JP2011168995A - Equipment for controlling excavation direction of shield machine for jacking shield tunneling method - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置に関するものである。 The present invention relates to a digging direction control device for a shield machine in a propulsion shield method.
地中に埋設管を敷設する場合、シールド掘進機によって地中を掘削しながら上記シールド掘進機に接続された複数の埋設管を推し進めて管路を形成する推進工法、あるいはシールド掘進機による掘削部にセグメントと呼ばれる壁面形成部材を掘削部内壁に連続的に装着して管路を形成するシールド工法が採用されることが多い。 When laying underground pipes in the ground, a propulsion method that forms a pipeline by pushing a plurality of underground pipes connected to the shield machine while excavating the underground with a shield machine, or an excavation part using a shield machine In many cases, a shield method is used in which a wall surface forming member called a segment is continuously attached to the inner wall of the excavation part to form a pipe line.
図5は、従来の推進シールド工法で使用されているシールド掘進機及びこれに列状に接続された複数の埋設管から構成される推進体の一例及び推進体が直線状のトンネルを掘削する場合の一例を示す概略図で、(a)は推進体を上方から見た状態を示す平面図、(b)は同じく推進体を側方から見た状態を示す縦断面図であり、埋設管の図示は省略している。 FIG. 5 shows an example of a propulsion unit composed of a shield machine used in a conventional propulsion shield method and a plurality of buried pipes connected in a row, and a case where the propulsion unit excavates a straight tunnel. It is the schematic which shows an example, (a) is a top view which shows the state which looked at the propulsion body from the upper part, (b) is a longitudinal cross-sectional view which similarly shows the state which looked at the propulsion body from the side, Illustration is omitted.
地中に埋設管を敷設する場合、掘削開始位置に形成された立抗からシールド掘進機によって地中を掘削しながらシールド掘進機に接続した埋設管を立抗から押し出しながら埋設管を所定の推進計画線に沿って敷設する推進工法が採用されている。 When laying buried pipes in the ground, the buried pipe connected to the shield machine is pushed out from the standing wall while excavating the ground with a shield machine from the ground formed at the excavation start position. A propulsion method that lays along the planned line is adopted.
この工法は周知のように、カッタヘッド1Aに図示しないパイプによって例えば泥水を供給しながら掘削を進め、掘削した泥を泥水と共に別のパイプで排出しながら掘削を行なうと共に、シールド掘進機の位置及び推進方向を計測して推進計画線に沿うよう制御するものである。
As is well known, this method proceeds with excavation while supplying muddy water, for example, to the
シールド掘進機1は地中3を掘削するカッタヘッド1A及びカッタヘッドの位置と推進方向を計測するための例えばLEDからなる面光源を有するターゲット1Bと、シールド掘進機のカッタヘッド回転方向または埋設管の延長方向の傾斜角を計測する傾斜計1Cと、計測結果にもとづいてカッタヘッド1Aの推進方向を制御するジャッキ1D、1Eとを備えた掘進機本体1Fから構成されている。なお、ターゲット1BはLED等の発光体を縦横に複数配設して面光源を形成するようにされている。
The
シールド掘進機1の後方には立抗4から押し出された複数の埋設管2が接続され、シールド掘進機1と共に推進体を形成している。
立抗4内にはカメラまたはCCD等の撮像手段(以下、単にカメラという)5がセオドライトまたはトランシットに装着された形で設置され、複数の埋設管2の内部空間を介してシールド掘進機1のターゲット1Bからの光を撮像し、推進計画線に対応する基準位置からの変位量を計測し、このデータをコンピュータ6に伝送する。
A plurality of buried
An imaging means 5 (hereinafter simply referred to as a camera) 5 such as a camera or a CCD is installed in the
コンピュータ6ではターゲット1Bとカメラ5との間の距離Lを加味してターゲット1Bの推進計画線からの変位量△x、△yを演算する。この演算にもとづいて、自動ジャッキ制御装置7が掘進機本体1Fに制御信号を送り、ジャッキ1D、1Eの押し出し量を調整してカッタヘッド1Aの推進方向を制御し推進計画線に沿うように制御する。
The
距離Lの計測方法としては、立抗4に設置される埋設管押し出し用の元押しジャッキ(図示せず)のロータリーエンコーダ等による押し出し長さの累計によって算出する場合や、ターゲットのモニターに写る寸法によって計算する場合、あるいは押し出した埋設管の長さの累計によって求める場合等がある。
The distance L can be measured by calculating the total length of extrusion using a rotary encoder or the like of a main pushing jack (not shown) for embedding pipes installed in the
図6は、シールド掘進機及びこれに接続された複数の埋設管から構成される推進体によって曲線トンネルの推進計画線に沿った掘削を行なう状況を示した概略図で、(a)は推進体を上方から見た状態を示す平面図、(b)は同じく推進体を側方から見た状態を示す縦断面図で、いずれの図もシールド掘進機に接続された複数の埋設管の図示を省略している。 FIG. 6 is a schematic view showing a situation in which excavation along a propulsion plan line of a curved tunnel is performed by a propulsion body constituted by a shield machine and a plurality of buried pipes connected thereto, and (a) is a propulsion body. (B) is a longitudinal sectional view showing a state in which the propelling body is seen from the side, and each figure shows a plurality of buried pipes connected to the shield machine. Omitted.
この図の場合には曲線トンネルの推進計画線に沿って掘削推進するシールド掘進機1のターゲット1Bの推進計画線からの水平方向のずれ△xと垂直方向のずれ△yを演算するデータを求めるために、複数の埋設管2内に所定の間隔で複数の中間計測機8A〜8Dを配設している。
In the case of this figure, data for calculating the horizontal deviation Δx and the vertical deviation Δy from the propulsion plan line of the target 1B of the
即ち、シールド掘進機1に設けられたターゲット1Bと、各中間計測機8A〜8Dと、立抗4内に設けられたカメラ5とから得られるデータにもとづいて△x、△yを演算しようとするものである。中間計測機8A〜8Dの具体的構成は後述することとし、ここでは中間計測機に搭載された計測手段についてのみ説明する。また、中間計測機8A〜8Dは、いずれも同じ構成とされているため、その中の一つ8Aについてのみ説明する。
なお、中間計測機の相互間隔は後述するように所定長さの連結杆によって予め設定した所定の長さに保持されている。
That is, an attempt is made to calculate Δx and Δy based on data obtained from the target 1B provided in the
The interval between the intermediate measuring instruments is maintained at a predetermined length set in advance by a connecting rod having a predetermined length as will be described later.
中間計測機8Aは適宜の大きさを有する平板状の台車81を有し、その上に以下に述べる各装置が搭載されている。即ち、前方に向けて発光するLED等からなる面光源を有する前方用ターゲット82と、前方に向けて配設され、前方に位置するターゲットの発光を撮像する前方用カメラ83とを一体化して前方用装置84を構成し、台車81の前方寄りの位置に設置している。
The
また、後方に向けて発光するLED等からなる面光源を有する後方用ターゲット85と、後方に向けて配設され、後方に位置するターゲットの発光を撮像する後方用カメラ86とを一体化して後方用装置87を構成し、台車81の後方寄りの位置に設置している。
In addition, a
前方用装置84と後方用装置87とは電気的には接続されているが両者間には十分なスペースが設けられ、そのスペースに傾斜計88が設置されている。この傾斜計は台車81の水平方向または埋設管の延長方向の傾斜角を計測し得るようにされている。上記スペースにはまた、図示していないが、データ伝送ユニットやポンプなども設置されている。
The
計測に際しては、立抗4内のカメラ5によって最後部の中間計測機8Dの後方用ターゲット85の発光を撮像して後方用ターゲット85の変位データを採取すると共に、中間計測機8Dの後方用カメラ86によって立抗4内のターゲットの発光を撮像し、その相対的変位データを採取する。また、傾斜計88による角度データも採取する。
At the time of measurement, the
次いで、最後部の中間計測機8Dの前方用カメラ83によって、その前方に位置する中間計測機8Cの後方用ターゲット85の発光を撮像して変位データを採取し、傾斜計88の角度データを採取すると共に、中間計測機8Cの前方用カメラ83によって更にその前方に位置する中間計測機8Bの後方用ターゲット85の発光を撮像して変位データを採取する。
Next, the
このような計測を各中間計測機8A〜8D間及びシールド掘進機1との間で繰り返し、それぞれから採取されたデータをコンピュータ6に伝送して△x及び△yを演算し、シールド掘進機1の掘進方向を修正するようにしている。
この結果、シールド掘進機1及び複数の埋設管2からなる推進体は曲線トンネルの推進計画線に沿って推進することになる。
Such measurement is repeated between the
As a result, the propulsion body composed of the
図7は、中間計測機の構成及び埋設管内での移動状況を示す概略図で、(a)は埋設管内での配設状況を示す側面図、(b)は同じく平面図である。また、図8は、埋設管内での配設状況を埋設管の延長方向から見た状況を示す正面図である。 FIG. 7 is a schematic view showing the configuration of the intermediate measuring machine and the movement state in the buried pipe, (a) is a side view showing the arrangement situation in the buried pipe, and (b) is a plan view of the same. Further, FIG. 8 is a front view showing a state in which the arrangement state in the buried pipe is viewed from the extending direction of the buried pipe.
埋設管2内では図8に示すように、パイプ支持機構10が底部に設けられ、送泥管11と排泥管12とが支承されると共に、車輪13によって埋設管2の延長方向に移動可能に構成されている。パイプ支持機構10の上部には床材14が支承され、その上面に3個のローラ15A、15B、15Cが回転可能に支持されている。
As shown in FIG. 8, the
ローラ15A、15B、15C上には上述した中間計測機8Aを構成する台車81が載置され、埋設管2の延長方向に移動し得るようにされている。なお、台車81の移動に際してその両側部が埋設管2の内壁と接触して移動に支障を来たす場合が考えられるため、台車の両側には前後に1個ずつ側方ローラ16A、16Bが設けられ、スムースな移動ができるようにされている。なお、上述したローラ15A、15B、15Cと側方ローラ16A、16Bは省略される場合もある。
On the
また、台車81には2個の回転台17が前後に離隔して設けられ、それぞれに上述した前方用装置84及び後方用装置87が載置されて回転可能とされている。
図中、89はデータ伝送ユニット、90は台車上の各装置を覆うカバーである。(例えば特許文献1参照)。
Further, the
In the figure, 89 is a data transmission unit, and 90 is a cover covering each device on the carriage. (For example, refer to Patent Document 1).
図9は、従来のシールド工法によって曲線トンネルの推進計画線に沿ったシールド掘削を行なう状況を示した概略図で、(a)は掘削の状況を上方から見た状態を示す平面図、(b)は同じく側方から見た状態を示す縦断面図である。 FIG. 9 is a schematic view showing a situation where shield excavation is performed along a curved tunnel propulsion plan line by a conventional shield construction method, and (a) is a plan view showing the state of excavation viewed from above; ) Is a longitudinal sectional view showing the state as seen from the side.
この図に示すように、シールド工法は、シールド掘進機1に反射プリズムからなるターゲット1Hを前後の2個所に間隔を介して設けると共に、立抗4内にトランシットを含むトータルステーション50を架台51上に設置する形で設け、トータルステーション50から赤外線をターゲット1Hに向けて照射することにより、シールド掘進機1との距離及び推進角度を計測し、これらをコンピュータ6に入力して推進計画線に対するずれ△x、△yを演算し、自動ジャッキ制御装置7によってジャッキ1D、1Eの押し出し量を調整することによりシールド掘進機1を推進計画線に沿って導くようにしている。
As shown in this figure, in the shield method, the
シールド掘進機1が前進すると、掘削された部分の内面にセグメントと呼ばれる幅約60cm〜100cmの円弧状に湾曲した壁面板52を複数枚貼り付けて全体として短いパイプ状の空間を形成する。パイプ状の空間は円周方向に3枚以上のセグメントを貼り付けて形成されるように各セグメントの円周方向の寸法が設定されている。
When the
1つのパイプ状の空間が形成されると、その空間の立抗側に隣接して掘削部分の内面に更に別のセグメント52を複数枚貼り付けて次の空間を形成しパイプ状空間を延長する作業をシールド掘進機1の前進に合わせて繰り返すことによりシールド掘進機1の後方に管路を形成することができる。
When one pipe-like space is formed, a plurality of
シールド掘進機1が更に前進して立抗4内のトータルステーション50とシールド掘進機1との間隔が所定値を超えると、その中間部に追加のトータルステーション50Bを架台51Bと共に設置し、トータルステーション50とシールド掘進機1との間及びトータルステーション50と50Bとの間で上述した方法による計測を行なうことによりシールド掘進機1を推進計画線に沿って推進させる。
When the
シールド掘進機1が更に前進すると、追加したトータルステーション50Bとシールド掘進機1との中間部に更にトータルステーション50Cを追加設置し、以後、シールド掘進機1の前進に応じて同様に対応する。トータルステーション50等からの赤外線照射を含む計測は自動的に行なわれるように構成される場合もあるが、手動的に行なわれる場合もある。
When the
従来の推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置は上記のように構成され、距離の計測とシールド掘進機の位置及び姿勢を光学的手段によって確認し制御していたが、距離が大きくなると計測誤差が大きくなるため距離や位置及び姿勢の演算誤差が大きくなるという問題点があった。 The conventional shield shield machine digging direction control device in the propulsion shield construction method is configured as described above, and the distance measurement and the position and orientation of the shield machine are confirmed and controlled by optical means. There is a problem that the calculation error of the distance, the position and the posture becomes large because the measurement error becomes large.
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、電磁波を用いてシールド掘進機の位置や姿勢の確認を行ない、到達予定位置まで正確に誘導することができる推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and confirms the position and orientation of the shield machine using electromagnetic waves, and can accurately guide to the expected arrival position. An object of the present invention is to provide a digging direction control device for a shield machine.
この発明に係る推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置は、シールド掘進機の後方に埋設管を結合した推進体を立抗から掘削しながら推進させ、上記埋設管によって形成される管路を敷設する推進シールド工法において、上記シールド掘進機に設けられ、所定位相の磁場を形成する電磁波を送信する送信手段と、上記シールド掘進機の到達予定位置に設けられ、上記磁場と、上記磁場に起因する誘導電流によって形成された位相の異なる磁場との合成磁場に対応した電磁波を受信する受信手段と、受信された電磁波をフーリェ変換することにより上記磁場に対応する成分と上記位相の異なる磁場に対応する成分とに分離する分離手段と、分離された上記所定位相の磁場に対応する成分の強度に応じて上記シールド掘進機を上記到達予定位置に誘導する制御手段とを備えたものである。 The digging direction control device for the shield machine in the propulsion shield method according to the present invention is configured to propel a propulsion body coupled with a buried pipe behind the shield machine while excavating from a stand and formed by the buried pipe. In the propulsion shield method, the transmission means provided in the shield machine and for transmitting an electromagnetic wave that forms a magnetic field of a predetermined phase, provided at the intended position of the shield machine, the magnetic field, and the magnetic field Receiving means for receiving an electromagnetic wave corresponding to a combined magnetic field with a magnetic field of different phase formed by an induced current due to the induced current, and a component corresponding to the magnetic field and a magnetic field having a phase different from the phase by performing Fourier transform on the received electromagnetic wave Separating means for separating the component into corresponding components, and the shield machine according to the strength of the component corresponding to the separated magnetic field of the predetermined phase It is obtained by a control means for directing to the scheduled arrival position.
この発明に係る推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置は、また、上記受信手段がほぼ90度の角度でV字形に保持された2つのコイルを有するものである。 In the propulsion shield construction method according to the present invention, the shield direction machine excavation direction control device has two coils in which the receiving means is held in a V shape at an angle of approximately 90 degrees.
この発明に係る推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置は、また、上記受信手段がほぼ90度の角度で十字形に保持された2つのコイルを有するものである。 In the propulsion shield construction method according to the present invention, the shield excavation direction control device for the shield machine has two coils in which the receiving means is held in a cross shape at an angle of approximately 90 degrees.
この発明に係る推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置は、また、上記送信手段がシールド掘進機の外周に形成された溝内に巻回された送信コイルを有し、上記溝内の上記送信コイルの外周側に樹脂を充填して構成されたものである。 In the propulsion shield method according to the invention, the shield direction machine digging direction control device has a transmission coil in which the transmission means is wound in a groove formed on the outer periphery of the shield machine, The outer peripheral side of the transmission coil is filled with resin.
この発明に係る推進シールド工法におけるシールド掘進機の掘進方向制御装置は上記のように構成され、シールド掘進機の到達予定位置に設けられる受信コイルによって送信機から送出された所定位相の磁場と、その磁場に起因する誘導電流によって形成された位相の異なる磁場との合成磁場を受信し、受信された合成磁場をフーリェ変換することによって送信された上記所定位相の磁場に対応する成分と、上記位相の異なる磁場に対応する成分とを分離し、分離された上記所定位相の磁場に対応する成分の強度に応じてシールド掘進機を到達予定位置に誘導するようにしているため、精度よく効率的に制御することができる。 The digging direction control device for the shield machine in the propulsion shield method according to the present invention is configured as described above, and a magnetic field of a predetermined phase sent from the transmitter by the receiving coil provided at the intended arrival position of the shield machine, A component corresponding to the magnetic field of the predetermined phase transmitted by receiving a synthetic magnetic field with a magnetic field of different phase formed by an induced current caused by the magnetic field and performing Fourier transform on the received synthetic magnetic field; The components corresponding to the different magnetic fields are separated, and the shield machine is guided to the intended arrival position according to the strength of the component corresponding to the separated magnetic field of the predetermined phase, so that the control is accurately and efficiently performed. can do.
また、送信コイルから出力された磁場によって周辺の金属等に誘導される誘導電流に起因する位相の異なる二次磁場による悪影響を小さくすることも可能となるものである。 In addition, it is possible to reduce the adverse effects of secondary magnetic fields having different phases due to induced currents induced in surrounding metals or the like by the magnetic field output from the transmission coil.
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1による電磁波を用いたシールド掘進機の誘導方式を示す概略図で、(a)は電磁波による誘導方式の原理を説明するための説明図、(b)は地中での誘導方式を説明する概略断面図である。
推進シールド工法において、シールド掘進機を所定の推進計画線に沿って掘削しながら推進させ、到達予定位置に正確に到達させるのは容易ではない。このため、実施の形態1は電磁波の磁力線による吸引原理を利用してシールド掘進機を到達予定位置に誘導しようとするものである。
In the propulsion shield method, it is not easy to propel the shield machine while excavating it along a predetermined propulsion plan line so as to accurately reach the planned arrival position. For this reason,
先ず、この方式の原理について説明する。図1(a)に示すように、シールド掘進機1に送信コイル20を巻回し、この送信コイル20に図1(b)に示す送信機19から電流を供給すると、シールド掘進機1が鉄心の作用をして強力な磁場が形成され電磁波が発生される。
シールド掘進機1に巻回する送信コイル20は、例えば図2に示すように、カッタヘッド1Aの外周に深さ10mmから30mm程度の溝1Gを1個または複数個形成し、その溝1G内に例えばエナメル線からなる送信コイル20を数10回、巻回し、送信コイル20の外周側にエポキシ樹脂1Hを充填して溝1Gを塞ぐようにしている。
First, the principle of this method will be described. As shown in FIG. 1 (a), when a
For example, as shown in FIG. 2, the
一方、図1(b)に示すように、シールド掘進機1の到達予定位置に形成された到達立抗22に受信コイル21を設けると、この受信コイル21が送信コイル20から発せられた電磁波の磁場センサーとして機能し、磁力線に対応した出力を得ることができるため、磁力線の方向にシールド掘進機1を誘導することにより到達予定位置に到達させることができる。
On the other hand, as shown in FIG. 1 (b), when the receiving
詳述すると、送信コイル20から送信される磁場を地球磁場(直流磁場)と区別するために送信側では交流磁場が用いられ、図3にW1で示すようなサイン(sin)波として出力される。このsin波W1が周辺の金属等に誘導電流を生じ、この誘導電流によって二次磁場が発生する。この二次磁場は図3にW2で示すように、sin波W1とは位相が90°ずれたコサイン(cos)波となり、sin波W1とcos波W2とが合成された合成磁場Wが形成される。
More specifically, in order to distinguish the magnetic field transmitted from the
受信側ではほぼ90度の角度でV字形に配置された2つのコイルによって受信コイル21が形成され、合成磁場Wを受信する。その後、後述する受信機によってsin波とcos波を分離し、送信磁場の位相と同じsin波の強度に応じてシールド掘進機の推進方向を制御する。即ち、送信コイル20と受信コイル21とが共に推進計画線上にあれば、受信コイル21の2つのコイルの強度(出力)は同じ大きさとなるが、シールド掘進機1の送信コイル20が推進計画線上にない場合は2つのコイルの出力が異なる。出力の異なり方はシールド掘進機1の推進計画線に対するずれ方向によって一方のコイルの出力が他方のコイルの出力より小さくなるため、2つのコイルの出力の違いに応じてシールド掘進機1の推進方向を制御することにより到達予定位置に容易に誘導することができる。
On the receiving side, the receiving
図4は、磁場を出力する送信コイル20の送信系と、受信コイル21が受信した合成磁場からsin波とcos波を分離し、送信磁場の位相と同じsin波の強度を計測する受信機46の構成を示すものである。図において、19は送信機で一定波長のsin波W1を発信し、シールド掘進機1の送信コイル20からsin波の磁場を出力する。到達立抗22に設けられた受信コイル21は上述のように、sin波W1とcos波W2との合成磁場Wを受信し、バンドパスフィルタ61によって送信周波数と同一の波を抽出する。抽出された波を増幅器62によって信号強度を増幅し、AD変換器63によってアナログデータをデジタル化する。なお、AD変換器63はGPS64等によって送信機19とも接続され、送信機19から発信されるアナログデータ(sin波)の生成にも携わるようになっている。これは送信されるsin波の磁場と受信される合成磁場との同期を取る必要があるためである。
FIG. 4 shows a transmission system of a
デジタル化された信号はコンピュータ65に取り込まれ、高速フーリェ変換処理を行うことによって送信波形と同位相のsin波と、位相の異なるcos波とを分離し、上述のように、sin波の強度を表示装置66に表示すると共に、その強度に応じてシールド掘進機1の推進方向を制御するものである。
The digitized signal is captured by the
なお、受信コイル21は図1(a)に示すようなV字形の配置のみでなく、2つのコイルをコイル相互の角度がほぼ90°となるように十字形に配置しても同様な効果を期待することができる。
The receiving
1 シールド掘進機、
2 埋設管
3 地面
4 立抗
5 カメラ
6 コンピュータ
7 自動ジャッキ制御装置
8A〜8D 中間計測機
10 パイプ支持機構
11 送泥管
12 排泥管
13 車輪
14 床材
15A、15B、15C ローラ
16A、16B 側方ローラ
17 回転台
18 連結杆
19 送信機
20 送信コイル
21 受信コイル
22 到達立抗
23 坑口
24 パイプ
25 受信機
26 コンピュータ
50、50B、50C トータルステーション
51、51B、51C 架台
52 セグメント
61 バンドパスフィルタ
62 増幅器
63 AD変換器
64 GPS
65 コンピュータ
66 表示装置。
1 shield machine,
2 buried pipe 3
65
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