JP2011172792A - デスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引出しの側方に形成された隙間のうちの前側の部分を閉塞させて体裁の向上を図るとともに、必要に応じて天板の縁部を利用することができるデスク装置を提供する。
【解決手段】デスク装置1は、天板2と、天板を支持する支持体と、天板の下面に設けられ、天板の下部に収納された収納位置と天板の縁部から突出する取出位置との間でスライド可能な引出しと、引出しの側方となる範囲の少なくとも一部で、天板の下面に設けられた閉塞部5と、閉塞部の前面を収納位置の引出しの前面と略同一面上とする閉塞位置と、閉塞部の前面を収納位置の引出しの前面よりも内部に向かって後退させた退避位置との間で、閉塞部をスライド可能とする移動機構6と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、オフィスなどの執務空間にて使用されるデスク装置に関する。
従来、オフィスなどの執務空間にて使用されるデスク装置においては、デスク装置の使い勝手を良好とするために、デスク装置の天板の下面に支持レールを取付け、この支持レールにより天板の下方に引出しをスライド可能に設けたものが知られている。
支持レールを天板の下面に取付ける方法としては、たとえば特許文献1に示すように、前後に延びるように形成された支持レールの前部および後部に設けたねじ挿通孔にねじを挿通し、それぞれのねじを天板の下面に開口させたねじ孔にねじ止めする方法がある。
また、他の取付け方法として、たとえば特許文献2に示すように、支持レールの前端部に突設された側面視前向き鉤状の前部係止爪を天板の下面に形成されたスリット状の前部係合穴に差し込むとともに、支持レールの中央部に形成された係止爪を天板の下面に固着された補強枠に嵌め込む方法が知られている。
これらの方法によれば、使用者のニーズに応じて支持レールと引出しの取付け、取外しを自由に行うことができ、デスク装置の使い勝手を良好とすることができる。
特開2003−219912号公報 特開2008−88668号公報
しかしながら、デスク装置の幅寸法と、引出しとして使い勝手の良い幅寸法とのバランスにより、引出しの側方に隙間が形成され、デスク装置としての体裁が悪くなるという問題がある。
こうした場合に、隙間を閉塞するために所定の部材(閉塞部)を、引出しの側方のうち少なくとも前側に取付けて隙間を埋めることで、デスク装置の体裁を向上させることがある。しかし、この場合には、天板の縁部に仕切り板などの他の部材を取付けたい場合や、デスク装置を移動するときの持ち手として天板の縁部を利用する場合に、天板を使用し難くなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、引出しの側方に形成された隙間のうちの前側の部分を閉塞させて体裁の向上を図るとともに、必要に応じて天板の縁部を利用することが可能なデスク装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明のデスク装置は、天板と、前記天板を支持する支持体と、該天板の下面に設けられ、該天板の下部に収納された収納位置と該天板の縁部から突出する取出位置との間でスライド可能な引出しと、該引出しの側方となる範囲の少なくとも一部で、前記天板の下面に設けられた閉塞部と、該閉塞部の前面を前記収納位置の前記引出しの前面と略同一面上とする閉塞位置と、前記閉塞部の前面を前記収納位置の前記引出しの前面よりも内部に向かって後退させた退避位置との間で、前記閉塞部をスライド可能とする移動機構と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、引出しが収納位置に配置された状態で閉塞部を閉塞位置に配置することで、引出しの前面と閉塞部の前面とが略同一面上に位置する。このため、引出しの側方に形成された隙間のうちの前側を閉塞部で閉塞して、デスク装置の体裁を向上させることができる。さらに、移動機構により閉塞部を閉塞位置から退避位置にスライドさせることで、引出しの側方を閉塞している閉塞部を内部に向かって後退させ、必要なときに天板の縁部を利用することができる。
また、上記のデスク装置において、前記移動機構は、前記天板に対して前記閉塞部を着脱可能に支持することがより好ましい。
この発明によれば、閉塞部が不要なときに、引出しの側方の隙間から閉塞部を取外すことができる。
また、上記のデスク装置において、前記天板の前記縁部に沿って見たときに、前記閉塞部の前面と前記引出しの前面とが同一形状に形成されていることがより好ましい。
この発明によれば、引出しが収納位置に配置された状態で閉塞部を閉塞位置に配置することで、天板の縁部に沿って見たときに、引出しの前面と閉塞部の前面との形状が重なる。これにより、デスク装置の体裁を向上させることができる。
また、上記のデスク装置において、前記移動機構は、前記閉塞部が接続され、上下方向に貫通するとともに前記閉塞位置と前記退避位置とを結ぶスライド方向に延びる長孔が形成された移動部本体と、前記天板の下面に取付けられ、前記長孔内を前記スライド方向に移動可能となるように前記移動部本体を支持する支持部材と、を有することがより好ましい。
この発明によれば、支持部材に対して長孔が形成された移動部本体をスライド方向に移動させることで、支持部材が移動部本体を支持した状態で、閉塞部が接続された移動部本体を閉塞位置と退避位置との間でスライドさせることができる。
また、上記のデスク装置において、前記支持部材は取付けネジであり、前記取付けネジは、前記天板の下面に設けられたネジ孔に螺合することにより前記天板に取付けられていることがより好ましい。
この発明によれば、取付けネジおよびネジ孔という簡単な構成で移動部本体を支持することができる。さらに、ネジ孔から取付けネジを取外すことで、天板の下面を利用し易くすることができる。
本発明のデスク装置によれば、引出しの側方に形成された隙間のうちの前側の部分を閉塞させて体裁の向上を図るとともに、必要に応じて天板の縁部を利用することができる。
本発明の実施形態のデスク装置の斜視図である。 図1中の切断線A1−A1の断面図である。 同デスク装置のネジ座の斜視図である。 同ネジ座の一部を破断した側面図である。 同デスク装置の裏面板の斜視図である。 同デスク装置の裏面板にネジ座を取付ける工程を説明する断面図である。 同デスク装置の裏面板にネジ座を取付ける工程を説明する断面図である。 同デスク装置の移動部本体の斜視図である。 同デスク装置の移動部本体を構成する取付け材の斜視図である。 同デスク装置の移動部本体を構成する化粧材受けの斜視図である。 同デスク装置の化粧材を構成する正面板の斜視図である。 同デスク装置の化粧材を構成するサイドカバーの斜視図である。 同デスク装置の移動部本体に化粧材を取付ける工程を説明する断面図である。 同デスク装置の移動部本体に化粧材を取付けた状態を示す斜視図である。 同デスク装置で化粧材を退避位置に移動させたときの状態を説明する断面図である。 本発明の実施形態の変形例のデスク装置の正面の要部の断面図である。 図16中の切断線A2−A2の断面図である。
以下、本発明に係るデスク装置の実施形態を、図1から図17を参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態のデスク装置1は、平面視で長方形形状に形成された板状の天板2と、天板2の使用者側となる前縁をなす長辺2aに平行な左右方向Xの両端部に、間隔をおいて一対取付けられ、天板2を支持する側面視コ字状の脚体(支持体)3と、天板2の下面に設けられた引出し4と、引出し4の側方(左右方向X)に配設された化粧材(閉塞部)5と、化粧材5をスライド可能とする移動機構6とを備えている。
本実施形態では、左右方向Xに4つ並べられた引出し4のうち、両端部には左右方向Xの幅の狭い引出し4Aが、中央部には左右方向Xの幅の広い引出し4Bが配置されている。中央部に並べられた2つの引出し4Bの間(側方)に一定の隙間が形成されていて、その隙間に化粧材5が配置されている。
図1に示すように、一対の脚体3間の後方Y1側(天板2の短辺2bに平行な前後方向Yの使用者に対する反対側)には、幕板9が立設されている。幕板9の左右方向Xの両端部は、一対の脚体3にそれぞれ接続されている。脚体3の下面には、アジャスタ10が取付けられ、アジャスタ10が取付けられた位置での不図示の床面から脚体3の下面までの高さを調節することができる。これら天板2、一対の脚体3および幕板9は、一体となってデスク装置1を強固に構成している。
天板2の下面には、前後方向Yに延びる不図示の支持レールが取付けられている。引出し4は、支持レールに案内されることで、天板2の下部に収納された収納位置P1と天板2の縁部2cから突出する取出位置P2との間でスライド可能となっている。
図2に示すように、天板2は、上方に配置された表面板13と、表面板13と一定の間隔をおいて表面板13の下方に配置された裏面板14と、を有している。本実施形態では、表面板13および裏面板14は、水平面に対して平行になるように配置されている。
表面板13および裏面板14は、金属板により形成されている。表面板13の端部は内側に折り返されてフランジ部13aが形成されている。裏面板14は、上方に折り曲げられた自身の端部14aが表面板13のフランジ部13aに固定されることにより、表面板13に取付けられている。
表面板13のフランジ部13aの側面には、樹脂製のサイドエッジ15が装着されている。
なお、表面板13と裏面板14との固定方法は、上記の方法に限ることなく公知の様々な方法を用いることができる。また、以下では、説明の便宜のため、裏面板14に対する上方を内側D1、下方を外側D2とする。
以下では、まず、裏面板14に着脱可能に取付けられるネジ座18について説明する。
図3および図4に示すように、ネジ座18は、ネジ孔21aが形成されるとともに、裏面板14の内面(内側D1の面)14b(図2参照)に当接する本体部19と、本体部19から裏面板14の内面14bに沿って前後方向Yに延設された固定部20とを備えている。
本体部19は、ナット部材21と、ナット部材21が嵌合された嵌合孔22が形成されたネジ座本体23とを有している。なお、前述のネジ孔21aはナット部材21に形成されたものである。
ネジ座本体23には、嵌合孔22に連通する通し孔23aが形成されている。通し孔23aの内径は嵌合孔22の内径よりも小さく設定され、嵌合孔22と通し孔23aとが連通する部分には段部23bが形成されている。
固定部20における本体部19に対する反対側の端部には、裏面板14の内面14bに沿って前後方向Yに弾性変形可能な係止爪24が設けられている。係止爪24には、外側D2から内側D1に向かうにしたがって固定部20側から本体部19側に向かうように形成された傾斜面24aが設けられている。係止爪24には、裏面板14の後述する開口部29の内周面に係止する内周面側係止部25が設けられている。
ネジ座本体23、固定部20、係止爪24および内周面側係止部25は、たとえば樹脂などで一体に成形されている。
裏面板14にネジ座18が取付けられた状態において、内周面側係止部25は、裏面板14の外面(外側D2の面)から外側D2に向けてわずかに突出するように設定されている。
図2および図5に示すように、裏面板14には、ネジ孔21aと連通し、外面から内面14bに貫通するボルト挿通孔28と、固定部20の一部が下方に露出するように形成され、ネジ座18が挿脱可能な大きさに形成された開口部29と、開口部29の内側D1に設けられるとともに両端部が開口部29の縁部に接続された湾曲体30とが設けられている。
ボルト挿通孔28は、開口部29に対して後方Y1となるように配置されている。
ボルト挿通孔28は、ネジ孔21aの内径にほぼ等しい円形に形成されている。
開口部29はほぼ矩形形状に形成され、開口部29の前後方向Yの長さは、湾曲体30の前後方向Yの長さより長く設定されている。
開口部29におけるボルト挿通孔28に対する反対側の縁部が、ネジ座18の係止爪24の内側D1から外側D2への移動を規制する第一の係止部31となっている。
湾曲体30は、開口部29の中央部の内側D1の位置に裏面板14とほぼ平行に配置された第二の係止部32と、第二の係止部32の端部と開口部29の縁部とを左右方向Xに接続し、ネジ座18が左右方向Xに移動するのを規制する一対の規制部33とを有している。
第二の係止部32は、ネジ座18の固定部20の外側D2から内側D1への移動を規制し、開口部29のボルト挿通孔28側の縁部29aに対してネジ座18の本体部19を挿脱可能とする空間部を形成するように設けられている。
以上説明したボルト挿通孔28、開口部29および湾曲体30は、たとえば、裏面板14をプレス機により加工するときに一度に形成されている。より詳しくは、裏面板14にボルト挿通孔28および開口部29を形成するときに、裏面板14の内側D1に絞り加工することにより湾曲体30が形成されている。
ここで、以上のように構成した裏面板14にネジ座18を取付ける手順について説明する。
まず、図6に示すように、使用者は、裏面板14の外側D2からネジ座18を裏面板14の開口部29に近づけ、開口部29の縁部29aと第二の係止部32との間に形成された空間部にネジ座18の本体部19を挿入する。
そして、ネジ座18の固定部20を縁部29a回りの一方側E1へ回転させることで、図7に示すように、傾斜面24aが第一の係止部31に当接して係止爪24が後方Y1に移動する。さらに、固定部20を一方側E1へ回転させると、図2に示すように、本体部19が裏面板14の内面14bに当接すると同時に、固定部20が第二の係止部32に当接する。このとき、第一の係止部31の内側の面により係止爪24が係止され、内周面側係止部25が開口部29の内周面に係止される。
なお、裏面板14からネジ座18を取外すときには、使用者は、裏面板14の外面から外側D2に突出した内周面側係止部25を後方Y1に移動させることで、係止爪24と第一の係止部31との係止を解除した状態で、固定部20を縁部29a回りに一方側E1とは反対となる他方側E2(図6参照)に回転させ、ネジ座18を第二の係止部32と開口部29の縁部29aとの間から開口部29を経て外側D2に引き抜く。
このように、ネジ座18は裏面板14に着脱可能に取付けることができる。
引き続いて、デスク装置1の説明を行う。
図2および図8に示すように、移動機構6は、上下方向に貫通するとともに前後方向Yに延びる長孔42aが形成された移動部本体36と、長孔42aに挿通されて天板2の下面に設けられたネジ孔21aに取付けられ、長孔42a内を前後方向Yに移動可能となるように移動部本体36を支持する取付けネジ(支持部材)37とを有する。本実施形態では、移動部本体36は金属板により形成されている。
移動部本体36は、図8に示すように、取付け材38と化粧材受け39とをスポット溶接などで互いに接続することにより構成されている。
図9に示すように、取付け材38は、前後方向Yに直交するように配置された板状の垂下部40と、垂下部40の左右方向Xの両端部から後方Y1に延びる一対の延設部41と、一対の延設部41の間でそれぞれ対応する延設部41の上端に取付けられた一対の天板取付け部42とを有している。天板取付け部42には、前述の長孔42aがそれぞれ形成されている。
垂下部40の下部には、金属板の端部を後方Y1に折り返したフランジ部43が形成されている。
図10に示すように、化粧材受け39は、前後方向Yに直交するように配置された板状の垂下部45と、垂下部45の上端部から前後方向Yのうち後方Y1とは反対方向の前方Y2に延びる支持部46と、支持部46の前方Y2の端部から上方に折り返された受け側係合部47と、垂下部45の中央部から前方Y2に突出して互いに左右方向Xに並ぶように一対形成された爪部48とを有している。爪部48は、本実施形態では垂下部45の中央部を前方Y2に切り起こして形成されている。
爪部48の前縁下部には、上方に向かうにしたがって前方Y2に向かうように形成された導入面48aが設けられている。垂下部45の左右方向Xの両端部および下方の端部はそれぞれ後方Y1に折返されていて、一対の側方折返し片49、下方折返し片50が形成されている。
このように構成された取付け材38および化粧材受け39は、たとえば、垂下部40と垂下部45、延設部41と側方折返し片49、フランジ部43と下方折返し片50、を適宜スポット溶接することにより互いに接続されている。
取付けネジ37は、移動部本体36の長孔42aを挿通した状態で天板2のネジ孔21aに螺合することにより、天板2に取付けられている。そして、取付けネジ37を緩めた状態で、取付けネジ37に対して移動部本体36を長孔42aが延設された前後方向Yにスライドするように移動させることができる。すなわち、移動部本体36がスライド可能なスライド方向とは、前後方向Yとなっている。
図2に示すように、化粧材5は、左右方向Xに延びるように形成された正面板53と、正面板53の両端部を覆うサイドカバー54、55とを有して構成されている(サイドカバー55は図14参照)。なお、サイドカバー55は、サイドカバー54に対して面対称の形状となっているので説明を省略する。
図11に示すように、正面板53は、たとえば樹脂を押出し成形することにより形成されている。正面板53は、前後方向Yに直交するように配置された板状の正面板本体56と、正面板本体56の下端部から後方Y1に延びる下方支持部57と、正面板本体56の上端部から前方Y2および後方Y1にそれぞれ延びる上方支持部58とを有している。
下方支持部57の後方Y1側の端部には、上方に向けて突出した化粧側下方係合部57aが設けられている。また、上方支持部58の前方Y2側、後方Y1側の端部には、下方に向けて突出した化粧側上方突出部58a、化粧側上方係合部58bがそれぞれ設けられている。
図12に示すよう、サイドカバー54は、左右方向Xに直交する板状に形成されたカバー本体59と、カバー本体59から左右方向Xのうちの一方側に延びる第一の延在部60および第二の延在部61とを有している。
カバー本体59は、正面板53の縁部全体を覆うことが可能となるように形成されている。すなわち、カバー本体59は、正面板本体56および下方支持部57の縁部を覆う第一の本体部59aと、第一の本体部59aから前方Y2側へと延び上方支持部58の縁部を覆う第二の本体部59bとを有している。カバー本体59は、第一の本体部59aと第二の本体部59bとにより全体として略L字形に形成されている。カバー本体59の後方Y1であって上方の部分には、第一の本体部59aと第二の本体部59bとが結合することで生じた切欠き部59cが形成されている。
第一の延在部60は、上方支持部58および化粧側上方突出部58aに対応する側面視でL字形に形成されている。第一の延在部60は、カバー本体59が正面板53の縁部に当接した状態で、正面板本体56と化粧側上方突出部58aとの間に、上方支持部58および化粧側上方突出部58aに沿うように配置されている。
また、第二の延在部61は、正面板本体56に対応する側面視で直線状に形成されている。第二の延在部61は、カバー本体59が正面板53の縁部に当接した状態で、下方支持部57と上方支持部58との間に、正面板本体56に沿うように配置されている。
カバー本体59には、正面板53の左右方向Xの縁部の形状に対応した不図示の溝部が形成されていて、この溝部を正面板53の端部に係合させることにより、図2に示すように、サイドカバー54を正面板53に取付けることができる。
なお、図1に示すように、天板2の縁部2cに沿って左右方向Xに見たときに、化粧材5の前面(前方Y2の面)と、引出し4の前面4aとが同一形状に形成されている。具体的には、たとえば、左右方向Xに見たときに、引出し4の前面4aが、図11に示す化粧側上方突出部58aの前方Y2の前面58cと同一形状に形成されている。
図13は、移動部本体36に化粧材5を装着するときの状態を示している。
図13に示すように、移動部本体36の受け側係合部47に化粧材5の化粧側上方係合部58bを係合させながら、移動部本体36の爪部48の導入面48aに化粧材5の化粧側下方係合部57aを押し付ける。すると、導入面48aに沿って正面板53が変形して化粧材5の化粧側上方係合部58bと化粧側下方係合部57aの間隔が開き、図2に示すように爪部48に化粧側下方係合部57aが係合して、図14に示すように、移動部本体36に化粧材5が接続される。
このとき、図13に示すように、化粧材5には切欠き部59cが形成されているので、移動部本体36に化粧材5を接続するときにサイドカバー54が移動部本体36に干渉するのが防止される。
以上のように化粧材5が接続された移動部本体36を、収納位置P1に配置された引出し4の前面4aと化粧材5の前面が略同一面上(「同一面上」も含む)に配置されるように調整し、取付けネジ37をネジ孔21aに締付けた図1および図2に示す化粧材5の位置が閉塞位置P3である。取付けネジ37をネジ孔21aに取付けたり取外したりすることで、移動機構6は、天板2に対して化粧材5を着脱可能に支持している。
この状態から、取付けネジ37を回転させて緩めたうえで、図15に示すように、移動部本体36を長孔42aに沿って後方Y1に退くように移動させ、化粧材5の前面を収納位置P1に配置された引出し4の前面4aよりも退行させたときの化粧材5の位置が退避位置P4である。
化粧材5を退避位置P4に移動させることで、たとえば、目隠し用として用いられる不図示のサイドスクリーンを固定部材Kで天板2の縁部2cに取付けることができる。
以上説明したように、本実施形態のデスク装置1によれば、引出し4が収納位置P1に配置された状態で化粧材5を閉塞位置P3に配置することで、引出し4の前面4aと化粧材5の前面とが略同一面上に位置する。このため、引出し4の側方に形成された隙間のうちの前側を化粧材5で閉塞して、デスク装置1の体裁を向上させることができる。さらに、移動機構6により化粧材5を閉塞位置P3から退避位置P4にスライドさせ、必要なときに天板2の縁部2cを利用することができる。
移動機構6は、天板2に対して化粧材5を着脱可能に支持するので、化粧材5が不要なときに、引出し4の側方の隙間から化粧材5を取外すことができる。
また、左右方向Xに見たときに、化粧材5の前面と引出し4の前面4aとが同一形状に形成されている。このため、引出し4が収納位置P1に配置された状態で化粧材5を閉塞位置P3に配置することで、左右方向Xに見たときに、引出し4の前面4aと化粧材5の前面との形状が重なる。これにより、デスク装置1の体裁を向上させることができる。
移動機構6は、移動部本体36と取付けネジ37とを有するので、取付けネジ37に対して長孔42aが形成された移動部本体36を前後方向Yに移動させることで、取付けネジ37が移動部本体36を支持した状態で、化粧材5が接続された移動部本体36を閉塞位置P3と退避位置P4との間でスライドさせることができる。
さらに、支持部材は取付けネジ37であり、取付けネジ37は、天板2の下面に設けられたネジ孔21aに螺合することにより天板2に取付けられている。したがって、取付けネジ37およびネジ孔21aという簡単な構成で移動部本体36を支持することができる。さらに、ネジ孔21aから取付けネジ37を取外すことで、天板2の下面を利用し易くすることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更等も含まれる。
たとえば、図16および図17に示すデスク装置71のように、上記実施形態の移動機構6に代えて、裏面板14の下面に取付けられ前後方向Yに延びる一対のレール72、73と、このレール72、73に係合して前後方向Yにスライド可能な移動部本体74とで構成された移動機構75を用いてもよい。
移動部本体74の両側面における上下方向の中間部には、前後方向Yに延びる溝部76が形成されていて、レール72、73において左右方向Xの移動部本体74側に突出する突出部72a、73aがこの溝部76に係合することにより、レール72、73が移動部本体74を上下方向に支持している。
デスク装置71をこのように構成することでも、引出し4の側方に形成された隙間のうちの前側を化粧材5で閉塞させるともに、化粧材5を閉塞位置P3から移動させることができる。
上記実施形態では、支持部材は取付けネジ37であるとしたが、長孔42a内を前後方向Yに移動可能なフック部材などでもよい。
また、上記実施形態では、移動機構6は、天板2に対して化粧材5を着脱できなくても、化粧材5を閉塞位置P3と退避位置P4との間でスライドできればよい。
1、71 デスク装置
2 天板
2c 縁部
3 脚体(支持体)
4 引出し
5 化粧材(閉塞部)
6、75 移動機構
21a ネジ孔
36 移動部本体
37 取付けネジ(支持部材)
42a 長孔
P1 収納位置
P2 取出位置
P3 閉塞位置
P4 退避位置
Y 前後方向(スライド方向)

Claims (5)

  1. 天板と、
    前記天板を支持する支持体と、
    該天板の下面に設けられ、該天板の下部に収納された収納位置と該天板の縁部から突出する取出位置との間でスライド可能な引出しと、
    該引出しの側方となる範囲の少なくとも一部で、前記天板の下面に設けられた閉塞部と、
    該閉塞部の前面を前記収納位置の前記引出しの前面と略同一面上とする閉塞位置と、前記閉塞部の前面を前記収納位置の前記引出しの前面よりも内部に向かって後退させた退避位置との間で、前記閉塞部をスライド可能とする移動機構と、
    を備えることを特徴とするデスク装置。
  2. 前記移動機構は、前記天板に対して前記閉塞部を着脱可能に支持することを特徴とする請求項1に記載のデスク装置。
  3. 前記天板の前記縁部に沿って見たときに、前記閉塞部の前面と前記引出しの前面とが同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のデスク装置。
  4. 前記移動機構は、
    前記閉塞部が接続され、上下方向に貫通するとともに前記閉塞位置と前記退避位置とを結ぶスライド方向に延びる長孔が形成された移動部本体と、
    前記天板の下面に取付けられ、前記長孔内を前記スライド方向に移動可能となるように前記移動部本体を支持する支持部材と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のデスク装置。
  5. 前記支持部材は取付けネジであり、
    前記取付けネジは、前記天板の下面に設けられたネジ孔に螺合することにより前記天板に取付けられていることを特徴とする請求項4に記載のデスク装置。
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