JP2011169928A - 光学シート及びこれを備えたバックライトユニット並びにディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入射した光が透過するとともに該光の光線方向を変換して出射させる光学シート1であって、透明材により形成された基材層による光学シート1の表面2aによって、拡散材3の粒子や気泡にで構成された微細形状のレンズもしくはプリズムによる光拡散面を構成する。この光拡散面を構成する表面2aが、屈折率の異なる凹部2bと凸部2cをストライプパターン状に繰り返し配置して構成されている。よって、表面2aは、凹部2bと凸部2cの配置が繰り返される方向において、表面2aに沿って光線の屈折率分布が変化するストライプパターン状の屈折率変化部を有している。
【選択図】図1
Description
さらに、ディスプレイ全体の薄型化の為、光源をディスプレイ背後ではなく側面に配置して、導光板を用いてディスプレイに光線を導くサイドライト方式を最小した場合には、導光板に光取出しの為、ドット列やストライプなどの幾何学的に配置された微少な形状を導光板表面に設けるが、この微少形状の配置が液晶ディスプレイの画素や、輝度向上シートなどに刻まれたパターンとのモアレを生じるなどの問題を生じる。
このストライプパターンの周期に対するうねり形状の高さは非常に小さいため、光学シートを正面方向から見た場合は、うねり形状の有無の判別が困難なほど薄いものとなるが、光学シートを斜め方向から見た場合には、透過する光線の屈折角に大きな差が生じるためにストライプパターンをはっきり認識することが出来る。
また、これら両者を組み合わせて使用することも可能である。
これにより、光学特性をマッチングさせつつ、ランプイメージの発生を低減した構成のバックライトユニットを提供できる。
以上に説明したように、本発明の光学シートや、本発明のバックライトユニットおよびディスプレイ装置に用いる光学シートは、正面視時にはほとんど観察出来ず、斜視時に観察可能なストライプパターン状の屈折率変化部を有している。
本光学シートの近傍には、導光板や他の光学シートが設置される。これらの導光板や他の光学シートの表面構造が、特に斜めに観察した場合にモアレなどで顕在化するため、液晶パネルなど格子構造を有するパネルと組み合わせた場合に、コントラストの高いはっきりとしたモアレ縞を生じてしまう。
このモアレ縞のコントラストと同期するような周期のストライプパターンを生じさせることで、そのコントラストを低減することが可能である。
特に導光板を用いた場合には、その導光板の表面の構造が、斜めに観察した場合に顕著に観察出来るためより低減効果が顕著である。
本発明の光学シートのストライプパターン状の屈折率変化部は、正面からはほとんど観察出来ないため、ディスプレイの光学特性には影響を与えない。
これは、バンク成型時に半溶融状態の樹脂の脈動を硬化時に利用して、圧力を一定に保てば脈動に応じてその厚さを微妙に変動させることが出来、あるいは、膜厚を一定に保てばフィルム中の樹脂密度を微妙に変動させることが出来、結果として屈折率の変動としてフィルムにストライプパターン状の屈折率変化部を記録することが可能である。
このため、設備上安価な構成で、主光拡散層の表面を波状に形成した光学シートを製造(実現)することが可能である。
したがって、本実施形態の光学シート1の表面2aが、拡散材3の粒子や気泡にで構成されたレンズもしくはプリズムによる光拡散面を構成していることになる。そして、光拡散面である表面2aが、屈折率の異なる凹部2bと凸部2cをストライプパターン状に繰り返し配置して構成されていることになる。よって、表面2aは、凹部2bと凸部2cの配置が繰り返される方向において、表面2aに沿って光線の屈折率分布が変化するストライプパターン状の屈折率変化部を有していることになる。
冷却ロールの間隔を一定に保つように圧力を変動させることで、硬化度合いに応じて圧力を掛けることになり、脈動に応じた樹脂密度の分布を作ることが出来る。密度が上がれば屈折率が上がり、密度が下がれば屈折率も下がるので、結果として脈動に応じた屈折率分布を作ることが出来る。
一例としてポリカーボネイト樹脂を成形した場合には、樹脂温度300℃、吐出量70Kg/hで5m/分の速度で引き取った場合、樹脂厚さ0.3mm〜0.8mmの間で樹脂バンクのコントロールを行ったところ、約8mm〜26mmのストライプ構造を得る事が出来た。
この場合は圧力を一定として行ったが、間隔を一定に保った場合にも同様のストライプ構造を得る事が出来た。
2a 表面
2b 凹部
2c 凸部
3 拡散材
4 Tダイ
5 基材シート
6 冷却ロール
7 冷却ロール
10 ディスプレイ装置
11 液晶パネル
12 バックライトユニット
13 導光板
14 光源
15 リフレクタ
Claims (6)
- 入射した光が透過するとともに該光の光線方向を変換して出射させる光学シートであって、
透明材により形成された基材層の少なくとも一つの面に、微細形状のレンズもしくはプリズムによる光拡散面を有しており、
前記光拡散面が、該光拡散面に沿って光線の屈折率分布が変化するストライプパターン状の屈折率変化部を有している、
ことを特徴とする光学シート。 - 請求項1記載の光学シートにおいて、
前記屈折率変化部を、前記光拡散面に形成したうねり形状により構成した、
ことを特徴とする光学シート。 - 請求項1記載の光学シートにおいて、
前記屈折率変化部を、前記光拡散面に沿った前記基材層の素材の密度差により構成した、
ことを特徴とする光学シート。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光学シートにおいて、前記基材層の全体に拡散剤を分散させ、もしくは、前記透明材の層上に拡散剤を含む層を積層して、前記光拡散面を構成した、
ことを特徴とする光学シート。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学シートと、該光学シートに光を入射させる複数の光源とを備えることを特徴としたバックライトユニット。
- 請求項5記載のバックライトユニットを備えていることを特徴とするディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010030820A JP2011169928A (ja) | 2010-02-16 | 2010-02-16 | 光学シート及びこれを備えたバックライトユニット並びにディスプレイ装置 |
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JP2010030820A JP2011169928A (ja) | 2010-02-16 | 2010-02-16 | 光学シート及びこれを備えたバックライトユニット並びにディスプレイ装置 |
Publications (1)
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JP2011169928A true JP2011169928A (ja) | 2011-09-01 |
Family
ID=44684158
Family Applications (1)
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JP2010030820A Pending JP2011169928A (ja) | 2010-02-16 | 2010-02-16 | 光学シート及びこれを備えたバックライトユニット並びにディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011169928A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03208205A (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-11 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 照明装置 |
JP2009009112A (ja) * | 2007-05-30 | 2009-01-15 | Toray Ind Inc | 積層フィルム |
JP2009025774A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-05 | Toppan Printing Co Ltd | レンズシート、ディスプレイ用光学シート及びそれを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置 |
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2010
- 2010-02-16 JP JP2010030820A patent/JP2011169928A/ja active Pending
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