JP2011198441A - 固定データを内在させた不揮発性メモリを有する半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定データをFeRAM等の不揮発性RAMに速やかに保持させることを可能とし、高速な読み書き性能が得られる不揮発性RAMの特徴を有しながら、ROMのように固定データの速やかな提供も可能にする。
【解決手段】FeRAMのメモリアレイを二つのグループに分け、プレート電極スイッチSWにより、二つのプレート線、”0”書き込み用プレート線PL0、”1”書き込み用プレート線PL1に接続し、プレート線から固定データを一斉に書き込む。
【選択図】図1

Description

この発明は、不揮発性RAM(Random Access Memory)を内蔵した半導体装置に関し、特にワンチップマイクロコンピュータやDSP(Digital Signal Processor)などの半導体集積回路に利用して有用な技術に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)やCPU(Central Processing Unit)などを搭載したワンチップコンピュータやDSPなどの半導体集積回路では、CPUが毎回実行する基本プログラムなどは、例えばROM(Read Only Memory)或いはフラッシュメモリのような書換え可能な不揮発性メモリなどに格納して用いたり、または、起動時に外部記憶装置から内蔵RAMに毎回ロードして用いるなどの方式が一般に採用されている。
ROMは、固定データの大容量、高速メモリであるが、製造工程以降にデータの書き換えができず、流動性に欠けるという課題がある。一方、フラッシュメモリは、書き換えが可能であるが、書込み速度が遅いと云った問題や書込み耐用回数の制限などの問題がある。
DRAMやSRAM等の揮発性メモリは、書き換え性能に優れた汎用メモリであるが、製品システム起動時に外部記憶装置からメモリの固定領域に固定データ(OSなどの基本プログラムや初期化データ)を毎回ロードして使用すると、システムの起動時間が長くなる。
また、携帯用製品にあっては特に、実装スペースの縮小や消費電流の低減が課題になることから、上述の外部記憶装置(ROM、ディスク装置等)を搭載することが設計上の問題となる。
そこで、近年は、大容量化、高速動作が可能で書き換え性能にも優れた不揮発性メモリとして、FeRAM(強誘電体メモリ)やPRAM(相変化メモリ)、MRAM(磁気抵抗メモリ)等の不揮発性RAMが台頭しつつある。それらでは、電源を遮断しても記憶しているデータが保たれるため、動作不要な期間に電源を遮断して消費電力を低減できる。
また、揮発性メモリであるDRAMで、高速初期化や固定データの一斉書込みを行う技術が、特許文献1および特許文献2に開示されている。メモリセルのプレート電極の選択的な接続手段とそれぞれ独立した電位制御手段によって、固定データを一斉に内部発生させる。
特開平10−134561号公報(特許3157727号) 特開2003−233988号公報
不揮発性RAMは製品出荷時に初期データを書き込んでおくことができるが、その時間とコストがかかる。また、一旦ユーザーが初期データを上書きすると、元の初期データに書き戻すには外部記憶装置(ROM、ディスク等)による当該データの提供と再書込み処理が必要であり、コストと手間を要する。さらに言えば、書き換え性能を有することは即ち、書き換え前の記憶データを再生したり、書き換え操作を原理的に阻止して特定データが書き換わっていないことを保障したりする手立てが無いことを意味し、ROMや光ディスクに代表されるような、特定データの不変性・信頼性を確保する提供媒体として不向きである。
この発明の目的は、固定データをFeRAM等の不揮発性RAMに速やかに保持させることを可能とし、高速な読み書き性能が得られる不揮発性RAMの特徴を有しながら、ROMのように固定データの速やかな提供も可能なメモリを備えた半導体装置を提供することにある。
なお、特許文献1および特許文献2では、固定データの一斉書込みについて、不揮発性RAMへの適用は言及されていない。FeRAM等の不揮発性メモリは、DRAMとメモリアレイの構成が類似しているが、特許文献1および特許文献2の手法は、そのままでは不揮発性RAMに適用して固定データでの一斉初期化の用に供することができない。
上記課題を解決するために、本発明の一態様による不揮発性メモリを有する半導体装置は、複数のワード線と、複数のビット線と、上記複数のワード線と上記複数のビット線との所望の交点に配置された多数のメモリセルを有するメモリアレイを備え、上記メモリセルは、不揮発性記憶素子と、選択用スイッチトランジスタを含み、上記メモリアレイは、第1のプレート線と、第2のプレート線をさらに具備し、上記多数のメモリセルは、第1のメモリセル群と第2のメモリセル群に分けられ、上記第1のメモリセル群は、第1のプレート線に接続され、上記第2のメモリセル群は、第2のプレート線に接続され、上記第1のメモリセル群中の不揮発性記憶素子を第1の記憶状態に、上記第2のメモリセル群中の不揮発性記憶素子を第2の記憶状態に、一斉に書き込む機能を有することを特徴とする。
このような手段によれば、通常時は上記メモリセルの記憶素子における他方の第1プレート電極と第2プレート電極を短絡し、あるいは双方を等電位に同期動作させることで通常のRAMとして使用することが出来る一方、上記プレート電極電位制御手段の制御により記憶素子のプレート電極電位を第1グループと第2グループとで独立制御することで上記複数のメモリセルに固定データを短時間に保持させることが出来る。また、固定データにバグがあった場合などは、修正個所のみデータを上書きすることで短時間に修正することも可能である。
本発明に従うと、配線パターンにより恒久的に固定されたデータを各メモリセルに速やかに保持させることが可能なので、外部メモリから内蔵RAMにデータをロードして動作するものに較べて、同様の動作を行なうのに外部メモリが不要で且つより高速な動作が可能であるという効果がある。
製品出荷前に初期データを書き込む必要がある場合も、短いシーケンスで瞬時に初期データを内部発生させることができるため、製品出荷時の書込み時間とコストを削減できる。
また、通常時にはRAMとして、特定の時には固定データを有したROMあるいは一時的に書き換え可能なROMのように使用することが出来るという効果がある。それにより、固定データにバグがあった場合には、その箇所の修正データのみを外部メモリなどからロードして正しいデータに書き換えを行なわせることで、バグを修正して使用することも可能である。
第1実施例のFeRAMセルを示す回路図 FeRAM素子の分極ヒステリシス曲線を示す図 メモリアレイの構成例を示す回路図 メモリモジュールの構成例を示すブロック図 プレート電位制御回路の例を示す回路図 一斉書込み動作を示すタイミングチャート 読出し動作を示すタイミングチャート 上書き動作を示すタイミングチャート 第2実施例に係る相補折り返し型ビット線のメモリ(1T1C型)アレイ構成例を示す回路図 第3実施例に係る相補ビット対線形メモリ(2T2C型)アレイを示す回路図 第4実施例に係るプレート駆動負荷を分割したFeRAMセルアレイを示す回路図 第4実施例のプレート電位制御回路の構成例を示す回路図 第5実施例に係るメモリセルを示す回路図 第6実施例に係るスピン注入型磁気抵抗メモリ素子を用いたメモリセルを示す回路図 第7実施例に係る溶断ヒューズを用いたプレート電極スイッチの適用を示す図 第8実施例に係るアンチヒューズを用いたプレート電極スイッチの適用を示す図
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明によるFeRAMのメモリセルMCを示す回路図である。図1中、BLはデータが入出力されるビット線、WLはワード線である。FCは、分極状態によって情報を保持する強誘電体キャパシタである。TRは、MOSFETで、ワード線WLに制御され、強誘電体キャパシタFCの一方の電極とビット線BLとを接続する選択用スイッチトランジスタである。強誘電体キャパシタFCの他方の電極は、プレート電極スイッチSWにより、“0”書込み用プレート線PL0あるいは“1”書込み用プレート線PL1に接続される。プレート電極スイッチSWは、配線層あるいは接続孔の製造マスクパターンにより設定する。ここでは、“0”書込み用プレート線PL0に接続する場合を示している。
図2に、強誘電体キャパシタの特性を模式的に示す。強誘電体キャパシタは、2端子の不揮発性記憶素子である。ここで、図1に示すように、ビット線側からプレート側への電圧をVbpとする。図2では、Vbpに対して、強誘電体キャパシタ内部に発生する分極の度合いとの関係を示している。電圧が印加されることにより、分極が引き起こされ、Vbpを0にしても、分極状態S0,S1を保持するヒステリシス特性を持ち、これを不揮発性のメモリ動作に利用する不揮発性記憶素子である。このようなメモリ素子に“0”,“1”データを書き分ける手段は、印加するVbpの向きや量を制御することに他ならない。
通常のFeRAMで多数のメモリ素子に“0”,“1”データを書き分ける手段としては、書き込みたいデータ“0”,“1”に応じたVbpの印加状態とワード線による当該素子の選択状態とを順次アドレッシングして実現するものである。それに対し、本発明では発生させたいデータ“0”,“1”に応じたプレート電極に分離し駆動することで、一斉選択されたワード線の範囲で、一斉駆動される各ビット線との間に発生するVbpで決まるデータを一斉に書き込む機能を追加できる。
以下では、Vbpとして、正の電圧V0が印加されると“0”が書き込まれ、負の電圧V1が印加されると“1”が書き込まれるとして、説明を行う。なお、“0”,“1”が逆の対応関係であっても本発明を適用する上で何ら障害にはならない。
図3に、図1のメモリセルMCをアレイ状に配置したメモリアレイ構成を示す。ここでは、4本のワード線WL0〜WL3と2本のビット線BL0,BL1に対応した8ビット分のメモリセルMC00,MC10,MC20,MC30,MC01,MC11,MC21,MC31を示している。ワード線WL0〜WL3は、ワードドライバWD0〜WD3により、選択的に駆動される。ビット線BL0,BL1は、センスアンプSA0,SA1に接続されている。プレート線PL0,PL1は、プレートドライバPDにより駆動される。
メモリアレイ中の多数のメモリセルは、予め定められたパターンで2グループのメモリセル群に分けられ、図1に示したメモリセルMC内のプレート電極スイッチSWにより、強誘電体キャパシタFCが、“0”書込み用プレート線PL0,“1”書込み用プレート線PL1の一方に接続される。ここでは、メモリセルMC00,MC20,MC11,MC31を“0”書込み、MC10,MC30,MC01,MC21を“1”書き込みとする場合を示している。このメモリセルのグループ分けのパターンは、固定データのデータパターンが反映されるように任意に設計されるものである。
図4に、メモリモジュールのブロック図を示す。メモリアレイ13は、図3に示したように、メモリセルがマトリクス状に配置されて構成される。アドレスバッファ10から、一斉書込み選択回路11を経由して、行デコーダ20と列デコーダ30に、アドレス情報を伝達する。行デコーダ20により、ワードドライバ群21の所望のワードドライバを選択して、メモリアレイ13中の所望のワード線を駆動する。また、メモリアレイ中のビット線にセンスアンプ群32が接続される。列デコーダ30により制御される入出力セレクタ31を介して、ライトアンプ51またはメインアンプ52とセンスアンプ群32が、書込み信号あるいは読み出し信号の授受を行う。入力データは、ライトラッチ50を介して、ライトアンプ51に伝達される。メインアンプ52の出力は、リードラッチ53を介して、出力データとして出力される。プレート電位制御回路40はプレートドライバ41を経由して、メモリアレイプレート線を制御する。一斉書込み制御回路12により、一斉書込み選択回路11やプレート電位制御回路40を制御する。
この構成により、通常動作時は一斉書込み選択回路11がアドレスバッファ10から指令されたアドレスをそのまま次段の回路へ伝送し、一斉書込み動作時には全アドレスを強制的に選択してワード線、ビット線およびプレート線を一斉に駆動する等の切り替え制御を行う。
図5は、図4中のプレート電位制御回路40とプレートドライバ41を示す回路図である。この回路は、図1のメモリセルMCを有した半導体メモリと同一のチップ上に設けられる。プレート電位制御回路40は、バッファとインバータ及びAND回路からなり、信号Ctl0,Ctl1を出力する。プレートドライバは、プレート線に対応した2個のバッファ410および411で、信号Ctl0,Ctl1に基づき、“0”書込み用プレート線PL0あるいは“1”書込み用プレート線PL1を駆動する。
図中の一斉書込みモード信号initは、非アクティブ(通常動作)時にはCtl0,Ctl1の両方をプレート駆動トリガ信号pldに同期して遷移させ、アクティブ(一斉書込み動作)時にはCtl0のみpldに同期させ、Ctl1はVssレベルに固定させる作用をもつ。
この回路構成により、一斉書込み動作時にはプレート電位供給線PL0,PL1を互いに相補(Vdd,Vss)の電位に駆動できるようにしておく一方、通常動作時には双方を同一に遷移するよう同期動作させることでプレート電位供給線が分離されていない従来メモリ方式を完全に代替することができる。すなわち、一斉書込み動作でのプレート駆動と通常動作でのプレート駆動とを両立できる。
以下では、一斉書込み動作、読み出し動作、書き込み動作について、それぞれタイミングチャートを用いて説明する。図3に示した8個のメモリセルの内、2本のワード線WL0,WL1と2本のビット線BL0,BL1の交点に設けられた4個のメモリセルMC00,MC10,MC01,MC11に着目して説明する。ロウレベルVSSは接地電圧0V、ハイレベルVDDは電源電圧である。ワード線電圧VPPは、ハイレベルVDDよりも、メモリセル内の選択用スイッチトランジスタのしきい値電圧分以上に高い電圧とする。
図6は、一斉書込み動作のタイミングチャートである。メモリセルMC00,MC11への“0”書込みと、メモリセルMC10,MC01への“1”書込みを行っている。全ワード線が同時に制御され、WL0,WL1をワード線電圧VPPに駆動する。また、プレート線PL0をハイレベルVDDに立ち上げ、プレート線PL1はロウレベルVSSに保つ。ここで、ビット線BL0,BL1をハイレベルVDDに立ち上げる。メモリセル内のプレート電極スイッチがプレート線PL1を選択しているメモリセルMC10,MC01では、強誘電体キャパシタに印加される電圧Vbpは−VDDとなり、“1”の状態となる。次に、ビット線BL0,BL1をロウレベルVSSに戻す。メモリセル内のプレート電極スイッチがプレート線PL0を選択しているメモリセルMC00,MC11では、強誘電体キャパシタに印加される電圧VbpはVDDとなり、“0”の状態となる。そして、プレート線PL0をロウレベルVSSに戻した後、両ワード線WL0,WL1もロウレベルVSSに立ち下げ、スタンバイ状態となる。以上により、プレート線との接続関係に応じたデータの一斉書き込みが行われる。すなわち、プレート線PL0に接続された全メモリ素子への一斉“0”書込みと、プレート線PL1に接続された全メモリ素子への一斉“1”書込みが完了する。
ビット線とプレート線の強制電位を不揮発性メモリ素子の両端子へ確定的に印加して、その電圧と向きによって一斉書込みを実現するため、特許文献1および特許文献2に開示されているDRAMの初期設定手法とは、以下の違いがある。
第1に、DRAMの記憶素子であるキャパシタに固定データを書き分ける手段は、一方のキャパシタ端子に接続されたプレート電極電位の変位に伴って、当該他方(選択トランジスタ側)の電荷蓄積ノードの電荷を保存しつつ電位を変位させる方式であるので、当該対応するトランジスタを非選択状態にしてビット線から遮断している。それに対し、FeRAMでは、ビット線とプレート線によって決まる向きの電圧または電流をメモリ素子へ印加することでデータを書き込むので、当該メモリセルのワード線を立ち上げトランジスタを導通している。
第2に、DRAMの初期設定では、通常動作の電位関係に戻す動作が必要である。特許文献1においては、予め各メモリセルの電荷蓄積ノードへ1/2 Vddレベル等の電位を書き込んでおく準備のための動作(予備書込み)を行っている。一方、特許文献2においては、通常とは異なるプレート電極電位状態のまま一斉書込みが完了した電荷蓄積ノード電位を通常状態において確定させるために、プレート電極電位を通常の1/2 Vddレベルへ戻す期間リフレッシュ動作を行う。それに対し、本発明に従った不揮発性メモリでは各メモリ素子の記憶状態に係る何らの事前準備を必要とせず、いつでも一斉書込み動作を実行して完了することができる。
第3に、DRAMの初期設定手法では、各DRAMキャパシタへの固定データの書き分けは分離されたプレート線のそれぞれが単独で担うため、同時並行的に“0”書込みと“1”書込みを完了させている。それに対し、本実施例の動作では、分離されていないビット線を共用しながら、各メモリセルを挟むそれぞれのプレート線と協調動作させ、“0”書込みと“1”書込みを時分割で行なう。
図7は、読み出し動作の例を示すタイミングチャートである。メモリセルMC00,MC01の読み出しと、メモリセルMC10,MC11の読み出しの2サイクルを示している。図6に示した一斉書込み後の読み出しを想定し、メモリセルMC00,MC11に“0”、メモリセルMC10,MC01に“1”が書き込まれている場合である。従来のFeRAMと同様に動作するよう、プレート線PL0とPL1を一緒に駆動する。ワード線WL0をワード線電圧VPPに立ち上げると共に、プレート線PL0,PL1をハイレベルVDDに立ち上げることにより、メモリセルMC00,MC01からビット線BL0,BL1にそれぞれ信号が読み出される。この際、メモリセルMC00内の強誘電体キャパシタに印加される電圧Vbpは正の電圧となり、分極状態を保つのに対し、メモリセルMC01内の強誘電体キャパシタは分極状態が反転する。その結果、ビット線BL0に読み出される“0”読み出し信号の電圧よりも、ビット線BL1に読み出される“1”読み出し信号の電圧の方が大きくなる。それらを、それぞれビット線に接続されたセンスアンプで検出し、所望のセンスアンプのデータを外部へ出力する。また、センスアンプがビット線へ正帰還増幅することで、ビット線BL0はロウレベルVSS、ビット線BL1はハイレベルVDDとなる。その後、プレート線PL0,PL1をロウレベルVSSに戻す。それにより、メモリセルMC01内で、強誘電体キャパシタに印加される電圧Vbpは−VDDとなり、分極反転して元に戻る。そして、ビット線BL1をロウレベルVSSに戻した後、ワード線WL0をロウレベルVSSに戻すことにより、1サイクルの動作が完了する。次のサイクルでは、ワード線WL1を選択し、プレート線PL0,PL1及びビット線BL0,BL1を同様に制御し、メモリセルMC10,MC11からビット線BL0,BL1に、それぞれ“1”,“0”を読み出す動作を示している。
図8は、書込み動作の例を示すタイミングチャートである。図6に示した一斉書込み動作あるいは図7に示した読み出し動作後の書き込みを想定し、メモリセルMC00,MC11に“0”、メモリセルMC10,MC01に“1”が書き込まれているとする。メモリセルMC01に“0”、メモリセルMC11に“1”を書き込む2サイクルを示している。図6に示した読み出し動作と同様に、ワード線WL0とプレート線PL0,PL1を駆動し、メモリセルMC00,MC01からビット線BL0,BL1にそれぞれ信号を読み出し、センスアンプでビット線へ正帰還増幅することで、ビット線BL0はロウレベルVSS、ビット線BL1はハイレベルVDDとなる。ここで、書込みデータに応じて、ビット線BL1をロウレベルVSSにする。その後、プレート線PL0,PL1をロウレベルVSSに戻す。そして、ワード線WL0をロウレベルVSSに戻す以上により、メモリセルMC01内の強誘電体キャパシタは、分極反転した状態を保ち、“0”書き込みが完了する。次のサイクルでは、ワード線WL1とプレート線PL0,PL1を駆動し、メモリセルMC10,MC11からビット線BL0,BL1にそれぞれ信号を読み出し、センスアンプでビット線へ正帰還増幅することで、ビット線BL0はハイレベルVDD、ビット線BL1はロウレベルVSSとなる。ここで、書込みデータに応じて、ビット線BL1をハイレベルVDDにする。その後、プレート線PL0,PL1をロウレベルVSSに戻す。それにより、メモリセルMC10,MC11内で、強誘電体キャパシタに印加される電圧Vbpは−VDDとなる。そして、ビット線BL0,BL1をロウレベルVSSに戻した後、ワード線WL0をロウレベルVSSに戻す。以上により、メモリセルMC11内の強誘電体キャパシタは、分極反転して“1”書き込みが完了する。
本実施例のFeRAMを用いた半導体装置では、起動時や初期化時などに例えば基本プログラム(OS)などの固定データを上記RAMに一斉書込みを行い、プロセッサにプログラムコードを提供することで、速やかにプロセッサの動作を開始させることが出来る。
また、このようにRAMに固定データの一斉書込みを行なうことが出来るので、基本プログラム(OS)などの固定データを格納したROMなど外付けのメモリを搭載する必要がなく、それによりチップ面積や消費電力の削減を図ることが出来たり、この半導体集積回路を搭載したシステムの軽量コンパクト化を図ることも出来る。
メモリ内の固定的データ・プログラムを恒常的に参照するシステムにおいても、使用中の事故によるデータ破損に備えたリカバリ用の外部記憶媒体(光ディスク、ネットワーク回線等)の提供が不要となる。
図9は、図1に示したメモリセルを、折り返しビット線型に配置したアレイ構成を示している。図中、BL0tとBL0b,BL1tとBL1bは、それぞれ相補関係にあるビット線対であり、BL0t,BL1tが正論理のビット線、BL0b,BL1bが負論理のビット線である。4本のワード線WL0〜WL3と2組のビット線対に対応した8ビット分のメモリセルMC00,MC10,MC20,MC30,MC01,MC11,MC21,MC31を示している。ワード線WL0〜WL3は、ワードドライバWD0〜WD3により、選択的に駆動される。ビット線対BL0tとBL0b,BL1tとBL1bは、差動入力センスアンプSAd0,SAd1に接続されている。プレート線PL0,PL1は、プレートドライバPDにより駆動される。
このようなビット線対を用いたメモリアレイでは、どちらのビット線にメモリセルが接続されているかによって、図2を用いて説明した当該メモリセルの物理的な状態値(物理値)と外部との読み書き値(論理値)との対応関係が反転し、負論理のビット線BL0b,BL1bに接続されたメモリ素子MC20,MC30,MC21,MC31では、その物理値と論理値との関係が正論理のメモリ素子MC00,MC10,MC01,MC11の場合と逆になる。図の例では、書き込まれる固定データの物理値が、メモリセルMC00,MC30,MC11,MC21では“0”、MC10,MC20,MC01,MC31では“1”であり、読み出される論理値としては、メモリセルMC00,MC20,MC11,MC31では“0”、MC10,MC30,MC01,MC21では“1”となる。このように、折り返し型ビット線構成を用いたメモリアレイに本発明を適用するにあたっては、保持させたい固定データのメモリアドレスによって変換される物理値によってプレート線をパターンニングすればよく、負論理のメモリ素子に固定データとして“0”を書き込みたい場合には第2プレート電位供給線PL1が接続され、且つ、“1”を書き込みたい場合には第1プレート電位供給線PL0が接続されるように配線設計を行なうことで対応することが出来る。
一般に、折り返し型ビット線構成のメモリアレイは、開放型ビット線構成に比べ、データ読出し時のノイズ耐性に優れている。折り返し型ビット線構成にも、本実施例のように、本発明を適用できる。
図10は、図1とは別な構成のメモリセルを用いたメモリアレイ構成の例を示している。1ビットを記憶する単位メモリセルは、図1のメモリセルでは1個のトランジスタTRと1個の強誘電体キャパシタを含む1T1C型であるのに対し、2個のトランジスタTRt,TRbと2個の強誘電体キャパシタFCt,FCbを含む2T2C型である。誘電体キャパシタFCt,FCbは、プレート電極スイッチSWt,SWbにより、“0”書込み用プレート線PL0あるいは“1”書込み用プレート線PL1に接続される。この図では、2本のワード線WL0,WL1と2組のビット線対BL0tとBL0b,BL1tとBL1bに対応した4ビット分のメモリセルTC00,TC10,TC01,TC11を示している。ワード線WL0,WL1は、ワードドライバWD0,WD1により、選択的に駆動される。ビット線対BL0tとBL0b,BL1tとBL1bは、差動入力センスアンプSAd0,SAd1に接続されている。プレート線PL0,PL1は、プレートドライバPDにより駆動される。
図の例では、書き込まれる固定データの論理値は、メモリセルTC00,TC11では“0”、TC10,TC01では“1”の場合を示している。
動作は、第1実施例と同様に行う。このような2T2C型メモリセルを用いると、ビット線対の一方には、図1の1T1C型メモリセルの“0”読み出しの信号が、他方には1T1C型メモリセルの“1”読み出しの信号が読み出される。それをセンスアンプで比較して検出するため、読み書きデータの信頼性・ノイズ耐性が、図9に示した1T1C型メモリセルの折り返しビット線型メモリアレイよりも、さらに高い。
この場合も、保持させたい固定データに対応した各メモリ素子が記憶するべき物理値に応じてプレート線をパターンニングすることで、本発明を適用できる。本実施例の2T2C型メモリセルは、図1で示した1T1C型を対で用いているいわゆるツインセル型であるが、プレート線は初期設定で“0”にするメモリセルと“1”にするメモリセルとで逆に接続することにより、図1と同様に2本で良い。プレートドライバも2個で済む。
図11は、プレート線を分割したメモリアレイ構成の例を示している。隣接するワード線2本分毎にプレート線対を設けている。
図3と同様に、4本のワード線WL0〜WL3と2本のビット線BL0,BL1に対応した8ビット分のメモリセルMC00,MC10,MC20,MC30,MC01,MC11,MC21,MC31を示している。ワード線WL0〜WL3は、ワードドライバWD0〜WD3により、選択的に駆動される。ビット線BL0,BL1は、センスアンプSA0,SA1に接続されている。ワード線WL0,WL1に対応してプレート線対PL0,PL1が設けられ、ワード線WL2,WL3に対応してプレート線対PL20,PL21が設けられ、プレートドライバPDGにより駆動される。
このメモリアレイ構成において、通常の読み書き動作時には、選択ワード線と対応するプレート線対1つのみを駆動する。それにより、駆動されるプレート線の容量が小さくなり、プレート駆動に伴う消費電力を低減できると共に、メモリアレイに発生するノイズが小さくなる。
固定データの一斉書込み時には、全ワード線を選択しつつ、全プレート線対を“0”書込み用プレート線群と“1”書込み用プレート線群の2系統に分類して、それぞれ一斉に駆動するよう制御する。それにより、メモリアレイ全体を一斉に初期化できる。
場合によっては、一斉書込みアドレス範囲のワード線群のみを選択し、当該ワードアドレス範囲に対応するプレート線群のみを分類して駆動すれば、所望のアドレス範囲のメモリセルのみを初期化することもできる。それにより、固定データの部分的な再現も可能である。
図12は、図11のメモリアレイに対応したプレート電位制御回路42とプレートドライバ43の構成例を示している。プレート電位制御回路42は、バッファとインバータ及びAND回路からなり、信号Ctl00,Ctl01,Ctl20,Ctl21を出力する。プレートドライバは、プレート線に対応したバッファ430および431で、信号Ctl00,Ctl11,Ctl20,Ctl21に基づき、プレート線PL00,PL01,PL20,PL21を駆動する。
通常の読み書き動作時には、一斉書込みモード信号initを非アクティブにして、書込みワード線のアドレスに対応したプレート線対を駆動する。固定データの一斉書込み時にはinitをアクティブにして、全ワード線が選択されるのに対応して全プレート線を“0”書込み用プレート線群(PL00,PL20,…)と“1”書込み用プレート線群(PL01,PL21,…)の2系統に分けて、それぞれ一斉に駆動する。前述した固定データの部分的な再現を可能とするために、一斉書込みアドレス範囲のワード線群のみが選択されるのに対応して、当該ワードアドレス範囲のプレート線群のみを分類して駆動することもできる。
図13は、本発明によるFeRAMの別なメモリセルを示す回路図である。図1のメモリセルMCに対し、トランジスタTRと強誘電体キャパシタFCの位置を入れ替えている。このメモリセルでも図1のメモリセルと同様に、一斉書込み動作を実現できる。いずれのメモリセルにするかは、製造プロセスの得失や電気特性の優劣により選択できる。
本発明は、FeRAM以外のメモリを用いる場合にも適用可能である。
図14は、本発明によるスピン注入型磁気抵抗メモリ(SPRAM)のメモリセルを示す回路図である。図1のメモリセルでの強誘電体キャパシタFCをスピン注入型磁気抵抗素子MRに置き換えた構成となっている。図1と同様に、BLはビット線、WLはワード線、TRは選択用スイッチトランジスタ、SWはプレート電極スイッチである。
スピン注入型磁気抵抗素子は、強磁性層の磁化の向きでデータを記憶する。磁性層の磁化の向きを通過電流の向きによって変化させることで抵抗値の高低を切り替え、それぞれの状態を“0”と“1”に対応させて読み書きする。メモリセルMCのプレート電極を固定データに応じてプレート線PL0,PL1のいずれかに接続するようパターンニングすることで、ビット‐プレート線間電圧Vbpおよびそれにより発生する電流Ibpの向きを単位メモリセル毎に切り替えられるようにすることで、本発明による固定データ発生機構を適用できる。
図15は、本発明によるSPRAMの別なメモリセルを示す回路図である。図14のメモリセルのプレート電極スイッチSWを、溶断型電気ヒューズ素子FS0,FS1に置き換えている。図14と同様に、BLはビット線、WLはワード線、TRは選択用スイッチトランジスタ、MRはスピン注入型磁気抵抗素子である。
溶断型電気ヒューズは、製造時には導通状態にあり、ある一定以上の電流を流すことによって溶断し、非可逆的に絶縁状態になるヒューズ素子であり、一般には半導体集積回路の配線材料に使われているポリシリコンまたは銅(Cu)で形成される。ビット線BL0とプレート線PL0,PL1のどちらか一方との間に瞬間的に高電圧を印加し、当該一方の電気ヒューズを溶断させるに足る電流量を流してカット(以下、プログラムという)すれば、製造時マスクパターンの切り替えによらず、図14の実施例と同様にプレート電極制御による固定データ発生機構を実現できる。スピン注入型磁気抵抗素子は、強誘電体キャパシタなどと異なり、一定の電流を流すことができるので、電気フューズの切断経路とすることができる。
全メモリセルについて所望の固定データに応じて溶断型電気フューズを切断するには、通常の書込みシーケンス同様にワード線とビット線のアドレッシングにより各メモリセルを順次選択しながら、プログラムしたい固定データに応じてプレート線PL0,PL1のどちらか一方(カットしたい方)にビット線との間に高電圧をなす電位を供給すればよい。このことにより、内在させる固定データの異なる複数種類のメモリチップを作り分ける場合、製造時マスクパターンを唯一にして製造者が出荷前にプログラムしたり、特定のプログラム用シーケンスを提供することでユーザが任意にデータをプログラムしたりすることが可能になる。
なお、ヒューズプログラム時のビット‐プレート線間電圧Vbpの大きさと向きについては、トランジスタやメモリ素子の特性劣化に留意しながら、ヒューズに必要な電流量を確保できるようメモリ素子の抵抗値が小さくなる向きの電圧を選択することが望ましく、プログラム時に選択されるPL0,PL1の別によって変更する必要はない。
図16は、本発明によるSPRAMのさらに別なメモリセルを示す回路図である。図15に示したメモリセルの溶断型電気ヒューズFS0,FS1を、アンチヒューズAF0,AF1に置き換えている。図14あるいは図15と同様に、BLはビット線、WLはワード線、TRは選択用スイッチトランジスタ、MRはスピン注入型磁気抵抗素子である。
アンチヒューズ素子は、溶断型電気ヒューズとは逆に、製造時(プログラム前)には絶縁状態にあり、ある一定以上の高電圧の印加によって非可逆的に導通状態になるヒューズ素子であり、一般にはMOS(Metal Oxide Semiconductor)やMIM(Metal-Insulator-Metal)の形態を成す素子内の絶縁層を絶縁破壊させることで導通させている。
この実施例においても、ワード線とビット線のアドレッシングにより各メモリセルを順次選択しながら、プログラムしたい固定データに応じてプレート線PL0,PL1のどちらか一方(接続したい方)にビット線との間に高電圧をなす電位を供給すれば、図14の実施例と等価なプレート電極パターンニングを実現できる。
10:アドレスバッファ
11:一斉書込み選択回路
12:一斉書込み制御回路
13:メモリアレイ
20:行デコーダ
21:ワードドライバ群
30:列デコーダ
31:入出力セレクタ
32:センスアンプ群
40:プレート電位制御回路
41,PD,PDG:プレートドライバ
410,411,430,431:バッファ
50:ライトラッチ
51:ライトアンプ
52:メインアンプ
53:リードラッチ
MC,MC00,MC10,MC20,MC30,MC01,MC11,MC21,MC31,TC00,TC10,TC01,TC11:メモリセル
FC,FCt,FCb:強誘電体キャパシタ
TR,TRt,TRb:選択トランジスタ
BL,BL0,BL1:ビット線
BL0t,BL1t:正論理ピット線
BL0b,BL1b:負論理ピット線
WL,WL0〜WL4:ワード線
SW,SWt,SWb:プレート電極スイッチ
PL0,PL00,PL20:“0”書き込み用プレート線
PL1,PL01,PL21:“1”書き込み用プレート線
WD0〜WD3:ワードドライバ
SA0,SA1,SAd0,SAd1:センスアンプ
FS0,FS1:溶断型電気ヒューズ
AF0,AF1:アンチヒューズ

Claims (9)

  1. 複数のワード線と、
    複数のビット線と、
    上記複数のワード線と上記複数のビット線との所望の交点に配置された多数のメモリセルを有するメモリアレイを備え、
    上記メモリセルは、不揮発性記憶素子と、選択用スイッチトランジスタを含む半導体装置において、上記メモリアレイは、
    第1のプレート線と、第2のプレート線をさらに具備し、
    上記多数のメモリセルは、第1のメモリセル群と第2のメモリセル群に分けられ、
    上記第1のメモリセル群は、第1のプレート線に接続され、
    上記第2のメモリセル群は、第2のプレート線に接続され、
    上記第1のメモリセル群中の不揮発性記憶素子を第1の記憶状態に、上記第2のメモリセル群中の不揮発性記憶素子を第2の記憶状態に、一斉に書き込む機能を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記メモリセルは、プレート電極スイッチをさらに有し、
    上記選択用スイッチトランジスタはMOSFETであり、
    上記不揮発性記憶素子は、2端子素子であり、
    上記MOSFETのゲート電極は、上記ワード線に接続され、ソース電極とドレイン電極の一方は、上記ビット線に接続され、ソース電極とドレイン電極の他方は、上記不揮発性記憶素子の一端に接続され、
    上記不揮発性記憶素子の他端は、上記プレート電極スイッチに接続され、
    上記プレート電極スイッチは、上記第1のプレート線及び上記第2のプレート線に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記メモリセルは、プレート電極スイッチをさらに有し、
    上記選択用スイッチトランジスタはMOSFETであり、
    上記不揮発性記憶素子は、2端子素子であり、
    上記MOSFETのゲート電極は、上記ワード線に接続され、ソース電極とドレイン電極の一方は、上記プレート電極スイッチに接続され、ソース電極とドレイン電極の他方は、上記不揮発性記憶素子の一端に接続され、
    上記不揮発性記憶素子の他端は、上記ビット線に接続され、
    上記プレート電極スイッチは、上記第1のプレート線及び上記第2のプレート線に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記メモリセルは、2個の上記不揮発性記憶素子と、2個の上記選択用スイッチトランジスタを含むことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記不揮発性記憶素子は、強誘電体キャパシタであることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体装置において、
    上記不揮発性記憶素子は、スピン注入型磁気抵抗素子であることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項2または請求項3に記載の半導体装置において、
    上記プレート電極スイッチは、配線層あるいは接続孔の製造マスクパターンにより設定されることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項2または請求項3に記載の半導体装置において、
    上記プレート電極スイッチは、溶断型電気ヒューズ素子で構成されることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項2または請求項3に記載の半導体装置において、
    上記プレート電極スイッチは、アンチヒューズ素子で構成されることを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109658976A (zh) * 2017-10-11 2019-04-19 格芯公司 用于具有分割字线的多次可编程存储器(mtpm)的裕度测试
CN111466025A (zh) * 2018-07-05 2020-07-28 桑迪士克科技有限责任公司 具有池式电容器的非易失性存储器

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