JP2011188048A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搭載した太陽電池を光起電力の高い角度に自動的に調整する機能を、カメラ機能無しでも実現できる携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 少なくとも2つの折り畳み部を持ち、折り畳み軸2を介して折り畳み可能であるとともに、一方の折り畳み部に太陽電池パネル3を搭載した携帯情報端末に適用される。この携帯情報端末は、前記一方の折り畳み部に設けられ、前記折り畳み軸を介して該一方の折り畳み部を回転させる回転軸駆動部109と、前記太陽電池パネルにおける起電力を測定する光起電力検出部106と、前記光起電力検出部からの検出信号を受けて前記回転軸駆動部を制御する自動調節手段(105、108)と、を含み、前記自動調節手段は、前記一方の折り畳み部の回転角度が、前記太陽電池パネルが最も効率的に発電する角度となるように前記回転軸駆動部を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は太陽電池を搭載した携帯情報端末に関する。
太陽電池を搭載したこれまでの携帯情報端末は、太陽電池パネルを搭載した面の角度などを自動的に調整する手段を持たない。このため、ユーザは、携帯情報端末を手で持ち、その太陽電池パネル面を光のよく当たる方向へ向けるなどする必要があり面倒であった。
また、太陽電池から効率的に電力を得る方法が特許文献1に示されている。この方法では、太陽電池で効率的に発電ができるよう、携帯情報端末筐体の複数面に太陽電池を搭載し、使用する太陽電池を切り替えるようにしている。
しかしながら、この方法では複数の太陽電池を搭載する必要があるため、携帯情報端末のコストが高くなる問題がある。
また、携帯情報端末筐体の複数面に太陽電池を配置するために搭載スペースが多く必要となり、携帯情報端末のサイズが大きくなるという問題もある。
さらには、携帯情報端末に複数の太陽電池を搭載しても、その搭載された面の角度が、携帯情報端末の使用場所での照射光を必ずしも効率的に捉えられるとは限らない。
特開2009−010945号公報 特開2007−124347号公報
上記のような問題に対し、特許文献2には、太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出し、光量が大きい方向に太陽電池パネルを回動する回動制御部を備えることにより、発電効率を向上した可搬型電子機器が開示されている。
しかし、この可搬型電子機器は、太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出する手段として、カメラ機能を実現するための固体撮像装置に併設される受光素子を利用するようにしてため、カメラ機能を持たない可搬型電子機器では実現できないという制約がある。
そこで、本発明の課題は、搭載した太陽電池パネルを光起電力の高い角度に自動的に調整する機能を、カメラ機能無しでも実現できる携帯情報端末を提供することにある。
本発明は、少なくとも2つの折り畳み部を持ち、折り畳み軸を介して折り畳み可能であるとともに、一方の折り畳み部に太陽電池パネルを搭載した携帯情報端末に適用される。
本発明の第1の態様によれば、前記一方の折り畳み部に設けられ、前記折り畳み軸を介して該一方の折り畳み部を回転させる回転軸駆動部と、前記太陽電池パネルにおける起電力を測定する光起電力検出部と、前記光起電力検出部からの検出信号を受けて前記回転軸駆動部を制御する自動調節手段と、を含み、前記自動調節手段は、前記一方の折り畳み部の回転角度が、前記太陽電池パネルが最も効率的に発電する角度となるように前記回転軸駆動部を制御することを特徴とする携帯情報端末が提供される。
上記第1の態様による携帯情報端末においては、前記一方の折り畳み部の回転角度を検出する角度検出器を備えることにより、前記自動調節手段は、前記角度検出器の検出信号を用いて前記一方の折り畳み部の回転角度を所定値に達するまで一定のステップで変化させると共にその時の前記起電力を測定して記憶部に記憶させ、前記回転角度が前記所定値に達したら最も起電力の高かった回転角度を判別すると共に前記一方の折り畳み部を回転させて前記最も起電力の高かった回転角度位置に配置するように制御を行なうことが望ましい。
本発明の第2の態様によれば、前記一方の折り畳み部には、該一方の折り畳み部を、前記X回転軸と直交する線分を中心に回転可能とするY回転軸を設け、前記一方の折り畳み部に設けられ、前記折り畳み軸を介して該一方の折り畳み部を回転させるX回転軸駆動部と、前記一方の折り畳み部に設けられ、前記Y回転軸を介して該一方の折り畳み部を回転させるY回転軸駆動部と、前記太陽電池パネルにおける起電力を測定する光起電力検出部と、前記光起電力検出部からの検出信号を受けて前記X回転軸駆動部及び前記Y回転軸駆動部を制御する自動調節手段と、を含み、前記自動調節手段は、前記一方の折り畳み部の前記X回転軸、前記Y回転軸に関する回転角度がそれぞれ、前記太陽電池パネルが最も効率的に発電する角度となるように前記X回転軸駆動部、前記Y回転軸駆動部を制御することを特徴とする携帯情報端末が提供される。
上記第2の態様による携帯情報端末においては、前記一方の折り畳み部の前記X回転軸に関する回転角度を検出するX軸角度検出器と、前記一方の折り畳み部の前記Y回転軸に関する回転角度を検出するY軸角度検出器と、を備えることにより、前記自動調節手段は、前記X軸角度検出器の検出信号を用いて前記一方の折り畳み部の前記X回転軸に関する回転角度を所定値に達するまで一定のステップで変化させると共にその時の前記起電力を測定して記憶部に記憶させ、前記自動調節手段は、前記X回転軸に関する回転角度が前記所定値に達したら、前記Y軸角度検出器の検出信号を用いて前記一方の折り畳み部の前記Y回転軸に関する回転角度をあらかじめ定めた値に達するまで一定のステップで変化させると共にその時の前記起電力を測定して前記記憶部に記憶させ、前記自動調節手段は、前記Y回転軸に関する回転角度が前記あらかじめ定めた値に達したら、前記X回転軸、前記Y回転軸に関してそれぞれ最も起電力の高かったX軸回転角度、Y軸回転角度を判別すると共に、前記一方の折り畳み部を前記X回転軸、前記Y回転軸に関して回転させて前記最も起電力の高かったX軸回転角度位置、Y軸回転角度位置に配置するように制御を行なうことが望ましい。
本発明による携帯情報端末は以下の効果を奏する。
太陽光発電部の起電力そのものを用いて回転角度位置の判別を行なうようにしているので、太陽電池パネルを光起電力の高い角度に自動調整する機能を、カメラ機能無しの携帯情報端末でも実現することができる。
最も効率的な光起電力を得ることが可能な角度に太陽電池パネルを配置することができるので、太陽電池から効率的に起電力を得ることができ、携帯情報端末の動作可能時間を延ばすことができる。
自動で最も効率的な光起電力を得ることが可能な角度に太陽電池パネルを配置することができるため、ユーザが携帯情報端末の太陽電池パネルの角度を手動で調整する操作が不要となる。
本発明の第1の実施例による携帯情報端末の外観図である。 本発明の第1の実施例による携帯情報端末の主要構成のうち、本発明に関連する部分の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による携帯情報端末の制御動作を説明するためのフローチャート図である。 本発明の第2の実施例による携帯情報端末の外観図である。 本発明の第2の実施例による携帯情報端末の制御動作の前半を説明するためのフローチャート図である。 本発明の第2の実施例による携帯情報端末の制御動作の後半を説明するためのフローチャート図である。
[第1の実施例]
(第1の実施例の構成)
図1を参照すると、本発明の第1の実施例による携帯情報端末が示されている。図1において、折り畳み式の携帯情報端末の筐体1に太陽電池パネル3を搭載している。筐体1は折り畳み軸2を間にして2つに折り畳み可能であり、筐体1内では折り畳み軸2に回転駆動装置(図示せず)が組み合わされている。ここでは、太陽電池パネル3は携帯情報端末の2つの折り畳み部の一方の表面側に搭載され、折り畳み軸2を回転させるとこの一方の折り畳み部を回動させることができるようにしている。
回転駆動装置は、折り畳み軸2の回転(回動)角度を自動調節するために用いるものであり、ステッピングモータ或いは通常のモータと、ギアと、回転角度(回動角度)検出器を組み合わせるなどによって実現することができる。
図2を参照すると、図1に示した携帯情報端末の主要構成のうち、本発明に関連する部分の構成が示されている。
図2において、太陽光発電部103は図1に示した太陽電池パネルであり、ここではこれに接続した主電源部102を構成する二次電池の充電用として用いられる。光起電力検出部106は太陽光発電部103での起電力の検出を行う。回動駆動装置を構成する回転軸駆動部109は、演算処理部105の制御の下に回転軸制御部108によって制御され、折り畳み軸2の回転角度を細かく調節する。言い換えれば、演算処理部105は、主電源部102における電圧状態、及び光起電力検出部106における電圧、あるいはこの電圧から算出される太陽光発電部103の発電量を監視し、監視結果に応じて回転軸制御部108に指示信号を出力することにより、後述する制御動作を実行する。それゆえ、演算処理部105と回転軸制御部108はまとめて自動調節手段と呼ばれても良い。演算処理部105はまた、携帯情報端末がその全体を制御するために備える制御部(CPU)で実現されても良い。
なお、101はキーパッド等による操作入力部であり、107はディスプレイパネル等を含む出力装置部である。また、太陽光発電部103を構成する太陽電池パネルは、当業者にとって良く知られているので、その詳細な説明は省略する。
また、太陽電池パネルは携帯情報端末の筐体1の表側に搭載する他に、筐体1の内側、又は側面あるいは天面、もしくは底面などに搭載してもよい。
(第1の実施例の動作)
次に、図1に示す携帯情報端末における太陽電池パネル3、厳密には太陽電池パネル3を実装している方の折り畳み部を最適な角度に調節するための制御動作を図3に示すフローチャートを使用して説明する。以下の制御動作は、演算処理部105が、記憶装置部104にあらかじめ格納されている制御プログラムを読み出して実行することで実現される。これは、後述される第2の実施例でも同様である。
図3において、ステップS1では、ユーザが携帯情報端末を操作(例えばキー操作)後、一定時間何も操作がない場合のみ次の処理に進む。これは、ユーザが当該携帯情報端末を使用中に折り畳み軸2を回転動作させると、ユーザが2つの折り畳み部の間に挟まれる可能性があるうえ、ユーザの携帯情報端末操作がやり難くなる場合もあるためである。
次に、太陽電池パネル3の角度調整を開始するトリガとして、演算処理部105は、携帯情報端末の内蔵二次電池、つまり主電源部102の容量が規定値を下回ったか(ステップS2)、または太陽光発電部103の発電量が規定値を下回ったか(ステップS3)のチェックを行う。
ステップS2、S3のどちらかの条件が満たされると、演算処理部105は、携帯情報端末の筐体1の折り畳み軸2を駆動させ、太陽電池パネル3を搭載している方の折り畳み部を回転範囲最端へ回転移動させる。例えば、2つの折り畳み部を閉じた状態に移行させる(ステップS4)。ステップS4に移行する際に既に2つの折り畳み部が閉じた状態にある場合にはその状態を維持する。図示していないが、前述したように、折り畳み軸2にはその回転角度(回動角度)を検出するための角度検出器(X軸角度検出器)が設けられている。また、ステップS4に移行する際には、メロディ音やアラーム等でユーザに太陽電池パネル3の角度調整が始まることを知らせるようにしても良い。
次に、演算処理部105は、光起電力検出部106にて太陽光発電部103の起電力(電圧)を測定し、測定値を記憶装置部104に保存する(ステップS5)。演算処理部105は続いて、角度検出器からの角度検出信号を用いて、折り畳み軸2を一定ステップずつ回転させながらその都度光起電力検出部106での測定を行い、折り畳み軸2の回転角度位置毎の測定値を記憶装置部104に保存してゆく(ステップS6)。
以後、演算処理部105は、折り畳み軸2がその回転範囲の反対端、つまり2つの折り畳み部が完全開状態へ到達するまで、一定ステップずつ、折り畳み軸2を回転させると共に、太陽光発電部103による光起電力の測定を行う(ステップS7、S8)。
ステップS7において折り畳み軸2がその回転範囲の反対端に到達したことを判別すると、演算処理105は、ステップS9に移行して、記憶装置部104に保存した測定データのうち、最も光起電力の高い回転角度を判別し、その結果得られた回転角度位置へ折り畳み軸2を回転させることにより携帯情報端末筐体の一方の折り畳み部を回転移動させる。
このようすることで、太陽電池パネル3を最も効率的に光起電力を得ることが可能な角度位置に配置することができる。
なお、太陽電池パネル3の角度調整を開始するトリガとしては、前述の携帯情報端末の内蔵二次電池の容量が規定値を下回ったか、或いは太陽電池の発電量が規定値を下回ったかという条件の他に、一定時間経過毎に自動角度調整を行うようにしてもよい。
また、光起電力の測定を行う際の回転移動ステップは、例えば回転角30度毎のように大きく設定すると、光起電力の測定回数が少なくて済むため、短時間で測定を行うことができる。一方、例えば回転角1度毎のように細かな回転移動ステップ毎に光起電力の測定を行えば、最適な太陽電池パネルの配置角度をより高い精度で検出可能となる。
(第1の実施例の効果)
以上説明したように、本発明の第1の実施例によれば、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、太陽光発電部の起電力そのものを用いて回転角度位置の判別を行なうようにしているので、太陽電池パネルを光起電力の高い角度に自動調整する機能を、カメラ機能無しの携帯情報端末でも実現することができる。
第2の効果は、最も効率的な光起電力を得ることが可能な角度に太陽電池パネルを配置することができるので、太陽電池から効率的に起電力を得ることができ、携帯情報端末の動作可能時間を延ばすことができる。
第3の効果は、自動で最も効率的な光起電力を得ることが可能な角度に太陽電池パネルを配置することができるため、ユーザが携帯情報端末の太陽電池パネルの角度を手動で調整する操作が不要となる。
[第2の実施例]
図4〜図6を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。
本発明の第2の実施例は、その基本的構成は上記の第1の実施例と同様であるが、太陽電池パネルの設定角度の調整方法についてさらに工夫している。
その構成を図4に示す。図4において、携帯情報端末の筐体1の回転軸として、第1の実施例と同様の折り畳み軸2(第1の回転軸、以後、X回転軸と呼ぶことがある)のほかに、太陽電池パネル3を搭載している方の折り畳み部に、もう1系統、X回転軸に直交するY軸に関するY回転軸(第2の回転軸、図4に仮想線10で示す)を設け、それぞれの回転軸に回転駆動装置を構成する。すなわち、X回転軸(折り畳み軸2)は図2で説明した光起電力検出部106、演算処理部105、回転軸制御部(X回転軸制御部)108、回転軸駆動部(X回転軸駆動部)109の組み合わせで駆動制御し、Y回転軸も同様の構成、つまり光起電力検出部106、演算処理部105、Y回転軸用の回転軸制御部(Y回転軸制御部)及び回転軸駆動部(Y回転軸駆動部)で駆動制御する。勿論、Y回転軸の回転角度もY軸角度検出器で検出される。
図5は、X回転軸(折り畳み軸2)の駆動制御の流れを説明するためのフローチャートであり、図3で説明したステップS1〜ステップS8までの動作とまったく同じであるので、説明は省略する。但し、図5では、上記説明の便宜上、ステップS4〜S8までの回転軸を、折り畳み軸ではなく、X回転軸と記入している。
図6は、図5のステップS7におけるYesに続く、Y回転軸の駆動制御の流れを説明するためのフローチャートであり、図3で説明したステップS4〜ステップS9までの動作と同様であるが、簡単に説明する。
演算処理部105は、図5のステップS7においてX回転軸(折り畳み軸2)がその回転範囲の反対端に到達したことを判別すると、図6のステップS14に移行し、携帯情報端末の筐体1のY回転軸を駆動させ、太陽電池パネル3を搭載している方の折り畳み部をY回転軸に関する回転範囲最端へ回転移動させる。例えば、2つの折り畳み部を完全に閉じた状態からそのまま開いて90度の回転角度位置にした状態に移行させる(ステップS14)。
次に、演算処理部105は、光起電力検出部106にて太陽光発電部103の起電力(電圧)を測定し、測定値を記憶装置部104に保存する(ステップS15)。演算処理部105は続いて、2つの折り畳み部が90度の角度間隔の状態でY回転軸を一定ステップずつ回転させながらその都度光起電力検出部106での測定を行い、Y回転軸の回転角度位置毎の測定値を記憶装置部104に保存してゆく(ステップS16)。
以後、演算処理部105は、Y回転軸がその回転範囲の反対端、つまり太陽電池パネル3を搭載した折り畳み部が360度回転するまで、一定ステップずつ、Y回転軸を回転させると共に、太陽光発電部103による光起電力の測定を行う(ステップS17、S18)。
ステップS17においてY回転軸がその回転範囲の反対端に到達(すなわち360度回転)したことが判別されると、演算処理105は、ステップS19−1に移行して、X回転軸(折り畳み軸2)に関して測定され記憶装置部104に保存した測定データのうち、最も光起電力の高い回転角度を判別し、その結果得られた回転角度位置(X軸回転角度位置)へX回転軸(折り畳み軸2)を回転させる。演算処理部105は続いてステップS19−2に移行して、Y回転軸に関して測定され記憶装置部104に保存した測定データのうち、最も光起電力の高い回転角度を判別し、その結果得られた回転角度位置(Y軸回転角度位置)へY回転軸を回転させる。
上記のように、第2の実施例では、X回転軸方向の他にY回転軸方向への太陽電池パネルの最適な角度調整を行うことにより、2次元的な移動範囲から最適な角度を探ることができるため、太陽電池の光発電力をより高めることができるという効果が得られる。
以上、本発明を、いくつかの実施例を参照して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、請求項に記載された本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、携帯電話機をはじめとする携帯通信端末の他、ゲーム機や電子辞書等の携帯型電子機器であって、主電源を構成する二次電池充電用、あるいは主電源そのものを構成するために、太陽電池パネルが搭載される電子機器全般に適用可能である。
1 携帯情報端末の筐体
2 折り畳み軸(X回転軸)
3 太陽電池パネル
10 Y回転軸

Claims (8)

  1. 少なくとも2つの折り畳み部を持ち、折り畳み軸を介して折り畳み可能であるとともに、一方の折り畳み部に太陽電池パネルを搭載した携帯情報端末において、
    前記一方の折り畳み部に設けられ、前記折り畳み軸を介して該一方の折り畳み部を回転させる回転軸駆動部と、
    前記太陽電池パネルにおける起電力を測定する光起電力検出部と、
    前記光起電力検出部からの検出信号を受けて前記回転軸駆動部を制御する自動調節手段と、を含み、
    前記自動調節手段は、前記一方の折り畳み部の回転角度が、前記太陽電池パネルが最も効率的に発電する角度となるように前記回転軸駆動部を制御することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 更に、前記一方の折り畳み部の回転角度を検出する角度検出器を備え、
    前記自動調節手段は、前記角度検出器の検出信号を用いて前記一方の折り畳み部の回転角度を所定値に達するまで一定のステップで変化させると共にその時の前記起電力を測定して記憶部に記憶させ、前記回転角度が前記所定値に達したら最も起電力の高かった回転角度を判別すると共に前記一方の折り畳み部を回転させて前記最も起電力の高かった回転角度位置に配置することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記自動調節手段は、当該携帯情報端末に対する操作後、一定時間操作がなされていないことを判別した後、前記一方の折り畳み部の回転角度調整動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記自動調節手段は、当該携帯情報端末に内蔵の二次電池の容量が規定値以下、前記太陽電池パネルにおける発電量が規定値以下のいずれかの条件が満たされると、前記一方の折り畳み部の回転角度調整動作を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  5. 少なくとも2つの折り畳み部を持ち、X回転軸としての折り畳み軸を介して折り畳み可能であるとともに、一方の折り畳み部に太陽電池パネルを搭載した携帯情報端末において、
    前記一方の折り畳み部には、該一方の折り畳み部を、前記X回転軸と直交する線分を中心に回転可能とするY回転軸を設け、
    前記一方の折り畳み部に設けられ、前記折り畳み軸を介して該一方の折り畳み部を回転させるX回転軸駆動部と、
    前記一方の折り畳み部に設けられ、前記Y回転軸を介して該一方の折り畳み部を回転させるY回転軸駆動部と、
    前記太陽電池パネルにおける起電力を測定する光起電力検出部と、
    前記光起電力検出部からの検出信号を受けて前記X回転軸駆動部及び前記Y回転軸駆動部を制御する自動調節手段と、を含み、
    前記自動調節手段は、前記一方の折り畳み部の前記X回転軸、前記Y回転軸に関する回転角度がそれぞれ、前記太陽電池パネルが最も効率的に発電する角度となるように前記X回転軸駆動部、前記Y回転軸駆動部を制御することを特徴とする携帯情報端末。
  6. 更に、前記一方の折り畳み部の前記X回転軸に関する回転角度を検出するX軸角度検出器と、前記一方の折り畳み部の前記Y回転軸に関する回転角度を検出するY軸角度検出器と、を備え、
    前記自動調節手段は、前記X軸角度検出器の検出信号を用いて前記一方の折り畳み部の前記X回転軸に関する回転角度を所定値に達するまで一定のステップで変化させると共にその時の前記起電力を測定して記憶部に記憶させ、
    前記自動調節手段は、前記X回転軸に関する回転角度が前記所定値に達したら、前記Y軸角度検出器の検出信号を用いて前記一方の折り畳み部の前記Y回転軸に関する回転角度をあらかじめ定めた値に達するまで一定のステップで変化させると共にその時の前記起電力を測定して前記記憶部に記憶させ、
    前記自動調節手段は、前記Y回転軸に関する回転角度が前記あらかじめ定めた値に達したら、前記X回転軸、前記Y回転軸に関してそれぞれ最も起電力の高かったX軸回転角度、Y軸回転角度を判別すると共に、前記一方の折り畳み部を前記X回転軸、前記Y回転軸に関して回転させて前記最も起電力の高かったX軸回転角度位置、Y軸回転角度位置に配置することを特徴とする請求項5に記載の携帯情報端末。
  7. 前記自動調節手段は、当該携帯情報端末に対する操作後、一定時間操作がなされていないことを判別した後、前記一方の折り畳み部の回転角度調整動作を実行することを特徴とする請求項5又は6に記載の携帯情報端末。
  8. 前記自動調節手段は、当該携帯情報端末に内蔵の二次電池の容量が規定値以下、前記太陽電池パネルにおける発電量が規定値以下のいずれかの条件が満たされると、前記一方の折り畳み部の回転角度調整動作を実行することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
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