JP2011195311A - ケーブル収納装置 - Google Patents

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元也 小川
Yuka Shinkawa
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Abstract

【課題】使用時においても、ボビンに残ったコードを良好に冷却することができるケーブル収納装置を提供する。
【解決手段】充電ケーブル収容装置200は、中心軸部202と、筒部204を含み筒部204に回転可能に設けられたボビン203と、筒部204の第1軸方向端部側から第2軸方向端部側に向かうように、筒部204の周面に巻回された充電ケーブル230と、筒部204に巻回された充電ケーブル230を第2軸方向端部側から引き出す引出部208と、筒部204の周面に巻回された充電ケーブル230を第1軸方向端部側から冷却する冷却機構212を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブル収納装置に関し、特に、車両に搭載されるケーブル収納装置に関する。
従来から電気機器同士を接続するケーブルを収容するケーブル収納装置や、特開2005−261658号公報に記載の電気掃除機等のようにケーブル収納装置が搭載された装置が各種提案されている。
たとえば、特開2006−326170号公報に記載されたコードリール付電気機器は、電動送風機と、コードリールとを備える。コードリールは、電動送風機への電源供給用として使用される電気コードと、この電気コードを巻き付けるコード巻取り筒体と、この筒体の周面に形成された複数の通風孔と、筒体の両端部に設けられたフランジと、筒体の中空部と連通する筒状の冷却風取り入れ部とを備える。
特開2005−15178号公報に記載されたコードリールは、紐状の電気コードの一端が固定されたコード巻取り軸と、このコード巻取り軸の両側に設けられたフランジとを備える。コード巻取り軸のコード巻付け面は、コード巻取り軸の軸心に対して傾斜するように形成されている。
実開平1−94362号公報に記載されたコードリールは、胴部に吐出穴が形成された円筒と、円筒の軸方向端部を閉塞するドラム側壁とを備え、円筒内に冷却ファンが設けられたコードリールが記載されている。
特開2005−261658号公報 特開2006−326170号公報 特開2005−15178号公報 実開平1−94362号公報
特開2006−326170号公報に記載されたコードリール付電気機器において、清掃作業中においては、コードリールの筒体から電気コードが引き出される。電気コードは、筒体の外周面にランダムに多層巻きされている。このため、電気コードが引き出された際に、電気コードが通風孔から離れた位置にのみ残る場合が頻発し易く、電気コードを良好に冷却することができないおそれがある。
特開2005−15178号公報に記載されたコードリールにおいては、電気コードとコード巻取り面との間には隙間が生じやすく、電気コードからの熱がコード巻取り面に伝達され難い。この結果、このコードリールにおいては、電気コードを十分に冷却することができない。
実開平1−94362号公報に記載されたコードリールにおいては、円筒に電線は多層巻きされており、さらに、電線はランダムに円筒に巻きつけられている。電線を引き出したときに、円筒のどの部分に電線が残されるかは、一義的に決まらないため、この実開平1−94362号公報に記載されたコードリールにおいては、胴部の周面の全面に亘って形成されている。このため、電線が引き出された際に、胴部の周面のうち、電線が残留していない部分にも冷却風が供給される。この結果、胴部の周面に残留した電線に吹き付けられる冷却風が少なくなり、胴部に残留する電線を良好に冷却することができない。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、使用時においても、ボビンに残ったコードを良好に冷却することができるケーブル収納装置を提供することである。
本発明に係るケーブル収納装置は、中心軸部と、筒状に形成された筒部を含み、中心軸部に回転可能に設けられたボビンと、筒部の第1軸方向端部側から第2軸方向端部側に向かうように、筒部の周面に巻回されたケーブルと、筒部に巻回されたケーブルを第2軸方向端部側から引き出すケーブル引出部と、筒部の周面に巻回されたケーブルを第1軸方向端部側から冷却する冷却機構とを備える。
好ましくは、上記ケーブルは、一重巻きとされる。好ましくは、上記筒部の第1軸方向端部側の周面には、第1冷却孔が形成され、第1冷却孔は、第2軸方向端部側から第1軸方向端部側に向けて開口幅が大きくなるように形成される。
好ましくは、ケーブル収納装置は、車両に搭載されるバッテリに接続された接続配線と、筒部内に配置され、接続配線とケーブルとを接続する接続機器とをさらに備える。上記ボビンは、筒部の第1軸方向端部に設けられた第1側壁部を含み、接続機器は、第1側壁部から離れるように設けられ、第1側壁部には筒部内と連通する連通孔が形成される。
好ましくは、上記ボビンは、筒部の第1軸方向端部に設けられた第1側壁部を含み、第1側壁部は、筒部に巻回されたケーブルを支持可能なように、筒部よりも外方に張り出すように形成される。上記第1側壁部のうち、筒部から張り出す部分には第2冷却孔が形成される。
好ましくは、上記第2冷却孔の筒部の周方向の幅は、筒部に近づくにしたがって大きくなるように形成される。好ましくは、上記筒部の外周面に設けられ、冷媒が流通可能な冷却管と、冷却管が接続され、冷媒を冷却する熱交換器とをさらに備える。好ましくは、上記冷媒は、第1軸方向端部側から第2軸方向端部側に向けて冷却管内を流通する。
本発明に係るケーブル収納装置によれば、使用時に、ボビンに残留したコードを良好に冷却することができる。
本発明の実施の形態1に係る車両100の斜視図である。 図1に示された車両100の概略構成を示すブロック図である。 充電ケーブル収納装置200の断面図である。 充電ケーブル収納装置200の分解斜視図である。 充電ケーブル収納装置200の分解斜視図である。 本実施の形態2に係る充電ケーブル収納装置200の断面図である。 充電ケーブル収納装置200の分解斜視図である。 筒部204の一部を示す斜視図である。 本実施の形態3に係る充電ケーブル収納装置200の断面図である。 筒部204の一部を示す斜視図である。 本実施の形態4に係る充電ケーブル収納装置200の断面図である。
図1から図11を用いて、本発明に係るケーブル収納装置およびこのケーブル収納装置が搭載された車両について説明する。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両100の斜視図であり、図2は、図1に示された車両100の概略構成を示すブロック図である。
車両100は、車輪の駆動にモータとエンジンとを併用するハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)である。
車両100は、エンジン104と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構103と、バッテリBと、コンデンサCと、リアクトルLと、コンバータ110およびインバータ120,130と車両ECU(electronic control unit)160とを備えて
いる。
動力分割機構103は、エンジン104とモータジェネレータMG1,MG2に結合されてこれらの間で動力を分配する機構である。たとえば、動力分割機構としては、サンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。この3つの回転軸がエンジン104、モータジェネレータMG1,MG2の各回転軸にそれぞれ接続される。たとえば、モータジェネレータMG1のロータを中空としてその中心にエンジン104のクランク軸を通すことで動力分割機構103にエンジン104とモータジェネレータMG1,MG2とを機械的に接続することができる。
なお、モータジェネレータMG2の回転軸は、図示しない減速ギヤや差動ギヤによって車輪102に結合されている。また動力分割機構103の内部にモータジェネレータMG2の回転軸に対する減速機をさらに組み込んでもよい。
そして、モータジェネレータMG1は、エンジンによって駆動される発電機として動作し、かつ、エンジン始動を行ない得る電動機として動作するものとしてハイブリッド自動車に組み込まれ、モータジェネレータMG2は、ハイブリッド自動車の駆動輪を駆動する電動機としてハイブリッド自動車に組み込まれる。
モータジェネレータMG1,MG2は、たとえば、三相交流同期電動機である。モータジェネレータMG1,MG2はU相コイル、V相コイル、W相コイルからなる三相コイルをステータコイルとして含む。
そして、モータジェネレータMG1は、エンジン出力を用いて三相交流電圧を発生し、その発生した三相交流電圧をインバータ120へ出力する。また、モータジェネレータMG1は、インバータ120から受ける三相交流電圧によって駆動力を発生し、エンジンの始動を行なう。
モータジェネレータMG2は、インバータ130から受ける三相交流電圧によって車両の駆動トルクを発生する。また、モータジェネレータMG2は、車両の回生制動時、三相交流電圧を発生してインバータ130へ出力する。
バッテリBは、たとえば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、鉛蓄電池等の二次電池を用いることができる。また、バッテリBに代えて大容量の電気二重層コンデンサを用いることもできる。
車両100は、外部電源206からの電力をバッテリBに供給する充電ケーブル収納装置200を備えている。充電ケーブル収納装置200は、車両100の後部に設けられている。
充電ケーブル収納装置200には、充電ケーブル230が引き出されるケーブル引出口231が形成されており、充電ケーブル230の先端部には、プラグ部190が設けられている。バッテリBを充電するときには、ケーブル引出口231から充電ケーブル230を引き出し、プラグ部190をコンセント207に差し込む。
図3は、充電ケーブル収納装置200の断面図である。この図3に示すように、充電ケーブル収納装置200は、バックドア106Cの外面に固定されたケース300内に収容されている。
図4は、充電ケーブル収納装置200の分解斜視図である。この図4および上記図3において、充電ケーブル収納装置200は、中心軸部202と、中心軸部202に回転可能に設けられたボビン203と、ボビン203の両側に配置された側壁部201A,201Bとを備える。ボビン203は、筒状に形成された筒部204と、筒部204の第1軸方向端部に形成された支持板205Aと、筒部204の第2軸方向端部に形成された支持板205Bとを備える。支持板205Aおよび支持板205Bは、筒部204の周面から張り出すように形成されており、筒部204に巻回された充電ケーブル230を支持する。
さらに、充電ケーブル収納装置200は、筒部204に巻回された充電ケーブル230を引き出す引出部208をさらに備え、引出部208は、側壁部201B側から側壁部201Aに向けて充電ケーブル230をボビン203から取出し、外部に充電ケーブル230を案内する。
充電ケーブル収納装置200は、筒部204の第1軸方向端部側から、筒部204に巻回された充電ケーブル230を冷却する冷却機構212を備える。
冷却機構212は、側壁部201A側に配置され、側壁部201Aに向けて冷却風を吹き付ける冷却装置209と、側壁部201Aに形成された流通孔210と、支持板205Aに形成された流通孔211とを含む。
そして、冷却装置209から吹き出された空気は、流通孔210および流通孔211をとおり、充電ケーブル230に吹き付けられる。
バッテリを充電するときには、筒部204のうち、支持板205B(第2軸方向端部)側に位置する部分から外部に引き出される。図1において、充電ケーブル収納装置200とコンセント207との間の距離が短いときには、充電ケーブル収納装置200から引き出される充電ケーブル230は短くなる。
このため、図3において、バッテリを充電するときにおいても、充電ケーブル230のうち、支持板205A側に位置する部分は、比較的、筒部204に巻回された状態となり易い。
支持板205A側に位置する充電ケーブル230は、流通孔211から吹き付けられる冷却風によって冷却され、充電ケーブル230が高温となることを抑制することができる。
図3において、筒部204の内部には、収容室213が形成されており、この収容室213内には、固定子214および回転子215が設けられている。固定子214は、中心軸部202に固定されており、回転子215は中心軸部202に回転可能に装着されている。回転子215は、支持板205Bに固定されており、ボビン203と共に回転する。
固定子214は、回転子215よりも、支持板205A側に配置されており、回転子215は、支持板205B側に配置されている。
固定子214には、接続ケーブル216が接続されており、接続ケーブル216内には、バッテリBに接続される充電ケーブルや車両ECU160に接続される信号線等が収容されている。
固定子214の表面のうち、回転子215と対向する側面には、環状に形成された複数の端子217が形成されてる。端子217には、充電ケーブルまたは信号線が接続されている。
回転子215の表面のうち、固定子214と対向する側面には、複数の接触ピン218が設けられており、接触ピン218の先端部は、端子217に接触している。接触ピン218は、バネ等の付勢部材によって、端子217に向けて付勢されており、接触ピン218と端子217との接触状態が維持されている。
回転子215には、接続ケーブル219が接続されており、接続ケーブル219内には、各接触ピン218に接続された複数の配線が収容されている。接続ケーブル219は、充電ケーブル230に接続されている。このように、固定子214および回転子215は、充電ケーブル230と接続ケーブル216とを電気的に接続する接続機器を構成している。なお、本実施の形態に係る充電ケーブル収容装置200においては、接続機器として、固定子214および回転子215を備えた例が採用されているが、接続機器としては、この例に限られない。
充電ケーブル230が引き出されると、ボビン203が回転する。ボビン203が回転すると、回転子215が回転する。回転子215が回転すると、各接触ピン218は、端子217と接触した状態が維持されながら、端子217上を移動する。
そして、図1に示すプラグ部190がコンセント207に差し込まれ、コンセント207から供給される電力は、充電ケーブル230、接続ケーブル219、接触ピン218、端子217および接続ケーブル216を通って、バッテリBに供給される。
引出部208は、側壁部201Aおよび側壁部201Bに固定されたガイドピン220と、周面に螺旋状の溝部が形成されたシャフト221と、充電ケーブル230を案内するケーブル案内枠222とを備える。
シャフト221の両端部は、側壁部201A,201Bに回転可能に支持されている。さらに、シャフト221の両端部側には、ギヤが形成されている。支持板205Aおよび支持板205Bの外周縁部にもギヤが形成され、このギヤはシャフト221に形成されたギヤとかみ合っている。ボビン203が回転すると、シャフト221も回転する。
ケーブル案内枠222は、ガイドピン220に沿って移動可能に設けられた支持部と、充電ケーブル230を引き出す枠部と、この枠部に設けられたナット部とを含む。ナット部は、シャフト221に形成された溝部内に配置される複数のボールを含み、シャフト221が回転することでシャフト221の軸方向に移動する。
ここで、充電ケーブル230は、支持板205A(第1軸方向端部)側から支持板(第2軸方向端部)205Bに向かうように、筒部204上に巻回されている。そして、初期状態においては、ケーブル案内枠222は、支持板205B側に位置している。
ボビン203が回転すると、ケーブル案内枠222は、支持板205Aに向けて移動すると共に、順次充電ケーブル230を引き出す。
そして、充電作業が終了し、引き出された充電ケーブル230をボビン203に収容する際には、ボビン203が回転し、ケーブル案内枠222が支持板205Bに向けて変位する。そして、ケーブル案内枠222は、充電ケーブル230を順次案内し、充電ケーブル230が、支持板205A側から支持板205B側に向けて順次、筒部204上に巻回される。
ここで、充電ケーブル230は、筒部204上に単層巻きされており、支持板205B側から引き出されており、充電ケーブル230のうち、支持板205B側に位置する部分が筒部204に残留しやすくなっている。そこで、上述のように、冷却機構212が残留した充電ケーブル230を冷却するようにしている。
図5は、流通孔210と、流通孔211とを配列させた状態における平面図である。図5に示すように、支持板205Aの周方向における流通孔211の幅は、支持板205Aの径方向内方に向けて大きくなるように形成されている。これにより、充電ケーブル230のうち、流通孔211から露出する部分が大きくなる。
流通孔210の開口面積は、流通孔211の開口面積よりも広く、流通孔210と流通孔211とを配列させると、流通孔211は流通孔210の内側に位置する。このため、流通孔211に冷却風が入り込み易く、流通孔210を良好に冷却することができる。
(実施の形態2)
図6から図8を用いて、本発明の実施の形態2に係る充電ケーブル収納装置200について説明する。なお、図6から図8に示す構成のうち、上記図1から図5に示す構成と同一または相当する構成については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図6は、本実施の形態2に係る充電ケーブル収納装置200の断面図であり、図7は、充電ケーブル収納装置200の分解斜視図である。
図6に示すように、固定子214および回転子215は、支持板205Aから間隔をあけて配置されている。図6および図7に示すように、側壁部201Aには流通孔223が形成され、支持板205Aには、流通孔224が形成されている。筒部204には、流通孔225が形成されている。流通孔224は、支持板205Aのうち、筒部204よりも径方向内方側に位置する部分に形成されており、収容室213と連通している。
固定子214が支持板205Aから間隔をあけて配置されているため、冷却装置209から冷却風は、流通孔223、流通孔224および流通孔225を通って、充電ケーブル230に達する。
流通孔225は、筒部204の中央部よりも、支持板205A側に位置している。図8は、筒部204の一部を示す斜視図である。図8に示すように、流通孔225は、支持板205Aの近傍に形成されており、筒部204の周方向における流通孔225の開口幅は、支持板205B側から支持板205A側に向けて大きくなるように形成されている。
このため、支持板205Aの近傍に位置する充電ケーブル230に積極的に冷却風が吹き付けられる。
充電ケーブル230は、支持板205Aに近づくにつれて、筒部204上に残留し易い一方で、流通孔225によれば、充電ケーブル230のうち、支持板205A側に位置する部分を積極的に冷却することができる。
(実施の形態3)
図9および図10用いて、本実施の形態に係る充電ケーブル収納装置200について説明する。なお、図9および図10に示す構成のうち、上記図1から図8に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図9は、本実施の形態3に係る充電ケーブル収納装置200の断面図である。本実施の形態3に設けられた冷却機構212は、支持板205Aに設けられた熱交換器226と、筒部204の周面上に設けられた冷却管227と、冷却管227の端部および冷却機構212を接続する戻り管228とを備える。
熱交換器226は、水等の液冷媒Aを冷却し、熱交換器226によって冷却された液冷媒Aは、図示されないポンプ等で冷却管227に送り出される。
図10は、筒部204の一部を示す斜視図である。この図10および上記図9において、冷却管227は、筒部204の外周面上を螺旋状に延びており、液冷媒Aは支持板205A側から支持板205Bに向けて流れる。
このため、筒部204に巻回された充電ケーブル230のうち、支持板205A側に位置する部分は、熱交換器226によって冷却された直後の液冷媒Aによって冷却され、筒部204上に残留する充電ケーブル230を積極的に冷却することができる。
そして、冷却管227の端部には、戻り管228が接続されている。戻り管228は、筒部204内に配置されており、この戻り管228は、熱交換器226に接続されており、熱交換器226で冷却された液冷媒Aが再度、冷却管227に供給される。
(実施の形態4)
図11を用いて、本実施の形態4に係る充電ケーブル収納装置200について説明する。図11に示す構成のうち、上記図1から図10に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図11は、本実施の形態4に係る充電ケーブル収納装置200の断面図である。この図11に示すように、側壁部201Aに、送風ダクト229が設けられており、この送風ダクト229には、ダクト232が接続されている。ダクト232には、ファン231によって冷却風が供給されている。そして、ダクト232に供給された冷却風は、送風ダクト229内に入り込み、流通孔223、流通孔224および流通孔225をとおり充電ケーブル230を冷却する。このように、ファン231をケース300の外部に配置し、ファン231からの冷却風をダクトで引き回すことで、充電ケーブル収納装置200をコンパクトに構成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ケーブル収納装置に適用することができ、特に、車両に搭載されるケーブル収納装置に好適である。
100 車両、102 車輪、103 動力分割機構、104 エンジン、106C バックドア、190 プラグ部、200 充電ケーブル収納装置、201A,201B 側壁部、202 中心軸部、203 ボビン、204 筒部、205A 支持板、205B 支持板、206 外部電源、207 コンセント、208 引出部、209 冷却装置、210 流通孔、211 流通孔、212 冷却機構、213 収容室、214 固定子、215 回転子、216 接続ケーブル、217 端子、218 接触ピン、219 接続ケーブル、220 ガイドピン、221 シャフト、222 ケーブル案内枠、223 流通孔、224 流通孔、225 流通孔、226 熱交換器、227 冷却管、229 送風ダクト、230 充電ケーブル、231 ケーブル引出口、231 ファン、232 ダクト、300 ケース。

Claims (8)

  1. 中心軸部と、
    筒状に形成された筒部を含み、前記中心軸部に回転可能に設けられたボビンと、
    前記筒部の第1軸方向端部側から第2軸方向端部側に向かうように、前記筒部の周面に巻回されたケーブルと、
    前記筒部に巻回された前記ケーブルを前記第2軸方向端部側から引き出すケーブル引出部と、
    前記筒部の周面に巻回された前記ケーブルを前記第1軸方向端部側から冷却する冷却機構と、
    を備えた、ケーブル収納装置。
  2. 前記ケーブルは、一重巻きとされた、請求項1に記載のケーブル収納装置。
  3. 前記筒部の前記第1軸方向端部側の周面には、第1冷却孔が形成され、
    前記第1冷却孔は、前記第2軸方向端部側から前記第1軸方向端部側に向けて開口幅が大きくなるように形成された、請求項1または請求項2に記載のケーブル収納装置。
  4. 車両に搭載されるバッテリに接続された接続配線と、
    前記筒部内に配置され、前記接続配線と前記ケーブルとを接続する接続機器とをさらに備え、
    前記ボビンは、前記筒部の第1軸方向端部に設けられた第1側壁部を含み、
    前記接続機器は、前記第1側壁部から離れるように設けられ、
    前記第1側壁部には前記筒部内と連通する連通孔が形成された、請求項3に記載のケーブル収納装置。
  5. 前記ボビンは、前記筒部の第1軸方向端部に設けられた第1側壁部を含み、
    前記第1側壁部は、前記筒部に巻回された前記ケーブルを支持可能なように、前記筒部よりも外方に張り出すように形成され、
    前記第1側壁部のうち、前記筒部から張り出す部分には第2冷却孔が形成された、請求項1から請求項4のいずれかに記載のケーブル収納装置。
  6. 前記第2冷却孔の前記筒部の周方向の幅は、前記筒部に近づくにしたがって大きくなるように形成された、請求項5に記載のケーブル収納装置。
  7. 前記筒部の外周面に設けられ、冷媒が流通可能な冷却管と、
    前記冷却管が接続され、前記冷媒を冷却する熱交換器と、
    をさらに備えた、請求項1から請求項6のいずれかに記載のケーブル収納装置。
  8. 前記冷媒は、前記第1軸方向端部側から前記第2軸方向端部側に向けて前記冷却管内を流通する、請求項7に記載のケーブル収納装置。
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