JP2011203658A - 画像形成装置 - Google Patents

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豊 中山
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Abstract

【課題】トナークラウドの飛散を抑制した上で、現像装置の昇温を抑制することができる画像形成装置を得る。
【解決手段】供給ファン118、128は、外気を導入ダクト112A、112Bに供給する。導入ダクト112A、112Bに供給された外気は、開口部124、130を通して各現像装置の長手方向両端側に導入される。各現像装置の長手方向両端側に導入された外気は、スポンジテープ126、132によって外側に漏れるのが抑制されながら、現像装置の長手方向中央側に向って流れる。排出ファン134は、現像装置の長手方向中央側に向って流れる空気を、開口部138を通して排出ダクト114から装置外へ排出する。このように、現像装置の底面に沿って、現像装置の長手方向両端側から中央側に向って流れる空気流が生じるため、トナークラウドの飛散を抑制した上で、現像装置の昇温を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置には、中間ベルトの走行方向に沿って並べられた複数個の作像手段(画像形成ユニット)が記載されている。そして、各作像手段は、現像剤を内部に収容した現像装置を備えている。
特開2006−031054号公報
本発明の課題は、トナークラウドの飛散を抑制した上で、現像装置の昇温を抑制することである。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、表面にトナー画像が転写される転写ベルトと、前記転写ベルトに沿って並べられ、前記転写ベルトの表面に転写されるトナー画像を形成する複数個の画像形成部と、前記画像形成部に備えられ、前記転写ベルトの幅方向に延びると共に、前記画像形成部に設けられた像保持体に形成される静電潜像をトナーで現像する現像装置と、前記現像装置の長手方向両端側に外気を導入するように設けられた導入部材と、前記導入部材に外気を供給する空気供給装置と、前記現像装置の長手方向両側から長手方向中央側へ流れる外気を装置外へ排出する排出部材と、前記排出部材から外気を装置外へ排出する空気排出装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載において、前記空気排出装置の起動を、前記空気供給装置の起動よりも先に行うと共に、前記空気排出装置の停止を、前記空気供給装置の停止より後に行うように、前記空気供給装置と前記空気排出装置とを制御する制御部が設けられることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載において、前記空気排出装置に対して空気の流れ方向の上流側には、前記排出部材内を流れてきたトナーを捕獲する捕獲部材が設けられ、前記空気排出装置と前記捕獲部材は、一体として装置本体から着脱可能とされることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3の何れか1項において、トナー画像が形成される記録媒体を収容した記録媒体収容部が、前記導入部材の下側で装置本体の高さ方向に並んで複数個設けられ、前記導入部材と対向するように配置された一の記録媒体収容部は、他の記録媒体収容部に比較して小さくされ、前記一の記録媒体収容部に隣接するように、前記排出部材の少なくとも一部が設けられることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、請求項1〜4の何れか1項において、前記排出部材に対して、前記現像装置の長手方向一方又は両方に、装置本体に電力を供給する電源ユニットが設けられることを特徴とする。
本発明の請求項1の現像装置によれば、現像装置の長手方向両端側から導入された外気を、現像装置の長手方向中央側から装置外へ排出しない構成と比して、トナークラウドの飛散を抑制した上で、現像装置の昇温を抑制することができる。
本発明の請求項2の現像装置によれば、空気排出装置の起動を空気供給装置の起動よりも後に行う場合と比して、トナークラウドの飛散を効果的に抑制することができる。
本発明の請求項3の現像装置によれば、排出ダクト内を流れてきたトナーを捕獲する捕獲部材が設けられていない場合と比して、トナーが飛散するのを抑制することができる。
本発明の請求項4の画像形成装置によれば、一の記録媒体収容部を他の記録媒体収容部に比べて小さくして、この一の記録媒体収容部に隣接するように排出ダクトの少なくとも一部が設けられていない場合と比して、装置本体の高さを低くすることができる。
本発明の請求項5の画像形成装置によれば、排出ダクトに対して現像装置の長手方向一方又は両方に、電源ユニットが設けられていない場合と比して、装置本体の高さを低くすることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる導入ダクト及び排出ダクト等を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる導入ダクト及び排出ダクト等を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる排出ダクト及び高圧電源装置等を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる現像装置及びその周辺部品をしめした側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる導入ダクト及び画像形成ユニット等を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる導入ダクト及び画像形成ユニット等を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。
本発明の実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の一例を図1〜図7に従って説明する。なお図中に示す矢印UPは鉛直方向上方を示す。
(全体構成)
図7に示されるように、本実施形態に係る画像形成装置10の装置本体10Aの上部には、複数枚の読取原稿Gを一枚ずつ自動で搬送する自動原稿搬送装置12と、一枚の読取原稿Gが載せられるプラテンガラス16と、自動原稿搬送装置12によって搬送された読取原稿G又はプラテンガラス16に載せられた読取原稿Gを読み取る原稿読取装置14とが設けられている。
この原稿読取装置14には、自動原稿搬送装置12によって搬送された読取原稿G又はプラテンガラス16に載せられた読取原稿Gに光を照射する光源18が設けられている。
さらに、原稿読取装置14には、光源18によって照射されて読取原稿Gから反射された反射光をプラテンガラス16と平行な方向に反射させるフルレートミラー20と、フルレートミラー20によって反射した反射光を下方へ反射させるハーフレートミラー22と、ハーフレートミラー22によって反射した反射光をプラテンガラス16と平行な方向に反射させて折り返すハーフレートミラー24と、ハーフレートミラー24によって折り返された反射光が入射される結像レンズ26と、から構成される光学系が設けられている。
また、原稿読取装置14には、結像レンズ26によって結像された反射光を電気信号に変換する光電変換素子28が設けられ、さらに、光電変換素子28によって変換された電気信号を画像処理する画像処理装置29が設けられている。
そして、光源18、フルレートミラー20、ハーフレートミラー22及びハーフレートミラー24は、プラテンガラス16に沿って移動可能となっている。プラテンガラス16に載せられた読取原稿Gを読み取る場合には、光源18、フルレートミラー20、ハーフレートミラー22及びハーフレートミラー24を移動させながら、光源18がプラテンガラス16に載せられた読取原稿Gに光を照射し、読取原稿Gから反射された反射光が光電変換素子28へ結像するようになっている。
また、自動原稿搬送装置12によって搬送された読取原稿Gを読み取る場合には、光源18、フルレートミラー20、ハーフレートミラー22及びハーフレートミラー24は決められた位置に停止して、自動原稿搬送装置12によって搬送された読取原稿Gに光源18が光を照射し、読取原稿Gから反射された反射光が光電変換素子28へ結像するようになっている。
一方、装置本体10Aの上下方向中央部には、互いに異なった色のトナー画像を形成すると共に、水平方向に対して傾斜した状態に並んで配置される画像形成部の一例としての複数個の画像形成ユニット30が設けられている。さらに、画像形成ユニット30の上側には、図中矢印A方向に循環駆動しながら各色の画像形成ユニット30で形成されたトナー画像が転写される転写ベルトの一例としての無端状の中間転写ベルト32が設けられている。
詳細には、図6に示されるように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット30Y、30M、30C、30Kがこの順で設けられている。そして、最初に中間転写ベルト32に転写されるイエロー(Y)のトナー画像が形成される画像形成ユニット30Yが最も高い位置に、最後に中間転写ベルト32に転写される黒(K)のトナー画像が形成される画像形成ユニット30Kが最も低い位置に設けられ、画像形成ユニット30Y、30M、30C、30Kは全体として水平方向に対して斜めに傾斜した状態で一定の間隔を隔てて並べられている。
これらの4つの画像形成ユニット30Y、30M、30C、30Kは、基本的に、同様に構成されている。なお、以下の説明では、各色を区別する場合には符号に各色に対応する文字(Y、M、C、K)を付加し、特に区別しない場合には各色に対応する文字を省略する。
図4に示されるように、各色の画像形成ユニット30には、図示しない駆動手段によって矢印D方向に回転する像保持体34が設けられ、さらに、この像保持体34の表面を一様に帯電する帯電用の帯電部材36が設けられている。
また、帯電部材36に対して像保持体34の回転方向の下流側には、帯電部材36によって表面が一様に帯電した像保持体34の表面に所定の色に対応した光を露光して静電潜像を形成させる露光装置40が設けられている。さらに、露光装置40に対して像保持体34の回転方向の下流側には、像保持体34の表面に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像し、トナー画像として可視化させる現像部材の一例としての現像装置42が設けられている。
一方、中間転写ベルト32を挟んで像保持体34の反対側には、像保持体34の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト32に転写するための一次転写部材46が設けられている。さらに、像保持体34から中間転写ベルト32に転写されずに像保持体34の表面に残留した残留トナー等を清掃するクリーニング装置44が、像保持体34の表面に接して、一次転写部材46に対して像保持体34の回転方向の下流側に設けられている。
つまり、画像形成ユニット30は、像保持体34と、帯電部材36と、露光装置40と、現像装置42と、クリーニング装置44とを含んで構成されている。
また、現像装置42は、中間転写ベルト32の幅方向に延び、現像装置42の下側には、現像装置42の底面120の長手方向両端側に外気を導入してする導入部材の一例としての導入ダクト112と、現像装置42の長手方向両側から長手方向中央側へ流れる外気を装置外へ排出する排出部材の一例としての排出ダクト114(図2参照)とが設けられている。なお、導入ダクト112及び排出ダクト114については、詳細を後述する。
さらに、中間転写ベルト32の上方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像装置42に、所定の色のトナーを供給するトナーカートリッジ38Y、38M、38C、38K(図6参照)が設けられている。そして、黒(K)色のトナーを収容したトナーカートリッジ38Kは、使用頻度が高いため、他のカラーのトナーカートリッジと比較して大きくされている。
この構成により、画像処理装置29又は外部から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット30Y、30M、30C、30Kに個別に設けられた露光装置40Y、40M、40C、40Kに各色の画像データが順次出力される。さらに、これらの露光装置40Y、40M、40C、40Kから画像データに応じて出射された光は、対応する像保持体34の表面を露光し、像保持体34の表面には静電潜像が形成される。像保持体34の表面に形成された静電潜像は、現像装置42Y、42M、42C、42Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー画像として現像される。
さらに、像保持体34の表面に、順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー画像は、各色の画像形成ユニット30Y、30M、30C、30Kの上方に傾斜して配置される中間転写ベルト32上に、一次転写部材46によって多重に転写される。
一方、図6に示されるように、この中間転写ベルト32は、中間転写ベルト32に駆動力を付与する駆動ロール48と、従動回転する支持ロール50と、中間転写ベルト32に張力を付与する張力付与ロール54と、第1のアイドラーロール56と、第2のアイドラーロール58とに一定のテンションで巻き掛けられている。
さらに、中間転写ベルト32の表面を清掃するクリーニング装置52が、中間転写ベルト32を挟んで駆動ロール48の反対側に設けられており、このクリーニング装置52は、装置本体10Aの前側(ユーザが立つ正面側)に設けられたフロントカバー(図示省略)を開放することで装置本体10Aに脱着自在とされている。
さらに、中間転写ベルト32を挟んで支持ロール50の反対側には、中間転写ベルト32上に一次転写されたトナー画像を記録媒体としてのシート部材Pに二次転写するための二次転写部材60が配置されている。つまり、二次転写部材60と支持ロール50との間がシート部材Pへトナー画像を転写する二次転写位置とされている。
図7に示されるように、二次転写部材60の上方には、二次転写部材60によってトナー画像が転写されて搬送経路62に沿って搬送されるシート部材Pにトナー画像を定着させる定着装置64が設けられている。
さらに、定着装置64に対してシート部材Pの搬送方向の下流側(以下単に「搬送方向下流側」という)には、トナー画像が定着されたシート部材Pを搬送する搬送ロール66が設けられ、搬送ロール66の搬送方向下流側には、シート部材Pの搬送方向を切り替える切替ゲート68が設けられている。
また、切替ゲート68の搬送方向下流側には、一の方向に切り替えられた切替ゲート68によって案内されるシート部材Pを第一排出部69に排出させる第一排出ロール70が設けられている。
さらに、切替ゲート68の搬送方向下流側には、他の方向に切り替えられた切替ゲート68によって案内されて搬送ロール73により搬送されるシート部材Pを第二排出部72に排出させる第二排出ロール74と、シート部材Pを第三排出部76に排出させる第三排出ロール78が設けられている。
一方、装置本体10Aの下部であって、二次転写部材60に対してシート部材Pの搬送方向の上流側(以下単に「搬送方向上流側」という)には、シート部材Pが収容される給紙部80、82、84、86が設けられ、各給紙部80、82、84、86には、サイズの異なるシート部材Pが収容されている。そして、最上位の給紙部80は、他の給紙部82、84、86に比べて装置幅方向(矢印B)において小さくされており、給紙部80には、最も小さいサイズ(例えばA4サイズ)のシート部材Pが積載させるようになっている。
さらに、各給紙部80、82、84、86には、収容されたシート部材Pを各給紙部80、82、84、86から搬送経路62に持ち出す給紙ロール88が設けられ、給紙ロール88の搬送方向の下流側には、シート部材Pを一枚ずつ搬送する搬送ロール90及び搬送ロール92が設けられている。
また、搬送ロール92の搬送方向下流側には、シート部材Pを一端停止させ、所定のタイミングで二次転写位置へ送り出す位置合せロール94が設けられている。
一方、シート部材Pの両面に画像を形成させるために、シート部材Pを反転させて搬送する両面用搬送ユニット98が二次転写位置の側方に設けられている。そして、両面用搬送ユニット98には、搬送ロール73を逆転させることで搬送されるシート部材Pが送り込まれる反転経路100が設けられている。さらに、反転経路100に沿って複数個の搬送ロール102が設けられ、これらの搬送ロール102によって搬送されるシート部材Pは表裏が反転された状態で、位置合せロール94に再度搬送される構成となっている。
また、両面用搬送ユニット98の隣りには、折り畳み式の手差給紙部106が設けられている。そして、開放された折り畳み式の手差給紙部106から給紙されるシート部材Pを搬送する給紙ロール108及び搬送ロール110、112が設けられており、搬送ロール110、112で搬送されたシート部材Pは、位置合せロール94に搬送されるようになっている。
(要部構成)
次ぎに、導入ダクト112及び排出ダクト114等について説明する。
図5に示されるように、装置幅方向(矢印B方向)において他の給紙部82、84、86(図7参照)より小さくされた給紙部80の隣なりには、後述する高圧電源装置116が設けられている。そして、装置幅方向に並んで配置された給紙部80及び高圧電源装置116の上方には、各現像装置42の各底面120に向けて外気を導入して底面120に沿って外気を流す導入ダクト112が設けられている。
図1、図2、図5に示されるように、導入ダクト112は、装置本体10Aの前側(ユーザが立つ正面側)に配置される第1導入ダクト112Aと、装置本体10Aの後側(背面)に配置される第2導入ダクト112Bとから構成されている。
正面側に配置された第1導入ダクト112Aは、装置幅方向に延び、その端部には、第1導入ダクト112Aに外気を供給する空気供給装置の一例としての供給ファン118が設けられている。
これに対し、背面側に配置された第2導入ダクト112Bは、第1導入ダクト112Aと同様に装置幅方向に延び、その端部には、第2導入ダクト112Bに外気を供給する空気供給装置の一例としての供給ファン128が設けられている。
また、第1導入ダクト112A及び第2導入ダクト112Bの上面(各現像装置42の各底面120に対向する面)は、一体的に形成され、各色の現像装置42の高低差に沿うように階段状とされている。
そして、第1導入ダクト112Aの上面には、各現像装置42の底面120の長手方向一端側に導入される外気が通過する開口部124が設けられている。さらに、開口部124から導入された外気が外側(後述する開口部138とは反対側)に漏れるのを抑制するL字状のスポンジテープ126(図1参照)が第1導入ダクト112Aの上面に貼り付けられている。
これに対し、第2導入ダクト112Bの上面には、各現像装置42の底面120の長手方向他端側に導入される外気が通過する開口部130が設けられている。そして、開口部130から導入された外気が外側(後述する開口部138とは反対側)に漏れるのを抑制するL字状のスポンジテープ132(図1参照)が第2導入ダクト112Bの上面に貼り付けられている。
一方、図1、図2、図6に示されるように、第1導入ダクト112Aと第2導入ダクト112Bとの間には、現像装置42の底面120の長手方向両側から長手方向中央側へ流れる外気を装置外へ排出する排出ダクト114が設けられている。
排出ダクト114は装置幅方向(矢印B方向)に延び、階段状に一段落ちて給紙部80の隣なりから装置本体10Aの側面に向けて延びている延出部114Aを備えている。
さらに、給紙部80の隣なりから装置本体10Aの側面に向って延びた排出ダクト114の端部には、排出ダクト114から空気を装置外へ排出する空気排出装置の一例としての排出ファン134が設けられている。そして、排出ダクト114の端部は、装置本体10Aの側面に形成されたスリット(図示省略)に対向するようになっている。
また、排出ファン134に対して空気の流れ方向の上流側(機内側)には、排出ダクト114内を浮遊してきたトナーを捕獲する捕獲部材の一例としてのフィルタ140が設けられている。さらに、排出ファン134とフィルタ140とがケース121に固定され、ファンユニット122が構成され、ファンユニット122は、一体として装置本体10Aに対して着脱されるようになっている。
また、排出ダクト114の上面(各現像装置42の各底面120に対向する面)は、第1導入ダクト112A及び第2導入ダクト112Bの上面と一体的に形成され、第1導入ダクト112A及び第2導入ダクト112Bと同様に階段状とされている。
そして、排出ダクト114の上面には、現像装置42の底面120に沿って長手方向両側から長手方向中央側へ流れる外気を装置外へ排出するための開口部138が設けられている。
さらに、図3に示されるように、給紙部80の隣なりから装置本体10Aの側面に向って延びている排出ダクト114の延出部114Aに対して、装置奥行方向(矢印C方向)の両側には、前述した高圧電源装置116が設けられている。
高圧電源装置116は、各色の一次転写部材46に一次転写用のバイアス電圧を印加する第1高圧電源装置116Aと、二次転写部材60(図6参照)に二次転写用のバイアス電圧を印加する第2高圧電源装置116Bとを備えている。
さらに、排出ダクト114と高圧電源装置116との間には、壁部材(図示省略)が設けられており、トナークラウドが高圧電源装置116に付着するのを抑制するようになっている。
一方、図2、図3に示されるように、供給ファン118、供給ファン128及び排出ファン134の起動を制御する制御部144が設けられている。
画像形成動作開始時(プリントジョブ開始時)には、制御部144は、排出ファン134の起動を、供給ファン118及び供給ファン128の起動よりも先に行うように制御するようになっている。これに対し、画像形成動作終了時(プリントジョブ終了時)には、制御部144は、排出ファン134の停止を、供給ファン118及び供給ファン128の停止よりも後に行うように制御するようになっている。
(作用)
図5に示されるように、像保持体34上にトナー画像を形成する際には、先ず、各色の画像形成ユニット30に設けられた帯電部材36が像保持体34の表面を一様に帯電する。
さらに、各色の画像形成ユニット30に個別に設けられた露光装置40に、各色の画像データが順次出力される。そして、これらの露光装置40から画像データに応じて出射された光が対応する像保持体34の表面に走査露光され、像保持体34の表面には静電潜像が形成される。
また、像保持体34の表面に形成された静電潜像は、各色の現像装置42によって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー画像として順次現像される。さらに、各色の像保持体34の表面に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー画像は、中間転写ベルト32上に、一次転写部材46によって多重に転写される。
ここで、像保持体34の表面に形成された静電潜像を現像装置42によってトナー画像として現像する際、さらには、像保持体34の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト32に転写する際、余剰のトナーがトナークラウドとして像保持体34と現像装置42と中間転写ベルト32とで囲まれた空間に発生する。
また、現像装置42の内部では、トナーとキャリアから構成される現像剤を攪拌部材146(図4参照)で一様に攪拌させることで、キャリアが摩擦帯電し、現像装置42は発熱する。画像形成速度を高速にする場合には、攪拌部材146の攪拌速度を速くする必要があるが、この場合には、現像装置42で生じる発熱量が増大する。発熱量が増大することで、トナーが加熱されてトナーの流動性が悪化し、出力画像に不良が生じる場合がある。
しかし、図1、図2、図5、図6に示されるように、画像形成動作開始時には、制御部144は、排出ファン134を起動させ、その後に、供給ファン118、供給ファン128を起動させる。
これにより、供給ファン118、供給ファン128は、外気を導入ダクト112A、112Bに供給する。導入ダクト112A、112Bに供給された外気は、開口部124、130を通して各色の現像装置42の長手方向両端側に導入される。
各色の現像装置42の長手方向両端側に導入された外気は、L字状のスポンジテープ126、132によって外側に漏れるのが抑制されながら、現像装置42の長手方向中央側に向って流れる。
また、供給ファン118、供給ファン128よりも先に起動していた排出ファン134は、開口部124、130を通して各色の現像装置42の長手方向両端側に導入されて現像装置42の長手方向中央側に向って流れる空気を、開口部138を通して排出ダクト114から装置外へ排出する。これにより、現像装置42の底面120に沿って、現像装置42の長手方向両端側から中央側に向って流れる空気流が生じる。
以上説明したように、現像装置42の底面120に沿って、現像装置42の長手方向両端側から中央側に向って流れる空気流が生じるため、現像剤を攪拌することで発熱する現像装置42は冷やされ、現像装置42の昇温が抑制される。
また、現像剤が冷やされることで、現像装置42内のトナーの流動性が向上し、出力画像の欠陥が抑制される。
また、現像装置42の底面120に沿って空気流を生じさせることで、現像装置42が直接的に冷やされ、現像装置42を間接的に冷却するものに比して、現像装置42が効率的に冷やされる。
また、開口部124、130を通して各色の現像装置42の長手方向両端側に導入された外気は、現像装置42の底面120に沿って現像装置42の長手方向中央側に向って流れ開口部138を通して装置外へ排出する。このため、トナークラウドが生じる像保持体34と現像装置42と中間転写ベルト32とで囲まれた空間には、空気流が生じない。これにより、トナークラウドが飛散するのが抑制される。
また、開口部124、130から導入された外気が外側に漏れるのを抑制するL字状のスポンジテープ126、132が設けられているため、効果的に開口部124、130から導入された外気が開口部138に導かれる。
また、画像形成動作開始時(プリントジョブ開始時)には、制御部144は、排出ファン134の起動を、供給ファン118及び供給ファン128の起動よりも先に行うように制御する。これにより、開口部124、130から導入された空気が開口部138に向って流れず外側に漏れるのが抑制される。
また、画像形成動作終了時(プリントジョブ終了時)には、制御部144は、排出ファン134の停止を、供給ファン118及び供給ファン128の停止よりも後に行うように制御する。これにより、開口部124、130から導入された空気が開口部138に向ってながれず外側に漏れるのが抑制される。
また、現像装置42の底面120に沿って、現像装置42の長手方向両端側から中央側に向って流れる空気流が生じるため、現像装置42の底面120の下側に滞留するトナークラウドは、開口部138を通して排出ダクト114内に導かれ、フィルタ140によって捕獲される。
また、給紙部80の隣なりから装置本体10Aの側面に向って延びている排出ダクト114の延出部114Aに対して、装置奥行方向の両側に、高圧電源装置116を設ける(図3参照)ことで、装置本体10の高さが高くなるのが抑制される。
また、最上位の給紙部80を他の給紙部82、84、86より小さくして、給紙部80に隣接して排出ダクト114の延出部114Aを配置することで、装置本体10の高さが高くなるのが抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、開口部124、開口部130、開口部138の大きさについては特に言及しなかったが、供給ファン1118、供給ファン128、排出ファン134の配置位置、導入ダクト112及び排出ダクト114の形状等を考慮して、各現像装置42に同様の空気量が生じるように開口部124、開口部130、開口部138の大きさを定めることが考えられる。
また、黒色の現像装置42Kにつては、使用頻度が高いため、黒色の現像装置42Kに多くの空気量が生じるように開口部124、開口部130、開口部138の大きさを定めることが考えられる。
10 画像形成装置
10A 装置本体
30 画像形成ユニット
32 中間転写ベルト(転写ベルト)
34 像保持体
42 現像装置
80 給紙部(一の記録媒体収容部)
82 給紙部(他の記録媒体収容部)
84 給紙部(他の記録媒体収容部)
86 給紙部(他の記録媒体収容部)
112 導入ダクト
112A 第1導入ダクト(導入部材)
112B 第2導入ダクト(導入部材)
114 排出ダクト(排出部材)
116 高圧電源装置(電源ユニット)
116A 第1高圧電源装置(電源ユニット)
116B 第2高圧電源装置(電源ユニット)
118 供給ファン(空気供給装置)
128 供給ファン(空気供給装置)
134 排出ファン(空気排出装置)
140 フィルタ(捕獲部材)
144 制御部

Claims (5)

  1. 表面にトナー画像が転写される転写ベルトと、
    前記転写ベルトに沿って並べられ、前記転写ベルトの表面に転写されるトナー画像を形成する複数個の画像形成部と、
    前記画像形成部に備えられ、前記転写ベルトの幅方向に延びると共に、前記画像形成部に設けられた像保持体に形成される静電潜像をトナーで現像する現像装置と、
    前記現像装置の長手方向両端側に外気を導入するように設けられた導入部材と、
    前記導入部材に外気を供給する空気供給装置と、
    前記現像装置の長手方向両側から長手方向中央側へ流れる外気を装置外へ排出する排出部材と、
    前記排出部材から外気を装置外へ排出する空気排出装置と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記空気排出装置の起動を、前記空気供給装置の起動よりも先に行うと共に、前記空気排出装置の停止を、前記空気供給装置の停止より後に行うように、前記空気供給装置と前記空気排出装置とを制御する制御部が設けられる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記空気排出装置に対して空気の流れ方向の上流側には、前記排出部材内を流れてきたトナーを捕獲する捕獲部材が設けられ、前記空気排出装置と前記捕獲部材は、一体として装置本体から着脱可能とされる請求項1又は2に画像形成装置。
  4. トナー画像が形成される記録媒体を収容した記録媒体収容部が、前記導入部材の下側で装置本体の高さ方向に並んで複数個設けられ、前記導入部材と対向するように配置された一の記録媒体収容部は、他の記録媒体収容部に比較して小さくされ、前記一の記録媒体収容部に隣接するように、前記排出部材の少なくとも一部が設けられる請求項1〜3の何れか1項に記載された画像形成装置。
  5. 前記排出部材に対して、前記現像装置の長手方向一方又は両方に、装置本体に電力を供給する電源ユニットが設けられる請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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