JP2011172293A - 映像処理装置及び映像処理方法並びにプログラム - Google Patents

映像処理装置及び映像処理方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 左眼用画像と右眼用画像とがインターリーブされた三次元映像データを滑らかにスケーリングできる映像処理装置を実現する。
【解決手段】 三次元モデル生成部303は、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを用いて三次元モデルを生成する。画像補間部304は、生成された三次元モデルと一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404とを用いて、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを補間する。スケーリング部305は、補間された左眼用画像402Aと右眼用画像402Bとを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする。そして、インターリーブ画像生成部306は、スケーリングされた左眼用画像403Aと右眼用画像403Bとを走査線毎に交互に配置したインターリーブ画像404を生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、三次元映像を表示するための映像処理装置及び映像処理方法並びにプログラムに関する。
従来から、三次元映像を観賞可能にする様々な映像表示装置が提供されている。このような映像表示装置では、例えば、両眼視差に基づく左眼用映像と右眼用映像とを用いて、ユーザに三次元映像(立体映像)を知覚させる。
特許文献1には、インターレース方式の画像をプログレッシブ方式の画像に変換(IP変換)する順次走査変換方法が開示されている。特許文献1では二次元の映像コンテンツデータにIP変換を施し、インターレース方式の画像に画素を補間してプログレッシブ方式の画像を生成している。
特開2004−215263号公報
ところで、偏光方式により三次元映像を観賞可能にする映像表示装置では、画面に左眼用画像と右眼用画像とを同時に表示する。これら左眼用画像と右眼用画像とには、偏光フィルタによりそれぞれ異なる方向への偏光が施される。ユーザは、偏光眼鏡を用いることで、偏光された左眼用画像を左眼で、偏光された右眼用画像を右眼で見ることができる。これによりユーザは、画面に表示される映像を立体として知覚することができる。
偏光方式による映像表示装置では、画面に左眼用画像と右眼用画像とを走査線毎に交互に配置した画像、すなわち左眼用画像と右眼用画像とをインターリーブした画像を表示する。例えば、画面の奇数番目の走査線に左眼用画像の画素を表示し、偶数番目の走査線に右眼用画像の画素を表示する。したがって、左眼用画像及び右眼用画像の各々では、一つの走査線おきに画像が表示されていない走査線が存在する。このため例えば、三次元映像が表示されるウィンドウのサイズが大きく変更される際に、滑らかに拡大(スケーリング)された三次元映像を生成することができない可能性がある。つまり、左眼用画像と右眼用画像とをインターリーブしたことにより、拡大された三次元映像に含まれる走査線に対応する映像の情報が失われているため、滑らかに拡大された三次元映像を生成することができない可能性がある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、左眼用画像と右眼用画像とがインターリーブされた三次元映像データを滑らかにスケーリングできる映像処理装置及び映像処理方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の映像処理装置は、左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する画像補間手段と、前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングするスケーリング手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、左眼用画像と右眼用画像とがインターリーブされた三次元映像データを滑らかにスケーリングできる。
本発明の一実施形態に係る映像処理装置の構成を示すブロック図。 同実施形態の映像処理装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の映像処理装置によって実行されるコンテンツ再生アプリケーションプログラムの機能構成を示すブロック図。 インターリーブ画像をスケーリングすることによって歪みが生じる例を示す概念図。 図3のコンテンツ再生アプリケーションにより、インターリーブ画像を滑らかにスケーリングする例を示す概念図。 図3のコンテンツ再生アプリケーションに入力されるインターリーブ画像の例を示す概念図。 図6のインターリーブ画像をスケーリングすることによって歪みが生じる例を示す概念図。 図3のコンテンツ再生アプリケーションにより、図6のインターリーブ画像を滑らかにスケーリングする例を示す概念図。 同実施形態の映像処理装置によって実行される映像表示処理の手順の例を示すフローチャート。 図3のコンテンツ再生アプリケーションによって実行されるスケーリング処理の手順の例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る映像処理装置の外観を示す斜視図である。この映像処理装置は、例えばノートブックタイプのパーソナルコンピュータ10として実現される。図1に示すように、本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。
ディスプレイユニット12には、LCD(liquid crystal display)17及び偏光フィルタ19が組み込まれている。偏光フィルタ19は、LCD17の画面を覆うように設けられる。ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在にコンピュータ本体11に取り付けられている。
コンピュータ本体11は、薄い箱形の筐体を有しており、その上面には、キーボード13、本コンピュータ10を電源オン/電源オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16、スピーカ18A,18Bなどが配置されている。入力操作パネル15上には、各種操作ボタンが設けられている。
また、コンピュータ本体11の背面には、例えばHDMI(high-definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子(図示せず)が設けられている。この外部ディスプレイ接続端子は、デジタル映像信号を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示す図である。
本コンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、GPU105、VRAM105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM107、LANコントローラ108、ハードディスクドライブ(HDD)109、光ディスクドライブ(ODD)110、USBコントローラ111A、カードコントローラ111B、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)113、EEPROM114等を備える。
CPU101は、本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサである。CPU101は、HDD109から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、及びコンテンツ再生アプリケーションプログラム202のような各種アプリケーションプログラムを実行する。コンテンツ再生アプリケーションプログラム202は、例えばHDD109等に格納された各種デジタルコンテンツを再生するソフトウェアである。このコンテンツ再生アプリケーションプログラム202は、三次元映像コンテンツデータを再生する三次元映像再生機能も有する。この三次元映像再生機能は、例えば、Xpol(登録商標)方式等の偏光方式や時分割方式等により観賞可能な三次元映像を作成及び表示する機能である。三次元映像は、例えば、両眼視差に基づく左眼用映像と右眼用映像とをユーザに知覚させることで実現される。三次元映像のコンテンツデータは、例えば、DVDやビデオゲーム等に収録される3D対応の映像データである。この映像データは、例えば、左眼用映像のデータと右眼用映像のデータとをインターリーブして構成される。コンテンツ再生アプリケーションプログラム202は、この映像データを用いて、LCD17に表示される映像の映像信号を生成する。
また、CPU101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102は、CPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。LCD17は、表示信号に基づいて映像を表示する。
偏光フィルタ19は、LCD17に表示された映像を偏光するフィルタである。偏光フィルタは、LCD17の画面を覆うように設けられ、左眼用映像と右眼用映像とをそれぞれ偏光する。例えば、偏光フィルタ19は、画面(LCD17)上部から奇数番目の走査線と偶数番目の走査線とをそれぞれ異なる方向に偏光して出力する。すなわち、偏光フィルタ19は、奇数番目の走査線と偶数番目の走査線の各々に対応して、異なる方向への偏光を施すフィルタを交互に配置して構成される。
また、GPU105は、HDMI制御回路3及びHDMI端子2を介して、外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号を送出することもできる。
HDMI端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ装置1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号をHDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD109及びODD110を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18B又はHDMI制御回路3に出力する。LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスであり、一方、無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。
EC/KBC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード13及びタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC114は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする機能を有している。
次に、図3を参照して、本コンピュータ10上で動作するコンテンツ再生アプリケーションプログラム202の一機能構成を説明する。コンテンツ再生アプリケーション202は、三次元映像コンテンツデータ501を再生する機能を有する。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、LCD17の画面に、三次元映像コンテンツデータ501に基づく映像信号を任意の解像度で表示するためのスケーリング機能も有する。コンテンツ再生アプリケーション202は、スケーリング判定部301、左右眼画像抽出部302、三次元モデル生成部303、画像補間部304、スケーリング部305、インターリーブ画像生成部306、画像出力部307、及び映像信号生成部308を備える。
映像信号生成部308は、三次元映像コンテンツデータ501を用いて、複数のインターリーブ画像を含む映像信号を生成する。このインターリーブ画像は、両眼視差を考慮して作成された左眼用画像と右眼用画像とが走査線毎に交互に配置された画像である。したがって、インターリーブ画像には、例えば、奇数番目の走査線に左眼用画像の画素が表示され、偶数番目の走査線に右眼用画像の画素が表示される。つまり、インターリーブ画像には左眼用画像と右眼用画像とが1行毎に交互に配置される。換言すると、インターリーブ画像では、例えば、左眼用画像の偶数番目の走査線に対応する画素と右眼用画像の奇数番目の走査線に対応する画素とが欠落している。映像信号生成部308は、生成した映像信号に含まれる複数のインターリーブ画像をスケーリング判定部301に出力する。
スケーリング判定部301は、映像信号生成部308から出力されるインターリーブ画像をスケーリングする必要があるか否かを判定する。スケーリング判定部301は、例えば、インターリーブ画像の解像度と、インターリーブ画像(三次元映像コンテンツデータ501)を描画する、LCD17上のウィンドウの解像度とが異なる際に、インターリーブ画像をスケーリングする必要があると判定する。より具体的には、例えば、三次元映像コンテンツデータ501を再生して表示するウィンドウのサイズが大きく変更されたとき、スケーリング判定部301は、インターリーブ画像をスケーリング(アップスケーリング)する必要があると判定する。
スケーリング判定部301は、インターリーブ画像をスケーリングする必要があると判定した場合、すなわち、インターリーブ画像の解像度とウィンドウの解像度とが異なる場合、インターリーブ画像を左右眼画像抽出部302に出力する。一方、スケーリング判定部301は、インターリーブ画像をスケーリングする必要がないと判定した場合、すなわち、インターリーブ画像の解像度とウィンドウの解像度とが同じ場合、インターリーブ画像を画像出力部307に出力する。
左右眼画像抽出部302は、スケーリング判定部301から出力されるインターリーブ画像から、左眼用画像の走査線に対応する左眼用インターリーブ画像と、右眼用画像の走査線に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する。左右眼画像抽出部302は、抽出した左眼用インターリーブ画像と右眼用インターリーブ画像とを三次元モデル生成部303に出力する。
三次元モデル生成部303は、左右眼画像抽出部302から出力される左眼用インターリーブ画像と右眼用インターリーブ画像とを用いて三次元モデルを生成する。具体的には、三次元モデル生成部303は、左眼用インターリーブ画像を用いて、当該画像に含まれる各画素の奥行き(depth)を推定し、第1の三次元モデルを生成する。同様に、三次元モデル生成部303は、右眼用インターリーブ画像を用いて、当該画像に含まれる各画素の奥行き(depth)を推定し、第2の三次元モデルを生成する。そして、三次元モデル生成部303は、生成した第1の三次元モデルと第2の三次元モデルとを両眼視差等を考慮して統合した三次元モデルを生成する。三次元モデル生成部303は、生成した三次元モデルを画像補間部304に出力する。
画像補間部304は、左眼用インターリーブ画像と右眼用インターリーブ画像とを用いて、左眼用インターリーブ画像及び右眼用インターリーブ画像内のインターリーブによる欠落部分を補間する。画像補間部304は、例えば両眼視差を考慮して左眼用インターリーブ画像と右眼用インターリーブ画像とを補間する。つまり、画像補間部304は、左眼用インターリーブ画像内の欠落部分を、右眼用インターリーブ画像を用いて推定し、補間する。また、画像補間部304は、右眼用インターリーブ画像内の欠落部分を、左眼用インターリーブ画像を用いて推定し、補間する。したがって、画像補間部304は、欠落部分が補間された左眼用画像と右眼用画像とを生成する。なお、補間の際に考慮される両眼視差には、眼間距離等に基づいて予め決定された値(パラメータ)を用いることができる。
なお、画像補間部304は、三次元モデル生成部303から出力される三次元モデルをさらに用いて、左眼用インターリーブ画像及び右眼用インターリーブ画像内のインターリーブによる欠落部分を補間してもよい。また、画像補間部304は、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’をさらに用いて、左眼用インターリーブ画像及び右眼用インターリーブ画像内のインターリーブによる欠落部分を補間してもよい。一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’は、映像信号生成部308により生成された映像信号(三次元映像コンテンツデータ501)において、現在(処理対象)のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、スケーリングされたインターリーブ画像である。画像補間部304は、左眼用画像と右眼用画像とを走査線毎に交互に配置すること(インターリーブ)によって欠落した画素を、三次元モデルに基づいて補間する。そして、画像補間部304は、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像を参照フレームとして用いたブロックマッチングによって、補間した画素の画素値を更新し、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とを生成する。一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像を用いて、補間した画素の画素値を更新することによって、処理対象のインターリーブ画像をより滑らかにスケーリングすることができる。画像補間部304は、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とをスケーリング部305に出力する。
なお、補間に用いる三次元モデルは、画素毎の三次元位置を示す三次元データであってもよい。また、画像補間部304は、三次元モデルのみを用いて左眼用インターリーブ画像と右眼用インターリーブ画像とを補間してもよい。
スケーリング部305は、画像補間部304から出力される、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングし、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成する。すなわち、スケーリング部305は、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とを、これら左眼用画像及び右眼用画像が有する第1の解像度よりも高い、第2の解像度を有する左眼用スケーリング画像及び右眼用スケーリング画像に変換する。この第2の解像度は、例えば、三次元映像コンテンツデータ501を再生するためのウィンドウのサイズに応じた解像度である。したがって例えば、ウィンドウのサイズが変更される操作によって、この第2の解像度も変更される。スケーリング部305は、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とをインターリーブ画像生成部306に出力する。
インターリーブ画像生成部306は、スケーリング部305によって入力された左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを走査線毎に交互に配置したインターリーブ画像を生成する。インターリーブ画像生成部306は、例えば、インターリーブ画像内の奇数番目の走査線に、左眼用スケーリング画像内の奇数番目の走査線に対応する画素を配置し、インターリーブ画像内の偶数番目の走査線に、右眼用スケーリング画像内の偶数番目の走査線に対応する画素を配置する。これにより、三次元映像コンテンツデータ501に含まれるインターリーブ画像を、第1の解像度から第2の解像度に滑らかにスケーリングしたインターリーブ画像が生成される。インターリーブ画像生成部306は、生成したインターリーブ画像を画像出力部307に出力する。また、インターリーブ画像生成部306は、生成したインターリーブ画像を一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’として保存する。
画像出力部307は、スケーリング判定部301から出力されるインターリーブ画像、又はインターリーブ画像生成部306から出力される、スケーリングされたインターリーブ画像をLCD17に出力する。
LCD17は、入力されたインターリーブ画像を画面に表示する。
偏光フィルタ19は、LCD17に表示されたインターリーブ画像を偏光する。偏光フィルタ19は、例えば、奇数番目の走査線に対応する画像(左眼用画像)を第1の方向に偏光し、偶数番目の走査線に対応する画像(右眼用画像)を第2の方向に偏光する。このため、偏光フィルタ19は、奇数番目の走査線に対応する位置に左眼用フィルタ19Aを備え、偶数番目の走査線に対応する位置に右眼用フィルタ19Bを備える。左眼用フィルタ19Aと右眼用フィルタ19Bとは、それぞれ異なる方向に画像を偏光する。すなわち、左眼用フィルタ19Aは左眼用画像を第1の方向に偏光し、右眼用フィルタ19Bは右眼用画像を第2の方向に偏光する。
偏光眼鏡31は、偏光された画像をフィルタリングして、必要な画像を抽出する。偏光眼鏡31は、左眼用フィルタ31Aと右眼用フィルタ31Bを備える。左眼用フィルタ31Aは、偏光された左眼用画像のみを透過する。一方、右眼用フィルタ31Aは、偏光された右眼用画像のみを透過する。ユーザは、偏光眼鏡31を装着して偏光された画像を見ることで、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を右眼で捉えることができる。つまり、ユーザは、偏光眼鏡31を装着して偏光された画像を見ることで、三次元映像を観賞することができる。
以上の構成により、コンテンツ再生アプリケーション202は、入力される三次元映像コンテンツデータ501に基づく映像信号の解像度(第1の解像度)と、該映像信号を表示するウィンドウのサイズ(第2の解像度)とが異なる際に、ウィンドウのサイズに応じて、該映像信号を滑らかにスケーリングすることができる。三次元映像コンテンツデータ501に基づく映像信号は、左眼用画像と右眼用画像とが走査線毎に交互に配置されたインターリーブ画像を含む。コンテンツ再生アプリケーション202は、インターリーブ画像内に配置された左眼用画像及び右眼用画像の各々で、インターリーブによって欠損している画像の部分を補間し、補間した画像を第1の解像度から第2の解像度にスケーリングすることによって、該インターリーブ画像を滑らかにスケーリングすることができる。
なお、画像出力部307は、スケーリング部305から出力される、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とをLCD17に出力してもよい。左眼用スケーリング画像及び右眼用スケーリング画像は、上述のように、インターリーブ画像内に配置された左眼用インターリーブ画像及び右眼用インターリーブ画像の各々で、インターリーブによって欠損している画素を補間し、補間した画像を第1の解像度から第2の解像度にスケーリングした画像である。画像出力部307は、LCD17に、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを交互に(高速に)出力する。ユーザは、例えば、液晶シャッターメガネ(図示せず)を用いることで、左眼用スケーリング画像を左眼で、右眼用スケーリング画像を右眼で見ることができる。より具体的には、ユーザは、LCD17に左眼用スケーリング画像が表示されるときには左眼にのみ画像を透過し、LCD17に右眼用スケーリング画像が表示されるときには右眼にのみ画像を透過する機能を有する液晶シャッターメガネを用いることで、左眼用スケーリング画像を左眼で、右眼用スケーリング画像を右眼で見ることができる。すなわち、コンテンツ再生アプリケーション202が、LCD17に左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを交互に(高速に)表示し、ユーザの左眼の前のシャッターと右眼の前のシャッターとが、画像の表示と同期して開閉されることにより、ユーザは、画面に表示される映像を立体として知覚することができる。
図4は、インターリーブ画像401をスケーリングすることによって歪みが生じる例を示す。図4では、インターリーブ画像401内に左眼用画像と右眼用画像とが走査線毎に交互に配置される。インターリーブ画像401では、例えば、奇数番目の走査線に左眼用画像が配置され、偶数番目の走査線に右眼用画像が配置される。したがって、インターリーブ画像401は、インターリーブされた左眼用画像(左眼用インターリーブ画像)401Aとインターリーブされた右眼用画像(右眼用インターリーブ画像)401Bとを含む。左眼用インターリーブ画像401Aでは、例えば、画像が描画される走査線が奇数番目に配置され、画像が描画されない走査線(図4中、斜線部分)が偶数番目に配置される。換言すると、左眼用インターリーブ画像401Aでは、偶数番目の走査線に対応する画像が欠落する。また、右眼用インターリーブ画像401Bでは、例えば、画像が描画されない走査線が奇数番目に配置され、画像が描画される走査線が偶数番目に配置される。換言すると、右眼用インターリーブ画像401Bでは、奇数番目の走査線に対応する画像が欠落する。
左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとがスケーリングされた場合、それぞれ、スケーリングされた左眼用インターリーブ画像405Aとスケーリングされた右眼用インターリーブ画像405Bとが生成される。例えば、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401Bの各々の走査線数が2倍に増加した左眼用インターリーブ画像405Aと右眼用インターリーブ画像405Bとが生成される。
次いで、これらスケーリングされた左眼用インターリーブ画像405A及び右眼用インターリーブ画像405Bに対して、再度インターリーブを行った場合、画像が描画される走査線と画像が描画されない走査線とが交互に配置された左眼用インターリーブ画像406Aと右眼用インターリーブ画像406Bとが生成される。例えば、スケーリングされた左眼用インターリーブ画像405Aにおいて、隣接する、偶数番目に配置され且つ画像が描画された走査線(例えば、上から2番目の走査線)と、奇数番目に配置され且つ画像が描画されない走査線(例えば、上から3番目の走査線)とが置き換えられ、左眼用インターリーブ画像406Aが生成される。また例えば、スケーリングされた右眼用インターリーブ画像405Bにおいて、隣接する、偶数番目に配置され且つ画像が描画されない走査線(例えば、上から2番目の走査線)と、奇数番目に配置され且つ画像が描画される走査線(例えば、上から3番目の走査線)とが置き換えられ、右眼用インターリーブ画像406Bが生成される。
インターリーブ画像401に対して、上述のようなスケーリング及び再インターリーブを施す場合、本来の位置とは異なる位置に走査線が配置されるため、インターリーブ画像406A,406Bのように画像(画像内に描画されたオブジェクト等)に歪みが生じる可能性がある。そのため本実施形態では、図5に示す例のように、インターリーブ画像401を滑らかにスケーリングする。
図5でも、図4と同様に、インターリーブ画像401内に左眼用画像401Aと右眼用画像401Bとが走査線毎に交互に配置される。インターリーブ画像401では、例えば、奇数番目の走査線に左眼用画像401Aが配置され、偶数番目の走査線に右眼用画像401Bが配置される。したがって、インターリーブ画像401は、インターリーブされた左眼用画像(左眼用インターリーブ画像)401Aとインターリーブされた右眼用画像(右眼用インターリーブ画像)401Bとを含む。左眼用インターリーブ画像401Aでは、例えば、画像が描画される走査線が奇数番目に配置され、画像が描画されない走査線(図4中、斜線部分)が偶数番目に配置される。換言すると、左眼用インターリーブ画像401Aでは、偶数番目の走査線に対応する画像が欠落する。また、右眼用インターリーブ画像401Bでは、例えば、画像が描画されない走査線が奇数番目に配置され、画像が描画される走査線が偶数番目に配置される。換言すると、右眼用インターリーブ画像401Bでは、奇数番目の走査線に対応する画像が欠落する。
コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401B内のインターリーブによる欠落部分を補間する。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば両眼視差を考慮して左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを補間する。つまり、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401A内の欠落部分、すなわち、偶数番目の走査線に対応する画素を、視差を考慮して右眼用インターリーブ画像401Bで補間する。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、右眼用インターリーブ画像401B内の欠落部分、すなわち、奇数番目の走査線に対応する画素を、視差を考慮して左眼用インターリーブ画像401Aで補間する。これにより、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401B内の欠落部分が補間された左眼用画像402Aと右眼用画像402Bとを生成する。
なお、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとから推定した三次元モデルを用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401Bの欠落部分を補間してもよい。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’をさらに用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401B内の欠落部分を補間してもよい。
次いで、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間された左眼用画像402A及び補間された右眼用画像402Bをそれぞれスケーリングし、再度インターリーブして、スケーリングされた左眼用インターリーブ画像404A及びスケーリングされた右眼用インターリーブ画像404Bを生成する。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、左眼用インターリーブ画像404Aの奇数番目の走査線に、補間された左眼用画像402Aの奇数番目の走査線に対応する画素を配置し、左眼用インターリーブ画像404Aの偶数番目の走査線に、画像の描画されない画素を配置する。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、右眼用インターリーブ画像404Bの偶数番目の走査線に、補間された右眼用画像402Bの偶数番目の走査線に対応する画素を配置し、右眼用インターリーブ画像404Bの奇数番目の走査線に、画像の描画されない画素を配置する。上述のように、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを補間した後に、スケーリング及び再インターリーブを施すことにより、インターリーブ画像401を滑らかにスケーリングすることができる。なお、LCD17には、左眼用インターリーブ画像404Aと右眼用インターリーブ画像404Bとを重ね合わせたインターリーブ画像404が表示される。すなわち、コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、左眼用インターリーブ画像404Aの奇数番目の走査線と右眼用インターリーブ画像404Bの偶数番目の走査線とが交互に配置されたインターリーブ画像404をLCD17に表示する。
なお、コンテンツ再生アプリケーション202は、時分割方式に対応した画像をLCD17に表示することもできる。その場合、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間された左眼用画像402Aと右眼用画像402Bとを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする。そして、コンテンツ再生アプリケーション202は、スケーリングされた左眼用画像402Aと右眼用画像402Bとを、交互にLCD17に表示する。ユーザは、例えば、液晶シャッターメガネを用いることで、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を右眼で見ることができる。より具体的には、ユーザは、LCD17に左眼用画像が表示されるときには左眼にのみ画像を透過し、LCD17に右眼用画像が表示されるときには右眼にのみ画像を透過する機能を有する液晶シャッターメガネを用いることで、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を右眼で見ることができる。すなわち、コンテンツ再生アプリケーション202が、LCD17に、左眼用画像と右眼用画像とを交互に(高速に)表示し、ユーザの左眼の前のシャッターと右眼の前のシャッターとが、画像の表示と同期して開閉されることにより、ユーザは、画面に表示される映像を立体として知覚することができる。
次いで、図6乃至図8を参照して、インターリーブ画像401をスケーリングする詳細な例について説明する。
図6は、コンテンツ再生アプリケーション202に入力されるインターリーブ画像401が作成される例を示す。コンテンツ再生アプリケーション202には、両眼視差を考慮して作成された左眼用画像407Aと右眼用画像407Bとを、走査線毎に交互に配置して作成されたインターリーブ画像401が入力される。図6に示すインターリーブ画像401では、奇数番目の走査線に、左眼用画像407A内の対応する走査線が配置され、偶数番目の走査線に、右眼用画像407B内の対応する走査線が配置される。したがって、インターリーブ画像401では、例えば、左眼用画像407Aの偶数番目の走査線に対応する画素、及び右眼用画像407Bの奇数番目の走査線に対応する画素は欠落する。上述のように作成されたインターリーブ画像401を偏光フィルタ19で覆われたLCD17に表示し、偏光眼鏡31を用いて観賞することによって、ユーザは三次元映像を知覚することができる。
図7は、図6に示したインターリーブ画像401をスケーリングすることによって歪みが生じる例を示す。インターリーブ画像401は、上述のように、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを含む。なお、図7に斜線で示される領域は、インターリーブによって画像が欠落している領域を示す。図7の左眼用インターリーブ画像401Aでは、画像が表示される奇数番目の走査線と、画像が表示されない(画像が欠落した)偶数番目の走査線とが交互に配置されている。また、図7の右眼用インターリーブ画像401Bでは、画像が表示されない(画像が欠落した)奇数番目の走査線と、画像が表示される偶数番目の走査線とが交互に配置されている。
これら左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとにスケーリングを施した場合、スケーリングされた左眼用インターリーブ画像405Aとスケーリングされた右眼用インターリーブ画像405Bとが生成される。例えば、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401Bの各々の水平方向及び垂直方向の画素数が2倍に増加した左眼用インターリーブ画像405Aと右眼用インターリーブ画像405Bとが生成される。換言すると、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401Bの各々の走査線数が2倍に増加した左眼用インターリーブ画像405Aと右眼用インターリーブ画像405Bとが生成される。
次いで、これらスケーリングされた左眼用インターリーブ画像405A及び右眼用インターリーブ画像405Bに対して、再度インターリーブを行った場合、画像が描画される走査線と画像が描画されない走査線とが交互に配置された左眼用インターリーブ画像406Aと右眼用インターリーブ画像406Bとが生成される。例えば、スケーリングされた左眼用インターリーブ画像405Aにおいて、隣接する、偶数番目に配置され且つ画像が描画された走査線(例えば、上から2番目の走査線)と、奇数番目に配置され且つ画像が描画されない走査線(例えば、上から3番目の走査線)とが置き換えられ、左眼用インターリーブ画像406Aが生成される。また例えば、スケーリングされた右眼用インターリーブ画像405Bにおいて、隣接する、偶数番目に配置され且つ画像が描画されない走査線(例えば、上から2番目の走査線)と、奇数番目に配置され且つ画像が描画される走査線(例えば、上から3番目の走査線)とが置き換えられ、右眼用インターリーブ画像406Bが生成される。
インターリーブ画像401に対して、上述のようなスケーリング及び再インターリーブを施す場合、本来の位置とは異なる位置に走査線が配置されるため、インターリーブ画像406A,406Bのように画像(画像内に描画されたオブジェクト等)に歪みが生じる可能性がある。
図8は、コンテンツ再生アプリケーション202によって、図6に示したインターリーブ画像401を滑らかにスケーリングする例を示す。図7と同様に、インターリーブ画像401は、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを含む。なお、図8に斜線で示される領域は、インターリーブによって画像が欠落している領域を示す。図8の左眼用インターリーブ画像401Aでは、画像が表示される奇数番目の走査線と、画像が表示されない(画像が欠落した)偶数番目の走査線とが交互に配置されている。また、図8の右眼用インターリーブ画像401Bでは、画像が表示されない(画像が欠落した)奇数番目の走査線と、画像が表示される偶数番目の走査線とが交互に配置されている。
左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401B内のインターリーブによる欠落部分(図8中、斜線部分)を補間する。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば両眼視差を考慮して左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを補間する。つまり、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401A内の欠落部分、すなわち、偶数番目の走査線に対応する画素を、視差を考慮して右眼用インターリーブ画像401Bで補間する。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、右眼用インターリーブ画像401B内の欠落部分、すなわち、奇数番目の走査線に対応する画素を、視差を考慮して左眼用インターリーブ画像401Aで補間する。これにより、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401A内の欠落部分が補間された左眼用画像402Aと右眼用画像402Bとを生成する。
なお、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとから推定した三次元モデルを用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401Bの欠落部分を補間してもよい。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’をさらに用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401B内の欠落部分を補間してもよい。
次いで、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間された左眼用画像402A及び補間された右眼用画像402Bをそれぞれスケーリングし、スケーリングされた左眼用画像403A及びスケーリングされた右眼用画像403Bを生成する。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、補間された左眼用画像402A及び補間された右眼用画像402Bの水平方向及び垂直方向の画素数が、それぞれ2倍に増加した左眼用画像403A及び右眼用画像403Bを生成する。換言すると、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間された左眼用画像402A及び補間された右眼用画像402Bの走査線数が2倍に増加した左眼用画像403A及び右眼用画像403Bを生成する。
コンテンツ再生アプリケーション202は、スケーリングされた左眼用画像403Aとスケーリングされた右眼用画像403Bとを再度インターリーブして、スケーリングされた左眼用インターリーブ画像404A及びスケーリングされた右眼用インターリーブ画像404Bを生成する。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、左眼用インターリーブ画像404Aの奇数番目の走査線に、補間された左眼用画像402Aの奇数番目の走査線に対応する画素を配置し、左眼用インターリーブ画像404Aの偶数番目の走査線に、画像の描画されない画素を配置する。また、コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、右眼用インターリーブ画像404Bの偶数番目の走査線に、補間された右眼用画像402Bの偶数番目の走査線に対応する画素を配置し、右眼用インターリーブ画像404Bの奇数番目の走査線に、画像の描画されない画素を配置する。上述のように、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを補間した後に、スケーリング及び再インターリーブを施すことにより、インターリーブ画像401を滑らかにスケーリングすることができる。なお、LCD17には、左眼用インターリーブ画像404Aと右眼用インターリーブ画像404Bとを重ね合わせたインターリーブ画像404が表示される。すなわち、コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、左眼用インターリーブ画像404Aの奇数番目の走査線と右眼用インターリーブ画像404Bの偶数番目の走査線とが交互に配置されたインターリーブ画像404をLCD17に表示する。
なお、上述のように、コンテンツ再生アプリケーション202は、時分割方式に対応した画像をLCD17に表示することもできる。その場合、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間してスケーリングされた左眼用画像403A及び右眼用画像403Bを、交互にLCD17に表示する。ユーザは、例えば、液晶シャッターメガネを用いることで、左眼用画像403Aを左眼で、右眼用画像403Bを右眼で見ることができる。したがって、コンテンツ再生アプリケーション202が、LCD17に、左眼用画像403Aと右眼用画像403Bとを交互に(高速に)表示し、ユーザの左眼の前のシャッターと右眼の前のシャッターとが、画像の表示と同期して開閉されることにより、ユーザは、画面に表示される映像を立体として知覚することができる。
次いで、図9のフローチャートを参照して、映像処理装置10によって実行される映像表示処理の手順の例を説明する。
まず、コンテンツ再生アプリケーション202は、再生対象の三次元映像コンテンツデータ501を選択する(ステップS101)。再生対象の映像コンテンツデータ501は、例えば、GUI等を用いてユーザによって指定される。そして、コンテンツ再生アプリケーション202は、再生対象の映像コンテンツデータ501を再生し、LCD17に表示する映像の映像信号を生成する(ステップS102)。
次いで、コンテンツ再生アプリケーション202は、生成した映像信号に対してスケーリング処理を施す必要があるか否かを判定する(ステップS103)。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、生成した映像信号の解像度と、映像信号(三次元映像コンテンツデータ501)を表示するウィンドウのサイズ(解像度)とが異なる際に、生成した映像信号に対してスケーリング処理を施す必要があると判定する。
生成した映像信号に対してスケーリング処理を施す必要がある場合(ステップS103のYES)、コンテンツ再生アプリケーション202は、映像信号に対してスケーリング処理を施す(ステップS104)。スケーリング処理の手順の詳細については、図10を参照して後述する。
映像信号に対してスケーリング処理が施された後、又は生成した映像信号に対してスケーリング処理を施す必要がない場合(ステップS103のNO)、コンテンツ再生アプリケーション202は、生成した映像信号をLCD17に出力する(ステップS105)。
次いで、LCD17は、入力された映像信号に基づいて、映像を表示する(ステップS106)。再生対象の映像コンテンツデータが三次元映像を表示するための映像コンテンツデータである場合には、例えば、奇数番目の走査線に左眼用映像の画素が表示され、偶数番目の走査線に右眼用映像の画素が表示される。
偏光フィルタ19は、LCD17に表示された映像を偏光する(ステップS107)。偏光フィルタ19は、例えば、奇数番目の走査線に対応する映像を第1の方向に偏光し、偶数番目の走査線に対応する映像を第2の方向に偏光する。換言すると、偏光フィルタ19は、左眼用フィルタ19Aにより左眼用映像を偏光し、右眼用フィルタ19Bにより右眼用映像を偏光する。
偏光眼鏡31は、偏光された左眼用映像を左眼用フィルタ31Aにより透過し、偏光された右眼用映像を右眼用フィルタ31Aにより透過する(ステップS108)。ユーザは、偏光眼鏡31を用いて偏光された映像を観賞することで、左眼用映像を左眼で、右眼用映像を右眼で見ることができる。したがって、再生対象の映像コンテンツデータが三次元映像を表示するための映像コンテンツデータである場合、ユーザは偏光眼鏡31を装着して偏光された映像を見ることで、三次元映像を観賞することができる。また、ユーザは、ウィンドウのサイズに応じてスケーリングされた三次元映像を観賞することができる。
次いで、図10を参照して、コンテンツ再生アプリケーション202によるスケーリング処理の手順の例を説明する。コンテンツ再生アプリケーション202は、三次元映像コンテンツデータ501に基づいて生成された映像信号に含まれるインターリーブ画像(フレーム)に対して順次、スケーリング処理を施す。
まず、コンテンツ再生アプリケーション202は、インターリーブ画像401から左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを抽出する(ステップS201)。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、インターリーブ画像401内の奇数番目の走査線に対応する左眼用インターリーブ画像401Aと、インターリーブ画像401内の偶数番目の走査線に対応する右眼用インターリーブ画像401Bとを抽出する。
次いで、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用インターリーブ画像401Aを用いて、第1の三次元モデルを生成する(ステップS202)。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、画像内の各画素の奥行きを推定する技術を用いて、左眼用インターリーブ画像401Aに対応する第1の三次元モデルを生成する。同様に、コンテンツ再生アプリケーション202は、右眼用インターリーブ画像401Bを用いて、第2の三次元モデルを生成する(ステップS203)。コンテンツ再生アプリケーション202は、例えば、画像内の各画素の奥行きを推定する技術を用いて、右眼用インターリーブ画像401Bに対応する第2の三次元モデルを生成する。そして、コンテンツ再生アプリケーション202は、第1の三次元モデルと第2の三次元モデルとを両眼視差を考慮して統合した三次元モデルを生成する(ステップS204)。
次いで、コンテンツ再生アプリケーション202は、処理対象のインターリーブ画像401が、映像信号(三次元映像コンテンツデータ501)の先頭フレームであるか否かを判定する。処理対象のインターリーブ画像401が映像信号の先頭フレームでない場合(ステップS205のNO)、コンテンツ再生アプリケーション202は、ステップS204で作成した三次元モデルと、処理対象のインターリーブ画像401の一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’とを用いて、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401B内のインターリーブによる欠落部分を補間する(ステップS206)。コンテンツ再生アプリケーション202は、ステップS204で作成した三次元モデルと、処理対象のインターリーブ画像401の一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像404’とを用いて、補間された左眼用画像402Aと補間された右眼用画像402Bとを生成する。一方、処理対象のインターリーブ画像401が映像信号の先頭フレームである場合(ステップS205のYES)、コンテンツ再生アプリケーション202は、ステップS204で作成した三次元モデルを用いて、左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを補間する(ステップS207)。コンテンツ再生アプリケーション202は、ステップS204で作成した三次元モデルを用いて、補間された左眼用画像402Aと補間された右眼用画像402Bとを生成する。
コンテンツ再生アプリケーション202は、ステップS206又はステップS207で生成された、補間された左眼用画像402Aと補間された右眼用画像402Bとを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする(ステップS208)。コンテンツ再生アプリケーション202は、補間された左眼用画像402Aと補間された右眼用画像402Bとを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングした、左眼用スケーリング画像403Aと右眼用スケーリング画像403Bとを生成する。そして、コンテンツ再生アプリケーション202は、左眼用スケーリング画像403Aと右眼用スケーリング画像403Bとを用いて、インターリーブ画像404A,404Bを生成する(ステップS209)。
次いで、コンテンツ再生アプリケーション202は、処理対象のインターリーブ画像401に後続するフレームがあるか否かを判定する(ステップS210)。処理対象のインターリーブ画像401に後続するフレームがある場合(ステップS210のYES)、コンテンツ再生アプリケーション202は、次のフレームを処理対象のインターリーブ画像401に設定する(ステップS211)。そして、コンテンツ再生アプリケーション202は、新たに設定された処理対象のインターリーブ画像401に対して、ステップS201以降の処理を施す。処理対象のインターリーブ画像401に後続するフレームがない場合(ステップS210のNO)、コンテンツ再生アプリケーション202はスケーリング処理を終了する。
以上の処理により、コンテンツ再生アプリケーション202は、インターリーブ画像401を、インターリーブ画像401の解像度よりも高い、第1の解像度から第2の解像度に滑らかにスケーリングしたインターリーブ画像404に変換することができる。したがって、コンテンツ再生アプリケーション202で三次元映像コンテンツデータ501を再生することによって、ユーザは、任意の解像度で滑らかな三次元映像を観賞することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、左眼用画像と右眼用画像とがインターリーブされた三次元映像データを滑らかにスケーリングできる。コンテンツ再生アプリケーション202は、インターリーブ画像401から左眼用インターリーブ画像401Aと右眼用インターリーブ画像401Bとを抽出し、左眼用インターリーブ画像401A及び右眼用インターリーブ画像401Bの各々において、インターリーブによって欠落した領域を補間する。そして、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間された左眼用画像402Aと右眼用画像402Bとを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングし、再度インターリーブを施すことによって、滑らかにスケーリングされたインターリーブ画像404を生成することができる。ユーザは、LCD17に表示されたインターリーブ404を、偏光眼鏡19を用いて見ることで立体映像を知覚することができる。
なお、コンテンツ再生アプリケーション202は、補間して、第1の解像度から第2の解像度にスケーリングされた左眼用画像403Aと右眼用画像403Bとを交互に、LCD17に表示してもよい。その場合、ユーザは、LCD17における画像の表示タイミングに同期した液晶シャッターメガネを用いることで、立体映像を知覚することができる。
なお、本実施形態のスケーリング処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、スケーリング処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下に、原出願の特許査定時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、
前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、
前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを用いて、前記左眼用画像と前記右眼用画像とを交互に配置することによって欠落した画素を補間することによって、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とを生成する画像補間手段と、
前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成するスケーリング手段と、
前記左眼用スケーリング画像と前記右眼用スケーリング画像とを交互に配置することによって、スケーリングされたインターリーブ画像を生成するインターリーブ画像生成手段とを具備することを特徴とする映像処理装置。
[2]前記画像補間手段は、前記三次元映像データにおいて、処理対象のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像を用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする[1]記載の映像処理装置。
[3]前記画像補間手段は、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする[1]記載の映像処理装置。
[4]前記画像補間手段は、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルと前記一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像とを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする[2]記載の映像処理装置。
[5]左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理方法であって、
前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出し、
前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを用いて、前記左眼用画像と前記右眼用画像とを交互に配置することによって欠落した画素を補間することによって、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とを生成し、
前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成し、
前記左眼用スケーリング画像と前記右眼用スケーリング画像とを交互に配置することによって、スケーリングされたインターリーブ画像を生成することを特徴とする映像処理方法。
[6]前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを生成することは、前記三次元映像データにおいて、処理対象のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像を用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする[5]記載の映像処理方法。
[7]前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを生成することは、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする[5]記載の映像処理方法。
[8]前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを生成することは、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルと前記一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像とを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする[6]記載の映像処理方法。
[9]左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングするプログラムであって、
前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する手順と、
前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを用いて、前記左眼用画像と前記右眼用画像とを交互に配置することによって欠落した画素を補間することによって、補間された左眼用画像と補間された右眼用画像とを生成する手順と、
前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成する手順と、
前記左眼用スケーリング画像と前記右眼用スケーリング画像とを交互に配置することによって、スケーリングされたインターリーブ画像を生成する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
17…LCD、19…偏光フィルタ、19A…左眼用フィルタ、19B…右眼用フィルタ、31…偏光眼鏡、31A…左眼用フィルタ、31B…右眼用フィルタ、202…コンテンツ再生アプリケーション、301…スケーリング判定部、302…左右眼画像抽出部、303…三次元モデル生成部、304…画像補間部、305…スケーリング部、306…インターリーブ画像生成部、307…画像出力部、308…映像信号生成部、501…三次元映像コンテンツデータ、404’…一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像。

Claims (10)

  1. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する画像補間手段と、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングするスケーリング手段とを具備することを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記画像補間手段は、前記三次元映像データにおいて、処理対象のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像を用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
  3. 前記画像補間手段は、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
  4. 前記画像補間手段は、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルと、前記三次元映像データにおいて、処理対象のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像とを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
  5. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する画像補間手段と、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成するスケーリング手段とを具備し、
    前記画像補間手段は、前記三次元映像データにおいて、処理対象のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像を用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする映像処理装置。
  6. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する画像補間手段と、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成するスケーリング手段とを具備し、
    前記画像補間手段は、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする映像処理装置。
  7. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する画像補間手段と、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成するスケーリング手段とを具備し、
    前記画像補間手段は、前記左眼用インターリーブ画像を用いて第1の三次元モデルを生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて第2の三次元モデルを生成し、前記第1の三次元モデルと前記第2の三次元モデルとを統合した三次元モデルを生成し、前記三次元モデルと、前記三次元映像データにおいて、処理対象のインターリーブ画像の一つ前のインターリーブ画像に対応する、一つ前のスケーリングされたインターリーブ画像とを用いて、前記左眼用インターリーブ画像と前記右眼用インターリーブ画像とを補間することを特徴とする映像処理装置。
  8. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理装置であって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する画像抽出手段と、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する画像補間手段と、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることによって、左眼用スケーリング画像と右眼用スケーリング画像とを生成するスケーリング手段と、
    前記左眼用スケーリング画像と前記右眼用スケーリング画像とを交互に配置することによって、スケーリングされたインターリーブ画像を生成するインターリーブ画像生成手段とを具備する映像処理装置。
  9. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングする映像処理方法であって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出し、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成し、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングすることを特徴とする映像処理方法。
  10. 左眼用画像と右眼用画像とが交互に配置されたインターリーブ画像を含む三次元映像データを第1の解像度から第2の解像度にスケーリングするプログラムであって、
    前記インターリーブ画像から、前記左眼用画像に対応する左眼用インターリーブ画像と、前記右眼用画像に対応する右眼用インターリーブ画像とを抽出する手順と、
    前記左眼用インターリーブ画像を用いて前記右眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された右眼用画像を生成し、前記右眼用インターリーブ画像を用いて前記左眼用インターリーブ画像を補間することによって、補間された左眼用画像を生成する手順と、
    前記補間された左眼用画像と前記補間された右眼用画像とを前記第2の解像度にスケーリングする手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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