JP2011182162A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波側のアンテナ素子と低周波側のアンテナ素子とを備えたマルチバンド用のアンテナ装置において、アンテナ特性を向上させることである。
【解決手段】本発明にかかるアンテナ装置は、給電部4と接続された第1のアンテナ素子1および第2のアンテナ素子2を少なくとも備える。第1および第2のアンテナ素子1、2の各々は互いに異なる長さを有し、第1および第2のアンテナ素子1、2の分岐点11は給電部4の近傍に設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかるアンテナ装置は、給電部4と接続された第1のアンテナ素子1および第2のアンテナ素子2を少なくとも備える。第1および第2のアンテナ素子1、2の各々は互いに異なる長さを有し、第1および第2のアンテナ素子1、2の分岐点11は給電部4の近傍に設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明はアンテナ装置に関し、特に複数の異なる周波数帯の電波を送受信可能なマルチバンド用のアンテナ装置に関する。
近年、複数の異なる周波数帯の電波を送受信可能なマルチバンド技術を用いた携帯電話機等の携帯機器が使用されている。このようなマルチバンド技術を用いた携帯機器では、各周波数帯に対応したアンテナ装置が必要となる。一方、携帯機器の小型化によりアンテナ装置の小型化も要求されている。
特許文献1には、このようなマルチバンド技術を用いた携帯機器に使用されるアンテナ装置に関する技術が開示されている。特許文献1にかかるアンテナ装置は、複数のアンテナ素子を備えており、各アンテナ素子は同一の給電点から分岐している。また、各アンテナ素子の夫々は、各周波数帯に対応した長さを有する。そして、各アンテナ素子は、各アンテナ素子の先端同士の間に所定の間隙が置かれた状態で全体として略ループ状に配置され、先端同士が略直交する状態で対向しない位置に配置されている。このような構成を有することで、各アンテナ素子間の電気的な結合を低減させることが可能となり、各アンテナ素子のアンテナ性能の向上を図ることができる。
また、特許文献2にはパソコン、携帯電話あるいはPDA等の情報端末機器等の内部に組込むアンテナに関する技術が開示されている。特許文献2にかかるアンテナ装置は、給電点が付与されるエレメント部とアースポイントが付与されるグランド板とが短絡部を介して並行に接続されている。エレメント部は短絡部に接続された高周波側放射エレメントと、高周波側放射エレメントの端部に接続され、互いに逆方向に2分岐する折り返し状の2つの低周波側放射エレメントを形成し、高周波側放射エレメントに給電点を設けている。このような構成を有することで、小型でありながらWAN帯域及び無線LAN帯域の3つの帯域での通信感度に優れた多周波用アンテナを提供することができる。
上記特許文献1および特許文献2にかかる技術のように、マルチバンドに対応したアンテナ装置は、高周波側のアンテナ素子(放射エレメント)と低周波側のアンテナ素子(放射エレメント)とを備えている。そして、このアンテナ素子を用いて各アンテナ素子に対応した周波数の電波を送受信している。
しかしながら、このように高周波側のアンテナ素子と低周波側のアンテナ素子とを備えるアンテナ装置では、高周波側のアンテナ素子と低周波側のアンテナ素子とが互いに干渉するためアンテナ特性が劣化するという問題がある。
上記課題に鑑み本発明の目的は、高周波側のアンテナ素子と低周波側のアンテナ素子とを備えたマルチバンド用のアンテナ装置においてアンテナ特性を向上させることである。
本発明にかかるアンテナ装置は、給電部と接続された第1のアンテナ素子および第2のアンテナ素子を少なくとも備えたアンテナ装置であって、前記第1および第2のアンテナ素子の各々は互いに異なる長さを有し、当該第1および第2のアンテナ素子の分岐点は前記給電部近傍に設けられている。
本発明により、高周波側のアンテナ素子と低周波側のアンテナ素子とを備えたマルチバンド用のアンテナ装置において、アンテナ特性を向上させることが可能となる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態にかかるアンテナ装置の斜視図である。本実施の形態では、例として低周波側が800MHz帯、高周波側が2GHz帯のデュアルバンド用のアンテナ装置について説明する。図1に示すように、本実施の形態にかかるアンテナ装置は、第1のアンテナ素子1と、第2のアンテナ素子2と、接地板3とを備える。第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3は、給電部4と電気的に接続されている。給電部4は、第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3に対して駆動電力を供給する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態にかかるアンテナ装置の斜視図である。本実施の形態では、例として低周波側が800MHz帯、高周波側が2GHz帯のデュアルバンド用のアンテナ装置について説明する。図1に示すように、本実施の形態にかかるアンテナ装置は、第1のアンテナ素子1と、第2のアンテナ素子2と、接地板3とを備える。第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3は、給電部4と電気的に接続されている。給電部4は、第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3に対して駆動電力を供給する。
また、第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2は、立体形状の支持基材5の表面(面21、面22、面23)に配置されている。これにより、第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2を立体的に配置することができる。支持基材5には、例えばABS系樹脂等の電気的に絶縁性を有する部材を用いることができる。また、第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2は、例えば支持基材5の表面に薄膜状に形成することができる。第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2には、例えば銅とニッケルの合金などの導電性材料を用いることができる。
第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2の各々は互いに異なる長さを有する。第1のアンテナ素子1は高周波側の周波数(第1の周波数)に対応した長さを有する。また、第2のアンテナ素子2は低周波側の周波数(第2の周波数)に対応した長さを有する。例えば、第1のアンテナ素子1の長さは第1の周波数の波長の1/4の長さとすることができる。また、第2のアンテナ素子2の長さは第2の周波数の波長の1/4の長さとすることができる。ここで、各アンテナ素子の長さとは、給電部4と接続される部分から、各アンテナ素子の終端部までの長さであり、各アンテナ素子の共有部(図1のd1に相当する部分)を含んでいる。
本実施の形態にかかるアンテナ装置では、第1のアンテナ素子1が2GHz近傍(Rx:2110MHz〜2130MHz、Tx:1920MHz〜1940MHz)の電波を、第1のアンテナ素子2が800MHz近傍(Rx:843MHz〜870MHz、Tx:898MHz〜925MHz)の電波を送受信可能な長さに調整されている。
また、第1および第2のアンテナ素子1、2の分岐点11は、給電部4の近傍に設けられている。つまり、分岐点11は給電部4から距離d1隔てて設けられている。ここで、給電部5の近傍(つまり、距離d1)は、高周波側の周波数(第1の周波数)f0の波長をλとした場合、給電部4から0.02λ以上0.04λ以下の位置である。本実施の形態にかかるアンテナ装置では、このように第1および第2のアンテナ素子1、2の分岐点11を給電部4の近傍に設け、第1および第2のアンテナ素子1、2の共有部を短くすることで、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1からの放射特性を向上させることができ、アンテナ装置のアンテナ特性を向上させることができる。なお、本実施の形態では高周波側の周波数(第1の周波数)f0を設計周波数としている。
また、第2のアンテナ素子2は分岐点11で分岐された後、点12において90°曲げられている。そして、点12で曲げられた後の第2のアンテナ素子2と、分岐点11で分岐された後の第1のアンテナ素子1は、支持基材5の面21において接地板3と垂直な方向に所定の長さ平行に延びている。このとき、第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2は、0.02λ以上0.04λ以下の距離d2を隔てて平行に延びている。
第1のアンテナ素子1はその後、支持基材5の面22を通過し図2に示すように、背面(面23)において面状のアンテナ素子となり第2のアンテナ素子2と所定の間隔を隔てて対向するように配置される。また、第2のアンテナ素子2はその後、支持基材5の面22上を支持基材5の長手方向と平行になるように配置される。そして、支持基材5の端部13において90°曲げられ、図2に示す背面(面23)において面状のアンテナ素子となり第1のアンテナ素子1と所定の間隔を隔てて対向するように配置される。このとき、接地板3は周囲長が1.5λとなるように形成されている。
次に本実施の形態にかかるアンテナ装置の効果について説明する。図3は本実施の形態にかかるアンテナ装置の比較例であるアンテナ装置の斜視図である。図3に示すアンテナ装置は、図1に示すアンテナ装置と同様に、第1のアンテナ素子101と、第2のアンテナ素子102と、接地板103とを備える。第1のアンテナ素子101、第2のアンテナ素子102、および接地板103は、給電部104と電気的に接続されている。そして、図3に示すアンテナ装置では、第1および第2のアンテナ素子101、102の分岐点111が、給電部104から離れた位置、つまり支持基材105の上面122に設けられている。なお、図3に示すアンテナ装置の背面も図2に示す構成となっている。
図4は、本実施の形態にかかるアンテナ装置の効果を説明するための図であり、図1に示す本実施の形態にかかるアンテナ装置の高周波側のリターンロスと、図3に示す比較例であるアンテナ装置の高周波側のリターンロスの測定結果を示している。ここで、f0は高周波側の周波数(設計周波数)である。図4に示すように図1のアンテナ装置と図3のアンテナ装置のリターンロスを比較すると、分岐点11を給電部4の近傍に設けた図1のアンテナ装置において、高周波側のリターンロスピークが低周波側にシフトしている。本実施の形態にかかるアンテナ装置では、分岐点11の位置を給電部4の近傍とすることで各アンテナ素子同士の距離を変化させることができ、各アンテナ素子の電気的特性を調整することができる。
高周波側の第1のアンテナ素子1と低周波側の第2のアンテナ素子2とを備えるマルチバンド用のアンテナ装置では、第1および第2のアンテナ素子1、2が互いに影響し合っている。特に高周波側の第1のアンテナ素子1からみた低周波側の第2のアンテナ素子の電気長は無視できない長さであるため、第1のアンテナ素子1のアンテナ特性の劣化の要因となる。
本実施の形態にかかるアンテナ装置では、第1および第2のアンテナ素子1、2の分岐点11を給電部4の近傍に設け、第1および第2のアンテナ素子1、2の共有部を短くすることで、高周波側のリターンロスピークを低周波側にシフトさせることができる。これにより、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1からの放射特性を向上させることができ、アンテナ装置のアンテナ特性を向上させることができる。また、本実施の形態にかかるアンテナ装置では、このように第1および第2のアンテナ素子1、2を配置することで、限られたスペースにおいてアンテナ素子の特性を効率的に改善することができる。
なお、本実施の形態にかかるアンテナ装置は、図5に示すように第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3を同一平面上に形成してもよい。この場合も、第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2の各々は互いに異なる長さを有する。第1のアンテナ素子1は高周波側の周波数(第1の周波数)に対応した長さを有する。また、第2のアンテナ素子2は低周波側の周波数(第2の周波数)に対応した長さを有する。例えば、第1のアンテナ素子1の長さは第1の周波数の波長の1/4の長さとすることができる。また、第2のアンテナ素子2の長さは第2の周波数の波長の1/4の長さとすることができる。
また、この場合も分岐点11と給電部4との距離を0.02λ以上0.04λ以下の距離d1とする。これにより、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1からの放射特性を向上させることができる。よって、図1に示すアンテナ装置のように第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3を同一平面上に形成した場合であっても、アンテナ特性を向上させることができる。
実施の形態2
次に本発明の実施の形態2にかかるアンテナ装置について説明する。図6は本実施の形態にかかるアンテナ装置の斜視図である。本実施の形態にかかるアンテナ装置は、実施の形態1にかかるアンテナ装置と、第2のアンテナ素子2の形状が異なる。これ以外は実施の形態1にかかるアンテナ装置と同様であるので、重複した説明は省略する。
次に本発明の実施の形態2にかかるアンテナ装置について説明する。図6は本実施の形態にかかるアンテナ装置の斜視図である。本実施の形態にかかるアンテナ装置は、実施の形態1にかかるアンテナ装置と、第2のアンテナ素子2の形状が異なる。これ以外は実施の形態1にかかるアンテナ装置と同様であるので、重複した説明は省略する。
本実施の形態にかかるアンテナ装置は、第2のアンテナ素子2が分岐点11で分岐された後、接地板3の一辺17と近接するように配置されている。つまり、第2のアンテナ素子2が分岐点11で分岐された後、接地板3の一辺17と0.02λ以上0.04λ以下の距離d3を隔てて互いに平行に延びるように形成されている。そして、第2のアンテナ素子2が支持基材5の端部16に到達すると90°曲げられ、面21、面22を通過して図2に示す背面(面23)において面状のアンテナ素子となり第1のアンテナ素子1と所定の間隔を隔てて対向するように配置される。
図7は本実施の形態にかかるアンテナ装置の上面図である。本実施の形態にかかるアンテナ装置では、図7に示すように支持基材5の面21と接地板3の一辺17とが距離d4を隔てて配置されている。また、第2のアンテナ素子2は分岐点11で分岐された後、接地板3の一辺17と0.02λ以上0.04λ以下の距離d3を隔てて互いに平行に延びている。つまり、この場合は距離d3=(d42+d12)0.5となる。
次に本実施の形態にかかるアンテナ装置の効果について説明する。図8は、本実施の形態にかかるアンテナ装置の効果を説明するための図であり、図6に示す本実施の形態にかかるアンテナ装置の高周波側のリターンロスと、図1に示す実施の形態1にかかるアンテナ装置の高周波側のリターンロスの測定結果を示している。ここで、f0は高周波側の周波数(設計周波数)である。図8に示すように図6のアンテナ装置と図1のアンテナ装置のリターンロスを比較すると、図6のアンテナ装置では、高周波側のリターンロスピークが各f/f0において大きくなっている。つまり、高周波側のリターンロスピークが広帯域となっている。このような特性となる理由は、第2のアンテナ素子2と接地板5との距離を近接させることで、第2のアンテナ素子2と接地板5の結合量が増加し、接地板5の電気長が長くなるからである。接地板5が電気的に長くなることにより、高周波側の素子である第1のアンテナ素子1の放射特性を広帯域とすることができる。
このように本実施の形態にかかるアンテナ装置は、実施の形態1の場合と同様に第1および第2のアンテナ素子1、2の分岐点11を給電部4の近傍に設け、第1および第2のアンテナ素子1、2の共有部を短くすることで、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1からの放射特性を向上させることができる。更に、本実施の形態にかかるアンテナ装置では、図6に示すように分岐後の第2のアンテナ素子2を接地板3の一辺17と近接するように形成しているので、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1の放射特性を広帯域とすることができる。よって本実施の形態にかかるアンテナ装置により、高周波側のアンテナ素子と低周波側のアンテナ素子とを備えたマルチバンド用のアンテナ装置において、アンテナ特性を向上させることができる。
なお、本実施の形態にかかるアンテナ装置は、図9に示すように第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3を同一平面上に形成してもよい。この場合も、第1のアンテナ素子1と第2のアンテナ素子2の各々は互いに異なる長さを有する。第1のアンテナ素子1は高周波側の周波数(第1の周波数)に対応した長さを有する。また、第2のアンテナ素子2は低周波側の周波数(第2の周波数)に対応した長さを有する。例えば、第1のアンテナ素子1の長さは第1の周波数の波長の1/4の長さとすることができる。また、第2のアンテナ素子2の長さは第2の周波数の波長の1/4の長さとすることができる。
また、この場合も分岐点11と給電部4との距離を0.02λ以上0.04λ以下の距離d1とする。これにより、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1からの放射特性を向上させることができる。更に、分岐後の第2のアンテナ素子2を接地板3の一辺17と近接するように、つまり0.02λ以上0.04λ以下の距離d3を隔てて互いに平行に延びるように形成する。これにより、高周波側のアンテナ素子である第1のアンテナ素子1の放射特性を広帯域とすることができる。よって、図9に示すアンテナ装置のように第1のアンテナ素子1、第2のアンテナ素子2、および接地板3を同一平面上に形成した場合であっても、アンテナ特性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では2つのアンテナ素子を備える場合について説明したが、アンテナ素子の数は送受信する周波数帯の数に応じて増やすことができる。また、上記アンテナ装置の構成は一例であり、複数のアンテナ素子を備えるアンテナ装置において、各アンテナ素子の分岐点を給電部付近に設けた構成であれば、本発明の効果を得ることができる。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
1 第1のアンテナ素子
2 第2のアンテナ素子
3 接地板
4 給電部
5 支持基材
11 分岐点
2 第2のアンテナ素子
3 接地板
4 給電部
5 支持基材
11 分岐点
Claims (9)
- 給電部と接続された第1のアンテナ素子および第2のアンテナ素子を少なくとも備えたアンテナ装置であって、
前記第1および第2のアンテナ素子の各々は互いに異なる長さを有し、当該第1および第2のアンテナ素子の分岐点は前記給電部近傍に設けられている、アンテナ装置。 - 前記第1のアンテナ素子は第1の周波数に対応した長さを有し、前記第2のアンテナ素子は前記第1の周波数よりも低い周波数である第2の周波数に対応した長さを有し、
前記第1の周波数の波長をλとした場合、前記アンテナ素子の分岐点は前記給電部から 0.02λ以上0.04λ以下の位置に配置されている、請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記分岐点で分岐された後の前記第1のアンテナ素子と前記分岐点で分岐された後の前記第2のアンテナ素子が、0.02λ以上0.04λ以下の距離を隔てて所定の長さ互いに平行に延びている、請求項2に記載のアンテナ装置。
- 前記給電部と接続された接地板を更に有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記分岐点で分岐された後の前記第2のアンテナ素子が、前記接地板の一辺と0.02λ以上0.04λ以下の距離を隔てて所定の長さ互いに平行に延びている、請求項4に記載のアンテナ装置。
- 前記第1および第2のアンテナ素子は、絶縁性を有する立体形状の支持基材の表面に薄膜状に形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記第1および第2のアンテナ素子は、同一平面上に形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記第1および第2のアンテナ素子と前記接地板が同一平面上に形成されている、請求項7に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子の長さは前記第1の周波数の波長の1/4の長さであり、前記第2のアンテナ素子の長さは前記第2の周波数の波長の1/4の長さである、請求項2乃至8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
WO2014125832A1 (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-21 | 日本電気株式会社 | デュアルバンドアンテナ装置 |
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2010
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Cited By (2)
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WO2014125832A1 (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-21 | 日本電気株式会社 | デュアルバンドアンテナ装置 |
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