JP2011166386A - 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】楽曲歌詞と画像を同期再生する場合に自動で適した表示時間を決定し、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止し、視聴者の心地よさを損なわないように画像表示を切り替えられる画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムを提供する。
【解決手段】楽曲の歌詞に応じて画像を表示する画像表示装置100であって、所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定する時間判定部114と、区分対応時間の長短の判定に応じて、判定がなされた歌詞の区分の長さを調整する区分調整部115と、調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示する画像表示部134とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲の歌詞に応じて画像を表示する画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムに関する。
従来、画像と音楽とをマッチングさせる技術が知られている。たとえば特許文献1記載の情報再生装置は、デジタルカメラで撮影した画像のスライドショー再生時に、その再生する画像の撮影時期に見合うBGMを再生することで映像鑑賞効果を高めている。画像を主体として、音楽を検索して自動でBGMを付与させる方法を採用し、曲の発売日、または、曲の人気ランキングの最高となった期間などの日付と、撮影時期をマッチングさせて音楽を検索している。
特許文献2記載の音楽配信サーバは、楽曲を再生させる際に、データベースに記憶されている楽曲を選択し、該当楽曲に同期させて表示させるべき歌詞・解説・画像などの項目を指定している。そして、該当楽曲と、該当楽曲のヘッダに同期再生のための時間間隔を書き込んで端末に送信し、楽曲とその他情報を同期させて再生させている。
特許文献3記載の携帯情報端末は、楽曲再生時に、音声認識によって歌詞を抽出し、その抽出された歌詞から所定のルールに基づいてキーワードを抽出し、キーワードに基づいて、ローカルストレージやインターネット上のWebページから画像を検索し、楽曲再生時に画像を表示させている。
所定のルールとは、たとえば、ある設定期間内の歌詞単語の中で最も多く使用された単語を抽出キーワードとするようなルールや、ある設定期間内の歌詞単語の中で最も大きく発声された単語を抽出キーワードとするようなルール、ある設定期間内の複数の単語の中からランダムに選択した単語をキーワードとするようなルールである。
インターネット上のウェブページを検索先として画像検索を行う場合、キーワードを用いてインターネット上の検索エンジンなどを用いて画像を検索する。また、上記インターネット上のウェブページを検索先とする場合、好ましくない画像が検索されるのを防ぐためのフィルタリング処理、あるいは、たとえば所望のジャンル等の画像のみが検索されるようなフィルタリング処理を行うことも可能にしている。
なお、フィルタリング処理は、上記インターネットを経由して画像検索を行う際だけでなく、たとえば、上記キーワード抽出部にてキーワードを抽出する際に行っても良いとしている。その結果、上記キーワード抽出部では、好ましくない画像が検索されてしまう可能性が高いキーワードを抽出しないようなフィルタリング処理や、逆に、たとえば所望のジャンル等の画像が検索される可能性が高いキーワードのみを抽出するようなフィルタリング処理も可能にしている。
特許文献4記載の画像提示装置は、楽曲から歌詞を抽出し、抽出された歌詞の出現時間を特定し、あらかじめ複数の視覚効果と視覚効果の表示に要する時間情報を対応させておき、抽出された歌詞に基づいて視覚効果を決定し、楽曲の歌詞の内容に合わせて、動きを伴う視覚効果を付与している。
視覚効果データベースは、単語と視覚効果とを対応づけて保持している。そして、抽出された歌詞中の単語が視覚効果データベースに存在するか探索し、もし単語が存在した場合には、その単語に対応する視覚効果とその視覚効果の所要時間とを視覚効果データベースから取得している。
特開2006−164229号公報 特開2002−73049号公報 特開2008−8954号公報 特開2006−154626号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、歌詞表示を利用し、単純に楽曲と同期再生させる際に歌詞に格納されている行単位や、小節単位で表示することが考えられるが、歌詞を表示させる表示時間や、切り替えのタイミングなどが視聴者の心地よさを損なうおそれがある。また、歌詞に連動して画像を表示させる場合に関しても同様である。これは、画像の表示時間が歌詞の行の長さに依存することにより、表示が極端に短くなることや、極端に長くなることが原因と考えられる。また、適切な表示時間を設定するためにはあらかじめ手動で適切な同期情報が付与する必要があり、設定するために労力を要する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、楽曲歌詞と画像を同期再生する場合に自動で適した表示時間を決定し、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止し、視聴者の心地よさを損なわないように画像表示を切り替えられる画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明の画像表示装置は、楽曲の歌詞に応じて画像を表示する画像表示装置であって、所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定する時間判定部と、前記区分対応時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整する区分調整部と、前記調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、前記調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示する画像表示部と、を備えることを特徴としている。
このように、本発明の画像表示装置は、楽曲歌詞と画像を同期再生する場合に自動で適した表示時間を決定する。これにより、心地良さを損なわないよう画像表示を切り替え、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短に応じて画像を表示できる。また、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止できる。
(2)また、本発明の画像表示装置は、前記時間判定部が、前記区分対応時間として歌詞の各区分を表示する歌詞表示時間の長短を判定し、前記区分調整部が、前記歌詞表示時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整することを特徴としている。これにより、歌詞の区分の長さに応じて画像の表示時間を調整するときに表示が極端に短くなることや、極端に長くなることを防止できる。
(3)また、本発明の画像表示装置は、前記時間判定部が、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間が所定の下限時間より短いか否かを判定し、前記区分調整部が、前記所定の下限時間より区分対応時間が短い区分を、その前後いずれかの区分と結合することを特徴としている。このように歌詞の各区分に対応する区分対応時間が短いときには、これを長くするように区分を調整することで画像の表示時間を調整できる。
(4)また、本発明の画像表示装置は、前記時間判定部が、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間が所定の上限時間より長いか否かを判定し、前記区分調整部が、前記所定の上限時間より区分対応時間が長い区分を分割することを特徴としている。このように歌詞の各区分に対応する区分対応時間が長いときには、これを短くするように区分を調整することで画像の表示時間を調整できる。
(5)また、本発明の画像表示装置は、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間から基準時間を算出する基準時間算出部を更に備え、前記区分調整部は、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間が前記基準時間に近くなるように各区分の長さを調整することを特徴としている。これにより、画像の表示時間を基準時間に近い長さに調整できる。

(6)また、本発明の画像表示装置は、前記時間判定部が、前記歌詞の各区分のうち連続する区分に対応する区分対応時間同士の間隔が所定時間を超えるか否かを判定し、前記画像表示部は、前記連続する区分に対応する区分対応時間同士の間隔が所定時間を超える場合には、前記間隔に対応する画像を表示することを特徴としている。これにより、段落間の時間間隔が長い場合にも同じ画像表示の時間が極端に長くなったり、短くなったりすることを防止できる。そして、画像表示時間を適切に調整でき聴取者に自然な表示画像を提供できる。
(7)また、本発明の画像表示方法は、楽曲の歌詞に応じて画像を表示する画像表示方法であって、所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定するステップと、前記区分対応時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整するステップと、前記調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、前記調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示するステップとを含むことを特徴としている。
これにより、楽曲歌詞と画像を同期再生する場合に自動で適した表示時間を決定する。その結果、画像表示の切り替えのタイミングが視聴者の心地よさを損なったり、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止できる。
(8)また、本発明の画像表示プログラムは、楽曲の歌詞に応じて画像を表示させる画像表示プログラムであって、所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定する処理と、前記区分対応時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整する処理と、前記調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、前記調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示する処理とをコンピュータに実行させることを特徴としている。
これにより、楽曲歌詞と画像を同期再生する場合に自動で適した表示時間を決定する。その結果、画像表示の切り替えのタイミングが視聴者の心地よさを損なったり、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止できる。
本発明によれば、楽曲歌詞と画像を同期再生する場合に自動で適した表示時間を決定し、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止し、視聴者の心地よさを損なわないように画像表示を切り替えられる。
本発明に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像表示装置の動作を示すフローチャートである。 基準時間の決定の動作を示すフローチャートである。 間奏区間の抽出の動作を示すフローチャートである。 結合処理の動作を示すフローチャートである。 分割処理の動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(画像表示装置の構成)
図1は、画像表示装置100の構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、楽曲の再生とともに、画面に楽曲の歌詞を表示し、これに適合する画像を表示する装置である。画像表示装置100には、たとえばPCや携帯電話機が用いられる。画像表示装置100は、ユーザ入力により指定された楽曲に対し、その歌詞の行毎にWeb上で取得した画像を1枚ずつ対応付けて管理し、スライドショー機能を実現する。そして、楽曲と共にスライドショーを再生し、ユーザUに対して出力することができる。
本発明では、このようなスライドショーにおいて、各画像を表示する時間を適切にするために、画像切り替えタイミングの再構成を行う。単純に歌詞の行単位で画像を切り替えず、その歌詞の行の長さに画像の表示時間が依存し、適切な表示時間とならない事態を防止する。画像の内容を十分に把握できるように表示時間を十分にとり、退屈感を生じさせない程度に表示時間を短くする。すなわち、表示時間の短い行は周辺の行と結合し、結合した区分では1枚の画像を表示し続け、一方表示時間の長い行は分割を行い、1行の中でも複数の画像を表示する。さらに、楽曲の画像表示時間の最頻値を基準に、間奏区間における画像切り替えタイミングも設定する。
以下にそのための構成を説明する。図1に示すように、画像表示装置100は、リクエスト受付部111、基準時間算出部112、時間管理部113、時間判定部114、区分調整部115、画像選定部121、画像管理部122、再生制御部131、再生部132、歌詞表示部133および画像表示部134を備えている。
リクエスト受付部111は、ユーザUによる楽曲や画像のリクエストの入力を受け付ける。基準時間算出部112は、外部の楽曲データベース500および歌詞データベース600と歌詞の各区分に対応する区分対応時間から基準時間を算出する。各区分は、歌詞の各行に対応させることが好ましいが、長短に応じて行の一部や2行にわたる範囲に対応させてもよい。また、区分対応時間は、上記の区分に対応して特定される時間であり、たとえば歌詞表示時間が該当する。なお、基準時間の算出処理については後述する。
時間管理部113は、特定された楽曲の歌詞の各区分に歌詞表示時間や画像表示時間を対応付けて管理する。なお、楽曲データベース500は、楽曲の音源を有しており、歌詞データベース600は、歌詞情報および楽曲と歌詞の同期情報を有している。楽曲と歌詞の同期情報とは、歌詞の各行のフレーズの楽曲中における開始時刻と終了時刻を記した情報である。
時間判定部114は、画像表示時間の上限または下限時間などの所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する歌詞表示時間の長短を判定する。たとえば、時間判定部114は、歌詞の各区分に対応する歌詞表示時間が所定の下限時間より短いか否かを判定する。そして、所定の下限時間より短い場合には歌詞表示時間を長くする。
時間判定部114は、歌詞の各区分に対応する歌詞表示時間が所定の上限時間より長いか否かを判定する。また、歌詞の各区分のうち連続する区分に対応する歌詞表示時間同士の間隔が所定時間を超えるか否かを判定する。連続する区分に対応する歌詞表示時間同士の間隔が所定時間を超えるときには段落間が長いと判断し、間奏時間として管理する。これにより、段落間の時間間隔が長い場合にも同じ画像表示の時間が極端に長くなったり、短くなったりすることを防止できる。そして、画像表示時間を適切に調整でき聴取者に自然な表示画像を提供できる。
区分調整部115は、歌詞表示時間の長短の判定に応じて、判定がなされた歌詞の区分の長さを調整する。これにより、視聴者の心地良さを損なわないタイミングで画像表示を切り替える。そして、画像表示が極端に短くなったり極端に長くなったりすることを防止できる。なお、歌詞の管理区分はそのままで、歌詞表示時間の長短の判定に応じて、画像表示時間の長さを調整することもできる。
また、区分調整部115は、所定の下限時間より区分対応時間が短い区分を、その前後いずれかの区分と結合する。また、区分調整部115は、所定の上限時間より歌詞表示時間が長い区分は分割する。歌詞表示時間が長い場合に、管理される歌詞の区分を分割し、画像の表示時間を調整できる。そして、最終的には歌詞の各区分に対応する画像表示時間が基準時間に近くなるように各管理区分の長さを調整することが好ましい。
画像選定部121は、外部の画像共有サイト400を参照し、楽曲の印象に適合する画像を、楽曲の歌詞の各管理区分に対して選定する。なお、画像共有サイト400は、実際にはサーバまたはプログラムが機能しているものを模式的に示したものである。画像選定処理の詳細については、後述する。
画像管理部122は、楽曲の各管理区分と選定された画像とを対応付けて管理する。再生制御部131は、歌詞データベース600と通信し、楽曲の再生とそれに同期させた歌詞表示および画像表示を制御する。
再生部132は、スピーカやヘッドホン等の出力装置を介して、ユーザUに対して楽曲の音声を再生する。歌詞表示部133は、楽曲の再生に合せて画面上に歌詞を表示する。画像表示部134は、楽曲の再生に合せて、算出された画像表示時間に選定された画像を表示する。その際には、調整後の歌詞の区分に対応する歌詞表示時間にわたり、調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示する。また、連続する区分に対応する歌詞表示時間同士の間隔が所定時間を超える場合には、間隔に対応する画像を表示する。
(画像表示装置の動作)
次に、上記のように構成される画像表示装置100の動作を説明する。図2は、画像表示装置100の動作を示すフローチャートである。まず、楽曲に適した画像を選定する(ステップS1)。画像の選定は、Web上で画像検索し、画像のタグと楽曲のキーワードとの関連性の高い画像を選ぶことで行うのが好ましい。あらかじめ、ユーザUが歌詞の各区分に対応する画像を指定してもよい。
次に、区分対応時間の長さの基準となる基準時間を決定する(ステップS2)。そして、長い楽曲の歌詞の区分間を間奏区間として抽出する(ステップS3)。また、短い歌詞の区分に対しては前後の区分と結合する処理を行う(ステップS4)。一方、長い歌詞の区分に対しては分割処理を行う(ステップS5)。このような処理により調整された区分に応じて画像を表示しつつ楽曲を再生して(ステップS6)、処理を終了する。
楽曲再生の際には、楽曲と歌詞の同期情報をもとに、検索した画像群と楽曲を同期再生
することにより、ユーザに出力する。画像の切り替えは歌詞の区分単位で行い、画像の
切り替わる区分にはフェード処理を施し、滑らかにつなげる。なお、フェード処理以外
にも、エフェクト処理を適用することができる。上記の画像表示時間の調整に関する各
処理の詳細を以下に説明する。
(基準時間の決定)
基準時間の決定の動作を説明する。図3は、基準時間の決定の動作を示すフローチャートである。まず、各区分対応時間について特定の時間を有する区分数(行数)を算出する(ステップT1)。次に、その区分数が最大値より大きいかを判定する(ステップT2)。最大値以下である場合には、ステップT5に進む。最大値より大きい場合にはその区分数を最大値に設定する(ステップT3)。そして、その区分の区分対応時間を基準時間に設定する(ステップT4)。
次に、全区分の区分対応時間にわたり算出が終了したか否かを判定する(ステップT5)。全区分の区分対応時間にわたり算出が終了していない場合には、ステップT1に戻る。全区分の区分対応時間にわたり算出が終了した場合には、基準時間が下限値以下か否かを判定する(ステップT6)。基準時間が下限値以下である場合には、基準時間の増加処理を行い(ステップT7)、基準時間が下限値より大きくなるまで処理を繰り返す。
基準時間が下限値より大きい場合には、基準値が上限値以上か否かを判定する(ステップT8)。基準時間が上限値以上である場合には、基準時間の減少処理を行い(ステップT9)、基準時間が上限値より小さくなるまで処理を繰り返す。基準値が上限値より小さい場合には処理を終了する。
(間奏区間の抽出)
次に、間奏区間の抽出の動作を説明する。図4は、間奏区間の抽出の動作を示すフローチャートである。まず、各区分について、区分の終了時刻と次区分の開始時刻までの間隔を算出する(ステップP1)。次に、上記の間隔が所定時間以上か否かを判定する(ステップP2)。上記の間隔が所定時間未満である場合には、ステップP4に進む。上記の間隔が所定時間以上である場合には、その間隔を間奏時間として設定する(ステップP3)。次に、全区分にわたり処理を終了したか否かを判定する(ステップP4)。全区分にわたり処理を終了していない場合にはステップP1に戻る。全区分にわたり処理を終了した場合には、間奏区間の抽出を終了する。
(結合処理)
次に、結合処理の動作を説明する。図5は、結合処理の動作を示すフローチャートである。まず、特定の区分の区分対応時間を抽出する(ステップQ1)。次に、抽出された特定の区分の区分対応時間が下限値以下か否かを判定する(ステップQ2)。抽出された特定の区分の区分対応時間が下限値より大きい場合には、ステップQ9に進む。
抽出された特定の区分の区分対応時間が下限値以下である場合には、次区分が同じ段落に属するか否かを判定する(ステップQ3)。次区分が同じ段落に属する場合には、その特定区分と次区分とを管理区分として結合し(ステップQ4)、その次区分の管理データを削除して(ステップQ5)、ステップQ9に進む。次区分が異なる段落に属する場合には、前区分が同じ段落に属するか否かを判定する(ステップQ6)。
前区分が同じ段落に属しない場合には、ステップQ9に進む。前区分が同じ段落に属する場合には、その特定の区分と前区分とを管理区分として結合し(ステップQ7)、その特定区分の管理データを削除して(ステップQ8)、ステップQ9に進む。
最後に、全区分にわたり処理が終了したか否かを判定する(ステップQ9)。全区分にわたり処理が終了していない場合にはステップQ1に戻る。全区分にわたり処理が終了した場合には、結合処理を終了する。なお、上記の説明では、全区分にわたり処理を行う際の1回の処理において対象となる区分を特定の区分と呼んでいる。
(分割処理)
次に、分割処理の動作を説明する。図6は、分割処理の動作を示すフローチャートである。まず、特定の区分の区分対応時間を抽出する(ステップR1)。次に、抽出された特定の区分の区分対応時間が上限値以上か否かを判定する(ステップR2)。抽出された特定の区分の区分対応時間が上限値より小さい場合には、ステップR5に進む。抽出された特定の区分の区分対応時間が上限値以上である場合には、分割した時間が最も基準時間に近くなる分割数を算出する(ステップR3)。そして、その分割数で特定の区分を分割する(ステップR4)。
次に、全区分にわたり処理が終了したか否かを判定する(ステップR5)。全区分にわたり処理が終了していない場合にはステップR1に戻る。全区分にわたり処理が終了した場合には、結合処理を終了する。なお、上記の説明では、全区分にわたり処理を行う際の1回の処理において対象となる区分を特定の区分と呼んでいる。また、上記の各処理は、画像表示装置100内のコンピュータにプログラムを実行させることで動作する。
次に、画像表示時間を調整する処理の実施例として、仮想的な具体例を説明する。表示時間が短い、または、長いと判定するための閾値は、それぞれ4[sec]、12[sec]である。閾値は、経験的に設定できる。
(基準時間の算出)
まず、楽曲の歌詞の各区分における表示時間を算出し、すべての表示時間にわたり表示時間ごとの区分数をカウントする。その際に、各表示時間の区分数がそれまでにカウントされた最多区分数より大きいときには、その区分数を最多区分数に設定し、その表示時間を基準時間Iに設定する。このようにして最頻値を基準時間Iとして設定する。
そして、基準時間Iが4[sec]以下であるときには、Iを2倍に増加させ、基準時間Iが4[sec]より大きくなるまで繰り返す。また、基準時間Iが8[sec]以上であるときには、Iを1/2に減少させ、基準時間Iが8[sec]より小さくなるまで繰り返す。このようにして、適当な値となるように調整しつつ、基準時間Iを算出する。
(間奏区間の抽出)
次に、段落の切り替わる箇所において、段落の間における演奏時間が4[sec]以上ならば、その区間を間奏として抽出する。その際には、段落間ではなく、各区分間の演奏時間が4[sec]以上か否かを判定することとしてもよい。
(結合処理)
各区分について歌詞表示時間が4[sec]以下か否かを判定する。4[sec]以下の区分については、次の区分が同段落に属している場合には、次の区分と結合した区分を管理する。同段落に次の区分がなければ、前の区分と結合する。なお、前の区分までが同段落にない場合については、結合しないこととしてもよい。このように、結合は同段落に属する区分同士でのみ行うのが好ましい。たとえば行が結合されて管理される場合、結合後の2行の区分に対して画像が1枚検索される。
(分割処理)
次に、表示時間が12[sec]以上の区分を分割する。ただし、分割後の表示時間が基準時間Iに最も近くなるように分割数を調整するのが好ましい。たとえば以下の処理が考えられる。
まず、各区分の表示時間が12[sec]以上か否かを判定する。12[sec]以上である場合には、最小値を基準時間Iとその区分の表示時間の1/2との差(≧0)として算出する。そして、n=3に設定して、基準時間Iとその区分の表示時間の1/nとの差(≧0)を算出し、最小値より大きいか否かを判定する。
最小値以下である場合には、基準時間Iとその区分の表示時間の1/nとの差を最小値に設定し直してnを1増加させて、基準時間Iとその区分の表示時間の1/nとの差(≧0)が最小値より大きくなるまで同様の処理を繰り返す。基準時間Iとその区分の表示時間の1/nとの差(≧0)が最小値より大きいときには、その区分をn−1分割する。
このように、区分がn−1分割された場合には、分割前の区分に対して検索された候補画像から適合度の高い上位n−1枚を選択し表示する。また、間奏区間に対しても同様に分割し、画像検索クエリには全体印象語を用いる。
100 画像表示装置
111 リクエスト受付部
112 基準時間算出部
113 時間管理部
114 時間判定部
115 区分調整部
121 画像選定部
122 画像管理部
131 再生制御部
132 再生部
133 歌詞表示部
134 画像表示部
400 画像共有サイト
500 楽曲データベース
600 歌詞データベース
U ユーザ

Claims (8)

  1. 楽曲の歌詞に応じて画像を表示する画像表示装置であって、
    所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定する時間判定部と、
    前記区分対応時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整する区分調整部と、
    前記調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、前記調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示する画像表示部と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記時間判定部は、前記区分対応時間として歌詞の各区分を表示する歌詞表示時間の長短を判定し、
    前記区分調整部は、前記歌詞表示時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記時間判定部は、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間が所定の下限時間より短いか否かを判定し、
    前記区分調整部は、前記所定の下限時間より区分対応時間が短い区分を、その前後いずれかの区分と結合することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記時間判定部は、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間が所定の上限時間より長いか否かを判定し、
    前記区分調整部は、前記所定の上限時間より区分対応時間が長い区分を分割することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像表示装置。
  5. 前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間から基準時間を算出する基準時間算出部を更に備え、
    前記区分調整部は、前記歌詞の各区分に対応する区分対応時間が前記基準時間に近くなるように各区分の長さを調整することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 前記時間判定部は、前記歌詞の各区分のうち連続する区分に対応する区分対応時間同士の間隔が所定時間を超えるか否かを判定し、
    前記画像表示部は、前記連続する区分に対応する区分対応時間同士の間隔が所定時間を超える場合には、前記間隔に対応する画像を表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 楽曲の歌詞に応じて画像を表示する画像表示方法であって、
    所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定するステップと、
    前記区分対応時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整するステップと、
    前記調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、前記調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示するステップとを含むことを特徴とする画像表示方法。
  8. 楽曲の歌詞に応じて画像を表示させる画像表示プログラムであって、
    所定時間に対して、歌詞の各区分に対応する区分対応時間の長短を判定する処理と、
    前記区分対応時間の長短の判定に応じて、前記判定がなされた歌詞の区分の長さを調整する処理と、
    前記調整後の歌詞の区分に対応する区分対応時間にわたり、前記調整後の歌詞の区分に対応する画像を表示する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
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