JP2011166026A - 半導体装置 - Google Patents

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    • H01L2224/32145Disposition the layer connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked

Abstract

【課題】 同一構成の複数の半導体チップを所定角度回転させて積層する半導体装置において、使用されないバンプ及びそれに接続される貫通電極の数を削減する。
【解決手段】 半導体装置は、表面及び裏面を有する本体と、本体を表面から裏面まで貫通する第1の貫通電極と、第1の貫通電極の一端に形成された第1のバンプと、第1の貫通電極の他端が露出する本体の表面又は裏面であって、第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成された第2のバンプと、第1の貫通電極と第2のバンプとを電気的に接続する導電部とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、同一構成の複数の半導体チップが積層されている半導体装置に関する。
従来の半導体装置として、同一構成の半導体チップを所定角度ずつ回転させて積層するものがある(例えば、特許文献1,2又は3参照)。
特開2004−349694号公報 特開2004−356284号公報 特開2009−194363号公報
特許文献1に記載された半導体装置では、積層された4個のチップの各々が、4つの辺に沿って形成された4セットのボンド・パッドを有している。しかしながら、これら4セットのボンド・パッドのうち、実際に使用されるの1セットのみである。つまり、特許文献1に記載の半導体装置は、使用されない無駄なボンド・パッドが多数存在している。
特許文献2に記載された半導体装置は、複数の端子の全てが回転対称となるように配置されている。このため、共通接続端子群に属する端子であって、等価な端子が存在しない端子については、1つの端子のために積層される数と同数の端子を用意しなければならない。
特許文献3は、同一構成の複数の部分回路が規則的に配列された半導体集積回路を複数積層した半導体装置を提供しようとするものであって、特許文献1や特許文献2も半導体装置が有する問題点及びその解決方法について、全く開示も示唆もしていない。
本発明は、使用されないバンプ(ボンド・パッド又は端子)及びそれに接続される貫通電極の数を削減することができる半導体装置を提供しようとするものである。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置は、表面及び裏面を有する本体と、前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通する第1の貫通電極と、前記第1の貫通電極の一端に形成された第1のバンプと、前記第1の貫通電極の他端が露出する前記表面又は前記裏面であって、前記第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成された第2のバンプと、前記第1の貫通電極と前記第2のバンプとを電気的に接続する導電部と、を備えている。
また、本発明の他の実施の形態に係る半導体装置は、同一構成の複数の半導体チップを有し、前記複数の半導体チップの各々は、表面及び裏面を有する本体と、前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通する第1の貫通電極と、前記第1の貫通電極の一端に形成された第1のバンプと、前記第1の貫通電極の他端が露出する前記表面又は前記裏面であって、前記第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成された第2のバンプと、前記第1の貫通電極と前記第2のバンプとを電気的に接続する導電部と、を備え、前記複数の半導体チップは、前記対称軸が互いに一致しかつ前記所定角度ずつ回転した状態で積層され、互いに隣接する2つの半導体チップの一方の前記第1のバンプが他方の前記第2のバンプに接続されている。
本発明の半導体装置では、第1のバンプは第1の貫通電極の一端に形成されるが、第2のバンプは、前記第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成される。そして、第2のバンプと第1の貫通電極の他端との間は導電部によって接続される。この構成により、複数の半導体チップを、それらの対称軸を互いに一致させかつ所定角度ずつ回転させて積層した場合に、隣接する2つの半導体チップの一方の第1のバンプと他方の第2のバンプとが正対する。これら正対する第1のバンプと第2のバンプとを接続することにより、本発明の半導体装置では、各半導体チップに積層数に等しい数の第1の貫通電極を形成することなく、一つの信号を全ての半導体チップに共通に供給することができる。こうして、本発明によれば、使用されないバンプ及び貫通電極の数を減らすことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の表面側バンプの配置を示す平面図である。 図1の半導体装置の裏面側バンプの配置を示す平面透視図である。 図1又は図2のX−X’線断面図である。 積層されるDRAMチップの1段目の表面側バンプの配置を示す平面図である。 積層されるDRAMチップの2段目の表面側バンプの配置を示す平面図である。 積層されるDRAMチップの3段目の表面側バンプの配置を示す平面図である。 積層されるDRAMチップの4段目の表面側バンプの配置を示す平面図である。 DRAMチップ積層体パッケージの断面構造を示す断面図である。 メモリコントローラーとDRAM積層体の各DRAMチップとの間の信号接続を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の表面側バンプの配置を示す平面図である。 図10の半導体装置の裏面側バンプの配置を示す平面透視図である。 導電部の他の例を示す図である。 導電部のさらに別の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の半導体装置は、半導体チップ単体、半導体チップが積層された積層体、半導体チップ又はその積層体を含む情報処理装置、あるいはその一部であり得る。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置として、DRAM(Dynamic Random Access Memory)チップを例示する。しかしながら、本発明はこれに限らず、他の半導体チップにも適用可能である。また、DRAMチップの内部構成については本発明に直接関係しないので、以下では、その説明を省略する。
図1に、本実施の形態に係るDRAMチップ10の表面に形成されるバンプ11の配置例を、図2に、その裏面に形成されるバンプ21の配置例をそれぞれ示す。なお、表面側のバンプ11と裏面側のバンプ21の位置関係の理解を容易にするため、図2は表面側から見た図(透視図)となっている。したがって、例えば、図1の左上の角は、図2の左上の角に対応する。
図1及び図2に示すように、DRAMチップ10の形状(本体の形状)は、板状で、互いに平行な表面及び裏面を有する。また、その平面形状は正方形である。DRAMチップ10の平面形状は正方形に限られないが、複数のDRAMチップを積層することを考慮して、回転対称性を持つ形状であることが望ましい。
図1及び図2において、黒丸及び(円弧状)黒帯がそれぞれバンプ11,21を表している。図1に示される表面側のバンプ11と図2に示される裏面側のバンプ21とは、一対一に対応しており、それらの間は、図3に示すように、貫通電極(TSV:through silicon via)31よって互いに接続されている。換言すると、各バンプ11,12は、DRAMチップ10を、その表面側から裏面側に貫通する貫通電極31の端部に接続されるように形成されている。なお、以下の説明から容易に理解されるように、表面側のバンプ配列と裏面側のバンプ配列とは相互に交換可能である。
DRAMチップ10の表面又は裏面に形成された複数のバンプ11,21は、3つのグループに分類することができる。
第1のグループに属するバンプは、単一のメモリコントローラによって複数のDRAMチップが制御される場合に、複数のDRAMチップ間で共通の信号に用いられるバンプであって、相互に交換可能な信号(等価な信号)が存在しない信号に用いられるバンプである。このようなバンプとして、例えば、RAS(row address strobe),CAS(column address strobe)等のコマンド信号(COM)や、A10等の(特定機能が割り当てられた)アドレス信号(ADD)に用いられるバンプがある。
第2のグループに属するバンプは、第1のグループと同様に単一のメモリコントローラによって複数のDRAMチップが制御される場合に、全てのDRAMチップ間で共通の信号に用いられるバンプであるが、相互に交換可能な信号が存在する信号用のバンプである。このバンプとして、例えば、データ信号(DQ)用のバンプ、データストローブ信号(DQS)用のバンプがある。
第3のグループに属するバンプは、単一のメモリコントローラによって複数のDRAMチップが制御される場合に、各DRAMチップに固有の信号に用いられるバンプである。このようなバンプとして、例えば、チップセレクト信号(CS)用のバンプと、それに関連付けられた未接続(NC)のバンプとがある。なお、ここでの用語「未接続」は、DRAMチップ10の内部回路との接続が無いという意味である。換言すると、他の信号用のバンプは、DRAMチップ10の内部回路との接続を有している。
第1のグループに属するバンプ(ADD,COM)は、表面側と裏面側とでその形状が異なっている。図2に示す裏面側のバンプ(第1のバンプ)は、他のグループのバンプと同様に、貫通電極(第1の貫通電極)の一端を覆うように形成されている。一方、図1に示す表面側のバンプ(第2のバンプ)は、他のグループのバンプとは異なり、円弧状(帯状)に形成されている。具体的には、表面側のバンプは、予め設定された回転対称軸を中心とする円の一部であって、そのバンプと回転対称軸とにより描かれる扇形の中心角が所定の角度となるように形成されている。
別の見方をすると、第1のグループに属するバンプは、表面側と裏面側とでその形成位置が異なっているともいえる。つまり、表面側のバンプは、接続されるべき貫通電極の端部に対し、回転対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成されているとみなせる。そして、この表面側バンプと貫通電極との端部とが導電部によって電気的に接続されている。本実施例では、この導電部が、パンプと同一材料、同一工程により表面側のバンプと一体に形成されている。
なお、回転対称軸は、DRAMチップ10の表面及び裏面に対して垂直であれば、任意に設定することができるが、複数のDRAMチップを積層することを考慮して、表面及び裏面の中心を通る軸(中心軸)とすることが望ましい。また、所定の角度は、第2及び第3のグループに属するバンプがN回回転対称(N:2以上の整数)に配置されるとき、360度/Nである。図1及び2では、N=4なので、中心角は90度である。
第1のグループに属するバンプは、第2のグループや第3のグループに属するバンプに比べ、回転対称軸に近い位置に形成される。これは、表面側のバンプの長さ(弧若しくは導電部の長さ)を短くすることができるからである。
第2のグループに属するバンプ(図1では、DQ及びDQS)は、表面側及び裏面側(第3のバンプ及び第4のバンプ)ともに、対応する貫通電極(第2の貫通電極)の端部を覆うように形成される。第2のグループに属するバンプは、複数の組に分割され、これらの組が回転対称となるように配置される。分割数(組数)は、N以下であればよい。図1は、N=4の場合に、16個のDQ用バンプが4個ずつ4組に分割され、4個のDQS用バンプが1個ずつ4組に分割されている例を示している。
第3のグループに属するバンプ(図1では、CS及びNC1〜3)は、第2のグループのバンプと同様である。ただし、第3のグループに属するバンプは、一つの信号用バンプ(CS)に対してN−1個(ここでは3個)の未接続バンプ(NC1〜NC3)が関連付けされており、これら関連付けされたバンプが、回転対称となるように配置される。
以上の構成により、複数のDRAMチップ10を、各DRAMチップの回転対称軸を互いに一致させた状態で、所定の角度ずつ回転させて積層すると、第1及び第2のグループについては、同一(若しくは等価)の信号用バンプ同士を正対させることができる。また、第3のグループについては、各信号用バンプを未接続のバンプに正対させることができ、かつ他の信号用バンプから独立した状態とすることができる。
上記説明より容易に理解されるとおり、本実施の形態に係る半導体装置は、同一構成の複数の半導体チップ(10)を有し、複数の半導体チップの各々は、表面及び裏面を有する本体と、本体を表面から裏面まで貫通する第1の貫通電極(31)と、第1の貫通電極の一端に形成された第1のバンプ(21,ADD,COM)と、第1の貫通電極の他端が露出する本体の表面又は裏面であって、第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成された第2のバンプ(11,ADD,COM)と、第1の貫通電極と第2のバンプとを電気的に接続する導電部と、を備えている。そして、複数の半導体チップは、対称軸が互いに一致しかつ所定角度ずつ回転した状態で積層され、互いに隣接する2つの半導体チップの一方の第1のバンプが他方の半導体チップの第2のバンプに接続されている。
また、本実施の形態に係る半導体装置では、複数の半導体チップの各々は、対称軸に関して所定角度の回転対称性を持つように配置され、本体を表面から裏面まで貫通する複数の第2の貫通電極(31)と、複数の第2の貫通電極の一端にそれぞれ形成された複数の第3のバンプ(21,DQ,DQS)と、複数の第2の貫通電極の他端にぞれぞれ形成された複数の第4のバンプ(11,DQ,DQS)と、をさらに備える。そして、互いに隣接する2つの半導体チップの一方の複数の第3のバンプが他方の半導体チップの複数の第4のバンプにそれぞれ接続されている。
さらに本実施の形態に係る半導体装置では、第1のバンプ及び第2のバンプが、第3のバンプ及び第4のバンプよりも、対称軸寄りに配置されている。また、接続部は、第2のバンプと一体に形成されている。
次に、図4乃至図7を参照して、4個のDRAMチップを積層する方法について説明する。
図4乃至図7は、4個のDRAMチップを積層する場合の各DRAMチップの表面のバンプ配置例を示すずである。図4乃至図7は、それぞれ1段目乃至4段目のDRAMチップに対応している。DQ用及びDQS用バンプについては、各組をA〜Dで表している。
まず、図4に示す1段目のDRAMチップを、図示しない基板上に搭載する。基板には、DRAMチップの裏面側のバンプ配置と同様に配置された複数のパッドが形成されている。これらのパッドに、1段目のDRAMチップの裏面側のバンプを加熱等により接合し、1段目のDRAMチップを基板上に搭載する。
次に、基板に搭載された1段目のDRAMチップを基準として、2段目のDRAMチップを反時計周りに90度回転させる(即ち図5に示す状態とする)。この状態で、2段目のDRAMチップを1段目のDRAMチップ上に搭載し、2段目のDRAMチップの裏面側のバンプを1段目のDRAMチップの表面側のバンプに接合する。
次に、1段目のDRAMチップを基準として、3段目のDRAMチップを180度回転させる(即ち図6に示す状態とする)。この状態で、3段目のDRAMチップを2段目のDRAMチップ上に搭載し、3段目のDRAMチップの裏面側のバンプを2段目のDRAMチップの表面側のバンプに接合する。
次に、1段目のDRAMチップを基準として、4段目のDRAMチップを反時計回りに270度回転させる(即ち図7に示す状態とする)。この状態で、4段目のDRAMチップを3段目のDRAMチップ上に搭載し、4段目のDRAMチップの裏面側のバンプを3段目のDRAMチップの表面側のバンプに接合する。
以上のようにして4個のDRAMチップを積層することで、隣接する下層のDRAMチップに対して所定角度(ここでは、90度)ずつ回転した状態で複数のDRAMチップが積層された積層体が形成される。形成されたDRAMチップ積層体は、その後封止材により封止されパッケージ化される。
図8に積層体パッケージの断面図を示す。4個のDRAMチップが積層されたDRAMチップ積層体81は、前述のとおり基板82の上面に搭載され、封止材83により封止される。基板82の下面には、基板82の上面に形成されたパッドにそれぞれ対応する半田ボール84が形成されている。
積層体パッケージは、図示しないモジュール基板等に搭載される。そして、モジュール基板等は、メモリーコントローラーが搭載されたマザーボード等に搭載される。これにより、DRAM積層体81とメモリコントローラーとが電気的に接続される。
メモリコントローラーとDRAM積層体81を構成するDRAMチップの各々との間の信号接続関係を図9に示す。
チップセレクト信号CS0〜CS3は、メモリーコントローラから4個のDRAMチップの各々に独立に供給される。チップセレクト信号CS0は、一段目のDRAMチップのCS用バンプに供給される。チップセレクト信号CS1は、1段目のDRAMチップの未接続バンプNC1を介して、2段目のCS用バンプに供給される。チップセレクト信号CS2は、1段目のDRAMチップの未接続バンプNC2及び2段目のDRAMチップの未接続バンプNC1を介して、3段目のCS用バンプに供給される。チップセレクト信号CS3は、1段目のDRAMチップの未接続バンプNC3、2段目のDRAMチップの未接続バンプNC2及び3段目のDRAMチップの未接続バンプNC1を介して、4段目のCS用バンプに供給される。
アドレス信号及びコマンド信号(ADD,COM)は、それぞれ、4個のDRAMチップに共通に供給される。図9では、アドレス又はコマンド信号のうちの一つ(ADD/COM)しか示されていないが、全ての信号が個別に4個のDRAMチップに共通に供給される。
DQ用及びDQS用信号もまた、各々、4個のDRAMチップに共通に供給される。ただし、これらの信号には、相互に等価な信号が存在する。相互に等価な信号同士は区別する必要がないので、これらの信号は、DRAMチップ毎に異なる組のバンプに供給されてもよい。そこで、本実施の形態では、DQ及びDQS用バンプが、図4乃至図7に示すようにA〜Dの4組に分割されているとして、例えば、DQ用及びDQS用信号の一つであるDQ/DQS(0)を、1段目のDRAMチップのA組に属するバンプDQ/DQS(A)に、2段目のDRAMチップのD組に属するバンプDQ/DQS(D)に、3段目のDRAMチップのC組に属するバンプDQ/DQS(C)に、及び4段目のDRAMチップのB組に属するバンプDQ/DQS(B)に供給する。
以上のようにして、本実施の形態に係る半導体装置では、複数のDRAMチップを積層し、相互に電気的に接続することができる。この半導体装置は、信号経路が短く単純なので信号劣化が少ない。しかも、一部のバンプの形状を円弧状にすることにより、無駄なバンプ、貫通電極及び内部配線を削減することができるとともに、配線設計の自由度が向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置について説明する。上述した第1の実施の形態では、(16ビットのデータ信号に対応する)×16DQ品と呼ばれるDRAMチップを4個積層して、同じく×16DQ品と呼ばれる積層体を作製する例について説明した。これに対し、本実施の形態では、(4ビットのデータ信号に対応する)×4DQ品と呼ばれるDRAMチップを4個積層して、×16DQ品と呼ばれる積層体を構成する例について説明する。
図10に、本実施の形態に係るDRAMチップの表面側バンプの配置例を、図11にその裏面側バンプの配置例を示す。図2と同様に、図11は、裏面側のパンプ配置を表面側からみた図(透視図)である。また、表面側のバンプと裏面側のバンプとは1対1で対応しており、これらの間は、貫通電極によって互いに接続されているものとする。
本実施の形態に係るDRAMチップ積層体は、メモリコントローラー側から、1個の半導体チップのように見えなければならない。つまり、一つのチップセレクト(CS)信号により、全てのDRAMチップが同時に選択されるようにしなければならない。そこで、本実施の形態では、CS信号用のバンプを、アドレス信号(ADD)やコマンド信号(COM)と同様、第1のグループに属するバンプとして扱う。具体的には、図10に示すように、表面側のバンプ形状を円弧状とする。その代わり、CS用バンプに関連付けられた未接続バンプ(NC)及び貫通電極は不要である。
また、メモリコントローラー側から、DRAMチップ積層体が16個のDQ用端子を持つ半導体チップに見えるように、4個のDQバンプに関連付けられた12個の未接続バンプ(NC)を用意する。同様に、1個のDQSバンプに関連付けられた3個の未接続バンプ(NC)を用意する。これらDQ用バンプ及びDQS用バンプに関連付けされた15個(3組)の未接続バンプNCは、DQ用バンプ及びDQS用バンプに対し、回転対称軸に関して回転対称性を持つ位置となるように配置される。
本実施の形態においても、4個のDRAMチップが、回転対称軸を互いに一致させた状態で所定角度ずつ回転させて積層され、積層体を構成する。隣接するDRAMチップ間において、同一信号用のバンプ同士が互いに正対するので、加熱処理等により容易に接続することができる。
本実施の形態の半導体装置においても、信号経路が短く単純なので信号劣化が少ない。また、この半導体装置においても、積層されたDRAMチップの全てに共通供給される信号であって、等価な信号が存在しない信号に対応するパッドの形状を円弧状としたことにより、無駄なバンプ、貫通電極及び内部配線を削減することができるとともに、配線設計の自由度が向上させることができる。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形、変更等が可能である。例えば、上記実施の形態では、4つのDRAMチップを積層する例について説明したが、本発明は、2以上の半導体チップを積層するものであれば適用可能である。また、上記実施の形態では、所定角度を90度としたが、N回回転対称となるようにバンプを配置する場合は、所定角度を360度/Nとすればよく、Nは任意の2以上の整数とすることができる。また、上記実施の形態では、導電部の形状を円弧状としたが、図12に示すように、直線状としてもよいし、他の任意の形状とすることもできる。あるいは、図13に示すように、表面側パッド及び裏面側パッドにそれぞれ対応する貫通電極(補助貫通電極)を形成して、それらの貫通電極の間をチップ内配線(内部配線)により接続するようにしてもよい。つまり、接続部は、第2のバンプに対応する位置で、本体を表面から裏面まで貫通し、第2のバンプに接続される補助貫通電極と、本体内に形成され、第1の貫通電極と補助貫通電極とを電気的に接続する内部配線と、を有するものであってもよい。
10 DRAMチップ
11 バンプ
21 バンプ
31 貫通電極
81 DRAM積層体
82 基板
83 封止材
84 半田ボール
60 DRAMチップ
131 内部配線

Claims (10)

  1. 表面及び裏面を有する本体と、
    前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通する第1の貫通電極と、
    前記第1の貫通電極の一端に形成された第1のバンプと、
    前記第1の貫通電極の他端が露出する前記表面又は前記裏面であって、前記第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成された第2のバンプと、
    前記第1の貫通電極と前記第2のバンプとを電気的に接続する導電部と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記対称軸に関して前記所定角度の回転対称性を持つように配置され、前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通する複数の第2の貫通電極と、
    前記複数の第2の貫通電極の一端にそれぞれ形成された複数の第3のバンプと、
    前記複数の第2の貫通電極の他端にぞれぞれ形成された複数の第4のバンプと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1のバンプ及び第2のバンプが、前記第3のバンプ及び第4のバンプよりも、前記対称軸寄りに配置されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記接続部は、前記第2のバンプと一体に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の半導体装置。
  5. 前記接続部は、前記第2のバンプに対応する位置で、前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通し、前記第2のバンプに接続される補助貫通電極と、前記本体内に形成され、前記第1の貫通電極と前記補助貫通電極とを電気的に接続する内部配線と、を有していることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の半導体装置。
  6. 同一構成の複数の半導体チップを有し、
    前記複数の半導体チップの各々は、
    表面及び裏面を有する本体と、
    前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通する第1の貫通電極と、
    前記第1の貫通電極の一端に形成された第1のバンプと、
    前記第1の貫通電極の他端が露出する前記表面又は前記裏面であって、前記第1の貫通電極の他端に対し、予め設定された対称軸に関して所定角度だけ回転移動した位置に形成された第2のバンプと、
    前記第1の貫通電極と前記第2のバンプとを電気的に接続する導電部と、を備え、
    前記複数の半導体チップは、前記対称軸が互いに一致しかつ前記所定角度ずつ回転した状態で積層され、
    互いに隣接する2つの半導体チップの一方の前記第1のバンプが他方の前記第2のバンプに接続されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記複数の半導体チップの各々は、
    前記対称軸に関して前記所定角度の回転対称性を持つように配置され、前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通する複数の第2の貫通電極と、
    前記複数の第2の貫通電極の一端にそれぞれ形成された複数の第3のバンプと、
    前記複数の第2の貫通電極の他端にぞれぞれ形成された複数の第4のバンプと、をさらに備え、
    互いに隣接する2つの半導体チップの一方の前記複数の第3のバンプが他方の前記複数の第4のバンプにそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1のバンプ及び第2のバンプが、前記第3のバンプ及び第4のバンプよりも、前記対称軸寄りに配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置。
  9. 前記接続部は、前記第2のバンプと一体に形成されていることを特徴とする請求項6,7又は8に記載の半導体装置。
  10. 前記接続部は、前記第2のバンプに対応する位置で、前記本体を前記表面から前記裏面まで貫通し、前記第2のバンプに接続される補助貫通電極と、前記本体内に形成され、前記第1の貫通電極と前記補助貫通電極とを電気的に接続する内部配線と、を有していることを特徴とする請求項7,8又は9に記載の半導体装置。
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