JP2011194446A - 連続鋳造用ガイドロールセグメント - Google Patents

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Naoki Kamaike
直樹 蒲池
Masanobu Hayama
正信 葉山
Toshiro Fukuokaya
敏郎 福岡屋
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Nippon Steel Engineering Co Ltd
Nippon Steel Plant Designing Corp
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Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】スペーサー部におけるスケールの問題およびスペーサー交換時等の作業性の悪さが改善された安価かつ簡単なロール間隔調節が可能な連続鋳造用ガイドロールセグメントを提供する。
【解決手段】上下フレームが周囲4本のコラム軸でそれぞれ締結された連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間に設置したスペーサーの厚みを変更して、上フレームの上限位置を設定し、上フレーム昇降シリンダーで上フレームを上昇させることでロール間隔を調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、上下フレームのガイドロール間隔を調整して鋳片厚みの変更に対応する連続鋳造用ガイドロールセグメントに関する。
連続鋳造は図1に示すように上下が開放したモールドの上方から注入した溶鋼をそのモールドの冷却された内面に接触させて冷却し、溶鋼の外周に凝固シェルを形成させながら下方に引き抜くことによって、鋳片を連続的に得る技術である。モールドから下方に引き抜かれる鋳片は多数のガイドロールにより、切断機へ案内される。このため生産する鋳片の厚みを変える場合、モールドおよびガイドロール間隔を変更する必要がある。
連続鋳造設備の連続鋳造用ガイドロールセグメントロール間隔調整方法に関しては、従来から種々の提案がなされており、例えば下記特許文献1には、コラム軸の中間部に上フレームの位置決め用のスペーサーを設置し、スペーサーを変更することで鋳片の厚みを変更する方法が記載されている。
特開2008-128658号公報
しかしながら特許文献1に記載された発明ではスペーサーがガイドロールセグメントの上下フレームの間に設置されるため、スペーサー設置部へ高温のスケールが侵入することによるロール間隔の変化やスペーサーの変形等の熱問題が生じ得る。また鋳片の冷却水がスペーサーにかかることで腐食することも考えられる。さらに、上下フレーム間にスペーサーがあることでスペーサー交換時等の作業性の悪さも問題となっていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので熱問題およびスペーサー交換時等の作業性の悪さが改善された安価かつ簡単なロール間隔調節が可能な連続鋳造用ガイドロールセグメントを提供することを課題とする。
本発明の連続鋳造用ガイドロールセグメントは、前記課題と解決すべく鋭意検討の結果なされたものであり、上下フレームが周囲4本のコラム軸でそれぞれ締結された連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、コラム軸の上フレーム上部に設置した上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間にスペーサーを配置したことを特徴とする。
本発明に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて前記スペーサーは中空軸油圧シリンダーとすることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて下フレームと下フレーム位置決めナットとの間に緩衝材を用いることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて上下フレームを締結するコラム軸と別の位置に上フレームを上下させる昇降シリンダーを設けることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントのロール間隔調整方法は、上下フレームが周囲4本のコラム軸でそれぞれ締結された連続鋳造用ガイドロールセグメントにおける上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間に設置したスペーサーの厚みを変更して、上フレームの上限位置を設定し、上フレーム昇降シリンダで上フレームを上昇させることでロール間隔を調整することを特徴とする。
本発明に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいては、コラム軸の上フレーム上部に設置した上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間にスペーサーを配置したことでこれまで課題とされていた高温スケールがスペーサー部に落下することが防げ、ロール間隔の変化やスペーサー部での熱変形が防止できる。また冷却水がスペーサー設置部にかかることもなく、腐食も発生しない。
本発明の一実施形態に係る連続鋳造設備の概略図である。 本発明の一実施形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントの側面図である。 本発明の一実施形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントの正面図である。 本発明の一実施形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントのロール間隔調整方法を示した説明図である。 本発明の連続鋳造用ガイドロールセグメントのスペーサーとして中空軸油圧シリンダーを用いた実施形態を例示する図である。
またスペーサーの設置場所をコラム軸上部に設置した上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間としたので作業の際の干渉物もなくスペーサーの変更も容易にできる。さらにスペーサーとして中空軸油圧シリンダーを用いることでロール間隔の遠隔での変更することも可能である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで図1は本発明の一実施形態に係る連続鋳造設備の概略図、図2は同連続鋳造用ガイドロールセグメントの側面図、図3は同連続鋳造用ガイドロールセグメントの正面図、図4はロール間隔の調整方法を説明した説明図、図5はスペーサーとして中空軸油圧シリンダーを用いた実施形態を示す図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る連続鋳造設備の本体にはモールドで鋳込まれた鋳片をサポートするためのガイドロールセグメント1が設置される。図2および図3に示すように、ガイドロールセグメント1は上、下フレーム2、3が周囲4本のコラム軸4で締結されており、上フレーム2と上フレーム上限位置決めナット10との間にスペーサー6が配置される。コラム軸と別の場所に設置された上フレーム昇降シリンダー5により上フレーム2を昇降させ、上、下ガイドロール12、13の間隔を調整する。また、下フレーム3と下フレーム位置決めナット11との間には緩衝材7が設置される。
次に実施形態に係る連続鋳造設備用ガイドロールセグメント1の作用について説明する。
図4に示すように上下のロール11,12の間隔をL1(370mm)からL2(220mm)に変更する場合、まず上フレーム昇降シリンダー5で上フレーム2を下降させ、上フレーム上限位置決めナット9とスペーサー6間の間隔を確保する。そして上フレーム2と上フレーム上限位置決めナット9との間に設けてあるL1(370mm)用のスペーサー6の厚みをL2(220mm)用に変更する。変更を終えると上フレーム昇降シリンダー5でスペーサー6が上フレーム位置決めナット9にあたるように上フレーム2を上昇させ、L2(220mm)へのロール間隔の変更が完了する。
なお、スペーサー6に中空軸油圧シリンダーを適用した図5の場合、中空軸油圧シリンダーのロッド側とヘッド側を切り換えることで上フレーム上限位置決めナット9と上フレーム2の間隔の変更を遠隔で行うことができる。
上記構造では油圧シリンダー5がコラム軸4と別の場所に設置されるため、異常な鋳片が流れてきた際、上下ガイドロールの間隔を広げることができないが、上フレーム昇降シリンダーの力より大きな力で機能する緩衝材7を下フレーム3と下フレーム位置決めナット11との間に用いることで例えば鋳造末期に異常な形状の鋳片が流れてきた際に上下ガイドロールの間隔を広げることができる。
1:連続鋳造用ガイドロールセグメント
2:上フレーム
3:下フレーム
4:コラム軸
5:上フレーム昇降シリンダー
6:スペーサー
7:皿バネ
8:ロッド
9:上フレーム上限位置決めナット
10:下フレーム下限位置決めナット
11:上ロール
12:下ロール
13:モールド
14:鋳片
60:中空軸油圧シリンダー
61:中空軸出力軸
62:中空軸シリンダー部

Claims (5)

  1. 上下フレームが周囲4本のコラム軸でそれぞれ締結された連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、コラム軸の上フレーム上部に設置した上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間にスペーサーを配置したことを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
  2. 前記スペーサーは中空軸油圧シリンダーとしたことを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメント。
  3. 下フレームと下フレーム位置決めナットとの間に緩衝材を用いたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメント。
  4. 上下フレームを締結するコラム軸と別の位置に上フレームを上下させる昇降シリンダーを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の連続鋳造用ガイドロールルセグメント。
  5. 上下フレームが周囲4本のコラム軸でそれぞれ締結された連続鋳造用ガイド ロールセグメントのロール間隔調整方法において上フレーム上限位置決めナットと上フレームとの間に設置したスペーサーの厚みを変更して、上フレームの上限位置を設定し、上フレーム昇降シリンダで上フレームを上昇させることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメントのロール間隔調整方法。
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