JP2011151960A - 蓄電システム、蓄電方法およびプログラム - Google Patents

蓄電システム、蓄電方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電池を利用して電力の平準化を図るとともに、電力会社の発電所等から供給される電力の品質の低下を防止する。
【解決手段】自然エネルギー(太陽光あるいは太陽熱等)を利用して発電する発電手段と、発電手段の発電量が負荷で消費される電力量よりも大きい場合に発電手段の発電による電力の一部(余剰電力)を蓄電し、発電手段の発電量が負荷で消費される電力量よりも小さい場合に、蓄電電力を負荷に対して供給する蓄電手段と、発電手段の発電量が第1の所定値以上の場合に、その発電手段の発電による電力の一部(余剰電力)を発電手段に回生する回生手段と、発電手段の発電量が前記第1の所定値より低い第2の所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、蓄電手段を充電するための直流電力を供給するコンバータと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、自然エネルギー、特に、太陽からのエネルギーを利用して発電した電力を発電状況に応じて、蓄電池に充電あるいは負荷等に対して、蓄電池から放電することにより安定的に電力を供給する蓄電システム、蓄電方法およびプログラムに関する。
近年、地球温暖化防止のために、CO排出量を抑制する取り組みが世界的に注目を浴びている。そうした中、エネルギー源として、従来の化石燃料による発電システムに替わるものとして、自然エネルギー、例えば、太陽光等を利用したクリーンエネルギーによる発電システムが普及しつつある。
しかしながら、自然エネルギーを利用した発電システムでは自然環境によっては十分な発電量を得られないような状況も起こり得る。例えば、風力等を利用した発電システムでは、風力の弱いときには所望の発電量が得られないこともあり、電力供給すべき負荷に対して十分な電力の供給ができないという問題がある。このような問題は、特に、太陽光や太陽熱等を利用した発電システムでは顕著であり、太陽の出ている晴天の日の日中には、負荷において消費する電力以上の十分な発電が期待できるものの、例えば、曇りや夜間においては、ほとんど発電が期待できない。また、太陽電池等では、気象条件等によって、発電量に変動が生じる。
このような問題に対応するために、太陽光等を利用した発電システムにおける発電量が負荷における需要量を上回ったときに、余剰電力を蓄電池に蓄電し、太陽光等を利用した発電システムにおける発電量が負荷における需要量に満たないときに、蓄電池から負荷に対して放電を行って、電力の平準化を図る技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、日中の発電量が蓄電池の容量よりも多い場合には、この余剰電力を電力会社の発電所等に逆潮流して、売買する系統連系売電というシステムも知られている。
特開2001−314038号公報
しかしながら、上記のように、太陽からのエネルギーを利用して発電システムでは、気象条件等により発電量のばらつきが大きく、発電量が多く、系統連系売電を行う場合に、所定量以上の過剰な電力を系統連系売電として電力会社の発電所等に逆潮流すると、この過剰な電力により、電力会社の発電所等から供給される電力の品質が低下したり、力率が悪化するといった問題があった。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、蓄電池を利用して電力の平準化を図るとともに、電力会社の発電所等から供給される電力の品質の低下を防止する蓄電システム、蓄電方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1)本発明は、自然エネルギーを利用して発電する発電手段(例えば、図1の太陽電池1に相当)と、前記発電手段の発電量が、接続されるべき負荷で消費される電力量よりも大きい場合は発電手段の発電による電力の一部を蓄電し、前記発電手段の発電量が前記負荷で消費される電力量よりも小さい場合は、蓄電した電力を前記負荷に対して供給する蓄電手段(例えば、図3の蓄電池11に相当)と、前記発電手段の発電量が予め定めた電力量よりも大きいときに、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生する回生手段(例えば、図3のシャント回路13に相当)と、前記発電手段の発電量が所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給するコンバータ(例えば、図3のシャント回路13に相当)と、を備えた蓄電システムを提案している。
この発明によれば、回生手段が、発電手段の発電量が予め定めた電力量よりも大きいときに、その発電手段の発電による電力の一部を発電手段に回生することにより、過剰な電力が電力会社の発電所等に逆潮流することを防止するとともに、発電手段により発電された電力を有効に活用する。また、気象状況等により、自然エネルギーを利用した発電手段の発電量が所定値以下の場合には、コンバータを介して、電力供給系統からの電力により、蓄電手段への充電電力を補充するため、発電のための諸条件に関わらず、電力供給の平準化を図ることができる。
(2)本発明は、(1)の蓄電システムについて、前記発電手段の発電量を検出する発電量検出手段(例えば、図4の発電電力検出部21に相当)と、前記負荷で消費する消費電力を検出する消費電力検出手段(例えば、図8の消費電力検出部22に相当)と、前記発電量検出手段で検出された発電量と前記消費電力検出手段で検出された消費電力とを比較(例えば、図4の比較部23に相当)して、前記発電量が前記消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を前記蓄電手段に蓄電するよう制御し、前記発電手段の発電量が予め定めた電力量よりも大きいときに、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生するよう制御し、前記発電量が前記消費電力よりも小さい場合に、前記蓄電手段から前記負荷に対して、電力を供給し、前記発電手段の発電量が所定値以下の場合に、前記コンバータを作動させて、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給するよう制御する制御手段(例えば、図3の制御部14に相当)と、を備えたことを特徴とする蓄電システムを提案している。
この発明によれば、制御手段は、比較手段の比較結果により、発電量が消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電手段に蓄電するよう制御し、発電手段の発電量が予め定めた電力量よりも大きいときに、その発電手段の発電による電力の一部(余剰電力分)を発電手段に回生するよう制御し、発電量が消費電力よりも小さい場合に、蓄電手段から負荷に対して、電力を供給し、発電手段の発電量が所定値以下の場合に、コンバータを作動させて、電力供給系統からの電力により、蓄電手段を充電するための直流電力を供給する。したがって、発電量と消費電力との関係を把握した上で、システム全体を適切に制御する。
(3)本発明は、(1)または(2)の蓄電システムについて、前記回生手段の入力端と前記蓄電手段の入出力端との間に、一方向素子(例えば、図3のダイオードD1に相当)を設けたことを特徴とする蓄電システムを提案している。
この発明によれば、回生手段の入力端と蓄電手段の入出力端との間に、一方向素子が設けられている。この一方向素子は、最大電力点追尾(Maximum Power Point Tracking:MPPT)コンバータの替わりに設けられたものであり、MPPTコンバータを設けなくとも回生手段により蓄電手段や負荷へ過電圧が供給されることが抑制され、逆流防止のために一方向素子をMPPTコンバータの替わりに設けることにより、MPPTコンバータにおける変換損失をも改善する。
(4)本発明は、(2)の蓄電システムについて、前記回生手段に流れる電流を検出する電流検出手段(例えば、図4の電流検出部28に相当)を備えたことを特徴とする蓄電システムを提案している。
この発明によれば、電流検出手段が回生手段に流れる電流を検出する。これにより、発電量検出手段で検出された発電量と電流検出手段により検出された電流量とに基づいて、回生モード(シャントモード)の場合でも太陽電池等の実際の発電量を検出することができる。
(5)本発明は、(1)から(4)の蓄電システムについて、前記発電手段が太陽光電池パネルであることを特徴とする蓄電システムを提案している。
(6)本発明は、(1)から(4)の蓄電システムについて、前記発電手段が太陽熱電池パネルであることを特徴とする蓄電システムを提案している。
(7)本発明は、(1)から(6)の蓄電システムについて、前記蓄電手段が、リチウムイオン電池であることを特徴とする蓄電システムを提案している。
この発明によれば、蓄電手段が、リチウムイオン電池である。リチウムイオン電池は、ニッカド電池やニッケル水素電池に比べて、電圧が高く、エネルギー密度が高い。また、ニッカド電池やニッケル水素電池のように、メモリー効果がなく、サイクル寿命が長い。さらに、急速充電可能で、保存特性が良く、高出力が取り出せるという利点がある。したがって、太陽光等の自然エネルギーから発電を行う蓄電システムの蓄電池に適した特性を有する。
(8)本発明は、(1)から(6)の蓄電システムについて、前記蓄電手段が、リチウムイオンポリマー電池であることを特徴とする蓄電システムを提案している。
この発明によれば、蓄電手段が、リチウムイオンポリマー電池である。リチウムイオンポリマー電池は電解質にポリマーを用いたものであり、リチウムイオン電池と同様の特性を有する。
(9)本発明は、(7)から(8)の蓄電システムについて、前記蓄電手段が、前記太陽発電手段における発電量に応じた蓄電容量を有する組電池構造であることを特徴とする蓄電システムを提案している。
(10)本発明は、(1)から(9)の蓄電システムについて、住宅、ビル等の商業施設、工場や研究所等の工業施設に配置されることを特徴とする蓄電システムを提案している。
(11)本発明は、(1)から(9)の蓄電システムについて、特定地域の蓄電所に配置されることを特徴とする蓄電システムを提案している。
(12)本発明は、自然エネルギーを利用して発電する発電手段を備えた蓄電システムにおける蓄電方法であって、自然エネルギーを利用した発電の発電量を検出する第1のステップ(例えば、図7のステップS101に相当)と、負荷で消費する消費電力を検出する第2のステップ(例えば、図7のステップS102に相当)と、発電量と消費電力とを比較して、前記発電量が前記消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電するよう制御する第3のステップ(例えば、図7のステップS103、ステップS113に相当)と、前記発電量が前記消費電力よりも小さい場合に、前記負荷に対して、電力を供給するよう制御する第4のステップ(例えば、図7のステップS111に相当)と、前記発電量が予め定めた発電量を超える場合に、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生する第5のステップ(例えば、図7のステップS110に相当)と、気象状況等により、前記発電量が所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給する第6のステップ(例えば、図7のステップS107に相当)と、を備えたことを特徴とする蓄電方法を提案している。
この発明によれば、自然エネルギーを利用した発電の発電量を検出し、負荷で消費する消費電力を検出する。そして、発電量と消費電力とを比較して、発電量が消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電し、発電量が消費電力よりも小さい場合に、負荷に対して、電力を供給し、発電量が予め定めた発電量を超える場合に、その発電手段の発電による電力の一部を発電手段に回生する。さらに、気象状況等により、発電量が所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、蓄電手段を充電するための直流電力を供給する。したがって、過剰な電力が電力会社の発電所等に逆潮流することを防止するとともに、発電手段により発電された電力を有効に活用する。また、気象状況等により、発電手段の発電量が所定値以下の場合には、電力供給系統からの電力により、蓄電手段への充電電力を補充するため、発電のための諸条件に関わらず、電力供給の平準化を図ることができる。
(13)本発明は、自然エネルギーを利用して発電する発電手段を備えた蓄電システムにおける蓄電方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、自然エネルギーを利用した発電の発電量を検出する第1のステップ(例えば、図7のステップS101に相当)と、負荷で消費する消費電力を検出する第2のステップ(例えば、図7のステップS102に相当)と、発電量と消費電力とを比較して、前記発電量が前記消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電するよう制御する第3のステップ(例えば、図7のステップS103、ステップS113に相当)と、前記発電量が前記消費電力よりも小さい場合に、前記負荷に対して、電力を供給するよう制御する第4のステップ(例えば、図7のステップS108に相当)と、前記発電量が予め定めた発電量を超える場合に、その超えた発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生する第5のステップ(例えば、図7のステップS111に相当)と、気象状況により、前記発電量が所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給する第6のステップ(例えば、図7のステップS107に相当)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、自然エネルギーを利用した発電の発電量を検出し、負荷で消費する消費電力を検出する。そして、発電量と消費電力とを比較して、発電量が消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電し、発電量が消費電力よりも小さい場合に、負荷に対して、電力を供給し、発電量が予め定めた発電量を超える場合に、その超えた発電手段の発電による電力の一部を発電手段に回生する。さらに、気象状況により、発電量が所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、蓄電手段を充電するための直流電力を供給する。したがって、過剰な電力が電力会社の発電所等に逆潮流することを防止するとともに、発電手段により発電された電力を有効に活用する。また、気象状況等により、発電手段の発電量が所定値以下の場合には、電力供給系統からの電力により、蓄電手段への充電電力を補充するため、発電のための諸条件に関わらず、電力供給の平準化を図ることができる。
本発明によれば、自然エネルギーを利用して発電した電力を有効に活用し、負荷に対して、安定した電力供給を行うことができるという効果がある。また、発電量が過剰に大きい場合に、その発電手段の発電による電力の一部を発電装置に回生することにより、発電所からの供給電力の性能を維持することができるという効果がある。
さらに、回生手段の入力端と蓄電手段の入出力端との間に、一方向素子を設けることにより、変換損失を改善するという効果がある。また、回生手段の電流を検出できることから、シャント状態でも太陽電池等の出力を検出することができるという効果がある。また、気象状況等により、発電量が規定値に満たない場合に、電力供給系統からの電力を蓄電池に充電することにより、電力の平準化を図ることができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る蓄電システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る蓄電装置の配置場所を例示するイメージ図である。 本発明の実施形態に係る蓄電装置の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部の構成を示した図である。 本発明の実施形態に係るリチウムイオン電池の概観図である。 本発明の実施形態に係るシャント回路の回路構成を例示した図である。 本発明の実施形態に係る蓄電システムの処理フローである。 発電電力と消費電力、充電量との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<蓄電システムの構成>
図1および図2を用いて、本実施形態に係る蓄電システムの構成について説明する。
本実施形態に係る蓄電システムは、図1に示すように、自然エネルギーを利用して発電をする発電手段としての太陽電池1と、蓄電装置2と、負荷3と、電力供給系統4とから構成されている。
太陽電池1は、太陽光パネルまたは太陽熱パネル等から構成される発電部材である。蓄電装置2は、太陽電池1において発電された発電量と、負荷3で消費される消費電力量とにより、内蔵されている蓄電池に対して、充放電の制御を行う。また、蓄電池が満充電状態で且つ太陽電池1で生成された電力が負荷でも消費されないような電力分(余剰電力)がある場合には、その余剰電力を電力供給系統4に逆潮流させて売電を行う。さらに、気象条件等によって、太陽電池1による発電量が規定の電力量よりも低いときには、コンバータを介して、電力供給系統から蓄電池への充電を行う。なお、蓄電装置2の詳細については、後述する。
また、上記の蓄電装置2は、図2に示すように、住宅、ビル等の商業施設、工場や研究所等の工業施設に配置される用途が想定されるばかりでなく、特定地域の蓄電所に配置する用途に適用してもよい。市や町など地域単位で自然エネルギー利用の発電システムを積極的に用いる取り組みをしている地域や離島のような電力供給が容易に行えない離隔地域のような特定地域の蓄電所に配置する用途に適用してもよい。なお、図2においては、例示的に、太陽光パネルを図示しているが、これに限るものではない。
<蓄電装置の構成>
図3および図5を用いて、本実施形態に係る蓄電装置の構成について説明する。
本実施形態に係る蓄電装置は、例えば、筐体ケースの内部に蓄電池が複数、組電池として接続されて配置されるとともに、制御回路部が配置されている。また、装置前面部には、液晶パネル等で形成された表示器が配置されるとともに、操作スイッチ等の操作部が配置されている。なお、ここでは複数の蓄電池と制御回路とを同じ筐体ケースに収納することを例としているが、複数の蓄電池と制御回路とを別々の筐体ケースに収納して、蓄電池と制御回路とを電気的に接続するようにしてもよい。
蓄電装置の機能ブロックは、図3に示すように、蓄電池11と、インバータ12と、シャント回路13と、制御部14と、表示部15と、コンバータ16と、ダイオードD1と、ダイオードD2とから構成されている。
蓄電池11は、太陽電池1の発電量が負荷3の消費電力よりも多い場合に、余剰電力を蓄電し、夜間等、太陽電池1の発電量が負荷3の消費電力よりも少ない場合に、蓄電した電力を放電して、負荷3に供給する。
この蓄電池11は、好ましくは、リチウムイオン電池あるいはリチウムイオンポリマー電池等であり、その構成は、図5に示すように、正極端子31と、負極端子32と、安全弁33と、正極板34と、セパレータ35と、負極板36と、ケース37とから構成されている。
正極端子31および、負極端子32は、リチウムイオンを吸蔵放出する。また、セパレータ35は、正極板34および負極板36の間に介在し、正極板34、負極板36、セパレータ35は、微多孔膜で形成されたセパレータにより互いに隔離された状態で、電極面積を大きくとるために、積層または捲回されている。この積層体または捲回体は外装ケース内に収容され、正極および負極の間に非水電解液が注液されている。
電極は正極および負極で構成され、これら正極端子31および負極端子32の各々は、活物質が集電箔上に塗工されたシート形状になっている。ここで、正極活物質は、リチウムイオンを吸蔵放出可能なLi含有遷移金属複合酸化物であり、具体的には、オリビン型のリン酸鉄リチウム酸化物(典型的には、LiFePO)、リチウムコバルト系複合酸化物(典型的にはLiCoO)、リチウムニッケル系複合酸化物(典型的にはLiNiO)、遷移金属を複数種含む複合酸化物(例えば、LiNi(1−x−y)−MnCo)が好適な例として挙げられる。また、負極活物質は、炭素材料を主体とし、リチウムイオンを吸蔵放出可能な炭素質物質である。具体的には、初回クーロン効率やサイクル寿命等に優れる点で、結晶性の高い黒鉛質が好適な例として挙げられる。
また、通常、電極には結着材が含有される。結着材としては、有機溶剤に可溶であるポリマーが好ましい。具体的には、リチウムイオン電池の電位において分解されず且つ非水電解液に対して不溶である点で、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリエチレンオキサイド(PEO)、ポリプロピレンオキサイド(PPO)等が好適な例として挙げられる。
さらに、電極には、抵抗を低減できる点で、導電材が含有されることが好ましい。導電材としては、非水電解液に対して安定で且つ優れた体積固有抵抗(100Ω・cm未満)を有する点で、カーボンブラック(アセチレンブラック等)や気層成長された炭素繊維等の微粉体が好ましく用いられる。電極は、極活物質、導電材、結着材を適当な溶剤にて混合し、得られたスラリーを、適当な塗工装置を用いて適当な集電箔上に塗工することで作製できる。なお、正極集電箔としては、アルミニウム、チタン、タンタル、これらの合金等が挙げられる。一方、負極集電箔としては、銅、ニッケル、ステンレス等が挙げられ、これらの中でも、薄膜への加工が容易である点および安価である点で、銅が好ましい。
セパレータ35は、正極板34と負極板36を隔離でき且つ電解液を保持できる点で、不織布、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系微多孔膜が好適な例として挙げられる。
リチウムイオン電池あるいはリチウムイオンポリマー電池等の特徴としては、電圧が高いこと、エネルギー密度が高いこと、メモリー効果がないこと、急速充電可能であること、保存特性が良いこと、高出力が取り出せること、安全であること等が挙げられる。なお、本実施形態においては、リチウムイオン電池あるいはリチウムイオンポリマー電池を例示したが、これに限らず、ニッカド電池やニッケル水素電池等を用いてもよい。
図3に戻り、インバータ12は、太陽電池1あるいは蓄電池11から供給される直流電力から交流電力を電気的に生成する(逆変換する)電力変換装置である。シャント回路13は、電圧値を所定値以下に維持する回路である。一般的なシャント回路は、電圧を維持するために余剰電流をグランド等に放出して消費させるが、本実施形態におけるシャント回路13では、余剰電流を太陽電池1に回生する。つまり、図8(D)に示すように、太陽電池1の発電量が系統での所定値を超えた場合に、この超過電力に対する余剰電流を太陽電池1に回生して、太陽電池1からの出力電力を所定値以下に維持する。本実施形態では、蓄電池が満充電(予め設定した充電上限レベルを満たす場合も含む)の場合に、このような回生するか否かを判断し、回生動作を行うようにしている。これにより、発電した電力を有効に活用することができる。なお、回路の詳細な構成は、後述する。
制御部14は、図示しない記憶装置に格納された制御プログラムにしたがって、装置全体を制御する。例えば、本実施形態では、発電量が消費電力よりも大きい場合には、蓄電池が満充電の状態でなければ、発電手段の発電による電力の一部である、負荷で消費されない電力分(余剰電力)を蓄電池11に蓄電するよう制御する。また、発電量が消費電力よりも小さい場合に、蓄電池11から負荷3に対して、電力を供給するよう制御する。さらに、蓄電池が満充電の状態で、太陽電池1の発電量が予め定めた電力量(系統での所定値)よりも大きいときには、その発電手段の発電による電力の一部をシャント回路13を介して、太陽電池1に回生し、太陽電池1の発電量が予め定めた電力量以下のときには余剰となる電力の売電(逆潮流)するよう制御する。さらに、気象条件等によって、太陽電池1の発電量が規定の電力量よりも低いときには、コンバータ16を介して、電力供給系統から蓄電池11への充電を行う。
表示部15は、蓄電池11の蓄電量の表示や売電した電力量およびその金額の表示、または、異常状態を知らせるメッセージを表示する表示装置であり、例えば、液晶パネル等で構成される。コンバータ16は、電力供給系統4から供給される交流電力から直流電力を電気的に生成する電力変換装置である。
ダイオードD1は、MPPTコンバータに代わるものであり、シャント回路13を設けることで、MPPTコンバータを設けなくとも回生手段により蓄電手段や負荷へ過電圧が供給されることが抑制されるので、逆流防止のためにダイオードD1を設けることに留めることができ、これにより、MPPTコンバータの変換損失をダイオードの電圧降下のみに改善することができる。なお、ダイオードD1は、ショットキーバリアダイオードのようなVfが小さいダイオードが好ましい。ダイオードD2は、コンバータ16の出力を整流する整流素子である。
<シャント回路の回路構成例>
図6を用いて、シャント回路の回路構成の一例について、説明する。
本実施形態に係るシャント回路は、トランジスタQ1と、オペアンプOP1と、ツェナーダイオードD3と、抵抗素子R1、R3、R4、R5と、可変抵抗素子R2とから構成されている。
トランジスタQ1はバイポーラトランジスタで構成されたものであり、トランジスタQ1のコレクタは、太陽電池1の出力端に接続され、エミッタは、抵抗素子R5に接続され、ベースは、オペアンプOP1の出力端に接続されている。なお、抵抗素子R5の他端は、太陽電池1のグランド端に接続されている。抵抗素子R1の一端は、太陽電池1の出力端に接続され、他端は、ツェナーダイオードD3に接続されとともに、オペアンプOP1の負入力端子に接続されている。また、ツェナーダイオードD3の他端は、太陽電池1のグランド端に接続されている。
可変抵抗素子R2の一端は、太陽電池1の出力端に接続され、他端は、抵抗素子R3に接続されるとともに、オペアンプOP1の正入力端子に接続されている。また、抵抗素子R3の他端は、太陽電池1のグランド端に接続されている。オペアンプOP1の正入力端子と出力端子との間には、フィードバック抵抗として、抵抗素子R4が設けられている。
太陽電池1が発電を開始すると、抵抗素子R1を介して電流がツェナーダイオードD3に供給され、これにより、オペアンプOP1の正入力端子電圧が、ツェナーダイオードD3のツェナー電圧に相当する電圧になり、これが基準電圧となる。
可変抵抗素子R2と抵抗素子R3は、分圧回路を構成し、この分圧値が比較対象の電圧となる。なお、可変抵抗素子R2を調整することにより、回路によるばらつき等を補正した分圧値を得ることができる。ここで、分圧値がツェナーダイオードD3による基準電圧よりも高い場合には、オペアンプOP1のその差分が抵抗素子R4の値を可変抵抗素子R2と抵抗素子R3の並列抵抗値で割った値に相当する増幅度で増幅された電流が出力端子からトランジスタQ1のベースに出力される。これにより、トランジスタQ1がオン状態となり、抵抗素子R5を介して、余剰電流が太陽電池1に回生される。なお、上記の回路はあくまでも一例であって、同等の機能を有するものであれば、他の回路構成によるものであってもよい。
<制御部の構成>
図4を用いて、本実施形態に係る制御部の構成について、詳細に説明する。
本実施形態に係る制御部14は、図4に示すように、発電電力検出部21と、消費電力検出部22と、比較部23と、充放電制御部24と、インバータ制御部25と、充電状態検出部26と、売電電力検出部27と、電流検出部28と、表示制御部29と、コンバータ制御部30とから構成されている。
発電電力検出部21は、例えば、電力計等によって太陽電池1の発電量を検出する。消費電力検出部22は、例えば、電力計等によって負荷3における消費電力を検出する。比較部23は、発電電力検出部21が検出した発電量と消費電力検出部22が検出した消費電力量とを比較する。
充放電制御部24は、比較部23の比較結果に基づいて、蓄電池11の充放電を制御して電力供給の制御を行う。図8は発電電力と消費電力、充電量との関係を示す図である。例えば、発電量(Psa)と消費電力量(Pload)との関係が図8(B)のような場合には、充放電制御部24は、昼間の余剰電力を蓄電池11に充電する制御を行う。また、夜間等、発電量(Psa)が消費電力量(Pload)よりも少ない場合には、充放電制御部24は、蓄電池11に充電した電力を負荷3に供給するよう制御する。さらに、気象条件等により、太陽電池1の発電量が所定値よりも低い場合には、後述するコンバータ16と連動して、電力供給系統からの電力を蓄電池11に充電させる。ここでの所定値は、太陽電池1による発電量では十分な充電ができないと判断されるようは低い発電量であると判断されるレベルの値である。なお、発電量が一時的に所定値より低くなることも考慮して、太陽電池1の発電量が所定値より低い時間がある所定値(連続時間であっても、日中など1日のある所定時間帯における合計時間であってもよい)に達した場合に、電力供給系統からの電力を蓄電池11に充電させるようにしてもよい。
インバータ制御部25は、比較部23の比較結果に基づいて、例えば、図8(C)のように、昼間の発電量(Psa)が蓄電池11の容量を超える場合には、蓄電池11に充電する電力以外の電力を電力供給系統4に出力するようインバータ12の出力端を切り替えて、売電を行うように制御する。また、夜間等、発電量(Psa)が消費電力量(Pload)よりも少ない場合には、蓄電池11から放電される電力を負荷3に供給するように、インバータ12の出力端を切り替えるように制御する。
充電状態検出部26は、例えば、蓄電池11の電圧を検出することにより、充電状態(充電量)を検出し、その検出したデータを表示制御部29に出力する。売電電力検出部27は、例えば、電力計等によりインバータ12から電力供給系統に逆潮流する電力を検出し、その検出したデータを表示制御部29に出力する。
電流検出部28は、シャント回路13の動作時に、太陽電池1に回生される電流を検出し、その検出したデータを発電電力検出部21に出力する。このとき、発電電力検出部21は、上記のように、例えば、電力計を用いて検出した電力と電流検出部28から入力した電流値とに基づいて、シャント回路13の動作時の太陽電池1の発電電力量を検出し、そのデータを表示制御部29に出力する。
表示制御部29は、発電電力検出部21、消費電力検出部22、充電状態検出部26、売電電力検出部27、電流検出部28のそれぞれから入力したデータを数値化あるいはグラフ化して、それぞれの表示位置を指定して、表示部15に、それらの情報を出力する。
コンバータ制御部30は、発電電力検出部21からのデータに太陽電池1の発電量が規定値よりも低いと判断した場合に、コンバータ16を起動させて蓄電池11への充電を行う。
<蓄電システムの動作>
図7および図8を用いて、本実施形態に係る蓄電システムの動作について説明する。
まず、発電電力検出部21が、太陽電池1の発電量を逐次検出する(ステップS101)。消費電力検出部22は、負荷3で消費する消費電力を逐次検出する(ステップS102)。
次に、比較部23にて発電量(Psa)の方が消費電力量(Pload)よりも大きいか否かを判断し(ステップS103)、消費電力量(Pload)の方が発電量(Psa)よりも大きい場合(ステップS103の「No」およびステップS104の「YES」)、つまり、例えば、発電量(Psa)と消費電力量(Pload)との関係が図8(A)のように、発電量(Psa)の方が消費電力量(Pload)よりも下回っている場合には、充放電制御部24が蓄電池11の充電を禁止するとともに、インバータ制御部25がインバータ12の出力端を負荷3に切り替えて、太陽電池1が発電した電力をすべて負荷3に供給する。
また、図8(B)から(D)のように、発電量(Psa)の方が消費電力量(Pload)よりも下回っている場合でも、発電量が規定値以上であり、蓄電池11に充電された電力がある場合(ステップS106の「No」)には、太陽電池1が発電したすべての電力を負荷3に供給するとともに、充放電制御部24が不足している電力に相当する電力を負荷3に供給するよう蓄電池11の放電を制御する(ステップS108)。一方で、発電量が規定値よりも低い場合(ステップS106の「YES」)には、電力供給系統からの電力により蓄電池11を充電する(ステップS107)。本実施形態では発電量(Psa)と規定値とが等しい場合(ステップS106の「NO」)の場合はステップS108の処理を行うものとしているが、これに限らず、発電量(Psa)と規定値とが等しい場合からステップS107の処理を行うものとしてもよい。
また、消費電力量(Pload)と発電量(Psa)とが等しい場合(ステップS103の「No」およびステップS104の「No」)、充放電制御部24が蓄電池11の充電を禁止するとともに、インバータ制御部25がインバータ12の出力端を負荷3に切り替えて、太陽電池1が発電した電力をすべて負荷3に供給する(ステップS105)。
一方、発電量(Psa)の方が消費電力量(Pload)よりも大きい場合(ステップS103の「YES」)、比較部23は充電状態検出部26からの出力信号に基づき次のステップ(ステップS110)の判定を行うか否かが決まる。充電状態検出部26にて蓄電池11の充電状態が満充電であると判断された場合(ステップS109の「YES」)には、比較部23は、発電量(Psa)が所定値よりも大きいかを判断する(ステップS110)。なお、ステップS110における所定値は、発電量が過剰に高い電力か否かを判断するための閾値として設定されたものである。その結果、発電量(Psa)が所定値よりも大きい場合(ステップS110の「YES」)には、シャント回路13が動作して、余剰電力に相当する電流を太陽電池に回生する(ステップS110)。また、発電量(Psa)が所定値以下の場合(ステップS110の「No」)には、系統へ逆潮流して売電をする。このために、蓄電池11が満充電となった場合には、インバータ制御部25が動作して、さらなる余剰電力を電力供給系統4に逆潮流させるように、インバータ12の出力端を電力供給系統4に切り替える。なお、充電状態検出部26にて蓄電池11の充電状態が満充電でないと判断された場合(ステップS109の「NO」)には、比較部23はステップS110の動作を実行しないで、充放電制御部24が動作して、余剰電力を蓄電池11に充電させるように制御する(ステップS113)。本実施形態では発電量(Psa)と所定値とが等しい場合(ステップS110の「NO」)も売電するようにしているが、これに限らず、発電量(Psa)と所定値とが等しい場合から回生するようにしてもよい。
以上、説明したように、本実施形態によれば、自然エネルギー(特に、太陽光)を利用して発電した電力を有効に活用し、負荷に対して、安定した電力供給を行うことができる。また、発電量が過剰に大きい場合に、その余剰電力を発電装置に回生することにより、発電所からの供給電力の性能を維持することができる。さらに、シャント回路の入力端と蓄電池の入出力端との間に、例えば、ダイオードのような一方向素子を設けることにより、変換損失を改善することができる。また、シャント回路が回生する電流を検出できることから、シャント状態でも太陽電池の出力を検出することができる。また、気象条件等により、発電量が規定値よりも低い場合には、電力供給系統からの電力により、蓄電池を充電することにより、電力の平準化を図ることができる。なお、余剰電力は、実施形態で例として説明したような太陽光を利用した発電で発生しやすいことから、太陽光を利用した発電に対して本発明を適用することが望ましい。また、太陽光以外の自然エネルギーを利用した発電システムであっても、余剰電力を生ずるものであれば本発明を適用することで上述の効果を期待できる。
なお、蓄電システムの処理をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを、蓄電システムを形成する蓄電装置等に読み込ませ、実行することによって本発明の蓄電システムを実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されても良い。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1;太陽電池
2;蓄電装置
3;負荷
4;電力供給系統
11;蓄電池
12;インバータ
13;シャント回路
14;制御部
15;表示部
16;コンバータ
21;発電電力検出部
22;消費電力検出部
23;比較部
24;充放電制御部
25;インバータ制御部
26;充電状態検出部
27;売電電力検出部
28;電流検出部
29;表示制御部
30;コンバータ制御部
D1;ダイオード
D2;ダイオード
D3;ツェナーダイオード
OP1;オペアンプ
Q1;トランジスタ
R1;抵抗素子
R2;可変抵抗素子
R3;抵抗素子
R4;抵抗素子(フィードバック抵抗)
R5;抵抗素子

Claims (13)

  1. 自然エネルギーを利用して発電する発電手段と、
    前記発電手段の発電量が、接続されるべき負荷で消費される電力量よりも大きい場合に、該発電手段の発電による電力の一部を蓄電し、前記発電手段の発電量が前記負荷で消費される電力量よりも小さい場合に、蓄電電力を前記負荷に対して供給する蓄電手段と、
    前記発電手段の発電量が予め定めた電力量よりも大きいときに、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生する回生手段と、
    前記発電手段の発電量が所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給するコンバータと、
    を備えた蓄電システム。
  2. 前記発電手段の発電量を検出する発電量検出手段と、
    前記負荷で消費する消費電力を検出する消費電力検出手段と、
    前記発電量検出手段における発電量と前記消費電力検出手段における消費電力とを比較して、前記発電量が前記消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を前記蓄電手段に蓄電するよう制御し、前記発電手段の発電量が第1の所定値以上の場合に、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生するよう制御し、前記発電量が前記消費電力よりも小さい場合に、前記蓄電手段から前記負荷に対して、電力を供給し、前記発電手段の発電量が前記第1の所定値より低い第2の所定値以下の場合に、前記コンバータを作動させて、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記回生手段の入力端と前記蓄電手段の入出力端との間に、一方向素子を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓄電システム。
  4. 前記回生手段に流れる電流を検出する電流検出手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓄電システム。
  5. 前記発電手段が太陽光電池パネルであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  6. 前記発電手段が太陽熱電池パネルであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  7. 前記蓄電手段が、リチウムイオン電池であることを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  8. 前記蓄電手段が、リチウムイオンポリマー電池であることを特徴とする請求項1
    から請求項6のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  9. 前記蓄電手段が、前記太陽発電手段における発電量に応じた蓄電容量を有する組電池構造であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  10. 住宅、ビル等の商業施設、工場や研究所等の工業施設に配置されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  11. 特定地域の蓄電所に配置されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  12. 自然エネルギーを利用して発電する発電手段と電力を蓄電する蓄電手段とを備えた蓄電システムにおける蓄電方法であって、
    前記発電手段の発電量を検出する第1のステップと、
    負荷で消費する消費電力を検出する第2のステップと、
    発電量と消費電力とを比較して、前記発電量が前記消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電するよう制御する第3のステップと、
    前記発電量が前記消費電力よりも小さい場合には、前記負荷に対して、電力を供給するよう制御する第4のステップと、
    前記発電量が第1の所定値以上の場合に、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生する第5のステップと、
    前記発電量が前記第1の所定値より低い第2の所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給する第6のステップと、
    を備えたことを特徴とする蓄電方法。
  13. 自然エネルギーを利用して発電する発電手段と電力を蓄電する蓄電手段とを備えた蓄電システムにおける蓄電方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記発電手段の発電量を検出する第1のステップと、
    負荷で消費する消費電力を検出する第2のステップと、
    発電量と消費電力とを比較して、前記発電量が前記消費電力よりも大きい場合には、その発電手段の発電による電力の一部を蓄電するよう制御する第3のステップと、
    前記発電量が前記消費電力よりも小さい場合には、前記負荷に対して、電力を供給するよう制御する第4のステップと、
    前記発電量が第1の所定値以上の場合に、その発電手段の発電による電力の一部を前記発電手段に回生する第5のステップと、
    前記発電量が前記第1の所定値より低い第2の所定値以下の場合に、電力供給系統からの電力により、前記蓄電手段を充電するための直流電力を供給する第6のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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