JP2011162803A - 耐摩耗性及び耐高温腐食性に優れた肉盛溶射用粉末合金 - Google Patents

耐摩耗性及び耐高温腐食性に優れた肉盛溶射用粉末合金 Download PDF

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Abstract

【目的】高い硬度と優れた高温耐食性の双方を兼ね備えることにより耐摩耗性及び耐高温腐食性に対して優れた特性を有し、短時間で時効処理が可能な溶射用粉末合金を提供すること。
【解決手段】質量%で、Cr:32%〜50%、Al:0.5%〜10%、Fe:0.1%〜20%を含み、残部Niおよび不可避的不純物からなる溶射用粉末合金。必要に応じてさらに、質量%で、Si:0.5%〜5%、B:0.001%〜0.01%、C:0.01%〜0.1%、Cu:0.1%〜5%、Ti、Nb、Ta、Vの1種又は2種以上をTi:0.1%以下、Nb:0.1%以下、Ta:0.1%以下、V:0.1%以下で、且つ、Ti+Nb+Ta+V:0.1%以下の範囲で添加してもよい。
【選択図】なし

Description

本発明は、肉盛溶射用粉末合金に関するもので、更に詳しくは、重油或いは石炭焚きボイラー管、舶用バルブ、ガソリン精製装置等にて問題となる摩耗及び高温腐食に対して優れた特性を有する溶射用粉末合金に関する。
船舶用のディーゼルエンジンは、主に重油を燃料としており、重油を爆発燃焼させることにより出力を得ている。排気バルブは燃焼行程では閉じており、触火面が高温の燃焼ガスに曝されると共に、バルブシート面は弁座と接触した状態になっている。次に、排気行程になると排気バルブが開いてシート面と弁座との間隙から排気ガスが排出されていく。そのため、排気バルブで最も高温に晒される場所は、触火面の中央部付近で、最高温度で650〜700℃の温度にまで達するため、耐熱性に優れた材料であることが必要である。一方、バルブシート面は、それほど高温にはならないものの、腐食環境下で弁座と接触を繰り返すために、硬さが高く耐摩耗性に優れた材料であることが必要となる。
また、燃料の重油にはV(バナジウム)やS(サルファ)などが多く含有されている。Sはバルブ表面に付着生成する硫化物によるSアタックを引き起こし、同様にVもVアタックという高温腐食を引き起こすため、排気バルブの要求特性には、VやSを含む高温環境に曝されても腐食が進行しない耐Vアタック性や耐Sアタック性など高温での耐食性が要求される。
更に、重油は、燃焼すると硬質の粉塵が多量に発生するために、排気バルブの摩耗を激しくする。排気バルブ用の材料は、その硬さが高く、耐摩耗性に優れた材料であることも重要になる。
従来、船舶用のディーゼルエンジンの排気バルブ用としてはSUH35(Fe−9Mn−21Cr−4Ni−0.5C−0.4N)等の耐熱鋼、また、燃焼ガスの高温化する高出力エンジンにはNi基超耐熱合金である20Cr含有のNimonic80A(登録商標)が使用されてきた。
しかしながら、近年、船舶用のディーゼルエンジンは更なる高出力化、高効率化によって燃焼ガスの高温化が進んできており、Nimonic80A(登録商標)でも、耐摩耗性及び耐Sアタック性、耐Vアタック性が十分で無くなってきている。
そこで、上記の様な問題を解決する方法として、例えば、特許文献1のように、重量%でC:0.1%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:25超〜32%、Ti:2.0超〜3.0%、Al:1.0〜2.0%、Co:12〜20%、残部実質的にNiから成ることを特徴と排気バルブ合金の開示があり、排気バルブ合金そのものを高性能化させることで、耐摩耗性及び耐Sアタック性、耐Vアタック性を向上させるものがある。
一方、特許文献2のように、バルブシート面にステライト合金を肉盛し、触火面にCr、Al、Ti、Niを必須成分とし、Cr:10〜30重量%、Al+Ti:2.5〜6.0重量%、Co+Mo+W+Nb+Fe:30重量%以下、およびNiをバランス成分とする時効硬化型Ni基合金を肉盛するといった最も苛酷な環境に曝される部位に耐摩耗性及び耐Sアタック性、耐Vアタック性に優れた材料を肉盛することで排気バルブの開示がある。
特開2000−328163号公報 特開平11−50821号公報
しかしながら、特許文献1のようにバルブ材料そのものを高性能化する手法は、高価な元素を多量に添加する必要があり原材料費がかさむ上に、その様な合金は総じて製造性が非常に劣り、製造コストも高くなるため、1本1本のサイズが非常に大きい船舶用のバルブでは、単価が非常に高価格になる問題がある。
一方、特許文献2のように、排気バルブ本体に安価なオーステナイト系耐熱鋼を使用し、最も苛酷な環境に曝される部位に耐摩耗性及び耐Sアタック性、耐Vアタック性に優れた材料を肉盛する手法は、必要な部分に必要となる特性に優れた合金を肉盛すれば良いのでバルブ単価を大幅に低減できる。
しかし、これまでの肉盛合金は、排気バルブに要求されるバルブシート面の耐摩耗性及び触火面の耐Sアタック性、耐Vアタック性を同時に満たす合金がなかったため、特許文献2のように、耐摩耗性が必要なバルブシート面には、硬度が高く耐摩耗性に優れるステライト合金を肉盛し、耐Sアタック性、耐Vアタック性が必要な触火面には高温での耐食性に優れる時効硬化型Ni基発明合金を肉盛するというように、全く別の合金を肉盛する必要があった。
上記の様に、1つの排気バルブに全く異なる2種類の合金を肉盛した場合、肉盛後の時効硬化等の熱処理は、どちらか片方の合金特性がピークになるような条件を選ぶと、もう片方の合金の特性が劣化するという問題があり、結局、バルブシート面及び触火面に求められる要求特性と2つの肉盛合金の特性を考慮しバランスさせた条件で行うことになる。従って、お互いの合金の最も良い特性を利用できず、排気バルブ自体の性能も下がる結果となってしまう。さらに、熱処理時間が長くなってしまうなどの問題もあり、コストの面からも熱処理条件の選択が非常に難しい。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、高い硬度と優れた高温での耐食性の双方を兼ね備えることにより耐摩耗性及び耐高温腐食性に対して優れた特性を有し、短時間で時効処理が可能な溶射用粉末合金に関する。
上記課題を解決するために、本発明者等は、Ni−Cr−Al系の成分組成について鋭意研究した。その結果、Feの添加により、Crの固溶相であるα−Cr相と、γ相内部にγ’(ガンマプライム)相が微細に析出したγ/γ’相によってなるラメラー組織のセル状析出を促進させることにより、時効処理時間が短縮できる上に、耐摩耗性、耐高温腐食性を殆ど損なうことない知見を得た。
本発明は、この知見に基づいてなされたものであり、本発明に係る溶射用粉末合金は、質量%で、Cr:32%〜50%、Al:0.5%〜10%、Fe:0.1%〜20%を含み、残部Niおよび不可避的不純物からなることを要旨とする。
本発明に係る溶射用粉末合金は、必要に応じてさらに、質量%で、Si:0.5%〜5%、B:0.001%〜0.01%、C:0.01%〜0.1%、Cu:0.1%〜5%、Ti、Nb、Ta、Vの1種又は2種以上をTi:0.1%以下、Nb:0.1%以下、Ta:0.1%以下、V:0.1%以下で、且つ、Ti+Nb+Ta+V:0.1%以下の範囲で添加してもよい。
本発明に係る溶射用粉末合金は、質量%で、Cr:32%〜50%、Al:0.5%〜10%、Fe:0.1%〜20%を含有するものであるから、摩耗及び高温腐食に対して優れた特性が得られる。よって、排気バルブ用肉盛材料として特に適している。
以下に、本発明の一実施形態について詳細に説明する。本発明に係る溶射用粉末合金は、以下の構成元素を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物よりなる。含まれる構成元素の種類、含有率および限定理由などは、以下の通りである。
Cr:32質量%〜50質量%
Crは、α−Cr相の主な形成元素でありγ’と複合析出することで高強度、高硬度に寄与する重要な元素である。また、耐高温腐食性の向上にも寄与する。32質量%を下回ると十分な硬さが得られない。好ましくは35質量%以上であるとよい。一方、過剰な添加は、逆に高温腐食性が悪くなる。そのため、Cr添加量を50質量%以下に制限する。好ましくは45質量%以下であるとよい。
Al:0.5質量%〜10質量%
Alはγ’相を形成する重要な元素である。また、耐高温腐食性、耐酸化性の向上にも寄与する。0.5質量%を下回ると十分な硬さが得られない。好ましくは、3.4質量%以上であるとよい。一方、過剰の添加は、過剰なγ’相の形成によって肉盛層が脆くなり、逆に特性を劣化させるため、10質量%以下に制限する。好ましくは5.0質量%以下であるとよい。
Fe:0.1質量%〜20質量%
FeはCrの固溶相であるα−Cr相と、γ相内部にγ’相が微細に析出したγ/γ’相によってなるラメラー組織のセル状析出を早める効果があり添加する元素である。その効果を得るためには0.1質量%以上の添加が必要である。好ましくは2質量%以上であるとよい。一方、過剰の添加は、耐高温腐食性を劣化させるため20質量%以下に制限する。好ましくは10質量%以下であるとよい。
Si:0.5質量%〜5質量%
Siは、Alと同様な効果を有し、γ’相を形成する元素である。また、耐高温腐食性、耐酸化性の向上にも寄与する。0.5質量%を下回ると効果が顕著に現れない。
そのため、0.5質量%以上の添加が必要である。好ましくは、1.0質量%以上であるとよい。一方、過剰の添加は、過剰なγ’相の形成によって肉盛層が脆くなり、逆に特性を劣化させるため、その添加量を5質量%以下に制限する。好ましくは3.5質量%以下であるとよい。
B:0.001質量%〜0.01質量%
Bは結晶粒界に偏析して粒界を強める効果があり添加する元素である。また、
溶射時に溶融金属の粘性を低下させて基盤材料との濡れ性を増加させ、基盤と被膜および被膜同士の密着力を向上させる効果もある。その効果を得るためには0.001質量%以上の添加が必要である。好ましくは、0.002質量%以上であるとよい。一方、過剰の添加は、結晶粒界が脆くなるため、Bの添加量を0.01質量%以下に制限する。好ましくは、0.005質量%以下であるとよい。
C:0.01質量%〜0.1質量%
Cは、炭化物を形成し硬さの向上に寄与する。その効果を得るためには、0.01質量%以上の添加が必要である。一方、上限を超えて添加すると、耐高温腐食性が劣化する。そのため、Cの添加量を0.1質量%以下に制限する。
Ti:0.1質量%以下、Nb:0.1質量%以下、Ta:0.1質量%以下、V:0.1質量%以下で、且つ、Ti+Nb+Ta+V:0.1質量%以下
Ti、Nb、Ta、Vは、炭化物形成元素であり、Cと結合し炭化物を形成することで硬さの向上に寄与するために添加しても良い。但し、過剰の添加は、炭化物が増加しすぎて耐高温腐食性を劣化させるので、Ti:0.1質量%以下、Nb:0.1質量%以下、Ta:0.1質量%以下、V:0.1質量%以下で、且つ、Ti+Nb+Ta+V:0.1質量%以下とする。
Cu:0.1質量%〜5質量%
Cuは、Feよりは効果が小さいもののγ‐αCrのセル状組織の析出を早める効果がある元素である。その効果を得るためには0.1質量%以上の添加が必要である。好ましくは1.0質量%以上であるとよい。一方、過剰の添加は、母相のγ相に過剰に固溶することにより肉盛層が脆くなるため5質量%以下に制限する。
以下、本発明の実施例及び比較例について説明する。
(溶射用粉末の組成)
まず。実施例1〜29および比較例1〜9について、表1、2に示す各成分元素(質量%)を有する溶射用粉末をガスアトマイズ法で作成した。
(試験片の作成)
その粉末を、予め準備しておいたSNCRW(0.3C−1.2Si−1.0Mn−8.6Ni−18.6Cr−0.5Mo−1.7W−Bal.Fe)の100mmx100mm板材の上に、プラズマ溶射によって厚さ20mm肉盛し、その肉盛部分の上の方から、つまり、粉末成分と同じ組成を有する部分から試験用試料採取し、各種試験に供した。
Figure 2011162803
Figure 2011162803
上記で得られた素材から、10mmx10mmx厚さ2mmを切り出し、750℃で時効処理を施した。その後、埋め込み研磨し、マイクロビッカース硬さ試験機を用いて硬さを測定した。750℃時効処理のピーク硬さを表3、4に示す。また、そのピーク硬さが得られた熱処理時間も合わせて示す。
耐食性試験として、Sアタック試験、Vアタック試験を、ZIS Z 2292に準拠して以下の試験条件で行った。試験後、スケールを除去後の重量を測定し、処理前からの腐食減量を測定した。その測定結果を表3、4に示す。
<試験条件>
・試験片寸法:15mmx10mmx4mm
・塗布量:20mg/cm
・試験温度:800℃
・保持時間:20時間
・塩:90%NaSO+10%NaCl(Sアタック試験)
85%V+15%NaSO(Vアタック試験)
Figure 2011162803
Figure 2011162803
750℃時効後のピーク硬さは、HVが500以上のものを◎、400以上500未満のものを○、400未満のものを×として評価した。同様に、750℃時効後のピーク硬さが得られた時効時間が、1時間以内のものを◎、1時間超〜2時間以内のものを○、2時間超〜4時間以内のものを△、4時間超のものを×として評価し、Sアタックは、腐食減量が、2.0mg/cm未満のものを◎、2.0mg/cm以上10.0mg/cm未満のものを○、10.0mg/cm以上のものを×として、Vアタックは、腐食減量が、18mg/cm未満のものを◎、18mg/cm以上24mg/cm未満のものを○、24mg/cm以上のものを×として評価した。尚、表中の比較粉末6、7は肉盛後に割れが発生したため評価できなかった。
表4に示す通り、Feを添加していない比較粉末1、2は時効時間が長くなっており、製造性が劣ると考えられる。Crの添加量が低い比較粉末3、4はα−Cr相が十分でないため析出の駆動力が低く硬さが低く且つ析出に時間が掛かる。Crの添加量が多すぎる比較粉末5は、高温腐食性が劣化している。SiまたはCuの添加量が多すぎる比較粉末6、7は肉盛層が脆くなって割れが発生してしまったと考えられる。Cの添加量が多すぎる比較粉末8、9は、炭化物が過剰に生成してしまったために耐高温腐食性に劣る結果になったものと考えられる。Feの添加量が多すぎる比較粉末10は、相対的にNiの含有量が低下したために耐高温腐食性に劣る結果になったものと考えられる。
一方、表3から明らかなように、発明粉末は硬さに優れ、時効時間も短く、耐高温腐食性に優れていることがわかる。

Claims (5)

  1. 質量%で、
    Cr:32%〜50%、
    Al:0.5%〜10%、
    Fe:0.1%〜20%を含み、
    残部Niおよび不可避的不純物からなること特徴とする耐摩耗性及び耐高温腐食性に優れた溶射用粉末合金。
  2. 質量%で
    Si:0.5%〜5%を更に含有することを特徴とする請求項1記載の溶射用粉末合金。
  3. 質量%で
    B:0.001%〜0.01%、
    を更に含有することを特徴とする請求項1または2記載の溶射用粉末合金。
  4. 質量%で
    C:0.01%〜0.1%、
    Ti、Nb、Ta、Vの1種又は2種以上をTi+Nb+Ta+V:0.1%以下、を更に含有することを特徴とする請求項1〜3記載の溶射用粉末合金。
  5. 質量%で
    Cu:0.1%〜5%、
    を更に含有することを特徴とする請求項1〜4記載の溶射用粉末合金。
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