JP2011157716A - 媒体伝播用送受信器および同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫 - Google Patents

媒体伝播用送受信器および同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫 Download PDF

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Abstract

【課題】金庫の壁部などの媒体中を伝播可能な音波を利用して簡易な構成で精度良く各種信号の送受信が行なえる媒体伝播用送受信器、および同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫を提供する。
【解決手段】金庫100は、扉体102の表裏面に金庫100の内側と外側との間で各種信号の送受信を行うための媒体伝播用送受信器110,120を備えている。媒体伝搬用送受信器110,120は、機械エネルギと電気エネルギとを相互に変換する圧電素子111,121と、圧電素子111,121に接触して配置されて圧電素子111,121に対して機械エネルギと音波とを相互に変換する金属製の振動板112,122と、振動板112,122を点接触で支持して同振動板112,122に対して音波を送受する支持体114,124と、支持体114,124から露出した状態で振動板112,124に対向配置される磁石115,125とで構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音波を伝播可能な媒体に対して音波を送受信可能な媒体伝播用送受信器、および同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫に関する。
従来から、現金、有価証券、貴金属または各種証書・権利書などの貴重品を保管するための保管庫として金庫が用いられている。金庫は、火災や盗難などから保管物を保護するために極めて堅牢に造られているが、近年においては、更なる防犯性能の向上を目的として金庫における開閉、振動、衝撃および移動を感知する各種防犯センサを備えたものが種々提案されている。また、金庫における防犯性および利便性の向上を目的として、電気信号に基づいて扉の施錠・開錠を行なう所謂電子ロックを備えた金庫も用いられている。
このような各種防犯センサや電子ロックを備えた金庫においては、金庫の内側に設けられた各種センサや電子ロックのためのアクチュエータなどと金庫の外側に設けられた制御装置との間で検出信号や制御信号の送受信が可能に構成される必要がある。例えば、下記特許文献1,2には、金庫の内側と外側との間で有線または無線により各種信号の送受信が可能な金庫が開示されている。
特開平07−217315号公報 特開2003−41858号公報
しかしながら、金庫の内側と外側との間において各種信号の送受信を有線で行なう場合においては、頑丈に形成された金庫の壁部に有線(通信線)を通すための貫通孔を設けなければならず、貫通孔の形成作業が煩雑であるとともに金庫の耐火性能などの堅牢性が低下するという問題がある。また、金庫の内側と外側との間において各種信号の送受信を無線で行なう場合においては、頑丈に形成された金庫の壁部によって無線通信の通信精度が低下するとともに通信可能な範囲が限定されるという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、金庫の壁部などの媒体中を伝播可能な音波を利用して簡易な構成で精度良く各種信号の送受信が行なえる媒体伝播用送受信器、および同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本発明の特徴は、音波を伝播可能な媒体に対して音波を送受信可能な媒体伝播用送受信器において、機械エネルギと電気エネルギとを相互に変換可能な圧電素子と、圧電素子に接触して配置され、圧電素子に対して機械エネルギと音波とを相互に変換可能な振動板と、振動板を点接触または線接触で支持して同振動板に対して音波を送受する支持体とを備えることにある。
このように構成した請求項1に係る発明の特徴によれば、媒体伝播用送受信器は、圧電素子との間で機械エネルギと音波とを相互に変換する振動板が同振動板に対して音波を送受信する支持体に点接触または線接触で支持されている。これにより、圧電素子に対して連続的に屈曲変形、すなわち、振動する振動板は、振動板と支持体とが面接触する場合に比べて振動し易くなる。したがって、音波を伝播させる媒体に支持体を直接的または間接的に取り付けることにより媒体に対してより効率的に音波を送受信することができる。この結果、例えば、金属の壁部などの音波が伝播可能な媒体を介して簡易な構成で精度良く各種信号の送受信を行なうことができる。
また、請求項2に係る本発明の他の特徴は、前記媒体伝播用送受信器において、振動板は、磁性体で構成されており、前記媒体に接触可能な位置で支持体を介して振動板に対向配置される磁石を備えることにある。
このように構成した請求項2に係る本発明の他の特徴によれば、媒体伝播用送受信器は、磁性体で構成された振動板に対して支持体を介して磁石が設けられて構成されている。これにより、振動板は支持体を介して対向配置された磁石の磁力によって支持体に引き付けられた状態で支持される。すなわち、振動板を支持体に対して接着剤などを用いることなく支持することができる。また、音波の伝播対象となる媒体が金属などの磁性体の場合には、前記磁石を介して容易に媒体伝播用送受信器を媒体上に取り付けることができ、媒体伝播用送受信器の取り扱いがより簡易になる。
また、請求項3に係る本発明の他の特徴は、前記媒体伝播用送受信器において、支持体は、振動板の外周面の位置を規制する規制片を備えることにある。
このように構成した請求項3に係る本発明の他の特徴によれば、媒体伝播用送受信器は、支持体に振動板の外周面の位置を規制する規制片を備えて構成されている。これにより、磁力によって支持された振動板における吸引方向に直交する平面方向の位置ずれが防止される。これにより、支持体はより精度良く振動板を保持することができる。
また、請求項4に係る本発明の他の特徴は、前記媒体伝播用送受信器において、支持体は、振動板を点接触で支持する錐部を有することにある。
このように構成した請求項4に係る本発明の他の特徴によれば、媒体伝播用送受信器における振動板は、支持体に設けた錐部によって点接触で支持されている。これにより、振動板を線接触により支持する構成に比べて振動板がより振動し易い状態で支持することができる。この結果、音波を伝播させる媒体に対してより効率的に音波を送受信することができる。
また、本発明は、媒体伝播用送受信器として実施できるばかりでなく、同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫の発明としても実施できるものである。
すなわち、請求項5に係る本発明の他の特徴は、被保管物を収容する保管庫において、保管庫の振動を検出するために前記請求項1ないし前記請求項4のうちのいずれか1つに記載した媒体伝播用送受信器を備えたことにある。
このように構成した請求項5に係る本発明の他の特徴によれば、被保管物を収容する保管庫は、媒体伝播用送受信器を備えて構成されている。すなわち、媒体伝播用送受信器は、前記したように媒体中を伝播する音波を高感度で受信することができるため、保管庫に生じる振動を高感度で感知することができる振動センサとして用いることができる。
また、請求項6に係る本発明の他の特徴は、被保管物を収容する保管庫において、保管庫内にて作動するアクチュエータおよび/または同庫内の状態を検出する検出器からなる庫内機能部と、保管庫の内側および外側にそれぞれ設置され、保管庫の外部に対して庫内機能部が入出力する電気信号を音波を用いて送受信する前記請求項1ないし前記請求項4のうちのいずれか1つに記載した媒体伝播用送受信器とを備えたことにある。
このように構成した請求項6に係る本発明の他の特徴によれば、保管庫の内部に設けられた各種電気・電子機器と保管庫の外側に設けられた各種電気・電子機器とが、保管庫の内側と外側にそれぞれ設けられた媒体伝播用送受信器によって電気信号の送受信が行なわれる。これにより、前記媒体伝播用送受信器の作用効果と同様の作用効果、すなわち、簡易な構成で精度良く各種信号の送受信を実現することができる。
また、請求項7に係る本発明の他の特徴は、前記保管庫において、媒体伝播用送受信器は、保管庫の構成部材を介して音波を送受信することにある。
このように構成した請求項7に係る本発明の他の特徴によれば、媒体伝播用送受信器は、保管庫の構成部材を介して音波を送受信するため、音波を伝播させるための媒体を別途用意する必要がない。これにより、保管庫の構成を簡単にすることができる。
(A)〜(C)は本発明に係る金庫の全体構成を概略的に示しており、(A)は金庫の正面図であり、(B)は(A)に示す金庫をA−A線から見た金庫の縦断面図であり、(C)は(A)に示す金庫をB−B線から見た金庫の横断面図である。 (A),(B)は、図1に示す媒体伝播用送受信器の全体構成を概略的に示しており、(A)は媒体伝播用送受信器の側面図であり、(B)は(A)に示す媒体伝播用送受信器の縦断面図である。 図2に示す媒体伝播用送受信器における蓋部を省略した媒体伝播用送受信器の平面図である。 図1に示す金庫の防犯機能の作動を制御する制御システムのブロック図である。
以下、本発明に係る媒体伝播用送受信器および同媒体伝播用送受信器を備えた保管庫の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(A)〜(C)は、本発明に係る媒体伝播用送受信器を備えた保管庫としての金庫100の全体構成を概略的に示しており、(A)は金庫100の正面図であり、(B)は(A)に示すA−A線から見た金庫100の縦断面図であり、(C)は(A)に示すB−B線から見た金庫100の横断面図である。また、図2は、図1に示す媒体伝播用送受信器110,120の全体構成を概略的に示しており、(A)は媒体伝播用送受信器の側面図110,120であり、(B)は(A)に示す媒体伝播用送受信器110,120の縦断面図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各図面間および各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この金庫100は、現金、有価証券、貴金属または各種証書・権利書などの被保管物Wを火災や盗難など保護しつつ安全に保管するための保管庫である。
(金庫100および媒体伝播用送受信器110,120の構成)
金庫100は、主として、本体部101と扉体102とで構成されている。本体部101は、被保管物Wを収容するための閉じられた空間を形成するための部材であり、図示上下方向に延びるとともに一側面が開放された直方体状の箱体で構成されている。この本体部101は、外壁面101aおよび内壁面101bが鋼鉄製の板材で構成されるとともに、これらの外壁面101aと内壁面101bとの間の中間部101cにコンクリートが充填されて構成されており、機械的強度および耐火性能の向上が図られている。また、この本体部101の下面における四隅には、金庫100を高床式に支持する4つの脚部101dがそれぞれ設けられている。
扉体102は、前記本体部101の開口部を開閉自在に塞ぐ扉であり、本体部101の開口部における長辺の縁部に蝶番103を介して取り付けられている。この扉体102は、本体部101と同様に、外壁面102aおよび内壁面102bが鋼鉄製の板材で構成されるとともに、これらの外壁面102aと内壁面102bとの間の中間部102cにコンクリートが充填されて構成されている。扉体102の外壁面102aには、扉体102の内壁面102bと貫通した状態でハンドル104、シリンダ錠105およびダイヤル錠106がそれぞれ設けられている。
ハンドル104は、扉体102を開閉するための取っ手であり、図示水平方向に延びて形成されている。また、シリンダ錠106は、円筒状に形成されたシリンダ内に鍵を挿入して回動操作することにより扉体102の開錠および施錠を行なうことができる錠である。また、ダイヤル錠106は、円柱状のダイヤルを左右の回転方向にそれぞれ回動操作することにより扉体102の開錠および施錠を行なうことができる錠である。これらのハンドル104、シリンダ錠105およびダイヤル錠106は、扉体102の内部において、中間部102cを構成するコンクリートに対してパイプ台107を介して支持されている。
パイプ台107は、断面形状が半球状の3つの溝部を有した2つの金属板を貼り合わせることにより、3つの筒部を有した板状体に形成されている。このパイプ台107は、前記3つの各筒部内にハンドル104、シリンダ錠105およびダイヤル錠106を収容して扉体102の内部に配置されている。また、この場合パイプ台107は、3つの筒部の軸線方向の両端部が扉体102の外壁面102aと内壁面102bとにそれぞれ接触した状態で配置されている。
このパイプ台107における軸線方向両端部には、扉体102の外壁面102aおよび内壁面102cを介して媒体伝播用送受信器110,120がそれぞれ設けられている。本実施形態においては、扉体102におけるハンドル104とシリンダ錠105との間に媒体伝播用送受信器110,120がそれぞれ設けられている。媒体伝播用送受信器110,120は、音波と電気信号とを相互に変換する器具であり、扉体102の外側と内側、すなわち、金庫100の内側と外側とで音波を用いて各種信号の送受信を行なう。これらの媒体伝播用送受信器110,120は、互いに同じ構成であるため、以下では媒体伝播用送受信器110について説明し媒体伝播用送受信器120の説明は符号のみ示して省略する。
媒体伝播用送受信器110(120)は、図2(A),(B)および図3に示すように、圧電素子111(121)を備えている。圧電素子111(121)は、印加電圧に応じて機械的な歪みを生じるとともに、外部から与えられた機械的な歪みにより歪み量に応じた起電力を生じる受動素子である。本実施形態においては、圧電素子111(121)は、チタン酸バリウムの結晶を円板状に形成して構成されている。この圧電素子111(121)は、振動板112(122)に接着剤によって密着した状態で支持されている。
振動板112(122)は、屈曲(撓み)変形可能な厚さの金属板で構成されており、圧電素子111(121)に生じた機械的な歪みにより屈曲変形して音波を生じさせるとともに、外部から与えられた音波により屈曲変形して圧電素子111(121)に機械的な歪みを生じさせる。本実施形態においては、振動板112(122)は、42アロイ(鉄とニッケルとの合金)を円板状に形成して構成されている。これらの圧電素子111(121)および振動板112(122)には、圧電素子111(121)に対して電気信号を送受するための信号線113a(123a),113b(123b)がそれぞれ電気的に接続されている。
この振動板112(122)は、円筒状の支持体114(124)によって支持されている。支持体114(124)は、振動板112(122)の外径より大きな内径に形成された樹脂製の円筒体内部に振動板112(122)に対向した状態で円板状の底部114a(124a)が形成されて構成されている。底部114a(124a)における振動板112(122)に対向する側の表面(図示左側表面)には、円錐状の4つの錐部114b(124b)が振動板112(122)に向ってそれぞれ突出した状態で形成されている。これらの錐部114b(124b)は、その頂点部分において振動板112(122)を支持する部分であり、底部114a(124a)の縁部近傍において、同底部114a(124a)の外周に沿って略等間隔にそれぞれ形成されている。
一方、底部114a(124a)における扉体102(図示右側表面)側の表面には、同表面に一方の端面が密着するとともに、他方の端面が支持体114(124)の端部から露出した状態の磁石115(125)が設けられている。磁石115(125)は、磁力によって振動板112(122)を錐部114b(124b)の頂点部分に引き寄せて固定するとともに、媒体伝播用送受信器110(120)を扉体102の外壁面102a(内壁面102b)に固定するものである。すなわち、磁石115(125)の外径は、振動板112(122)の外径と略同径に形成されている。この磁石115(125)は、支持体114(124)の内径に対してしまりばめの外径に形成されており、同支持体114(124)内に圧入されて固定されている。
また、振動体112(122)が支持された支持体114(124)の内側の内周面には、支持体114(124)の軸芯方向に向って突出する断面形状が略三角形状の規制片114c(124c)が錘部114b(124b)に対応する4つの位置にそれぞれ形成されている。規則片114c(124c)は、錐部114b(124b)上に支持される振動板112(122)の径方向のずれを防止する突出片であり、4つの頂点部分を結ぶ円が振動板112(122)の外径に対応する突出量で形成されている。
この支持体114(124)における振動板112(122)を収容した側の開口部には、同開口部を覆う状態で蓋部116(126)が設けられている。蓋部116(126)は、支持体114(124)内に収容された圧電素子111(121)および振動板112(122)等を保護するためのカバーであり、支持体114(124)と同様の樹脂材によって構成されている。このように構成された媒体伝播用送受信器110(120)は、扉体102の外壁面102a(内壁面102b)に磁石115(125)の磁力によって固着している。
また、扉体102の外壁面102aおよび内壁面102bには、外部制御装置130および内部制御装置140がそれぞれ設けられている。外部制御装置130および内部制御装置140は、図4に示すように、金庫100の防犯機能の作動を制御する制御システムを構成する機器群である。これらのうち、外部制御装置130は、外部制御部131、送受信制御部132、外部通信制御部133、手動操作部134、液晶表示部135、ブザー136および電源部137によって構成されている。
外部制御部131は、マイクロコンピュータによって構成されており、図示しない制御プログラムを実行することにより、金庫100の防犯機能を総合的に制御する。この外部制御部131には、送受信制御部132、外部通信制御部133、手動操作部134、液晶表示部135、ブザー136および電源部137がそれぞれ接続されている。
送受信制御部132は、外部制御部131と媒体伝播用送受信器110との間に配置されており、外部制御部131に制御されて媒体伝播用送受信器110,120を介した外部制御部131と内部制御装置140との通信を制御する。外部通信制御部133は、無線通信回路(図示せず)で構成されており、外部制御部131に制御されて遠隔地間通信、例えば、警備会社の端末装置との間の通信や特定の携帯電話機との通信を行なう。この外部通信制御部133は、電波を送受信するための図示しないアンテナを備えている。
手動操作部134は、外部制御部131に対して各種情報や指示を入力するための複数の押下式のキースイッチによって構成されたスイッチ群である。また、液晶表示部135は、外部制御部131に制御されて外部制御部131の作動状態や各種情報を表示するための表示装置である。また、ブザー136は、外部制御装置131に制御されて操作音や警告音を出力する音声出力機器である。また、電源部137は、外部電源(DC12V)または電源部133に対して着脱自在な二次電池(充電型電池)から選択的に電力を供給する電気回路で構成されており、外部制御部131を含む外部制御装置130の各構成部に対して電力を供給する。
一方、内部制御装置140は、内部制御部141、送受信制御部142、施錠検知センサ143、傾斜・振動検知センサ144、LED表示部145および電源部146によって構成されている。これらのうち内部制御部141は、マイクロコンピュータによって構成されており、外部制御部131に制御されるとともに図示しない制御プログラムを実行することにより送受信制御部142、施錠検知センサ143、傾斜・振動感知センサ144、LED表示部145および電源部146の作動をそれぞれ制御する。
送受信制御部142は、内部制御部141と媒体伝播用送受信器120との間に配置されており、内部制御部141に制御されて媒体伝播用送受信器120,110を介した内部制御部141と外部制御装置130との通信を制御する。施錠検知センサ143は、内部制御部141に制御されて扉体102に設けられたシリンダ錠105およびダイヤル錠106の施錠状態に対応する検出信号を内部制御部141に出力する。傾斜・振動感知センサ144は、内部制御部141に制御されて金庫100の傾斜および振動を感知して同感知状態を表す感知信号を内部制御部141に出力する。
また、LED表示部145は、内部制御部141に制御されて内部制御部141の作動状態を表示するための表示装置である。電源部146は、電源部146に対して着脱自在な二次電池(充電型電池)を備えており、内部制御部141を含む内部制御装置140の各構成部に対して電力を供給する。すなわち、これらの内部制御部141、送受信制御部142、施錠検知センサ143、傾斜・振動検知センサ144、LED表示部145および電源部146が、本発明に係る庫内機能部に相当する。
(金庫100および媒体伝播用送受信器110,120の作動)
次に、上記のように構成した金庫100および媒体伝播用送受信器110,120の作動について説明する。まず、金庫100のユーザは、外部制御装置130の手動操作部134を操作することにより外部制御装置130および内部制御装置140の電源を入れて作動を開始させる。これにより、外部制御部131は図示しない制御プログラムを実行することにより、各部の作動を制御しつつユーザからの指示を待つ待機状態となる。また、内部制御装置140における内部制御部141は、外部制御部131から指示に従って図示しない制御プログラムを実行することにより、内部制御装置140の各部の作動を制御しつつ外部制御部131からの支持を待つ待機状態となる。
次に、ユーザは、シリンダ錠105およびダイヤル錠106を操作することにより扉体102を開けて金庫100内に被保管物Wを収容する。そして、ユーザは、扉体102を閉じた後、シリンダ錠105およびダイヤル錠106を操作して施錠することにより扉体102を開かない状態とする。これにより、シリンダ錠105およびダイヤル錠106に設けられた施錠検知センサ143は、シリンダ錠105およびダイヤル錠106の施錠状態、具体的には、シリンダ錠105およびダイヤル錠106が共に施錠されたことを表す施錠状態信号を内部制御部141に出力する。施錠状態信号を入力した内部制御装置141は、この施錠状態検出信号を送受信制御部142に対して出力する。
送受信制御部142は、内部制御部141から入力した施錠状態信号に対応する電気信号を媒体伝播用送受信器120に出力する。これにより、媒体伝播用送受信器120の圧電素子121は、信号線123a,123を介して入力した電気信号に応じて機械的歪みが生じる。このため、圧電素子121に密着する振動板122は、圧電素子121の歪みに応じて連続的に屈曲変形、すなわち、振動する。振動板122に生じた振動は、主として、支持体124の錐部124bおよび底部124aを介して磁石125に音波として伝達される。
そして、磁石125に伝達された音波は、磁石125が固着する扉体102の内壁面102bを介してパイプ台107に伝達される。この場合、振動板122に対して錐部123bは4つの点においてそれぞれ点接触で接触しているため、その接触面積は極めて小さい。このため、支持体124による振動板122の振動の妨げや減衰が極めて小さい。これにより、圧電素子121に入力された電気信号に対応する音波を効率的に磁石125に伝達できるとともにパイプ台107に送信することができる。
パイプ台107に送信された音波は、扉体102の外壁面102aを介して媒体伝播用送受信器110の磁石115に伝達される。媒体伝播用送受信器110の磁石115に伝達された音波は、主として支持体114の底部114aおよび錐部114bを介して振動板112に伝達される。これにより、振動板112は、伝達された音波に応じて連続的に屈曲変形、すなわち、振動する。このため、振動板112に密着する圧電素子111は、振動板112の屈曲変形に応じて機械的歪みを生じるとともに、同機械的歪みに応じた起電力による電気信号を信号線113a,113bに出力する。この場合、圧電素子111に生じた起電力による電気信号は、前記媒体伝播用送受信器120に入力された電気信号に対応している。
すなわち、媒体伝播用送受信器110は、パイプ台107から磁石115を介して受信した音波に対応する電気信号を外部制御装置130の送受信制御部132に出力する。この場合においても、振動板112に対して錐部113bは4つの点においてそれぞれ点接触で接触しているため、その接触面積は極めて小さい。このため、支持体114による振動板112の振動を妨げや減衰が極めて小さい。これにより、磁石115に伝達された音波を効率的に圧電素子111に伝達することができるとともに、同音波に対応する電気信号を精度良く生成することができる。すなわち、媒体伝播用送受信器110に伝達された音波を電気信号として精度良く受信することができる。
そして、媒体伝播用送受信器110から出力された電気信号を入力した外部制御装置130の送受信制御部132は、同入力した電気信号に対応する施錠状態信号を生成して外部制御部131に出力する。外部制御部131は、施錠状態信号が表すシリンダ錠104およびダイヤル錠105の施錠状態、すなわち、シリンダ錠104およびダイヤル錠105が共に施錠された状態であることを検出すると、金庫100の監視モードに移行する。
この外部制御装置130における金庫100の監視モードは、扉体102が正規の手順、すなわち、シリンダ錠104およびダイヤル錠105の開錠によって開かれるまでの間の異常状態を内部制御部130を介して監視するとともに、何らかの異常が検出された場合には、外部通信制御部133、液晶表示部135およびブザー136にそれぞれ異常検出時における所定の処理を実行させるものである。なお、これらの異常時における所定の処理については、本発明に直接関わらないため、その詳しい説明は省略するが、何れにしても、ユーザや第三者に対して異常を報知する処理を含んでいることは言うまでもない。
この監視モードにおいては、外部制御部131は、内部制御部141に対して傾斜・振動感知センサ144の作動開始を指示するとともに、所定時間間隔ごとに内部制御部131に対してシリンダ錠105およびダイヤル錠106の施錠状態や金庫100の傾斜・振動状態の問い合わせ処理を実行する。この内部制御部141の作動を制御するために外部制御部131から出力される制御信号も、前記と同様にして外部制御装置130から媒体伝播用送受信器110,120およびパイプ台106を介して内部制御装置140に送信される。
これにより、内部制御部141は、外部制御部131から指示に従って傾斜・振動感知センサ144の作動を開始させるとともに、所定時間ごとの外部制御部131からの問い合わせに対してその都度、シリンダ錠105およびダイヤル錠106の施錠状態や金庫100の傾斜・振動状態を表す信号を外部制御装置130に向けて送信する。また、内部制御部141は、傾斜振動感知センサ144からの出力信号によって金庫100の傾斜または振動を感知した場合には、直ちに外部制御部131に金庫100の傾斜または振動を表す感知信号を出力する。これにより外部制御部131は、外部通信制御部133、液晶表示部135およびブザー136にそれぞれ異常検出時における所定の処理を実行させる。
この金庫100の監視モードの実行中において、外部制御部130と内部制御部140とは、前記と同様にして媒体伝播用送受信器110,120を介して各種信号の送受信を行なう。そして、ユーザなどによりシリンダ錠105およびダイヤル錠106が正規の手順にて開錠された場合には、外部制御部131は、施錠検知センサ143によって検知されて内部制御部141から出力される施錠状態信号、具体的には、シリンダ錠104およびダイヤル錠105が共に開錠されたことを表す信号を入力することにより金庫100の監視モードを解除する。
そして、外部制御部131は、内部制御部141に対して傾斜・振動感知センサ144の作動停止を指示するとともに、内部制御部131に対する所定時間間隔ごとのシリンダ錠105およびダイヤル錠106の施錠状態や金庫100の傾斜・振動状態の問い合わせ処理を停止する。この内部制御部141の作動を制御するための制御信号も、前記と同様にして外部制御装置130から媒体伝播用送受信器110,120およびパイプ台107を介して内部制御装置140に送信される。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、媒体伝播用送受信器110,120は、圧電素子111,121との間で機械エネルギと音波とを相互に変換する振動板112,122が同振動板112,122に対して音波を送受信する支持体114,124に点接触で支持されている。これにより、圧電素子111,121に対して連続的に屈曲変形、すなわち、振動する振動板112,122は、振動板112,122と支持体114,124とが面接触する場合に比べて振動し易くなる。したがって、音波を伝播させる扉体102のパイプ台107に磁石115,125を介して支持体114,124を取り付けることによりパイプ台107に対してより効率的に音波を送受信することができる。この結果、金庫100において簡易な構成で精度良く各種信号の送受信を行なうことができる。
また、上記実施形態においては、媒体伝播用送受信器110,120は、磁性体で構成された振動板112,122に対して支持体114,124を介して磁石115,125が設けられて構成されている。これにより、振動板112,122は支持体114,124を介して対向配置された磁石115,125の磁力によって支持体114,124に引き付けられた状態で支持される。すなわち、振動板112,122を支持体114,124に対して接着剤などを用いることなく支持することができる。また、音波の伝播対象となる扉体102の外壁面102a,102bおよびパイプ台107が磁性体であるため、磁石115,125を介して容易に媒体伝播用送受信器110,120を扉体102の外壁面102a,102bに取り付けることができ、媒体伝播用送受信器110,120取り扱いがより簡易になる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記各変形例において、上記実施形態と同様の構成部分については同じ符号を付して、その説明を省略する。
例えば、上記実施形態においては、媒体伝播用送受信器110,120における支持体114,124は、4つの円錐状の錐部114b,124bによって振動板112,122を支持するように構成されている。しかし、錐部114b,124bは、点接触または線接触により振動板112,122を支持可能な構成であれば、必ずしも、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、3つ以下または5つ以上の錐部114,124bによって振動板112,122を支持するように構成してもよいし、錐部114b,124bを三角錐や四角錐などの角錐形状、さらには、凸状型の半球状に形成して構成することもできる。また、錐部114b,124bを縦断面形状が三角形状または半球状のリング状に形成することにより、振動板112,122を線接触で支持するように構成することもできる。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、媒体伝播用送受信器110,120は、支持体114,124に設けた磁石115,125によって支持体114,124の錐部114b,124b上に振動板112,122を固定するとともに、媒体伝播用送受信器110,120を金庫100の扉体102上に固定するように構成した。しかし、支持体114,124の錐部114b,124bと振動板112,122との固定および媒体伝播用送受信器110,120と金庫100の扉体102との固定は、磁石115,125以外の方法によっても実現することができる。例えば、支持体114,124の錐部114b,124bに対して振動板112,122を接着剤で固定することもできる。また、媒体伝播用送受信器110,120の支持体114,124を直接金庫100の扉体102に接着剤や両面テープを用いて固定することもできる。すなわち、媒体伝播用送受信器110,120は、磁石115,125を用いることなく構成することができる。なお、この場合、振動板112,122は、磁性体以外の素材、例えば、樹脂によって構成することもできる。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、媒体伝播用送受信器110,120は、支持体114,124の内周面に規制片114c,124cを設けることにより錐部114b,124bに対する振動板112,122の径方向への位置ずれを防止した。しかし、錐部114b,124bに対する振動板112,122の位置ずれが他の手法、例えば、磁力のより強力な磁石115,125の採用や、錐部114b,124bと振動板112,122との接着などにより防止されていれば、必ずしも規制片114c,124cを設ける必要はない。これによれば、より簡単に支持体114,124を構成することができる。
また、上記実施形態においては、金庫100における振動を内側制御装置130に設けた傾斜・振動感知センサ144によって感知するように構成した。しかし、媒体伝播用送受信器110,120は、媒体中を伝播する音波を受信することができるものである。このため、傾斜・振動感知センサ144に代えてまたは加えて媒体伝播用送受信器110,120によって扉体102を伝播する振動を感知するように構成することもできる。すなわち、媒体伝播用送受信器110,120を振動センサとして用いることもできる。
また、上記実施形態においては、媒体伝播用送受信器110と媒体伝播用送受信器120との間において音波を伝播させる媒体として、扉体102の内部にてハンドル103、シリンダ錠104およびダイヤル錠105をカバーするパイプ台106を利用した。しかし、音波を伝播させる媒体は、音波を伝播可能な媒体であれば必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、金庫100を構成するパイプ台106以外の部材、例えば、ハンドル103やシリンダ錠104などに媒体伝播用送受信器110,120を設けるようにしてもよい。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、内部制御部141、送受信制御部142、施錠検知センサ143、傾斜・振動検知センサ144、LED表示部145および電源部146によって内部制御装置140、すなわち、庫内機能部を構成した。しかし、庫内機能部は、金庫100内にて作動するアクチュエータおよび同金庫100の状態を検出する検出器を少なくとも1つ含んで構成されていればよい。すなわち、庫内機能部の構成機器は、金庫100が求められる仕様に応じて適宜決定されればよい。例えば、庫内機能部を金庫100内にて錠の施錠および開錠に使用する電動モータや、金庫100内の温度・湿度を検出するセンサなどで構成することができる。
また、上記実施形態においては、媒体伝播用送受信器110,120を金庫100に適用した実施例について説明した。しかし、媒体伝播用送受信器110,120は、金庫100以外の保管庫、例えば、ロッカーや冷蔵・冷凍庫などの各種保管庫に適用することができる。また、媒体伝播用送受信器110,120は、音波の媒体伝播を利用した送受信器として、または前記振動センサとして保管庫以外の各種機器に広く適用できるものである。この場合、音波の伝播対象である媒体は、必ずしも固体に限られず、水などの液体や空気などの気体であってもよい。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
100…金庫、101…本体部、101a…外壁面、101b…内壁面、103c…中間部、101c…脚部、102…扉体、102a…外壁面、102b…内壁面、102c…中間部、104…蝶番、105…ハンドル、106…シリンダ錠、107…パイプ台、110,120…媒体伝播用送受信器、111,121…圧電素子、112,122…振動板、113a,113b,123a,123b…信号線、114,124…支持体、114a,124a…底部、114b,124b…錐部、114c,124c…規制片、115,125…磁石、116,126…蓋部、130…外部制御装置、131…外部制御部、132…送受信制御部、133…外部通信制御部、134…手動操作部、135…液晶表示部、136…ブザー、137…電源部、140…内部制御装置、141…内部制御部、142…送受信制御部、143…施錠検知センサ、144…傾斜・振動感知センサ、145…LED表示部、146…電源部。

Claims (7)

  1. 音波を伝播可能な媒体に対して前記音波を送受信可能な媒体伝播用送受信器において、
    機械エネルギと電気エネルギとを相互に変換可能な圧電素子と、
    前記圧電素子に接触して配置され、前記圧電素子に対して前記機械エネルギと前記音波とを相互に変換可能な振動板と、
    前記振動板を点接触または線接触で支持して同振動板に対して前記音波を送受する支持体とを備えることを特徴とする媒体伝播用送受信器。
  2. 請求項1に記載した媒体伝播用送受信器において、
    前記振動板は、磁性体で構成されており、
    前記媒体に接触可能な位置で前記支持体を介して前記振動板に対向配置される磁石を備えることを特徴とする媒体伝播用送受信器。
  3. 請求項2に記載した媒体伝播用送受信器において、
    前記支持体は、前記振動板の外周面の位置を規制する規制片を備えることを特徴とする媒体伝播用送受信器。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した媒体伝播用送受信器において、
    前記支持体は、前記振動板を点接触で支持する錐部を有することを特徴とする媒体伝播用送受信器。
  5. 被保管物を収容する保管庫において、
    前記保管庫の振動を検出するために前記請求項1ないし前記請求項4のうちのいずれか1つに記載した媒体伝播用送受信器を備えたことを特徴とする保管庫。
  6. 被保管物を収容する保管庫において、
    前記保管庫内にて作動するアクチュエータおよび/または同庫内の状態を検出する検出器からなる庫内機能部と、
    前記保管庫の内側および外側にそれぞれ設置され、前記保管庫の外部に対して前記庫内機能部が入出力する電気信号を音波を用いて送受信する前記請求項1ないし前記請求項4のうちのいずれか1つに記載した媒体伝播用送受信器とを備えたことを特徴とする保管庫。
  7. 請求項6に記載した保管庫において、
    前記媒体伝播用送受信器は、前記保管庫の構成部材を介して音波を送受信することを特徴とする保管庫。
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