JP2011191147A - 光設備判定システム及び判定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】心線判定装置60は、OLT制御端末によって取得されるOLT11とONU20−1〜20−8それぞれとの間の応答遅延時間に基づいて、OLT11とONU20−1〜20−8それぞれとの間の光線路長を算出する。また、心線判定装置60は、光パルス試験制御端末50を制御して光パルス試験装置30による光パルス試験を実行させ、OLT11と光フィルタ22−1〜22−8それぞれとの間の光線路長を算出する。算出された光線路長はそれぞれ照合され、OLT11とONU20−1〜20−8それぞれとの間の光線路長、及びOLT11と光フィルタ22−1〜22−8それぞれとの間の光線路長は、対応するONUのMACアドレスと対応付けられる。
【選択図】 図1
Description
特にPON型光アクセスネットワークでは、屋外の光ファイバは電柱上などで光スプリッタに接続され、光信号は光スプリッタによって分岐されて加入者宅のONU(Optical Network Unit)にまで伝達される。このような光アクセスネットワークの光設備の管理及び保守業務は通常、通信事業者によって行なわれる。
(1)通信事業者拠点に設置される光加入者線端局装置と、当該光加入者線端局装置と光線路を介して接続され、前記光加入者線端局装置からの光信号を分岐させる光スプリッタと、前記光スプリッタに光線路及び光フィルタを介してそれぞれ接続され、前記光スプリッタによって分岐された光信号を受信し、それぞれ固有の識別子が付与された複数の加入者線終端装置を具備する光アクセスネットワークにおいて用いられる光設備判定システムであって、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の応答遅延時間に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長を算出する第1の光線路長算出手段と、光パルス試験を実行して、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を算出する第2の光線路長算出手段と、前記第1の光線路長算出手段が算出した光線路長と、前記第2の光線路長算出手段が算出した光線路長とを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長、及び前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を、それぞれの加入者線終端装置の識別子と対応付ける対応付け手段とを具備する態様とする。
この態様によれば、応答遅延時間の測定から得られた光線路長と光パルス試験で得られた光線路長とを照合することで、光加入者線端局装置と加入者線終端装置との間の光線路長、光フィルタの位置、及び加入者線終端装置の識別子を対応付けることができる。
この態様によれば、照合結果に基づいて加入者線終端装置の設備状態を判定することができる。
この態様によれば、加入者線終端装置の設備状態として、電源の状態、故障の有無、光フィルタが接続されているか、光フィルタのとの距離等を判定できる。
この態様によれば、光線路長が算出可能であった加入者線終端装置の数に応じて、加入者線終端装置の設備状態を判定することができる。
この態様によれば、光線路の対照作業を精度良く行うことが可能となる。
この態様によれば、加入者線終端装置の状態を容易に更新することができる。
(7)通信事業者拠点に設置される光加入者線端局装置と、当該光加入者線端局装置と光線路を介して接続され、前記光加入者線端局装置からの光信号を分岐させる光スプリッタと、前記光スプリッタに光線路及び光フィルタを介してそれぞれ接続され、前記光スプリッタによって分岐された光信号を受信し、それぞれ固有の識別子が付与された複数の加入者線終端装置を具備する光アクセスネットワークにおいて用いられる光設備判定方法であって、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の応答遅延時間に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長を算出する第1の光線路長算出ステップと、光パルス試験を実行して、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を算出する第2の光線路長算出ステップと、前記第1の光線路長算出ステップによって算出された光線路長と、前記第2の光線路長算出ステップによって算出された光線路長とを照合する照合ステップと、前記照合ステップによる照合結果に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長、及び前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を、それぞれの加入者線終端装置の識別子と対応付ける対応付けステップとを備える態様とする。
この態様によれば、応答遅延時間の測定から得られた光線路長と光パルス試験で得られた光線路長とを照合することで、光加入者線端局装置と加入者線終端装置との間の光線路長、光フィルタの位置、及び加入者線終端装置の識別子を対応付けることができる。
この態様によれば、照合結果に基づいて加入者線終端装置の設備状態を判定することができる。
(9)(8)の構成において、前記加入者線終端装置の電源、故障の有無、光フィルタの接続の有無、及び光フィルタとの距離の少なくともいずれかの状態が判定される態様とする。
この態様によれば、加入者線終端装置の設備状態として、電源の状態、故障の有無、光フィルタが接続されているか、光フィルタのとの距離等を判定できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る光設備判定システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、この光設備判定システムは、PON型の光アクセスネットワークに適用することができる。
ONU20−1〜20−8のそれぞれとOLT11とは、光ファイバによって接続されている。光ファイバ経路上には、光信号を合成及び分配する所外光スプリッタSが設けられており、1つのOLT11に複数のONU20−1〜20−8が接続される構成となっている。
OLT11には、GE−PON方式に基づいてOLT11の動作を制御するためのOLT制御端末40が接続されている。OLT制御端末40は、例えば通常のコンピュータ装置であってもよい。
図2は、OLT制御端末40、光パルス試験制御端末50、及び心線判定装置60の機能ブロックと機能ブロック間のデータの流れを示す図である。
フロー制御部62は、たとえばプロセッサ、プログラムメモリ及びワークメモリを具備し、プロセッサがプログラムメモリに記憶された所定のプログラムを実行することで、図3のフローチャートに示される処理を実現する。
<反射波形データへのMACアドレスマッピング>
図3は、以上のように構成された光設備判定システムによる、反射波形データへのMACアドレスマッピング処理の手順を示すフローチャートである。
図4は、ONU間の距離の差分算出処理(図3のステップS31)の詳細を示すフローチャートである。
図5は、OLT11が取得した各ONUのMACアドレスとRTT値を表す文字列のリスト500の一例を示す図である。リスト500では、8個のONU(ONU20−1〜ONU20−8)から、それぞれ文字列を取得した場合の例が示されている(リスト500において“number of ONU=8”)。それぞれのONUに対応して、各文字列にはONUのLLID(Logical Link ID)、RTT値、及びMACアドレスが含まれている。LLIDは、各ONUに割り当てられた識別子である。本実施形態ではONU20−1のLLIDが“001”、ONU20−2のLLIDが“002”、…、ONU20−8のLLIDが“008”であるとする。図5に示す例では、RTTの値が、GE−PON方式で規定されている最小単位である16nsの倍数(カウンタ)で16進表示されている。
図6は、図4のフローチャートによる算出結果データを格納したデータテーブルの具体例を示す図である。図6に示すようなデータテーブル600が、データ格納部63に記憶される。
図7は、光フィルタ間の距離の差分算出処理(図3のステップS32)の詳細を示すフローチャートである。
心線判定装置60は、予め設定されている各光フィルタの反射基準値に基づいて、光パルス波形のピーク値から、光フィルタを表すピークポイント(反射点)を検出し、当該ピークポイントに対応する光線路長を算出する(ステップS74)。
検出された各フィルタポイントと、対応する線路長差分値は、データ格納部63に記憶される。
テーブル900では、光フィルタを表すピーク点A,B,…,Hに対応して、それぞれのピーク点までの光線路長が記憶されている。このうち、光線路長が最小値(2000)であるピーク点Aが基準として選択されており、他のピーク点については、ピーク点Aとの光線路長の差分がテーブル900に格納されている。
まず、心線判定装置60のフロー制御部62は、上述の各処理によって得られたデータをデータ格納部63から読み出す(ステップS101)。すなわちフロー制御部62は、図4の処理によって得られたOLT11に接続されたONUの数、対応するMACアドレス、及びONU間での光線路長の差分と、図7の処理によって得られた各フィルタポイント(ピーク点)、及びピーク点間での光線路長の差分とを、データ格納部63から読み出す。
フロー制御部62は、光線路長の差分が一致するデータを抽出して、フィルタポイントとMACアドレスの対応テーブルを作成する(ステップS103)。
図12は、図8に示す光パルス波形上において、各ピーク点について関連付けされたONUのMACアドレスを表示した一例を示す。図12に示すように、ピーク点AにはONU20−1のMACアドレスが関連付けられ、ピーク点BにはONU20−2のMACアドレスが関連付けられている。同様に、他のピーク点にも、それぞれ対応するONUのMACアドレスが関連付けられる。
<光線路長データ更新>
続いて、本実施形態に係る光設備判定システムによる、光線路長データの更新処理について、図面を参照して説明する。以下の説明では、上述のMACアドレスマッピングの説明と対応する部分には対応する参照数字を付して詳細な説明は省略する。
上述のMACアドレスマッピングによって生成されたMACアドレスとピーク点の対応テーブル(例えば図11に示すデータテーブル1100)から、必要なデータが設備データベース601に送信され、記憶される。
心線判定装置60から設備データベース601へのデータ送信は、オペレータによる心線判定装置60の操作に応じて行われてもよいが、所定の時間間隔で自動的に行なわれてもよい。
<所外光スプリッタの下部の設備状態の判定>
次に、本実施形態に係る光設備判定システムによる光スプリッタSより下部の設備状態の判定処理について、図面を参照して説明する。以下の説明では、上述の説明と対応する部分には対応する参照数字を付して詳細な説明は省略する。
図15では、図3に示される機能ブロック図に加えて、心線判定装置60が設備判定部64を具備している。
図16は、以上のように構成された光設備判定システムにおいて実行される設備状態の判定処理のフローチャートである。
フロー制御部62は、図10のステップS103と同様に、光線路長の差分が一致するデータを抽出して、フィルタポイントとMACアドレスの対応テーブルを作成する(ステップS163)。
全てのONUについて、光線路長の差分が一致するピーク点が得られた場合(ステップS164でYes)、光パルス波形から抽出された各ピークポイントとONUのMACアドレスが1対1で対応付けられ、ONU20−1〜20−8及び光フィルタ22−1〜22−8に異常は無いと判定される(ステップS165)。
一方、光線路長が測定されたONUの数が、光線路長が測定された光フィルタの数よりも少ない場合、図17に示すような対応テーブル1700がステップS163で生成されている。図17の対応テーブル1700では、ピーク点Hに対応するONUのMACアドレスのデータが得られていない。この場合、光スプリッタSより下部の光ファイバケーブルには異常は無いが、故障が生じているか電源が入っていないONUが存在すると判定される(ステップS166)。
<心線対照作業への適用>
次に、本実施形態に係る光設備判定システムを心線対照作業へ適用する例について、図面を参照して説明する。以下の説明では、上述の説明と対応する部分には対応する参照数字を付して詳細な説明は省略する。
図20では、図3に示される機能ブロック図に加えて、心線判定装置60が測定値比較部65を具備している。また図26は、具体的な心線対照の作業イメージを示す図である。以下の説明では、セントラルオフィス内のオペレータPOと所外光スプリッタSの下部にいる屋外作業者PSは、携帯電話等で連絡を取りながら作業を進行することが想定されている。
まず、オペレータPOの指示に応じて、心線判定装置60によって、各ONUのMACアドレスと光パルス波形におけるフィルタポイント(ピーク点)の対応テーブルが作成される(ステップS211)。この対応テーブルの作成は、図3に示すMACアドレスマッピングと同様の手順で行なわれる。ただし、光パルス試験(図7のステップS72〜S73)において、各光フィルタポイントに関する物理量(例えば反射ピーク強度)が測定される。
続いて、ステップS211と同様の処理が繰り返され、再び心線判定装置60によって、各ONUのMACアドレスと光パルス波形におけるフィルタポイントの対応テーブルが作成される(ステップS213)。
図25は、物理量の変化があったポイント及びMACアドレスの表示の一例を示す図である。この例では、光パルス波形の表示上に、物理量変化が生じたONUのMACアドレス“xx-xx-xx-ac”と対応するピークポイント“H”が示されている。
以上のように、この心線対照作業では、オペレータPOが心線判定装置60を操作して、光スプリッタ下部の各光フィルタの反射ピーク強度などの物理量を測定する(1回目)。次に屋外の作業者PSが光スプリッタ下部の光ファイバの1本に曲げを加え、その状態でオペレータPOが下部心線判定60を操作して2回目の測定を行う。
以上述べたように、本実施形態に係る心線判定装置によれば、図3に示すMACアドレスマッピング処理により、各ONUのMACアドレスと、光フィルタによる反射点を1対1に対応付けることが可能となる。これによって、設備の詳細情報を保持する設備データベースが不要となり、光フィルタを増設しても設備データベースに当該光フィルタのデータを手入力する更新作業も不要となる。また光パルス試験の結果とOLT11が取得するRTTの情報をリアルタイムで取得することで、最新の光フィルタの反射点とONUのMACアドレスを対応付けることができる。
また、本実施形態に係る光設備判定システムにおける心線対象作業では、物理量(例えばピーク強度)の測定が複数回(例えば2回)行なわれる。測定の間に人為的に光線路の状態に変化を与え、その後の測定結果に基づいて、人為的な状態変化を加えられた光線路に接続された光フィルタのピーク点と対応するONUのMACアドレスが検出される。従って、状態変化が加えられた光線路が、作業すべき加入者のONUに接続されている光ファイバ心線であるか否かを、作業者が現場において確認することが可能となる。
また、データの照合結果に基づいて、光スプリッタより下部の光設備の状態(故障の有無等)を判定することができる。
Claims (9)
- 通信事業者拠点に設置される光加入者線端局装置と、当該光加入者線端局装置と光線路を介して接続され、前記光加入者線端局装置からの光信号を分岐させる光スプリッタと、前記光スプリッタに光線路及び光フィルタを介してそれぞれ接続され、前記光スプリッタによって分岐された光信号を受信し、それぞれ固有の識別子が付与された複数の加入者線終端装置を具備する光アクセスネットワークにおいて用いられる光設備判定システムであって、
前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の応答遅延時間に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長を算出する第1の光線路長算出手段と、
光パルス試験を実行して、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を算出する第2の光線路長算出手段と、
前記第1の光線路長算出手段が算出した光線路長と、前記第2の光線路長算出手段が算出した光線路長とを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合結果に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長、及び前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を、それぞれの加入者線終端装置の識別子と対応付ける対応付け手段と、
を具備する光設備判定システム。 - 前記照合手段による照合結果に基づいて、加入者線終端装置の設備状態を判定する判定手段を更に具備する請求項1に記載の光設備判定システム。
- 前記判定手段は、前記加入者線終端装置の電源、故障の有無、光フィルタの接続の有無、及び光フィルタとの距離の少なくともいずれかの状態を判定する請求項2に記載の光設備判定システム。
- 前記判定手段は、
前記第1の光線路長算出手段によって光線路長が算出された加入者線終端装置の数を表す第1の数と、前記第2の光線路長算出手段によって光線路長が算出された加入者線終端装置の数を表す第2の数とを比較し、
前記第1の数が前記第2の数より小さい場合は、少なくとも1つの加入者線終端装置が電源断状態又は故障状態にあると判定し、
前記第1の数が前記第2の数より大きい場合は、少なくとも1つの加入者線終端装置には光フィルタが取り付けられていないと判定し、
前記第1の数と前記第2の数が一致し、かつ前記第1の光線路長算出手段によって光線路長と前記第2の光線路長算出手段によって光線路長に相違がある場合には、少なくとも1つの加入者線終端装置が光フィルタとは遠隔に備えられていると判定し、
前記第1の数と前記第2の数が一致し、かつ前記第1の光線路長算出手段によって光線路長と前記第2の光線路長算出手段によって光線路長に相違がない場合には、前記複数の加入者線終端装置の設備状態は正常であると判定する請求項3に記載の光設備判定システム。 - 前記第2の光線路長算出手段は、前記光パルス試験を複数回実行して反射光についての物理量を測定し、
前記複数回の光パルス試験の結果得られた物理量の測定結果の変化を検出して、当該変化に対応する加入者線終端装置の識別子を出力する出力手段を更に具備する請求項1に記載の光設備判定システム。 - 前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長を、前記対応付け手段によって対応付けられた識別子と共に格納するデータベースを更に具備する請求項1に記載の光設備判定システム。
- 通信事業者拠点に設置される光加入者線端局装置と、当該光加入者線端局装置と光線路を介して接続され、前記光加入者線端局装置からの光信号を分岐させる光スプリッタと、前記光スプリッタに光線路及び光フィルタを介してそれぞれ接続され、前記光スプリッタによって分岐された光信号を受信し、それぞれ固有の識別子が付与された複数の加入者線終端装置を具備する光アクセスネットワークにおいて用いられる光設備判定方法であって、
前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の応答遅延時間に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長を算出する第1の光線路長算出ステップと、
光パルス試験を実行して、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を算出する第2の光線路長算出ステップと、
前記第1の光線路長算出ステップによって算出された光線路長と、前記第2の光線路長算出ステップによって算出された光線路長とを照合する照合ステップと、
前記照合ステップによる照合結果に基づいて、前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれとの間の光線路長、及び前記光加入者線端局装置と前記複数の加入者線終端装置それぞれに接続された光フィルタとの間の光線路長を、それぞれの加入者線終端装置の識別子と対応付ける対応付けステップと、
を備える光設備判定方法。 - 前記照合結果に基づいて、加入者線終端装置の設備状態を判定する判定ステップを更に備える請求項7に記載の光設備判定方法。
- 前記加入者線終端装置の電源、故障の有無、光フィルタの接続の有無、及び光フィルタとの距離の少なくともいずれかの状態が判定される請求項8に記載の光設備判定方法。
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