JP2011161869A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッド内に空気を供給して液滴を空気の流れに乗せ、さらに供給した空気をヘッド内で回収する。特に、ノズルから液滴が飛翔する方向に向かって、空気入口、空気排出口、媒体に付与する液滴の出口の順に配置し、空気供給流量の設定値と空気排出流量の設定値との関係を適切に定め、かつ、空気排出口から液滴出口までの距離と、液滴が飛翔する通路の直径tp、空気の供給流量との関係を適切に定める。
【選択図】図1
Description
前記ノズルから吐出された液滴が前記媒体へ向かう経路に沿って、前記ノズルから前記媒体に隣接する前記媒体に付与する液滴の液滴出口まで延在する通路が設けられ、該通路は、その内側に空気が入るようにする空気入口と、前記液滴回収手段とは別に設けられて前記通路の外側に空気を排出するようにする空気排出口とを有し、前記空気入口は前記ノズルに隣接して設けられ、前記ノズルから液滴が飛翔する方向に向かって、前記空気入口、前記空気排出口、前記液滴出口の順に配置され、
前記空気入口および前記空気排出口は、それぞれ、前記通路の外側に設置された流入制御手段および流出制御手段にそれぞれ接続され、
(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)×0.8≦(前記流出制御手段が前記空気排出口から排出させる流量の設定値)≦(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)となっており、
かつ、前記媒体に付与する液滴が飛翔する軌道に垂直で前記空気排出口の重心を通る平面と前記軌道との交点から、前記軌道に垂直で前記液滴出口の外端を通る平面と前記軌道との交点まで区間の距離をl(m)、前記通路の前記区間での平均直径をd(m)、前記流入制御手段が前記空気入口に供給する単位時間当たりの流量をQin(m3/s)としたとき、
l>4.24×106d×Qin+0。0066×d−770×Qin+9.2×10-5
が成り立つように構成されていることを特徴とする。
前記ノズルから吐出された液滴が前記媒体へ向かう経路に沿って、前記ノズルから前記媒体に隣接する前記媒体に付与する液滴の液滴出口まで延在する通路が設けられ、該通路は、その内側に空気が入るようにする空気入口と、前記液滴回収手段とは別に設けられて前記通路の外側に空気を排出するようにする空気排出口とを有し、前記空気入口は前記ノズルに隣接して設けられ、前記ノズルから液滴が飛翔する方向に向かって、前記空気入口、前記空気排出口、前記液滴出口の順に配置され、
前記空気入口および前記空気排出口は、それぞれ、前記通路の外側に設置された流入制御手段および流出制御手段にそれぞれ接続され、
(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)×0.8≦(前記流出制御手段が前記空気排出口から排出させる流量の設定値)≦(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)となっており、
かつ、前記空気排出口から前記液滴出口までの前記通路の部分には、その上流よりも流路幅が狭くなっている絞り部が設けられていることを特徴とする。
本発明の第1の実施形態を説明する。なお、ここでは液体であるインクを吐出するノズルを2次元状に配列してなる液体吐出ヘッドを用いる場合について例示するが、2次元状にノズルを配列してなる液体吐出ヘッドあるいは単一のノズルを有する液体吐出ヘッドを用いる場合にも適用が可能である。
ΔP=R×Q ・・・式(1)
と表される。
R=8μL/(πa4) ・・・式(2)
となる。
vave=Q/(πa2) ・・・式(3)
と表され、最大流速vmaxは、円管の中心軸上の流れに生じ、
vmax=2vave ・・・式(4)
である。
P3−P4=Q3×R3 ・・・式(1−2)
P4−P2=Q2×R2 ・・・式(1−3)
P4−P0=Q4×R4 ・・・式(1−4)
Q1=Q3 ・・・式(1−5)
Q3=Q2+Q4 ・・・式(1−6)
そこで、第1の制御部11および第2の制御部12が圧力制御部として構成されている場合、Q4=0とするためには、上式(1−1)〜(1−6)の連立に解いて整理すると、
P1=P0×(R1+R2+R3)/R2−P2×(R1+R3)/R2・・・式(1−7)
が成り立つように、P1およびP2を設定すればよいことがわかる(逆流が無い条件は「=」を「≧」に置き換えた形となる)。さらに、液滴飛翔路中での所望の空気の流速が得られるQ3をQ0とすると、P1およびP2をそれぞれ、
P1=P0+Q0×(R1+R3)・・・式(1−8)
P2=P0−Q0×R2・・・式(1−9)
とすればよいことがわかる。
va=n×(Q1−Q2)/(th×lh)・・・式(1−10)
と表される。
P1=P0+Q0×(R1+R3+(1−t)R4)・・・(1−8)’
P2=P0−Q0×(−tR2+(1−t)R4)・・・(1−9)’
と変形される。
次に、図7(a)は、流量を1.4×10-7m3/s、液滴飛翔路118の径を250μm、300μm、350μmとしてシミュレーションを行い、記録液滴軌道上の空気の軌道軸方向の速度をグラフにしたものである。液滴飛翔路118の径が小さいほど、空気排出口116から記録液滴出口117までの間での速度低下が大きいことがわかる。グラフにおいて、空気排出口116付近に比べて空気の流速が5%に低下する点での空気排出口116からの距離をプロットしたものが図7(b)である。これにより、反転流の大きさと液滴飛翔路118の直径とにはほぼ直線関係があることがわかる。反転流の大きさをlrとし、液滴飛翔路118の直径をdとしたとき、lrとdは近似的に以下の式で表すことができる。
式(1−15)および式(1−16)をもとに、lrをdおよびQの関数として書き下すと、
lr=CdQ+(−1.4×10-7C+0.6)d+(−3×104C+500)Q
+(−4.2×10-11C+2.7×104) ・・・(1−17)
となる。ただし、Cは定数である。この定数Cを決定するために、さらにd=320μm、Q=0.7×10-7m3/sの条件でシミュレーションを行い、空気排出口116付近に比べて空気の流速が5%に低下する点での気排出口116からの距離を求めたところ、lr=1.35×104mとなった。この条件を式(1−17)に代入し、Cを求めると、
C=4.24×106・・・(1−18)
となった。
lr=4.24×106dQ+0。0066d−770Q+9.2×10-5
・・・(1−14)
このlrに比べて、空気排出口116から記録液滴出口117までの区間の距離を大きくすることで、記録液滴出口117からの空気の流出と流入を防ぐことができる。空気排出口116から記録液滴出口117までの区間の距離とは、記録液滴軌道に垂直で空気排出口116の重心を通る平面と記録液滴軌道との交点から記録液滴軌道に垂直で前記記録液滴出口117の外端を通る平面と前記記録液滴軌道との交点までの距離を表す。
本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態でもノズルを複数設けた液体吐出ヘッドを用いる場合について説明するが、単一のノズルを有する液体吐出ヘッドを用いる場合にも適用が可能である。
次に、本発明の第3の実施形態として、複数のノズルを配列してなる液体吐出ヘッドに好適な送風板8あるいは排気板9の構成について述べる。ここでは、第2の実施形態と同様の構成において排気板9に本発明を適用した場合を例示するが、送風板8に関しても、圧力の大きさが異なるだけで、構成や計算は同様のものを用いることができる。
円管相当直径を4moutとすると、
λ=56.9/Re (Re<3000)・・・(3−4)
隣り合う空気排出口116間の圧力損失をΔPoutcとすると、
rk=r1−(k−1)R ・・・(3−23)
となるようにrkを決定する。このとき、排気板支流302の排気板本流301との合流点での流量はV/(R+r1/n)、各空気排出口116での流量はV/(nR+r1)となり、各空気排出口116での流量はみな等しくなる。具体的に各空気排出口116の流路抵抗を最適な値にするには、外半径r2outや内半径r1outの寸法を空気排出口116ごとに適切な値にすればよい。
本発明の第1の実施例は、第1の実施形態で述べた図3(a)に示す構成に基づいており、各部の寸法は第1の実施形態と同様である。本実施例の液体吐出装置の運転条件例を挙げる。ノズル径は7.4μm、加圧ポンプ2の圧力は0.8MPaとなっているものとする。また、加振機構3の振動数は50kHz程度である。この場合、液滴量は4pl、吐出速度は10m/s程度となる。
本発明の第2の実施例は、第2の実施形態における図8(a)の構成をより具体化したものである。
まず、本実施例の液体吐出ヘッドの作製方法について説明する(他の実施例の液体吐出ヘッドに関しても、本実施例で述べる作製方法と同様の作製方法で作製することができる)。まず、オリフィスプレート101はSOI(シリコン・オン・インシュレータ)基板をフォトリソグラフィを用いて加工する。SOI基板の裏面(ハンドル層)を結晶異方性ウェットエッチングしインク流路を形成し、次に表面(デバイス層)をドライエッチングしてノズル開口を形成する。その後、BOX層をエッチングして、流路を貫通させることによって作製することができる。
図13(a)に示す第1の工程では、第2の偏向電極板104の上部を作製するためのマスクをパターニングする。本実施例では第1の基板401として、両面研磨した厚さ400μmのシリコン基板を使用する。まず、インク回収路120および液滴飛翔路118をエッチングするためのマスクをパターニングする。ここで、液滴飛翔路118は基板を貫通させるのに対し、インク回収路は基板を貫通させないので、2種類のマスクが必要になる。そこで、図のように2段のマスク402および403を形成する。マスクは、アルミニウムを成膜したものや、シリコン酸化物膜を熱酸化によって成膜したものをフォトリソグラフィによってパターニングすることで形成できる。2段のマスクは、同種の材料で2回のエッチングを行うことによって厚さが部分的に異なるものを作製したり、異種材料によるパターンを積層したりすることで作製することができる。
そして、同様に排気板9をガター5と接続する(図13(h))。
以上のように作製された液体吐出ヘッドの動作を説明する。なお、ここでは、通過する液滴列ごとに対応する個別貫通孔(図8(c))の場合について述べる。図8(a)の構成において、各部の寸法は以下のように設定する。すなわち、ノズル111から空気入口115の開口面までの距離は750μm、空気入口115開口面から第1の偏向電極板103の上端までの距離は850μmとする。また、第1の偏向電極板103の上端から、空気排出口116開口面までの距離は1450μm、空気排出口116開口面から記録液滴出口117までの距離は290μmである。さらに、ノズル111から空気入口115までは流路径40μm、空気入口115から第1の偏向電極板103の上端までは流路径300μm、第1の偏向電極板103の上端から空気排出口116開口面までは流路径200μmとする。そして、空気排出口116の開口面から記録液滴出口117までは流路径40μmの円筒形流路とする。また、記録液滴の軌道が円筒流路の中心軸と一致するように、ノズル111に位置決めされている。空気入口115は、内径50μm、外径100μmのリング状で、インクの飛翔方向と同じ向きに開口している。一方、空気排出口116は、内径50μm、外径100μmのリング状で、インクの飛翔方向に対向するように開口している。
本発明の第3の実施例を説明する。本実施例では、図21(a)に示すように、第1の主軸方向について、第2の偏向電極を貫通孔側壁の導電面が隣接するノズルからの液滴軌道を挟んで対向する形状となっている。また、反対側の隣接ノズルに対応する液滴軌道とは貫通孔側壁の導電面によって隔てられた形状となっている。具体的に実施例2での構成(図8(a))と比較すると、図8(a)では、隣接する液滴軌道の間には、必ず第2の偏向電極の貫通孔側壁の導電面があったのに対し、図21(a)では、導電面が1ノズルおきに設けられている。さらに、導電面が形成されている側の側壁内部にはインクの回収路が設けられているのに対し、導電面が形成されていない側の側壁内部には空気の回収路119が設けられている。
本発明の第4の実施例を説明する。本実施例は、第3の実施形態で述べた図11(a)に示す構成に基づいている。なお、以下では排気板9の構成について述べるが、送風板8の構成についても同様である。
本発明の第5の実施例を説明する。本実施例は、第3の実施の形態で述べた図11(a)に示す構成に基づいている。なお、以下では排気板9の構成について述べるが、送風板8の構成についても同様である。各部の寸法条件は実施例4と同様であるが、本実施例では、式(3−23)に基づいて、各空気排出口116の外半径r2outを変え、各空気排出口116での空気の流量が等しくなるようにする。
8 送風板
9 排気板
11 第1の制御部
12 第2の制御部
102 帯電電極板
103 第1の偏向電極板
104 第2の偏向電極板
115 空気入口
116 空気排出口
117 記録液滴出口
Claims (11)
- 液滴を吐出するノズルと、該ノズルから吐出された液滴を、媒体に付与する液滴と付与しない液滴とに分けるべく偏向させることが可能な偏向手段と、前記媒体に付与しない液滴を回収する液滴回収手段とを有する液体吐出ヘッドを用いる液体吐出装置であって、
前記ノズルから吐出された液滴が前記媒体へ向かう経路に沿って、前記ノズルから前記媒体に隣接する前記媒体に付与する液滴の液滴出口まで延在する通路が設けられ、該通路は、その内側に空気が入るようにする空気入口と、前記液滴回収手段とは別に設けられて前記通路の外側に空気を排出するようにする空気排出口とを有し、前記空気入口は前記ノズルに隣接して設けられ、前記ノズルから液滴が飛翔する方向に向かって、前記空気入口、前記空気排出口、前記液滴出口の順に配置され、
前記空気入口および前記空気排出口は、それぞれ、前記通路の外側に設置された流入制御手段および流出制御手段にそれぞれ接続され、
(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)×0.8≦(前記流出制御手段が前記空気排出口から排出させる流量の設定値)≦(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)となっており、
かつ、前記媒体に付与する液滴が飛翔する軌道に垂直で前記空気排出口の重心を通る平面と前記軌道との交点から、前記軌道に垂直で前記液滴出口の外端を通る平面と前記軌道との交点まで区間の距離をl(m)、前記通路の前記区間での平均直径をd(m)、前記流入制御手段が前記空気入口に供給する単位時間当たりの流量をQin(m3/s)としたとき、
l>4.24×106d×Qin+0。0066×d−770×Qin+9.2×10-5
が成り立つように構成されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記流入制御手段から前記空気入口までの空気の流路抵抗をR1(Pa・s/m3)、前記空気排出口から前記流出制御手段までの空気の流路抵抗をR2(Pa・s/m3)、前記空気入口から前記空気排出口までの空気の流路抵抗をR3(Pa・s/m3)、前記空気排出口から前記液滴出口までの空気の流路抵抗をR4(Pa・s/m3)とし、前記流入制御手段での圧力をP1(Pa)、前記流出制御手段での圧力をP2(Pa)、前記空気排出口の外側での外気の圧力をP0(Pa)とし、前記通路での単位時間当たりの流量をQ0(m3/s)としたとき、tを0.8≦t≦1を満たす実数として、
P1=P0+Q0×(R1+R3+(1−t)R4)、かつ
P2=P0−Q0×(−tR2+(1−t)R4)
が成り立つように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - 液滴を吐出するノズルと、該ノズルから吐出された液滴を、媒体に付与する液滴と付与しない液滴とに分けるべく偏向させることが可能な偏向手段と、前記媒体に付与しない液滴を回収する液滴回収手段とを有する液体吐出ヘッドを用いる液体吐出装置であって、
前記ノズルから吐出された液滴が前記媒体へ向かう経路に沿って、前記ノズルから前記媒体に隣接する前記媒体に付与する液滴の液滴出口まで延在する通路が設けられ、該通路は、その内側に空気が入るようにする空気入口と、前記液滴回収手段とは別に設けられて前記通路の外側に空気を排出するようにする空気排出口とを有し、前記空気入口は前記ノズルに隣接して設けられ、前記ノズルから液滴が飛翔する方向に向かって、前記空気入口、前記空気排出口、前記液滴出口の順に配置され、
前記空気入口および前記空気排出口は、それぞれ、前記通路の外側に設置された流入制御手段および流出制御手段にそれぞれ接続され、
(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)×0.8≦(前記流出制御手段が前記空気排出口から排出させる流量の設定値)≦(前記流入制御手段が前記空気入口に供給する流量の設定値)となっており、
かつ、前記空気排出口から前記液滴出口までの前記通路の部分には、その上流よりも流路幅が狭くなっている絞り部が設けられていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記ノズルから前記液滴出口に向かう向きを正とした場合の、前記媒体に付与する液滴が飛翔する軌道の方向ベクトルと、前記空気排出口での空気の流れの方向を正とした場合の、前記空気排出口の開口の法線ベクトルと、のなす角が90度以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記ノズルが複数設けられるとともに、該複数のノズルに対応して複数の前記通路が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記ノズルが複数設けられるとともに、該複数のノズルに対応して複数の前記通路が設けられ、前記流入制御手段は前記複数の通路に対し共通して設けられており、前記空気入口から前記流入制御手段の間には、前記空気入口に接続された支流と、前記複数の通路に設けられる前記支流が合流して前記流入制御手段までを接続する本流とを有する流路を備え、前記支流から前記空気入口までの流路抵抗は、前記支流から前記本流までの流路抵抗よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記ノズルが複数設けられるとともに、該複数のノズルに対応して複数の前記通路が設けられ、前記流入制御手段は前記複数の通路に対し共通して設けられており、前記複数の通路のそれぞれの前記空気入口から前記流入制御手段までの流路抵抗がすべて等しくなるように、それぞれの前記空気入口での流路抵抗が調節されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の液体吐出装置。
- それぞれの前記空気入口の開口面積を異ならせることによって前記調節が行われることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
- 前記ノズルが複数設けられるとともに、該複数のノズルに対応して複数の前記通路が設けられ、前記前記流出制御手段は前記複数の通路に対し共通して設けられており、前記空気排出口から前記流出制御手段の間には、前記空気排出口に接続された支流と、前記複数の通路に設けられる前記支流が合流して前記流出制御手段までを接続する本流とを有する流路を備え、前記支流から前記空気排出口までの流路抵抗は、前記支流から前記本流までの流路抵抗よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記ノズルが複数設けられるとともに、該複数のノズルに対応して複数の前記通路が設けられ、前記流入制御手段は前記複数の通路に対し共通して設けられており、前記複数の通路のそれぞれの前記空気排出口から前記流出制御手段までの流路抵抗がすべて等しくなるように、それぞれの前記空気排出口での流路抵抗が調節されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか、または請求項9に記載の液体吐出装置。
- それぞれの前記空気排出口の開口面積を異ならせることによって前記調節が行われることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。
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