JP2011151675A - 受信回路、情報処理装置、およびバッファ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信回路は、レーンごとに設けられた複数のバッファと、レーン間のスキューを検出し、該レーン間のスキューを無くすように前記バッファのリードアドレスを調節する第1の信号およびレーン間のスキューの調整を行うことを示すデスキュー信号を出力するマルチレーン制御回路と、前記デスキュー信号に応じて、前記第1の信号を前記バッファに出力する、レーンごとに設けられた複数のアドレス制御回路と、を備える。
【選択図】図10
Description
受信回路11は、レーンブロック21−m(m=0〜7)およびデスキュー処理部31を備える。
レーンブロック21−0は、DESerializer41、Gear-Box42、10bit境界検出回路43、エラスティックバッファ44、クロック周波数差補償パターン検出回路45、および8B10B変換回路46を備える。
DESerializer41は受信した1ビット幅のシリアルデータを4ビット幅のパラレルデータ(DATA_4BIT51)に変換する。また、受信シリアルデータよりクロックリカバリして、受信クロック(RX_CLOCK_DIVIDE_4, RX_CLOCK_DIVIDE_10)を生成する。
エラスティックバッファ44は、接続装置間のクロック周波数差を吸収するFIFOである。ライトアドレスは1サイクル毎に1ずつインクリメントされる。リードアドレスは通常時に1サイクルごとに1ずつインクリメントされるが、クロック周波数差補償パターン検出時にクロック周波数差補償パターン検出回路45からの信号に基づいて、ホールド、1インクリメント、もしくは、2インクリメントされる。
クロック周波数差補償パターン検出回路45は、エラスティックバッファ44のリードアドレスを調節する信号を出力する。
デスキュー処理部31は、デスキューバッファ51−m(m=0〜7)およびデスキューパターン検出回路52を備える。
但し、単純なFIFOでなく、デスキュー位置調節時は、リードアドレスを変化させる。
また、シリアルバス初期化時のデスキュー位置調節後も、定期的なクロック周波数差補償パターン受信毎に、デスキュー位置を再調節する。各レーンのエラスティックバッファ44は独立にクロック周波数差補償を行うため、デスキュー処理部31は、各レーンより、クロック周波数差補償情報56を受信し、デスキュー位置を再調節する。
大規模サーバ等の情報処理装置のシステムバスに複数レーンのシリアルバスを採用した場合、サーバに搭載されるLSIの受信回路のレイテンシーは、サーバ全体の性能に大きく影響する。
バッファは、データの読み書きを行う。バッファは、レーン毎に設けられる。
実施の形態の受信回路は、複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信し、複数のバッファ、マルチレーン制御回路、および複数のアドレス制御回路を備える。
アドレス制御回路は、前記第1の信号を前記バッファに出力する、アドレス制御回路は、レーンごとに設けられる。
図2は、実施の形態に係るサーバの構成図である。
サーバ101は、システムボード(SB)102−i(i=0〜5)、IOボード(IOB)103−j(j=0〜1)、クロスバーボード(XBB)104−k(k=0〜1)、およびバックプレーンボード(BP)105を備える。
IOB103は、Local Area Network(LAN)やHard Disk Drive(HDD)等と接続するコネクタを備えた基板である。
BP105は、SB102、IOB103、およびXBB104をコネクタを介して相互に接続するための基板である。
また、SB102−0からSB102−4にアクセスする場合は、SB102−0からXBB104−0およびXBB104−1を介してSB102−4へとパケットが送信される。
SB102は、CPU111−n(n=1〜2)、DRAM112−n、およびMemory Controller (MC)113を備える。
MC113は、DRAM112のデータの読み出し、書き出し、リフレッシュなどの制御を行う。MC113は、システムバス115でBP105を介してXBB104と接続されている。
送信回路は、システムバス115にデータを送信し、受信回路は、システムバス115からのデータを受信する。
MC113はCPU111から送信されるパケットにより、SB102内のDRAM112にアクセスするか、他のSB102内のDRAM112にアクセスするのか、IOB103内のGbEコントローラやシリアル・アタッチ・SCSIコントローラにアクセスするのかの制御を行う。
IOB103は、IOC121、GbEコントローラ122、シリアル・アタッチ・SCSI (SAS)コントローラ123、およびHDD124を備える。
IOC121はシステムバスでBP105を介してXBB104と接続されている。
送信回路は、システムバスにデータを送信し、受信回路は、システムバスからのデータを受信する。
GbEコントローラ122は、GbEでの通信を行うコントローラであり、LANポートを有する。
SASコントローラ123は、シリアル通信を行うコントローラであり、HDD124と接続される。
XBB104は、複数のXB131−p(p=1〜2)を備える。
XB131は、データの経路を動的に選択するクロスバースイッチである。XB131はシステムバス132−s(s=1〜8)で他のXBB104、SB102、またはIOB103に接続されている。また、XB131−1とXB131−2の間もシステムバス132−9で接続されている。
XB131はXBB104に搭載されるLSI(Large Scale Integration)である。
XB131は、システムバス I/F141−p(p=1〜5)、ポート部142−p、およびルーティング部を143を備える。
ポート部142はシステムバスのプロトコル制御を行う。
送信回路は、システムバスにデータを送信し、受信回路は、システムバスからのデータを受信する。
ルーティング部143は、ポート部142から入力されたパケットの宛先に対応するポート部142にパケットを出力する。
ここでは、接続元装置の送信回路から接続先装置の受信回路にデータを送信する場合について述べる。
接続元装置のポート部(以下、接続元ポート)201は、送信回路202、受信回路203、およびマルチレーン制御回路204を備える。
接続元ポート201の送信回路202は複数レーン(ここでは、レーン0〜レーン7からなる8レーン)のシリアルバスにより、接続先ポート211の受信回路213に接続される。
シリアルバス初期化完了後に、送信データ分割部202は、送信データを8レーンのそれぞれで送信するデータに分割する。
セレクタ209は、送信データ、トレーニングパターン、またはクロック周波数差補償パターンのいずれかを選択して出力する。
受信回路213は、レーンm受信データ処理部218−m、調節部219−m、8b10b変換部220−m、およびトレーニングパターン受信回路217を備える。
調節部219−mは、レーン間のスキューやクロック周波数差を調節する。
マルチレーン制御回路204は、トレーニングパターンの送受信指示を送信回路202および受信回路203に行う。
マルチレーン制御回路204、214は、初期化完了後に、データの送受信指示を行う。
トレーニングパターンは、受信回路213のトレーニングパターン受信回路217に入力される。
実施の形態に係るトレーニングパターンは、32個のシンボルで構成される。シンボルの種類は、TH、AL、DS、およびSIである。尚、1つのシンボルは10ビットで構成されている。
ALは、Alignmentであり、10ビット境界パターンを示すシンボルである。
DSは、Deskewであり、デスキューパターンを示すシンボルである。
尚、1つのシンボルで"TH"、"AL"、"DS"の機能を持つフォーマットとすることも可能である。
実施の形態に係るクロック周波数差補償パターンは、7個のシンボルで構成される。シンボルの種類は、CHおよびDMである。
CHは、Clock Headであり、クロック周波数差補償パターン先頭を示すシンボルである。
受信回路301は、レーンブロック302−m(m=0〜7)およびマルチレーン制御回路303を備える。
実施の形態において、レーン数は、レーン0〜レーン7からなる8レーンである。データは、送信回路で分割され、レーン0〜レーン7を通じて送信される。
レーンmブロックは、レーンmを通過するデータを処理する。
レーン0ブロック302−0は、DESerializer311、Gear-Box312、10ビット境界検出回路313、エラスティックバッファ314、パターン検出回路315、および8B10B変換回路316を備える。
すなわち、データを送信する接続元ポートのリファレンスクロック周波数の定倍となる。
RX_CLOCK_DIVIDE_4、RX_CLOCK_DIVIDE_10とINTERNAL_CLOCKの周波数比は略5:2:2となる。
例えば、シリアルバス転送速度が5.0GT/sの場合、RX_CLOCK_DIVIDE_4=1.25GHz, RX_CLOCK_DIVIDE_4=0.5GHz, INTERNAL_CLOCK=0.5GHzとなる。
Gear-Box312からの読み出し、10ビット境界検出回路313、およびエラスティックバッファの書き込みは、RX_CLOCK_DIVIDE_10と同期して動作する。
エラスティックバッファの読み出し、パターン検出回路315、マルチレーン制御回路303、8B10B変換回路316は、INTERNAL_CLOCKと同期して動作する。
シリアルデータ転送は8B10B変換データで行われる。送信回路で8ビット幅のデータ(8b-code)は10ビット幅のデータ(10b-code)に変換され、変換されたデータが送信される。受信回路では、10b-codeを8b-codeに復元する。
尚、8B10B以外の変換を行うシリアルバスプロトコルの場合、8B10B変換回路316はプロトコルに依存した変換回路に適宜変更する。また、10ビット境界検出回路322もプロトコルに依存して適宜変更する。
図11は、受信回路301のシリアルバス初期化時の動作のフローチャートである。
ステップS401において、受信回路301は、10ビット境界検出回路が受信するトレーニングパターンより10ビット境界パターンを検出した場合、制御はステップS402に進み、10ビット境界パターンを検出していない場合、10ビット境界パターン未検出を示す情報を送信して制御は最初に戻る。
ステップS406において、受信回路301がクロック周波数差補償パターンを受信した場合、ステップS407に制御は進み、受信していない場合、ステップS408に制御は進む。
ステップS408において、受信回路301は、デスキュー完了を示す情報を持つトレーニングパターンを受信した場合、制御は終了し、受信していない場合、制御はステップS406に戻る。
初期化時に送信するトレーニングパターンは初期化状態を示す情報を持つ。それにより接続先ポートがどの状態であるか、例えば、10ビット境界パターンを検出した、デスキューが完了した等の状態を知ることができ、同期して初期化処理を完了することができる。例えば、受信回路301は、接続元ポート201から受信するトレーニングパターンと自ポート(接続先ポート)211が送信するトレーニングパターンから、両ポートがデスキュー可能状態であることを認識してデスキュー指示を行う。
図12は、送信回路202のシリアルバス初期化時の動作のフローチャートである。
尚、トレーニングパターン、周波数差補償パターンは、送信回路のすべてのレーンで同じタイミングで送信する。
ステップS412において、送信回路は202は、前回の周波数補償パターン送信より1666cycle経過しているか判定する。1666cycle経過している場合、ステップS413に制御は進み、1666cycle経過していない場合、ステップS414に制御は進む。
ステップS414において、受信回路203が10ビット境界パターン検出した場合、ステップS415に進み、10ビット境界パターンを検出していない場合、ステップS411に戻る。
ステップS416において、送信回路202は、前回の周波数補償パターン送信より1666cycle経過しているか判定する。1666cycle経過している場合、ステップS417に制御は進み、1666cycle経過していない場合、ステップS418に制御は進む。
ステップS418において、受信回路203がデスキューを完了している場合、制御はステップS419に進み、デスキューを完了していない場合、制御はステップS415に戻る。
ステップS420において、送信回路202は、前回の周波数補償パターン送信より1666cycle経過しているか判定する。1666cycle経過している場合、ステップS421に制御は進み、1666cycle経過していない場合、ステップS422に制御は進む。
ステップS422において、受信回路203がデスキュー完了を示す情報を持つトレーニングパターン受信した場合、制御はステップS423に進み、受信しなかった場合、制御はステップS419に戻る。
尚、シリアルバス初期化時の動作は図11、図12の動作に限定するものではない。シリアルバスプロトコルに合わせて、適宜変更する。
エラスティックバッファ501は、Write Address制御回路502、Read Address制御回路503、FIFO504、FF505、同期化FF506−1、506−2を備える。
クロックRX_CLOCK_DIVIDE_10は、Write Address制御回路502、FIFO504、FF505に入力される。Write Address制御回路502、FIFO504、およびFF505は、RX_CLOCK_DIVIDE_10に同期して動作する。上述のように、RX_CLOCK_DIVIDE_10は、DESerializer311で、受信したシリアルデータからクロックリカバリにより、生成される。
FF505は、DATA_10BIT_ALIGNMENT323をRX_CLOCK_DIVIDE_10と同期してwrite_dataとして出力する。
Write Address制御回路502は、write_enable信号が1の時にFIFO504のアドレスwrite_addressにデータを書き込む。Write Address制御回路502は、ライトアドレス(write_address)を0から開始し、常に1づつインクリメントする。Write Address制御回路502は、ライトアドレスを21でラップラウンドして0に戻す。Write Address制御回路502は、ライトアドレスを0に戻す時に、リード側にライトアドレスが一周したことを通知するために、write_lap_round信号を反転する。
同期化FF506−2は、write_lap_round信号をRX_CLOCK_DIVIDE_10と同期して、write_lap_round_sync信号をして出力する。
ライトクロックの方が遅い(リードクロックの方が速い)場合は、ライトリードアドレス差分は基準値より徐々に小さくなる。
Read Address制御回路503は、ライトリードアドレス差分が基準値より小さい場合、リードクロックの方が速いことを示すread_fast信号をアサートする。
基準値への制御はaddress_hold信号、address_plus2信号に従う。address_hold信号、address_plus2信号は、パターン検出回路315から入力される。
Read Address制御回路503はaddress_plus2信号が1の時はリードアドレスを+2インクリメントすることにより、クロック周波数差補償パターンの"DM"を削除する。
パターン検出回路601は、デスキューパターン比較回路602、クロック周波数差補償パターン先頭比較回路603、カウンタ604、レーンリードアドレス制御回路605、およびセレクタ606を備える。
クロックINTERNAL_CLOCKは、カウンタ604およびレーンリードアドレス制御回路605に入力される。カウンタ604およびレーンリードアドレス制御回路605は、INTERNAL_CLOCKと同期して動作する。
クロック周波数差補償パターン先頭比較回路603は、clock_pattern_detect信号をレーンリードアドレス制御回路605およびマルチレーン制御回路303に出力する。
レーンリードアドレス制御部605は、clock_pattern_detect信号が1の時、read_fast信号が1の場合は、address_hold_lane信号をアサートする。
レーンリードアドレス制御部605は、read_fast信号が0、且つread_slow信号が0の場合はaddress_hold_lane信号およびaddress_plus2_lane信号のどちらもアサートしない。
セレクタ606は、address_hold信号 およびaddress_plus2信号をエラスティックバッファへ出力する。
デスキュー前は、各レーンのレーンリードアドレス制御部605がクロック周波数差補償を行う。
図15において、リードアドレス(read_address)が16のときに、"CH"が検出され、clock_pattern_detectがアサートされている。clock_pattern_detect信号が1且つread_fast信号が1なので、address_hold_lane信号がアサートされる。
address_hold信号がアサートされているので、リードアドレスは17で2サイクル、ホールドされている。
マルチレーン制御回路701は、配線ディレイ対策FF702−m−n(m=0〜7、n=1〜4)およびポートリードアドレス制御回路703を備える。
尚、以下の説明および図面において、レーン毎の信号名を区別するために、レーンmブロック(m=0〜7)の信号は、信号名の後ろに「_m」を付加して説明および記すことがある。例えば、レーン0ブロックのdeskew_pattern_cycleは、deskew_pattern_cycle_0と記すことがある。
実施の形態において、各レーンブロック302とマルチレーン制御回路303の間の配線距離が長い、特にレーン0ブロック302−0およびレーン7ブロック302−7とマルチレーン制御回路303との間の配線距離が長いとする。その場合、配線ディレイを満たすために、各レーンブロック302と接続する配線ディレイ対策FF702の段数は図16に示すように2とする。
図18において、トレーニングパターンの”DS”が検出されると、deskew_pattern_detect信号はアサートされる。
deskew_pattern_detect信号がアサートされると、deskew_pattern_cycle信号は、カウントが開始される。
図19には、レーン0、1、および7ブロックのdeskew_pattern_cycle信号、deskew_flag信号、deskew_address_hold信号のタイムチャートを示し、レーン2〜6ブロックの信号は省略する。
レーン7ブロックのdeskew_address_hold_7信号は同様に2サイクル、アサートされる。
ポートリードアドレス制御回路703は、最後に"DS"を検出したレーンブロックのaddress_hold_portはアサートしない。
エラスティックバッファ501のRead Address制御回路503はaddress_hold_port信号がアサートされている間、リードアドレスをインクリメントしない。つまり、最後に"DS"を検出したレーンのエラスティックバッファのライトリードアドレス差分は基準値付近となる。それ以外のレーンのライトリードアドレスの差分は基準値よりも大きくなる。
小規模サーバでは構成するLSI数が少ないため、システムバスを持つすべてのLSIに同じリファレンスクロックを供給することは容易である。そのため、小規模サーバのシステムバスではクロック周波数差補償機能は不要となる。
図20において、クロック周波数差補償パターンの”CH”が検出されると、clock_pattern_detect信号はアサートされる。
したがって、address_plus2_port信号がアサートされるとaddress_plus2信号もアサートされる。リードアドドレス(read_address)が19のとき、address_plus2信号はアサートされているので、リードアドレスは、2インクリメントされ、21となる。
図21において、レーン0、1、および7ブロックのdeskew_flag信号、read_fast信号、read_slow信号、clock_pattern_detect信号、address_hold信号、address_plus2信号のタイムチャートを示し、レーン2〜6ブロックの信号は省略している。
clock_pattern_detect信号がアサートされたとき、全てのレーンブロックのread_slow信号がアサートされているので、各レーンブロックのaddress_plus2_port信号はアサートされる。
しがたって、上述のように各レーンブロックのaddress_plus2_port信号はアサートされると、各レーンブロックのaddress_plus2信号もアサートされる。
21 レーンブロック
31 デスキュー処理部
41 DESerializer
42 Gear-Box
43 10ビット境界検出回路
44 エラスティックバッファ
45 クロック周波数差補償パターン検出回路
46 8B10B変換回路
51 デスキューバッファ
52 デスキューパターン検出回路
101 サーバ
102 SB
103 IOB
104 XBB
105 BP
106 システムバス
111 CPU
112 DRAM
113 MC
114 ポート部
121 IOC
122 GbEコントローラ
123 SASコントローラ
124 HDD
125 ポート部
126 IOバス
131 XB
132 システムバス
141 システムバスI/F
142 ポート部
143 ルーティング部
201 接続元ポート
202 送信回路
203 受信回路
204 マルチレーン制御回路
205 オシレータ
207 送信データ分割部
208 レーン送信データ送信部
209 セレクタ
210 8B10B変換部
211 接続先ポート
212 送信回路
213 受信回路
214 マルチレーン制御回路
215 オシレータ
217 トレーニングパターン受信回路
218 レーン受信データ処理部
219 調節部
220 8B10B変換部
301 受信回路
302 レーンブロック
303 マルチレーン制御回路
311 DESerializer
312 Gear-Box
313 10ビット境界検出回路
314 エラスティックバッファ
315 パターン検出回路
316 8B10B変換回路
501 エラスティックバッファ
502 Write Address制御回路
503 Read Address制御回路
504 FIFO
601 パターン検出回路
602 デスキューパターン比較回路
603 クロック周波数差補償パターン先頭比較回路
604 カウンタ
605 レーンリードアドレス制御回路
606 セレクタ
701 マルチレーン制御回路
702 配線ディレイ対策FF
703 ポートリードアドレス制御回路
Claims (8)
- 複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信する受信回路において、
データの読み書きを行い、レーンごとに設けられた複数のバッファと、
レーン間のスキューを検出し、該レーン間のスキューを無くすように前記バッファのリードアドレスを調節する第1の信号およびレーン間のスキューの調整を行うことを示すデスキュー信号を出力するマルチレーン制御回路と、
前記デスキュー信号に応じて、前記第1の信号を前記バッファに出力する、レーンごとに設けられた複数のアドレス制御回路と、
を備える受信回路。 - 複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信する受信回路において、
データの読み書きを行い、ライトアドレスとリードアドレスとの差分が所定値より大きいか小さいかを示す差分信号を出力する、レーンごとに設けられた複数のバッファと、
レーン間のスキューの調整後に、所定のタイミングにおける複数の前記差分信号に基づいて、前記リードアドレスを調節する第1の信号を出力するマルチレーン制御回路と、
前記第1の信号を前記バッファに出力する、レーンごとに設けられた複数のアドレス制御回路と、
を備える受信回路。 - 前記マルチレーン制御回路は、いずれかの前記レーンの前記差分信号が前記所定値より小さいことを示す場合は、前記リードアドレスをインクリメントしない信号を出力し、全ての前記レーンの前記差分信号が前記所定値より大きいことを示す場合は、前記リードアドレスを2インクリメントする信号を出力する請求項2記載の受信回路。
- 複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信する受信回路を備えた情報処理装置おいて、
前記受信回路は、
データの読み書きを行い、レーンごとに設けられた複数のバッファと、
レーン間のスキューを検出し、該レーン間のスキューを無くすように前記バッファのリードアドレスを調節する第1の信号およびレーン間のスキューの調整を行うことを示すデスキュー信号を出力するマルチレーン制御回路と、
前記デスキュー信号に応じて、前記第1の信号を前記バッファに出力する、レーンごとに設けられた複数のアドレス制御回路と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信する受信回路を備えた情報処理装置おいて、
前記受信回路は、
データの読み書きを行い、ライトアドレスとリードアドレスとの差分が所定値より大きいか小さいかを示す差分信号を出力する、レーンごとに設けられた複数のバッファと、
レーン間のスキューの調整後に、所定のタイミングにおける複数の前記差分信号に基づいて、前記リードアドレスを調節する第1の信号を出力するマルチレーン制御回路と、
前記第1の信号を前記バッファに出力する、レーンごとに設けられた複数のアドレス制御回路と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記マルチレーン制御回路は、いずれかの前記レーンの前記差分信号が前記所定値より小さいことを示す場合は、前記リードアドレスをインクリメントしない信号を出力し、全ての前記レーンの前記差分信号が前記所定値より大きいことを示す場合は、前記リードアドレスを2インクリメントする信号を出力する請求項5記載の情報処理装置。
- 複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信する受信回路のバッファ制御方法において、
データの読み書きをレーンごとに設けられた複数のバッファで行い、
レーン間のスキューを検出し、該レーン間のスキューを無くすように前記バッファのリードアドレスを調節する第1の信号およびレーン間のスキューの調整を行うことを示すデスキュー信号を出力する工程と、
前記差分信号に基づき、前記デスキュー信号に応じて、前記第1の信号を前記バッファに出力する工程と、
を備えるバッファ制御方法。 - 複数のレーンでシリアル通信によるデータを受信する受信回路のバッファ制御方法において、
ライトアドレスとリードアドレスとの差分が所定値より大きいか小さいかを示す差分信号を出力する工程と、
レーン間のスキューの調整後に、所定のタイミングにおける複数の前記差分信号に基づいて、前記リードアドレスを調節する第1の信号を前記複数のレーンに出力する工程と、
前記第1の信号をバッファに出力する工程と、
を備えるバッファ制御方法。
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