JP2011193124A - 参照信号送信スケジューリング装置、基地局装置および参照信号送信スケジューリング方法 - Google Patents

参照信号送信スケジューリング装置、基地局装置および参照信号送信スケジューリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末の最大ドップラ周波数を推定することに適した参照信号送信スケジュールを作成することを図る。
【解決手段】最大ドップラ周波数を推定するために端末が基地局へ参照信号を送信する最大ドップラ周波数推定期間と、端末から基地局へ向かう方向の通信チャネルの品質を測定するために端末が基地局へ参照信号を送信するチャネル品質測定期間とを送信スケジュールに設け、SRSスケジューラ10は、最大ドップラ周波数推定期間に対して最大ドップラ周波数を推定するために適した参照信号送信スケジュールを作成し、チャネル品質測定期間に対して、最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した参照信号を用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、参照信号送信スケジュールを作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、参照信号送信スケジューリング装置、基地局装置および参照信号送信スケジューリング方法に関する。
近年、標準化団体の3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)システムの標準化作業が進められている。LTEシステムは、下り(基地局から端末へ向かう方向)の通信速度が100Mbps以上、上り(端末から基地局へ向かう方向)の通信速度が50Mbps以上である高速通信を実現することを目指したセルラ方式の無線通信システムである。LTEシステムは、周波数分割複信方式と時間分割複信方式とに対応する。
周波数分割複信方式では、基地局は、下りリンクの受信品質を知るために、端末が下りリンクのチャネル品質指標(channel quantity indicator:CQI)を基地局へ送信する周期などを端末へ指示する。そして、端末がその指示に従って下りリンクのCQIを基地局へ定期的にフィードバックする。一方、基地局は、上りリンクの受信品質を知るために、端末が参照信号(サウンディング・リファレンス信号(Sounding Reference Signal:SRS)と呼ばれる)を基地局へ送信する周期などを定めたSRS関連パラメータを端末へ通知する。そして、端末がそのSRS関連パラメータに従ってSRSを基地局へ定期的に送信し、基地局がそのSRSを受信して上りリンクのチャネル品質を測定する。
3GPP TS 36.211 V8.7.0,2009年5月 3GPP TS 36.213 V8.7.0,2009年5月 3GPP TS36.331 V8.6.0,2009年6月
端末が送信する下りリンクのCQIと上りリンクのチャネル品質測定用SRSとは、上りリンクの無線リソースを使用して端末から基地局へ送信されるので、無線リソースを有効に利用するためには、端末のチャネル品質変動周期に従って、下りリンクのCQIをフィードバックする周期やSRS関連パラメータを設定することが望ましい。
端末のチャネル品質変動周期はコヒーレンス時間を用いて表現することができる。ここでのコヒーレンス時間は、端末のチャンネル品質の変動を無視できる時間のことである。一般的に、端末のチャネル品質変動周期を表すコヒーレンス時間は、端末の最大ドップラ周波数の逆数に正比例する。つまり、最大ドップラ周波数が高いほどコヒーレンス時間が短くなり、最大ドップラ周波数が低いほどコヒーレンス時間が長くなる。
従って、端末の最大ドップラ周波数を精度よく推定することができれば、端末のチャネル品質変動周期を精度よく得ることができるので、端末のチャネル品質変動周期に従って、下りリンクのCQIをフィードバックする周期やSRS関連パラメータを設定することにより、効率的に無線リソースを使用することができるようになる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、端末の最大ドップラ周波数を推定することに適した参照信号送信スケジュールを作成することができる参照信号送信スケジューリング装置、基地局装置および参照信号送信スケジューリング方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る参照信号送信スケジューリング装置は、無線通信システムにおいて、端末が基地局へ送信する参照信号の送信スケジュールを作成する参照信号送信スケジューリング装置であり、最大ドップラ周波数を推定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信する最大ドップラ周波数推定期間と、端末から基地局へ向かう方向の通信チャネルの品質を測定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信するチャネル品質測定期間と、を前記送信スケジュールに設け、前記最大ドップラ周波数推定期間に対して、最大ドップラ周波数を推定するために適した参照信号送信スケジュールを作成し、前記チャネル品質測定期間に対して、前記最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、参照信号送信スケジュールを作成することを特徴とする。
本発明に係る参照信号送信スケジューリング装置においては、前記最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された第1の最大ドップラ周波数と、前記チャネル品質測定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された第2の最大ドップラ周波数との差分に基づいて、前記チャネル品質測定期間から前記最大ドップラ周波数推定期間へ切り替えることを特徴とする。
本発明に係る参照信号送信スケジューリング装置においては、前記差分が所定回数連続して許容範囲外になった場合に、前記チャネル品質測定期間から前記最大ドップラ周波数推定期間へ切り替えることを特徴とする。
本発明に係る参照信号送信スケジューリング装置において、前記最大ドップラ周波数推定期間に前記参照信号を送信する端末と、前記チャネル品質測定期間に前記参照信号を送信する端末と、前記チャネル品質測定期間に前記差分を判定する対象となる端末とを管理する端末管理部を備えたことを特徴とする。
本発明に係る参照信号送信スケジューリング装置において、前記最大ドップラ周波数推定期間に前記参照信号を送信する端末を登録する第1の登録テーブルと、前記チャネル品質測定期間に前記参照信号を送信する端末を登録する第2の登録テーブルと、前記チャネル品質測定期間に前記差分を判定する対象となる端末を登録する第3の登録テーブルと、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る基地局装置は、前述のいずれかの参照信号送信スケジューリング装置と、前記参照信号送信スケジューリング装置が作成した参照信号送信スケジュールにおける最大ドップラ周波数推定期間に端末から受信した参照信号を用いて最大ドップラ周波数を推定する最大ドップラ周波数推定部と、前記参照信号送信スケジューリング装置が作成した参照信号送信スケジュールにおけるチャネル品質測定期間に端末から受信した参照信号を用いて通信チャネル品質を測定するチャネル品質測定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る参照信号送信スケジューリング方法は、無線通信システムにおいて端末が基地局へ送信する参照信号の送信スケジュールを作成する参照信号送信スケジューリング方法であり、最大ドップラ周波数を推定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信する最大ドップラ周波数推定期間と、端末から基地局へ向かう方向の通信チャネルの品質を測定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信するチャネル品質測定期間と、を前記送信スケジュールに設け、前記最大ドップラ周波数推定期間に対して、最大ドップラ周波数を推定するために適した参照信号送信スケジュールを作成するステップと、前記チャネル品質測定期間に対して、前記最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、参照信号送信スケジュールを作成するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、端末の最大ドップラ周波数を推定することに適した参照信号送信スケジュールを作成することができる。
本発明の一実施形態に係るLTEシステムの概略構成図である。 同実施形態に係るSRS送信スケジューリング方法の手順を示すフローチャートである。 同実施形態に係るSRS送信スケジューリング方法の手順を示すフローチャートである。 同実施形態に係るSRS送信スケジューリング方法の手順を示すフローチャートである。 同実施形態に係るSRS送信スケジューリング方法の手順を示すフローチャートである。 図1に示すフェーズ1登録テーブル34の構成例である。 図1に示すフェーズ2登録テーブル36の構成例である。 図1に示す追従判定フェーズ登録テーブル38の構成例である。 図1に示す追従判定フェーズ登録テーブル38の構成例である。 図1に示すフェーズ1登録テーブル34の構成例である。 本発明の一実施形態に係る最大ドップラ周波数推定期間およびチャネル品質測定期間の例である。 一般的なSRS送信スケジュールの例である。 LTE規格の抜粋である。 本発明の一実施形態に係るSRS多重方法の選択手順の例である。 本発明の一実施形態に係るSRS多重方法の選択手順の他の例である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るLTEシステムの概略構成図である。図1には、上りリンクのSRS送信に係る構成および上りリンクのチャネル品質測定に係る構成を示している。
図1において、基地局2は、SRSスケジューラ10と情報入力部12とチャネル品質測定部14と最大ドップラ周波数推定部16とSRS受信部18とSRS関連パラメータ通知部20とを有する。端末100はSRS送信部102を有する。基地局2は、SRS関連パラメータを端末100へ通知する。端末100は、そのSRS関連パラメータに従って、SRSを基地局2へ送信する。SRS関連パラメータは、上りリンクのSRS送信スケジュールを特定する情報である。
ここで、SRS関連パラメータを簡単に説明する。SRS関連パラメータとして以下に示すパラメータがある。
(1)srs-Bandwidth:端末ごとのSRS送信帯域であり、リソース・ブロック(Resource Block:RB)数で表される。RBは、一定の周波数帯域幅(サブキャリア数)と一定の時間幅(OFDMシンボル数)を有する無線リソースの割当単位である。
(2)srs-HoppingBandwidth:SRS送信におけるホッピング(Hopping)パターンである。例えば、LTEシステムのシステム帯域が「RB数=50」、SRSの帯域が「RB数=48」、端末のSRS送信帯域(srs-Bandwidth)が「RB数=4」である場合において、「srs-HoppingBandwidth=3」であるときは周波数軸におけるSRSのホッピングを行わず、「srs-HoppingBandwidth≠3」であるときは周波数軸におけるSRSのホッピングを行う。
(3)duration:一回のみSRS送信する「single」又は連続してSRS送信する「indefinite」のいずれかの選択を示す。
(4)srs-ConfigIndex:SRS送信周期と、送信サブフレーム(Subframe)のオフセット(Offset)値とを示す。LTEシステムがサポートする、SRS送信周期は「2ミリ秒(mS)、5mS、10mS、20mS、40mS、80mS、160mS、320mS」であり、送信サブフレームのオフセット値は0から「確定したSRS送信周期−1」までである。
(5)transmissionComb:SRSを配置するサブキャリア(Subcarrier)の選択を示す。「transmissionComb=0」の場合、SRSを奇数サブキャリアに配置する。「transmissionComb=1」の場合、SRSを偶数サブキャリアに配置する。
(6)cyclicShift:異なる端末のSRSを符号多重する際に、選択した符号を示す。同じsrs-Bandwidthを持つ異なる端末のSRSに対してサイクリック・シフト(Cyclic Shift)による符号多重を行うことができる。
(7)freqDomainPosition:端末ごとのSRS送信帯域ロジカルポジション(nRRC)である。nRRCは、4個のRBから構成される周波数帯域のロジカル識別子(ロジカルID)である。なお、SRS送信帯域の物理ポジションは、セクタ共通であるSRS送信可能帯域のパラメータであるsrs-BandwidthConfigと、端末ごとのパラメータであるsrs-Bandwidth、srs-HoppingBandwidth及びfreqDomainPosition(nRRC)とSRSの送信回数とから決定される。
説明を図1に戻す。図1に示す基地局2において、SRSスケジューラ10は、SRS関連パラメータを決定する。情報入力部12は、SRSスケジューラ10が使用する情報をSRSスケジューラ10へ入力する。チャネル品質測定部14は、SRS受信部18が受信した上りリンクのSRS(受信SRS)を用いて、上りリンクのチャネル品質を測定する。最大ドップラ周波数推定部16は、受信SRSを用いて、最大ドップラ周波数を推定する。SRS受信部18は、端末100が送信した上りリンクのSRSを受信する。SRS関連パラメータ通知部20は、SRSスケジューラ10が決定したSRS関連パラメータを端末100へ通知する。
図1に示す端末100において、SRS送信部102は、基地局2から通知されたSRS関連パラメータに従って、上りリンクのSRSを基地局へ送信する。
図1に示すSRSスケジューラ10は、端末(UE)管理部30とスケジューリング部32とフェーズ1登録テーブル34とフェーズ2登録テーブル36と追従判定フェーズ登録テーブル38とを有する。
本実施形態では、上りリンクのSRS送信スケジュールにおいて、最大ドップラ周波数推定期間(フェーズ1)とチャネル品質測定期間(フェーズ2)とを設ける。最大ドップラ周波数推定期間は、最大ドップラ周波数を推定するために端末100が基地局2へSRSを送信する期間である。SRSスケジューラ10は、最大ドップラ周波数推定期間に対して、最大ドップラ周波数を推定するために適したSRS送信スケジュールを作成する。
チャネル品質測定期間は、上りリンクのチャネル品質を測定するために端末100が基地局2へSRSを送信する期間である。SRSスケジューラ10は、チャネル品質測定期間に対して、最大ドップラ周波数推定期間に基地局2で受信した受信SRSを用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、SRS送信スケジュールを作成する。これにより、チャネル品質測定期間に対して、端末のチャネル品質変動周期に応じたSRS送信スケジュールを作成することができる。
UE管理部30は、最大ドップラ周波数推定期間にSRSを送信する端末100と、チャネル品質測定期間にSRSを送信する端末100とを管理する。又、UE管理部30は、最大ドップラ周波数の追従判定フェーズにおいて判定対象となる端末100を管理する。
スケジューリング部32は、最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータと、チャネル品質測定期間のSRS関連パラメータとを決定する。
フェーズ1登録テーブル34は、最大ドップラ周波数推定期間にSRSを送信する端末100を登録するテーブルである。フェーズ2登録テーブル36は、チャネル品質測定期間にSRSを送信する端末100を登録するテーブルである。追従判定フェーズ登録テーブル38は、最大ドップラ周波数の追従判定フェーズにおいて判定対象となる端末100を登録するテーブルである。
次に、図2から図5までのフローチャートを参照して、本実施形態に係る基地局2の動作を説明する。図2から図5は、本実施形態に係るSRS送信スケジューリング方法の手順を示すフローチャートである。
LTEシステムの上りリンクでは、各サブフレームにおいてSRSが送信される。以下の説明では、サブフレームの時間的な順序に沿ったサブフレーム番号(連続する整数であり、時間の経過に沿って1ずつ増加する)を設け、サブフレーム番号を用いて時間の経過に沿った基地局2の動作を説明する。図11に、以下の説明で用いるサブフレーム番号を用いた時間の経過を示す。
又、以下の説明では、現在のSRS送信スケジューリング対象であるサブフレームのことを現対象サブフレームと称する。
まず、図2の処理を説明する。図2の処理は、現対象サブフレームが第(n−1)番サブフレームになった時に開始される。ステップS1では、UE管理部30が、RRC_Idle状態から新たにRRC_connected状態になった端末100を検出する。この結果、端末100が検出された場合にはステップS3に進み、端末100が検出されなかった場合には図2の処理を終了する。ステップS3では、UE管理部30が、検出した端末100をフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=n」の欄に登録する。
図6にフェーズ1登録テーブル34の構成例が示されている。図6の例では、新たにRRC_connected状態になった端末100(端末識別子(端末ID):UE_A)が検出され、該端末100(端末ID:UE_A)がフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=n」の欄に登録されている。
なお、RRC_connected状態は、基地局2と端末100とがRRCメッセージを送受することができる状態である。SRS関連パラメータは、RRCメッセージで基地局2から端末100へ通知される。
次に図3の処理を説明する。図3の処理は、現対象サブフレームが第n番サブフレームになった時に開始される。ステップS11では、UE管理部30がフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=n」の欄に登録されている端末100の端末IDをスケジューリング部32に通知する。そして、スケジューリング部32がその通知された端末IDの端末100に対して、第n番サブフレームから始まる最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができるか否かを判定する。スケジューリング部32は、当該端末100に対して、第n番サブフレームから始まる最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができる場合には、該最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てる。スケジューリング部32は、当該端末100に対するSRS関連パラメータの割当結果をSRS関連パラメータ通知部20へ通知する。SRS関連パラメータ通知部20は、当該端末100へ、該SRS関連パラメータの割当結果を通知する。
図11において、第n番サブフレームから始まる最大ドップラ周波数推定期間は、第n番サブフレームから第(n+P−1)番サブフレームまでのP個のサブフレームから成る。最大ドップラ周波数推定期間の長さ(サブフレーム数:P)は、予め設定され、情報入力部12から入力される。
ステップS11の結果、SRS関連パラメータを割り当てることができる場合にはステップS13に進み(ステップS12、YES)、SRS関連パラメータを割り当てることができない場合にはステップS14に進む(ステップS12、NO)。
ステップS13では、UE管理部30が、ステップS11でSRS関連パラメータを割り当てることができると判定された端末100をフェーズ2登録テーブル36の「サブフレーム番号=n+P」の欄に登録する。
図7にフェーズ2登録テーブル36の構成例が示されている。図7の例では、図6のフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=n」の欄に登録されている端末100(端末ID:UE_A)に対して第n番サブフレームから始まる最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができると判定され、該端末100(端末ID:UE_A)がフェーズ2登録テーブル36の「サブフレーム番号=n+P」の欄に登録されている。
ステップS14では、UE管理部30が、ステップS11でSRS関連パラメータを割り当てることができないと判定された端末100をフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=n+1」の欄に登録する。この端末100に対しては、現対象サブフレームが第(n+1)番サブフレームになった時に、再度、図3の処理が実行される。
次に図4の処理を説明する。図4の処理は、現対象サブフレームが第(n+P)番サブフレームになった時に開始される。ステップS21では、UE管理部30がフェーズ2登録テーブル36の「サブフレーム番号=n+P」の欄に登録されている端末100の端末IDを最大ドップラ周波数推定部16に通知する。そして、最大ドップラ周波数推定部16がその通知された端末IDの端末100に対して、第n番サブフレームから第(n+P−1)番サブフレームまでの最大ドップラ周波数推定期間に当該端末100から受信した受信SRSを用いて最大ドップラ周波数を推定する。最大ドップラ周波数推定部16は、その最大ドップラ周波数の推定値を端末IDと共にUE管理部30へ通知する。UE管理部30は、その通知された最大ドップラ周波数の推定値を推定基準値として端末IDと共に記録する。
図11において、第n番サブフレームから第(n+P−1)番サブフレームまでの最大ドップラ周波数推定期間に端末100から受信した受信SRSを用いて、最大ドップラ周波数の推定値(推定基準値)が算出されている。
次いで、ステップS22では、UE管理部30がフェーズ2登録テーブル36の「サブフレーム番号=n+P」の欄に登録されている端末100の端末IDを推定基準値と共にスケジューリング部32に通知する。そして、スケジューリング部32がその通知された端末IDの端末100に対して、当該端末100の推定基準値に基づいて、第(n+P)番サブフレームから始まるチャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができるか否かを判定する。スケジューリング部32は、当該端末100に対して、第(n+P)番サブフレームから始まるチャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができる場合には、当該端末100の推定基準値に基づいて、該チャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当てる。スケジューリング部32は、当該端末100に対するSRS関連パラメータの割当結果をSRS関連パラメータ通知部20へ通知する。SRS関連パラメータ通知部20は、当該端末100へ、該SRS関連パラメータの割当結果を通知する。
図11において、第(n+P)番サブフレームから始まるチャネル品質測定期間は、第(n+P)番サブフレームから第(n+P+Q−1)番サブフレームまでのQ個のサブフレームから成る。チャネル品質測定期間の長さ(サブフレーム数:Q)は、予め設定され、情報入力部12から入力される。なお、チャネル品質測定期間の長さQ(単位はmS)は、例えば、次式により決定することができる。
Q=T2_SRS×ceil(P÷T1_SRS)
但し、T1_SRSは最大ドップラ周波数推定期間におけるSRS送信周期(単位はmS)、T2_SRSはチャネル品質測定期間におけるSRS送信周期(単位はmS)、Pは最大ドップラ周波数推定期間の長さ(単位はmS)である。ceil(X)はXの値以上の最小の整数である。
ステップS22の結果、SRS関連パラメータを割り当てることができる場合にはステップS24に進み(ステップS23、YES)、SRS関連パラメータを割り当てることができない場合にはステップS25に進む(ステップS23、NO)。
ステップS24では、UE管理部30が、ステップS22でSRS関連パラメータを割り当てることができると判定された端末100を追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=n+P+Q」の欄に登録する。
図8に追従判定フェーズ登録テーブル38の構成例が示されている。図8の例では、図7のフェーズ2登録テーブル36の「サブフレーム番号=n+P」の欄に登録されている端末100(端末ID:UE_A)に対して第(n+P)番サブフレームから始まるチャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができると判定され、該端末100(端末ID:UE_A)が追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=n+P+Q」の欄に登録されている。
ステップS25では、UE管理部30が、ステップS22でSRS関連パラメータを割り当てることができないと判定された端末100をフェーズ2登録テーブル36の「サブフレーム番号=n+P+1」の欄に登録する。この端末100に対しては、現対象サブフレームが第(n+P+1)番サブフレームになった時に、再度、図4の処理(但し、推定基準値は算出済みであるので、ステップS21の推定基準値の算出処理は除く)が実行される。
次に図5の処理を説明する。図5の処理は、現対象サブフレームが第(n+P+Q)番サブフレームになった時に開始される。ステップS31では、UE管理部30が追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=n+P+Q」の欄に登録されている端末100の端末IDを最大ドップラ周波数推定部16に通知する。そして、最大ドップラ周波数推定部16がその通知された端末IDの端末100に対して、第(n+P)番サブフレームから第(n+P+Q−1)番サブフレームまでのチャネル品質測定期間に当該端末100から受信した受信SRSを用いて最大ドップラ周波数を推定する。最大ドップラ周波数推定部16は、その最大ドップラ周波数の推定値を端末IDと共にUE管理部30へ通知する。UE管理部30は、その通知された最大ドップラ周波数の推定値を推定追従値として端末IDと共に記録する。
次いで、ステップS32では、UE管理部30が追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=n+P+Q」の欄に登録されている端末100に対して、推定基準値と推定追従値との差分を算出する。次いで、ステップS33では、UE管理部30は、その差分が所定の許容範囲内であるかを判定する。この結果、差分が許容範囲内である場合にはステップS34に進み(ステップS33、YES)、差分が許容範囲外である場合にはステップS35に進む(ステップS33、NO)。
ステップS34では、UE管理部30は、推定基準値と推定追従値との差分が許容範囲内である端末100を追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=現対象サブフレーム番号+Q」の欄に登録する。
図9に追従判定フェーズ登録テーブル38の構成例が示されている。図9の例では、図8の追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=n+P+Q」の欄に登録されている端末100(端末ID:UE_A)に対して推定基準値と推定追従値との差分が判定された結果、合格となり、該端末100(端末ID:UE_A)が追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=現対象サブフレーム番号(n+P+Q)+Q」の欄に登録されている。
図11において、第(n+P)番サブフレームから第(n+P+Q−1)番サブフレームまでのチャネル品質測定期間に端末100から受信した受信SRSを用いて最大ドップラ周波数の推定値(推定追従値)が算出され、推定基準値と推定追従値との差分が判定された結果、合格となっている。これにより、当該端末100に対して、第(n+P+Q)番サブフレームから第(n+P+Q+Q−1)番サブフレームまでの次のチャネル品質測定期間が有効になる。
ステップS35では、UE管理部30は、推定基準値と推定追従値との差分が許容範囲外である端末100に対して、推定基準値と推定追従値との差分が不合格となった連続回数を1増加する。なお、該連続回数の初期値は0である。
次いで、ステップS36では、UE管理部30は、該連続回数が所定の許容範囲内であるかを判定する。この結果、連続回数が許容範囲内である場合にはステップS34に進み(ステップS36、YES)、連続回数が許容範囲外である場合にはステップS37に進む(ステップS36、NO)。
ステップS37では、UE管理部30は、推定基準値と推定追従値との差分が不合格となった連続回数が許容範囲外である端末100をフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=現対象サブフレーム番号+1」の欄に登録する。
図10にフェーズ1登録テーブル34の構成例が示されている。図10の例では、推定基準値と推定追従値との差分が不合格となった連続回数の許容範囲は1回までであり、2回以上連続して不合格は許容範囲外である。図10において、図9の追従判定フェーズ登録テーブル38の「サブフレーム番号=n+P+Q+Q」の欄に登録されている端末100(端末ID:UE_A)に対して、第(n+P+Q+Q)番サブフレームの時には推定基準値と推定追従値との差分が合格であったが、現対象サブフレームが第(n+P+3×Q)番サブフレームの時および第(n+P+4×Q)番サブフレームの時には推定基準値と推定追従値との差分が連続して不合格となった。これにより、推定基準値と推定追従値との差分が不合格となった連続回数「2回」が許容範囲外になったため、当該端末100(端末ID:UE_A)がフェーズ1登録テーブル34の「サブフレーム番号=現対象サブフレーム番号(n+P+4×Q)+1」の欄に登録されている。これにより、当該端末100(端末ID:UE_A)に対して、チャネル品質測定期間から最大ドップラ周波数推定期間への切り替えが行われる。
図11の例では、推定基準値と推定追従値との差分が不合格となった連続回数の許容範囲は1回までであり、2回以上連続して不合格は許容範囲外である。図11において、推定基準値と推定追従値との差分は、現対象サブフレームが第(n+P+Q)番サブフレームの時および第(n+P+2×Q)番サブフレームの時には合格であったが、現対象サブフレームが第(n+P+3×Q)番サブフレームの時および第(n+P+4×Q)番サブフレームの時には連続して不合格となった。これにより、推定基準値と推定追従値との差分が不合格となった連続回数「2回」が許容範囲外になったため、当該端末100に対して、チャネル品質測定期間から最大ドップラ周波数推定期間への切り替えを行う。この場合、現対象サブフレームが第(n+P+4×Q+1)番サブフレームになった時に図3の処理が開始され、当該端末100に対して、第(n+P+4×Q+1)番サブフレームから始まる最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てることができるか否かが判定される。
次に、SRS関連パラメータを割り当てる方法について説明する。
図12に、一般的なSRS送信スケジュールの例を示す。図12の例では、srs-BandwidthConfigはRB数が48である。又、端末100(端末ID:UE_A)のsrs-BandwidthはRB数が24、端末100(端末ID:UE_B)のsrs-BandwidthはRB数が12、端末100(端末ID:UE_C)のsrs-BandwidthはRB数が4である。又、各端末100(端末ID:UE_A、UE_B、UE_C)に対して同一のtransmissionComb、cyclicShift及びsrs-ConfigIndexを適用する。又、端末100(端末ID:UE_A)のnRRCは0、端末100(端末ID:UE_B)のnRRCは6、端末100(端末ID:UE_C)のnRRCは9である。又、srs-HoppingBandwidthは0である。これにより、図12に示されるような、SRS送信ごとの各端末100(端末ID:UE_A、UE_B、UE_C)のSRS帯域の物理ポジションが実現される。
本実施形態においてスケジューリング部32は、最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータの割り当てとチャネル品質測定期間のSRS関連パラメータの割り当てとが衝突しないように、最大ドップラ周波数推定期間とチャネル品質測定期間とでSRSを配置するサブキャリアを区別する。例えば、奇数サブキャリアと偶数サブキャリアとを使い分けすることが挙げられる。この場合、例えば、最大ドップラ周波数推定期間のSRSは奇数サブキャリアに配置し、チャネル品質測定期間のSRSは偶数サブキャリアに配置する。又は、その逆であってもよい。これにより、最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータの割り当てとチャネル品質測定期間のSRS関連パラメータの割り当てとは完全に独立して行うことができる。従って、最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータの割り当てとチャネル品質測定期間のSRS関連パラメータの割り当てとを、並行して行ってもよく、或いは、順番に行ってもよい。
[最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータの割り当て方法]
最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てる方法を説明する。
(1)一般的に、端末の最大ドップラ周波数を推定する方法では、レイリー波のインパルス応答の時間相関ρ(τ)が第1種0次ベッセル関数を用いて表すことができることを利用して、端末の最大ドップラ周波数を推定する。無線通信システムにおいて、レイリー波のインパルス応答を求めるには、できる限り広い帯域に渡って最大ドップラ周波数推定用の信号を配置することが望ましい。従って、できる限り広い帯域に渡って最大ドップラ周波数推定用の信号を配置することによって、最大ドップラ周波数を精度よく推定することができる。このことから、最大ドップラ周波数を精度よく推定するために、最大ドップラ周波数推定期間のSRSスケジューリング対象端末に対して、できる限り広いSRS送信帯域(srs-Bandwidth)を割り当てる。
具体的には、SRSスケジューリング対象端末の最大送信電力および所望受信品質に基づいて、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域を求める。このとき、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域を求めることができない場合には、送信可能帯域の所定のデフォルト値を使用する。そして、LTEシステムがサポートするSRS帯域においてとり得る端末ごとのSRS帯域の中から、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域以下となる最大のSRS帯域をSRSスケジューリング対象端末のsrs-Bandwidthに設定する。
図13に、非特許文献1から抜粋したLTE規格を示す。図13に示すLTE規格は、LTEシステムのシステム帯域が「RB数=50」である場合に、LTEシステムがサポートする端末ごとのSRS帯域「mSRS,0、mSRS,1、mSRS,2、mSRS,3」及び項番「BSRS」である。例えば、LTEシステムのSRS帯域が「CSRS=0」である基地局2では、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域が「RB数=20」である場合、「mSRS,0、mSRS,1、mSRS,2、mSRS,3」のうちRB数が20以下である「BSRS」は「BSRS=2」及び「BSRS=3」であり、そのうちの項番の最小値「BSRS=2」に対応する端末ごとのSRS帯域「mSRS,2:RB数=12」をSRSスケジューリング対象端末のsrs-Bandwidthに設定する。
(2)現対象サブフレームにおいて、最大ドップラ周波数推定期間のSRSスケジューリング対象端末が複数存在する場合には、送信データ量の多い端末を優先して、最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当てる。
(3)最大ドップラ周波数を精度よく推定するために、周波数軸におけるSRSのホッピングを行わない。従って、「srs-HoppingBandwidth=3」に設定する。
(4)SRSを連続的に送信する。従って、durationを「indefinite」に設定する。
(5)本実施例では、最大ドップラ周波数推定期間のSRSは奇数サブキャリアに配置する。従って、「transmissionComb=0」に設定する。
(6)cyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する方法を説明する。
異なる端末間におけるSRS多重方法には、freqDomainPositionを用いた周波数多重、srs-ConfigIndexの送信サブフレーム・オフセット値を用いた時間多重、及びcyclicShiftを用いた符号多重の三種類がある。SRS多重方法の順位は、LTEシステムのポリシーに従って決定される。図14及び図15に、SRS多重方法の選択手順が示されている。
図14は、収容端末数の最大化がLTEシステムのポリシーである場合のSRS多重方法の選択手順を示すフローチャートである。図14では、符号多重、周波数多重、時間多重の順番でSRSスケジューリング対象端末に対するSRS関連パラメータ割当を試みる。図14において、まずステップS101で符号多重が可能であるか判定し、符号多重が可能であればステップS102で符号多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する。一方、符号多重が不可能であればステップS103で周波数多重が可能であるか判定し、周波数多重が可能であればステップS104で周波数多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する。一方、周波数多重も不可能であればステップS105でsrs-BandwidthConfigで表せる帯域を割当可能な送信サブフレーム・オフセット値があるか判定し、送信サブフレーム・オフセット値があればステップS106で時間多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する。
図15は、異なる端末間におけるSRSの相互干渉の最小化がLTEシステムのポリシーである場合のSRS多重方法の選択手順を示すフローチャートである。図15では、周波数多重、時間多重、符号多重の順番でSRSスケジューリング対象端末に対するSRS関連パラメータ割当を試みる。図15において、まずステップS201で周波数多重が可能であるか判定し、周波数多重が可能であればステップS202で周波数多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する。一方、周波数多重が不可能であればステップS203でsrs-BandwidthConfigで表せる帯域を割当可能な送信サブフレーム・オフセット値があるか判定し、送信サブフレーム・オフセット値があればステップS204で時間多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する。一方、時間多重も不可能であればステップS205で符号多重が可能であるか判定し、符号多重が可能であればステップS206で符号多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを決定する。
次に、周波数多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを説明する。
最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当て済みの端末100を周波数多重候補端末とする。そして、周波数多重候補端末のnRRC以外の空き帯域であるnRRCの中に、周波数多重候補端末の送信サブフレーム・オフセット値及びcyclicShiftを用いて次の条件式を満足するnRRCが存在すれば、周波数多重することができると判定する。
nRRC mod (srs-Bandwidth ÷ 4)=0
但し、srs-Bandwidthの最小単位はRB数が4である。A mod(B)はAをBで割ったときの余りである。
周波数多重する場合、上記の条件式を満足するnRRCの最小値をSRSスケジューリング対象端末のfreqDomainPositionに設定する。そして、周波数多重する相手である端末100の送信サブフレーム・オフセット値および最大ドップラ周波数推定期間におけるSRS送信周期をSRSスケジューリング対象端末のsrs-ConfigIndexに設定し、割当可能なCyclic ShiftのうちからCyclic Shift識別子が最小であるCyclic ShiftをSRSスケジューリング対象端末のCyclic Shiftに設定する。最大ドップラ周波数推定期間におけるSRS送信周期は、予め設定され、情報入力部12から入力される。
次に、時間多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを説明する。
時間多重を行う対象のサブフレームにおいて、srs-BandwidthConfigにより表されるSRS送信帯域を割り当てることができれば、時間多重することができると判定する。時間多重する場合、「nRRC=0」をSRSスケジューリング対象端末のfreqDomainPositionに設定する。そして、時間多重する相手である端末100の送信サブフレーム・オフセット値および最大ドップラ周波数推定期間におけるSRS送信周期をSRSスケジューリング対象端末のsrs-ConfigIndexに設定し、割当可能なCyclic ShiftのうちからCyclic Shift識別子が最小であるCyclic ShiftをSRSスケジューリング対象端末のCyclic Shiftに設定する。最大ドップラ周波数推定期間におけるSRS送信周期は、予め設定され、情報入力部12から入力される。
次に、符合多重を行う場合のcyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexを説明する。
最大ドップラ周波数推定期間のSRS関連パラメータを割り当て済みの端末100と同じsrs-Bandwidthを持つSRSスケジューリング対象端末は、符号多重することができると判定する。符号多重する場合、符合多重する相手である端末100のfreqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexをSRSスケジューリング対象端末に同様に設定する。そして、割当可能なCyclic Shiftのうちから符合多重する相手である端末100のcyclic shiftとは異なるcyclic shiftをSRSスケジューリング対象端末のcyclic shiftに設定する。
[チャネル品質測定期間のSRS関連パラメータの割り当て方法]
チャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当てる方法を説明する。
(1)SRSスケジューリング対象端末の最大送信電力および所望受信品質に基づいて、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域を求める。このとき、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域を求めることができない場合には、送信可能帯域の所定のデフォルト値を使用する。又、SRSスケジューリング対象端末の推定基準値およびチャネル品質測定期間におけるSRS送信周期に基づいて、SRSスケジューリング対象端末の所要SRS送信帯域を求める。チャネル品質測定期間におけるSRS送信周期は、予め設定され、情報入力部12から入力される。なお、端末のチャネル品質変動周期を表すコヒーレンス時間は、端末の最大ドップラ周波数の逆数に正比例する。
SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域がSRSスケジューリング対象端末の所要SRS送信帯域よりも大きい場合には、選択可能なSRS送信帯域の中から、所要SRS送信帯域以上、且つ、送信可能帯域以下である最小のSRS送信帯域をSRSスケジューリング対象端末のsrs-Bandwidthに設定する。
一方、SRSスケジューリング対象端末の送信可能帯域がSRSスケジューリング対象端末の所要SRS送信帯域以下である場合には、選択可能なSRS送信帯域の中から、送信可能帯域以下である最大のSRS送信帯域をSRSスケジューリング対象端末のsrs-Bandwidthに設定する。
図13に示すLTE規格におけるsrs-Bandwidthの具体例を説明する。LTEシステムのシステム帯域が「RB数=50」であって、例えば、LTEシステムのSRS帯域が「CSRS=0」である基地局2では、SRSスケジューリング対象端末の、送信可能帯域が「RB数=30」、所要SRS送信可能帯域が「RB数=10」である場合、「mSRS,0、mSRS,1、mSRS,2、mSRS,3」のうちRB数が10以上且つ30以下である「BSRS」は「BSRS=1」及び「BSRS=2」であり、そのうちの項番の最大値「BSRS=2」に対応する端末ごとのSRS帯域「mSRS,2:RB数=12」をSRSスケジューリング対象端末のsrs-Bandwidthに設定する。
(2)現対象サブフレームにおいて、チャネル品質測定期間のSRSスケジューリング対象端末が複数存在する場合には、送信データ量の多い端末を優先して、チャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当てる。
(3)周波数ダイバーシティ(Diversity)のゲインを得るために、LTEシステムのSRS帯域に渡って周波数軸におけるSRSのホッピングを行う。従って、「srs-HoppingBandwidth=0」に設定する。
(4)SRSを連続的に送信する。従って、durationを「indefinite」に設定する。
(5)本実施例では、チャネル品質測定期間のSRSは偶数サブキャリアに配置する。従って、「transmissionComb=1」に設定する。なお、本実施例では、最大ドップラ周波数推定期間のSRSは奇数サブキャリアに配置する。
(6)cyclicShift、freqDomainPosition及びsrs-ConfigIndexは、上述した最大ドップラ周波数推定期間の場合と同様に設定する。但し、多重する相手の端末100は、チャネル品質測定期間のSRS関連パラメータを割り当て済みの端末100である。
上述した実施形態によれば、SRS送信スケジュールに最大ドップラ周波数推定期間とチャネル品質測定期間とを設け、最大ドップラ周波数推定期間に対して最大ドップラ周波数を推定するために適したSRS送信スケジュールを作成し、チャネル品質測定期間に対して、最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信したSRSを用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、SRS送信スケジュールを作成する。このSRS送信スケジュールによれば、最大ドップラ周波数推定期間によって最大ドップラ周波数を精度よく推定することができる。そして、端末のチャネル品質変動周期を表すコヒーレンス時間は端末の最大ドップラ周波数の逆数に正比例することから、その高精度の最大ドップラ周波数推定値(推定基準値)に基づいて、チャネル品質測定期間に対し、端末のチャネル品質変動周期に沿ったSRS送信スケジュールを作成することができる。これにより、上りリンクの無線リソースを効率的に使用することができるようになる。
又、チャネル品質測定期間に基地局で受信したSRSを用いて推定された最大ドップラ周波数(推定追従値)と推定基準値との差分が許容範囲外になった時に、チャネル品質測定期間から最大ドップラ周波数推定期間へ切り替えることにより、実情に即した推定基準値に更新することができる。これにより、チャネル品質測定期間のSRS送信スケジュールに対して一定の品質を維持することができるようになる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
2…基地局、10…SRSスケジューラ、12…情報入力部、14…チャネル品質測定部、16…最大ドップラ周波数推定部、18…SRS受信部、20…SRS関連パラメータ通知部、30…端末(UE)管理部、32…スケジューリング部、34…フェーズ1登録テーブル、36…フェーズ2登録テーブル、38…追従判定フェーズ登録テーブル

Claims (7)

  1. 無線通信システムにおいて、端末が基地局へ送信する参照信号の送信スケジュールを作成する参照信号送信スケジューリング装置であり、
    最大ドップラ周波数を推定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信する最大ドップラ周波数推定期間と、端末から基地局へ向かう方向の通信チャネルの品質を測定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信するチャネル品質測定期間と、を前記送信スケジュールに設け、
    前記最大ドップラ周波数推定期間に対して、最大ドップラ周波数を推定するために適した参照信号送信スケジュールを作成し、
    前記チャネル品質測定期間に対して、前記最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、参照信号送信スケジュールを作成する、
    ことを特徴とする参照信号送信スケジューリング装置。
  2. 前記最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された第1の最大ドップラ周波数と、前記チャネル品質測定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された第2の最大ドップラ周波数との差分に基づいて、前記チャネル品質測定期間から前記最大ドップラ周波数推定期間へ切り替えることを特徴とする請求項1に記載の参照信号送信スケジューリング装置。
  3. 前記差分が所定回数連続して許容範囲外になった場合に、前記チャネル品質測定期間から前記最大ドップラ周波数推定期間へ切り替えることを特徴とする請求項2に記載の参照信号送信スケジューリング装置。
  4. 前記最大ドップラ周波数推定期間に前記参照信号を送信する端末と、前記チャネル品質測定期間に前記参照信号を送信する端末と、前記チャネル品質測定期間に前記差分を判定する対象となる端末とを管理する端末管理部を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の参照信号送信スケジューリング装置。
  5. 前記最大ドップラ周波数推定期間に前記参照信号を送信する端末を登録する第1の登録テーブルと、
    前記チャネル品質測定期間に前記参照信号を送信する端末を登録する第2の登録テーブルと、
    前記チャネル品質測定期間に前記差分を判定する対象となる端末を登録する第3の登録テーブルと、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の参照信号送信スケジューリング装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の参照信号送信スケジューリング装置と、
    前記参照信号送信スケジューリング装置が作成した参照信号送信スケジュールにおける最大ドップラ周波数推定期間に端末から受信した参照信号を用いて最大ドップラ周波数を推定する最大ドップラ周波数推定部と、
    前記参照信号送信スケジューリング装置が作成した参照信号送信スケジュールにおけるチャネル品質測定期間に端末から受信した参照信号を用いて通信チャネル品質を測定するチャネル品質測定部と、
    を備えたことを特徴とする基地局装置。
  7. 無線通信システムにおいて端末が基地局へ送信する参照信号の送信スケジュールを作成する参照信号送信スケジューリング方法であり、
    最大ドップラ周波数を推定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信する最大ドップラ周波数推定期間と、端末から基地局へ向かう方向の通信チャネルの品質を測定するために端末が基地局へ前記参照信号を送信するチャネル品質測定期間と、を前記送信スケジュールに設け、
    前記最大ドップラ周波数推定期間に対して、最大ドップラ周波数を推定するために適した参照信号送信スケジュールを作成するステップと、
    前記チャネル品質測定期間に対して、前記最大ドップラ周波数推定期間に基地局で受信した前記参照信号を用いて推定された最大ドップラ周波数に基づいて、参照信号送信スケジュールを作成するステップと、
    を含むことを特徴とする参照信号送信スケジューリング方法。
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