JP2011200219A - 底板分離式コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチック製の鉢やプランター等の排水性・通気性の悪いコンテナは、側壁が水や空気を通さず、水の蒸発はコンテナの底と表土の2ヶ所しか行われないため、底部分の改良が必要である。
【解決手段】コンテナC15の底4に、側壁2周辺を残して底穴5を開け、底4の上側に複数のコの字型補強材17とL型補強リブ18を設ける。底板C16は、コンテナC15とは分離させて側壁2内側寸法より小さく作り、側壁2内側と底板C16の外周との間にできた隙間14を排水穴として利用し、外周部分に複数の補強案内溝19を開け、外周部分に多数の排水溝8を開け、中心部分に多数の排水穴9を開ける。
底板C16の補強案内溝19をコの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側の縦方向部分にはめ込み、底板C16をコの字型補強材17とL型補強リブ18の上に乗せて使用する。
【選択図】図10

Description

本発明は、植物を育てるプラスチック製の鉢やプランター等の、排水性・通気性の悪いコンテナに関するものである。
昔から使用されている素焼鉢は、多孔質で小さな見えない穴が無数にできているために、側壁から水がにじみ出たり空気が流入し排水性・通気性にすぐれ、育てている植物が根腐されを起こしにくい。
一方、プラスチック製の鉢やプランター等のコンテナは、非多孔質のために水やりを控え目にしたり、排水性・通気性の良い土を使う必要がある。
プラスチック製の一部の鉢やプランター等は、取り外しのできる排水穴を明けた底板を、底の上部に設置する二重底構造になっている。
小此木香著、「別冊NHK趣味の園芸 よくわかる土・肥料・鉢」、日本放送出版協会、2008年3月20発行、p88〜p99 p110
プラスチック製の鉢やプランター等のコンテナは、非多孔質のために側壁が水や空気を通さず、底の側壁に沿った部分に水が停滞しやすく排水性・通気性が悪く、育てている植物が、水のやり過ぎで過湿になりやすく、根腐されを起こしやすい。
二重底構造のプラスチック製の鉢の底に明けられた複数の排水穴と、プラスチック製のプランターの側面下部や底に明けられた水抜き穴が小さいため、底と底板間の二重底部分の空気が入れ替わりにくく、湿った二重底部分やコンテナ内の土を速く乾かす効果は低い。そして、別の素材で作ったり、形を変えて作った底板を、使えるようには考えられていない。
水分の蒸発は、コンテナの底の排水穴と表土の2ヶ所しか行なわれないため、排水性・通気性を良くするには、底部分の改良が必要である。
上記の問題を解するため、本発明は、排水性・通気性の悪いコンテナの底に、側壁周辺を残して、中心部分に大きな底穴を明け、底と底の上側に渡す形で複数の補強材を設け、底の上側に複数の補強リブを設け、底に足を付け、足部分に複数の排水・通気口を明け、底板は、コンテナとは一体とせずに分離させ、多数の排水穴を明けて作り、底の上側に設けた補強材と補強リブの上に、乗せて組み合わせて底板分離式コンテナを構成している。
底板は、コンテナとは一体とせずに分離させて作ることで、加工が容易になり、底板全体の排水穴を増やすことができる。底板の中心部分に穴を明けて茶こしをくっつけたように、形を変えて作ることが容易になり、底板上の土と空気の触れる面積を増やすことができる。そして、底板を、素焼き・木・ステンレス製の網等、他の素材で作ることができる。
底板は、形を変え、排水穴の形を変え、素材を変えて作ることができるため、コンテナ本体と底板を別売りにすることができる。
底板の寸法を少し(4mm〜10mm)小さく作ることで、コンテナの側壁内側と底板の外周との間にできた隙間(2mm〜5mm)を、排水穴として利用できる。さらに、底板の外周部分に、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝を明けることで、水が停滞しやすい底板の側壁に沿った部分の排水性を良くすることができる。そして、底板の中心部分の排水穴を増やすことで、底板全体の排水性を良くすることができる。
コンテナの底の中心部分に大きな底穴を明け、足部分に排水・通気口を明けることで、底板下の空間の風通しが良くなって、空気が入れ替わりやすくなり、湿った底板部分を早く乾かし、底板上の土も早く乾かし、コンテナ内への空気の流入量も増え、排水性・通気性を良くすることができる。
したがって、コンテナの底部分を改良して、排水性・通気性を良くした底板分離式コンテナを使用することで、育てている植物の根腐されを起こしにくくできる。
実施例1、実施例2共通のコンテナAの上面図である。 実施例1のコンテナAに底板Aを組み合わせた正面からの断面図である。 実施例1の底板Aの正面図である。 実施例1のコンテナAに底板Aを組み合わせた上面図である。 実施例1、実施例2、実施例3のコンテナA・コンテナCの底面図である。 実施例2のコンテナAに底板Bを組み合わせた正面からの断面図である。 実施例2の底板Bの正面図である。 実施例2のコンテナAに底板Bを組み合わせた上面図である。 実施例3のコンテナCの上面図である。 実施例3のコンテナCに底板Cを組み合わせた正面からの断面図である。 実施例3の底板Cの正面図である。 実施例3のコンテナCに底板Cを組み合わせた上面図である。 実施例4の底板Dの上面図である。 実施例4の底板Dの正面からの断面図である。
図1、図2、図3、図4、図5は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例1を示している。
排水性・通気性の悪いコンテナA1の底4に側壁2周辺を残して、中心部分に大きな底穴5(図例では底4の約60%の直径)を明ける。
底4部分の強度不足を補うために、底4と底4の上側に渡す形で、断面が四角形の複数(図例では2本)の補強材6を、側壁2内側間に、底穴5の中心を通して十文字に設ける。底4の上側に断面が四角形の複数(図例では4ヶ所)の補強リブ7を、補強材6と補強材6の間に、側壁2内側から底穴5の中心に向けて設ける。
底4に、側壁2を下に伸ばして足10(図例ではコンテナA1の高さの約9%の長さ)を付け、足10部分に四角形の複数(図例では90°おきに4ヶ所)の排水・通気口11を明ける。
底板A3は、コンテナA1とは一体とせずに分離させ、底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上側の側壁2内側寸法で作る。底板A3の外周部分に、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では底板A3の直径の約9%の長さ)を明け、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を明ける。
本発明は、図2と図4のように、底板A3をコンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
図1、図5、図6、図7、図8は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例2を示している。
コンテナ本体は、実施例1のコンテナA1を使用する。
底板B12は、コンテナA1とは一体とせずに分離させ、補強材6と補強リブ7の上側の側壁2内側寸法より、少し(図例では4mm)小さく作る。コンテナA1の側壁2内側と底板B12の外周との間にできた隙間14(図例では2mm)を均等に保つために、底板B12の外周に、隙間14を埋めるための複数(図例では90°おきに4ヶ所)の小さな凸部13を付け足す。底板B12の外周部分に、小さな凸部13を除いて、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では直径の約9%の長さ)を明け、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を明ける。
本発明は、図6と図8のように、底板B12をコンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
図5、図9、図10、図11、図12は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例3を示している。
排水性・通気性の悪いコンテナC15の底4に、側壁2周辺を残して、中心部分に大きな底穴5(図例では底4の約60%の直径)を明ける。
底4部分の強度不足を補うために、実施例1と実施例2のコンテナA1の補強材6と補強リブ7を側壁2内側の縦方向に伸ばして、コンテナC15のコの字型補強材17とL型補強リブ18に変え、底4の上側と側壁2下部に設ける。
底4に、側壁2を下に伸ばして足10(図例ではコンテナC15の高さの約9%の長さ)を付け、足10部分に四角形の複数(図例では90°おきに4ヶ所)の排水・通気口11を明ける。
底板C16は、コンテナC15とは一体とせずに分離させ、コの字型補強材17とL型補強リブ18の上側の側壁2内側寸法より、少し(図例では6mm)小さく作る。底板C16の外周部分に、コの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側の縦方向部分にはめ込むための、四角形の複数(図例では45°おきに8ヶ所)の補強案内溝19を明け、コンテナC15の側壁2内側と底板C16の外周との間にできた隙間14(図例では3mm)を均等に保てるようにする。底板C16の外周部分に、補強案内溝19を除いて、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では直径の約9%の長さ)を明け、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を明ける。
本発明は、図10と図12のように、底板C16の補強案内溝19をコの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側縦方向部分にはめ込み、底板C16をコの字型補強材17とL型補強リブ18の横方向部分の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
図13、図14は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例4を示している。
底板D20は、実施例1の底板A3の中心部分に改良を加えて、立体的な形に変えて作る。平面的な底板A3の中心部分に穴(図例では底板A3の約45%の直径)を明け、片側をふさいだ円筒をくっつけたような、立体的な形に変えて一体として作る。そして、立体的な部分の上面には、同心二重円上に複数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を明け、周壁には複数の縦に細長い排水穴9(図例では2mm幅)を明ける。
本発明は、底板D20を、コンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
1 コンテナA
2 側壁
3 底板A
4 底
5 底穴
6 補強材
7 補強リブ
8 排水溝
9 排水穴
10 足
11 排水・通気口
12 底板B
13 凸部
14 隙間
15 コンテナC
16 底板C
17 コの字型補強材
18 L型補強リブ
19 補強案内溝
20 底板D
上記の問題を解するため、本発明は、排水性・通気性の悪いコンテナの底に、側壁周辺を残して、中心部分に大きな底穴を明け、底と底の上側に渡す形で複数の補強材を設け、底の上側に複数の補強リブを設け、底に足を付け、足部分に複数の排水・通気口を明け、底板は、コンテナとは一体とせずに分離させ、多数の排水穴を明けて作り、底の上側に設けた補強材と補強リブの上に、乗せて組み合わせて底板分離式コンテナを構成している。
実施例1、実施例2共通のコンテナAの面図である。 実施例1のコンテナAに底板Aを組み合わせた正面からの断面図である。 実施例1の底板Aの正面図である。 実施例1のコンテナAに底板Aを組み合わせた面図である。 実施例1、実施例2、実施例3のコンテナA・コンテナCの底面図である。 実施例2のコンテナAに底板Bを組み合わせた正面からの断面図である。 実施例2の底板Bの正面図である。 実施例2のコンテナAに底板Bを組み合わせた面図である。 実施例3のコンテナCの面図である。 実施例3のコンテナCに底板Cを組み合わせた正面からの断面図である。 実施例3の底板Cの正面図である。 実施例3のコンテナCに底板Cを組み合わせた面図である。 実施例4の底板Dの面図である。 実施例4の底板Dの正面からの断面図である。
昔から使用されている素焼鉢は、多孔質で小さな見えない穴が無数にできているために、側壁から水がにじみ出たり空気が流入し排水性・通気性にすぐれ、育てている植物が根腐されを起こしにくい。
一方、プラスチック製の鉢やプランター等のコンテナは、非多孔質のために水やりを控え目にしたり、排水性・通気性の良い土を使う必要がある。
プラスチック製の一部の鉢やプランター等は、取り外しのできる排水穴をけた底板を、底の上部に設置する二重底構造になっている。
小此木香著、「別冊NHK趣味の園芸よくわかる土・肥料・鉢」、日本放送出版協会、2008年3月20日発行、P88〜P99 P110
プラスチック製の鉢やプランター等のコンテナは、非多孔質のために側壁が水や空気を通さず、底の側壁に沿った部分に水が停滞しやすく排水性・通気性が悪く、育てている植物が、水のやり過ぎで過湿になりやすく、根腐されを起こしやすい。
二重底構造のプラスチック製の鉢の底にけられた複数の排水穴と、プラスチック製のプランターの側面下部や底にけられた水抜き穴が小さいため、底と底板間の二重底部分の空気が入れ替わりにくく、湿った二重底部分やコンテナ内の土をく乾かす効果は低い。そして、別の素材で作ったり、形を変えて作った底板を、使えるようには考えられていない。
水分の蒸発は、コンテナの底の排水穴と表土の2ヶ所しか行なわれないため、排水性・通気性を良くするには、底部分の改良が必要である。
上記の問題を解決するため、本発明は、排水性・通気性の悪いコンテナの底に、側壁周辺を残して、中心部分に底穴け、底と底の上側に渡す形で複数の補強剤を設け、底の上側に複数の補強リブを設け、底に足を付け、足部分に複数の排水・通気口をけ、底板は、コンテナとは一体とせずに分離させ、多数の排水穴をけて作り、底の上側に設けた補強材と補強リブの上に、乗せて組み合わせて底板分離式コンテナを構成している。
底板は、コンテナとは一体とせずに分離させて作ることで、加工が容易になり、底板全体の排水穴を増やすことができる。底板の中心部分に穴をけて茶こしをくっつけたように、形を変えて作ることが容易になり、底板上の土と空気の触れる面積を増やすことができる。そして、底板を、素焼き・木・ステンレス製の網等、他の素材で作ることができる。
底板は、形を変え、排水穴の形を変え、素材を変えて作ることができるため、コンテナ本体と底板を別売りにすることができる。
底板の寸法を4mm〜10mm小さく作ることで、コンテナの側壁内側と底板の外周との間にできた隙間(2mm〜5mm)を、排水穴として利用できる。さらに、底板の外周部分に、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝をけることで、水が停滞しやすい底板の側壁に沿った部分の排水性を良くすることができる。そして、底板の中心部分の排水穴を増やすことで、底板全体の排水性を良くすることができる。
コンテナの底の中心部分に底穴け、足部分に排水・通気口をけることで、底板下の空間の風通しが良くなって、空気が入れ替わりやすくなり、湿った底板部分を早く乾かし、底板上の土も早く乾かし、コンテナ内への空気の流入量も増え、排水性・通気性を良くすることができる。
したがって、コンテナの底部分を改良して、排水性・通気性を良くした底板分離式コンテナを使用することで、育てている植物の根腐されを起こしにくくできる。
【0008】
【実施例1】
図1、図2、図3、図4、図5は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例1を示している。
排水性・通気性の悪いコンテナA1の底4に側壁2周辺を残して、中心部分に底穴5(図例では底4の約60%の直径)をける。
底4部分の強度不足を補うために、底4と底4の上側に渡す形で、断面が四角形の複数(図例では2本)の補強材6を、側壁2内側間に、底穴5の中心を通して十文字に設ける。底4の上側に断面が四角形の複数(図例では4ヶ所)の補強リブ7を、補強材6と補強材6の間に、側壁2内側から底穴5の中心に向けて設ける。
底4に、側壁2を下に伸ばして足10(図例ではコンテナA1の高さの約9%の長さ)を付け、足10部分に四角形の複数(図例では90°おきに4ヶ所)の排水・通気口11をける。
底板A3は、コンテナA1とは一体とせずに分離させ、底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上側の側壁2内側寸法で作る。底板A3の外周部分に、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では底板A3の直径の約9%の長さ)をけ、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)をける。
本発明は、図2と図4のように、底板A3をコンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
【実施例2】
図1、図5、図6、図7、図8は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例2を示している。
コンテナ本体は、実施例1のコンテナA1を使用する。
底板B12は、コンテナA1とは一体とせずに分離させ、補強材6と補強リブ7の上側の側壁2内側寸法より、小さく(図例では4mm)作る。コンテナA1の側壁2内側と底板B12の外周との間にできた隙間14(図例では2mm)を均等に保つために、底板B12の外周に、隙間14を埋めるための複数(図例では90°おきに4ヶ所)の凸部13を付け足す。底板B12の外周部分に、凸部13を除いて、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では直径の約9%の長さ)をけ、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)をける。
本発明は、図6と図8のように、底板B12をコンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
【実施例3】
図5、図9、図10、図11、図12は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例3を示している。
排水性・通気性の悪いコンテナC15の底4に、側壁2周辺を残して、中心部分に底穴5(図例では底4の約60%の直径)をける。
底4部分の強度不足を補うために、実施例1と実施例2のコンテナA1の補強材6と補強リブ7を側壁2内側の縦方向に伸ばして、コンテナC15のコの字型補強材17とL型補強リブ18に変え、底4の上側と側壁2内側下部に設ける。
底4に、側壁2を下に伸ばして足10(図例ではコンテナC15の高さの約9%の長さ)を付け、足10部分に四角形の複数(図例では90°おきに4ヶ所)の排水・通気口11をける。
底板C16は、コンテナC15とは一体とせずに分離させ、コの字型補強材17とL型補強リブ18の上側の側壁2内側寸法より、小さく(図例では6mm)作る。底板C16の外周部分に、コの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側の縦方向部分にはめ込むための、四角形の複数(図例では45°おきに8ヶ所)の補強案内溝19をけ、コンテナC15の側壁2内側と底板C16の外周との間にできた隙間14(図例では3mm)を均等に保てるようにする。底板C16の外周部分に、補強案内溝19を除いて、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では直径の約9%の長さ)をけ、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)をける。
本発明は、図10と図12のように、底板C16の補強案内溝19をコの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側縦方向部分にはめ込み、底板C16をコの字型補強材17とL型補強リブ18の横方向部分の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
【実施例4】
図13、図14は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例4を示している。
底板D20は、実施例1の底板A3の中心部分に改良を加えて、立体的な形に変えて作る。平面的な底板A3の中心部分に穴(図例では底板A3の約45%の直径)をけ、片側をふさいだ円筒をくっつけたような、立体的な形に変えて一体として作る。そして、立体的な部分の上面には、同心二重円上に複数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)をけ、周壁には複数の縦に細長い排水穴9(図例では2mm幅)をける。
本発明は、底板D20を、コンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に、下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
上記の問題を解決するため、本発明は、排水性・通気性の悪いコンテナの底に、側壁周辺を残して中心部分に底穴を開け、底と底の上側に渡す形で複数の補強材を設け、底の上側に複数の補強リブを設け、底に足を付け、足部分に複数の排水・通気口を開け、底板は、コンテナとは一体とせずに分離させ、多数の排水穴を開けて作り、底の上側に設けた補強材と補強リブの上に乗せて組み合わせて底板分離式コンテナを構成している。
【0008】
【実施例1】
図1、図2、図3、図4、図5は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例1を示している。
排水性・通気性の悪いコンテナA1の底4に、側壁2周辺を残して中心部分に底穴5(図例では底4の約60%の直径)を開ける。
底4部分の強度不足を補うために、底4と底4の上側に渡す形で、断面が四角形の複数(図例では2本)の補強材6を、側壁2内側間に、底穴5の中心を通して十文字に設ける。底4の上側に断面が四角形の複数(図例では4ヶ所)の補強リブ7を、補強材6と補強材6の間に、側壁2内側から底穴5の中心に向けて設ける。
底4に、側壁2を下に伸ばして足10(図側ではコンテナA1の高さの約9%の長さ)を付け、足10部分に四角形の複数(図例では90°おきに4ヶ所)の排水・通気口11を開ける。
底板A3は、コンテナA1とは一体とせずに分離させ、底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上側の側壁2内側寸法で作る。底板A3の外周部分に、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では底板A3の直径の約9%の長さ)を開け、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を開ける。
本発明は、図2と図4のように、底板A3をコンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
【実施例2】
図1、図5、図6、図7、図8は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例2を示している。
コンテナ本体は、実施例1のコンテナA1を使用する。
底板B12は、コンテナA1とは一体とせずに分離させ、補強材6と補強リブ7の上側の側壁2内側寸法より小さく(図例では4mm)作る。コンテナA1の側板2内側と底板B12の外周との間にできた隙間14(図例では2mm)を均等に保つために、底板B12の外周に、隙間14を埋めるための複数(図例では90°おきに4ヶ所)の凸部13を付け足す。底板B12の外周部分に、凸部13を除いて、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では直径の約9%の長さ)を開け、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を開ける。
本発明は、図6と図8のように、底板B12をコンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
【実施例3】
図5、図9、図10、図11、図12は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例3を示している。
排水性・通気性の悪いコンテナC15の底4に、側壁2周辺を残して中心部分に底穴5(図例では底4の約60%の直径)を開ける。
底4部分の強度不足を補うために、実施例1と実施例2のコンテナA1の補強材6と補強リブ7を側壁2内側の縦方向に伸ばして、コンテナC15のコの字型補強材17とL型補強リブ18に変え、底4の上側と側壁2内側下部に設ける。
底4に、側壁2を下に伸ばして足10(図例ではコンテナC15の高さの約9%の長さ)を付け、足10部分に四角形の複数(図例では90°おきに4ヶ所)の排水・通気口11を開ける。
底板C16は、コンテナC15とは一体とせずに分離させ、コの字型補強材17とL型補強リブ18の上側の側壁2内側寸法より小さく(図例では6mm)作る。底板C16の外周部分に、コの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側の縦方向部分にはめ込むための、四角形の複数(図例では45°おきに8ヶ所)の補強案内溝19を開け、コンテナC15の側壁2内側と底板C16の外周との間にできた隙間14(図例では3mm)を均等に保てるようにする。底板C16の外周部分に、補強案内溝19を除いて、外周から中心に向けて多数の細長い排水溝8(図例では直径の約9%の長さ)を開け、中心部分は、同心四重円上に多数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を開ける。
本発明は、図10と図12のように、底板C16の補強案内溝19をコの字型補強材17とL型補強リブ18の側壁2内側の縦方向部分にはめ込み、底板C16をコの字型補強材17とL型補強リブ18の横方向部分の上に下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。
【実施例4】
図13、図14は、本発明に関する底板分離式コンテナの実施例4を示している。
底板D20は、実施例1の底板A3の中心部分に改良を加えて、立体的な形に変えて作る。平面的な底板A3の中心部分に穴(図例では底板A3の約45%の直径)を開け、片側をふさいだ円筒をくっつけたような、立体的な形に変えて一体として作る。そして、立体的な部分の上面には、同心二重円上に複数の細長い排水穴9(図例では2mm幅)を開け、周壁には複数の縦に細長い排水穴9(図例では2mm幅)を開ける。
本発明は、底板D20を、コンテナA1の底4の上側に設けた補強材6と補強リブ7の上に下駄を履かせるように乗せて組み合わせて使用するものである。

Claims (2)

  1. コンテナの底に、側壁周辺を残して大きな底穴を明け、底の上側に複数の補強材と複数の補強リブを設け、底に足を付け、足部分に複数の排水・通気口を明け、底板は、コンテナとは一体とせずに分離させ、外周部分に多数の排水溝を明け、中心部分に多数の排水穴を明けて作り、底板を、底の上側に設けた補強材と補強リブの上に、乗せて組み合わせた底板分離式コンテナ。
  2. 底板を、底の上側に設けた補強材と補強リブの上側の、側壁内側寸法より少し小さく作り、平面的な形の底板を立体的な形に変えて作る請求項1記載の底板分離式コンテナ。
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