JP2011197802A - ユーザ特徴と利用動向の分析システム、およびその処理方法とプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画面情報を構成するオブジェクト毎の操作履歴情報が示すオブジェクトの種別、または当該オブジェクトの操作時刻、または当該オブジェクトの操作回数、または当該オブジェクトに対する操作種別の少なくとも何れか1つと、画面情報を利用するユーザの特徴を判定するユーザ特徴判定アルゴリズムと、に基づいて、画面情報のユーザ特徴を判定する。そして、ユーザそれぞれの複数の操作履歴情報で示される操作対象のオブジェクトの種別または操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか一方または両方と、ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、ユーザそれぞれの動向分析情報を特定する。
【選択図】図1
Description
ここで、ユーザの操作履歴、ユーザの属性(システム利用にあたり予め登録する、ユーザの氏名、年齢、性別、住所、職業、家族構成、趣味など)、ユーザの利用したコンテンツ情報(ジャンル、内容など)に基づいて、データマイニング手法を用いて、ユーザの動向を分析する技術が開示されている。
また上述の処理によれば、人による推定よりも詳細な「ユーザの特徴」が推定でき、従来では得られない詳細なユーザ動向を得ることによって、ウェブページのユーザビリティ評価の精度向上やダイレクトマーケティングの有効性向上を図ることができる。
また上述の処理によれば、人による推定よりも詳細な「ユーザ特徴」が推定できることによって、その詳細な「ユーザの特徴」またはそれを含む「ユーザプロファイル情報」を用いて、一般的なデータマイニング手法によりコンテンツ分析をし、これにより、従来の分析手法に比べて詳細な分析結果を得ることができる。
以上から、よりターゲットを絞ったコンテンツの作成(ユーザに合った内容、提供方法、画面設計等)や、より効果的なダイレクトマーケティングが可能となる。
図1は同実施形態によるユーザ特徴と利用動向の分析システムの構成を示すブロック図である。
この図において、符号1はインターネット上にウェブページ(画面情報)等のコンテンツを配信するウェブサーバである。また2はウェブページを閲覧・利用するユーザの、当該ウェブページにおける操作履歴を取得する操作履歴システムである。また3はユーザがウェブページに入力した入力内容情報の検出や、ウェブページの操作履歴等に基づいてユーザの特徴を抽出する処理を行うプロファイリングシステムである。また4はユーザの操作履歴や、ウェブページへの入力内容情報や、ユーザ特徴に基づいて、ウェブページを利用するユーザの動向を分析処理するウェブアプリケーション分析システム(以下、WebAP分析システムとする)である。
この図で示すように、操作履歴取得システム2は、端末8のウェブブラウザから操作履歴情報を受信する操作履歴受信部21を備える。
また操作履歴DB装置5は、操作履歴取得システム2から操作履歴情報を取得して自装置の備える操作履歴DBに記録するとともに、プロファイリングシステム3の要求に応じて操作履歴情報を出力する操作履歴DB連携部51を備える。
またプロファイリングシステム3は操作履歴情報や入力内容情報を受信して、それらの情報とユーザ特徴判定ルールデータとに基づいてユーザ特徴を推定するユーザ特徴判定部31を備える。
またユーザプロファイルDB装置7は、自装置の備えるユーザプロファイルDBへ、プロファイリングシステム3で判定されたユーザ特徴の情報や、プロファイリングシステム3から受信した入力内容情報や、ウェブサーバ1から受信した端末8を利用するユーザの属性情報を記録し、またWebAP分析システム4からの要求に基づいて当該ユーザ特徴の情報や入力内容情報を送信するユーザプロファイルDB連携部71を備える。
またWebAP分析システム4は、ユーザプロファイルDB装置7から取得したユーザ特徴情報や、入力内容情報、また操作履歴DB装置5から取得した操作履歴情報に基づいて、ユーザ動向を分析するユーザ動向分析部41を備える。
また端末8はウェブブラウザのプログラムが実行されることにより操作履歴取得部81を備える。なお、操作履歴取得部81の機能を実行させるプログラムがコンテンツ中に含まれ、これを実行することによって端末8が当該操作履歴取得部81の機能を備えるようにしてもよい。
そして、本実施形態によるユーザ特徴と利用動向の分析システムは、少なくとも、操作履歴取得システム2、プロファイリングシステム3、WebAP分析システム4、操作履歴DB装置5、入力内容DB装置6、ユーザプロファイルDB装置7が通信ネットワークを介して接続されることにより構成される。それらシステムや装置に加え、ユーザ特徴と利用動向の分析システムの定義としては、ウェブサーバ1をさらに含む構成としてもよいし、また端末8をさらに含む構成としてもよい。
そして、ユーザ特徴と利用動向の分析システムは、ユーザそれぞれの操作履歴情報で示される操作対象のオブジェクトの種別または操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか一方または両方と、ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、ユーザそれぞれの動向分析情報を特定する処理を行う。
また、ユーザ動向分析部は、判定したユーザの特徴を読み取って、当該特徴が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、ユーザそれぞれの複数の操作履歴情報で示される操作対象のオブジェクトの種別または操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか一方または両方と、ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、複数のユーザに関する動向分析情報を特定する処理を行う。
このような処理により、ユーザ特徴と利用動向の分析システムは、ウェブページ等の画面情報を利用するユーザの特徴に基づいてそれら特徴が一致するユーザグループの動向や、ユーザ個人の動向を分析する。
なお、本実施形態においては、画面情報がウェブページである場合の例について説明するが、画面情報はその他の情報、例えば動画像データであってもよい。つまり、画面情報は、オブジェクトによって構成された画面情報であれば、どのようなものであってもよい。
図3はユーザ特徴と利用動向の分析システムの処理フローを示す第1の図である。
まず、端末8がウェブブラウザの機能によりウェブサーバ1にアクセスしてウェブページ等のコンテンツを受信する。そして端末8の表示部にウェブページを表示する。端末8の操作履歴取得部81は、ウェブブラウザの操作が行われるとその操作履歴情報を取得する。例えば、操作履歴情報としては、オブジェクト毎の操作内容やその操作時刻などである。オブジェクトとは、ウェブページを構成する当該ウェブページ上に表示されたボタン、入力カラム、スクロールバーなどである。また操作内容とは、ボタン押下、入力カラムへの文字列の入力、オブジェクトの操作開始時刻及び終了時刻、スクロールバーを利用したウェブページの表示位置のスクロールなどである。そして、操作履歴取得部81は、操作履歴や端末IDなどを含む操作履歴情報を、所定のタイミング(例えば、ウェブブラウザ利用停止時や、所定の時間間隔など)で操作履歴取得システム2へ送信する。操作履歴取得システム2の操作履歴受信部21は操作履歴情報を受信すると(ステップS101)、その操作履歴情報を操作履歴DB装置5へ送信する(ステップS102)。そして、操作履歴DB装置5の操作履歴DB連携部51が自装置に備えられた操作履歴DBへ操作履歴情報を登録する(ステップS103)。
次に、図4を用いてウェブページのユーザ特徴の判定処理の詳細について説明する。
まず、ユーザ特徴判定部31は、ユーザ特徴の判定処理の開始を検出すると(ステップS201)、操作履歴DB装置5へ操作履歴情報の送信を要求する(ステップS202)。そして、その応答として操作履歴DB連携部51から操作履歴情報を受信する(ステップS203)。またユーザ特徴判定部31は、入力内容DB装置6へ入力内容情報の送信を要求する(ステップS204)。そして、その応答として入力内容DB連携部61から入力内容情報を受信する(ステップS205)。ユーザ特徴判定部31は、操作履歴情報と入力内容情報とを受信すると、それら情報に格納されている端末IDに基づいてソートし、ウェブサーバ1が配信するウェブページを利用したユーザ毎に、操作履歴情報と入力内容情報とをメモリや記憶部に一時記録する(ステップS206)。また、ユーザ特徴判定部31は、自装置内の記憶部からユーザ特徴判定ルールデータを読み取る(ステップS207)。そして、操作履歴情報と、入力内容情報と、ユーザ特徴判定ルールデータと、を用いて、ユーザ毎にそのユーザ特徴を判定する(ステップS208)。
本実施形態において、ユーザ特徴判定ルールデータは7つ存在し、(1)プライスセンシビリティ(価格関心度)、(2)IT(Information Technology)スキル、(3)契約関心度、(4)商品知識度、(5)生活パターン、(6)コミュニケーション柔軟性、(7)音声依存度、の各特徴を判定するためのデータである。
より具体的には、(1)のプライスセンシビリティの度合いが高いか低いかを判定するユーザ特徴判定ルールデータは、料金に関するウェブページを繰り返し閲覧しているユーザが、プライスセンシビリティの度合いが高いユーザであると特定するためのデータである。例えば、このルールデータには、アクセス元のウェブページに表示されたボタンのうち料金に関するウェブページへアクセスするための遷移ボタンの識別情報と、料金に関するウェブページからアクセス元のウェブページへ戻るための遷移ボタンの識別情報と、料金に関するウェブページに表示された料金内訳の詳細ページへアクセスするための遷移ボタンの識別情報と、各遷移ボタンが押下された場合のポイント数、プライスセンシビリティ判定アルゴリズムなどが格納される。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザのプライスセンシビリティの判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報(より具体的には、1アクセスの操作履歴情報)を読み取って、料金に関するウェブページへアクセスする遷移ボタンが表示されるアクセス元のウェブページの当該遷移ボタンの識別情報と、料金に関するウェブページに表示されるアクセス元のウェブページに戻るための遷移ボタンの識別情報が、所定の時間内に所定の閾値で示される回数以上、操作履歴情報に出現するかを判定する。それら2つの遷移ボタンの押下が所定の時間内に所定の閾値で示される回数以上、操作履歴情報に出現する場合には、アクセス元のウェブページと、アクセス先の料金に関するウェブページとの間でウェブページの閲覧を切り替えて、料金に関するウェブページを詳しく閲覧していると判断できる。従ってユーザ特徴判定部31は、操作の状態に応じて当該ユーザにポイント数を付与し、例えばプライスセンシビリティ判定結果テーブルにユーザの利用する端末IDに対応付けてポイント数を記録する。また料金に関するウェブページに表示された料金内訳の詳細ページへアクセスするための遷移ボタンの種別情報が、操作履歴情報に出現する場合にもポイントを付与し、例えばプライスセンシビリティ判定結果テーブルにユーザの利用する端末IDに対応付けてポイント数を記録する。そして、この処理をウェブページにアクセスした全てのユーザに対して行う。そして、ユーザ特徴判定部31は、ポイント範囲毎(例えば0ポイント〜100ポイント、101ポイント〜201ポイント・・・)に、当該ポイント範囲内のポイントが付与されたユーザの延べ人数をカウントする。例えば、0〜100ポイントが付与されたユーザの延べ人数を算出し、101〜200ポイントが付与されたユーザの述べ人数算出し、またこのようにポイント範囲毎のユーザ延べ人数を順次算出して、図6(b)で示すようなグラフを生成できるデータを生成する。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザのITスキルの判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報を読み取って、例えば、当該操作履歴情報から、ITスキル判定用の入力カラムが表示される契約者情報入力ページにおいて、当該入力カラムにユーザ入力した文字列の最初の文字が入力された時刻Aと、当該文字列の最後の文字列が入力された時刻Bとを読み取る。そして、{(時刻B−時刻A)÷文字列に含まれる文字数}によって1文字の入力時間を計算する。そしてユーザ特徴判定部31は、この入力時間の範囲毎にユーザの人数をカウントする。例えば、1文字の入力時間がa1ミリ秒〜a2ミリ秒の人数を算出し、また1文字の入力時間がb1ミリ秒〜b2ミリ秒の人数を算出し、このような入力時間の範囲毎のユーザの人数を順次算出して、図7(b)で示すようなグラフを生成できるデータを生成する。
なお、このほか、図7(a)で示すように、ITスキルの度合い判定するための入力カラムとして、性と名の2つの入力カラムがウェブ上で指定されている場合において、ユーザ特徴判定部31は、それぞれの入力カラムに入力された最初の文字の入力時刻c1と最後の文字の入力時刻c2とを操作履歴情報から読み取る。そして、ユーザ特徴判定部31は、Σ(c2−c1)の計算式によって、姓と名の2つの入力カラムに契約者氏名の文字列が入力される入力時間の総和を算出して、当該入力時間の閾値との比較によってITスキルの度合いを判定してもよい。
また、入力カラムへの入力時刻ではなく、性と名の2つの入力カラムがウェブ上で指定されている場合において、ユーザ特徴判定部31は、それぞれの入力カラムにカーソルがフォーカスされた時刻d1とフォーカスが外れた時刻d2とを操作履歴情報から読み取る。そして、ユーザ特徴判定部31は、Σ(d2−d1)の計算式によって、姓と名の2つの入力カラムに契約者氏名の文字列が入力される入力時間の総和を算出して、当該入力時間の閾値との比較によってITスキルの度合いを判定してもよい。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザの契約関心度の判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報を読み取って、例えば、当該操作履歴情報から、契約関心度判定用のウェブページの識別情報に対応付けられて記録されている当該ウェブページにフォーカスが当たった時刻e1と、フォーカスが外れた時刻e2とを読み取る。そして、ユーザ特徴判定部31は、Σ(e2−e1)の計算式によって、契約関心度判定用のウェブページがフォーカスされることにより閲覧された時間の総和を算出し、当該閲覧時間の閾値と比較する。そしてユーザ特徴判定部31は、閲覧時間が閾値より長ければ契約関心度が高いと判定し、閲覧時間が閾値より短ければ契約関心度が高いと判定し、その判定結果と入力時間とを例えばユーザの利用する端末のIDに対応付けて契約関心度判定結果テーブルに登録する。これらの処理はユーザ特徴判定ルールデータに格納された契約関心度判定アルゴリズムに基づいて行われる。ユーザ特徴判定部31は、指示を受け付けた場合には、契約関心度判定結果テーブルに登録されている情報に基づいて、図8(b)で示すようなグラフを生成してモニタ等へ出力する。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザの商品知識度の判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報を読み取って、当該操作履歴情報から、商品知識度判定用のウェブページ(例えば商品リストが表示されるウェブページと、その商品リストのうちの何れかの商品の購入決定ボタンが表示されるウェブページ)の識別情報に対応付けて記録されている時刻を読み取る。商品リストが表示されるウェブページの識別情報に対応付けられて記録されている時刻f1は、当該ウェブページの表示開始時刻であり、また、購入決定ボタンが表示されるウェブページの識別情報に対応付けられて記録されている時刻は、当該ウェブページの購入決定ボタンが押下(クリック)された時刻f2である。ユーザ特徴判定部31は、(f2−f1)の計算式によって、商品リストを表示してから商品が購入されるまでの購入決定時間を算出し、当該購入決定時間と閾値を比較する。そしてユーザ特徴判定部31は、購入決定時間が閾値より長ければ商品知識度が高いと判定し、購入決定時間が閾値より短ければ商品知識度が高くないと判定し、その判定結果と購入決定時間とを例えばユーザの利用する端末のIDに対応付けて商品知識度判定結果テーブルに登録する。これらの処理はユーザ特徴判定ルールデータに格納された商品知識度判定アルゴリズムに基づいて行われる。ユーザ特徴判定部31は、指示を受け付けた場合には、商品知識度判定結果テーブルに登録されている情報に基づいて、図9(b)で示すようなグラフを生成してモニタ等へ出力する。
図11はウェブページを利用するユーザの生活パターンの判定概要を示す図である。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザの生活パターンの判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報や入力内容情報を読み取って、当該操作履歴情報や入力内容情報から、図10で示すような生活パターン判定用のウェブページ(例えば工事日選択画面のウェブページ)の識別情報に対応付けられて記録されている選択された工事日の曜日、工事の時間帯、または工事日相談の有無の情報を読み取る。そして、ユーザ特徴判定部31は、曜日が平日(月〜金)を示す場合、当該工事日の指定を行ったユーザを平日型判定し、また曜日が休日(土,日,祝日を)示す場合、当該工事日の指定を行ったユーザを休日型と判定する。またユーザ特徴判定部31は、選択された工事の時間帯を判定し、当該時間帯によって在宅時間の判定を行う。またユーザ特徴判定部31は、選択された工事日相談有無の情報に基づいて生活パターンが不確定かどうかを判定する(工事日相談が無い場合には生活パターンが確定であると判定し、工事日相談がある場合には生活パターンが不確定であると判定する)。そしてユーザ特徴判定部31は、それらの判定結果の情報を例えばユーザの利用する端末のIDに対応付けて生活パターン判定結果テーブルに登録する。これらの処理はユーザ特徴判定ルールデータに格納された生活パターン判定アルゴリズムに基づいて行われる。ユーザ特徴判定部31は、指示を受け付けた場合には、商品知識度判定結果テーブルに登録されている情報に基づいて、図9(b)で示すようなグラフを生成してモニタ等へ出力する。なお、ユーザ特徴判定部31は、生活パターン判定用のウェブページへのアクセス開始時刻とアクセス終了時刻を操作履歴情報から読み取って、その時間帯から、在宅時間を判定するようにしてもよい。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザのコミュニケーション柔軟性の判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報や入力内容情報を読み取る。そして、ユーザ特徴判定部31は、当該操作履歴情報や入力内容情報から、図12(b)で示すようなコミュニケーション柔軟性判定用のウェブページ(例えば連絡手続画面のウェブページ)の識別情報に対応付けられて記録されている、選択された連絡手段の種別情報を読み取る。そして、ユーザ特徴判定部31は、連絡手段が「電子メール」であればコミュニケーション柔軟性を「低」と判定し、また連絡手段が「電話」であればコミュニケーション柔軟性を「中」と判定し、連絡手段について「どちらでもよい」という項目を選択している場合にはコミュニケーション柔軟性を「高」と判定する。そしてユーザ特徴判定部31は、それらの判定結果の情報を例えばユーザの利用する端末のIDに対応付けてコミュニケーション柔軟性判定結果テーブルに登録する。これらの処理はユーザ特徴判定ルールデータに格納されたコミュニケーション柔軟性判定アルゴリズムに基づいて行われる。ユーザ特徴判定部31は、指示を受け付けた場合には、コミュニケーション柔軟性判定結果テーブルに登録されている情報に基づいて、図12(c)で示すような判定結果を表示するグラフを生成してモニタ等へ出力する。
ユーザ特徴判定部31は、ウェブページを利用するユーザの音声依存度の判定開始を検出すると、ある1人のユーザの操作履歴情報を読み取って、当該操作履歴情報から、図13(b)で示すようなコミュニケーション柔軟性判定用のウェブページ(例えば連絡手続画面のウェブページ)の識別情報に対応付けられて記録されている、当該ウェブページ上の音声機能ボタンのクリック回数を検出する。この音声機能ボタンは、クリックすることによりウェブページのガイダンス音声を端末8が出力するための機能である。なお音声ガイダンスのデータはウェブサーバ1から端末8へ送信され、当該端末8が音声出力部から出力する。そして、ユーザ特徴判定部31は、当該回数が閾値よりも多い場合には音声依存度を「高」と判定し、それら判定結果と、操作履歴情報における音声機能ボタンの識別情報の検出回数(クリック回数)とを、例えばユーザの利用する端末のIDに対応付けて音声依存度判定結果テーブルに登録する。これらの処理はユーザ特徴判定ルールデータに格納された音声依存度判定アルゴリズムに基づいて行われる。ユーザ特徴判定部31は、指示を受け付けた場合には、音声依存度判定結果テーブルに登録されている情報に基づいて、図13(c)で示すような音声依存度の判定結果を表示するグラフを生成してモニタ等へ出力する。なおこのグラフは、音声機能ボタンのクリック回数(音声機能利用回数)ごとのユーザ人数を示している。
図14はユーザ動向分析処理の処理フローを示す第1の図である。
WebAP分析システム4のユーザ動向分析部41は、ユーザプロファイルDB装置7へ、ユーザ特徴情報と、入力内容情報と、ユーザ属性情報との送信要求を行い、また、操作履歴DB装置5へ操作履歴情報の送信要求を行う(ステップS301)。これにより、ユーザプロファイルDB装置7はWebAP分析システム4へ、それらユーザ特徴情報と、入力内容情報と、ユーザ属性情報とを送信し、また、操作履歴DB装置はWebAP分析システム4へ、操作履歴情報を送信する。そして、WebAP分析システム4のユーザ動向分析部41は、離脱動向判定処理の開始の指示を受け付けると(ステップS302)、当該離脱動向判定処理を示すユーザ動向分析ルールから離脱動向判定アルゴリズム(ユーザ動向分析アルゴリズム)を読み出し(ステップS303)、当該アルゴリズムに基づいて以下の処理を開始する。まずユーザ動向分析部41は、操作履歴情報から、あるユーザの最終操作オブジェクト(ボタンやカラム)の識別情報を読み取って(ステップS304)、その操作オブジェクトによって構成されるウェブページIDを、操作オブジェクトとそれにより構成されるウェブページのIDの対応関係を示すデータテーブルから取得する(ステップS305)。そして、このウェブページIDのウェブページが示す種別情報(例えば、価格関連ウェブページ、契約関連ウェブページ、商品表示ウェブページなど)を読み取る(ステップS306)。なお、ユーザ動向分析部41は、分析対象のウェブページ以外のページにアクセスされたときに離脱したと判断し、その際の分析対象のウェブページ内の最後の操作オブジェクトを検出する。
なお、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴が共通するユーザの利用する端末8のIDに基づいて、特徴を同じにするユーザグループが示す離脱動向判定処理を行う代わりに、別途取得した属性情報が同じユーザの利用する端末8のIDに基づいて、当該属性情報を同じにするユーザグループが示す離脱動向判定処理を行うようにしてもよい。またユーザ動向分析部41は、取得した入力内容情報が同じユーザの利用する端末8のIDに基づいて、入力内容情報を同じにするユーザグループが示す離脱動向判定処理を行うようにしてもよい。
図15はユーザ動向分析処理の処理フローを示す第2の図である。
WebAP分析システム4のユーザ動向分析部41は、迷い動向箇所判定処理の開始の指示を受け付けると(ステップS401)、当該迷い動向箇所判定処理を示すユーザ動向分析ルールから離脱動向判定アルゴリズム(ユーザ動向分析アルゴリズム)を読み出し(ステップS402)、当該アルゴリズムに基づいて以下の処理を開始する。まずユーザ動向分析部41は、操作履歴情報から、ウェブサーバ1と端末8の間の同一セッションにおける、あるユーザのウェブページ操作に関する操作オブジェクト(ボタンやカラムまたはウェブページ自体)の識別情報を読み取る(ステップS403)。そしてユーザ動向分析部41はその操作オブジェクトの識別情報のうち、所定の回数以上出現する操作オブジェクトの識別情報が複数検出できるかを判定する(ステップS404)。そして、ユーザ動向分析部41は、所定の回数以上出現する操作オブジェクトの識別情報が複数検出できる場合には、それらの操作オブジェクトを構成するウェブページ間でユーザが反復閲覧していると判定する(ステップS405)。例えば、商品価格のウェブページと、商品詳細説明のウェブページの識別情報が所定の回数以上同一セッションにおける操作履歴情報内から検出した場合、ユーザは、商品価格と商品詳細説明とを反復閲覧して商品の購入を迷っていると判定することができる。そしてユーザ動向分析部41は、所定の回数以上同一セッションにおける操作履歴情報内から検出した複数のウェブページの識別情報を、迷い動向箇所情報(動向分析情報)として、ユーザの利用する端末8のIDとに対応付けて、自装置の備えた記憶部内の迷い動向箇所判定結果テーブルに記録する(ステップS406)。
なお、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴が共通するユーザの利用する端末8のIDに基づいて、特徴を同じにするユーザグループが示す迷い動向箇所判定処理を行う代わりに、別途取得した属性情報が同じユーザの利用する端末8のIDに基づいて、当該属性情報を同じにするユーザグループが示す迷い動向箇所判定処理を行うようにしてもよい。またユーザ動向分析部41は、取得した入力内容情報が同じユーザの利用する端末8のIDに基づいて、入力内容情報を同じにするユーザグループが示す迷い動向箇所判定処理を行うようにしてもよい。
図16はユーザ動向分析処理の処理フローを示す第3の図である。
WebAP分析システム4のユーザ動向分析部41は、離脱原因判定処理の開始の指示を受け付けると(ステップS501)、当該離脱原因判定処理を示すユーザ動向分析ルールから離脱原因判定処理アルゴリズム(ユーザ動向分析アルゴリズム)を読み出し(ステップS502)、当該アルゴリズムに基づいて以下の処理を開始する。まずユーザ動向分析部41は、あるユーザの操作履歴情報から、同一セッションにおける最終n個の操作オブジェクトを抽出する(ステップS503)。そして、その最終n個の操作オブジェクトのうち、最後の操作オブジェクトの種別と同一の種別が、連続して最後まで所定の回数以上操作され(ステップS504)、かつ、それら同一の種別の操作オブジェクトがそれぞれ1回以上出現せず(反復閲覧がない)(ステップS505)、また、当該連続する同一種別の操作オブジェクトの最初の操作時刻から最後の操作オブジェクトの操作時刻までの時間で示される閲覧時間が基準閾値を超えるかを判定する(ステップS506)。そして全てYesの場合、ユーザ動向分析部41は、当該ウェブページの種別によって特定される原因によって、ユーザが離脱したと判定する(ステップS507)。つまり、例えば、ユーザが「操作開始(時刻t0)・・・ → 商品リストページの商品Xの機能閲覧ボタン(t1)→ 機能詳細閲覧ボタン(t2)→ 機能詳細ウィンドスクロール(t3)→ 機能詳細ウィンドスクロール(t4) → ブラウザ・クローズボタン(最終操作)=離脱(t5)」という操作である場合、最後のt2〜t5までの操作における操作オブジェクトは全て種別が「商品Xの機能」である。そして、「t5−t2」の算出により得られた商品Xの機能に関する閲覧時間が所定の閾値以上である場合、商品Xの機能について時間をかけて閲覧したにもかかわらず操作を終了していることが分かる。従って、このような場合、ユーザ動向分析部41は、ユーザの離脱原因が、商品Xの機能であると判定する。そしてユーザ動向分析部41は、離脱原因であると判定した操作オブジェクトの種別情報を動向分析情報として、端末8のIDとに対応付けて、自装置の備えた記憶部内の離脱原因判定結果テーブルに記録する(ステップS508)。
なお、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴が共通するユーザの利用する端末8のIDに基づいて、特徴を同じにするユーザグループが示す離脱原因判定処理を行う代わりに、別途取得した属性情報が同じユーザの利用する端末8のIDに基づいて、当該属性情報を同じにするユーザグループが示す離脱原因判定処理を行うようにしてもよい。またユーザ動向分析部41は、取得した入力内容情報が同じユーザの利用する端末8のIDに基づいて、入力内容情報を同じにするユーザグループが示す離脱原因判定処理を行うようにしてもよい。
ユーザ動向分析部41は決定木アルゴリズムを利用して、図17(決定木アルゴリズムによる分析結果を示す図)で示すように、決定木グラフを生成して、ウェブページの利用に関するユーザの動向や嗜好や属性を判定するようにしてもよい。例えば、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴データや、操作履歴情報や、ユーザ動向分析部41による判定処理結果や、ユーザの属性情報や、入力内容情報に基づいて、決定木アルゴリズムを用いて、ウェブページを利用して商品を購入したユーザや、商品を購入しなかったユーザが、どのような特徴を示すユーザなのか、どのような属性を示すユーザなのか、どのような動向を示すユーザなのか、どのようなウェブページ上の操作・選択を行ったユーザなのか、等を判定することができる。
つまり、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴と、操作履歴情報と、ユーザの属性情報と、入力内容情報と、決定木アルゴリズムとを用いて、目的達成に影響を与えた操作履歴情報、ユーザ特徴、ユーザの属性情報、入力内容情報のいずれかと、目的達成に影響を与えない操作履歴情報、ユーザ特徴、ユーザの属性情報、入力内容情報のいずれかとの決定木グラフを生成する。
<バスケット分析アルゴリズムの利用>
またユーザ動向分析部41はバスケット分析アルゴリズムを利用して、図18(バスケット分析アルゴリズムによる分析結果を示す図)で示すように、ウェブページの利用に関するユーザの動向や嗜好や属性の相関を判定するようにしてもよい。例えば、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴データや、操作履歴情報や、ユーザ動向分析部41による判定処理結果や、ユーザの属性情報や、入力内容情報に基づいて、バスケット分析アルゴリズムを用いて、ウェブページを利用して商品を購入したユーザや、商品を購入しなかったユーザが、どのような特徴を示すユーザと相関するのか、どのような属性を示すユーザと相関するのか、どのような動向を示すユーザと相関するのか、どのようなウェブページ上の操作・選択を行ったユーザと相関するのか、等を判定することができる。
つまり、ユーザ動向分析部41は、ユーザ特徴と、操作履歴情報と、ユーザの属性情報と、入力内容情報と、バスケット分析アルゴリズムとを用いて、それらユーザ特徴と操作履歴情報とユーザの属性情報と入力内容情報との相関を示すバスケット分析結果グラフを生成する。
また上述の処理によれば、人による推定よりも詳細な「ユーザの特徴」が推定でき、従来では得られない詳細なユーザ動向を得ることによって、ウェブページのユーザビリティ評価の精度向上やダイレクトマーケティングの有効性向上を図ることができる。
また上述の処理によれば、人による推定よりも詳細な「ユーザ特徴」が推定できることによって、その詳細な「ユーザの特徴」またはそれを含む「ユーザプロファイル情報」を用いて、一般的なデータマイニング手法によりコンテンツ分析をし、これにより、従来の分析手法に比べて詳細な分析結果を得ることができる。
以上から、よりターゲットを絞ったコンテンツの作成(ユーザに合った内容、提供方法、画面設計等)や、より効果的なダイレクトマーケティングが可能となる。
2・・・操作履歴取得システム
3・・・プロファイリングシステム
4・・・ウェブアプリケーション分析システム
5・・・操作履歴DB装置
6・・・入力内容DB装置
7・・・ユーザプロファイルDB装置
8・・・端末
Claims (17)
- 画面情報を構成するオブジェクト毎の操作履歴情報を受信する操作履歴受信部と、
前記操作履歴情報が示す前記オブジェクトの種別、または当該オブジェクトの操作時刻、または当該オブジェクトの操作回数、または当該オブジェクトに対する操作種別の少なくとも何れか1つと、前記画面情報を利用するユーザの特徴を判定するユーザ特徴判定アルゴリズムと、に基づいて、前記画面情報のユーザ特徴を判定するユーザ特徴判定部と、
を備えることを特徴とするユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - 前記ユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記ユーザそれぞれの動向分析情報を特定するユーザ動向分析部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - 前記判定したユーザの特徴をユーザ毎に記憶するユーザ記憶部と、を備え、
前記ユーザ動向分析部は、前記判定したユーザの特徴を前記ユーザ記憶部から読み取って、当該特徴が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記ユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項2に記載のユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - 前記ユーザの属性情報をユーザ毎に記憶するユーザ記憶部と、を備え、
前記ユーザ動向分析部は、前記ユーザの属性情報を前記ユーザ記憶部から読み取って、当該属性情報が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記属性情報が共通するユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項2に記載のユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - 前記ユーザが入力した入力内容情報をユーザ毎に記憶するユーザ記憶部と、を備え、
前記ユーザ動向分析部は、前記入力内容情報を前記ユーザ記憶部から読み取って、当該入力内容情報が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記入力内容情報が共通するユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項2に記載のユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - 前記ユーザ動向分析部は、ユーザ特徴と、操作履歴情報と、ユーザの属性情報と、入力内容情報と、決定木アルゴリズムとを用いて、目的達成に影響を与えた前記操作履歴情報、ユーザ特徴、ユーザの属性情報、入力内容情報のいずれかと、目的達成に影響を与えない前記操作履歴情報、ユーザ特徴、ユーザの属性情報、入力内容情報のいずれかとの決定木グラフを生成する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - 前記ユーザ動向分析部は、ユーザ特徴と、操作履歴情報と、ユーザの属性情報と、入力内容情報と、バスケット分析アルゴリズムとを用いて、それらユーザ特徴と操作履歴情報とユーザの属性情報と入力内容情報との相関を示すバスケット分析結果グラフを生成する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のユーザ特徴と利用動向の分析システム。 - ユーザ特徴と利用動向の分析システムにおける処理方法であって、
前記ユーザ特徴と利用動向の分析システムの操作履歴受信部が、画面情報を構成するオブジェクト毎の操作履歴情報を受信し、
前記ユーザ特徴と利用動向の分析システムのユーザ特徴判定部が、前記操作履歴情報が示す前記オブジェクトの種別、または当該オブジェクトの操作時刻、または当該オブジェクトの操作回数、または当該オブジェクトに対する操作種別の少なくとも何れか1つと、前記画面情報を利用するユーザの特徴を判定するユーザ特徴判定アルゴリズムと、に基づいて、前記画面情報のユーザ特徴を判定する
ことを特徴とする処理方法。 - 前記ユーザ特徴と利用動向の分析システムのユーザ動向分析部が、前記ユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記ユーザそれぞれの動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項8に記載の処理方法。 - 前記ユーザ動向分析部は、前記判定したユーザの特徴をユーザ記憶部から読み取って、当該特徴が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記ユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項9に記載の処理方法。 - 前記ユーザ動向分析部は、前記ユーザの属性情報をユーザ記憶部から読み取って、当該属性情報が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記属性情報が共通するユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項9に記載の処理方法。 - 前記ユーザ動向分析部は、前記入力内容情報をユーザ記憶部から読み取って、当該入力内容情報が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記入力内容情報が共通するユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項9に記載の処理方法。 - ユーザ特徴と利用動向の分析システムのコンピュータを、
画面情報を構成するオブジェクト毎の操作履歴情報を受信する操作履歴受信手段、
前記操作履歴情報が示す前記オブジェクトの種別、または当該オブジェクトの操作時刻、または当該オブジェクトの操作回数、または当該オブジェクトに対する操作種別の少なくとも何れか1つと、前記画面情報を利用するユーザの特徴を判定するユーザ特徴判定アルゴリズムと、に基づいて、前記画面情報のユーザ特徴を判定するユーザ特徴判定手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記コンピュータを、さらに、
前記ユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記ユーザそれぞれの動向分析情報を特定するユーザ動向分析手段、
として機能させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。 - 前記ユーザ動向分析手段は、前記判定したユーザの特徴をユーザ記憶部から読み取って、当該特徴が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記ユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。 - 前記ユーザ動向分析手段が、前記ユーザの属性情報をユーザ記憶部から読み取って、当該属性情報が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記属性情報が共通するユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。 - 前記ユーザ動向分析手段が、前記入力内容情報をユーザ記憶部から読み取って、当該入力内容情報が共通する複数のユーザの操作履歴情報と、前記入力内容情報が共通するユーザそれぞれの前記操作履歴情報で示される操作対象の前記オブジェクトの種別または前記操作履歴情報における出現頻度の少なくとも何れか1つと、前記ユーザ動向分析アルゴリズムとに基づいて、前記複数のユーザに関する動向分析情報を特定する
ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
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