JP2011164962A - データ複製装置およびデータ複製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させる。
【解決手段】データ複製装置は、複製対象であるデータを格納するための第1の記憶部と、データを第1の記憶部とは異なる第2の記憶部へ複製する際にデータ複製装置の外部から時刻を取得し、取得した時刻を、複製を行った複製時時刻として設定するデータ複製部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、データを複製する技術に関する。
コンピュータに内蔵されている記憶装置には、利用者が作成した文書データ等、種々のデータが保存されている。例えば、記憶装置の故障によるデータの消失や、データの破損等によって、保存されているデータに問題が発生した場合であってもデータを復旧可能にするために、データのバックアップを行う技術が知られている。データの復旧時には、データのバックアップを行った時刻(すなわち、バックアップデータの作成時刻)が参照されるため、バックアップデータの作成時刻は正確であることが好ましい。正確な時刻を提供する技術として、ネットワークに接続される装置が持つ時計を正しい時刻へ同期させるためのNTPプロトコル(Network Time Protocol)が知られている(例えば、特許文献1)。しかし、従来は、バックアップデータの作成時刻の信頼性に関しては十分な工夫がされていないのが実情であった。
また、バックアップを目的としない単なるデータの複製の場合であっても、複製されたデータの作製時刻は正確であることが好ましい。
特開2004−152120号公報 特開2003−29868号公報
本発明は、データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
データ複製装置であって、
複製対象であるデータを格納するための第1の記憶部と、
前記データを前記第1の記憶部とは異なる第2の記憶部へ複製する際に前記データ複製装置の外部から時刻を取得し、前記取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定するデータ複製部と、
を備える、データ複製装置。
この構成によれば、データ複製部は、データの複製を行った複製時時刻としてデータ複製装置の外部から取得した時刻を設定するため、データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させることができる。
[適用例2]
適用例1記載のデータ複製装置であって、さらに、
基準となる時刻を提供する外部装置にネットワークを介してアクセスし、アクセスした時点での時刻を示す現在時刻を取得する現在時刻取得部を備え、
前記データ複製部は、
前記データを前記第1の記憶部とは異なる第2の記憶部へ複製する際に前記現在時刻取得部に前記現在時刻を取得させ、前記現在時刻の取得に成功した場合は、前記現在時刻取得部から取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定する、
データ複製装置。
この構成によれば、データ複製部は、データの複製を行った複製時時刻として、基準となる時刻を提供する外部装置から取得した現在時刻を設定するため、データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させることができる。
[適用例3]
適用例1または2記載のデータ複製装置であって、
前記現在時刻取得部は、
ネットワーク上に存在する複数の前記外部装置に対して、予め定められた優先順位に従って順次アクセスし、前記現在時刻の取得を試みる、データ複製装置。
この構成によれば、現在時刻取得部は、ネットワーク上に存在する複数の外部装置に対して、予め定められた優先順位に従って順次アクセスし、現在時刻の取得を試みるため、単一の外部装置にのみアクセスする場合と比較して、現在時刻の取得に成功する確率を上げることができる。
[適用例4]
適用例2または3記載のデータ複製装置であって、さらに、
利用者からの時刻の入力を受け付ける時刻入力部を備え、
前記データ複製部は、さらに、
前記現在時刻の取得に失敗した場合は、前記時刻入力部に入力される時刻を取得し、前記時刻入力部から取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定する、データ複製装置。
この構成によれば、データ複製部は、現在時刻の取得に失敗した場合であっても、データの複製を行った複製時時刻として、時刻入力部から取得した時刻を設定するため、データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させることができる。
[適用例5]
適用例1ないし4のいずれか一項記載のデータ複製装置であって、さらに、
前記データ複製部は、さらに、
前記現在時刻の取得に成功した場合は、前記データ複製装置内部の時計を、前記現在時刻取得部から取得した時刻に修正する、データ複製装置。
この構成によれば、データ複製装置内部の時計を、現在時刻取得部が取得した時刻へ修正することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、本発明は、データ複製装置、データ複製方法、データ複製システム、および、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施例としてのデータ複製装置の概略構成を示す説明図である。 PCの構成を概略的に示す説明図である。 データ複製処理の手順を示すフローチャートである。 データ複製処理のステップS108において表示される入力画面の一例を示す説明図である。 時刻取得処理の手順を示すフローチャートである。 優先順位情報PTを指定するための画面の一例を示す説明図である。 データ複製装置により作成された複製データの一例を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
図1は、本発明の一実施例としてのデータ複製装置10の概略構成を示す説明図である。このデータ複製装置10は、パーソナルコンピュータ(以降、「PC」とも呼ぶ。)20と、ハードディスク30とを含んでいる。また、データ複製装置10は、インターネットINETを介して、ネットワーク上に存在する外部装置(時刻管理サーバNTP1〜3)と通信可能に接続されている。
時刻管理サーバNTP1〜3は、基準となる時刻の情報を提供するサーバである。具体的には、時刻管理サーバNTP1〜3は、NTPプロトコル(Network Time Protocol)に準拠し、協定世界時(UTC:Universal Time, Coordinated)に基づいた時刻の情報を提供するためのサーバである。時刻管理サーバNTP1〜3としては、例えば、大学や研究機関、大手ISP(Internet Services Provider)により提供されるサーバを利用することができる。
図2は、PC20の構成を概略的に示す説明図である。PC20は、CPU100と、ハードディスク200と、RAM300と、ROM400と、入出力インタフェース(入出力IF)500と、ネットワークインタフェース(NW IF)600と、USBインタフェース(USB IF)700とを含んでいる。PC20の各構成要素は、バスを介して互いに接続されている。
CPU100は、ROM400に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより、データ複製部110、時刻同期クライアント120、システム内部時計130およびUIモジュール140として機能する。データ複製部110は、データを複製する機能(例えば、第1の記憶部から第2の記憶部へとデータを複製する機能)を有する。現在時刻取得部としての時刻同期クライアント120は、NTPプロトコルに準拠したNTPクライアントである。システム内部時計130は、PC20の内蔵時計である。UIモジュール140は、ディスプレイDPに入力画面を表示すると共に、データ複製装置10の利用者からの入力操作を受け付ける機能を有する。これら各機能部についての詳細は後述する。
第1の記憶部としてのハードディスク200には、データDTと、優先順位情報PTとが格納されている。データDTは、データ複製装置10による複製対象となるデータである。データDTには、利用者により作成された文書データや、システムによって作成されたデータ等、種々のデータが含まれる。優先順位情報PTは、インターネットINET上に存在する複数の時刻管理サーバNTP1〜3に対して、予め割り当てられた優先順位に関する情報である。優先順位情報PTには、時刻管理サーバNTP1〜3の名称、IPアドレス、Stratum(NTPサーバ群の階層構造において自装置がどの階層に位置するかを示す値)等を含むことができる。優先順位情報PTは、データ複製装置10の利用者により予め指定される(詳細は後述)。
PC20の入出力インタフェース500には、入力装置としてのキーボードKBと、マウスMOU、表示装置としてのディスプレイDPが接続されている。ネットワークインタフェース600は、データ複製装置10がネットワークに接続する際のインタフェースである。USBインタフェース700は、データ複製装置10に対して種々の周辺機器を接続するためのインタフェースである。本実施例では、USBインタフェース700を介して、第2の記憶部としての外付けハードディスク30が接続されている。
図3は、データ複製処理の手順を示すフローチャートである。データ複製部110は、現在時刻取得部としての時刻同期クライアント120に対して時刻取得処理の要求を送信する(ステップS100)。時刻取得処理とは、外部の時刻管理サーバにネットワーク(インターネットINET)を介してアクセスし、アクセスした時点での時刻の情報(以降「現在時刻」とも呼ぶ。)を取得する処理である。詳細は後述する。データ複製部110は、時刻同期クライアント120からの応答を元に、現在時刻の取得に成功したか否かを判定する(ステップS102)。
現在時刻の取得に成功した場合(ステップS102:YES)、データ複製部110は、システム内部時計130の時刻を取得した現在時刻へ修正する(ステップS104)。データ複製部110は、第1の記憶部としてのハードディスク200に格納されているデータDTを、第2の記憶部としてのハードディスク30へと複製する。また、データDTを複製した時刻である複製時時刻として、システム内部時計130が示す時刻を設定する(ステップS106)。複製時時刻の設定とは、複製されたデータDTと複製データの作製時刻を示す情報とを関連付けて保存することを意味し、例えば、次のようにして実現することができる。
i)複製データの作製時刻をフォルダ名とした新しいフォルダを作成し、当該フォルダの中に複製されたデータDTを格納する。
ii)複製されたデータDTのファイル名称の一部に複製データの作製時刻を付与する。
なお、ステップS104は省略可能である。ステップS104を省略した場合、ステップS106においてデータ複製部110は、データDTの複製時時刻として、ステップS100で取得した現在時刻を設定する。
一方、現在時刻の取得に失敗した場合(ステップS102:NO)、データ複製部110は、時刻入力部としてのUIモジュール140に、時刻の入力画面を表示させる(ステップS108)。
図4は、データ複製処理のステップS108において表示される入力画面の一例を示す説明図である。入力画面EWは、データ複製装置10の利用者から入力される時刻の情報を受け付けるための画面である。入力画面EWは、時刻設定フィールドETと、開始ボタンEOと、キャンセルボタンECとを含んでいる。時刻設定フィールドETには、システム内部時計130の時刻がデフォルト表示されている。データ複製装置10の利用者は、必要に応じて時刻設定フィールドETの値を変更した後、開始ボタンEOを押下する。開始ボタンEO押下により、UIモジュール140は、時刻設定フィールドETに設定された時刻の情報を、データ複製部110への応答として送信し、処理を終了する。
データ複製部110は、UIモジュール140からの応答を元に、時刻の修正が行われたか否かを判定する(図3:ステップS110)。具体的には、例えば、UIモジュール140から取得した時刻の情報と、システム内部時計130が示す時刻の情報とを比較することによって、時刻の情報が修正されたか否かを判定することができる。時刻の情報が修正されたと判定された場合(ステップS110:YES)、データ複製部110は、システム内部時計130の時刻を取得した時刻へと修正する(ステップS112)。その後、処理はステップS106へ遷移する。一方、時刻の情報が修正されていないと判定された場合(ステップS110:NO)、処理はステップS106へ遷移する。
なお、ステップS112は省略可能である。ステップS112を省略した場合、ステップS106においてデータ複製部110は、データDTの複製時時刻として、ステップS108で取得した時刻の情報を設定する。
図5は、時刻取得処理の手順を示すフローチャートである。時刻同期クライアント120は、ハードディスク200に格納されている優先順位情報PTを取得する(ステップS200)。時刻同期クライアント120は、優先順位情報PT内で最も優先順位が高く設定されている時刻管理サーバに対して、現在時刻の取得要求コマンドを送信する(ステップS202)。時刻同期クライアント120は、現在時刻の取得に成功したか否かを判定する(ステップS204)。具体的には、時刻管理サーバへの要求に対する応答を所定時間以内に受信した場合、現在時刻の取得に成功したと判定することができる。現在時刻の取得に成功した場合(ステップS204:YES)、時刻同期クライアント120は、時刻管理サーバから取得した現在時刻を、データ複製部110への応答として送信し、処理を終了する(ステップS206)。
一方、現在時刻の取得に失敗した場合(ステップS204:NO)、時刻同期クライアント120は、優先順位情報PTに格納されている情報を元に、他の時刻管理サーバが割り当てられているか否かを判定する(ステップS208)。他の時刻管理サーバが優先順位情報PTに割り当てられている場合(ステップS208:NO)、時刻同期クライアント120は、優先順位情報PT内で次に優先順位が高く設定されている時刻管理サーバに対して、現在時刻の要求取得コマンドを送信する(ステップS210)。その後、処理はステップS204へ遷移する。
ステップS208において他の時刻管理サーバが優先順位情報PTに割り当てられていない場合(ステップS208:YES)、時刻同期クライアント120は、データ複製部110に対して現在時刻の取得に失敗した旨の応答を送信し、処理を終了する(ステップS212)。このように、時刻同期クライアント120は、現在時刻の取得に成功するか、もしくは、優先順位情報PTに格納されている情報がなくなるまで、優先順位情報PTに格納されている優先順位に従って時刻管理サーバに順次アクセスし、現在時刻の取得を試みる。
図6は、優先順位情報PTを指定するための画面の一例を示す説明図である。優先順位指定画面PWは、インターネットINET上に存在する複数の時刻管理サーバに対する優先順位を指定するための画面である。複数の時刻管理サーバに対する優先順位を決定する際は、データ複製装置10が設置される場所の近くに位置する時刻管理サーバの優先順位を高くしておくことが好ましい。これは、時刻管理サーバと、データ複製装置10との距離が近ければ近いほど、通信時間に起因する取得時刻のずれが小さくなるためである。
優先順位指定画面PWは、郵便番号入力フィールドPZと、検索ボタンPSと、サーバリストPLと、追加ボタンPAと、削除ボタンPDと、優先順位リストPPと、OKボタンPOと、キャンセルボタンPCとを含んでいる。データ複製装置10の利用者は、データ複製装置10が設置される場所の郵便番号を郵便番号入力フィールドPZに入力し、検索ボタンPSを押下する。検索ボタンPS押下により、UIモジュール140は、図示しない時刻管理サーバデータベースを用いて、郵便番号入力フィールドPZで指定された住所の近隣に位置する時刻管理サーバの候補を検索する。UIモジュール140は、検索された時刻管理サーバの候補を、サーバリストPLに表示する。サーバリストPLの表示は、例えば、郵便番号入力フィールドPZで指定された住所からの距離でソートしておくことが好ましい。
データ複製装置10の利用者は、サーバリストPLから任意の時刻管理サーバを選択し、追加ボタンPAを押下する。追加ボタンPA押下により、UIモジュール140は、サーバリストPLで選択されている時刻管理サーバを、優先順位リストPPへ追加する。一方、削除ボタンPD押下により、UIモジュール140は、優先順位リストPPで選択されている時刻管理サーバを、優先順位リストPPから削除する。データ複製装置10の利用者は、上述のようにして優先順位リストPPを編集後、OKボタンPOを押下する。OKボタンPO押下により、UIモジュール140は、優先順位リストPPで指定された時刻管理サーバについての情報を、優先順位情報PTとしてハードディスク200に格納する。
図7は、データ複製装置により作成された複製データの一例を示す説明図である。図7は、ハードディスク200に記憶されている図示しないオペレーティングシステムに搭載されているエクスプローラの機能により表示された画面W1を示している。なお、エクスプローラとは、PC20に含まれるハードディスク等の記憶媒体、および、PC20に接続されているデバイスの一覧をディスプレイDPに表示し、検索、閲覧等を可能にするソフトウェアである。
画面W1には、フォルダツリー表示領域FTと、ファイル表示領域FLとが含まれている。フォルダツリー表示領域FLには、PC20に含まれるハードディスク等の記憶媒体、および、PC20に接続されているデバイスの一覧がツリー上に表示されている。ここでは、第2の記憶部としてのハードディスク30(図7では、「HD−XXXX」と表記)が選択されているものとする。
ファイル表示領域FLには、第2の記憶部としてのハードディスク30の中身が表示されている。図7の例では、ハードディスク30には3つのフォルダ(フォルダF1〜F3)が格納されている。フォルダF1〜F3には、それぞれ、複製データの作成時刻をフォルダ名として付与することにより、複製時時刻が設定されている。具体的には、例えば、フォルダF1の名称「2010_0201_1030」は、当該フォルダ(および、フォルダに格納されている複製データ)が、2010年2月1日の10時30分に作成されたことを示している。各フォルダの中には、複製されたデータDTが格納されている。
このようにすれば、データ複製装置10の利用者は、フォルダ名称に付与された時刻の情報を参照することにより、フォルダ内に格納されたデータDTを用いたデータの復元作業等を容易に行うことができる。また、フォルダ名称に付与された時刻の情報は、外部の時刻管理サーバから取得された時刻であるため、高い信頼性を確保することができる。なお、データ復元時には、上述のようにエクスプローラを用いる方法のほか、専用のアプリケーション等を準備するものとしてもよい。
以上実施例によれば、データ複製部110は、基準となる時刻を提供する外部装置(時刻管理サーバ)から取得した時刻でシステム内部時計130の時刻を更新した後、データDTの複製を行った複製時時刻として、システム内部時計130が示す時刻を設定する。すなわち、データの複製を行った時刻として、データ複製装置の外部(時刻管理サーバ)から取得した時刻を設定するため、データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させることができる。
さらに、現在時刻取得部としての時刻同期クライアント120は、予め定められた優先順位情報PTに基づいて、ネットワーク上に存在する複数の外部装置(時刻管理サーバ)に対して順次アクセスし、現在時刻の取得を試みる。このため、単一の外部装置にのみアクセスする場合と比較して、現在時刻の取得に成功する確率を上げることができる。
さらに、データ複製部110は、現在時刻の取得に失敗した場合は、入力画面EWから入力される時刻に基づいてシステム内部時計130の時刻を更新した後、データDTの複製を行った複製時時刻としてシステム内部時計130が示す時刻を設定する。すなわち、現在時刻の取得に失敗した場合であっても、データの複製を行った複製時時刻として、時刻入力部から取得した時刻を設定するため、データ複製時における複製データ作成時刻の信頼性を向上させることができる。
さらに、データ複製部110は、基準となる時刻を提供する外部装置(時刻管理サーバ)から取得した現在時刻でシステム内部時計130の時刻を修正するため、システム内部時計130の時刻を外部の時刻管理サーバから取得した信頼性の高い時刻へと修正することができる。このため、データ複製装置10の利用者の利便性を向上させることができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、データ複製部110は、データの複製を行った時刻として、時刻管理サーバから取得した現在時刻、もしくは、入力画面EWから入力された時刻を設定するものとした。しかし、時刻管理サーバや入力画面EWはあくまでデータ複製装置の外部から時刻を取得する手段の一例であり、外部から時刻を取得する方法については、任意の方法を採用することができる。例えば、データ複製装置の利用者が、データの複製を行う都度、データの複製を行った時刻として設定すべき時刻を入力する構成とすることもできる。
B2.変形例2:
上記実施例では、外部装置の例として、インターネットINETを介してデータ複製装置10に接続されている時刻管理サーバNTP1〜3を例示した。しかし、外部装置は、データ複製装置10の外部にあって基準となる時刻を提供する装置であれば足り、上記実施例とは異なる態様を採用することも可能である。例えば、外部装置として、LAN内の特定のPCを使用することもできる。また、外部装置の台数についても、任意の台数(1台でもよいし、複数台でもよい)を採用することができる。
また、上記実施例における時刻管理サーバは、NTPプロトコルに準拠したNTPサーバを用いるものとして説明した。しかし、時刻管理サーバには、任意のものを採用することができる。例えば、HTTPプロトコルに準拠した時刻管理用WEBサーバを、時刻管理サーバとして用いるものとしてもよい。この場合、時刻同期クライアント120は、時刻管理用WEBサーバが提供するサイトに時刻取得要求を送信する。時刻管理用WEBサーバは、この要求に対する応答として、自らが管理する時刻を送信することができる。
B3.変形例3:
上記実施例では、時刻同期クライアント120は、優先順位情報PTに基づいて、複数の時刻管理サーバに順次アクセスを試みるものとした。しかし、優先順位情報PTは省略することができる。この場合、時刻同期クライアント120は、予め定められた単一の時刻管理サーバに対してのみ、現在時刻の取得要求コマンドを送信する。
B4.変形例4:
上記実施例では、データ複製装置10の構成について説明した。しかし、上記実施例で示したデータ複製装置10の構成はあくまで一例であり、任意の構成を採用することができる。例えば、PC20の構成要素の一部を省略したり、PC20に更なる構成要素を付加したりする変形が可能である。具体的には、例えば、第2の記憶部としてのハードディスク30は、外付けハードディスクではなく、PC20に内蔵されているハードディスク(ハードディスク200内の一部の領域でもよいし、ハードディスク200とは別のハードディスクでもよい。)であるものとしてもよい。
さらに、第1の記憶部、第2の記憶部としては、ハードディスク以外の記憶媒体(例えば、DVD、コンパクトフラッシュ(登録商標)等)を用いてもよい。
B5.変形例5:
上記実施例では、UIモジュール140が表示する画面について説明した。しかし、上記実施例で示した画面(入力画面EW、優先順位指定画面PW)はあくまで一例であり、任意の態様を採用することができる。例えば、画面の項目やボタンの一部を省略したり、更なる構成要素を付加したりする変形が可能である。また、上記実施例で示した各画面は、省略可能である。
10…データ複製装置
20…PC
30…ハードディスク
100…CPU
110…データ複製部
120…時刻同期クライアント
130…システム内部時計
200…ハードディスク
300…RAM
400…ROM
500…入出力インタフェース
600…ネットワークインタフェース
700…USBインタフェース
INET…インターネット
NTP1〜3…時刻管理サーバ
KB…キーボード
DP…ディスプレイ
DT…データ
PT…優先順位情報
PW…優先順位指定画面
EW…入力画面
MOU…マウス

Claims (6)

  1. データ複製装置であって、
    複製対象であるデータを格納するための第1の記憶部と、
    前記データを前記第1の記憶部とは異なる第2の記憶部へ複製する際に前記データ複製装置の外部から時刻を取得し、前記取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定するデータ複製部と、
    を備える、データ複製装置。
  2. 請求項1記載のデータ複製装置であって、さらに、
    基準となる時刻を提供する外部装置にネットワークを介してアクセスし、アクセスした時点での時刻を示す現在時刻を取得する現在時刻取得部を備え、
    前記データ複製部は、
    前記データを前記第1の記憶部とは異なる第2の記憶部へ複製する際に前記現在時刻取得部に前記現在時刻を取得させ、前記現在時刻の取得に成功した場合は、前記現在時刻取得部から取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定する、
    データ複製装置。
  3. 請求項1または2記載のデータ複製装置であって、
    前記現在時刻取得部は、
    ネットワーク上に存在する複数の前記外部装置に対して、予め定められた優先順位に従って順次アクセスし、前記現在時刻の取得を試みる、データ複製装置。
  4. 請求項2または3記載のデータ複製装置であって、さらに、
    利用者からの時刻の入力を受け付ける時刻入力部を備え、
    前記データ複製部は、さらに、
    前記現在時刻の取得に失敗した場合は、前記時刻入力部に入力される時刻を取得し、前記時刻入力部から取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定する、データ複製装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項記載のデータ複製装置であって、さらに、
    前記データ複製部は、さらに、
    前記現在時刻の取得に成功した場合は、前記データ複製装置内部の時計を、前記現在時刻取得部から取得した時刻に修正する、データ複製装置。
  6. データ複製方法であって、
    第1の記憶部に格納された複製対象であるデータを、前記第1の記憶部とは異なる第2の記憶部へ複製する際に、外部から時刻を取得し、前記取得した時刻を、前記複製を行った複製時時刻として設定する工程を備える、データ複製方法。
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CN106993028A (zh) * 2017-03-20 2017-07-28 山东浪潮商用系统有限公司 网络时间获取方法、装置及系统、可读介质及存储控制器

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