JP2011145583A - プロジェクターおよび制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プロジェクターの設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことが可能なプロジェクター等を提供すること。
【解決手段】 プロジェクター100が、モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部192と、モーターの駆動に対する投写レンズの移動に関する情報を示す移動情報を生成する情報生成部120と、移動情報に基づき、投写レンズの重力方向に対する移動方向を判定する判定部130と、移動方向に応じてモーターの駆動を調整する調整部140を含んで構成される。
【選択図】 図2
【解決手段】 プロジェクター100が、モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部192と、モーターの駆動に対する投写レンズの移動に関する情報を示す移動情報を生成する情報生成部120と、移動情報に基づき、投写レンズの重力方向に対する移動方向を判定する判定部130と、移動方向に応じてモーターの駆動を調整する調整部140を含んで構成される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、プロジェクターおよび制御方法に関する。
例えば、特開2004−317988号公報では、鏡筒の移動速度を一致させる目的で、鏡筒の位置を検知し、当該位置に応じて鏡筒の移動用のモーターを駆動させるとともに、鏡筒を上方に移動させる場合と比べて下方に移動させる場合は相対的にモーターを減速する制御を行うことが記載されている。これは、プロジェクター等が床置きされた状態では、鏡筒を上方に移動させる場合と比べて下方に移動させる場合の負荷が小さいからである。
しかし、プロジェクターの場合、床置き設置状態だけでなく、天吊り設置状態、すなわち、上下が逆になった状態で使用される場合もある。このため、プロジェクターのレンズシフト部を適切に制御するためには、レンズシフト部の設置方向を把握する必要がある。
また、投写レンズを目標位置に正確に移動させるためには、プロジェクターは、投写レンズの移動時の負荷に応じて適切にレンズシフト部を制御する必要がある。投写レンズは比較的重いものであるため、例えば、レンズシフト部が投写レンズを反重力方向に移動させる場合、重力方向に移動させる場合と比べて移動時の負荷は大きくなる。特に、モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部は、投写レンズの重量の影響を受けやすく、同じ駆動量であっても投写レンズの移動方向によって移動量が異なることがある。
本発明にかかるいくつかの態様は、上記課題を解決することにより、プロジェクターの設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことが可能なプロジェクターおよび制御方法を提供するものである。
本発明の態様の1つであるプロジェクターは、モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部と、前記モーターの駆動に対する前記投写レンズの移動に関する情報を示す移動情報を生成する情報生成部と、前記移動情報に基づき、前記投写レンズの移動方向が重力方向か、重力方向に対して逆の方向である反重力方向かを判定する判定部と、前記移動方向に応じて前記モーターの駆動を調整する調整部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の態様の1つである制御方法は、モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部を含むプロジェクターにおける制御方法であって、前記プロジェクターは、前記モーターの駆動に対する前記投写レンズの移動に関する情報を示す移動情報を生成し、前記移動情報に基づき、前記投写レンズの移動方向が重力方向か、重力方向に対して逆の方向である反重力方向かを判定し、前記移動方向に応じて前記モーターの駆動を調整することを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクターは、移動情報を用いることにより、投写レンズが重力方向に移動しているかどうかを判定することができるため、投写レンズの移動方向に応じてレンズシフト部の駆動を適切に調整することができる。これにより、プロジェクターは、プロジェクターの設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことができる。
また、前記情報生成部は、前記投写レンズの現在位置を検出する検出部と、単位時間当りの前記現在位置の変化に基づき、前記投写レンズの移動速度を示す前記移動情報を生成する移動情報生成部と、を含んでもよい。
これによれば、プロジェクターは、投写レンズの移動速度を検出することにより、投写レンズが重力方向に移動しているかどうかを判定することができるため、投写レンズの移動方向に応じてレンズシフト部の駆動を適切に調整することができる。
また、前記情報生成部は、前記レンズの現在位置を検出する検出部と、少なくとも1単位の駆動操作に対する前記現在位置の変化に基づき、前記駆動操作に対する前記投写レンズの移動量を示す前記移動情報を生成する移動情報生成部と、を含んでもよい。
これによれば、プロジェクターは、投写レンズの移動量を検出することにより、投写レンズが重力方向に移動しているかどうかを判定することができるため、投写レンズの移動方向に応じてレンズシフト部の駆動を適切に調整することができる。
また、前記プロジェクターは、設定に応じた前記投写レンズの目標位置を示すレンズ位置データを記憶する記憶部を含み、前記調整部は、前記目標位置に前記投写レンズが移動される際の駆動を終了するタイミングおよび当該駆動におけるブレーキ制御を行うタイミングの少なくとも一方を、前記移動方向に応じて調整してもよい。
これによれば、プロジェクターは、目標位置に投写レンズが移動される際の駆動を終了するタイミング等を投写レンズの移動方向に応じて調整することにより、プロジェクターの設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことができる。
また、前記調整部は、前記投写レンズが重力方向に移動される場合は前記投写レンズが反重力方向に移動される場合と比べて前記タイミングを相対的に早くしてもよい。
これによれば、プロジェクターは、投写レンズが重力方向に移動される場合は、投写レンズが反重力方向に移動される場合と比べて、上記タイミングを相対的に早くすることにより、プロジェクターの設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことができる。
以下、本発明をプロジェクターに適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1(A)は、プロジェクター100の床置き設置状態を示す図であり、図1(B)は、プロジェクター100の天吊り設置状態を示す図である。図1(A)に示すように、通常の使用状態である床置き設置状態では、プロジェクター100の投写レンズから見た場合の下方向は重力方向と一致している。これに対し、図1(B)に示すように、天吊り設置状態では、プロジェクター100の投写レンズから見た場合の下方向は重力方向と一致していない。
図1(A)は、プロジェクター100の床置き設置状態を示す図であり、図1(B)は、プロジェクター100の天吊り設置状態を示す図である。図1(A)に示すように、通常の使用状態である床置き設置状態では、プロジェクター100の投写レンズから見た場合の下方向は重力方向と一致している。これに対し、図1(B)に示すように、天吊り設置状態では、プロジェクター100の投写レンズから見た場合の下方向は重力方向と一致していない。
このため、上下方向に基づくレンズシフトを行う従来のプロジェクターは、正確なレンズシフト制御を行うことは困難である。これに対し、本実施例のプロジェクター100は、投写レンズの移動情報に基づいて重力方向に対する投写レンズの移動方向を判定し、当該移動方向に応じてレンズシフト制御を行う機能を有している。
また、画像のアスペクト比とスクリーンの縦横比の関係等に応じてユーザーが投写レンズのズーム状態、フォーカス状態、レンズシフト状態等の設定データをプロジェクター100に記憶しておき、プロジェクター100が、画像情報やユーザーの指示に応じて設定データを読み出して投写レンズの位置等を調整する場合がある。
なお、例えば、ズーム調整が行われた場合、画像の中心位置と投写レンズの中心位置がずれてしまうため、画像の中心位置と投写レンズの中心位置を一致させるためには、プロジェクター100は、レンズシフトを行う必要があり、設定に応じて投写レンズの位置も記憶する必要がある。
本実施例のプロジェクター100は、設定ごとの投写レンズの位置を記憶しておき、所定の状況(例えば、投写モードの変更等)で当該位置に応じてレンズシフトを行う機能を有している。
次に、上述した機能を有するプロジェクター100の機能ブロックについて説明する。図2は、第1の実施例におけるプロジェクター100の機能ブロック図である。
プロジェクター100は、リモコン(リモートコントローラー)またはプロジェクター100本体の操作ボタンからの指示情報を受け付ける受付部110と、PC(Personal Computer)等から画像情報が入力される画像入力部160と、当該画像情報に対して明るさ補正等を行う画像処理部170と、内部のモーターを駆動することによって投写レンズを移動させるレンズシフト部192を有し、画像処理部170からの画像情報に基づき、画像を投写する投写部190を含んで構成されている。なお、投写レンズは、1枚のレンズであってもよいし、複数のレンズで構成されるレンズユニットであってもよい。
また、プロジェクター100は、情報生成部120と、種々の判定を行う判定部130と、レンズシフト部192による投写レンズの駆動を調整する調整部140と、レンズ位置データ152等を記憶する記憶部150を含んで構成されている。また、情報生成部120は、投写レンズの現在位置を検出する検出部122と、単位時間当りの当該現在位置の変化に基づき、投写レンズの移動速度を示す移動情報を生成する移動情報生成部124を含んで構成されている。
なお、プロジェクター100は、以下のハードウェアを用いてこれらの各部として機能してもよい。例えば、プロジェクター100は、受付部110は受光ユニット等、情報生成部120はリニアセンサー、CPU等、判定部130、調整部140はCPU等、記憶部150はRAM等、画像入力部160は画像入力端子等、画像処理部170は画像処理回路等、投写部190はランプ、液晶パネル、液晶駆動回路、投写レンズ等を用いてもよい。また、レンズシフト部192のモーターは、例えば、DCモーター等である。
次に、プロジェクター100におけるレンズシフト制御手順について説明する。図3は、第1の実施例におけるレンズシフト制御手順を示すフローチャートである。なお、本実施例では、画像モード等の設定ごとにレンズ位置を示すレンズ位置データ152が記憶され、画像モードの選択時等にレンズ位置データ152に応じて投写レンズの位置の調整(レンズシフト)が行われるものとする。
投写レンズの位置を調整する場合、検出部122は、投写レンズの現在位置を検出し、調整部140は、設定に応じた目標位置を示すレンズ位置データ152に基づき、現在位置から目標位置へ向け、レンズシフト部192に投写レンズの移動を開始させる(ステップS1)。
移動情報生成部124は、検出部122によって検出される投写レンズの現在位置の単位時間(例えば、0.5秒、1秒等)当りの変化に基づき、投写レンズの移動速度を示す移動情報を生成する(ステップS2)。
判定部130は、当該移動情報に基づき、移動速度が所定値未満かどうかを判定する(ステップS3)。なお、この所定値は、例えば、実験等によって決定される投写レンズの移動方向が重力方向であるか反重力方向(重力方向の逆方向)であるかを区分する値等である。
移動速度が所定値未満、すなわち、移動速度が遅い場合、判定部130は、投写レンズの移動方向が反重力方向であると決定する(ステップS4)。
投写レンズの移動方向が反重力方向である場合、調整部140は、投写レンズの最初の現在位置から目標位置までの距離に応じた所定タイミングで投写レンズの駆動を終了(例えば、電圧の印加の停止等)するようにレンズシフト部192を制御する(ステップS5)。
一方、移動速度が所定値以上、すなわち、移動速度が速い場合、判定部130は、投写レンズの移動方向が重力方向であると決定する(ステップS6)。
投写レンズの移動方向が重力方向である場合、調整部140は、投写レンズの最初の現在位置から目標位置までの距離に応じた所定タイミングよりも早いタイミングで投写レンズの駆動を終了するようにレンズシフト部192を制御する(ステップS7)。これは、投写レンズの駆動を終了してからの投写レンズの実際の移動距離が、移動方向が重力方向の場合、反重力方向の場合と比べて長いからである。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクター100は、移動情報を用いることにより、投写レンズが重力方向に移動しているかどうかを判定することができるため、投写レンズの移動方向に応じてレンズシフト部192の駆動を適切に調整することができる。これにより、プロジェクター100は、プロジェクター100の設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことができる。
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、投写レンズの移動速度を検出することにより、投写レンズが重力方向に移動しているかどうかを判定することができるため、投写レンズの移動方向に応じてレンズシフト部192の駆動を適切に調整することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、投写レンズが重力方向に移動される場合は投写レンズが反重力方向に移動される場合と比べて駆動終了のタイミングを相対的に早くすることにより、プロジェクター100の設置状態によらずに正確なレンズシフト制御を行うことができる。さらに、本実施例によれば、プロジェクター100は、特殊な部材を用いることなく、簡易な構成でレンズシフト部192の制御を行うことができる。
(第2の実施例)
第1の実施例では、プロジェクター100は、投写レンズの移動速度に基づいて投写レンズの移動方向を判定したが、投写レンズの移動量に基づいて投写レンズの移動方向を判定してもよい。また、第1の実施例では、プロジェクター100は、移動速度を所定値と比較することによって投写レンズの移動方向を判定したが、本来の移動方向における移動量と本来の移動方向とは逆の方向に移動したときの移動量を比較することによって投写レンズの移動方向を判定してもよい。さらに、プロジェクター100は、レンズシフト部192のブレーキ制御を行ってもよい。
第1の実施例では、プロジェクター100は、投写レンズの移動速度に基づいて投写レンズの移動方向を判定したが、投写レンズの移動量に基づいて投写レンズの移動方向を判定してもよい。また、第1の実施例では、プロジェクター100は、移動速度を所定値と比較することによって投写レンズの移動方向を判定したが、本来の移動方向における移動量と本来の移動方向とは逆の方向に移動したときの移動量を比較することによって投写レンズの移動方向を判定してもよい。さらに、プロジェクター100は、レンズシフト部192のブレーキ制御を行ってもよい。
次に、投写レンズの移動量に基づいて投写レンズの移動方向を判定し、レンズシフト部192のブレーキ制御を行う機能を有するプロジェクターについて説明する。図4は、第2の実施例におけるプロジェクター101の機能ブロック図である。
プロジェクター101は、上述したプロジェクター100と同様の構成であるが、情報生成部121に含まれる移動情報生成部125が投写レンズの移動量を示す移動情報を生成し、判定部131が当該移動量に基づく判定を行い、調整部141がレンズシフト部192のブレーキ制御を行う点でプロジェクター100の構成と相違している。
次に、プロジェクター101におけるレンズシフト制御手順について説明する。図5は、第2の実施例におけるレンズシフト制御手順を示すフローチャートである。
投写レンズの位置を調整する場合、検出部122は、投写レンズの現在位置を検出し、調整部141は、設定に応じた目標位置を示すレンズ位置データ152に基づき、現在位置から目標位置へ向け、レンズシフト部192に投写レンズの移動を開始させる(ステップS11)。
移動情報生成部125は、検出部122によって検出される投写レンズの現在位置に基づき、当該移動の方向と同一方向への1単位(例えば、駆動電圧の1パルス、1つ分の移動操作単位等)分の駆動に対する投写レンズの移動量を示す第1の移動情報を生成する(ステップS12)。
また、調整部141は、一時的に本来の移動方向とは逆の方向にも投写レンズを移動させる。移動情報生成部125は、検出部122によって検出される投写レンズの現在位置に基づき、当該逆方向への1単位分の駆動に対する投写レンズの移動量を示す第2の移動情報を生成する(ステップS13)。なお、上記逆方向への移動は、投写レンズの移動の開始時であってもよいし、投写レンズの移動中であってもよい。
判定部131は、第1の移動情報と第2の移動情報に基づき、同一方向への移動量が逆方向への移動量未満であるかどうかを判定する(ステップS14)。
同一方向への移動量が逆方向への移動量未満である場合、移動方向は移動量が少ない方向であるため、判定部131は、投写レンズの移動方向が反重力方向であると決定する(ステップS15)。
投写レンズの移動方向が反重力方向である場合、調整部141は、投写レンズの最初の現在位置から目標位置までの距離に応じた所定タイミングで投写レンズの駆動を終了し、当該タイミングでブレーキ制御を開始する(ブレーキをかける)ようにレンズシフト部192を制御する(ステップS16)。
一方、同一方向への移動量が逆方向への移動量以上である場合、移動方向は移動量が多い方向であるため、判定部131は、投写レンズの移動方向が重力方向であると決定する(ステップS17)。
投写レンズの移動方向が重力方向である場合、調整部141は、投写レンズの最初の現在位置から目標位置までの距離に応じた所定タイミングよりも早いタイミングで投写レンズの駆動を終了し、当該タイミングでブレーキ制御を開始するようにレンズシフト部192を制御する(ステップS18)。
以上のように、本実施例によっても、プロジェクター101は、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。
また、本実施例によれば、プロジェクター101は、投写レンズの移動量を検出することにより、投写レンズが重力方向に移動しているかどうかを判定することができるため、投写レンズの移動方向に応じてレンズシフト部の駆動を適切に調整することができる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、第1の実施例における判定部130は、第2の実施例と同様に、同一方向の移動速度と逆方向への移動速度を比較することによって移動方向を決定してもよい。また、例えば、第2の実施例における判定部131は、第1の実施例と同様に、移動方向における移動量を所定値と比較することによって移動方向を決定してもよい。
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、第1の実施例における判定部130は、第2の実施例と同様に、同一方向の移動速度と逆方向への移動速度を比較することによって移動方向を決定してもよい。また、例えば、第2の実施例における判定部131は、第1の実施例と同様に、移動方向における移動量を所定値と比較することによって移動方向を決定してもよい。
また、第2の実施例では、移動情報生成部125は、1単位の駆動操作に対する投写レンズの現在位置の変化に基づいて移動情報を生成したが、複数単位の駆動操作に対する投写レンズの現在位置の変化に基づいて移動情報を生成してもよい。
また、レンズ位置データ152で示される目標位置は、メーカーによって設定された初期値であってもよいし、ユーザーによって設定された値であってもよい。また、記憶部150には、ユーザーによる所望の設定ごとに投写レンズのフォーカス状態、ズーム状態、レンズシフト状態等が記憶され、プロジェクター100、101は、当該所望の設定が復元される際に上述したレンズシフト制御等を行ってもよい。
また、プロジェクター100、101の有するコンピューターは、情報記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って判定部130、131等として機能してもよい。このような情報記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用できる。
また、プロジェクター100、101は、液晶プロジェクター(透過型、LCOS等の反射型)に限定されず、例えば、デジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクター等であってもよい。また、プロジェクター100、101の機能を複数の装置(例えば、PCとプロジェクター等)に分散してもよい。
100、101 プロジェクター、110 受付部、120、121 情報生成部、122 検出部、124、125 移動情報生成部、130、131 判定部、140、141 調整部、150 記憶部、152 レンズ位置データ、160 画像入力部、170 画像処理部、190 投写部、192 レンズシフト部
Claims (6)
- モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部と、
前記モーターの駆動に対する前記投写レンズの移動に関する情報を示す移動情報を生成する情報生成部と、
前記移動情報に基づき、前記投写レンズの移動方向が重力方向か、重力方向に対して逆の方向である反重力方向かを判定する判定部と、
前記移動方向に応じて前記モーターの駆動を調整する調整部と、
を含むプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記情報生成部は、
前記投写レンズの現在位置を検出する検出部と、
単位時間当りの前記現在位置の変化に基づき、前記投写レンズの移動速度を示す前記移動情報を生成する移動情報生成部と、
を含む、
プロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記情報生成部は、
前記投写レンズの現在位置を検出する検出部と、
少なくとも1単位の駆動操作に対する前記現在位置の変化に基づき、前記駆動操作に対する前記投写レンズの移動量を示す前記移動情報を生成する移動情報生成部と、
を含む、
プロジェクター。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
設定に応じた前記投写レンズの目標位置を示すレンズ位置データを記憶する記憶部を含み、
前記調整部は、前記目標位置に前記投写レンズが移動される際の駆動を終了するタイミングおよび当該駆動におけるブレーキ制御を行うタイミングの少なくとも一方を、前記移動方向に応じて調整する、
プロジェクター。 - 請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
前記調整部は、前記投写レンズが重力方向に移動される場合は、前記投写レンズが反重力方向に移動される場合と比べて、前記タイミングを相対的に早くする、
プロジェクター。 - モーターを駆動することによって投写レンズの位置を移動させるレンズシフト部を含むプロジェクターにおける制御方法であって、
前記プロジェクターは、
前記モーターの駆動に対する前記投写レンズの移動に関する情報を示す移動情報を生成し、
前記移動情報に基づき、前記投写レンズの移動方向が重力方向か、重力方向に対して逆の方向である反重力方向かを判定し、
前記移動方向に応じて前記モーターの駆動を調整する、
制御方法。
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