JP2011144583A - 垂木の止めつけ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】横架材に対する垂木の止めつけを容易、確実にし、かつ、垂木の止めつけ状態を下方から視認可能とし、野地板施工等の後においても視認可能とする。
【解決手段】第一添装部10aを垂木20の上面に、第二添装部10bを垂木の側面に添わせた状態で第二添装部の下部側に指標部14を備え、指標部を横架材上面31の垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端又は水下側端に位置づけた際に、垂木に垂木上面に対して垂直にねじ入れられる木ねじ40が垂木欠きの欠き溝底面のほぼ中央を通って横架材30にねじ入れ得るねじ込み表示部15が設けてある添装体10を、横架材の垂木欠きに乗せかけられた垂木の上面に第一添装部を、垂木の側面に第二添装部を添わせ、かつ、指標部を欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端の横架材上面に位置づけ、ねじ込み表示部から木ねじを垂木を貫通して横架材にねじ入れて、添装体と共に垂木を横架材に止着する。
【選択図】図2

Description

この発明は、垂木を桁、母屋、棟木等の、いわゆる小屋組の横架材に止めつける垂木の止めつけ方法の提案に関するものであり、より具体的には、垂木の止めつけ状態を当該垂木の止めつけ下方から容易に視認でき、しかも、屋根施工に伴う野地板の張り込み後においても、桁等の横架材に垂木を止着したか、否かを確実に確認しうるようにした垂木の止めつけ方法の提案に関する。
建物の小屋組において、垂木を桁、母屋、棟木等の横架材に止めつけ、屋根に生ずる各種荷重を受けると共に、台風や竜巻等の風の煽りによって、屋根の捲れだし等を生ずることの無いように、各垂木を、桁、母屋、棟木等の横架材に対して確実に止めつけておく必要があった。
かかる点から、上部側と下部側とで、ほぼ、90度捻ることで、下部側を桁等の横架材の側面に平行に、上部側を垂木の側面に平行としたひねり金物100を用意し、当該ひねり金物100を用いて、図18及び図19に示されるように桁、母屋、棟木等の横架材111に対して垂木110を止めつけ、この止めつけ垂木110上に野地板の張り込み施工等の各種処理を施すことで建物の屋根部を構成するようにしたものがあった。
この図示例に係る金物は、上部片100aと下部片100bとが、ほぼ直角をなすように一連に連続して備えられたひねり金物100(ハリケーンタイ等と称されている。)としてあって、この、ひねり金物100の上部片100aを垂木110の側面に、下部片100bを桁、母屋、棟木等の横架材111の側面に密着させた状態で、当該上部片100aと下部片100bとに設けた孔101から釘やビス等の止め具102を当該垂木110、横架材111に打ち込み、又は、ねじ入れて、垂木110を横架材111に組み付けるようにしたものである。
かかるひねり金物100は、屋根上において、桁、母屋、棟木等の横架材111や垂木110に対して、その側方から釘打ちや木ねじのねじ入れ等をなす必要があり、無理な作業姿勢で垂木110の止めつけをなす必要があった。また、横架材111に組み付けられる各垂木110、110間に構成される空間内で当該作業をなす必要があることから、作業工具等の取り扱いにも各種の制約を生ずることが多く、特に、並び組み付けられる垂木110の納め側において、垂木110、110間の間隔が極端に狭くなるケースがあり、各種作業工具等を用いた止めつけが難かしく、垂木110の組み付けに多くの作業手間を要する不具合があった。
また、かかるひねり金物100は、金物コストが比較的割高であり、前記作業手間と共に、垂木110の取り付け施工コストを高める要因とされていた。
かかる点から、垂木110を桁等の横架材111に対して、長い木ねじを用いて止めつける垂木の組み付けが試みられている(例えば、特許文献1)。
特開2007−327540号公報
しかしながら、桁、母屋、棟木等の横架材に対して垂木を木ねじで直接止めつける手法にあっては、当該止めつけ垂木の止めつけ状態は、止めつけ施工のなされた屋根上において確認をする必要があると共に、施工垂木上に野地板等を施工した後にあっては、当該垂木の止めつけ状態の確認が不可能となることから、垂木の止めつけ施工の確認作業は、必ず、当該野地板施工等に入る前に完了しておく必要があり、垂木の止めつけ施工確認の作業スケジュール管理が難しくなる不具合があった。
また、桁等の横架材に架け渡された垂木を、当該垂木を乗せかけている垂木欠きのほぼ中央部を通るように各横架材に確実にねじ込み止めつけることは、難しく、多数の垂木を、各横架材に対する乗せかけ位置毎に、むら無く、均一に、当該横架材にねじ込み止めつけるには、熟練者が多くの作業手間をかけて行う必要があった。
かかる点から、桁等の横架材に対して、垂木を確実かつ容易に取り付け得ると共に、屋根上のみならず、軒下等の下側からも当該垂木の横架材に対する取り付け状況の確認を可能として、垂木の止めつけ状況の確認管理を容易なものとし、かつ、野地板等の施工後においても当該垂木の取り付け施工状態の確認をすることができる垂木の止めつけ方法の提案が求められていた。
かかる課題を解決するために、この発明にあっては、
桁等の横架材に架け渡されて当該横架材に止着される垂木の止めつけ方法であって、
前記横架材に架け渡される垂木の上面に対する第一添装部と、当該垂木の側面に対する第二添装部とを備えるシート材又はプレート材からなる添装体が、前記垂木を前記横架材の垂木欠きに乗せつけると共に、前記添装体における第一添装部を前記垂木の上面に、前記第二添装部を前記垂木の側面に添わせた状態で該第二添装部の下部側にあって前記横架材の上面に接する指標部を備えており、
しかも、前記第一添装部に、前記指標部を前記横架材上面の前記垂木欠きの欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端に位置づけた際に、前記垂木に該垂木上面に対して垂直にねじ入れられる木ねじが前記垂木欠きの欠き溝底面のほぼ中央を通って前記横架材にねじ入れ得るねじ込み表示部が設けてあり、
前記横架材の垂木欠きに乗せかけられた垂木の上面に前記第一添装部を、該垂木の側面に前記第二添装部を添わせ、かつ、前記指標部を前記欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端の前記横架材上面に位置づけると共に前記ねじ込み表示部から木ねじを前記垂木を貫通して前記横架材にねじ入れて、該添装体と共に該垂木を前記横架材に止着することを特徴とする垂木の止めつけ方法としてある。
このように構成される垂木の止めつけ方法では、前記添装体における第一添装部を前記垂木の上面に、該第二添装部を前記垂木の側面に添装すると共に、該第二添装部の下部側に備えられている指標部を、横架材上面の垂木欠きの欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端に位置づけ、この位置づけに対応して備えられているねじ込み表示部から、垂木欠きの欠き溝底面のほぼ中央を通るようにねじ込まれる木ねじで当該垂木を前記横架材に確実に止着でき、ひねり金物による垂木の取り付けに伴う不具合を解消し、短時間で、かつ少ない労力で垂木を横架材に止着することができる。
また、このように、前記添装体における第一添装部を前記垂木の上面に、該第二添装部を前記垂木の側面に添装すると共に、該第二添装部の下部側に備えられている指標部を、横架材上面の垂木欠きの欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端に位置づけ、この位置づけに対応して備えられているねじ込み表示部から、前記垂木を貫通して前記横架材に木ねじをねじ入れて、該添装体と共に該垂木を前記横架材に止着してあることから、当該垂木を木ねじで桁等の横架材に止着したか否かを一目瞭然に視認できると共に、屋根上だけでなく、第二添装部を下方から視認することで、当該垂木の木ねじによる止着状態を確認することが可能とされ、簡易な垂木の止めつけ確認を可能とし、また、野地板等の施工に関係無く、垂木の止めつけ状況の確認ができることから、各施工管理スケジュールの設定を容易とすることができる。
また、前記課題を解決するために、前記添装体が表示線を備えており、この表示線で折り曲げて第一添装部及び第二添装部になし得るようにしてあることを特徴とする垂木の止めつけ方法にあっては、安価に、かつ簡易に構成、提供でき、また、携帯に都合の良い添装体を用いて垂木を桁等の横架材に確実に止着することができ、当該止着状態を屋根上からだけでなく、下方からも容易に視認することができる。
また、前記課題を解決するために、前記添装体が折り線を備えており、この折り線で折り曲げて第一添装部及び第二添装部になし得るようにしてあることを特徴とする垂木の止めつけ方法にあっては、携帯し易く、しかも、現場で折り付け用い易く、かつ、比較的、安価な添装体を用いて垂木を桁等の横架材に確実に止着することができ、しかも、当該止着状態を屋根上からだけでなく、下方からも容易に視認することができる。
また、前記課題を解決するために、前記添装体が屈曲縁で屈曲された第一添装部及び第二添装部を一体に備えていることを特徴とする垂木の止めつけ方法にあっては、簡易に添装できて、手際よく、円滑かつ確実に、垂木を桁等の横架材に止着することができ、しかも、当該止着状態を屋根上からだけでなく、下方からも容易に視認することができる。
この発明に係る垂木の止めつけ方法は、桁等の横架材に対して、垂木を確実かつ容易に止めつけ得ると共に、当該横架材に対する垂木の止めつけ状態を屋根上からも下方からも容易に視認可能とし、さらに、垂木の止めつけ状態の確認を野地板施工等の後においても確実になし得るようにして、施工状態の確認管理スケジュールを組み易くし、施工工程の管理を容易にすることができる。
図1は、典型的な添装体10と木ねじ40とを並べ置いて上方から見て示している。 図2は、同添装体10を用いて垂木20を木ねじ40で横架材30に止めつけた状態、及び、垂木20を乗せかけてない横架材30の要部を斜め上方から見て示している。 図3は、同添装体10を用いて垂木20を木ねじ40で横架材30に止めつけた状態の要部を断面して側方から見て示している。 図4は、同添装体10を用いて垂木20を木ねじ40で横架材30に止めつけた他の状態の要部を断面して側方から見て示している。 図5は、垂木20の止めつけの典型的な一例を示すものであって、添装体10を用いて木ねじ40で垂木20を横架材30に止めつけている状態の建物の要部を斜め上方から見て示している。 図6は、同添装体10を用いて横架材30としての桁30aに垂木20を木ねじ40で止めつけている状態の要部を斜め上方から見て示している。 図7は、同添装体10を用いて横架材30としての桁30aに垂木20を木ねじ40で止めつけた状態の要部を断面して側方から見て示している。 図8は、同添装体10を用いて横架材30としての桁30aに垂木20を木ねじ40で止めつけた状態の要部を下方から仰ぎ見て示している。 図9は、同添装体10を用いて横架材30としての母屋30bに垂木20を木ねじ40で止めつけた状態の要部を斜め上方から見て示している。 図10は、同添装体10を用いて横架材30としての母屋30bに垂木20を木ねじ40で止めつけた状態の要部を断面して側方から見て示している。 図11は、同添装体10を用いて横架材30としての棟木30cに垂木20を木ねじ40で止めつけた状態の要部を斜め上方から見て示している。 図12は、同添装体10を用いて横架材30としての棟木30cに垂木20を木ねじ40で止めつけた状態の要部を断面して側方から見て示している。 図13は、他の典型的な添装体10と木ねじ40とを斜め上方から見て示している。 図14は、同添装体10を用いて垂木20を木ねじ40で横架材30に止めつけた状態の建物の要部を斜め上方から見て示している。 図15は、同添装体10を用いて垂木20を木ねじ40で横架材30に止めつけた状態の要部を断面して示している。 図16は、更に他の典型的な添装体10を斜め上方から見て示している。 図17は、同添装体10を用いて垂木20を木ねじ40で横架材30に止めつけた状態の要部を断面して側方から見て示している。 図18は、従来例の垂木110の止めつけ例を示すものであって、いわゆるひねり金物100を用いて垂木110を横架材111に止めつけている状態の建物の要部を斜め上方から見て示している。 図19は、この従来手法による垂木110の止めつけに用いられるひねり金物100を斜め上方から見て示している。
この発明に係る典型的な垂木20の止めつけ方法は、桁等の横架材30に架け渡されて当該横架材30に止着される垂木20の止めつけ方法であって、
前記横架材30に架け渡される垂木20の上面21に対する第一添装部10aと、当該垂木20の側面22に対する第二添装部10bとを備えるシート材又はプレート材からなる添装体10が、前記垂木20を前記横架材30の垂木欠き33に乗せつけると共に、前記添装体10における第一添装部10aを前記垂木20の上面21に、前記第二添装部10bを前記垂木20の側面22に添わせた状態で該第二添装部10bの下部側にあって前記横架材30の上面31に接する指標部14を備えており、
しかも、前記第一添装部10aに、前記指標部14を前記横架材上面31の前記垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけた際に、前記垂木20に該垂木上面21に対して垂直にねじ入れられる木ねじ40が前記垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って前記横架材30にねじ入れ得るねじ込み表示部15が設けてあり、
前記横架材30の垂木欠き33に乗せかけられた垂木20の上面21に前記第一添装部10aを、該垂木20の側面22に前記第二添装部10bを添わせ、かつ、前記指標部14を前記欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”の前記横架材上面31に位置づけると共に前記ねじ込み表示部15から木ねじ40を前記垂木20を貫通して前記横架材30にねじ入れて、該添装体10と共に該垂木20を前記横架材30に止着してなされる。
すなわち、桁等の横架材30に架け渡されて当該横架材30に止着される垂木20の止めつけ方法であって、
前記横架材30に架け渡される垂木20の上面21に対する第一添装部10aと、当該垂木20の側面22に対する第二添装部10bとを一体に備えるシート材又はプレート材からなる添装体10を用意し、
前記垂木20を前記横架材30の垂木欠き33に乗せつけると伴に、前記添装体10における第一添装部10aを前記垂木20の上面21に、該第二添装部10bを前記垂木20の側面22に添装した状態で、
該第二添装部10bの下部側にあって、前記横架材30の上面31に接する指標部14を、当該横架材上面31の該垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけた際に、この第一添装部10aに、前記垂木20に該垂木上面21に対して垂直、すなわち、垂木上面21に直交する向きにねじ入れられる木ねじ40が前記垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って前記横架材30にねじ入れ得るねじ込み表示部15が設けてあり、
前記横架材30の垂木欠き33に乗せかけられた垂木20の上面21に前記第一添装部10aを、該垂木20の側面22に前記第二添装部10bを添装させ、かつ、前記指標部14を前記欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”の前記横架材上面31に位置づけると共に、当該指標部14の位置づけに対応する前記ねじ込み表示部15から木ねじ40を前記垂木20を貫通して前記横架材30にねじ入れて、該添装体10と共に該垂木20を前記横架材30に止着してなされる。
なお、前記横架材30に乗せかけられる垂木20は、軒桁、母屋、棟木等の木製の横架材30の上に架けわたされて野地板や構造用合板などを張って、屋根下地を構成する木製の矩形断面をなす角材であって、所定長さを備えており、前記横架材30に接する長手向きにある下面23と、当該下面23と反対の側にあって該下面23に平行な長手向きにある上面21と、この上下面21,23間にある長手向きの側面22とを備えている。なお、通例は、上面21の幅、すなわち、垂木上面21の長手向きに直交する幅寸法と下面23の幅、すなわち、垂木下面23の長手向きに直交する幅寸法とを同一としてあり、当該垂木20の乗せかけられる横架材30に備えられる垂木欠き33の溝状部33bの溝幅内に当該垂木20が都合よく納まるように構成してある。
また、この垂木20の乗せかけられる前記横架材30に備えられる垂木欠き33は、横架材30の水下側(屋根勾配の勾配の下側)にある側面32の上部から水上側(屋根勾配の勾配の上側)に向けて当該横架材30の上面31を割り欠いた溝状に設けてあり、溝状に構成される当該垂木欠き33における溝状部33bの両側の溝壁面33b”、33b”間の欠き溝底面33b’が水下側の側面32の開口位置から各種の屋根勾配に合わせて垂木20の下面23が都合よく接する勾配となるように横架材30の水上側に斜上するように設けてある。すなわち、所定勾配で垂木20の乗せかけられる勾配の下側位置にある水下側で深く、勾配の上側位置にある水上側に向けて漸次浅くなる傾斜状の欠き溝底面33b’を備えた溝状部33bとしてあって、この明細書において、溝壁上縁33aとは、この垂木欠き33を構成する溝状部33bの両側の溝壁面33b”における当該溝状部33bの深さ方向の上縁を称している。なお、この垂木欠き33の溝状部33bは、桁等の横架材30における上面31の幅、すなわち、当該上面31の長手方向に直交する向きの幅寸法以内に設けてあっても、当該幅の全幅にわたって設けてあってもよい。
また、ここで用いられる添装体10は、シート材又はプレート材によって構成してあり、前記垂木20の上面21に対する第一添装部10aと、当該垂木20の側面22に添装される第二添装部10bを備えたものであって、当該第一添装部10aに木ねじ40のねじ込み表示部15を備え得ると共に、第二添装部10bを視認可能な構成としてあれば、いかなる形態に構成してあってもよく、例えば、前記垂木20に折り付け添装し得るように、一枚の平状体10’として構成してあっても、当該垂木20に乗せかけ又は跨るように添装される屈曲状体10”として構成してあってもよい。
また、かかる添装体10は、添装対象とされる垂木20の添装対象面に対して添わせるように添装用い得るものであれば添装対象とされる垂木20の添装対象面に対して単に添わせるようにして用いるようにしてあっても、また、添装対象とされる垂木20の添装対象面に対して添わせるように乗せかけ状態にして用いるようにしてあっても、また、添装対象とされる垂木20の添装対象面に対して接着、粘着等の適宜の手段を用いて添わせるように用いるようにしてあってもよい。
かかる添装体10は、適宜の紙材、プレスチック材、各種金属材や、これらの複合材等、いかなる素材によって構成してあってもよく、垂木20の稜線に沿って折り付け用いる場合等にあっては、当該稜線を目視できる素材、例えば、透明や半透明の着色プラスチックシート等で構成してあってもよい。
また、当該添装体10を、垂木20に対する木ねじ40の過剰なねじ込みを防ぐなど比較的硬さを備える素材で構成するようにしてあっても、当該添装体10を、台風や竜巻等の強風によって屋根部分にもたらされる捲れだし向きの力による木ねじ頭部の垂木20の肉部内への没入を防ぎ、かかる台風等による付加荷重の解消時に木ねじ頭部の下方に空隙の生ずる不具合を避け得るなどの目的から、かかる荷重に耐え得る剛性を備える素材で構成する等、各種の目的にも対応しうる素材を用いて構成するようにしてあってもよい。
かかる典型的な添装体10として、当該添装体10を一枚のシート材又はプレート材で構成し、表側面に適宜の手段で表示線11を設け、この表示線11を目印にして、当該添装体10の第一添装部10aを垂木20の上面21に、第二添装部10bを垂木20の側面22に添装させるようにして用いることができる。なお、この場合、添装体10を透明素材や半透明素材で構成することで、垂木20の上面21と側面22との稜線に前記表示線11を合わせ易くするように構成してあってもよく、例えば、透けて見える着色プレスチックシートやプラスチックプレート等で構成することもできる。
かかる構成からなる添装体10による垂木20の止めつけ方法にあっては、安価に、かつ簡易に構成、提供でき、また、携帯に都合の良い添装体10を用いて垂木20を桁等の横架材30に止着し、かつ、その止着状態を上方からはもとより、下方からも確実に確認することができる。
また、かかる典型的な添装体10として、当該添装体10を一枚のシート材又はプレート材で構成し、ミシン目や、型押しによる薄肉ヒンジ状の折り線癖等の折り線12を設け、この折り線12で折り曲げることで垂木20の上面21に第一添装部10aを、垂木20の側面22に第二添装部10bを添装させるようにして用いることができる。
かかる構成からなる添装体10による垂木20の止めつけ方法にあっては、携帯し易く、しかも、現場で折り付け用い易く、かつ、比較的、安価な添装体10を用いて垂木20を桁等の横架材30に確実に止着できると共に、当該止着状態を上方からはもとより、下方からも確実に確認することができる。
また、典型的な添装体10として、当該添装体10を屈曲縁13で屈曲された第一添装部10a及び第二添装部10bを一体に備えた構成とし、この添装体10における第一添装部10aを垂木20の上面21に、第二添装部10bを当該垂木20の側面22に添装させるようにして用いることができる。
かかる構成からなる添装体10による垂木20の止めつけ方法にあっては、簡易に添装できて、手際よく、円滑かつ確実に、垂木20を桁等の横架材30に確実に止着することができると共に、当該止着状態を上方からはもとより、下方からでも確実に確認することができる。
また、前記指標部14を備える添装体10は、前記垂木20の上面21に対する第一添装部10aと、当該垂木20の側面22に添装される第二添装部10bを備え、当該第一添装部10aが木ねじ40のねじ込み表示部15を備え得ると共に、第二添装部10bが視認可能に構成してあり、当該添装体10の第一添装部10aを前記垂木20の上面21に、該第二添装部10bを前記垂木20の側面22に添装した状態で、該第二添装部10bの下部側にあって、前記横架材30の上面31に接する指標部14を、当該横架材上面31の該垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけ得るものであれば、いかなる形態に構成してあってもよく、当該指標部14を第二添装部10bの最も下方に突きだしている突き出し片部として構成してあっても、第二添装部10bの下部側にあって、横架材上面31の垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけ得る突片として当該指標部14を構成してあっても、また、第二添装部10bの下部側にあって、横架材上面31の垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけ得る表示線11として当該指標部14を構成する等、いかなる態様に設けてあってもよい。
また、前記第一添装体10に備えられる木ねじ40のねじ込み位置を示す表示部15は、添装体10における第一添装部10aを前記垂木20の上面21に、該第二添装部10bを前記垂木20の側面22に添装した状態で、該第二添装部10bの下部側にあって、前記横架材30の上面31に接する指標部14を、当該横架材上面31の該垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけた際に、この第一添装部10aに、前記垂木20に該垂木上面21に対して垂直にねじ入れられる木ねじ40が前記垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って前記横架材30にねじ入れ得る位置を示すように設けてあれば、いかなる形態に設けてあってもよい。
かかる垂木20の上面21に対して垂直、すなわち、当該垂木上面21に直交する向きにねじ入れる木ねじ40を、当該垂木20の乗せかけられる横架材30の垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って該横架材30にねじ入れ得るねじ込み位置を示す表示部15は、当該垂木20の乗せかけられる垂木欠き33の欠き溝底面33b’の勾配と、添装体10における第一添装部10aを前記垂木20の上面21に、該第二添装部10bを前記垂木20の側面22に添装した状態で、該第二添装部10bの下部側にあって、前記横架材30の上面31に接する指標部14を、当該横架材上面31の該垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’に位置づけた際と、水下側端33a”に位置づけた際とで、自ずと位置決めされて、当該表示部15から垂木20の上面21に対して垂直、すなわち、当該垂木20の上面21に直交する向きに木ねじ40をねじ込むことで、垂木20を横架材30に確実に止着することができる。
かかる木ねじ40のねじ込み位置を示す表示部15は、当該表示部15からねじ込まれる木ねじ40が横架材30における垂木欠き33の欠き溝底面33b’の中央のみを通って当該横架材30にねじ込まれる必要はなく、当該欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って横架材30にねじ込まれ得るものであればよく、前記木ねじ40のねじ込み表示部15を所定の広さを備える面状の表示部15として構成してあってもよい。
また、かかる添装体10は、例えば、垂木20の乗せかけられる横架材30の側に、各屋根勾配に対応する垂木欠き33を構成する溝状部33bの最大溝深さを同一にした各種の勾配に対応した垂木欠き33を設けてある場合、同一の添装体10に各勾配に対応したそれぞれの木ねじ40のねじ込み表示部15を設け、一種類の添装体10を用いて、各種屋根勾配の垂木20を確実に横架材30に止着し、かつ、当該止着状態を上方からはもとより、下方からも、容易に視認し得るように構成することもできる。
また、垂木20を桁等の横架材30にねじ止めする木ねじ40は、頭部40bと軸部40aとを備えた構成としてあり、垂木20から該垂木20を貫通して横架材30に十分にねじ入れ得る長さを備え、かつ、屋根にもたらされる各種荷重によって垂木20がずれ出したり、台風や竜巻等の強風の煽りによって垂木20が横架材30から分離されることのない強度を備えるものであれば、いかなる態様の木ねじであってもよい。
かかる添装体10を用いた垂木20の横架材30に対する止めつけは、桁30a、母屋30b、棟木30c等の横架材30に架け渡される垂木20の止めつけ部の全てに前記の添装体10を用いて当該垂木20を横架材30に止めつけるようにしてあっても、また、横架材30に対する垂木20の止めつけ部の一部分だけを前記添装体10を用いて垂木20を横架材30に止めつけるようにしてあってもよい。すなわち、かかる添装体10を用いた垂木20の横架材30に対する止めつけは、例えば、従来のひねり金物等の用い難い垂木20の止めつけ部分である横架材30としての桁30aに垂木20を止めつける際にのみ用い、他の横架材30に対する垂木20の止めつけを従来のひねり金物で止めつけるようにしてあっても、また、安定した止めつけ状態の維持が特に要請される横架材30としての桁30aと棟木30cとに対する垂木20の止めつけを、前記添装体10を用いてなし、母屋30bに対する垂木20の止めつけを従来の止めつけ手法で止めつけるようにしてあってもよい。また、桁30a、母屋30b、棟木30c等の横架材30に垂木20を架け渡して構成される小屋組の要所を前記添装体10を用いた垂木20の止めつけ方法で当該垂木20を横架材30に止めつけ、他の部分を従来手法で止めつけるようにしてあってもよい。さらにまた、桁30a、母屋30b、棟木30c等の横架材30に載せかけられる垂木20の当該載せかけ部分の全てを前記添装体10を用いた垂木20の止めつけ方法で当該垂木20と横架材30とを止めつけるようにしてあってもよい。
まず、図1〜図5に示される典型的な垂木20の止めつけ方法について説明する。ここで、横架材30に木ねじ40で止めつけられる垂木20は、典型的には、小屋組を構成する桁30a、母屋30b、棟木30cに架け渡し止めつけられて屋根又は屋根の下地材を支える手段として用いられる。
この図示例に係る桁等の横架材30に架け渡されて当該横架材30に止着される垂木20の止めつけ方法は、
前記横架材30に架け渡される垂木20の上面21に対する第一添装部10aと、当該垂木20の側面22に対する第二添装部10bとを一体に備えるシート材又はプレート材からなる添装体10を用意し、
前記垂木20を前記横架材30の垂木欠き33の欠き溝底面33b’に垂木20の下面23を密着させるように乗せつけると伴に、前記添装体10における第一添装部10aを前記垂木20の上面21に、該第二添装部10bを前記垂木20の側面22に添装した状態で、
該第二添装部10bの下部側にあって、前記横架材30の上面31に接する指標部14を、当該横架材上面31の該垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”に位置づけた際に、この第一添装部10aに、前記垂木20に該垂木上面21に対して垂直にねじ入れられる木ねじ40が前記垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って前記横架材30にねじ入れ得るねじ込み表示部15が設けてあり、
前記横架材30の垂木欠き33に乗せかけられた垂木20の上面21に前記第一添装部10aを、該垂木20の側面22に前記第二添装部10bを添装させ、かつ、前記指標部14を前記欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’又は水下側端33a”の前記横架材上面31に位置づけると共に、当該指標部14の位置づけに対応する前記ねじ込み表示部15から木ねじ40を前記垂木20を貫通して前記横架材30にねじ入れて、該添装体10と共に該垂木20を前記横架材30に止着することで、当該第二添装部10bを下方からも視認し得るように構成してある。
この図示例で用いられる添装体10は、一枚のシート材又はプレート材で構成された等脚台形状としてあり、その上底aの寸法が、添装対象とされる垂木20の上面21の横幅x(垂木上面21の長手向きに直交する向きの幅)と一致するように構成してある。この図示例に係る添装体10では、上底aと下底bとに直交する表示線11,11を、上底aの各端点から下底b間に設けてあり、この平行な上底aと下底bにおける表示線11、11間の上底a及び下底b’並びに平行な表示線11、11とで囲まれた第一添装部10aは矩形をなすように構成してある。なお、この図示例では、この表示線11、11に平行で、かつ、この各表示線11、11の中央を通るように予備表示線11’が設けてあり、当該添装体10の第一添装部10aを垂木20の上面21に添装して、この予備表示線11’にそって木ねじ40をねじ込むことで、当該垂木上面21の幅方向の中央部分に木ねじ40をねじ込む際の目安とすることができる。なお、この図示例では、厚手のコート紙を一例として用いた。
また、この等脚台形状をなす前記添装体10は、前記第一添装部10aと、当該第一添装部10aの両側方に形成される一対の直角三角形状の第二添装部10bとで、構成されており、この直角三角形状をなす第二添装部10bにおける斜辺cと前記等脚台形状をなす添装体10における下底bであって、前記第一添装部10aを構成する下底b’部分を除いた下底b”部分との交点がなす突端を指標部14としてある。
この図示例では、横架材30に設けられている垂木欠き33の欠き溝底面33b’に垂木20の下面23を密着させるように乗せかけた垂木20に対して前記等脚台形状をなす添装体10における下底b側を当該垂木20の水下側に位置づけるようにして第一添装部10aを当該垂木20の上面21に添わせるように乗せ、かつ、第二添装部10bを、当該垂木20の側面22に添わせるように折りつけた際に、前記指標部14が、前記垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aにおける水下側端33a”の横架材上面31に接し得る構成としてあり、当該添装体10を垂木20を跨がせるように添装状態になすと共に、当該欠き溝壁上縁33aの水下側端33a”に前記指標部14を位置づけ、この状態で、この添装体10に備えられる表示部15から、木ねじ40を当該垂木20を貫通して横架材30にねじ込むようにしてある。
この図示例に係る当該添装体10の第一添装部10aに設けられる木ねじ40のねじ込み表示部15は、横架材30の垂木欠き33に乗せかけるように乗せた垂木20に当該添装体10を跨がせるように添装し、かつ、当該垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aにおける水下側端33a”の横架材30の上面31に前記指標部14を位置づけた状態で、前記垂木20に該垂木上面21に対して垂直にねじ込まれる木ねじ40が前記垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って前記横架材30にねじ入れ得る位置に設けてある。
この図示例にあっては、垂木欠き33の溝状部33bの溝深さを同じくした条件、すなわち、横架材30における水下側の側面32の上部から当該横架材30の上面31を欠き取るように当該上面31にそって水上側に斜上するように構成される溝状部33bの当該水下側の側面32の開口位置での溝深さ(従って、溝長さの異なる溝状部33b)のもとで、典型的な二種類の勾配に対応した表示部15が示してあり、例えば、三寸勾配、五寸勾配等の典型的な屋根勾配の構成に適合するように当該添装体10を構成してあり、対象屋根勾配によって、その、いずれか、一方を本来の表示部15として用い、他方は単なる予備表示部の表示としてある。
なお、この図示例にあっては、当該添装体10の第一添装部10aに設けられる木ねじ40のねじ込み表示部15を、横架材30の垂木欠き33に乗せかけるように乗せた垂木20に当該添装体10を跨がせるように添装し、かつ、当該垂木欠き33の溝壁上縁33aの水下側端33a”の横架材30の上面31に前記指標部14を位置づけた状態で、前記垂木20に該垂木上面21に対して垂直にねじ込まれる木ねじ40が前記垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って前記横架材30にねじ込まれる位置になるように設けてあり、しかも、当該添装体10を二種類の屋根勾配の異なる垂木20に前記態様で用いた際に、それぞれ木ねじ40のねじ込み位置を示す二個の表示部15を備えた構成としてあり、しかも、この図示例では、当該表示部15を含むガイド線16、16を前記等脚台形状をなす添装体10における上底a,下底bに平行に設けてあり、このガイド線16、16と、前記予備表示線11’の交叉位置を典型的な表示部15として用い得るようにしてある。
なお、ここに示される表示部15は、あくまでも、木ねじ40を垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通るように垂木20にねじ込むための目安であって、点や線として表示されていても、また、所定の区画として構成されていてもよく、この図示例にあっても、前記ガイド線16と予備表示線11’の交点を目安にして、この周辺から垂木20に対して木ねじ40を当該垂木20を貫通して横架材30にねじ込み、当該添装体10と共に垂木20を横架材30に止着し得ればよく、前記交点を含む周辺部が表示部15とされる。
また、ここで用いられる添装体10は、当該添装体10を用いる目的である木ねじ40による止着状態の確認及び木ねじ40による垂木20の横架材30に対する的確な止着の機能を満たすものであれば、いかなる形態に構成してあってもよく、この図示例では、垂木20の所定位置に当該添装体10を添装でき、表示部15を目安にして木ねじ40のねじ込みが可能であり、かつ、屋根上からは勿論、垂木20の下方からも、垂木20の側面22に添わされる第二添装部10bが視認可能とされておれば、当該添装体10を垂木20に押しつけながら木ねじ40で垂木20に止めつけるようにしてあっても、また、適宜の仮止め手段で当該添装体10を垂木20に止めつけておいて、木ねじ40で止めつけるようにしてあっても、また、この添装体10の添装面の全部又は一部を垂木20に対して接着又は粘着させた状態で、この添装体10を木ねじ40で垂木20に止めつけるようにしてあってもよい。
また、ここで用いられる添装体10は、前記表示線11を、ミシン目や型押し等による線状薄肉のヒンジ線や各種手段による折り癖線等の折り線12として構成してあってもよい。
また、前記垂木欠き33は、桁や母屋や棟木等の横架材30に垂木20を乗せかける際に、通常用いられる各種の手法で構成されておれば、いかなる垂木欠き33であってもよい。
また、垂木20を桁等の横架材30に止着する木ねじ40は、当該垂木20の上面21に対して垂直、すなわち、垂木20の上面21に直交する向きにねじ込まれ、この垂木20を貫通して、垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って横架材30にねじ込まれて、当該横架材30に垂木20を確実に止着し、屋根に負荷される荷重によって垂木20がずれ出したり、台風や竜巻の強風等の煽りによって、垂木20が浮き出すことのない木ねじ40が用いられる。
図1では、垂木20に用いる前に置ける典型的な添装体10を、当該添装体10によって位置決めねじ込まれる木ねじ40と共に示しており、図2及び図3は、この添装体10を用いて横架材30の垂木欠き33に乗せかけた垂木20を当該横架材30に木ねじ40で止着した一態様を示している。
この図2及び図3に示される垂木20の横架材30に対する取り付けは、前記の表示線11又は折り線12を備えた平状体10’の添装体10を用いたもので、横架材30に削設されている垂木欠き33の欠き溝底面33b’に垂木20の下面23を密着させるように乗せかけ、この状態で、前記添装体10を、該添装体10における下底bを屋根勾配の水下側に位置づけるように第一添装部10aを当該垂木20の上面21に添わせ、前記表示線11又は折り線12を垂木20の稜線に沿わせ、この表示線11又は折り線12で、第二添装部10bが当該垂木20の側面22に添うように屈曲状態にし、ついで、この垂木20の側面22に添うように垂設されている直角三角形状をなす第二添装部10bにおいて、最も、下方に突きだしている部分、この図示例にあっては、等脚台形状をなす添装体10における下底bの各端点、すなわち、当該添装体10の第一添装部10aの両側方に備えられる直角三角形状をなす第二添装部10bの斜辺cと、該添装体10の下底bにおける第一添装部10aの下底b’を除いた第二添装部10bの下底b”とが交わる点を指標部14とし、この指標部14を垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水下端の横架材30の上面31に位置づけてなされる。
このように垂木20に添装される添装体10では、垂木20の水下側に等脚台形状をなす添装体10の下底bが位置するように、当該垂木20の上面21の長手向きの面に、添装体10の第一添装部10aの下底b’が直交し、かつ、第二添装部10bにある当該下底b”が当該垂木20の側面22の長手向きに直交するように添装される。
かかる垂木20に乗せかけた添装体10における指標部14を前記垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’の横架材30の上面31に位置づけた際に、当該垂木20の上面21に垂直、すなわち、当該垂木20の上面21に対して直交する向きに当該垂木20にねじ込まれる木ねじ40が、この垂木20の乗せかけられている垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って横架材30にねじ込まれる得る位置に表示部15が設けてあり、前記態様で垂木20を跨ぐように備えられた添装体10の添装状態を維持しながら、この表示部15から木ねじ40を垂木20を貫通して横架材30にねじ込むようにねじ入れ、添装体10と共に垂木20を横架材30に止着する。
かかる添装体10に備えられる表示部15は、横架材30に備えられる垂木20の屋根勾配に対応して備えられる欠き溝底面33b’の溝底の長さ寸法(溝状部33bの傾斜する欠き溝底面33b’の傾斜水下側端と傾斜水上側端との間の寸法)の二分の一の寸法から、前記指標部14を通る当該欠き溝底面33b’に垂直な線分h(この図示例では、前記状態で垂木20に添装されている添装体10における下底bを通る仮想の面)と、当該欠き溝底面33b’の傾斜水下側端との間の寸法を差し引いた寸法の間隔を、前記添装体10の下底bにおける第一添装部10aの下底b’から上底aの側に離した位置に設けてある。
この図示例にあっては、垂木欠き33を構成する溝状部33bの最大溝深さを同一にして、異なる屋根勾配に対応する垂木20の乗せかけに適合する添装体10として構成してあり、前記手法で割り出される各表示部15を通るガイド線16、16を当該添装体10における上底a及び下底bに平行に表示してある。また、前記表示線11又は折り線12と、当該上底a及び下底bとで矩形を構成するようにしてあり、この表示線11又は折り線12を当該垂木20の上面21と側面22間の稜線に都合よく沿わせて、第二添装部10bを当該垂木20の側面22に添装し得るように構成してある。
また、この図示例では、この表示線11又は折り線12に平行で、かつ、当該第一添装部10aの中央を通る予備表示線11’が設けてあり、この予備平行線11’と前記ガイド線16、16との交叉する点が、それぞれの屋根勾配に対応する主たる表示部15とされており、この交差する点を目安にした所定範囲部分を木ねじ40のねじ込みに都合のよい表示部15として構成してある。
図2及び図3は、図示例の添装体10における三寸勾配に対応する表示部15aを用いて、いわゆる、三寸勾配の垂木20の取り付け例を示しており、図4では、同じ図示例の添装体10における五寸勾配に対応する表示部15bを用いて、いわゆる、五寸勾配の垂木20の取り付け例を示している。
図5は、かかる添装体10を用いて横架材30に対して垂木20を止着した一例を示しており、この止着された垂木20に野地板50を取り付けて、屋根施工をなした状態の要部を斜め上方から見て示している。
図6〜図8は、横架材30の典型例である桁30aに垂木20を前記添装体10を用いて止着している状態を示すものであって、軒先における垂木20の止めつけを上方からの作業のみで可能とし、手際よく、安全に、かつ、効率良く垂木20の止めつけを可能とし、しかも、図8に示されるように下方から添装体10の第二添装部10bを随時に視認することができ、逐一、屋根に上がって、垂木20の止めつけ状態を確認する必要がなく、垂木20の止めつけ状態の確認を容易なものとし、しかも、野地板50等の施工後においても、下方から、当該垂木20の止めつけ状態を前記第二添装部10bの視認によって確認することができる。
なお、この図6〜図8に示される図示例は、屋根勾配が三寸勾配である垂木20の止着状態を示しており、前記添装体10におけるガイド線16と予備表示線11’との交点から垂木20に対して、当該垂木20の上面21に垂直に木ねじ40をねじ入れ、当該木ねじ40を該垂木20を貫通させて桁30aにねじ込み、添装体10と共に垂木20を桁30aに止着した状態を示している。
図9及び図10は、横架材30の典型例である母屋30bに垂木20を前記添装体10を用いて止着した状態を示すものであって、垂木20の止めつけを上方からの作業のみで可能とし、手際よく、かつ、効率良く垂木20の止めつけを可能とし、しかも、下方から添装体10の第二添装部10bを随時に視認することができ、逐一、屋根に上がって、垂木20の止めつけ状態を確認する必要がなく、垂木20の止めつけ状態の確認を容易なものとし、しかも、野地板50等の施工後においても、下方から、当該垂木20の止めつけ状態を前記第二添装部10bの視認によって確認することができる。
なお、この図9及び図10に示される図示例も、前記と同様に、屋根勾配が三寸勾配である垂木20の止着状態を示しており、前記添装体10におけるガイド線16と予備表示線11’との交点から垂木20に対して、当該垂木20の上面21に垂直に木ねじ40をねじ入れ、当該木ねじ40を該垂木20を貫通させて母屋30bにねじ込み、添装体10と共に垂木20を母屋30bに止着した状態を示している。
図11及び図12は、横架材30の典型例である棟木30cに対して、その両側方から垂木20を前記添装体10を用いて止着した状態を示すものであって、垂木20の止めつけを上方からの作業のみで可能とし、手際よく、かつ、効率良く垂木20の止めつけを可能とし、しかも、下方から添装体10の第二添装部10bを随時に視認することができ、逐一、屋根に上がって、垂木20の止めつけ状態を確認する必要がなく、垂木20の止めつけ状態の確認を容易なものとし、しかも、野地板50等の施工後においても、下方から、当該垂木20の止めつけ状態を前記第二添装部10bの視認による確認によってなすことができる。
なお、この図11及び図12に示される図示例も、前記と同様に、屋根勾配が三寸勾配である垂木20の止着状態を示しており、前記添装体10におけるガイド線16と予備表示線11’との交点から垂木20に対して、当該垂木20の上面21に垂直に木ねじ40をねじ入れ、当該木ねじ40を該垂木20を貫通させて棟木30cにねじ込み、添装体10と共に垂木20を棟木30cに止着した状態を示している。
図13〜図15は、前記垂木20に添装される添装体10を、当該垂木20を跨るようにして添装用いられる屈曲状体10”に構成したものであって、前記平状体10’として構成される添装体10における表示線11位置で屈曲した屈曲縁13を備える屈曲状体10”としたものである。
この図示例に係る添装体10は、図1〜図12において示された添装体10と実質的に同一の構成からなる等脚台形状をなし、図1で木ねじ40の下方に図示されている添装体10における表示線11又は折り線12位置で、前もって屈曲し、この屈曲縁13で第一添装部10aと第二添装部10bとを屈曲状態に一体に備える屈曲状体10”として構成すると共に、前記図1における予備表示線11’の表示に代えてガイド線16、16と当該予備表示線11’の交差する位置に孔18を備える凹陥部17を設け、木ねじ40の軸部40aを該孔18に挿通するように垂木20から横架材30にねじ入れ、かつ、該木ねじ40の頭部40bを該凹陥部17内に納まるように構成した以外の構成を前記図1〜図12に示される添装体10と同一に構成してある。
従って、前記図1〜図12において、表示線11又は折り線12で第一添装部10aを垂木20の上面21に、第二添装部10bを垂木20の側面22に添装させるように折り曲げることなく、添装体10の下底bを屋根勾配の水下側に位置するように当該添装体10を構成する垂木20の上面21に第一添装部10aを、垂木20の側面22に第二添装部10bを添わせるように乗せかけて、前記図1〜図12における添装体10と全く同一の手法で、横架材30に対する垂木20の止着に際して用いられ、同一の効果が得られる。
従って、前記添装体10と同一又は実質的に同一の構成部分には、同一の番号を付して、その説明を省略する。
この図示例の添装体10にあっても、前記図1〜図12におけると同様に、横架材30の垂木欠き33に乗せかけられた垂木20の上面21と側面22とのなす稜線に屈曲縁13を沿わせるよう第一添装部10aを上面21に、第二添装部10bを側面22に添わせるように当該添装体10を、当該添装体10における下底bを屋根勾配の水下側にして、当該添装体10を構成する屈曲状体10”を垂木20に乗せかけ、添装体10の指標部14を、この図示例では、溝状部33bとして構成される垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水下側端33a”に位置づけ、この状態で、前記孔18から木ねじ40を垂木20を貫通して横架材30にねじ込むことで、当該垂木欠き33の欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って当該木ねじ40のねじ込み、垂木20を横架材30に確実に止着する。
また、前記図1〜図12におけると同様に、第二添装部10bが垂木20の側面22に添わされており、垂木20の横架材30に対する止めつけ後に、この第二添装部10bを下方から視認することで、各垂木20の止着状態を確認することができる。
また、この図示例では、添装体10を鋼板等の硬く、かつ、強度を備える素材で構成することによって、当該添装体10を木ねじ40の頭部40bの受け手段として活用することができる。この結果、例えば、当該添装体10によって、木ねじ40の頭部40bを受けて、木ねじ40が必要以上にねじ込まれる不具合を回避する手段、屋根部に生ずる各種荷重による垂木20のずれだしを防止する手段、台風や竜巻の強風で煽られる屋根部分において木ねじ40の頭部40bが垂木20内に沈み込む不具合を回避する手段等として活用できるように当該添装体10を構成することができる。
図16及び図17に示される添装体10は、垂木20に乗せかけた添装体10における指標部14を、垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’に位置づけて用いるようにした以外の構成を、図1〜図15に示される添装体10と同様に構成してあり、同様にして用いることで、横架材30の垂木欠き33に乗せかけられた垂木20の木ねじ40による止着をなすことができる。
この図示例に用いられる添装体10は、図1〜図15に図示されている添装体10と同様に等脚台形状をなしており、その上底aの寸法が、添装対象とされる垂木20の上面21の横幅x(垂木上面21の長手向きに直交する向きの幅)と一致するように構成してあり、当該上底aの各端点から下底b間に、該上底aと下底bとに直交する表示線11,折り線12、屈曲縁13等で、前記図示例におけると同様に、添装対象の垂木20の上面21に添わされる第一添装部10aと、側面22に添わされる第二添装部10bとを備えて構成してあり、この直角三角形状をなす第二添装部10bにおける斜辺cと前記等脚台形状をなす添装体10における下底bであって、前記第一添装部10aを構成する下底b’部分を除いた下底b”部分との交点がなす突端を指標部14として構成すると共に、等脚台形状をなす当該添装体10における下底bの側が屋根勾配の水上側に位置するように添装対象垂木20に乗せかけた際に、前記指標部14が、垂木欠き33の欠き溝壁上縁33aの水上側端33a’に位置づけ得るように構成した以外の構成を前記図1〜図15に示される添装体10と同一又は実質的に同一の構成とされており、同様にして垂木20の横架材30に対する木ねじ40による止着に用いることができ、同様の効果を得ることができる。
従って、同一又は実質的に同一の構成部分には、同一の番号を付して、その説明を省略する。
この図示例にあっては、欠き溝底面33b’の傾斜水下側端と傾斜水上側端との二分の一の寸法の間隔を、添装体10の下底bをなす下底b’から上底aに向けて離した位置に表示部15を設けるようにしてあり、より具体的には、前記下底bから前記間隔を離した位置に当該下底bに平行なガイド線16が設けてあり、かつ、第一添装部10aにおける第二添装部10bとの境界をなす表示線11、11、折り線12、12又は屈曲縁13、13に平行で、かつ、これらの中間を通る予備表示線11’と、当該ガイド線16との交点が表示部15としてあり、この交点又は当該交点の近傍から、横架材30に乗せかけられた垂木20の上面に対して垂直をなすように木ねじ40を当該垂木20を貫通して横架材30にねじ込むことで、ねじ込まれた木ねじ40は、前記欠き溝底面33b’のほぼ中央を通って横架材30に都合良くねじ込まれ、しかも、この木ねじ40によって添装体10が垂木20に止めつけられ、その第二添装部10bは、これを下方からでも容易に視認でき、垂木20が横架材30に止着bされていることを確認することができる。
10 添装体
10a 第一添装部
10b 第二添装部
11 表示線
12 折り線
13 屈曲縁
14 指標部
15 表示部
20 垂木
21 上面
22 側面
23 下面
30 横架材
31 上面
32 側面
33 垂木欠き
33a 欠き溝壁上縁
33a’ 水上側端
33a” 水下側端
33b’ 欠き溝底面
40 木ねじ

Claims (4)

  1. 桁等の横架材に架け渡されて当該横架材に止着される垂木の止めつけ方法であって、
    前記横架材に架け渡される垂木の上面に対する第一添装部と、当該垂木の側面に対する第二添装部とを備えるシート材又はプレート材からなる添装体が、前記垂木を前記横架材の垂木欠きに乗せつけると共に、前記添装体における第一添装部を前記垂木の上面に、前記第二添装部を前記垂木の側面に添わせた状態で該第二添装部の下部側にあって前記横架材の上面に接する指標部を備えており、
    しかも、前記第一添装部に、前記指標部を前記横架材上面の前記垂木欠きの欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端に位置づけた際に、前記垂木に該垂木上面に対して垂直にねじ入れられる木ねじが前記垂木欠きの欠き溝底面のほぼ中央を通って前記横架材にねじ入れ得るねじ込み表示部が設けてあり、
    前記横架材の垂木欠きに乗せかけられた垂木の上面に前記第一添装部を、該垂木の側面に前記第二添装部を添わせ、かつ、前記指標部を前記欠き溝壁上縁の水上側端又は水下側端の前記横架材上面に位置づけると共に前記ねじ込み表示部から木ねじを前記垂木を貫通して前記横架材にねじ入れて、該添装体と共に該垂木を前記横架材に止着することを特徴とする垂木の止めつけ方法。
  2. 前記添装体が表示線を備えており、この表示線で折り曲げて第一添装部及び第二添装部になし得るようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の垂木の止めつけ方法。
  3. 前記添装体が折り線を備えており、この折り線で折り曲げて第一添装部及び第二添装部になし得るようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の垂木の止めつけ方法。
  4. 前記添装体が屈曲縁で屈曲された第一添装部及び第二添装部を一体に備えていることを特徴とする請求項1に記載の垂木の止めつけ方法。
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