウン操作の検出開始時のイベントについてのみ、直前に検出されたダウン座標と同じ座標にアップ座標を有するマウスイベントを生成し、ダウン操作の検出時点からアップ操作の検出時点までの間に貯留されたイベントについては廃棄する処理手段と、
    検出されたクリック位置と検出時間を前記記憶領域に記録する処理手段と
    を有することを特徴とする座標入力装置。
  2. 請求項1に記載の座標入力装置において、
    アップイベントの検出時に2回目のクリック操作と判定された場合、1回目のクリック位置に2回目のクリック操作のダウン座標とアップ座標を有するマウスイベントを生成し、ダウン操作の検出時点からアップ操作の検出時点までの間に貯留されたイベントについては廃棄する処理手段
    を更に有することを特徴とする座標入力装置。
  3. 請求項1に記載の座標入力装置において、
    アップイベントの検出時に2回目のクリック操作と判定された場合、2回目のダウン操作の検出からアップ操作の検出までの間に貯留されたイベントをそのままマウスイベントに変換する処理手段と、
    当該2回目のクリック操作のアップ操作について発生されたマウスイベントの座標と同じ座標にダウン座標とアップ座標をそれぞれ有する2つのマウスイベントを自動的に生成する処理手段と
    を更に有することを特徴とする座標入力装置。
  4. 表示又は投影された操作画面に対する操作入力を検出できる座標入力装置から、表示又は投影された操作画面に対する入力物体の操作入力に関する情報を入力するコンピュータに、
    検出されたイベントを記憶領域に貯留させる処理と、
    ダウン操作のイベントが当該検出開始から一定時間以上継続している場合、前記記憶領域に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換させる処理と、
    ダウン操作のイベントが当該検出開始から一定距離以上継続している場合、前記記憶領域に貯留されているイベントをそのままマウスイベントに変換させる処理と、
    前記いずれの条件を満たすことなくアップイベントが検出された場合、1回目のクリックイベントか否かを判定させる処理と、
    アップイベントの検出時に1回目のクリック操作と判定された場合、ダウン操作の検出開始時のイベントについてのみ、直前に検出されたダウン座標と同じ座標にアップ座標を有するマウスイベントを生成させ、ダウン操作の検出時点からアップ操作の検出時点までの間に貯留されたイベントについては廃棄させる処理と、
    検出されたクリック位置と検出時間を前記記憶領域に記録させる処理と
    を実行させるプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムにおいて、
    アップイベントの検出時に2回目のクリック操作と判定された場合、1回目のクリック位置に2回目のクリック操作のダウン座標とアップ座標を有するマウスイベントを生成させ、ダウン操作の検出時点からアップ操作の検出時点までの間に貯留されたイベントについては廃棄させる処理
    を更に有することを特徴とするプログラム。
  6. 請求項4に記載のプログラムにおいて、
    アップイベントの検出時に2回目のクリック操作と判定された場合、2回目のダウン操作の検出からアップ操作の検出までの間に貯留されたイベントをそのままマウスイベントに変換させる処理と、
    当該2回目のクリック操作のアップ操作について発生されたマウスイベントの座標と同じ座標にダウン座標とアップ座標をそれぞれ有する2つのマウスイベントを自動的に生成する処理と
    を更に有することを特徴とするプログラム。
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