JP2011183022A - 鞄 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞄本体の表皮に設けた多数の小孔と、これらの小孔の内面に取り付けるシートとの固定を堅固なものとし、しかもこれらの多数の小孔の周囲の表皮を補強することにより、長年の使用によっても、その表皮からシ−トが剥がれてしまうことも表皮が破損するようなこともなく、さらに特殊な装飾シートを設けないでも装飾効果を高めることができる鞄を提供する。
【解決手段】鞄本体1の表皮2に多数の小孔3をそれぞれ隣接して設け、前記表皮2の裏側に透明の合成樹脂シート4を当て、前記多数の小孔3のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして縫製し、前記表皮2と合成樹脂シート4とを固定したものとしている。
【選択図】図2

Description

この発明は、鞄本体の表皮に多数の小孔を設けた、ランドセルやリュックサック等の背負い鞄、学生鞄、ショルダーバッグなどの各種の鞄に関するものである。
従来、この種の鞄には、例えば図6、7に示したように、ランドセルRの蓋板11における表皮12に多数個のパンチング孔13の集合による図柄14を設け、この図柄14の裏側に保安用反射シート15を重ねて貼付により固定し、この反射シート15の反射面をパンチング孔13を介して外部に露呈させたものが存在する(特許文献1)。
このような従来の鞄は、パンチング孔13の集合による図柄14は全体の体裁を極めて好くし、また保安用反射シート15は表皮12により被覆されているので剥れる危惧がないのみならず擦損されることもないとしている。
さらに、この種の鞄には、例えば図8に示したように、ランドセルRのポケットPの前面部21に設けた開口窓孔22の内面に特殊な装飾シート23を取り付けたものが存在する(特許文献2)。
このような従来の鞄は、前記装飾シート23通して、開口窓孔22の内部に収容したネームカード24に記載された学童の名前などを見る際に、装飾シート23に設けた模様が見る角度によって変化し、これに連れて名前も変化して見えるため、開口窓孔22の装飾効果を一段と高める利点があるとしている。
実開昭63−99523号公報 実用新案登録第3123182号公報
しかしながら、上記特許文献1に示した鞄では、ランドセルRの蓋板11における表皮12に多数個のパンチング孔13の集合による図柄14を設け、この図柄14の裏側に保安用反射シート15を重ねて、貼付により単に固定しているだけであるので、表皮12と保安用反射シート15との固定が弱く、鞄を長年使用すると、表皮12から保安用反射シート15が剥がれてしまうことがあるという課題を有していた。
また、上記特許文献1に示した鞄では、表皮12に多数個のパンチング孔13を単に設けているだけであり、これらパンチング孔13の周囲の表皮12は何の補強もされていないので弱くなっており、鞄を長年使用すると、これら部分の表皮12が捲れ上がって破損してしまうことがあるという課題を有していた。
さらに、上記特許文献2に示した鞄では、ランドセルRのポケットPの前面部21の開口窓孔22に特殊な装飾シート23を取り付けたものとしないと、装飾シート23に設けた模様が見る角度によって変化するなどして、装飾効果を高めることができないという課題を有していた。
また、上記特許文献2に示した鞄では、前記開口窓孔22の内部に収容したネームカード24に記載された学童の名前などを見るために、開口窓孔22の開口面積を大きくしているので、この開口面積を大きくした開口窓孔22によって、ポケットPの前面部21の強度が弱くなるという課題を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の課題を解決するものであり、鞄本体の表皮に設けた多数の小孔と、これらの小孔の内面に取り付けるシートとの固定を堅固なものとし、しかもこれらの多数の小孔の周囲の表皮を補強することにより、長年の使用によっても、その表皮からシ−トが剥がれてしまうことも表皮が破損するようなこともなく、さらに特殊な装飾シートを設けないでも装飾効果を高めることができる鞄を提供することを目的としてなされたものである。
この発明の鞄は、鞄本体1の表皮2に多数の小孔3をそれぞれ隣接して設け、前記表皮2の裏側に透明の合成樹脂シート4を当て、前記多数の小孔3のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして縫製し、前記表皮2と合成樹脂シート4とを固定したものとしている。
そして、この発明の鞄は、前記小孔3を一辺が5〜20mmの四角形内に設けられる大きさとし、小孔3どうしの間隔を2〜5mmとしている。
さらに、この発明の鞄は、前記隣接する小孔3どうしの間隔を等間隔にしている。
また、この発明の鞄は、前記小孔3のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして二度縫いしたものとしている。
さらに、この発明の鞄は、ミシン針5の側部にカッター6を近設した縫製兼用切断手段7を用いて、そのカッター6で表皮2を切り抜いて小孔3を設けると同時に、この小孔3の周辺部を取り囲むようにしてミシン針5で縫製したものとしている。
この発明の鞄は、以上に述べたように構成されているので、鞄本体の表皮に設けた多数の小孔と、これらの小孔の内面に取り付けるシートとの固定が堅固なものとなり、しかもこれらの多数の小孔の周囲の表皮を補強することにより、長年の使用によっても、その表皮からシ−トが剥がれてしまうことも表皮が破損するようなこともなく、さらに特殊な装飾シートを設けないでも装飾効果を高めることができるものとなった。
この発明の鞄をランドセルとした実施形態を示しており、そのランドセルのポケット近傍の斜視図である。 図1中のA−A線による断面図である。 図1中の円で囲んだ部分の拡大図である。 図3中のB−B線による断面図である。 この発明の鞄の表皮に多数の孔を設けると同時にこれら多数の孔の周囲を縫製して、透明薄板と鞄の表皮とを固定する状態を示す説明図である。 従来の鞄としてランドセルの一例を示す全体斜視図である。 図6に示すランドセルの要部の断面図である。 従来の鞄としてランドセルの他の例を示しており、そのランドセルのポケット近傍の正面図である。
以下、この発明の鞄を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明の鞄をランドセルRとした実施形態を示しており、そのランドセルRのポケットPとその近傍を示している。
鞄本体1のポケットPにおける表皮2の略中央部には、ハート形の多数の小孔3をそれぞれ隣接してハート形などの図柄をかたどって設けたものとし、前記表皮2の裏側に透明の合成樹脂シート4を当て、前記多数の小孔3のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして縫製し、前記表皮2と合成樹脂シート4とを固定したものとしている。さらに、前記多数の小孔3によってかたどられたハート形などの図柄を取り囲むようにして縫製し、前記表皮2と合成樹脂シート4とをより堅固に固定したものとしている。このようにしたポケットPは、前記多数の小孔3から合成樹脂シート4を通して内部を見ることができるようにしている。
前記小孔3は、円形、楕円形、多角形、星形、ハート形などの各種の形状とすることができ、一辺が5〜20mmの四角形内に設けられる大きさとしており、隣接する小孔3どうしの間隔を2〜5mmとしている。この場合、隣接する小孔3どうしの間隔は等間隔とするのが、後に述べるように表皮2と合成樹脂シート4とを縫着する作業において、縫い目が同じになるように二度縫いされ、縫い目が纏まり、すっきりしたものとるので、好ましい。そして、図示したように、多数の小孔3によってハート形をかたどったり、その他各種の図柄をかたどったものとしている。このようにすると、ポケットP内に収容したネームカード(図示せず)に記載された学童の名前などを見る際に、多数の小孔3によってかたどられた図柄の中に、その名前が見え隠れするため、装飾効果を高めるものとなる。
さらに、前記小孔3のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして二度縫いし、前記表皮2と合成樹脂シート4とを縫着して固定したものとすれば、表皮2と合成樹脂シート4との固定はより堅固なものとなる。
この発明の鞄を前記したように構成するには、図5に示したように、ミシン針5の側部にカッター6を近設し、このミシン針5の先端5aよりカッター6の切刃6aを上方に配置した縫製兼用切断手段7を用いて、そのカッター6で表皮2を切り抜いて小孔3を設けると同時に、この小孔3の周辺部を取り囲むようにしてミシン針5で縫製して、前記表皮2と合成樹脂シート6とを固定するようにしている。
このような縫製兼用切断手段7では、先ず最初の一個目の小孔3を設けると同時に、この小孔3の周辺部を取り囲むようにして、前記表皮2と合成樹脂シート6とを縫製する作業を行い、次に前記小孔3に近づけて二個目の小孔3を設けると同時に、この小孔3の周辺部を取り囲むようにして、前記表皮2と合成樹脂シート6とを縫製する作業を行う。この場合、カッター6で一個目に設けた小孔3と二個目に設けた小孔3との間を、ミシン針5が二度通過するので、このミシン針5で二度縫いすることができ、三個目、四個目と次々にこの作業を繰り返して行けば、多数の小孔3が設けられたときに、それぞれの小孔3の周辺部を取り囲むようにして二度縫いすることができる。なお、この場合、隣り合う小孔3どうしの間隔が等間隔である場合には、縫い目が同じになるように二度縫いされることになるが、小孔3どうしの間隔が等間隔でない場合には、縫い目がずれて二度縫いされることになる。
したがって、この発明の鞄は、鞄本体1の表皮2に設けた多数の小孔3と、これらの小孔3の内面に取り付ける合成樹脂シート4との固定が堅固なものとなり、しかもこれらの多数の小孔3の周囲の表皮2が縫い目によって補強されるので、長年の使用によっても、その表皮2から合成樹脂シ−ト4が剥がれてしまうことも表皮2が破損するようなこともなく、さらに特殊な装飾シートを設けないでも装飾効果を高めることができるものとなった。
1 鞄本体
2 表皮
3 小孔
4 合成樹脂シート
5 ミシン針
6 カッター
7 縫製兼用切断手段

Claims (5)

  1. 鞄本体(1)の表皮(2)に多数の小孔(3)をそれぞれ隣接して設け、前記表皮(2)の裏側に透明の合成樹脂シート(4)を当て、前記多数の小孔(3)のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして縫製し、前記表皮(2)と合成樹脂シート(4)とを固定したことを特徴とする鞄。
  2. 前記小孔(3)を一辺が5〜20mmの四角形内に設けられる大きさとし、小孔(3)どうしの間隔を2〜5mmとしたことを特徴とする請求項1記載の鞄。
  3. 前記隣接する小孔(3)どうしの間隔を等間隔にしたことを特徴とする請求項1または2記載の鞄。
  4. 前記小孔(3)のそれぞれの周辺部を取り囲むようにして二度縫いしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の鞄。
  5. ミシン針(5)の側部にカッター(6)を近設した縫製兼用切断手段(7)を用いて、そのカッター(6)で表皮(2)を切り抜いて小孔(3)を設けると同時に、この小孔(3)の周辺部を取り囲むようにしてミシン針(5)で縫製したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の鞄。
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JPS62183718U (ja) * 1986-05-13 1987-11-21
JPH07265114A (ja) * 1994-03-28 1995-10-17 Kyowa:Kk ランドセル

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