JP2011166516A - パケット配信方法、パケット配信システム、送信装置、ルータ装置、及びプログラム - Google Patents

パケット配信方法、パケット配信システム、送信装置、ルータ装置、及びプログラム Download PDF

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陽平 片山
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Abstract

【課題】ヘッダサイズを大きくすることなく、ルータによる状態管理なしにマルチキャスト配信する。
【解決手段】送信源10は、パケットの転送ルートを木構造で表した配信経路をパケットに記載してルータ11に出力する。ルータ11は、木構造からPort3を除去し、Port3にパケットを出力する。同様にして、ルータ12は、木構造からPort2とPort3を除去し、Port2に、Port2の子孫要素(空集合)を記載したパケットを出力し、Port3に、Port3の子孫要素(Port2)を記載したパケットを出力する。このように、ルータ11、12は、パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新しながらパケットを記載されているポートに出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パケット配信方法、パケット配信システム、送信装置、ルータ装置、及びプログラムに関する。
マルチキャスト配信とは、パケット通信ネットワークにおいて、複数のホストにパケットを効率的に送信する技術である。ルータは、必要に応じてパケットを複製し、複数のポートに出力する。この動作を繰り返しながらパケットを転送することで、複数のホストに効率的にパケットを送信できる。
このように、マルチキャスト配信において、ルータには、パケットを適切な複数のポートに出力することが要求される。出力ポートは、パケットが属するグループによって異なる。例えば、IP multicastでは、ルータは、マルチキャストのための転送表を管理し、グループに対応するポートを転送表から検索し、出力ポートを決定していた(例えば、非特許文献1参照)。
図6は、従来技術による、IP multicast方式によって配信されている状況の一部を示す概念図である。図6において、ルータ1は、転送表3を有し、ルータ2は、転送表4を有している。ルータ1は、転送表3から対応するポートとしてPort3を出力ポートに決定する。また、ルータ2は、転送表4から対応するポートとしてPort2、Port3を出力ポートに決定する。しかしながら、非特許文献1に記載の技術では、ホストからの要求によってルータの状態が頻繁に更新されるという課題がある。
そこで、上記の課題を解決するために、パケットヘッダにポート一覧をエンコードするFree Riding Multicast技術が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
図7は、従来技術による、Free Riding Multicast方式によって配信されている状況の一部を示す概念図である。この方式では、全てのルータ1、2(または、Node1、2)のポート(文献中ではリンクと記載)に一意のIDを与える。そして、ツリー状の配信経路(配信木)を構成するポートIDを、非特許文献3に記載のBloom filterという方法によって、パケットヘッダ5にエンコードする。ルータ1、2は、パケットヘッダ5に自分のポートが含まれていれば、そのポートにパケットを出力する。
Stephen Deering, "Host extensions for IP multicasting," IETF Request for Comments 1112, August 1989. インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc1112.txt> S. Ratnasamy, A. Ermolinskiy, and S. Shenker, "Revisiting IP multicast," Proc. of SIGCOMM, 2006. インターネット<URL:http://conferences.sigcomm.org/sigcomm/2006/discussion/getpaper.php?paper_id=2> Michael Mitzenmacher and Eli Upfal, "確率と計算 −乱択アルゴリズムと確率的解析−," 共立出版, pp.150-154, 2009.
上述した従来技術(非特許文献2、3)では、配信木を構成するルータ1、2の出力ポートをパケットヘッダ5に記載することによって、ルータ1、2による状態管理なしにマルチキャスト配信を実現できる。しかしながら、ポートには、ネットワーク全体で一意に識別可能なID(globally unique ID)を与えなければならないため、ID当たり約10ビットを必要とし、ポートIDが長くなり、ヘッダサイズが大きくなるという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ヘッダサイズを小さくすることができ、あるいは、ヘッダサイズを大きくすることなく、多くのポートを記載することができるパケット配信方法、パケット配信システム、送信装置、ルータ装置、及びプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、送信源からのパケットを1つ以上のルータを介して送信するパケット配信方法であって、前記送信源が、前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータの各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載し、該パケットを転送する第1のステップと、前記ルータが、前記パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新しながら前記パケットを転送する第2のステップとを含むことを特徴とするパケット配信方法である。
本発明は、上記の発明において、前記第1のステップは、前記送信源が、前記配信経路を前記パケットに記載する際に、前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを列挙し、前記第2のステップは、前記ルータが、前記パケットを転送するときに、自身以下のサブツリーに目印を付けるか、あるいは、そのサブツリー以外を除去してから転送する、ことを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記第1のステップは、前記送信源が、前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを前記パケットに記載する際に、必要な表現ビット数に合わせて、前記配信経路の表記方法を変更する、ことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、送信装置からのパケットを1つ以上のルータ装置を介して送信するパケット通信システムであって、前記送信装置は、前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータの各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載して該パケットを転送し、前記ルータ装置は、前記パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新しながら前記パケットを転送する、ことを特徴とするパケット配信システムである。
本発明は、上記の発明において、前記送信装置は、前記配信経路を前記パケットに記載する際に、前記配信経路を構成する前記ルータ装置毎の分岐数と出力ポートとを列挙し、前記ルータ装置は、前記パケットを転送するときに、自身以下のサブツリーに目印を付けるか、あるいは、そのサブツリー以外を除去してから転送する、ことを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記送信装置は、前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを前記パケットに記載する際に、必要な表現ビット数に合わせて、前記配信経路の表記方法を変更する、ことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、1つ以上のルータ装置を介してパケットを送信する送信装置であって、前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータの各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載する配信経路記載手段と、前記配信経路記載手段により配信経路が記載されたパケットを転送するパケット転送手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記配信経路記載手段は、前記配信経路を前記パケットに記載する際に、前記配信経路を構成する前記ルータ装置毎の分岐数と出力ポートとを列挙する、ことを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記配信経路記載手段は、前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを前記パケットに記載する際に、必要な表現ビット数に合わせて、前記配信経路の表記方法を変更する、ことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、送信源から受信源へパケットを転送するルータ装置であって、前記パケットを出力すべき、1つ以上のルータ装置の各々の出力ポートを規定する木状の配信経路が記載されたパケットを送信源から受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記パケットを、該パケットに記載された配信経路で規定された出力ポートから出力する出力手段と、前記出力手段により前記パケットを出力する際に、該パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新する更新手段とを備えることを特徴とするルータ装置である。
本発明は、上記の発明において、前記更新手段は、前記出力手段により前記パケットを出力する際に、自身以下のサブツリーに目印を付けるか、あるいは、そのサブツリー以外を除去する、ことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、1つ以上のルータ装置を介してパケットを送信する送信装置を制御するコンピュータに、前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータ装置の各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載する配信経路記載機能、前記配信経路記載機能により配信経路が記載されたパケットを転送するパケット転送機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、送信源から受信源へパケットを転送するルータ装置を制御するコンピュータに、前記パケットを出力すべき、1つ以上のルータ装置の各々の出力ポートを規定する木状の配信経路が記載されたパケットを送信源から受信する受信機能、前記受信機能により受信した前記パケットを、該パケットに記載された配信経路で規定された出力ポートから出力する出力機能、前記出力機能により前記パケットを出力する際に、該パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新する更新機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、ルータにおいて一意に識別可能なID(local ID)のみを用いてマルチキャストを実現することにより、同数のポートを記載しても、ヘッダサイズを小さくすることができ、あるいは、同じヘッダサイズに多くのポートを記載することができる。
本発明の実施形態によるマルチキャスト配信方法を説明するための配信木を示す概念図である。 本実施形態によるパケットヘッダに記載する木構造に表す概念図である。 本実施形態によるルータ11、12、13の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるパケットが転送される様子を示す概念図である。 本実施形態によるパケットが転送される様子を示すシーケンス図である。 従来技術による、IP multicast方式によって配信されている状況の一部を示す概念図である。 従来技術による、Free Riding Multicast方式によって配信されている状況の一部を示す概念図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明は、1つの送信装置から1つ以上の受信装置に対して1つ以上のルータ装置を介して、送信装置を根とし受信装置を葉とする木状の配信経路である配信木に従って、パケットを転送するパケット通信システムにおいて、送信装置が、配信木を構成するノードである各ルータ装置に対応させて分岐数と出力ポートとを列挙した配信木をパケットに記載して送信し、ルータ装置が、受信したパケットを、該パケットに記載された配信木のうち、自装置に対応するノード以下の部分配信木以外を除去して(もしくは、該部分配信木に目印を付けて)転送することを特徴としている。
これにより、配信木を構成するルータの出力ポートのネットワーク全体で一意に識別可能なIDをパケットヘッダに記載することなく、よってヘッダサイズを大きくすることなく、ルータによる状態管理なしにマルチキャスト配信を実現できる。以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態によるマルチキャスト配信方法を説明するための配信木を示す概念図である。図1において、送信源(Source)10から送り出されたパケットが、ルータ(Node1〜Node3)11、12、13を経由して、2つの受信ホスト(Receiver1、Receiver2)15、16に届けられる状況を想定している。
まず、送信源と受信ホストから、配信木を決定する。この方法は任意であるが、ここでは、受信ホスト15、16が送信源10に送信を要求し、送信源10が配信木を計算するとする。また、送信源10は、ルータ11、12、13のポート構成を事前に取得しているとする。
計算の結果、図1に示す太線Lのような配信木に従って、配信することに決定したとする。パケットは、まず、ルータ11のPort3に出力され、次に、ルータ12のPort2、Port3に出力される。ルータ12からの出力のうち、Port3に出力されたパケットは、さらに、ルータ13によって、Port2に出力される。この出力関係を、図2に示すような木構造に表す。送信源10は、この木構造をパケット18に記載して出力する。
図3は、本実施形態によるルータ11、12、13の構成を示すブロック図である。各ルータ11、12、13は、出力ポート決定部20、パケット複製部21、木構造更新部22、及び通信部23からなる。出力ポート決定部20は、木構造の最上位要素にあるポートへのパケット出力を決定する。パケット複製部21は、出力に必要な数だけパケットを複製する。木構造更新部22は、自身の要素に関係する出力ポートを木構造から除去し、その子孫要素(サブツリー)のみをパケットヘッダに残す。通信部23は、出力ポート決定部20で決定された各ポートから、パケット複製部21で複製されたパケットを出力する。
図4は、本実施形態によるパケットが転送される様子(一部)を示す概念図である。また、図5は、パケットが転送される様子を示すシーケンス図である。まず、送信源10は、図4、図5に示すように、上述した手順で、出力関係を表す木構造を記載したパケット18aを出力する(ステップS1)。ルータ(Node1)11は、木構造からPort3を除去し、Port3にパケット18bを出力する(ステップS2)。同様にして、ルータ(Node2)12は、木構造からPort2とPort3を除去し、Port2とPort3にそれぞれの子孫要素のみを出力する(ステップS3、S4)。つまり、Port2には、Port2の子孫要素(空集合)を記載したパケット18cを出力し(ステップS3)、Port3には、Port3の子孫要素(Port2)を記載したパケット18dを出力する(ステップS4)。
ルータ(Node3)13は、図5に示すように、木構造からPort2を除去し、Port2にパケットを出力する(ステップS5)。受信ホスト(Receiver1、2)15、16は、木構造の完全に除去されたパケット18d、18eを受信することになる。これによって、さらなる転送が不要であることが分かる。このようにして、ルータ(Node1〜Node3)11、12、13において、一意に識別可能なID(local ID)のみを用いてマルチキャストを実現する。
次に、木構造の表現方法(エンコード)について説明する。ポート数は、最大で16であり、ポートIDを4bitで表現できるとする。また、分岐数は、最大で4であり、2bitで表せるとする。木構造の各要素を、「分岐数+出力ポートID(必要数を繰り返す)」のように表す。
例えば、ルータ(Node1)11は、1分岐であり、Port3に出力する。これは、「01 0011」のように表現する(見やすさのため、分岐数と出力ポートIDとの間に空白を入れてある)。同様に、ルータ(Node2)12は、2分岐であり、Port2、Port3に出力する。これは、「10 0010 0011」のように表現する。
これを幅優先探索の順に繰り返すと、図2に示す木構造は、次のように表現される(見やすさのために区切り毎に「|」を入れてある)。
01 0011|10 0010 0011| 00 |01 0010|00
Node1 | Node2 |Reciever1| Node3 |Receiver2
このようにすることで、26bitで、4ポートの木構造をエンコードできる。ポート当たり、6.5bitであり、既存技術の約10bitより大幅に短い。
また、分岐数やポートIDの出現頻度に偏りがあるときは(例えば、多くのポートを備えるルータはごく一部であるときなど)、ハフマン符号などの可変長符号を用いてもよい。以下に例を示す。
分岐数・ポートIDともに、値に応じて以下のように表記を変えるとする。xxの位置に所望の値が挿入される。
0−3:0xx
4−15:01xxxx
16−255:110xxxxxxxx
例えば、「2」は、[0xx]に対応するので、「010」のように表される。また、「5」は、「01xxxx」に対応するので、「010101」となる。このような表記法を用いることで、一部の分岐数や出力ポートIDに大きな値が使われていたとしても、配信木全体を表現するビット数を抑えられる。
例えば、上述した可変長符号を用いた例は、次のように表現される(見やすさのために区切り毎に「|」を入れてある)。
001 011|010 010 011| 000 |001 010|000
Node1 | Node2 |Reciever1| Node3 |Receiver2
このようにすることで、27bitで、4ポートの木構造をエンコードできる。ポート当たり、6.75bitであり、既存技術の約10bitより大幅に短い。
本実施形態では、各ルータ(Node1〜Node3)11、12、13で木構造を除去しながらパケットを転送する。しかし、変形例として、その時点での「根」に相当する位置を差すポインタを用意し、それを更新しながらパケットを転送しても構わない。例えば、上述した木構造表現(01 0011|10 ...)に対するカウンタは、最初は先頭(0th bit)を表すために「0」とし、ルータ(Node1)11が転送するときは、6th bitを表すために「6」に更新する。
なお、上述した実施形態において、送信源10、また、ルータ(Node1〜Node3)11、12、13における出力ポート決定部20、パケット複製部21、木構造更新部22、及び通信部23の機能、または一部機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、符号化処理、及び復号化処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10 送信源
11、12、13 ルータ
15、16 受信ホスト
18、18a〜18e パケット
20 出力ポート決定部
21 パケット複製部
22 木構造更新部
23 通信部

Claims (13)

  1. 送信源からのパケットを1つ以上のルータを介して送信するパケット配信方法であって、
    前記送信源が、前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータの各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載し、該パケットを転送する第1のステップと、
    前記ルータが、前記パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新しながら前記パケットを転送する第2のステップと
    を含むことを特徴とするパケット配信方法。
  2. 前記第1のステップは、
    前記送信源が、前記配信経路を前記パケットに記載する際に、前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを列挙し、
    前記第2のステップは、
    前記ルータが、前記パケットを転送するときに、自身以下のサブツリーに目印を付けるか、あるいは、そのサブツリー以外を除去してから転送する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパケット配信方法。
  3. 前記第1のステップは、
    前記送信源が、前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを前記パケットに記載する際に、必要な表現ビット数に合わせて、前記配信経路の表記方法を変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のパケット配信方法。
  4. 送信装置からのパケットを1つ以上のルータ装置を介して送信するパケット通信システムであって、
    前記送信装置は、
    前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータの各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載して該パケットを転送し、
    前記ルータ装置は、
    前記パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新しながら前記パケットを転送する、
    ことを特徴とするパケット配信システム。
  5. 前記送信装置は、
    前記配信経路を前記パケットに記載する際に、前記配信経路を構成する前記ルータ装置毎の分岐数と出力ポートとを列挙し、
    前記ルータ装置は、前記パケットを転送するときに、自身以下のサブツリーに目印を付けるか、あるいは、そのサブツリー以外を除去してから転送する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のパケット配信システム。
  6. 前記送信装置は、
    前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを前記パケットに記載する際に、必要な表現ビット数に合わせて、前記配信経路の表記方法を変更する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のパケット配信システム。
  7. 1つ以上のルータ装置を介してパケットを送信する送信装置であって、
    前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータの各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載する配信経路記載手段と、
    前記配信経路記載手段により配信経路が記載されたパケットを転送するパケット転送手段と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  8. 前記配信経路記載手段は、
    前記配信経路を前記パケットに記載する際に、前記配信経路を構成する前記ルータ装置毎の分岐数と出力ポートとを列挙する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
  9. 前記配信経路記載手段は、
    前記配信経路を構成する前記ルータ毎の分岐数と出力ポートとを前記パケットに記載する際に、必要な表現ビット数に合わせて、前記配信経路の表記方法を変更する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の送信装置。
  10. 送信源から受信源へパケットを転送するルータ装置であって、
    前記パケットを出力すべき、1つ以上のルータ装置の各々の出力ポートを規定する木状の配信経路が記載されたパケットを送信源から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記パケットを、該パケットに記載された配信経路で規定された出力ポートから出力する出力手段と、
    前記出力手段により前記パケットを出力する際に、該パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新する更新手段と
    を備えることを特徴とするルータ装置。
  11. 前記更新手段は、
    前記出力手段により前記パケットを出力する際に、自身以下のサブツリーに目印を付けるか、あるいは、そのサブツリー以外を除去する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のルータ装置。
  12. 1つ以上のルータ装置を介してパケットを送信する送信装置を制御するコンピュータに、
    前記パケットが出力されるべき、前記1つ以上のルータ装置の各々の出力ポートを規定する木状の配信経路をパケットに記載する配信経路記載機能、
    前記配信経路記載機能により配信経路が記載されたパケットを転送するパケット転送機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 送信源から受信源へパケットを転送するルータ装置を制御するコンピュータに、
    前記パケットを出力すべき、1つ以上のルータ装置の各々の出力ポートを規定する木状の配信経路が記載されたパケットを送信源から受信する受信機能、
    前記受信機能により受信した前記パケットを、該パケットに記載された配信経路で規定された出力ポートから出力する出力機能、
    前記出力機能により前記パケットを出力する際に、該パケットに記載された配信経路のうち、自身に相当する要素を更新する更新機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104598979A (zh) * 2013-10-31 2015-05-06 Sap欧洲公司 基于时间和位置的递送最优化

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