JP2011166405A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの撮影時の感情に応じた画像を容易に検索する。
【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像部4と、所望の画像データを得るための撮像モードを設定する撮像モード設定部2と、画像データに画像処理を施す画像処理部5と、撮像モード設定部2で設定可能な撮像モード、および、撮像モードが設定される際のユーザの感情を表す感情キーワードの相関関係を表す関連付けデータを記憶するデータ記憶部7と、関連付けデータを参照して、撮像モード設定部2で設定された撮像モードに対応する感情キーワードを少なくとも1つ抽出する感情キーワード抽出部8と、抽出された感情キーワードを、画像処理が施された画像データとともに記録する記録部9とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像により得られた画像データを、撮影者の感情を表す情報とともに記録する技術に関する。
従来、画像を保存する際に、画像内のシーンを抽出し、抽出した画像内のシーンに応じた感性表現をキーワードとして求めて、画像とともに保存する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術によれば、ユーザは、感性表現に対応した画像を効率良く検索することができる。
特開2004−5534号公報
しかしながら、従来の技術では、画像とともに保存する感性表現キーワードを、画像内の被写体に基づいて求めているので、ユーザは、撮影者の撮影時の感情に応じた画像を検索することができないという問題があった。
本発明は、撮影者の撮影時の感情に応じた画像の検索を容易にする技術を提供することを目的とする。
本発明のある態様に係る撮像装置は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像部と、所望の画像データを得るための撮像モードを設定する撮像モード設定部と、前記画像データに画像処理を施す画像処理部と、前記撮像モード設定部で設定可能な撮像モードと、前記撮像モードが設定される際のユーザの感情を表す感情キーワードとの相関関係を表す関連付けデータを記憶するデータ記憶部と、前記関連付けデータを参照して、前記撮像モード設定部で設定された撮像モードに対応する感情キーワードを少なくとも1つ抽出する感情キーワード抽出部と、抽出された前記感情キーワードを、前記画像処理が施された画像データとともに記録する記録部と、を備える。
本発明の別の態様に係る撮像方法は、被写体を撮像することによって得られる画像データに対して画像処理を施して、画像処理後の画像データを記録する撮像方法であって、所望の画像データを得るための撮像モードを設定するステップと、設定可能な撮像モードと、前記撮像モードが設定される際のユーザの感情を表す感情キーワードとの相関関係を表す関連付けデータを参照して、前記撮像モードに対応する感情キーワードを少なくとも1つ抽出するステップと、抽出した前記感情キーワードを、前記画像処理後の画像データとともに記録するステップと、を備える。
本発明によれば、撮影者の撮影時の感情に応じた画像を容易に検索することができる。
図1は、第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 撮像モード設定部で設定可能な撮像モードの種類の一例を示す図である。 第1の実施形態における撮像装置によって行われる撮影時の処理内容を示すフローチャートである。 関連付けテーブルに格納されているデータの一例を示す図である。 画像データを記憶媒体に記録する際の記録フォーマットの一例を示す図である。 画像データとともに、感情キーワードおよび重み付け係数を記録する例を示す図である。 第2の実施形態の変形例における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図6に示す感情キーワードが抽出された場合に、感情キーワード修正部で修正された感情キーワードの一例を示す図である。 第3の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 第3の実施形態における撮像装置によって行われる編集時の処理内容を示すフローチャートである。 第4の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 第5の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
−第1の実施形態−
図1は、第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。撮像装置は、例えば、デジタルスチルカメラである。第1の実施形態における撮像装置は、ユーザインタフェース1(以下、ユーザI/F1と呼ぶ)と、撮像モード設定部2と、撮像制御部3と、撮像部4と、画像処理部5と、圧縮部6と、関連付けテーブル7と、感情キーワード抽出部8と、記録部9と、表示部10と、記憶媒体11とを有する。
撮像モード設定部2は、ユーザI/F1を介して入力されるユーザからの指令に基づいて、所望の画像データを得るための様々な撮像モードを設定する。撮像モードには、画像処理に関わるモードおよび撮像制御に関わるモードが含まれる。各撮像モードでは、複数の設定値が設定可能である。
図2は、撮像モード設定部2で設定可能な撮像モードの種類の一例を示す図である。図2に示す例では、設定可能な撮像モードの種類として、特殊効果、露出補正、コントラスト補正、彩度補正、シャープネス補正、ホワイトバランス補正、撮影間隔が挙げられている。これらの撮像モードのうち、撮影間隔は撮像制御に関わるモードであり、撮影間隔以外の撮像モードは、画像処理に関わるモードである。ただし、撮像モードの種類が図2に示すものに限定されることはない。
設定可能な特殊効果としては、画像を適度にぼかすソフトフォーカス処理、モノクロ画像を生成するためのモノクロ処理、セピア調の画像を生成するためのセピア処理、イラストを描いたような画像を生成するためのイラスト調処理、ミニチュアの世界のような雰囲気を表現するミニチュア処理、色をカラフルに強調する色誇張処理等がある。図2において、「なし」とは、特殊効果を施さない設定のことである。
露出補正では、EV値で−3.0から+3.0の範囲内で露出の補正が可能である。コントラスト補正では、コントラストを低くする設定、コントラストを高くする設定、コントラストを変更しない設定が可能である。
彩度補正では、彩度を低くする設定、彩度を高くする設定、彩度を変更しない設定が可能である。シャープネス補正では、輪郭部分のコントラストを低くする設定、輪郭部分のコントラストを高くする設定、輪郭部分のコントラストを変更しない設定が可能である。
ホワイトバランス補正では、色温度が高い暖色系の光源に応じたホワイトバランス補正を行うための設定、色温度が低い寒色系の光源に応じたホワイトバランス補正を行うための設定、ホワイトバランスを変更しない設定が可能である。
撮影間隔としては、短い撮影間隔(例えば、0.1秒)で複数枚の画像を撮影する連写設定、1回のレリーズボタン操作で1枚の画像を得る単写設定、タイマー設定により、連写撮影時の撮影間隔より長い時間間隔(例えば、1分)で複数枚の画像を撮影するスロー設定がある。
撮像制御部3は、ユーザI/F1を介して入力されるユーザからの撮影指令に基づいて、撮像モード設定部2で設定された撮像モードで撮影が行われるように、撮像部4を制御する。撮像部4は、例えば、図示しないレンズにより集光された光を、画素を構成するフォトダイオードで受光して光電変換することで、画像データを得る。
画像処理部5は、撮像部4による撮像によって得られた画像データに対して、撮像モード設定部2で設定された撮像モードに応じた画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、圧縮部6に送られるとともに、表示部10に送られて表示される。
圧縮部6は、画像処理が施された画像データをJPEGなどの所定の圧縮形式にて圧縮する。圧縮後の画像データは、記録部9に送られる。
関連付けテーブル7には、撮像モードと感情キーワードとを対応付けた関連付けデータが格納されている。撮像モードと感情キーワードとを対応付けた関連付けデータの詳細については、図4を用いて後述する。
感情キーワード抽出部8は、撮像モード設定部2で設定された撮像モードに基づいて、関連付けテーブル7に格納されている関連付けデータを参照することにより、撮像時の撮像モードに応じた感情キーワードを抽出する。
記録部9は、感情キーワード抽出部8で抽出された感情キーワードを、圧縮部6で圧縮された画像データとともに、記憶媒体11に記録する。
図3は、第1の実施形態における撮像装置によって行われる撮影時の処理内容を示すフローチャートである。ユーザが図示しないレリーズボタンを操作することによって、ユーザI/F1を介して撮影指令が入力されると、ステップS310の処理が開始される。
ステップS310において、感情キーワード抽出部8は、設定された撮像モードの情報を撮像モード設定部2から取得する。
ステップS320において、感情キーワード抽出部8は、ステップS310で取得した撮像モードに基づいて、関連付けテーブル7に格納されている関連付けデータを参照する。
図4は、関連付けテーブル7に格納されている関連付けデータの一例を示す図である。各撮像モードにおけるそれぞれの設定値に対して、複数の感情キーワードに応じた重み係数が設定されている。感情キーワードは、撮像モードが設定された時、すなわち、撮像時のユーザの感情を表す情報である。図4に示す例では、複数の感情キーワードとして、「楽しい」、「哀しい」、「爽やか」、「安らぐ」、「怖い」、「激しい」、「不思議」、「普通」が挙げられているが、感情キーワードがこれらに限定されることはない。
感情キーワードの重み係数は、各撮影モードの設定値と関連性が高いと考えられる場合の数値を1より高くし、関連性が低いと考えられる場合の数値を1より低く設定している。例えば、特殊効果のソフトフォーカスに対して、「安らぐ」の重み係数を4、「爽やか」と「不思議」の重み係数を2に設定し、「怖い」と「普通」の重み係数を0に設定している。また、コントラストを高くする補正については、「楽しい」と「激しい」の重み係数を2、「安らぐ」と「普通」の重み係数を0.5に設定している。これらの重み係数は、各撮影モードの設定値と各感情キーワードとの関連性を考慮して、適切な値を予め設定しておく。
ステップS330において、感情キーワード抽出部8は、撮像モードの設定値に対応する重みを感情キーワードごとに算出し、最も重みの大きい感情キーワードを抽出する。最も重みの大きい感情キーワードとは、各撮像モードの設定値に対して最も関連性が高いと考えられる感情キーワードであって、撮影を行う際の撮影者の感情を最も表していると考えられるキーワードである。ここでは、感情キーワードごとに、各撮像モードの設定値に対応する重み係数を求め、求めたそれぞれの重み係数を乗算した結果が最も大きい感情キーワードを抽出する。例えば、撮像モードの設定値が
特殊効果:ソフトフォーカス
露出補正:EV>1
コントラスト補正:低
彩度補正:なし
シャープネス補正:低
ホワイトバランス補正:暖色
撮影間隔:単写
の場合、各感情キーワードの重み(乗算結果)は、以下のようになる。
楽しい:1×2×0.5×1×1×2×1=2
哀しい:1×0.5×1×1×1×0.5×1=0.25
爽やか:2×2×1×1×1×1×1=4
安らぐ:4×1×2×1×2×1×1=16
怖い :0×0.5×1×1×1×0.5×1=0
激しい:0×1×0.5×1×0.5×0.5×1=0
不思議:2×1×1×1×1×1×1=2
普通 :0×0.5×0.5×2×0.5×0.5×2=0
上述した例では、「安らぐ」の重みが最も大きいので、「安らぐ」が感情キーワードとして抽出される。
なお、最も重みの大きい感情キーワードが複数ある場合には、それら複数の感情キーワードを抽出する。
ステップS340において、撮像制御部3は、撮像モード設定部2で設定された撮像モードで撮影が行われるように、撮像部4を制御する。この後、画像処理部5は、撮像部4による撮像によって得られた画像データに対して、撮像モード設定部2で設定された撮像モードに応じた画像処理を施し、圧縮部6は、画像処理が施された画像データを所定の圧縮形式にて圧縮する。
ステップS350において、記録部9は、ステップS330で抽出された感情キーワードを、ステップS340の処理で得られた圧縮後の画像データとともに、記憶媒体11に記録する。
図5は、画像データを記憶媒体11に記録する際の記録フォーマットの一例を示す図である。記録データのヘッダ部51には、抽出された感情キーワード(図5に示す例では、安らぐ)が格納され、画像データ部52には、圧縮後の画像データが格納される。これにより、画像データと感情キーワードとが対応付けられた形で記録される。
なお、感情キーワードとともに、感情キーワードを抽出する際に求めた重み係数(各重み係数の乗算結果)も一緒に記録するようにしてもよい。例えば、上述した例において、「安らぐ」の重み係数は16であるので、図5に示す記録データのヘッダ部51に、抽出した感情キーワード「安らぐ」とともに、重み係数「16」を格納する。
以上、第1の実施形態における撮像装置によれば、撮像モード設定部2で設定可能な撮像モードと、撮像モードが設定される際のユーザの感情を表す感情キーワードとの相関関係を表す関連付けデータを記憶しておく。そして、関連付けデータを参照して、撮像モード設定部2で設定された撮像モードに対応する感情キーワードを少なくとも1つ抽出し、抽出した感情キーワードを、画像処理が施された画像データとともに記録する。これにより、画像データとともに記録されている感情キーワードを手掛かりとして、記憶媒体11に記録されている複数の画像の中から、撮影者の撮影時の感情に応じた画像を検索することができる。
また、関連付けデータでは、各撮像モードで設定可能な複数の設定値の各々に対して、感情キーワードに応じた重み付け係数が設定されている。感情キーワード抽出部8は、撮像モード設定部2で設定された撮像モードの設定値に基づいて、感情キーワードごとに重み付け係数を求め、求めた重み付け係数に基づいて最も重み付けが大きい感情キーワードを抽出する。これにより、撮影者の撮影時の感情に対応した適切な感情キーワードを抽出することができる。
−第2の実施形態−
第1の実施形態における撮像装置では、画像データとともに記録する感情キーワードとして、撮影を行う際の撮影者の感情を最も表していると考えられるキーワード、すなわち、最も重み係数が大きい感情キーワードを抽出した。第2の実施形態における撮像装置では、重み係数が大きい順に、複数の感情キーワードを抽出して、画像データとともに記録する。
図3に示すフローチャートにおいて、第1の実施形態における処理と異なるのは、ステップS330およびステップS350の処理である。まず始めに、第2の実施形態におけるステップS330の処理を以下で説明する。
感情キーワード抽出部8は、各撮像モードの設定値に対応する重みを感情キーワードごとに算出し、重みの大きい順に、所定数(例えば、5個)の感情キーワードを抽出する。感情キーワードごとの重み(重み係数)の算出方法は、第1の実施形態で説明した方法と同じであるため、詳しい説明は省略する。第1の実施形態で説明した感情キーワードの重み係数の例では、所定数を5個とすると、重みの大きい順に、「安らぐ」、「爽やか」、「楽しい」、「不思議」、「哀しい」の感情キーワードが抽出される。
なお、感情キーワードごとに算出した重みが同じとなる場合があることを考慮して、各感情キーワードの優先順位を予め求めておいてもよい。これにより、算出した重みが同じとなる感情キーワードが存在する場合に、優先順位の高い感情キーワードを優先的に抽出することができる。
続いて、第2の実施形態におけるステップS350の処理について説明する。記録部9は、抽出された所定数の感情キーワードを、圧縮後の画像データとともに記憶媒体11に記録する。ここで、各感情キーワードに重み付け係数を対応させて一緒に記録するようにしてもよい。
図6は、画像データとともに、感情キーワードおよび重み付け係数を記録する例を示す図である。記録データのヘッダ部61には、重み付け係数の大きい順に、抽出された所定数(図6に示す例では、5個)の感情キーワードが重み付け係数とともに格納され、画像データ部62には、圧縮後の画像データが格納される。
これにより、記録された複数の画像の中から、例えば、「爽やかで安らぐ画像」のように、複数の感情キーワードに基づいた高度な画像検索が可能となる。
以上、第2の実施形態における撮像装置によれば、感情キーワード抽出部8は、撮像モード設定部2で設定された撮像モードの設定値に基づいて、各感情キーワードごとに重み付け係数を求め、求めた重み付け係数に基づいて重み付けが大きい順に所定数の感情キーワードを抽出する。これにより、1つの画像データに対して、複数の感情キーワードを対応付けて記録することができるので、複数の感情キーワードに基づいた高度な画像検索が可能となる。
−第2の実施形態の変形例−
第2の実施形態における撮像装置では、画像データとともに複数の感情キーワードを対応付けて記録した。ここで、抽出された複数の感情キーワードの順位付けをユーザが修正できるようにしてもよい。
図7は、第2の実施形態の変形例における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1の実施形態における撮像装置の構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。第2の実施形態の変形例における撮像装置は、第1の実施形態における撮像装置に対して、感情キーワード修正部70をさらに備える。
感情キーワード抽出部8で抽出された所定数の感情キーワードは、記録部9に送られるとともに、表示部10に送られて表示される。ユーザは、表示部10に表示された所定数の感情キーワードの順位付けが自分の意図と異なる場合に、感情キーワードの順位付けを修正することができる。
感情キーワード修正部70は、ユーザI/F1を介して入力されるユーザの修正指令に基づいて、感情キーワード抽出部8で抽出された感情キーワードの順位付けを修正する。
図8は、感情キーワード抽出部8によって図6に示す順位で感情キーワードが抽出された場合に、感情キーワード修正部70で順位付けが修正された感情キーワードの一例を示す図である。ユーザは、図6に示す5つの感情キーワードが表示部10に表示された場合に、撮影時の自分の感情として、「哀しい」が最も適切であると判断すると、「哀しい」の感情キーワードの順位が1位になるように指令を出す。この指令は、例えば、表示部10に表示されている5つの感情キーワードのうち、「哀しい」を選択することにより行う。これにより、図8に示すように、「哀しい」の感情キーワードの順位が1位となる。図8に示す例では、「哀しい」の重み係数を、修正前に感情キーワードの順位が1位であった「安らぐ」の重み係数16より大きい17としている。修正されない他の感情キーワードの重み係数は、そのままである。
以上、第2の実施形態の変形例によれば、感情キーワード修正部70は、感情キーワード抽出部8で抽出された複数の感情キーワードの順位付けを修正するので、ユーザは、抽出された複数の感情キーワードの順位付けを、自分の意図に応じて修正することができる。これにより、撮影者の撮影時の感情に応じた画像を確実に検索することができる。
−第3の実施形態−
デジタルスチルカメラでは、過去の撮像により得られた画像データを記憶媒体から読み出して編集処理を行う編集モード機能を備えている場合がある。第3の実施形態における撮像装置では、過去の撮像により得られた画像データを編集する際に、編集モードに応じて感情キーワードを抽出し、編集後の画像データとともに記録する。過去の撮像により得られた画像データは、同時化処理等が施されていないRAW画像データとする。
図9は、第3の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1の実施形態における撮像装置の構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。第3の実施形態における撮像装置の構成の特徴は、編集モード設定部90を備えていることである。なお、図9では、図1に示す撮像モード設定部2、撮像制御部3、および、撮像部4を省略したが、これらを備えていてもよい。
編集モード設定部90は、ユーザI/F1を介して入力されるユーザからの指令に基づいて、画像データの編集モードを設定する。編集モードの種類は、例えば、図2に示す撮像モードの種類のうち、「撮影間隔」以外のものとする。
画像処理部5Aは、記憶媒体11から編集対象のRAW画像データを読み出して、編集モード設定部90で設定された編集モードに応じた画像処理を施す。
感情キーワード抽出部8Aは、編集モード設定部90で設定された編集モードに基づいて、関連付けテーブル7に格納されている関連付けデータを参照することにより、編集モードに応じた感情キーワードを抽出する。編集モードに応じた感情キーワードの抽出方法は、第1の実施形態における撮像モードに応じた感情キーワードの抽出方法と同じである。
記録部9は、感情キーワード抽出部8Aで抽出された感情キーワードを、圧縮部6で圧縮された画像データとともに、記憶媒体11に記録する。
図10は、第3の実施形態における撮像装置によって行われる画像データ編集時の処理内容を示すフローチャートである。ユーザI/F1を介して、画像データの編集指令が入力されると、ステップS1010の処理が開始される。
ステップS1010において、感情キーワード抽出部8Aは、設定された編集モードの情報を編集モード設定部90から取得する。
ステップS1020において、感情キーワード抽出部8Aは、ステップS1010で取得した編集モードに基づいて、関連付けテーブル7に格納されている関連付けデータを参照する。
ステップS1030において、感情キーワード抽出部8Aは、編集モードの設定に対応する重みを感情キーワードごとに算出し、最も重みの大きい感情キーワードを抽出する。上述したように、感情キーワードの抽出は、図3に示すフローチャートのステップS330で行う感情キーワードの抽出と同じ方法を用いる。
ステップS1040において、画像処理部5Aは、記憶媒体11から編集対象のRAW画像データを読み出して、編集モード設定部90で設定された編集モードに応じた画像処理を施す。この後、圧縮部6において、画像処理が施された画像データを所定の圧縮形式で圧縮する処理が行われる。
ステップS1050において、記録部9は、ステップS1030で抽出された感情キーワードを、ステップS1040の処理で得られた圧縮後の画像データとともに、記憶媒体11に記録する。
なお、ステップS1030で抽出する感情キーワードは、第1の実施形態のように1つとしてもよいし、第2の実施形態のように複数としてもよい。
以上、第3の実施形態における撮像装置によれば、過去の撮像により得られた画像データを編集する際に、編集モードに応じて感情キーワードを抽出して、編集後の画像データとともに記録する。これにより、画像データを編集する編集者の編集時の感情に応じた画像を検索することができる。
−第4の実施形態−
第4の実施形態における撮像装置では、撮像モードに基づいて抽出した感情キーワードをユーザが認識できるようにする。
図11は、第4の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1の実施形態における撮像装置の構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。第4の実施形態における撮像装置は、図1に示す第1の実施形態における撮像装置の構成に対して、音声選択部110およびスピーカ111をさらに備える。
感情キーワード抽出部8で抽出された感情キーワードは、記録部9とともに、表示部10および音声選択部110に送られる。表示部10は、感情キーワード抽出部8で抽出された感情キーワードを表示する。感情キーワードの表示は、画像処理部5で画像処理が施された画像データの表示と同時に行ってもよいし、異なるタイミングで行ってもよい。
音声選択部110は、感情キーワード抽出部8で抽出された感情キーワードに応じた音を選択する。ここでは、選択する音として、シャッタ音を一例に挙げる。例えば、抽出された感情キーワードが「安らぐ」の場合には、小さいシャッタ音を選択し、「激しい」の場合には、大きいシャッタ音を選択する。感情キーワードに応じた音を選択するために、例えば、各感情キーワードと選択する音とを対応付けたデータを予め用意しておく。
音声選択部110で選択された音は、スピーカ111から出力される。上述したシャッタ音の場合には、レリーズボタンが操作されたタイミングで、選択したシャッタ音をスピーカ111から出力する。
なお、画像データを表示部10に表示させる際に、感情キーワード抽出部8で抽出された感情キーワードに応じた表示を行うようにしてもよい。例えば、抽出した感情キーワードに応じて、フレームの枠の色を変更したり、表示する文字の色を変更することができる。
以上、第4の実施形態における撮像装置によれば、撮像モードに基づいて抽出された感情キーワードに応じて、表示部10の表示および/またはスピーカ111の出力音を変更するので、ユーザは、感情キーワードを視認および/または聴認することができる。
−第5の実施形態−
図12は、第5の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1の実施形態における撮像装置の構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。第5の実施形態における撮像装置は、図1に示す第1の実施形態における撮像装置の構成に対して、感情キーワード設定部120および画像検索部121をさらに備える。
ユーザは、記憶媒体11に記録されている複数の画像の中から、所望の画像を検索するために、ユーザI/F1を介して感情キーワードを入力する。感情キーワード設定部120は、ユーザ入力に基づいて、感情キーワードを設定する。
画像検索部121は、記憶媒体11に記録されている複数の画像の中から、感情キーワード設定部120で設定された感情キーワードとともに記録されている画像データを検索する。例えば、感情キーワード設定部120で設定されたキーワードが「爽やか」である場合には、「爽やか」の感情キーワードとともに記録されている画像データを検索する。画像検索部121で検索された画像データは、表示部10に表示される。画像検索部121で検索された画像データが複数ある場合には、それら複数の画像データを、例えばサムネイル表示にて表示する。
なお、感情キーワードとともに重み係数も一緒に記録している場合には、画像検索部121で検索された複数の画像データをサムネイル表示する際に、重み係数の高い順に表示することが好ましい。これにより、ユーザは、画像検索のために入力した感情キーワードと関連性の高い画像を優先的に探し出すことができる。
以上、第5の実施形態における撮像装置によれば、ユーザは、感情キーワードに基づいて、撮影者の撮影時の感情に応じた画像を検索することができる。
なお、上述した第1〜第5の実施形態の説明では、撮像装置が行う処理としてハードウェアによる処理を前提としていたが、このような構成に限定される必要はない。例えば、別途ソフトウェアにて処理する構成も可能である。この場合、コンピュータは、CPU、RAM等の主記憶装置、上記処理の全て或いは一部を実現させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えている。ここでは、このプログラムを撮像プログラムと呼ぶ。そして、CPUが上記記憶媒体に記憶されている撮像プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の撮像装置と同様の処理を実現させる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、この撮像プログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該撮像プログラムを実行するようにしても良い。
本発明は、上述した第1〜第5の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、第1および第2の実施形態における撮像装置では、撮像モードの設定値に基づいて、各感情キーワードごとに重み付け係数を求め、求めた重み付け係数に基づいて、感情キーワードを抽出したが、撮像モードとともに、撮像画像の被写体も考慮して、感情キーワードを抽出するようにしてもよい。すなわち、撮像画像を解析して被写体を抽出し、抽出した被写体に基づいて各感情キーワードごとに重み付け係数を求め、撮像モードに基づいて求めた重み付け係数と組み合わせて、感情キーワードを抽出する。さらに、被写体の顔の表情を検出して、被写体の顔の表情をも考慮して感情キーワードを抽出するようにしてもよい。
上述した第1の実施形態では、感情キーワードごとに、各撮像モードの設定値に対応する重み係数を求め、求めたそれぞれの重み係数を乗算した結果が最も大きい感情キーワードを抽出した。しかし、例えば、各撮像モードの設定値に対応する重み係数を求め、求めたそれぞれの重み係数を加算した結果が最も大きい感情キーワードを抽出するようにしてもよい。
撮像モードには、画像処理に関わるモードおよび撮像制御に関わるモードが含まれるものとして説明したが、画像処理に関わるモードおよび撮像制御に関わるモードのうちの一方のモードのみが含まれていてもよい。
撮像装置は、デジタルスチルカメラに限定されることはなく、デジタルビデオカメラやカメラ付き携帯電話など、撮像機能を有するものであればよい。
1…ユーザI/F
2…撮像モード設定部
3…撮像制御部
4…撮像部
5、5A…画像処理部
6…圧縮部
7…関連付けテーブル
8、8A…感情キーワード抽出部
9…記録部
10…表示部
11…記憶媒体
70…感情キーワード修正部
90…編集モード設定部
110…音声選択部
111…スピーカ
120…感情キーワード設定部
121…画像検索部

Claims (9)

  1. 被写体を撮像して画像データを取得する撮像部と、
    所望の画像データを得るための撮像モードを設定する撮像モード設定部と、
    前記画像データに画像処理を施す画像処理部と、
    前記撮像モード設定部で設定可能な撮像モードと、前記撮像モードが設定される際のユーザの感情を表す感情キーワードとの相関関係を表す関連付けデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記関連付けデータを参照して、前記撮像モード設定部で設定された撮像モードに対応する感情キーワードを少なくとも1つ抽出する感情キーワード抽出部と、
    抽出された前記感情キーワードを、前記画像処理が施された画像データとともに記録する記録部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記関連付けデータでは、各撮像モードで設定可能な複数の設定値の各々に対して、前記感情キーワードに応じた重み付け係数が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記感情キーワード抽出部は、前記撮像モード設定部で設定された撮像モードの設定値に基づいて前記関連付けデータを参照することによって、感情キーワードごとに重み付け係数を求め、求めた重み付け係数に基づいて最も重み付けが大きい感情キーワードを抽出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記感情キーワード抽出部は、前記撮像モード設定部で設定された撮像モードの設定値に基づいて前記関連付けデータを参照することによって、感情キーワードごとに重み付け係数を求め、求めた重み付け係数に基づいて重み付けが大きい順に所定数の感情キーワードを抽出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記記録部は、前記画像処理が施された画像データおよび抽出された所定数の感情キーワードとともに、抽出された所定数の感情キーワードに対応する重み付けも記録することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記感情キーワード抽出部によって重み付けが大きい順に抽出された所定数の感情キーワードの順位付けを修正する修正部をさらに備え、
    前記記録部は、前記画像処理が施された画像データとともに、前記順位付けが修正された感情キーワードを記録することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像モード設定部は、画像処理に関わるモードおよび撮像制御に関わるモードのうちの少なくとも一方のモードを前記撮像モードとして設定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像処理に関わるモードには、特殊効果、露出補正、コントラスト補正、彩度補正、シャープネス補正、および、ホワイトバランス補正のうちの少なくとも1つが含まれ、
    前記撮像制御に関わるモードには、撮影間隔が含まれることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 被写体を撮像することによって得られる画像データに対して画像処理を施して、画像処理後の画像データを記録する撮像方法であって、
    所望の画像データを得るための撮像モードを設定するステップと、
    設定可能な撮像モードと、前記撮像モードが設定される際のユーザの感情を表す感情キーワードとの相関関係を表す関連付けデータを参照して、設定した前記撮像モードに対応する感情キーワードを少なくとも1つ抽出するステップと、
    抽出した前記感情キーワードを、前記画像処理後の画像データとともに記録するステップと、
    を備えることを特徴とする撮像方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024062913A1 (ja) * 2022-09-20 2024-03-28 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理装置の作動方法、および画像処理装置の作動プログラム

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