JP2011166429A - 誤り訂正符号生成方法及びその装置、誤り検出/訂正方法及びその装置、画像生成方法、印刷物並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子透かしの挿入と電子透かしの検出との間で、印刷、撮影によるエラーが画像に混入した場合であっても、検出側において間違った電子透かしを検出することを防止する。
【解決手段】複数の第1種ハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第1種のハミング符号について、誤り点の数が第1所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第1種ハミング符号について、誤り点の数が第1所定数よりも多い第2所定数以上であれば、エラー終了し、複数の第2種ハミング符号についても同様なことを行う。複数の第1種ハミング符号の全体と複数の第2種ハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1(2)種ハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2(1)種ハミング符号に含まれる情報点を集めたものである。
【選択図】図18
【解決手段】複数の第1種ハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第1種のハミング符号について、誤り点の数が第1所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第1種ハミング符号について、誤り点の数が第1所定数よりも多い第2所定数以上であれば、エラー終了し、複数の第2種ハミング符号についても同様なことを行う。複数の第1種ハミング符号の全体と複数の第2種ハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1(2)種ハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2(1)種ハミング符号に含まれる情報点を集めたものである。
【選択図】図18
Description
本発明は、誤り訂正符号を生成するための誤り訂正符号生成方法及びその装置、誤り訂正符号から誤りを検出したり誤り訂正符号に含まれている誤りを訂正する誤り検出/訂正方法及びその装置、誤り訂正符号を含む画像を生成する画像生成方法、誤り訂正符号を含む画像が印刷された印刷物及び誤り訂正符号生成方法、誤り検出/訂正方法又は画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
本願の出願人は、原画像に電子透かしを挿入する電子透かし挿入方法及びその装置並びに電子透かしが挿入されている画像から電子透かしを検出する電子透かし検出方法及びその装置に関する出願を行ってきている(例えば、特許文献1参照)。これらは、例えば、ID情報を原画像に埋め込んで得た画像を印刷物に印刷し、この印刷された画像をカメラやスキャナなどの撮像装置で撮影し、撮影された画像からID情報を復元するために利用されている。
しかし、撮像装置で撮影された画像は、一般に、印刷された通りの画像ではない。従って、撮影された画像から電子透かしを検出した場合、検出された電子透かしは、挿入された電子透かしと完全に一致するとは限らない。すなわち、一般には、検出された電子透かしには、エラーが含まれている。そこで、電子透かしに冗長データを追加し、検出側において、冗長データを利用して、エラー検出やエラー訂正をすることも行われてきたが、それでも十分にはエラーが無くならない場合があった。
そこで、本発明は、電子透かしの挿入と電子透かしの検出との間で、印刷、撮影によるエラーが画像に混入した場合であっても、検出側において間違った電子透かしを検出することを防止することを可能とする誤り訂正符号生成方法及びその装置、誤り検出/訂正方法及びその装置、画像生成方法、印刷物並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、複数の第1種のハミング符号を生成する第1のハミング符号生成ステップと、複数の第2種のハミング符号を生成する第2のハミング符号生成ステップと、を備え、前記複数の第1のハミング符号の全体と前記複数の第2種のハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであり、何れの第2種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第1種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであることを特徴とする誤り訂正符号生成方法が提供される。
また、本発明によれば、上記の誤り訂正符号生成方法において、前記複数の第1のハミング符号の検査点の全体及び前記複数の第2のハミング符号の検査点を二次元状に並べ、水平方向及び垂直方向にパリティを付加するパリティ付加ステップと、を更に備えることを特徴とする誤り訂正符号生成方法が提供される。
更に、本発明によれば、上記の誤り訂正符号生成方法の各ステップと、上記の誤り訂正符号生成方法を行うことにより得られた誤り訂正符号に含まれる複数の情報点、複数の検査点及び複数のパリティを、周波数領域において、前記複数の情報点、前記複数の検査点及び前記複数のパリティについて予め定められた位置に配置する配置ステップと、前記配置ステップにより、前記周波数領域において配置された前記複数の情報点、前記複数の検査点及び前記複数のパリティを逆フーリエ変換することにより空間領域におけるパターンを生成するパターン生成ステップと、前記パターン生成ステップにより生成されたパターンを任意の画像に埋め込む埋込みステップと、を備えることを特徴とする画像生成方法が提供される。
更に、本発明によれば、複数の第1種のハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第1種のハミング符号について、誤り点の数が第1の所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第1種のハミング符号について、誤り点の数が前記第1の所定数よりも多い第2の所定数以上であれば、エラー終了する第1のハミング符号チェックステップと、複数の第2種のハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第2種のハミング符号について、誤り点の数が第3の所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第2種のハミング符号について、誤り点の数が前記第3の所定数よりも多い第4の所定数以上であれば、エラー終了する第2のハミング符号チェックステップと、を備え、前記複数の第1種のハミング符号の全体と前記複数の第2種のハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものである、何れの第2種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第1種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであることを特徴とする誤り検出/訂正方法が提供される。
更に、本発明によれば、上記の誤り検出/訂正方法において、前記のエラー終了に至らなかった場合であっても、前記複数の第1のハミング符号の検査点の全体及び前記複数の第2のハミング符号の検査点を二次元状に並べ、水平方向及び垂直方向にパリティを付加することにより得られた積符号において、少なくとも何れかの行又は少なくとも何れかの列においてパリティエラーが検出された場合には、エラー終了することを特徴とする誤り検出/訂正方法が提供される。
本発明によれば、電子透かしの挿入と電子透かしの検出との間で、印刷、撮影によるエラーが画像に混入した場合であっても、検出側において間違った電子透かしを検出することを防止することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施形態による電子透かし埋め込み装置は、回転角度検出用データ生成部101、上下反転判定用データ生成部103、エンコーダ105、符号生成部107、配置部109、逆フーリエ変換部111、埋込部113及び印刷部115を有する。
回転角度検出用データ生成部101は、図2に示すような画像の回転角度検出用のパターンを周波数領域に生成する(図3のステップS201)。図2において、●で示すのは、ゼロでない一定の振幅を有する周波数成分(非ゼロ周波数成分)であり、×で示すのは、振幅がゼロである周波数成分である。
上下反転判定用データ生成部103は、周波数領域において、図4の●に示すような画像の上下反転判定用の非ゼロ周波数成分を生成する(図3のステップS203)。
エンコーダ105は、原画像に埋め込みたいIDデータを基に、周波数領域の図5の○で示す各位置にある情報点の値を決定する(図3のステップS205)。
符号生成部107は、情報点の値を基に、周波数領域の図6の○で示す各位置にある第1種の検査点の値、周波数領域の図7の○で示す各位置にある第2種の検査点の値、周波数領域の図8の○で示す各位置にある水平パリティの値及び周波数領域にある図9の○で示す各位置にある垂直パリティの値を決定する(図3のステップS207)。この詳細については後述する。
配置部109は、回転角度検出用データを表す点、上下反転判定用データを表す点、情報点、第1種の検査点、第2種の検査点、水平方向のパリティ及び垂直方向のパリティを図10に示すように配置する(図3のステップS209)。なお、ここで点とは、振幅がゼロ又は非ゼロの何れかの周波数成分のことである。
逆フーリエ変換部111は、配置部109により配置されたデータや情報点や検査点やパリティを示す非ゼロ周波数成分を逆フーリエ変換することにより、画像パターンを生成する(図3のステップS211)。
埋め込部113は、任意の原画像に画像パターンを埋め込むことにより、電子透かし埋め込み画像を生成する(図3のステップS213)。
印刷部115は、紙やプラスティックや金属などの印刷媒体に電子透かし埋め込み画像を印刷することにより、印刷物を生成する(図3のステップS215)。
次に、符号生成部107の動作について、これを表す図11、符号生成部107の内部構成を示す図12並びに符号構成を示す図13、図14及び図15を参照して説明する。
まず、符号構成について説明すると、図13に示すように、20個の情報点は縦方向5点、横方向4点のサイズで2次元配列される。
20個の情報点は行毎に5つに分割され、各行において、同一行の4つの情報点に対して3つの検査点がハミング符号生成の方法により生成される。これにより、5つの第1種のハミング符号が生成される。このハミング符号は1誤り訂正2誤り検出の能力を有する。
また、図14に示すように、20個の情報点はおおむね列毎に分割される。分割後の各グループには4つの情報点が含まれる。各グループの4つの情報点に対して3つの検査点がハミング符号生成の方法により生成される。これにより5つの第2種のハミング符号が生成される。このハミング符号も1誤り訂正2誤り検出の能力を有する。
更に、図15に示すように、5つの第1種のハミング符号に含まれる合計で15個の検査点と5つの第2種のハミング符号に含まれる合計で15個の検査点は、合わせて、縦方向5点、横方向6点のサイズで2次元配列される。
各行に水平パリティを付加し、各列に垂直パリティを付加することにより、積符号を生成する。これにより5個の水平パリティ及び6個の垂直パリティが生成される。
図12を参照すると、符号生成部107は、第1のハミング符号生成部107−1、第1の検査点抽出部107−3、第2のハミング符号生成部107−5、第2の検査点抽出部107−7及びパリティ付加部107−9を有する。
第1のハミング符号生成部107−1は、ハミング符号の生成式に従って、図13に示す検査点の値を算出する(ステップS207−1S〜S207−1E)。
第2のハミング符号生成部107−5は、ハミング符号の生成式に従って、図14に示す検査点の値を算出する(ステップS207−5S〜S207−5E)。
第1の検査点抽出部107−3により、5つの第1種のハミング符号に含まれる15個の第1種の検査点が抽出され、第2の検査点抽出部107−7により、5つの第2種のハミング符号に含まれる15個の第2種の検査点が抽出され、合計で30個の検査点に対して、パリティ付加部107−9により、上述したように、5個の水平パリティと6個の垂直パリティが生成される(ステップS207−9S〜S207−13E)。水平パリティと垂直パリティは、それぞれ、偶数パリティであってもよいし、奇数パリティであってもよい。
図16を参照すると、本発明の実施形態により電子透かし検出装置は、撮像装置151、フーリエ変換部153、暫定回転角度検出部155、上下反転判定部157、最終回転角度検出部159、回転角度補正部161、情報点、検査点、パリティ検出部163、誤り検出/訂正部165及びデコーダ167を有する。
撮像装置151は、印刷物を撮像して、入力画像を得る(図17のステップS250)。
フーリエ変換部153は、入力画像をフーリエ変換して、各周波数成分の振幅を算出する(図17のステップS251)。
暫定回転角度検出部155は、図2に示すパターンで示される回転角度検出用の非ゼロ周波数成分を利用して、入力画像の回転角度を0度以上180度未満の範囲で検出する(図17のステップS253)。
上下反転判定部157は、図4に示すパターンで示される上下反転判定用の非ゼロ周波数成分を利用して、入力画像が上下反転しているか否かを判定する(図17のステップS255)。
最終回転角度検出部159は、暫定回転角度検出部155から入力した0度以上180度未満の回転角度及び上下反転判定部157から入力した上下反転の判定結果を基に、入力画像の回転角度を0度以上360度未満の範囲で検出する(図17のステップS257)。
具体的には、上下反転判定の結果が「上」であり、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度が0度以上90度未満である場合には、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度を最終的な(0度以上且つ360度未満の範囲の)回転角度とする。
上下反転判定の結果が「上」であり、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度が90度以上180度未満である場合には、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度に180度を加算して得た角度を最終的な(0度以上且つ360度未満の範囲の)回転角度とする。
上下反転判定の結果が「下」であり、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度が0度以上90度未満である場合には、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度に180度を加算して得た角度を最終的な(0度以上且つ360度未満の範囲の)回転角度とする。
上下反転判定の結果が「下」であり、暫定回転角度検出部155により検出された回転角度が90度以上180度未満である場合には、暫定回転角度検出部155より検出された回転角度を最終的な(0度以上且つ360度未満の範囲の)回転角度とする。
回転角度補正部161は、最終回転角度検出部159により検出された最終回転角度を基に、フーリエ変換部153が出力する周波数成分の位置を2次元周波数領域において補正する(図17のステップS259)。
情報点、検査点、パリティ検出部163は、回転角度補正部161が出力する周波数成分から各情報点、各検査点及び各パリティの値を検出する(図17のステップ261)。
誤り検出/訂正部165は、情報点、検査点、パリティ検出部163が出力する各情報点の値、各検査点の値及び各パリティの値を基に、必要に応じ、誤り検出、誤り訂正又はその双方を行う(図17のステップS263)。この詳細については後述する。
デコーダ167は、誤り検出/訂正部165が出力する情報点の値をデコードすることにより、埋め込みデータを再現する(図17のステップS267)。但し、誤り検出/訂正部165が出力する最終エラーフラグが真である場合には、デコーダ167は動作しない(図17のステップS265においてYES)。
次に、誤り検出/訂正部165の動作について、これを表す図18、誤り検出/訂正部165の内部構成を示す図19並びに符号構成を示す図13、図14及び図15を参照して説明する。
まず、第1ハミング符号部165−1は、全ての情報点及び全ての水平方向の検査点(第1の検査点)を基に、5つの第1種のハミング符号について、ステップS261−1SからS261−1Eの間にある動作を繰り返す。
ステップS261−3では、誤り点が2点以上あるか否かを判断し、そうであれば、エラー終了する(エラーフラグ処理部165−9は、最終エラーフラグの値を真にする)。
誤り点が1点である場合には(ステップS261−5でYES)、第1ハミングチェック部165−1は、1誤り訂正を行う(ステップS261−7)。
誤り点がない場合には(ステップS261−5でNO)、第1ハミング符号について何も行わない。
次に、第2ハミング符号部165−3は、全ての情報点及び全ての垂直方向の検査点(第2の検査点)を基に、5つの第2種のハミング符号について、ステップS261−9SからS261−9Eの間にある動作を繰り返す。
ステップS261−11では、誤り点が2点以上あるか否かを判断し、そうであれば、エラー終了する(エラーフラグ処理部165−9は、最終エラーフラグの値を真にする)。
誤り点が1点である場合には(ステップS261−13でYES)、第2ハミングチェック部165−3は、1誤り訂正を行う(ステップS261−15)。
誤り点がない場合には(ステップS261−13でNO)、第2ハミング符号について何も行わない。
次に、水平パリティチェック部165−5は、全ての第1種のハミング符号の全ての検査点、全ての第2種のハミング符号の全ての検査点及び全ての水平方向パリティを基に、水平パリティチェックを第1行から第5行について繰り返す(ステップS261−17S〜S261−1E)。
第1行から第5行までの水平パリティチェックの少なくとも1つのチェックにおいて、パリティエラーがあることが検出されたならば(ステップS261−19において)、エラー終了する(エラーフラグ処理部165−9は、最終エラーフラグの値を真にする)。
次に、垂直パリティチェック部165−7は、全ての第1種のハミング符号の全ての検査点、全ての第2種のハミング符号の全ての検査点及び全ての垂直方向パリティを基に、垂直パリティチェックを第1列から第6列について繰り返す(ステップS261−19S〜S261−19E)。
第1列から第6行までの垂直パリティチェックの少なくとも1つのチェックにおいて、パリティエラーがあることが検出されたならば、エラー終了する(エラーフラグ処理部165−9は、最終エラーフラグの値を真にする)。
ステップS261−3でNOであり、ステップS261−11でNOであり、ステップS261−19でNOであり、ステップS261−21でNOである場合には、ステップS261−9S〜S261−9Eのループを抜けた時の情報点を正しく復元された情報点として扱い、最終エラーフラグを偽にする。
なお、上記の実施形態においては、1誤り訂正2誤り検出能力を有するハミング符号を用いることとしたため、図18のステップS261−3及びS261−11における誤りの基準数を2とし、ステップS261−7及びS261−15における誤りの基準数を1としたが、誤り訂正能力や誤り検出能力が異なる他の符号語を用いて、これらのステップにおける誤りの基準数を変えても良い。
また、上記の実施形態における電子透かし埋め込み装置及び電子透かし検出装置は、ハードウェアによっても実現することができるが、コンピュータをこれらの装置をして機能させるためのプログラムをコンピュータが記録媒体から読み込んで、実行することによっても実現することができる。
101 回転角度検出用データ生成部
103 上下反転検出用データ生成部
105 エンコーダ
107 符号生成部
109 配置部
111 逆フーリエ変換部
113 埋込部
115 印刷部
107−1 第1のハミング符号生成部
107−3 第1の検査点抽出部
107−5 第2のハミング符号生成部
107−7 第2の検査点抽出部
107−9 パリティ付加部
151 撮像装置
153 フーリエ変換部
155 暫定回転角度検出部
157 上下反転判定部
159 最終回転角度検出部
161 回転角度補正部
163 情報点、検査点、パリティ検出部
165 誤り検出/訂正部
167 デコーダ
165−1 第1ハミング符号チェック部
165−3 第2ハミング符号チェック部
165−5 水平パリティチェック部
165−7 垂直パリティチェック部
165−9 エラーフラグ処理部(論理和ゲート)
103 上下反転検出用データ生成部
105 エンコーダ
107 符号生成部
109 配置部
111 逆フーリエ変換部
113 埋込部
115 印刷部
107−1 第1のハミング符号生成部
107−3 第1の検査点抽出部
107−5 第2のハミング符号生成部
107−7 第2の検査点抽出部
107−9 パリティ付加部
151 撮像装置
153 フーリエ変換部
155 暫定回転角度検出部
157 上下反転判定部
159 最終回転角度検出部
161 回転角度補正部
163 情報点、検査点、パリティ検出部
165 誤り検出/訂正部
167 デコーダ
165−1 第1ハミング符号チェック部
165−3 第2ハミング符号チェック部
165−5 水平パリティチェック部
165−7 垂直パリティチェック部
165−9 エラーフラグ処理部(論理和ゲート)
Claims (12)
- 複数の第1種のハミング符号を生成する第1のハミング符号生成ステップと、
複数の第2種のハミング符号を生成する第2のハミング符号生成ステップと、
を備え、
前記複数の第1のハミング符号の全体と前記複数の第2種のハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであり、何れの第2種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第1種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであることを特徴とする誤り訂正符号生成方法。 - 請求項1に記載の誤り訂正符号生成方法において、
前記複数の第1のハミング符号の検査点の全体及び前記複数の第2のハミング符号の検査点を二次元状に並べ、水平方向及び垂直方向にパリティを付加するパリティ付加ステップと、
を更に備えることを特徴とする誤り訂正符号生成方法。 - 請求項2に記載の誤り訂正符号生成方法の各ステップと、
請求項2に記載の誤り訂正符号生成方法を行うことにより得られた誤り訂正符号に含まれる複数の情報点、複数の検査点及び複数のパリティを、周波数領域において、前記複数の情報点、前記複数の検査点及び前記複数のパリティについて予め定められた位置に配置する配置ステップと、
前記配置ステップにより、前記周波数領域において配置された前記複数の情報点、前記複数の検査点及び前記複数のパリティを逆フーリエ変換することにより空間領域におけるパターンを生成するパターン生成ステップと、
前記パターン生成ステップにより生成されたパターンを任意の画像に埋め込む埋込みステップと、
を備えることを特徴とする画像生成方法。 - 複数の第1種のハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第1種のハミング符号について、誤り点の数が第1の所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第1種のハミング符号について、誤り点の数が前記第1の所定数よりも多い第2の所定数以上であれば、エラー終了する第1のハミング符号チェックステップと、
複数の第2種のハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第2種のハミング符号について、誤り点の数が第3の所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第2種のハミング符号について、誤り点の数が前記第3の所定数よりも多い第4の所定数以上であれば、エラー終了する第2のハミング符号チェックステップと、
を備え、
前記複数の第1種のハミング符号の全体と前記複数の第2種のハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものである、何れの第2種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第1種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであることを特徴とする誤り検出/訂正方法。 - 請求項4に記載の誤り検出/訂正方法において、
前記のエラー終了に至らなかった場合であっても、
前記複数の第1のハミング符号の検査点の全体及び前記複数の第2のハミング符号の検査点を二次元状に並べ、水平方向及び垂直方向にパリティを付加することにより得られた積符号において、少なくとも何れかの行又は少なくとも何れかの列においてパリティエラーが検出された場合には、エラー終了することを特徴とする誤り検出/訂正方法。 - 複数の第1種のハミング符号を生成する第1のハミング符号生成手段と、
複数の第2種のハミング符号を生成する第2のハミング符号生成手段と、
を備え、
前記複数の第1のハミング符号の全体と前記複数の第2種のハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであり、何れの第2種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第1種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであることを特徴とする誤り訂正符号生成装置。 - 請求項6に記載の誤り訂正符号生成装置において、
前記複数の第1のハミング符号の検査点の全体及び前記複数の第2のハミング符号の検査点を二次元状に並べ、水平方向及び垂直方向にパリティを付加するパリティ付加手段と、
を更に備えることを特徴とする誤り訂正符号生成装置。 - 請求項7に記載の誤り訂正符号生成装置の各手段と、
請求項7に記載の誤り訂正符号生成装置を動作させることにより得られた誤り訂正符号に含まれる複数の情報点、複数の検査点及び複数のパリティを、周波数領域において、前記複数の情報点、前記複数の検査点及び前記複数のパリティについて予め定められた位置に配置する配置手段と、
前記配置手段により、前記周波数領域において配置された前記複数の情報点、前記複数の検査点及び前記複数のパリティを逆フーリエ変換することにより空間領域におけるパターンを生成するパターン生成手段と、
前記パターン生成手段により生成されたパターンを任意の画像に埋め込む埋込み手段と、
を備えることを特徴とする画像生成装置。 - 複数の第1種のハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第1種のハミング符号について、誤り点の数が第1の所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第1種のハミング符号について、誤り点の数が前記第1の所定数よりも多い第2の所定数以上であれば、エラー終了する第1のハミング符号チェック手段と、
複数の第2種のハミング符号について、ハミング符号チェックを行い、各第2種のハミング符号について、誤り点の数が第3の所定数以下であれば、誤り訂正を行い、何れかの第2種のハミング符号について、誤り点の数が前記第3の所定数よりも多い第4の所定数以上であれば、エラー終了する第2のハミング符号チェック手段と、
を備え、
前記複数の第1種のハミング符号の全体と前記複数の第2種のハミング符号の全体とは、情報点を共通とし、何れの第1種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第2種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものである、何れの第2種のハミング符号についても、それに含まれる個々の情報点は、別々の第1種のハミング符号に含まれる情報点を集めたものであることを特徴とする誤り検出/訂正装置。 - 請求項9に記載の誤り検出/訂正装置において、
前記のエラー終了に至らなかった場合であっても、
前記複数の第1のハミング符号の検査点の全体及び前記複数の第2のハミング符号の検査点を二次元状に並べ、水平方向及び垂直方向にパリティを付加することにより得られた積符号において、少なくとも何れかの行又は少なくとも何れかの列においてパリティエラーが検出された場合には、エラー終了することを特徴とする誤り検出/訂正装置。 - 請求項3に記載の画像生成方法により得られた画像を印刷した印刷物。
- コンピュータに請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法を行わせるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010026567A JP2011166429A (ja) | 2010-02-09 | 2010-02-09 | 誤り訂正符号生成方法及びその装置、誤り検出/訂正方法及びその装置、画像生成方法、印刷物並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010026567A JP2011166429A (ja) | 2010-02-09 | 2010-02-09 | 誤り訂正符号生成方法及びその装置、誤り検出/訂正方法及びその装置、画像生成方法、印刷物並びにプログラム |
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JP2011166429A true JP2011166429A (ja) | 2011-08-25 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011166429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102326754B1 (ko) * | 2020-06-02 | 2021-11-16 | 중앙대학교 산학협력단 | Dna 워터마킹 방법 |
-
2010
- 2010-02-09 JP JP2010026567A patent/JP2011166429A/ja not_active Withdrawn
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KR102326754B1 (ko) * | 2020-06-02 | 2021-11-16 | 중앙대학교 산학협력단 | Dna 워터마킹 방법 |
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