JP2011187913A - 電子素子内蔵型印刷回路基板及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子素子内蔵型印刷回路基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法は、支持体の上面に電子素子を付着する工程と、支持体の上側に純粋樹脂層と絶縁性補強層を積層する工程で、電子素子が純粋樹脂層に内蔵される工程と、支持体を除去する工程と、電子素子の下側に補強材が含浸された絶縁層を積層する工程と、補強層及び絶縁層に回路をパターニングする工程と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図8
【解決手段】本発明に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法は、支持体の上面に電子素子を付着する工程と、支持体の上側に純粋樹脂層と絶縁性補強層を積層する工程で、電子素子が純粋樹脂層に内蔵される工程と、支持体を除去する工程と、電子素子の下側に補強材が含浸された絶縁層を積層する工程と、補強層及び絶縁層に回路をパターニングする工程と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図8
Description
本発明は、電子素子内蔵型印刷回路基板及びその製造方法に関する。
最近、次世代の多機能性、小型パッケージ技術の一環として電子素子内蔵型印刷回路基板の開発が注目されている。電子素子内蔵型印刷回路基板は、このような多機能性、小型化の長所とともに高機能化という長所も有するが、これはフリップチップ(flip chip)やボールグリッドアレイ(BGA;ball grid array)で使用されるワイヤーボンディング(wire bonding)またはハンダボール(solder ball)を用いた電子素子の電気的な接続過程で発生し得る信頼性問題を改善することができる方便を提供するからである。
従来のICなどの電子素子内蔵工法は、コア基板の片面、またはビルドアップ(build−up)層の片面にだけ電子素子を内蔵する構造を採用したため、熱応力環境下で反りに弱い非対称構造となって、熱応力環境下で電子素子が位置した方向に、基板に反りが発生する原因となり、そのため、所定の厚さ以下の電子素子は内蔵できないという限界があった。しかも、印刷回路基板に用いられる積層材は電気的な絶縁性のために所定の厚さ以下には製作できないという限界があり、このため、反りを防止するための臨界厚さは材料の特性により本質的に制限を受けることになる。
従来技術に係る印刷回路基板は、内蔵される素子の位置及び厚さが基板全体の厚さや形状に対して非対称型であるため、繰り返される熱応力、特に半田付け(soldering)のように200℃以上の高温で行われる工程から熱応力を受けることになり、このため、反りが発生することがある。このような反りの問題のため、通常、電子素子の厚さを所定の厚さ以上に維持しなければならず、これにより内蔵基板全体の厚さが厚くなることを避けることができないという問題があった。
こうした従来技術の問題点に鑑み、本発明は、電子素子を内蔵するためのキャビティを加工する必要がないため、製造工程を簡略化することができ、ガラス繊維などのような補強材によって電子素子が損傷を受けることを防止することができる電子素子内蔵型印刷回路基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、支持体の上面に電子素子を付着する工程と、上記支持体の上側に純粋樹脂層と絶縁性補強層を積層する工程で、上記電子素子が上記純粋樹脂層に内蔵される工程と、上記支持体を除去する工程と、上記電子素子の下側に補強材が含浸された絶縁層を積層する工程と、上記補強層及び上記絶縁層に回路をパターニングする工程と、を含む電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法が提供される。
上記支持体の上側に純粋樹脂層と補強層を積層する工程の前に、上記純粋樹脂層と上記補強層は互いに積層されている状態であってもよく、このとき、上記補強層の表面及び上記絶縁層の表面にはそれぞれ金属膜が積層されていてもよい。
また、上記支持体は金属材質であってもよく、上記電子素子を付着する工程の前に、上記支持体に、上記電子素子の位置合わせに用いられる補助手段として基準ホールを形成する工程をさらに含むことができる。
上記回路をパターニングする工程は、上記補強層の表面に形成された回路と上記電子素子の電極とを直接接続させるブラインドビアを形成する工程を含むことができる。
また、上記補強層と上記補強材の含浸された絶縁層とは上記純粋樹脂層に対して対称性を有してもよい。
本発明の他の実施形態によれば、電子素子が内蔵された純粋樹脂層と、上記純粋樹脂層の一面に積層された絶縁性補強層と、上記純粋樹脂層の他面に積層され、内部に補強材が含浸された絶縁層と、上記補強層及び上記絶縁層に形成された回路と、を含む電子素子内蔵型印刷回路基板が提供される。
上記補強層の表面に形成された回路と上記電子素子の電極とを直接接続させるブラインドビアをさらに含むことができ、上記補強層と上記補強材の含浸された絶縁層とは上記純粋樹脂層に対して対称性を有してもよい。
本発明の実施例によれば、電子素子を内蔵するためのキャビティを加工する必要がないため、製造工程を簡略化することができ、ガラス繊維などのような補強材により電子素子が損傷を受けることを防止することができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明は多様な変換を加えることができ、様々な実施例を有することができるため、本願では特定実施例を図面に例示し、詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変換、均等物及び代替物を含むものとして理解されるべきである。本発明の説明において、かかる公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨をかえって不明瞭にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
「第1」、「第2」などの用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるに過ぎなく、上記構成要素が上記用語により限定されるものではない。上記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的だけに用いられる。
本願で用いた用語は、ただ特定の実施例を説明するために用いたものであって、本発明を限定するものではない。単数の表現は、文の中で明らかに表現しない限り、複数の表現を含む。本願において、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものの存在を指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除するものではないと理解しなくてはならない。
以下、本発明に係る電子素子内蔵型印刷回路基板及びその製造方法の実施例を添付図面を参照して詳しく説明するが、添付図面を参照して説明することにおいて、同一かつ対応する構成要素は同一の図面番号を付し、これに対する重複説明は省略する。
先ず、本発明の一実施形態に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法について説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法を示す順序図であり、図2から図8は、本発明の一実施例に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法の各工程を示す図面である。図2から図8を参照すると、支持体10、基準ホール12、電子素子20、電極22、接着層24、第1絶縁層30、純粋樹脂層32、補強層34、金属膜40,60、第2絶縁層50、回路42,62、ブラインドビア44、ビアホール64が示されている。
先ず、図2に示すように、支持体10を用意する。支持体10は電子素子20を絶縁体内に内蔵する前に電子素子20を支持するものであって、本実施例では金属膜、より具体的に銅箔を用いる。しかし、電子素子20を支持でき、後で剥離が容易なものであれば、銅箔以外の様々な材料を用いることができる。
次に、図3に示すように、支持体10に基準ホール12を形成する。基準ホール12は電子素子20の位置合わせに用いるためのものであって、支持体10にホールを加工することにより形成することができる。本実施例では、電子素子20の位置合わせに用いるための補助手段として基準ホール12を例に挙げたが、ホール以外に、突起またはマークなど様々な形態の補助手段を用いることができ、必要がない場合は省略してもよい。
次に、ステップS110で、図4に示すように、支持体10の図中上面に電子素子20を付着する。支持体10の図中上面に電子素子20を付着するために接着層24を用いてもよい。この接着層24は、支持体10の図中上面に接着剤を塗布するか、接着フィルムを貼り付けることにより形成可能であり、本実施例ではウェハ状態から予め接着層24が形成されている電子素子20を用いる。具体的に、後面(電子素子の一方の面)に予め接着層24が形成されている電子素子20を支持体10の図中上面に付着する。このようにすると、支持体10の図中上面に接着剤を塗布する工程などが不要となり、工程が簡略化され、接着剤の過度な塗布による汚染などを防止することができる。
その後、ステップS120で、図5に示すように、支持体10の図中上面に純粋樹脂層32と補強層34とを含む第1絶縁層30を積層する。この工程で電子素子20が純粋樹脂層32に内蔵される。ここで、補強層34とは、ガラス繊維、炭素繊維などの補強材(図示せず)が含浸された絶縁材を意味する。
従来技術によれば、電子素子20を内蔵するために用いられる絶縁材の内部には補強材が含浸されており、このような絶縁材のみを用いて電子素子20を内蔵するため、絶縁材の内部に含浸された補強材により電子素子20の電極22が損傷を受けることがあった。
しかし、本実施例によれば、電子素子20が内蔵される部分には補強材が含浸されていない純粋樹脂層32のみを位置させ、その上に補強材の含浸された補強層34を位置させることにより、補強材によって電子素子20が損傷を受けることを未然に防止することができる。それだけでなく、純粋樹脂と共に補強層34を用いることにより、製品全体の剛性も確保することができる。
本実施例では、純粋樹脂層32と補強層34が予め積層されている絶縁層30(以下、第1絶縁層)を用いる。このような第1絶縁層30を用いると、純粋樹脂層32と補強層34を一度に積層させることができるため、工程を簡略化することができる。このとき、補強層34の表面には金属膜40が積層されていてもよい。補強層34に積層されている金属膜40は、後で回路(図8の42)を形成するのに用いられる。
次に、ステップS130で、図6に示すように、支持体10を除去する。上述したように、銅箔を支持体10として用いる場合、湿式エッチング工程により支持体10を除去することができる。ポリマーフィルムなどのように銅箔以外の材質が支持体10として用いられた場合は、剥離工程などにより支持体10を除去できるなど、様々な方法を用いることができる。支持体10を除去すると、図6に示すように、電子素子20が内蔵されている純粋樹脂層32の図中下面が露出する。
その後、ステップS140で、図7に示すように、電子素子20の図中下側に第2絶縁層50を積層する。具体的に、電子素子20が内蔵された純粋樹脂層32の図中下面に第2絶縁層50を積層する。このとき、第2絶縁層50の内部にはガラス繊維または炭素繊維などの補強材(図示せず)が含浸されている。
ここで、純粋樹脂層32の下面に積層される第2絶縁層50と上述した補強層34が純粋樹脂層32に対して対称性を有してもよい。第2絶縁層50と補強層34が互いに対称性を有するとは、同じ材質及び同じ厚さを有する場合を含み、異なる材質やそれに対応する厚さの差により反りを防止することができる構造的な対称も含む概念である。このように電子素子20が内蔵されている純粋樹脂層32を中心に上下対称構造を実現することにより、反りを改善し、製品の信頼度を向上させることができる。ここで、第2絶縁層50の図中下面には金属膜60が積層されていてもよい。第2絶縁層50の図中下面に積層された金属膜60は、後で回路(図8の62)を形成するのに用いられる。
次に、ステップS150で、図8に示すように、第1絶縁層30及び第2絶縁層50に回路42,62をパターニングする。より微細なピッチを有する回路をパターニングするためには、金属膜40,60をシード層として活用してメッキ工程を行うことで回路をパターニングすることができ、そうでない場合は、金属膜40,60を直接エッチングして回路をパターニングすることもできる。これはパターニングする回路の設計時に決定することができ、その決定により金属膜40,60の厚さも予め決定することができる。
一方、補強層34の表面に形成された回路42と電子素子20の電極22は、ブラインドビア44を介して直接接続できるようになる。ブラインドビア44を形成するためには、電極22の位置に合わせて補強層34にホールを形成した後、メッキ工程などを用いてホールの内部に伝導性物質を充填する方法を用いてもよい。このように回路42と電極22を直接接続させることにより、信号の伝送経路が必要以上に長くなることを防止することができる。補強層34の表面に形成された回路42と、第2絶縁層50の表面に形成された回路62は、ビアホール64を介して電気的に接続されることになる。
以上では、本発明の一実施形態に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法の一実施例について説明したが、以下では、図8を参照して、本発明の他の実施形態に係る電子素子内蔵型印刷回路基板の構造について説明する。本実施例に係る電子素子内蔵型印刷回路基板は、上述した製造方法と同一または類似の方法で製造できるため、上述した内容と重複する内容は省略する。
図8に示すように、本実施例に係る電子素子内蔵型印刷回路基板は、電子素子20が内蔵された純粋樹脂層32と、上記純粋樹脂層32の一面(図中下面)に積層された絶縁性補強層34と、上記純粋樹脂層32の他面(図中上面)に積層され、内部に補強材が含浸された第2絶縁層50と、上記補強層34及び上記第2絶縁層50に形成された回路42,62と、を含む。
本実施例によれば、電子素子20が内蔵される部分には補強材が含浸されていない純粋樹脂層32だけを位置させ、その上に補強材が含浸された補強層34を位置させることにより、補強材により電子素子20が損傷を受けることを未然に防止することができる。それだけでなく、純粋樹脂と共に補強層34を用いることにより、製品全体の剛性も確保することができる。
さらに、純粋樹脂層32を中心に上記補強層34と対称性を有するように、上記純粋樹脂層32の下面に補強材の含浸された第2絶縁層50を積層することにより、構造的な対称性を確保することもできる。この場合、反りを低減して製品の信頼性を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 支持体
12 基準ホール
20 電子素子
22 電極
24 接着層
30 第1絶縁層
32 純粋樹脂層
34 補強層
40,60 金属膜
50 第2絶縁層
42,62 回路
44 ブラインドビア
64 ビアホール
12 基準ホール
20 電子素子
22 電極
24 接着層
30 第1絶縁層
32 純粋樹脂層
34 補強層
40,60 金属膜
50 第2絶縁層
42,62 回路
44 ブラインドビア
64 ビアホール
Claims (10)
- 支持体の上面に電子素子を付着する工程と、
前記支持体の上側に純粋樹脂層と絶縁性補強層を積層する工程で、前記電子素子が前記純粋樹脂層に内蔵される工程と、
前記支持体を除去する工程と、
前記電子素子の下側に、補強材が含浸された絶縁層を積層する工程と、
前記補強層及び前記絶縁層に回路をパターニングする工程と、
を含むことを特徴とする電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。 - 前記支持体の上側に純粋樹脂層と補強層を積層する工程の前に、
前記純粋樹脂層と前記補強層は互いに積層されている状態であることを特徴とする請求項1に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。 - 前記補強層の表面及び前記絶縁層の表面にはそれぞれ金属膜が積層されていることを特徴とする請求項2に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。
- 前記支持体が金属材質であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。
- 前記電子素子を付着する工程の前に、
前記支持体に、前記電子素子の位置合わせに用いられる補助手段として基準ホールを形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。 - 前記回路をパターニングする工程が、
前記補強層の表面に形成された回路と前記電子素子の電極とを直接接続させるブラインドビアを形成する工程を含むことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。 - 前記補強層と前記補強材の含浸された絶縁層が前記純粋樹脂層に対して対称性を有することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法。
- 電子素子が内蔵された純粋樹脂層と、
前記純粋樹脂層の一面に積層された絶縁性補強層と、
前記純粋樹脂層の他面に積層され、内部に補強材が含浸された絶縁層と、
前記補強層及び前記絶縁層に形成された回路と、
を含むことを特徴とする電子素子内蔵型印刷回路基板。 - 前記補強層の表面に形成された回路と前記電子素子の電極とを直接接続させるブラインドビアをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板。
- 前記補強層と前記補強材の含浸された絶縁層が前記純粋樹脂層に対して対称性を有することを特徴とする請求項8または9に記載の電子素子内蔵型印刷回路基板。
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