JP2011147647A - 電気かみそり - Google Patents
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Abstract
【課題】肌面に対する影響を抑制しつつ、体毛を効率的に起毛させることができる電気かみそりを提供する電気かみそりを提供する。
【解決手段】使用者が把持する電気かみそり本体3と、該電気かみそり本体3の端部に配設される外刃11と、該外刃11の内方に配設されて前記外刃11の長手方向に沿って往復移動する内刃13と、を備えた電気かみそりである。前記外刃11の長手方向桟31を構成する支持体43は弾性部材から形成され、この支持体43に起毛部47が設けられている。
【選択図】図6
【解決手段】使用者が把持する電気かみそり本体3と、該電気かみそり本体3の端部に配設される外刃11と、該外刃11の内方に配設されて前記外刃11の長手方向に沿って往復移動する内刃13と、を備えた電気かみそりである。前記外刃11の長手方向桟31を構成する支持体43は弾性部材から形成され、この支持体43に起毛部47が設けられている。
【選択図】図6
Description
本発明は、電気かみそりに関する。更に詳しくは、肌面に対する角度が小さい体毛を起こす起毛作用を有する起毛部を設けた電気かみそりに関する。
従来から、体毛を剃る種々の電気かみそりが開発されている。ここで、体毛の延びている方向と肌面とのなす角度は起毛角と呼ばれているが、起毛角が大きい(例えば、45°〜60°)体毛は剃りやすいが、起毛角が小さい(例えば、30°以下)体毛は剃りにくいという問題がある。この起毛角が小さい体毛に対して、体毛を起こす起毛部を設けた電気かみそりが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記特許文献1によれば、電気かみそりの使用時には、肌面上に沿って起毛部が移動するため、起毛部によって肌面にダメージを与えるおそれがあった。
そこで、本発明は、肌面に対する影響を抑制しつつ、体毛を効率的に起毛させることができる電気かみそりを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る電気かみそりは、使用者が把持する電気かみそり本体と、該電気かみそり本体の端部に配設される外刃と、該外刃の内方に配設されて前記外刃の長手方向に沿って往復移動する内刃と、を備え、前記外刃は桟によって刃穴が画成され、前記刃穴に体毛を挿入させ、前記外刃と内刃で体毛を切断する電気かみそりであって、前記外刃の桟に、外刃が肌面上を移動する際に体毛に当接して肌面に対して体毛を起立させる起毛部を設けると共に、少なくとも前記起毛部が弾性を有することを特徴とする。
本発明に係る電気かみそりによれば、起毛部が弾性を有する構造になっているため、起毛部が肌面に過度に接触することを防止することができ、体毛を剃る際の肌への刺激を軽減することができる。また、起毛角が小さい体毛について、電気かみそり本体を肌面上を移動させるという簡単な動作で自動的に起毛させることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態による電気かみそりを示す正面図、図2は内刃を示す斜視図、図3は上側ハウジングを示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態による電気かみそり1は、使用者が把持する下側ハウジング7と、該下側ハウジング7に連結された上側ハウジング5と、該上側ハウジング5の先端に設けられた主刃4とを備えている。下側ハウジング7には、押圧式のスイッチが配置され、これらのおよび下側ハウジング7で電気かみそり本体3が構成される。また、図1,2に示すように、前記主刃4は、外方に配置された外刃11と、該外刃11の内方に配置され、長手方向23(図3参照)に往復移動する内刃13とからなる。
そして、図3に示すように、上側ハウジング5には、ハウジング本体15と、該ハウジング本体15の上端に配置された第1の外刃17、第2の外刃19、第3の外刃21とが設けられている。これらの第1〜第3の外刃17,19,21からなる外刃11は長手方向23に沿って延びており、短手方向の両端には第1の外刃17と第3の外刃21とが配置され、これらの第1の外刃17と第3の外刃21との間には第2の外刃19が配置されている。
図4は、外刃を側方から見た概略図である。なお、本実施形態では、外刃19について詳細に説明する。
図4における一点鎖線は頂部の短手方向の中心を通る中心線である。図4に示すように、短手方向25に沿って短手方向桟35が延びており、長手方向23に沿って長手方向桟31が延びており、これらの桟35,31によって平面視略六角状の刃穴36が画成されている。この刃穴36は、体毛が挿入可能な大きさに形成されている。
図5は図4のA−A線による断面図、図6は図5の斜視図である。
これらの図5,6に示すように、長手方向桟31は、下側に配置されて短手方向桟に結合された桟本体41と、上側に配置されて桟本体41に結合した支持体43とを備え、該支持体43は桟本体41とは別体に構成されると共に、これらの桟本体41と支持体43とは接合層45を介して接合されている。また、支持体43の短手方向の両端に起毛部47,47が形成されている。この起毛部47は、肌面に対する体毛の延びている方向の角度である起毛角が小さい体毛を起立させる作用を有する。
また、前記支持体43は、ゴムや合成樹脂等の弾性部材からなり、前記桟本体41はステンレスやニッケル等の金属からなる。桟本体41の上面に接着剤を塗布したのち、支持体43を押し付けて乾燥させることによって、長手方向桟31が形成される。但し、この接合層45は必須ではなく、支持体43が桟本体41に接合しにくい場合や大きな接合力を必要とする場合に設けられる。即ち、通常は支持体43を直接に桟本体41に接合させる。
なお、前記合成樹脂として、蛍光機能、保湿機能、潤滑機能を有する樹脂を用いることが好ましい。蛍光機能を有する樹脂を支持体43に用いれば、暗い場所においても容易に電気かみそり1を見つけることができるという効果がある。
図7は、変形例1による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟51は、下側に配置された桟本体53と、該桟本体53の上側に配置された支持体55とから構成されている。桟本体53の上面には、上方に突出する凸部57が設けられており、支持体55の下面には、この凸部57に嵌合可能な凹部58が形成されている。凹部58に凸部57を嵌合させることによって、桟本体53と支持体55とが結合される。なお、支持体55の先端に起毛部59が形成され、支持体55は前述した支持体43と同様に弾性部材から形成されている。
図8は、変形例2による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟61は、下側に配置された桟本体63と、該桟本体63の上側に配置された支持体65とから構成されている。支持体65の短手方向の両端に起毛部が形成され、支持体65は前述した支持体43と同様に弾性部材から形成されている。また、支持体65の内部は中空部67であり、支持体65は中空構造に形成されている。
図9は、変形例3による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟71は、下側に配置された桟本体73と、該桟本体73の上面における短手方向の両端に配置された支持体75とから構成されている。支持体75は前述した支持体43と同様に弾性部材から形成されている。
図10は、変形例4による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟81は、下側に配置された桟本体83と、該桟本体83の上側に配置された支持体85とから一体形成されている。長手方向桟81の材質は、前述した桟本体41のようにステンレスやニッケル等の金属からなる。ここで、支持体85は連結部87を介して桟本体83と連結されている。従って、前端に起毛部89が設けられた支持体85は、連結部87を中心として上下方向に弾性変形可能に構成されている。
図11は、変形例5による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟91は、下側に配置された桟本体93と、該桟本体93の上側に配置された支持体95とから一体形成されている。長手方向桟91の材質は、前述した桟本体41のようにステンレスやニッケル等の金属からなる。ここで、支持体95も上下方向に弾性変形可能に構成されている。
図12は、変形例6による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟101は、下側に配置された桟本体103と、該桟本体103の上側に配置された支持体105とから構成されている。支持体105は、前述した支持体43と同様に弾性部材から形成されており、短手方向の両端が起毛部109,109に形成されている。
図13は、変形例7による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟111は、下側に配置された桟本体113と、該桟本体113の上側に配置された支持体115とから構成されている。支持体115は、前述した支持体43と同様に弾性部材から形成されており、短手方向の両端が起毛部119,119に形成されている。
図14は、変形例8による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟121は、下側に配置された桟本体123と、該桟本体123の上側に配置された支持体125とから一体形成されている。長手方向桟121の材質は、前述した桟本体41のようにステンレスやニッケル等の金属からなる。ここで、支持体125も上下方向に弾性変形可能に構成されている。
図15は、変形例9による長手方向桟を示す一部断面の斜視図である。
この長手方向桟131は、下側に配置された桟本体133と、該桟本体133の上側に配置された支持体135とから構成されている。支持体135は、前述した支持体43と同様に弾性部材から形成されており、短手方向の両端に支持体135,135が設けられている。これらの支持体135,135は、起毛部であり、内部に中空部137を有する中空構造に形成されている。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態に係る電気かみそり1は、使用者が把持する電気かみそり本体3と、該電気かみそり本体3の端部に配設される外刃11と、該外刃11の内方に配設されて前記外刃11の長手方向に沿って往復移動する内刃13と、を備え、前記外刃11は桟によって刃穴36が画成され、前記刃穴36に体毛を挿入させ、前記外刃11と内刃13で体毛を切断する電気かみそりであって、前記外刃11の桟に、外刃11が肌面上を移動する際に体毛に当接して肌面に対して体毛を起立させる起毛部47,59,89,109,119を設けると共に、少なくとも前記起毛部が弾性を有する。
このように、起毛部47,59,89,109,119が弾性を有する構造になっているため、起毛部が肌面に過度に接触することを防止することができ、体毛を剃る際の肌への刺激を軽減することができる。
(2)前記桟は、前記外刃11の長手方向に沿って延設される長手方向桟31と、前記長手方向に交差する短手方向に沿って延設される短手方向桟35とからなり、前記長手方向桟31に起毛部47,59,89,109,119を設けている。
従って、電気かみそり本体3を短手方向に沿って肌面上を移動させることで容易に起毛させることができる。
(3)前記長手方向桟31は、短手方向桟35に結合された桟本体41,53,63,73,103,133と、該桟本体41,53,63,73,103,133と別体で形成されると共に前記桟本体に結合された支持体43,55,65,75,105,115,135とから構成され、この支持体43,55,65,75,105,115,135に前記起毛部を設けている。
このように、支持体を桟本体とは別体で形成することにより、支持体が摩耗や損傷等した場合に、支持体のみを交換することができる。
(4)前記桟本体53と支持体55とを凹部58および凸部57を介して凹凸結合させているため、前記桟本体53と支持体55とを容易に結合させることができる。
(5)前記支持体65,135に中空部67,137を形成することによって中空構造に形成しているため、支持体65,135の弾性力を更に高めることができる。
(6)前記起毛部は、前記長手方向桟31の短手方向の両端に設けているため、電気かみそり本体3を、前記短手方向の一方方向および他方方向のいずれの方向に移動させても、体毛を起立させることができるため、使用者の使い勝手が良好となるという効果がある。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨に基づいて種々の変更が可能である。例えば、長手方向桟の先端部は、肌面に刺激を起こさないエッヂとして所定の曲率半径を有する円弧状に形成したが、先端部を多角形としても良い。この多角形は、特に鈍角に形成することが好ましい。
1 電気かみそり
3 電気かみそり本体
5 上側ハウジング(電気かみそり本体)
7 下側ハウジング(電気かみそり本体)
11 外刃
13 内刃
17 第1の外刃(外刃)
19 第2の外刃(外刃)
21 第3の外刃(外刃)
23 長手方向
25 短手方向
31 長手方向桟
35 短手方向桟
36 刃穴
41,53,63,73,103,133 桟本体
43,55,65,75,105,115,135 支持体
47,59,89,109,119 起毛部
57 凸部
58 凹部
67,137 中空部
3 電気かみそり本体
5 上側ハウジング(電気かみそり本体)
7 下側ハウジング(電気かみそり本体)
11 外刃
13 内刃
17 第1の外刃(外刃)
19 第2の外刃(外刃)
21 第3の外刃(外刃)
23 長手方向
25 短手方向
31 長手方向桟
35 短手方向桟
36 刃穴
41,53,63,73,103,133 桟本体
43,55,65,75,105,115,135 支持体
47,59,89,109,119 起毛部
57 凸部
58 凹部
67,137 中空部
Claims (6)
- 使用者が把持する電気かみそり本体と、該電気かみそり本体の端部に配設される外刃と、該外刃の内方に配設されて前記外刃の長手方向に沿って往復移動する内刃と、を備え、前記外刃は桟によって刃穴が画成され、前記刃穴に体毛を挿入させ、前記外刃と内刃で体毛を切断する電気かみそりであって、
前記外刃の桟に、外刃が肌面上を移動する際に体毛に当接して肌面に対して体毛を起立させる起毛部を設けると共に、
少なくとも前記起毛部が弾性を有することを特徴とする電気かみそり。 - 前記桟は、前記外刃の長手方向に沿って延設される長手方向桟と、前記長手方向に交差する短手方向に沿って延設される短手方向桟とからなり、前記長手方向桟に起毛部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。
- 前記長手方向桟は、短手方向桟に結合された桟本体と、該桟本体と別体で形成されると共に前記桟本体に結合された支持体とから構成され、この支持体に前記起毛部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電気かみそり。
- 前記桟本体と支持体とを凹凸結合させたことを特徴とする請求項3に記載の電気かみそり。
- 前記支持体を中空構造に形成したことを特徴とする請求項3または4に記載の電気かみそり。
- 前記起毛部は、前記長手方向桟の短手方向の両端に設けたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010012185A JP2011147647A (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010012185A JP2011147647A (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 電気かみそり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011147647A true JP2011147647A (ja) | 2011-08-04 |
Family
ID=44535216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010012185A Pending JP2011147647A (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011147647A (ja) |
-
2010
- 2010-01-22 JP JP2010012185A patent/JP2011147647A/ja active Pending
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