JP2011168148A - アウトリガー用敷設支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】接地板の大きさや形状に拘らず、極めて簡単に敷板の中心をアウトリガーの軸線上に位置決めすることが可能なアウトリガー用敷設支持具を提供する。
【解決手段】敷設支持具は、アウトリガー2の接地板24よりも接地面積の大きな敷板3と、敷板3の上面との間に接地板24が摺動可能となる隙間Sを設けて配設されるとともに、アウトリガー2の脚部21の外径よりも広く且つ接地板24の外径よりも狭くなるように離間して配置された一対の係止部31を有する一対の支持部材4を備える。また、支持部材4の上方には、脚部21の外周面に当接可能なストッパー部材5が設けられ、そのストッパー部材5の内面には、湾曲形状の当接部36が形成されている。この当接部36を脚部21の外周面に突き当てることで、敷板3の中心Oがアウトリガー2の軸線Z上に位置するようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、アウトリガー用敷設支持具に関し、特に、作業車に設けられたアウトリガーに着脱自在に装着され、アウトリガーを接地させる際に、アウトリガーと地面との間に敷設されるアウトリガー用敷設支持具に関するものである。
トラッククレーン等の車両には、アウトリガーが備えられており、例えば吊下げ作業を行う際、アウトリガーを地面に圧接させることで、作業中に車両が転倒しないようにしている。このアウトリガーは、例えば円柱状の脚部と、その下側に配設された円盤状の接地板とを備えて構成されており、接地板を地面に当接させた後、アウトリガーを伸長駆動することにより、車両が持ち上げられるようになっている。
ところで、アウトリガーに設けられた接地板は、一般に直径が120〜160mmのものが多いが、地面の状態が悪い場合(例えば滑りやすくなっている場合、地盤が軟弱な場合、または平坦ではない場合)には、接地板が地面にめり込みやすくなり、安全性を確保することが難しくなる。そこで、このような場合には、アウトリガーの接地板と地面との間に、接地板よりも大きな敷板を敷設し、荷重を分散させることで、接地板が地面にめり込むことを防止している。
ところが、このような敷板は、板状の部材からなり、アウトリガーの接地板と地面との間に敷設させるだけであるため、アウトリガーを縮小駆動して接地板を地面から離間させると、接地板と敷板とが分離され、敷板は地面上に残されたままとなる。したがって、現場で車両を移動させるごとに、敷板をアウトリガーの下方に移動させなければならず、ひいては作業者の負担が大きくなるとともに、敷板をし忘れたままアウトリガーを接地させてしまう虞もあった。特に、敷板は荷重によって地面に圧接されることから、地面が濡れている場合や軟弱な場合には、敷板を地面から剥すことが困難となり、作業者の負担が助長されていた。
そこで、これらの不具合を解決するため、アウトリガーの接地板に対し着脱自在に装着されるように構成した敷設支持具が提案されている(例えば特許文献1)。これは、敷板の上面に、互いに対峙して配設された一対の係合部を形成したものであり、アウトリガーの接地板を係合部と敷板との間に嵌挿させることにより、敷設支持具をアウトリガーと一緒に移動させることが可能になる。
しかし、上記の敷設支持具は、単に断面L字形の係合部を対峙させたものであり、アウトリガーの接地板を敷板の中心に位置決めさせること、すなわち敷板の中心がアウトリガーの軸線上に位置するように敷板支持具を装着することが困難となっていた。このため、アウトリガーの接地板が敷板の中心よりも偏った位置に接地された状態で使用される場合があり、これによれば、敷板に加わる荷重が敷板の一部に集中し、敷板が傾いたり地面にめり込んだりする虞があった。なお、一対の係合部に当接させることで接地板の位置決めを行うことも考えられるが、接地板の直径は車両の車種等に応じて様々であることから、このように構成した場合には汎用性のないものとなってしまう。
また、上記の敷設支持具によれば、アウトリガーの軸線上に敷設支持具の中心を合わせることができたとしても、接地板に対する敷設支持具の相対的な移動が規制されていないため、車両が移動するごとに、敷設支持具の位置がずれてしまい、敷設支持具の位置合わせをその都度やり直す必要があった。さらに、移動中に敷設支持具が接地板から外れ落下する場合もあり、使い勝手の悪いものとなっていた。
そこで、本発明は、上記の実状に鑑み、接地板の大きさや形状に拘らず、極めて簡単に敷板の中心をアウトリガーの軸線上に位置決めすることが可能なアウトリガー用敷設支持具を提供することを課題とするものである。
本発明のアウトリガー用敷設支持具は、
「柱状の脚部及び該脚部の下端に配設された板状の接地板を備えて構成される作業車用アウトリガーに、着脱自在に装着されるアウトリガー用敷設支持具であって、
前記接地板よりも接地面積の大きな敷板と、
該敷板の上面との間に前記接地板が摺動可能となる隙間を設けて配設されるとともに、前記脚部の外径よりも広く且つ前記接地板の外径よりも狭くなるように離間して配置された一対の係止部、及び前記接地板を一対の前記隙間内に挿脱自在とする挿入口、を備えて構成された一対の支持部材と、
前記支持部材の上方に配設され、前記脚部の外周面に当接可能なストッパー部材と、
該ストッパー部材の当接面に形成された平面視略V字形または湾曲形状のガイド部であって、中心位置が、前記支持部材の並設方向における中心線上で且つ前記敷板の中心との距離が前記脚部の半径と略一致するように設定されたガイド部と
を具備する」
ことを特徴とするものである。
ここで、「ストッパー部材」は、支持部材の長手方向に沿って位置調節可能に設けるようにしてもよく、支持部材または敷板に固定させるようにしてもよい。また、「敷板」は鋼板等の金属で形成することが好ましいが、金属以外の材質から形成してもよい。また、「支持部材」や「ストッパー部材」は荷重が直接加わることがないため、材質は特に限定されるものではない。
本発明のアウトリガー用敷設支持具によれば、アウトリガーの接地板を、支持部材の係止部と敷板との間に挿入させると、係止部が接地板の上面に係止され、敷設支持具全体を吊下げることが可能になる。敷設支持具をさらに奥まで移動させると、ストッパー部材の当接面がアウトリガーの脚部に突き当たり、敷設支持具の移動が規制される。ところで、当接面には平面視略V字形または湾曲形状のガイド部が形成されているため、ガイド部を脚部に突き当てると、ガイド部の中心位置と脚部の中心軸(アウトリガーの軸線)との距離が最短となるように案内される。ここで、ガイド部の中心位置は、敷板の左右方向(支持部材の並設方向)における中心線上に位置するように設定されているため、アウトリガーの軸線がその中心線上に位置するようになる。
しかも、ストッパー部材は、ガイド部の中心位置と敷板の中心(平面視における中心)との距離が脚部の半径と略一致するように設定されているため、ガイド部が脚部に突き当った状態では、敷板の中心がアウトリガーの軸線上に位置することになる。すなわち、ストッパー部材のガイド部を脚部に突き当てるだけで、前後方向(支持部材の長手方向)及び左右方向の位置決めが同時に行われ、敷板の中心とアウトリガーの軸線とを合致させることが可能になる。
本発明のアウトリガー用敷設支持具において、
「前記ストッパー部材は、前記一対の支持部材上に架け渡されるとともに、前記支持部材の長手方向に沿って位置調節可能に支持されている」構成としてもよい。
これによれば、ストッパー部材の位置を脚部の外径に応じて予め位置調節することにより、脚部の外径が異なるアウトリガーに対して使用する場合でも、敷板の中心をアウトリガーの軸線に合わせることが可能となる。
また、本発明のアウトリガー用敷設支持具において、
「前記脚部を前記ストッパー部材に当接した状態で保持する保持部材をさらに備える」ように構成してもよい。
これによれば、保持部材を備えることにより、敷設支持具を確実に保持することが可能となり、たとえ車両の移動中に、アウトリガーが傾いたり敷設支持具に振動が加わったりしても、敷板の中心がアウトリガーの軸線から外れること、または敷設支持具が落下することを確実に防止できる。
このように、本発明によれば、ストッパー部材の当接面に、平面視略V字形または湾曲形状のガイド部が形成されているため、接地板の外径や形状に拘らず、敷板の中心をアウトリガーの軸線上に位置決めさせることが可能になり、敷板に加わる荷重を敷板全体に分散させることができる。特に、ストッパー部材のガイド部をアウトリガーの脚部に突き当てるだけで、前後方向及び左右方向の位置決めが同時に行われるようになり、作業性を大幅に高めることができる。
本実施形態のアウトリガー用敷設支持具を作業車用アウトリガーに装着した状態を示す斜視図である。 アウトリガー用敷設支持具、及び作業車用アウトリガーの構成を示す分解斜視図である。 アウトリガー用敷設支持具の装着方法を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態であるアウトリガー用敷設支持具について、図1乃至図3に基づき説明する。図1及び図2に示すように、アウトリガー用敷設支持具1は、作業車用アウトリガー2(以下、「アウトリガー2」という)に着脱自在に装着されるものであり、アウトリガー2の下側に敷設される敷板3と、敷板3の上面に設けられアウトリガー2に係止される一対の支持部材4と、敷板3の中心Oをアウトリガー2の軸線Z上に位置決めさせるためのストッパー部材5と、アウトリガー用敷設支持具1を位置決めした状態で保持する保持部材6と、敷板3の上面に設けられたコ字形である棒状の取手7と、を具備して構成されている。
なお、本例のアウトリガー2は、図2に示すように、円柱状の脚部21(図面では脚部21の上側を省略)の下端に外径の大きな径大部22が形成されるとともに、その下側に円盤状の接地板24が配設されている。ここで、接地板24の外径、及び脚部21(特に径大部22)の外径は作業車の車種等に応じて様々であり、また、接地板24に関しては平面視が正方形状のものもあれば円形のものもある。
アウトリガー用敷設支持具1(以下、「敷設支持具1」という)における各構成について詳しく説明する。なお、以下では、説明の便宜上、支持部材4の並設方向を左右方向とし、支持部材4の長手方向を前後方向とする。図1及び図2に示すように、敷板3は、アウトリガー2の接地板24よりも接地面積が大きい金属製の板材からなる。なお、本例では敷板3の平面形状を正方形とするものを示したが、例えば長方形、五角形以上の多角形、または円形とすることも可能である。
一対の支持部材4は、断面L字形の一体成形品からなり、敷板3上で左右方向に対峙して配設されている。これらの支持部材4は、水平に形成された長方形状の係止部31と、係止部31の左右方向外側の端部から垂下された隙間形成部32とを備えている。一対の隙間形成部32同士の間隔(寸法L)は、接地板24の外径よりも広くなっており、敷板3の上面と係止部31との間に、アウトリガー2の接地板24が摺動可能となる隙間Sが設けられるとともに、係止部31の先端部(図面では後側)に挿入口34が設けられ、接地板24を隙間S内に挿入させることが可能となっている。また、一対の係止部31同士の間隔(寸法M)は、アウトリガー2における径大部22の外径よりも広く、且つ接地板24の外径よりも狭くなっており、隙間Sに挿入された接地板24が上方へ移動する際に、係止部31が接地板24の上面25に係止されるようになっている。つまり、アウトリガー2が上方へ移動すると、接地板24の上面25が係止部31の下面に当接し、敷設支持具1全体がアウトリガー2とともに持ち上がるようになっている。また、係止部31の上面には、前後方向の略中心位置にボルトの雄ネジ部33が立設されており、後述するナット40が螺合されている。
ストッパー部材5は、金属製の板状部材からなり、一対の支持部材4の上面に架け渡されて配設され、挿入口34側に向かって切欠かれた平面視略U字形の形状を呈している。切欠かれた内側の面には、当接部36が形成されており、アウトリガー2の接地板24を係止部31の下方の隙間Sに挿入した状態で、径大部22の外周面23に突き当てることが可能となっている。特に、この当接部36は平面視が湾曲形状(円弧状)に形成されており、その中心位置Pが、敷板3における左右方向の中心線A上に位置している。
また、ストッパー部材5の上面の左右両側には、上下方向に貫通した長孔部38が前後方向に沿って設けられており、支持部材4の上面に立設された雄ネジ部33が下側から挿通されている。つまり、一対の雄ネジ部33及び長孔部38の嵌め合わせにより、ストッパー部材5を支持部材4の長手方向(前後方向)に位置調節することが可能になっている。なお、ストッパー部材5は、雄ネジ部33に螺合されたナット40によって固定されている。
保持部材6は、金属製の板状部材からなり、一対の支持部材4の上面にストッパー部材5を挟んで架け渡されている。また、保持部材6は、ストッパー部材5側に向かって切欠かれた平面視略U字形の形状を呈しており、切欠かれた内側の面には、当接部43が形成されている。つまり、径大部22の外周面23を、ストッパー部材5の反対の側から当接させることが可能となっている。また、この当接部43においても、平面視が湾曲形状(円弧状)に形成されており、その中心位置Uが、一対の敷板3の中心線A上に位置するようになっている。また、保持部材6の上面における左右一方の側には、上下方向に貫通した長孔部44が前後方向に設けられており、ストッパー部材5の長孔部38を貫通した雄ネジ部33が下側から挿通されている。つまり、保持部材6は、その一部がストッパー部材5の上側にナット40を介して重ねられるとともに、長孔部44側が雄ネジ部33を中心に旋回可能に支持されている。なお、保持部材6の左右他方の側には、ストッパー部材5に向かって開放した切欠溝部45が形成されており、紙面右側の雄ネジ部33に対し水平方向から嵌め合わせることが可能になっている。また、保持部材6は、雄ネジ部33に螺合されたナット41によって上方から固定されるようになっている。
次に、本実施形態の敷設支持具1の使用方法、特にアウトリガー2に対し敷設支持具1を装着する方法について、主に図3を基に説明する。なお、本例の敷設支持具1を着脱する際には、アウトリガー2の接地板24を地面から浮かした状態とする。また、敷設支持具1の使用に先だって、敷板3に対するストッパー部材5の位置調節を行う。具体的には、雄ネジ部33に螺合されたナット40(図2参照)を緩め、ストッパー部材5における当接部36の中心位置Pと敷板3の中心Oとの距離が、径大部22の半径と略一致するように位置調節を行う。位置調節を行った後は、ナット40を締付け、ストッパー部材5を固定しておく。
敷設支持具1を装着する際、まず、図3(a)に示すように、雄ネジ部33を中心に保持部材6を矢印Bの方向(反時計方向)に旋回し、ストッパー部材5の前方(紙面では上方)を開放する。次に、敷設支持具1全体を水平方向(矢印C方向)に動かし、アウトリガー2の接地板24を挿入口34から隙間S内に挿入させる。すると、支持部材4の係止部31が接地板24の上面25に係止され、敷設支持具1全体を吊下げることが可能になる。
アウトリガー2の接地板24が一対の支持部材4に沿って奥まで挿入するように、敷設支持具1をさらに矢印C方向へ移動させると、図3(b)に示すように、径大部22の外周面23がストッパー部材5の当接部36に突き当たり、敷設支持具1のC方向への移動が規制される。ところで、当接部36は湾曲形状に形成され、径大部22が円柱状であるため、当接部36を径大部22の外周面23に突き当てると、当接部36の中心位置Pと径大部22の中心軸(アウトリガー2の軸線Z)との距離が最短となるように案内される。特に、当接部36の中心位置Pは、敷板3の中心線A(図2参照)上に位置するため、アウトリガー2の軸線Zが敷板3の中心線A上に位置するようになる。
また、ストッパー部材5は、当接部36の中心位置Pと敷板3の中心Oとの距離が径大部22の半径と略一致するように予め位置調節がなされているため、当接部36を径大部22の外周面23に突き当てると、敷板3の中心Oがアウトリガー2の軸線Z上に位置することになる。すなわち、当接部36が本発明のガイド部の機能を備えており、ストッパー部材5の当接部36を径大部22の外周面23に突き当てるだけで、前後方向及び左右方向の位置決めが同時に行われ、敷板3の中心Oとアウトリガー2の軸線Zとが合致する。
その後、図3(c)のように保持部材6を時計方向に回転させ、保持部材6をストッパー部材5に対向させる。すると、アウトリガー2の径大部22がストッパー部材5の当接部36と保持部材6の当接部43とで挟まれた状態となる。また、この際、保持部材6の他方の側に形成された切欠溝部45が雄ネジ部33に差し込まれる。そこで、二つのナット41を保持部材6の上方から締め付け、保持部材6をストッパー部材5に固定させる。これにより、敷設支持具1がアウトリガー2の底部に保持され、敷設支持具1をアウトリガー2とともに移動させることが可能となる。
なお、敷設支持具1をアウトリガー2から取外す場合には、上記の装着方法とは逆の作業を行えばよい。すなわち、ナット41を緩めてから、保持部材6を反時計方向に旋回させ、その後、敷設支持具1を矢印Cとは反対の方向に引き抜くことにより敷設支持具1を取外すことができる。なお、ナット41を緩めても、ストッパー部材5はナット40によって固定されているため、その後は(径大部22の外径が等しいアウトリガー2に対して装着する場合には)、ストッパー部材5の位置調節を行うことなく、連続して使用することができる。
このように、本例の敷設支持具1によれば、アウトリガー2の底部に保持されるため、現場内で作業車が移動した場合でも、敷設支持具1を外すことなく使用し続けることができる。したがって、着脱の頻度が少なくなり、利便性を高めるとともに、装着忘れを低減し安全性を高めることができる。特に、極めて簡単な作業で装着できるため、作業者の負担を軽減することもできる。
また、本例の敷設支持具1によれば、ストッパー部材5の当接部36を湾曲形状とし、アウトリガー2の径大部22に当接させるように構成したことにより、接地板24の外径や形状に拘らず、敷板3の中心Oをアウトリガー2の軸線Z上に位置決めさせることが可能になり、敷板3に加わる荷重を敷板3全体に分散させることができる。特に、ストッパー部材5の当接部36をアウトリガー2の径大部22に突き当てるだけで、前後方向及び左右方向の位置決めが同時に行われるため、作業性を大幅に高めることができる。
また、ストッパー部材5は、敷板3及び支持部材4に対して前後方向に位置調節可能に支持されているため、ストッパー部材5の位置を径大部22の外径に応じて予め位置調節することにより、径大部22の外径が異なるアウトリガー2に対して装着する場合でも、敷板3の中心Oをアウトリガー2の軸線Zに合わせることが可能となる。すなわち、アウトリガーの種類に拘らず、本例の敷設支持具1を共通の支持具として用いることができる。
さらに、本例の敷設支持具1によれば、保持部材6を備えることにより、敷設支持具1を確実に保持することが可能となり、たとえ作業車の移動中に、アウトリガー2が傾いたり敷設支持具1に振動が加わったりしても、敷板3の中心Oがアウトリガー2の軸線Zから外れること、または敷設支持具1が落下することを確実に防止できる。特に、保持部材6は雄ネジ部33を軸として旋回可能に支持されているため、煩わしい作業を強いることなく、保持状態と着脱可能状態とを自在に切り替えることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、上記実施形態では、ストッパー部材5を前後方向に位置調節可能に支持するものを示したが、装着対象であるアウトリガー2の脚部21の外径が一様である場合には、ストッパー部材5を、支持部材4または敷板3に固定させる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ストッパー部材5の当接部36を湾曲形状に形成するものを示したが、平面視が略V字形になるように形成してもよい。このような形状であっても、上記実施形態と同様、当接部36の中心位置Pがアウトリガー2の軸線Zに近づくように案内することができる。
また、上記実施形態では、ストッパー部材5の当接部36をアウトリガー2の径大部22に当接させた状態で保持するために、金属製である板状の保持部材6を備えるものを示したが、保持部材の構成は特に限定させるものではなく、例えば、伸縮可能な帯状のゴムバンドを用い、ストッパー部材5とゴムバンドで径大部22を挟むようにしてもよい。なお、この場合、ゴムバンドの一端側を一方の支持部材4に固定し、他端側を他方の支持部材4に着脱可能に接続すれば、他端側を着脱させるだけで、保持状態と着脱可能状態とに切り替えることができる。
さらに、上記実施形態では、敷板3の上面にコ字形の取手7を備えるものを示したが、例えばストッパー部材5または保持部材6に、スリット状の取手用開口部を設け、この中に指を通すことで把持させるようにしてもよい。これによれば、別途取手を設ける必要がなくなり構造が一層簡単になる。
1 アウトリガー用敷設支持具
2 作業車用アウトリガー
3 敷板
4 支持部材
5 ストッパー部材
6 保持部材
21 脚部
24 接地板
31 係止部
32 隙間形成部
34 挿入口
36 当接部(ガイド部)
A 中心線
0 敷板の中心
P 中心位置
実開平03−124976号公報

Claims (3)

  1. 柱状の脚部及び該脚部の下端に配設された板状の接地板を備えて構成される作業車用アウトリガーに、着脱自在に装着されるアウトリガー用敷設支持具であって、
    前記接地板よりも接地面積の大きな敷板と、
    該敷板の上面との間に前記接地板が摺動可能となる隙間を設けて配設されるとともに、前記脚部の外径よりも広く且つ前記接地板の外径よりも狭くなるように離間して配置された一対の係止部、及び前記接地板を一対の前記隙間内に挿脱自在とする挿入口、を備えて構成された一対の支持部材と、
    前記支持部材の上方に配設され、前記脚部の外周面に当接可能なストッパー部材と、
    該ストッパー部材の当接面に形成された平面視略V字形または湾曲形状のガイド部であって、中心位置が、前記支持部材の並設方向における中心線上で且つ前記敷板の中心との距離が前記脚部の半径と略一致するように設定されたガイド部と
    を具備することを特徴とするアウトリガー用敷設支持具。
  2. 前記ストッパー部材は、前記一対の支持部材上に架け渡されるとともに、前記支持部材の長手方向に沿って位置調節可能に支持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアウトリガー用敷設支持具。
  3. 前記脚部を前記ストッパー部材に当接した状態で保持する保持部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアウトリガー用敷設支持具。
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