JP2011170608A - 入退場管理システム、入退場管理装置、入退場管理方法及びプログラム - Google Patents

入退場管理システム、入退場管理装置、入退場管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無駄な電力使用を低減する入退場管理システム、入退場管理装置、入退場管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】入退場管理装置と複数の情報処理装置とを有して構成される入退場管理システムであって、入退場管理装置は、複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、識別番号の入力を受ける入力手段と、データベースに基づき、入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有し、複数の情報処理装置は、起動時とシャットアウト時にデータベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新手段を、有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、入退場を管理する入退場管理システム、入退場管理装置、入退場管理方法及びプログラムに関する。
退社時に、PC(パーソナルコンピュータ)や部屋の照明などの電源を切り忘れることがある。そこで、例えば、特許文献1〜3には、出退社などを監視し、退社したユーザの使用するPCなどのOA機器や照明などの電源を自動的にOFFにする方法が開示されている。このような方法を使用することにより、電源を切り忘れたときなどでも、無駄な電力使用を低減することが可能になる。
しかし、PCなどの機器は、自動的に電源を切ることにより、問題が生じることがある。例えば、作業中のデータなど、つまり、PCのメモリ上にあるデータなどは、電源を切る前に、ハードディスクなどの記憶手段に保存する必要がある。しかし、上記の方法により、自動的に電源をOFFになってしまうと、それらのデータが失われてしまう。
そこで、特許文献4には、ユーザの退場と、退場後の電気使用量を監視し、退場後も電気使用量が所定の値を超えているような場合には、管理室の警告灯を点灯することにより、管理人に電源を切り忘れた機器があることを知らせる方法が開示されている。この方法では、管理人がそれらの機器の電源をOFFにすることにより、無駄な電力使用を低減する。
特開2002−182806号公報 特開2004−139409号公報 特開2009−217444号公報 特開平10−208173号公報
しかしながら、特許文献4に開示された方法では、管理人という第三者が機器の電源をOFFにすることになる。PCには第三者には見られたくないデータなどが保存されていることがある。よって、特許文献4に開示された方法では、セキュリティーの面で問題がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、無駄な電力使用を低減する入退場管理システム、入退場管理装置、入退場管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における入退場管理システムは、入退場管理装置と複数の情報処理装置とを有して構成される入退場管理システムであって、前記入退場管理装置は、前記複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、前記識別番号の入力を受ける入力手段と、前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有し、前記複数の情報処理装置は、起動時とシャットアウト時に前記データベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新手段を、有することを特徴とする。
また、本発明における入退場管理装置は、接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、前記識別番号の入力を受ける入力手段と、前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明における入退場管理方法は、入退場管理装置による、接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶ステップと、前記データベースに基づき、前記ユーザにより入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認ステップと、前記確認ステップにより確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分ステップと、を有し、前記複数の情報処理装置による、起動時とシャットアウト時に前記データベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新ステップを、有することを特徴とする。
また、本発明における入退場管理方法は、接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶ステップと、前記データベースに基づき、ユーザにより入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認ステップと、前記確認ステップにより確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明におけるプログラムは、入退場管理装置を、接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、前記識別番号の入力を受ける入力手段と、前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段として機能させる。
本発明により、無駄な電力使用を低減することができる。
本発明の実施形態に係る入退場管理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電気錠制御装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るデータベースの記述例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システムにおける処理動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システムにおける処理動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理装置における処理動作例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。入退場管理装置を用い、事務所への入退場を管理しているA社は、社員がPC電源を切り忘れた状態で退社することによる電気料金の増大について頭を悩ませていた。そこで本発明に係る入退場管理システムを導入することによりA社は電気料金を低減させることに成功する。本発明の実施形態は以下の通りである。
<入退場管理システムの構成例>
図1は、本発明の実施形態に係る入退場管理システムの構成例を示す図である。本実施形態に係る入退場システムは、入退場管理装置100と、複数のPC(パーソナルコンピュータ)200を有して構成される。入退場管理装置100と複数のPC200とは、ネットワークを介して接続している。
入退場管理装置100は、電気錠制御装置110と、カードリーダ120と、電気錠130を有して構成される。入退場管理装置100は、各部屋やオフィスビルなどの入退場口に設置にされ、設置された部屋などに、どのユーザが入場したのか、退場したのか、を管理する。本実施形態の入退場管理装置100は、ユーザの使用するPC200の電源のON/OFF状態も管理する。そして、本実施形態の入退場管理装置100は、ユーザの退場時に、そのユーザの使用するPC200の電源の状態に基づき、入退場口の施錠・開錠の制御を行う。以下では、入退場管理装置100は、各部屋に設置されているとして、本発明の一実施形態を説明するが、上述したように、本発明の実施形態に係る入退場管理装置100の設置場所としては、いろいろと考えられる。
カードリーダ120は、入退場管理装置100が設置された部屋の入退場口の外側と内側にそれぞれ設置される。カードリーダ120は、この入退場管理装置100が設置された部屋のユーザを識別する識別番号(ID番号)を記憶した識別カード(IDカード)から、この記憶された識別番号を読み取り、その読み取った識別番号を電気錠制御装置110に送る。カードリーダ120と電気錠制御装置110とは、例えば、シリアル接続により接続するようにすると良い。また、例えば、識別カードとして、ICチップを備えたICカードを用い、ICチップに識別番号を記憶するようにすると良い。
電気錠130は、入退場管理装置100が設置された部屋の入退場口の扉の錠である。電気錠130は、通常時に施錠された状態であるようにしても良いし、通常時に開錠された状態であるようにしても良い。通常時に施錠された状態であるようにした場合は、電気錠制御装置110から開錠命令を受けたときに開錠するようにする。また、通常に開錠された状態であるようにした場合は、電気錠制御装置110から施錠命令を受けたときに施錠するようにする。
<電気錠制御装置110の構成例>
図2は、本発明の実施形態に係る電気錠制御装置110の構成例を示す図である。本実施形態に係る電気錠制御装置110は、記憶部111と、認証部112と、電気錠制御部113と、ユーザ処分部114と、フラグ更新部115と、を有して構成される。
記憶部111は、入退場管理装置100が設置された部屋のユーザの識別番号とそのユーザの使用するPC200の電源のON/OFFの状態を示す情報とを関連付けてデータベースとして記憶している。このデータベースは、例えば、図3に示すように記述されるようにすると良い。図3に示したデータベースでは、ユーザそれぞれに1台のPC200が関連付けられているが、複数台のPC200が関連付けられていても良いし、PC200以外の機器の電源状態の情報と関連付けられていても良い。PC200の電源のON/OFFの情報は、例えば、ONであるときは「0」と記述され、OFFであるときは「1」と記述される電源フラグとして記憶するようにすると良い。
認証部112は、カードリーダ120から識別番号が送られてきたときに、その識別番号が記憶部111に記憶されたデータベースに記載されているかどうかを確認する。識別番号がデータベースに記載されていたときは、認証に成功したとして、認証成功の情報を電気錠制御部113に送信する。また、識別番号がデータベースに記載されていないときに、認証が失敗したとして、認証失敗の情報を電気錠制御部113に送信するようにしても良い。
電気錠制御部113は、認証部112から認証成功の情報を受けたときに、電気錠の開錠・施錠の制御を行う。例えば、電気錠130が通常時に施錠された状態である場合は、ユーザの入場時に、認証部112から認証成功の情報を受けたときは、開錠命令を電気錠130に送信する。また、ユーザの退場時に、認証部112から認証成功の情報を受けたときは、そのユーザの使用するPC200の電源の状態を記憶部111に記憶されたデータベースにより確認する。そして、PC200の電源がOFFであることが確認されれば、電気錠130に開錠命令を送信し、PC200の電源がONであることが確認されたときは、ユーザ処分部114に処分命令を送信する。
また、電気錠制御部113は、例えば、電気錠130が通常時に開錠された状態である場合は、ユーザの入退場時に、認証部112から認証失敗の情報を受けたときは、施錠命令を電気錠130に送信するようにしても良い。そして、ユーザの退場時に、認証部112から認証成功の情報を受けたいときは、そのユーザの使用するPC200の電源の状態を記憶部111に記憶されたデータベースにより確認するようにしても良い。そして、PC200の電源がONであることが確認されたときは、電気錠130に施錠命令を送信し、ユーザ処分部114に処分命令を送信するようにしても良い。
ユーザ処分部114は、電気錠制御部113から処分命令を受けたとき、ユーザに対して処分を行う。ユーザに対する処分としてはいろいろと考えられる。例えば、警告音を鳴らすことにより、ユーザにPC200の電源をOFFすることを促すようにすると良い。このとき、電気錠130に電気錠制御部113から開錠命令を送信した上で、警告音を鳴らすようにしても良いし、電気錠130を施錠したまま、警告音を鳴らすようにしても良い。また、警告としては、入退場管理装置100がモニタを備えるようにし、警告音の他に、モニタにPC200の電源がONの状態であることをユーザに伝えるメッセージを表示するようにしても良い。または、警告音の代わりに、PC200がONの状態であることをユーザに伝えるメッセージを音声で流すようにしても良い。
このように、自動的にPC200の電源をOFFにするのではなく、警告音を鳴らし、PC200の電源がONであることを伝えることにより、ユーザ自らの手でPC200をOFFにすることを促すことが可能になる。また、このように、ユーザ自らの手でPC200の電源をOFFにすることにより、PC200を強制終了することがなくなるため、保存されていないデータの破壊などを防ぐことができる。また、退場後には、PC200の電源がOFFの状態になるため、無駄な電気使用を防ぐことができるようになる。これは、電気料金の低減を可能にする。また、ユーザの退場後、つまり、ユーザの不在時には、PC200の電源がOFFになるため、PC200内の情報が漏れるのを防ぐことが可能になる。つまり、PC200のセキュリティー性が高まる。
また、例えば、ユーザ処分部114は、電気錠制御部113から処分命令を受けたときに、その部屋の管理者にEメールを送信するようにしても良い。例えば、データベースに、ユーザの識別番号とともにそのユーザの名前も記載するようにし、そのEメールには、PC200の電源をONのまま退場しようとしたユーザの名前を記載するようにすると良い。このようにすることにより、PC200の電源をONにしたまま退社しようとしたユーザに対して、Eメールを受信した部屋の管理者からも警告をすることが可能になり、エコロジー視点からのコンプライアンスをより推進することが可能になる。
フラグ更新部115は、記憶部111に記憶されたデータベースにおけるPC200の電源のON/OFFの情報の更新を行う。あるユーザが使用するPC200が起動されたときには、そのユーザの識別番号に関連付けられたPC200のON/OFF情報をONに更新する。また、あるユーザが使用するPC200がシャットダウンされたときには、そのユーザの識別番号に関連付けられたPC200のON/OFF情報をOFFに更新する。
このPC200のON/OFF情報を更新する方法はいろいろと考えられる。例えば、PC200の起動スクリプト、シャットダウンスクリプトにON/OFF情報を更新するためのスクリプトを記述しておき、PC200の起動、シャットダウン時に、PC200の起動スクリプト、シャットダウンスクリプトが記憶部111のデータベースを直接書き換えるようにしても良い。また、上記のように、フラグ更新部115を電気錠制御装置110が備えるようにし、PC200の起動時、シャットダウン時にそれぞれ、起動情報、シャットダウン情報を、PC200からフラグ更新部115に送信するようにし、フラグ更新部115がデータベースの情報を更新するようにしても良い。
このようにすることにより、ユーザの使用するPC200の電源のON/OFF情報を管理することが可能になる。そして、このように更新された情報を使用することにより、上記のように、電源がONのまま、退場するユーザに処分を施すことが可能になる。
<起動時における処理動作例>
図4は、PC200の起動時に、本実施形態に係る入退場管理システムにおいて行われる処理動作を示す図である。PC200が起動されると(S101)、PC200は、起動スクリプトが実行し、記憶部111に記憶されたデータベースにおける、そのPC200の電源ON/OFF情報の部分をONに更新する(S102)。上述したように、それぞれのPC200の電源ON/OFF情報は、そのPCを使用するユーザに識別番号に関連付けられてデータベースとして記憶部111に記憶されている。
<シャットダウン時における処理動作例>
図5は、PC200のシャットダウン時に、本実施形態に係る入退場管理システムにおいて行われる処理動作を示す図である。PC200がシャットダウンされると(S201)、PC200は、起動スクリプトが実行し、記憶部111に記憶されたデータベースにおける、そのPC200の電源ON/OFF情報の部分をOFFに更新する(S202)。上述したように、それぞれのPC200の電源ON/OFF情報は、そのPCを使用するユーザに識別番号に関連付けられてデータベースとして記憶部111に記憶されている。
<ユーザの退場時における処理動作例>
図6は、ユーザの退場時に、本発明の実施形態に係る入退場管理装置100において行われる処理動作を示す図である。ユーザが識別カードをカードリーダ120にかざす(S301)。カードリーダ120は、その識別カードに記憶されている識別番号をその識別カードから読み取り、その識別番号を電気錠制御装置110に送信する(S302)。電気錠制御部110の認証部112は、カードリーダ120から識別番号を受け取り、その識別番号が記憶部111に記憶されたデータベースに記載されているかを確認する(S303)。記載されていないときは(S303、No)、処理動作を終了する。
記載されているときは(S303、Yes)、認証部112は認証成功の情報を電気錠制御部113に送信する。そして、電気錠制御部113は、認証成功の情報を受け、その識別番号に関連付けられたPC200の電源のON/OFF状態を記憶部111に記憶されたデータベースにより確認する(S304)。PCの電源がOFFであることが確認されたとき(S304、Yes)、電気錠制御部113は、電気錠130に開錠命令を送信する。そして、電気錠130は、開錠命令を電気錠制御部113から受け取り、部屋の扉の開錠を行う(S305)。ここで、電気錠130は、通常時は施錠されているものとする。
PCの電源がONであることが確認されたとき(S304、No)、電気錠制御部113は、ユーザ処分部114に処分命令を送信する。そして、ユーザ処分部114は、処分命令を電気錠制御部113から受け取り、所定の処分を行う(S306)。なお、所定の処分としては、いろいろと考えられる。所定の処分として、例えば、上述したような処分がある。
このようにすることにより、ユーザがPC200の電源をONにしたまま退場にしようとしたときに、扉が開錠されず、ユーザを部屋が退場できなくなる。そして、上記の所定の処理として、上述のように、PC200がONであることをユーザに伝えるようにすれば、ユーザにPCの電源をOFFにすることを促すことができる。これにより、無駄な電気使用を抑制することが可能になる。
ユーザが、PCにより処理時間の長い数値計算などを行っているときなど、PCの電源をONのままで退場したいときは、その旨を入力することができる装置を入退場管理装置100が備えるようにし、その旨の入力があったときは、扉の開錠を行うようにしても良い。このようにすることにより、無駄な電力使用だけを抑制することが可能になる。
上述した実施形態における処理動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムが格納されているROM(Read Only Memory)から、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリ(RAM)にプログラムを読み込んで実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、MO(Magneto Optical)ディスク等の光磁気ディスクなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。
このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
また、上記実施形態で説明したシステムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
また、本発明における入退場管理システムは、前記ユーザに対する処分は、扉の錠を開錠しないことであるようにしても良い。
また、本発明における入退場管理システムは、前記ユーザに対する処分は、警告音を鳴らすことであるようにしても良い。
また、本発明における入退場管理装置は、前記データベースに記述された前記情報処理装置の電源の状態の記載を更新する更新手段を有するようにしても良い。
また、本発明における入退場管理装置は、前記ユーザに対する処分は、扉の錠を開錠しないことであるようにしても良い。
また、本発明における入退場管理装置は、前記ユーザに対する処分は、警告音を鳴らすことであるようにしても良い。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
(付記1)入退場管理装置と複数の情報処理装置とを有して構成される入退場管理システムであって、前記入退場管理装置は、前記複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、前記識別番号の入力を受ける入力手段と、前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有し、前記複数の情報処理装置は、起動時とシャットアウト時に前記データベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新手段を、有することを特徴とする入退場管理システム。
(付記2)前記ユーザに対する処分は、扉の錠を開錠しないことであることを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。
(付記3)前記ユーザに対する処分は、警告音を鳴らすことであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
(付記4)接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、前記識別番号の入力を受ける入力手段と、前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有することを特徴とする入退場管理装置。
(付記5)前記データベースに記述された前記情報処理装置の電源の状態の記載を更新する更新手段を有することを特徴とする請求項1に記載の入退場管理装置。
(付記6)前記ユーザに対する処分は、扉の錠を開錠しないことであることを特徴とする請求項4または5のいずれか1項に記載の入退場管理装置。
(付記7)前記ユーザに対する処分は、警告音を鳴らすことであることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の入退場管理装置。
(付記8)入退場管理装置による、接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶ステップと、前記データベースに基づき、前記ユーザにより入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認ステップと、前記確認ステップにより確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分ステップと、を有し、前記複数の情報処理装置による、起動時とシャットアウト時に前記データベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新ステップを、有することを特徴とする入退場管理方法。
(付記9)接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶ステップと、前記データベースに基づき、ユーザにより入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認ステップと、前記確認ステップにより確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分ステップと、を有することを特徴とする入退場管理方法。
(付記10)入退場管理装置を、接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、前記識別番号の入力を受ける入力手段と、前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段として機能させるプログラム。
100 入退場管理装置
110 電気錠制御装置
111 記憶部
112 認証部
113 電気錠制御部
114 ユーザ処分部
115 フラグ更新部
200 PC

Claims (10)

  1. 入退場管理装置と複数の情報処理装置とを有して構成される入退場管理システムであって、
    前記入退場管理装置は、
    前記複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、
    前記識別番号の入力を受ける入力手段と、
    前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有し、
    前記複数の情報処理装置は、
    起動時とシャットアウト時に前記データベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新手段を、有することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 前記ユーザに対する処分は、扉の錠を開錠しないことであることを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。
  3. 前記ユーザに対する処分は、警告音を鳴らすことであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
  4. 接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、
    前記識別番号の入力を受ける入力手段と、
    前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段と、を有することを特徴とする入退場管理装置。
  5. 前記データベースに記述された前記情報処理装置の電源の状態の記載を更新する更新手段を有することを特徴とする請求項1に記載の入退場管理装置。
  6. 前記ユーザに対する処分は、扉の錠を開錠しないことであることを特徴とする請求項4または5のいずれか1項に記載の入退場管理装置。
  7. 前記ユーザに対する処分は、警告音を鳴らすことであることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の入退場管理装置。
  8. 入退場管理装置による、
    接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶ステップと、
    前記データベースに基づき、前記ユーザにより入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認ステップと、
    前記確認ステップにより確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分ステップと、を有し、
    前記複数の情報処理装置による、
    起動時とシャットアウト時に前記データベースに記述された電源の状態の記載を更新する更新ステップを、有することを特徴とする入退場管理方法。
  9. 接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶ステップと、
    前記データベースに基づき、ユーザにより入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認ステップと、
    前記確認ステップにより確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分ステップと、を有することを特徴とする入退場管理方法。
  10. 入退場管理装置を、
    接続した複数の情報処理装置それぞれの電源の状態と当該情報処理装置を使用するユーザの識別番号とを関連付けて記述したデータベースを記憶する記憶手段と、
    前記識別番号の入力を受ける入力手段と、
    前記データベースに基づき、前記入力手段により入力された識別番号に関連付けられた情報処理装置の電源の状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段により確認された情報処理装置の電源の状態がONであるときに、当該情報処理装置を使用するユーザに対する処分を行うユーザ処分手段として機能させるプログラム。
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