JP2011143940A - Volume-reducible resin molded articleis possible - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、箱状または椀状に成形される樹脂成形品に関し、特に、その容積を小さくしたときの状態を維持することができて、元に戻らないようにした樹脂成形品に関するものである。 The present invention relates to a resin molded product molded into a box shape or a bowl shape, and more particularly to a resin molded product that can maintain the state when its volume is reduced and does not return to its original state. .
近年では、弁当用容器やカップ容器、あるいは各種トレイのような樹脂成型品は、安価に提供できることから所謂「使い捨て」の包装用容器として重宝されており、種々な用途に使用できるものとして種々提案されてきている。 In recent years, resin-molded products such as lunch boxes, cup containers, and various trays have come in handy as so-called “disposable” packaging containers because they can be provided at low cost, and various proposals that can be used for various applications. Has been.
このような樹脂成型品は、少ない材料で剛性が高くなるような工夫(例えばリブを立てたり、複雑な形状にしたりすること)をして、食品等の物品を崩れないように収納しながら、保管や運搬を低コストでできるようにするものである。 Such a resin molded product is devised to increase rigidity with a small amount of material (for example, to make a rib or to have a complicated shape) It enables storage and transportation at low cost.
このような樹脂成型品は、物品を収納するものであるから、使用するときには所定の容積が必要ではあるが、捨てる際にはできるだけ容積が小さくなった方が「ゴミの減量」の上から好ましい。このような所定の場合に容積を小さくできるようにすることを、以下では「減容」というが、このような減容できるものとしては、例えば、特許文献1の「内容積を可変とした容器」や、特許文献2の「折りたたみ容器の折曲構造」が既に提案されている。
Since such a resin molded product is used to store articles, a predetermined volume is required when used, but it is preferable to reduce the volume as much as possible when discarding from the viewpoint of “reduction of dust”. . In order to reduce the volume in such a predetermined case, it is referred to as “volume reduction” below. However, as such volume reduction, for example, “container with variable internal volume” in
特許文献1の「内容積を可変とした容器」は、「小容積状態から大容積状態へと極めて簡単に内容積を変えることができしかも一旦変更された容積状態を維持することができ、更に使用後には再び小容積状態へと押潰可能な容器を提供すること」を目的としてなされたもので、図10の(a)及び(b)に示すように、「大径筒部と小径筒部とを圧延変形性を有する湾曲壁部によって一体的に達成するとともに該湾曲壁部の外周には多数の凸形または凹形のエンボスを形成してなり、これにより該湾曲壁部が該大径筒部内に折り込まれて該大径筒部が該小径筒部を少なくとも一部囲繞する状態から、該小径筒部を該大径筒部に対して引き出して該湾曲壁部を介して該小径筒部と該大径筒部とが上下方向に連続した状態と変形可能としてなる内容積を可変とした容器」という構成を有するものである。
The “container with variable internal volume” disclosed in
しかしながら、この特許文献1の「内容積を可変とした容器」は、図10の(a)から同(b)の状態に小容積化しようとすると、「エンボスによる湾曲部分」を相当薄くしなければならないと考えられ、このエンボス部分が薄いと、図10の(a)に示した使用状態での剛性確保が困難になると考えらる。勿論、この特許文献1の「容器」は、図10の(a)から同(b)の状態に小容積化しようとする場合に、湾曲壁部を該大径筒部内に折り込まなければならないが、当然、湾曲壁部を小径筒部と大径筒部との間の非常に狭い空間内に折り込む必要があることから、非常に大きな力を要するものと考えられる。
However, in the “container having a variable internal volume” disclosed in
一方、特許文献2の「折りたたみ容器の折曲構造」は、図11の(a)及び(b)に示すように、「上側面部5の下縁と斜面部4の上縁とを上屈曲部7で連接し、斜面部4の下縁と下側面部6の上縁とを下屈曲部8で連接すると、折畳み時に上屈曲部7及び下屈曲部8が弾性的に伸縮して上側面部5や下側面部6の変形を吸収するために反転角度θや長さlを大きくすることが可能で、その結果、最大折畳み高さ側壁部13が大きくなって嵩変化を大きくすることができる」ものである。
On the other hand, as shown in FIGS. 11A and 11B, the “folding structure of the folding container” of
この特許文献2の容器では、特許文献1の容器で必要であった「狭い隙間内に折り込む」ことは必要なくなっているが、その分「斜面部4」での変形が起き易くなっていて、例えば、当該引用文献2の容器上に他の容器を「段積み」した場合に、当該容器が変形してしまう虞があって、使用に不便ではないかと考えられる。
In the container of
また、この種の容器を、合成樹脂シートによるシート成形した場合、使用時の剛性を確保することは、前述した「リブ」や「複雑形状」によって十分行えるが、「減容」のための潰しを行っても、合成樹脂シート自体が有している弾性力によって殆ど元の状態に戻ってしまう。つまり、合成樹脂の成形品は、「紙」のように折り畳んだり潰したりすることができないため、使用後には、「減容」が殆どできないまま捨てなければならず、例えば家庭用のゴミ箱が直ぐに一杯になってしまう、といった問題がある。 In addition, when this type of container is molded with a synthetic resin sheet, the rigidity during use can be sufficiently secured by the aforementioned “ribs” and “complex shape”, but it is crushed for “volume reduction”. Even if it performs, it will almost return to the original state with the elastic force which synthetic resin sheet itself has. In other words, since a molded product of synthetic resin cannot be folded or crushed like “paper”, after use, it must be thrown away with almost no “volume reduction”. There is a problem of becoming full.
そこで、本発明者等は、この種の箱状または椀状の樹脂成型品について、物品の収納あるいは覆蓋時、あるいは段積み時等の「使用状態」では十分な剛性を有するとともに、「減容」は単に押し込むという簡単な操作で行え、しかも減容状態が維持できるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。 Therefore, the present inventors have sufficient rigidity in the “use state” of the box-shaped or bowl-shaped resin molded product of this type when the article is stored or covered, or stacked, etc. As a result of various studies on how to make it possible to maintain the reduced volume state, the present invention has been completed.
すなわち、本発明の目的とするところは、物品の収納・覆蓋時、あるいは段積み時等の使用時では必要な剛性を確保することができ、簡単な操作で「減容」を行うことができて、しかも減容した後ではその状態が維持できて「ゴミ減量」を図ることのできる樹脂成形品を提供することにある。 That is, the object of the present invention is to secure the necessary rigidity when storing / covering articles or stacking, etc., and to reduce volume by a simple operation. In addition, an object of the present invention is to provide a resin molded product that can maintain the state after volume reduction and can achieve “reduction of dust”.
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「箱状または椀状に形成した樹脂成形品10であって、
この樹脂成形品10を、中央底面または中央天板となる内側平面11と、この内側平面11に立ち上げ内壁12aを介して連続し、当該内側平面11の外側を囲む外側平面12と、この外側平面12の外側に形成した側壁部13と、この側壁部13の開口端部に形成したフランジ部14とを備えたものとするとともに、
側壁部13に、先端が内側平面11に向かう押し上げ柱15を形成し、外側平面12に第二リブ17を形成し、さらに、立ち上げ内壁12aに、先端16aが側壁部13に向かうとともに、第二リブ17と平面視同一直線上に位置する第一リブ16を形成したことを特徴とする樹脂成形品10」
である。
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to
“A resin molded
The resin molded
A push-up
It is.
すなわち、この請求項1の樹脂成形品10は、図1及び図2に示すように、各図の中央から、内側平面11、この内側平面11の外周に位置する立ち上げ内壁12aを介して連なる外側平面12、この外側平面12の外側に連なる側壁部13、この側壁部13の外端縁に連なるフランジ部14を備えているものであり、断面でみると例えば図6に示すようになっていて、全体的に「箱状」または「お椀状」になっているものである。
That is, as shown in FIGS. 1 and 2, the resin molded
また、この樹脂成形品10は、箱状またはお椀状の容器本体と、この容器本体に嵌合される蓋体とからなる包装用容器を考えた場合、これらの容器本体にもあるいは蓋体にもなり得るものである。つまり、この樹脂成形品10は、図2の(b)あるいは図6に示すように、外側平面12が「底面」となる場合には、物品を収納する所謂「容器」となるものであるが、外側平面12が「天板」となる場合には、物品を収納した容器のための「蓋体」となるものである。換言すれば、この樹脂成形品10は、包装用容器の、容器本体にも、また蓋体にも、あるいはこれら両方にもすることができるものである。
Moreover, when this resin molded
さらに、この樹脂成形品10において、その外側平面12が図2の(b)に示すように底面となる場合、つまり「容器本体」となる場合を想定したとき、この外側平面12の内側には、上記立ち上げ内壁12aが立ち上がっており、立ち上げ内壁12aによって内側平面11が少し浮いた状態になっている。勿論、当該樹脂成形品10を「蓋体」として想定した場合、内側平面11が少し凹んだ状態になることは言うまでもない。
Furthermore, in this resin molded
なお、後述する実施形態の樹脂成形品10においては、立ち上げ内壁12aの更に内側に、当該立ち上げ内壁12aとは逆に傾斜する立ち上げ内壁11aが形成してあって、この立ち上げ内壁11aに内側平面11が連続させてある。従って、この樹脂成形品10が「容器本体」となる場合を想定したとき、上記立ち上げ内壁11aによって内側平面11が外側平面12から少し浮いた状態になっているが、この立ち上げ内壁11aを省略することができることは言うまでもない。
In the resin molded
そして、この樹脂成形品10は、図1及び図2に示すように、側壁部13に複数の押し上げ柱15を形成したものである。各押し上げ柱15は、側壁部13の内側に膨らんで「リブ」のような形状になっているものであり、結果的に側壁部13の剛性を高める役割を果たすものとなっている。勿論、側壁部13の外周に連なったフランジ部14は、側壁部13の剛性を確保するものになっていることは当然として、他の樹脂成形品10への「嵌合部」にもなっているものである。
And this resin molded
さらに、この樹脂成形品10は、図1及び図2に示すように、立ち上げ内壁12aに第一リブ16を、また外側平面12に第二リブ17を、平面視同一直線上に位置させた「対」として形成したものであり、これらの第一リブ16と第二リブ17との対は複数(後述する実施形態では、合計6対)形成してあり、図1にも示すように、当該樹脂成形品10の中心から放射状に配置されているものである。これらの第一リブ16及び第二リブ17は、図2にも示すように、立ち上げ内壁12aや外側平面12が形成している面に対して凹んだり膨らんだりするもので、それ自身が立ち上げ内壁12aや外側平面12が形成している面の剛性を高める機能を発揮するものとなっている。
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the resin molded
以上のように構成した樹脂成形品10は、立ち上げ内壁12a、フランジ部14、押し上げ柱15、第一リブ16、及び第二リブ17の各部分によって上記のように剛性を有したものとなっているから、当該樹脂成形品10を容器にしても、内容物をしっかりと収納することができるものになっている。勿論、当該樹脂成形品10を、容器(当該樹脂成形品10を使用しても、他のものを採用しても)内を覆蓋する蓋体としても、内容物をしっかりと覆蓋できる剛性を有しており、従って、この蓋体である樹脂成形品10の上に別の容器を段積みしても、当該樹脂成形品10が潰れてしまうようなこともない。
The resin molded
さて、当該樹脂成形品10を使用して捨てようとする場合、減容しなければならないが、その操作は、例えば、フランジ部14の上に手を載せて力を加える(押し潰す)か、あるいは、フランジ部14を机面上に当接させた樹脂成形品10の外側平面12上に手を載せて力を加えることによって容易に行える。以下では、フランジ部14の上に手を載せて力を加える場合を中心に説明するが、フランジ部14を机面上に当接させた樹脂成形品10の外側平面12上に手を載せて力を加える場合も、基本的には同じ作用となる。
Now, when it is going to throw away using the said resin molded
すなわち、フランジ部14に手を載せて、当該樹脂成形品10全体を押し潰すように力を加えると、例えば図9の(a)の矢印左側に示すように、フランジ部14からの力が、側壁部13を介して押し上げ柱15に加わるが、このとき、側壁部13は外側平面12に向けて窄まった形状になっているから、側壁部13上の押し上げ柱15の特に下方部分が窄まろうとする。そうすると、側壁部13の下端に連なっている外側平面12自体もその周方向に縮まろうとすることになり、この外側平面12上の第二リブ17も縮まろうとすることになる。
That is, when putting a hand on the
このように、側壁部13上の各押し上げ柱15や外側平面12上の各第二リブ17が縮まろうとすることによって、外側平面12も周方向に縮まろうとするから、この外側平面12の内周に連なっている立ち上げ内壁12aの下端(当該樹脂成形品10を容器にした場合)周縁も縮まろうとする。結果的に、各押し上げ柱15の下端は当該立ち上げ内壁12a全体を内側平面11の下側に押し込もうとし、これに伴って各第二リブ17が折り畳まれて剛性が高まり、その先端17aにある立ち上げ内壁12a上の第一リブ16を折り畳もうとするから、立ち上げ内壁12a及びこれに連なっている内側平面11全体を持ち上げるのである。
As described above, the push-up
さらに力を加えると、各押し上げ柱15(側壁部13とも言える)及び第二リブ17が、例えば図9の(a)の矢印右側にて示すように、外側平面12を縮めるように、つまり少し中心に移動させるように働く。各第一リブ16は、これに対向していた各第二リブ17とともに、その長さ方向と直交する方向に縮む(折り畳まれるような状態となる)ため、さらにその剛性が高くなって立ち上げ内壁12aを縮めることになり、縮んだ第二リブ17とともに、図9の(a)の矢印右側に示すように、側壁部13に収縮変形を加えかつ内側平面11を持ち上げながら、内側平面11の下側に向けて立ち上げ内壁12aを押し込むのである。
When further force is applied, each push-up column 15 (also referred to as the side wall portion 13) and the
その後さらにフランジ部14を押すと、各押し上げ柱15の先端が立ち上げ内壁12aの下側に潜り込み、各第二リブ17はその先の立ち上げ内壁12aに形成した第一リブ16とともに折り畳まれ(潰れ)て、外側平面12や立ち上げ内壁12aが元の状態に戻ろうとするのを阻止する「反転防止支柱」を形成することになる。
Thereafter, when the
図9の(a)の矢印右側に示した状態になれば、各押し上げ柱15及び第二リブ17または第一リブ16の先端は、最大限延びた後に反転しており、外側平面12を完全に変形させながら当該外側平面12中にめり込んでいるから、各押し上げ柱15、第一リブ16及び第二リブ17が再び元の状態や位置に戻ることはない。つまり、この樹脂成形品10が、図7の(b)に示すような状態に押し潰されれば、外側平面12や押し上げ柱15、さらには立ち上げ内壁12aが弾性変形の範囲を超えて変形するから、これらの外側平面12や押し上げ柱15、さらには立ち上げ内壁12aが元の状態に復帰することはないのである。
When the state shown on the right side of the arrow in FIG. 9A is reached, the ends of the push-up
なお、容器本体であった樹脂成形品10を減容した後に、当該樹脂成形品10のフランジ部14に蓋体を嵌合すれば、樹脂成形品10内は気密状態に保持されるから、仮に、樹脂成形品10が元の状態に戻ろうとしても、この蓋体による気密状態保持によって、簡単には戻らないことになる。換言すれば、減容した樹脂成形品10に蓋体を嵌合すれば、この減容した樹脂成形品10に衝撃や振動が加えられたとしても、樹脂成形品10は、元の状態に戻ることは殆どないのである。
If the lid is fitted to the
また、この樹脂成形品10は、その第一リブ16と第二リブ17とを、その長手方向に沿った断面で見たときに凹状または凸状のものにした場合には、上述したように、減容する際に折り畳まれて外側平面12や立ち上げ内壁12aの収縮を助けることになるものであり、かつ折り畳まれたときにはそれ自身が「反転防止支柱」を形成するものであるから、その長手方向に沿った断面で見たとき、凹状または凸状のものになっていると折り畳まれ易いことになる。
Further, in the resin molded
勿論、後述する実施例に係る樹脂成形品10のように、その第一リブ16と第二リブ17とを凹状または凸状態のものにした場合には、その凹凸方向は、例えば図2の(b)に示すように、同じであってもよいし、あるいは例えば図2の(c)に示すように、互いに逆になっていてもよいものであり、第一リブ16と第二リブ17とを折り畳み易いものとすることができて、減容操作がより確実に行えるものとなるのである。
Of course, when the
従って、この請求項1に係る樹脂成形品10は、物品の収納・覆蓋時、あるいは段積み時等の使用時では必要な剛性があり、簡単な操作で「減容」ができるものであり、しかも減容した後ではその状態が維持できて「ゴミ減量」を図り得るものとなっているのである。
Therefore, the resin molded
また、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の樹脂成形品10について、
「第一リブ16と第二リブ17とは、その向かい合う先端16a・17aを互いに離したこと」
である。
Moreover, in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on
“The
It is.
この請求項2に係る樹脂成形品10では、その第一リブ16と第二リブ17とについて、その向かい合う先端16a・17aを、例えば図2の(a)に示すように、互いに離したものであるが、これにより、第二リブ17が形成してある外側平面12の収縮と、第一リブ16が形成してある立ち上げ内壁12aとの収縮が個別に行われることになり、請求項1に係る樹脂成形品10の作用中で述べた、各外側平面12及び立ち上げ内壁12aの収縮が段階を経て確実になされることを補償しているのである。そして、これらの第一リブ16と第二リブ17の間にある外側平面12は、当該樹脂成形品10の減容時に、第一リブ16の凹凸方向と同一方向に盛り上がりながら、第一リブ16と第二リブ17とによって「反転防止支柱」を形成することになる。
In the resin molded
従って、この請求項2に係る樹脂成形品10は、上記請求項1または2のそれと同様な機能を発揮する他、各外側平面12及び立ち上げ内壁12aの個別収縮を段階を経た確実なものとすることができて、減容操作がより確実に行えるものとなっているのである。
Accordingly, the resin molded
そして、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、
「箱状または椀状に形成した樹脂成形品10であって、
この樹脂成形品10を、中央底面または中央天板となる内側平面11と、この内側平面11に立ち上げ内壁12aを介して連続して当該内側平面11の外側を囲む外側平面12と、この外側平面12の外側に形成した側壁部13と、この側壁部13の開口端部に形成したフランジ部14とを備えたものとするとともに、
側壁部13に、先端が内側平面11に向かう押し上げ柱15を形成し、外側平面12に、折曲部19aを有する襞部19を形成したことを特徴とする樹脂成形品10」
である。
And in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on
“A resin molded
The resin molded
A resin-molded
It is.
この請求項3に係る樹脂成形品10は、基本的な事項は、上記請求項1のそれと同様であるが、外側平面12に折曲部19aを有する襞部19を形成したことが、上記請求項1のそれと異なる点である。そこで、この請求項3に係る樹脂成形品10の、請求項1の樹脂成形品10と同様な点については、この請求項3に係る樹脂成形品10を示す図3及び図4中に、請求項1に係る樹脂成形品10で説明した各構成部材と同一の符号を付して、その説明を省略する。
The resin molded
さて、図3に示した樹脂成形品10では、外側平面12には第二リブ17はないが襞部19が形成してある。また、各襞部19は、上述した各押し上げ柱15の下端に対向する外側平面12に形成してあり、例えば図8の(b)に示すように、中央に折曲部19aを有したものであるから、結果として、図4の(a)〜(c)に示すように、側壁部13に形成した押し上げ柱15、この押し上げ柱15の下端に折曲部19aが対向した襞部19が、平面視一本の直線上に位置することになる。
Now, in the resin molded
以上のように構成した請求項3に係る樹脂成形品10は、立ち上げ内壁12a、フランジ部14、押し上げ柱15、及び襞部19の各部分によって上記のように剛性を有したものとなっているから、当該樹脂成形品10を容器にしても、内容物をしっかりと収納することができるものになっている。勿論、当該樹脂成形品10を、容器(当該樹脂成形品10を使用しても、他のものを採用しても)内を覆蓋する蓋体としても、内容物をしっかりと覆蓋できる剛性を有しており、従って、この蓋体である樹脂成形品10の上に別の容器を段積みしても、当該樹脂成形品10が潰れてしまうようなこともない。以上のことは、請求項1に係る樹脂成形品10で説明したのと同様である。
The resin molded
さて、当該樹脂成形品10を使用して捨てようとする場合、減容しなければならないが、その操作として、フランジ部14の上に手を載せて力を加える場合を中心に説明する。これとは逆の操作、つまり、フランジ部14を机面上に当接させた樹脂成形品10の外側平面12上に手を載せて力を加える場合も、基本的には同じ作用となる。
Now, when the resin molded
フランジ部14に手を載せて、当該樹脂成形品10全体を押し潰すように力を加えると、フランジ部14からの力が、側壁部13を介して押し上げ柱15に加わるが、このとき、側壁部13は外側平面12に向けて窄まった形状になっているから、側壁部13上の押し上げ柱15の特に下方部分が窄まろうとする。そうすると、側壁部13の下端に連なっている外側平面12自体もその周方向に縮まろうとすることになる。
When a force is put on the
このように、側壁部13上の各押し上げ柱15や外側平面12が縮まろうとすることによって、この外側平面12に形成してる襞部19も、例えば図9の(b)の矢印左側にて示すように、縮まろうとする。この場合、各襞部19は押し上げ柱15に近接位置にあるから、襞部19の縮みは円滑になされることになる。
In this way, the
襞部19が縮むことによって、外側平面12の内周に連なっている立ち上げ内壁12aの下端(当該樹脂成形品10を容器にした場合)周縁も縮まろうとし、結果的に、各押し上げ柱15の下端は当該立ち上げ内壁12a全体を内側平面11の下側に押し込もうとするが、これに伴って各襞部19が折り畳まれて剛性が高まるから、立ち上げ内壁12a及びこれに連なっている内側平面11全体を持ち上げるのである。
When the
さらに力を加えると、各押し上げ柱15(側壁部13とも言える)が、例えば図9の(b)の矢印右側にて示すように、外側平面12を縮めるように、つまり少し中心に移動させるように働き、側壁部13に収縮変形を加えかつ内側平面11を持ち上げながら、内側平面11の下側に向けて立ち上げ内壁12aを押し込むのである。
When further force is applied, each push-up column 15 (also referred to as the side wall portion 13) is moved so as to contract the
その後さらにフランジ部14を押すと、各押し上げ柱15の先端が立ち上げ内壁12aの下側に潜り込み、各襞部19はその先の立ち上げ内壁12aとともに折り畳まれ(潰れ)て、外側平面12や立ち上げ内壁12aが元の状態に戻ろうとするのを阻止する「反転防止支柱」を形成することになる。
Thereafter, when the
図9の(b)の矢印右側に示した状態になれば、各押し上げ柱15、及び襞部19の先端は、最大限延びた後に反転しており、外側平面12を完全に変形させながら当該外側平面12中にめり込んでいるから、各押し上げ柱15、襞部19が再び元の状態や位置に戻ることはない。つまり、この樹脂成形品10が、図7の(b)に示すような状態に押し潰されれば、外側平面12や押し上げ柱15、さらには立ち上げ内壁12aが弾性変形の範囲を超えて変形するから、これらの外側平面12や押し上げ柱15、さらには立ち上げ内壁12aが元の状態に復帰することはないのである。
When the state shown on the right side of the arrow in FIG. 9B is reached, the ends of the push-up
従って、この請求項3に係る樹脂成形品10は、物品の収納・覆蓋時、あるいは段積み時等の使用時では必要な剛性があり、簡単な操作で「減容」ができるものであり、しかも減容した後ではその状態が維持できて「ゴミ減量」を図り得るものとなっているのである。
Therefore, the resin molded
また、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項3のそれについて、
「外側平面12に第二リブ17を形成したこと」
である。
In order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to claim 4 is the same as that of
"The
It is.
この請求項4に係る樹脂成形品10は、図1及び図2に示すように、外側平面12に第二リブ17を形成したものであり、この第二リブ17は複数(後述する実施形態では、合計6)形成してあり、図1にも示すように、当該樹脂成形品10の中心から放射状に配置されているものである。この第二リブ17は、図2にも示すように、立ち上げ内壁12aや外側平面12が形成している面に対して凹んだり膨らんだりするもので、それ自身が立ち上げ内壁12aや外側平面12が形成している面の剛性を高める機能を発揮するものとなっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the resin molded
以上のように構成した樹脂成形品10は、立ち上げ内壁12a、フランジ部14、押し上げ柱15、及び第二リブ17の各部分によって上記のように剛性を有したものとなっているから、当該樹脂成形品10を容器にしても、内容物をしっかりと収納することができるものになっている。勿論、当該樹脂成形品10を、容器(当該樹脂成形品10を使用しても、他のものを採用しても)内を覆蓋する蓋体としても、内容物をしっかりと覆蓋できる剛性を有しており、従って、この蓋体である樹脂成形品10の上に別の容器を段積みしても、当該樹脂成形品10が潰れてしまうようなこともない。
Since the resin molded
さて、当該樹脂成形品10を使用して捨てようとする場合、減容しなければならないが、その操作は、例えば、フランジ部14の上に手を載せて力を加える(押し潰す)か、あるいは、フランジ部14を机面上に当接させた樹脂成形品10の外側平面12上に手を載せて力を加えることによって容易に行える。すなわち、フランジ部14に手を載せて、当該樹脂成形品10全体を押し潰すように力を加えると、例えば図9の(a)の矢印左側に示すように、フランジ部14からの力が、側壁部13を介して押し上げ柱15に加わるが、このとき、側壁部13は外側平面12に向けて窄まった形状になっているから、側壁部13上の押し上げ柱15の特に下方部分が窄まろうとする。そうすると、側壁部13の下端に連なっている外側平面12自体もその周方向に縮まろうとすることになり、この外側平面12上の第二リブ17も縮まろうとすることになる。
Now, when it is going to throw away using the said resin molded
このように、側壁部13上の各押し上げ柱15や外側平面12上の各第二リブ17が縮まろうとすることによって、外側平面12も周方向に縮まろうとするから、この外側平面12の内周に連なっている立ち上げ内壁12aの下端(当該樹脂成形品10を容器にした場合)周縁も縮まろうとする。結果的に、各押し上げ柱15の下端は当該立ち上げ内壁12a全体を内側平面11の下側に押し込もうとし、これに伴って各第二リブ17が
折り畳まれて剛性が高まり、外側平面12に形成してある襞部19を折り畳もうとするから、外側平面12の立ち上げ内壁12a及びこれに連なっている内側平面11全体を持ち上げるのである。
As described above, the push-up
その後さらにフランジ部14を押すと、各押し上げ柱15の先端が立ち上げ内壁12aの下側に潜り込み、各第二リブ17は折り畳まれ(潰れ)て、外側平面12や立ち上げ内壁12aが元の状態に戻ろうとするのを阻止する「反転防止支柱」を形成することになる。つまり、この樹脂成形品10が、図7の(b)に示すような状態に押し潰されれば、外側平面12や押し上げ柱15、さらには第二リブ17や襞部19が弾性変形の範囲を超えて変形するから、これらの外側平面12や押し上げ柱15、さらには立ち上げ内壁12aが元の状態に復帰することはないのである。
Thereafter, when the
従って、この請求項4に係る樹脂成形品10は、上記請求項3に係るそれと同様な機能を発揮する他、減容後の復帰がさらに素子されるものとなっているのである。
Therefore, the resin molded
また、上記課題を解決するために、請求項5に係る発明の採った手段は、上記請求項3はたは4のそれについて、
「立ち上げ内壁12aに、先端が側壁部13に向かうとともに、前記襞部19の折曲部19aと平面視同一直線上に位置する第三リブ18を形成したこと」
である。
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to
“The
It is.
上記請求項3の樹脂成形品10において述べたように、その襞部19と第三リブ18とは、減容する際に折り畳まれて外側平面12や立ち上げ内壁12aの収縮を助けることになるものであり、かつ折り畳まれたときにはそれ自身が「反転防止支柱」を形成するものであるから、その長手方向に沿った断面で見たとき、凹状または凸状のものになっていると折り畳まれ易いことになる。このとき、襞部19が第三リブ18を挟み込むから、当該第三リブ18が減容前の状態にもどることを阻止するのである。
As described in the resin molded
勿論、この請求項5の樹脂成形品10のように、その襞部19と第三リブ18とを凹状または凸状態のものにした場合には、その凹凸方向は、例えば図4の(b)に示すように、同じであってもよいし、あるいは、図4の(c)に示すように、互いに逆になっていてもよいものである。
Of course, when the
従って、この請求項5に係る樹脂成形品10は、上記請求項3または4のそれと同様な機能を発揮する他、襞部19と第三リブ18とを折り畳み易いものとすることができて、減容操作がより確実に行えるものとなっているのである。
Therefore, the resin molded
さらに、請求項6に係る発明の採った手段は、上記請求項3〜5のいずれかに係る樹脂成形品10について、
「襞部19を、押し上げ柱15の先端に向かうように配置したこと」
である。
Furthermore, the means taken by the invention according to
“Arrangement of the
It is.
この樹脂成形品10の減容を図る際には、上述したように、フランジ部14に手を載せて、当該樹脂成形品10全体を押し潰すように力を加えるのであるが、このフランジ部14からの力は側壁部13を介して押し上げ柱15に加わえられることになる。このとき、側壁部13は外側平面12に向けて窄まった形状になっているから、側壁部13上の押し上げ柱15の特に下方部分が窄まろうとする。そうすると、側壁部13の下端に連なっている外側平面12自体もその周方向に縮まろうとすることになる。
When the volume of the resin molded
この場合、襞部19を押し上げ柱15の先端に向かうように配置しておけば、各襞部19の折曲部19aは押し上げ柱15の中心と一致した方向になるから、側壁部13上の各押し上げ柱15や外側平面12が縮まろうとするときの力が直接的に襞部19に係ることになって、襞部19自体の収縮が効果的になされることになる。
In this case, if the
従って、この請求項6の樹脂成形品10は、上記請求項3〜5のいずれかに係るそれと同様な機能を発揮する他、襞部19自体の収縮が効果的になされて、減容操作がよりし易くなっているのである。
Therefore, the resin molded
そして、上記課題を解決するために、請求項7に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の樹脂成型品10について、
「樹脂成形品10は、合成樹脂シートをシート成形したものであること」
である。
And in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on Claim 7 took is about the resin molded
“Resin molded
It is.
本発明に係る樹脂成形品10は、射出成形品やブロー成形品であってもよいが、この請求項7に係る樹脂成形品10では、特にシート成形品としたものである。本発明に係る樹脂成形品10は、側壁部13を傾斜面部13a及び凹壁部13bによって構成したり、押し上げ柱15、第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、そして襞部19を凹凸となるようにしたから、シート成形に最も適した形状になっているし、薄い合成樹脂シートを使用したシート成形品であっても、使用時に必要な剛性が確保でき、減容操作も容易に行えるものとなるのである。
The resin molded
従って、この請求項7に係る樹脂成形品10は、上記請求項1〜6の何れかに係る樹脂成形品10と同様な機能を発揮する他、シート成形によるメリットを十分発揮し得るし、使用時の剛性も十分であり、また減容操作もよりし易いものとなっているのである。
Therefore, the resin molded
なお、本発明に係る樹脂成形品10は、全体外形や内側平面11を、円形に限らず多角形状のものとして実施できるものであり、このような多角形状の内側平面11の頂点に各押し上げ柱15の内端が向かうようにしてもよいものである。「多角形状」とは、「正五角形」、「正方形」、あるいは「正三角形」等のような「正多角形」の場合は勿論、単なる「多角形」の場合も含むものである。また、この場合、全ての「頂点」に各押し上げ柱15の内端が向かうようにしてもよいし、「頂点」の内の一部に各押し上げ柱15の内端が向かうように実施しても良いものである。
In addition, the resin molded
内側平面11の「頂点」に各押し上げ柱15の内端を向かわせることによって、使用後の「減容」のための操作がより確実になされる。何故なら、多角形状の内側平面11の各「頂点」には、各押し上げ柱15からの力を集中させ易いし、各頂点に集中してきた力は、頂点を形成している「辺」方向に分散されるから、内側平面11自体を変形させることはない。それよりも、これら各頂点に向かってきた押し上げ柱15からの力が、当該頂点近傍に位置している立ち上げ内壁12aを変形させながら押し上げ、内側平面11の該当頂点部分を効率よく持ち上げることになるからである。
By making the inner end of each push-
以上説明した通り、本発明においては、
「箱状または椀状に形成した樹脂成形品10であって、
この樹脂成形品10を、中央底面または中央天板となる内側平面11と、この内側平面11に立ち上げ内壁12aを介して連続し、当該内側平面11の外側を囲む外側平面12と、この外側平面12の外側に形成した側壁部13と、この側壁部13の開口端部に形成したフランジ部14とを備えたものとするとともに、
側壁部13に、先端が内側平面11に向かう押し上げ柱15を形成し、外側平面12に第二リブ17を形成し、さらに、立ち上げ内壁12aに、先端16aが側壁部13に向かうとともに、第二リブ17と平面視同一直線上に位置する第一リブ16を形成したこと」
あるいは、
「箱状または椀状に形成した樹脂成形品10であって、
この樹脂成形品10を、中央底面または中央天板となる内側平面11と、この内側平面11に立ち上げ内壁12aを介して連続して当該内側平面11の外側を囲む外側平面12と、この外側平面12の外側に形成した側壁部13と、この側壁部13の開口端部に形成したフランジ部14とを備えたものとするとともに、
側壁部13に、先端が内側平面11に向かう押し上げ柱15を形成し、外側平面12に、折曲部19aを有する襞部19を形成したこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、物品の収納・覆蓋時、あるいは段積み時等の使用時では必要な剛性を確保することができ、簡単な操作で「減容」を行うことができて、しかも減容した後ではその状態が維持できて「ゴミ減量」を図ることのできる樹脂成形品10を提供することができるのである。
As described above, in the present invention,
“A resin molded
The resin molded
A push-
Or
“A resin molded
The resin molded
The
The main feature of the structure is that it can secure the necessary rigidity when storing / covering articles, stacking, etc., and "reducing volume" with a simple operation. In addition, after the volume is reduced, the state can be maintained, and the resin molded
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図5〜図8に示した実施の形態に係る樹脂成形品10について説明する。
Next, the invention according to each claim configured as described above will be described for the resin molded
この実施形態に係る樹脂成形品10は、厚さ0.2mm〜0.8mm、好ましくは0.35mm〜0.4mmの、アモルフィスポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンフィラー、ポリスチレン、ポリ乳酸、あるいはポリプロピレンのシートを採用してシート成形したものであり、最大直径が50mm〜300mm、最適には120mm〜150mmの平面視円形で、断面が図7の(a)に示したような、お椀状の包装用容器である。また、この樹脂成形品10の容器高さは、10mm〜90mm、最適には35mm〜45mmで、外側平面12の幅は、2mm〜15mm、最適には5mm〜6mmであった。
The resin molded
以上の合成樹脂シートの具体的材質や、具体的大きさ、及び具体的シート厚は、立ち上げ内壁12a、側壁部13(特に凹壁部13b)、押し上げ柱15、第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、及び襞部19が、減容時にアコーディオンのように折り畳まれるのに最適なものである。このような材質の合成樹脂シートを採用することによって、減容時に、各押し上げ柱15の先やこれに連なる立ち上げ内壁12aが内側平面11の下側に潜り込むのを確実に助ける作用を発揮することになるのである。
The specific material, specific size, and specific sheet thickness of the above synthetic resin sheet are as follows: rising
そして、この樹脂成形品10は、図5に示したように、図の中央から、平面視円形の内側平面11、この内側平面11の外側の立ち上げ内壁11a、この立ち上げ内壁11aの外周に位置する立ち上げ内壁12aを介して連なる外側平面12、この外側平面12を介して連なる側壁部13、この側壁部13の外端縁に連なるフランジ部14を備えているものであり、断面でみると図6に示したようになっていて、全体的にお椀状になっているものである。なお、この樹脂成形品10は、全体的に箱状となるように実施してもよいものである。
Then, as shown in FIG. 5, the resin molded
当該樹脂成形品10の内側平面11は、中央に位置するものであり、立ち上げ内壁12a及び立ち上げ内壁11aによって、図6に示したように、外側平面12から少し浮いた状態になるように支持されている。実施形態で採用している立ち上げ内壁11aは必ずしも必要ではなく、立ち上げ内壁12aの上端に内側平面11を直接形成したり、あるいは立ち上げ内壁11aを図6に示したのより大きくして実施してもよいものであるが、この樹脂成形品10を「容器」として採用するにあたっては、内容積を確保するために、この立ち上げ内壁11aを採用するのが好ましい。一方、この内側平面11は、図5に示したように、ほぼ円形にしてあるから、この内側平面11の周囲に立ち上げ内壁11a及び立ち上げ内壁12aを介して連続する外側平面12は、図5に図示した通り、ほぼ円形の枠状にしてある。
The inner
外側平面12は、図5に示すように、内側平面11の周囲に立ち上げ内壁12aを介して位置するものであり、この外側平面12には、後述する押し上げ柱15、第二リブ17、そして襞部19が形成され、または立ち上げ内壁12aには、後述する第一リブ16が形成されるものである。また、凹壁部13bの外側平面12は、当該樹脂成形品10を「容器」とした場合に、図6にも示すように、机上等に直接接触する底面を形成するものであり、お椀の「糸尻」に該当することになるものである。従って、内側平面11は「上げ底」になることになる。
As shown in FIG. 5, the
また、本実施形態の樹脂成形品10では、図5に示したように、前述した側壁部13を、フランジ部14の内側縁と連なる傾斜面部13aと、この傾斜面部13a内端縁から上記12bに連なる凹壁部13bとによって構成してある。特に、本実施形態の樹脂成形品10では、側壁部13を構成している凹壁部13bについて、当該樹脂成形品10の外側に湾曲する曲面としたものであり、フランジ部14から減容のための押圧力を受けたとき、当該凹壁部13bが容易に「窄む」ことができるようにしてある。なお、この凹壁部13bについては、図5に示したような「丸み」を持たせたものであっても、あるいは「角張った」ものにして実施してもよい。
Moreover, in the resin molded
本実施形態の樹脂成形品10において、側壁部13を構成して、フランジ部14の内側縁と連なる傾斜面部13aは、フランジ部14から受けた力に耐えるものであるとともに、この力を押し上げ柱15や第一リブ16に直接伝えるものである。また、この傾斜面部13aとフランジ部14との境界は、前述した「反転」時の「節」となるものである。
In the resin molded
そして、この傾斜面部13aは、図示したような形状に限定されるものではなく、例えば押し上げ柱15の上端のみからなるものであってもよい。この傾斜面部13aの形状も図示したものに限定されるものではないが、この傾斜面部13aが三角形であると、当該樹脂成形品10の押し潰し時に押し上げ柱15の下端の折り畳みを容易にし、自身の変形も容易となる。
And this
一方、本実施形態の樹脂成形品10において、側壁部13を構成している凹壁部13bの形状は、押し上げ柱15が形成できるのであれば実施形態のものに限らずどのような形状であってもよく、直方体や半球形状、あるいはダイヤ状であってもよい。この凹壁部13bを外側に湾曲する曲面とした場合には、各凹壁部13bがフランジ部14を押圧したときの力により簡単に窄められ、後述する押し上げ柱15または第一リブ16をその両側から容易に押し縮めることになる。特に、各凹壁部13bが花びらのように複数になっていると、樹脂成形品10の押し潰し時に、各押し上げ柱15の下端の折り畳みが容易になり、樹脂成形品10の減容が一層容易になる。
On the other hand, in the resin molded
なお、本実施形態の樹脂成形品10は、物品を収納する所謂「包装用容器」、「容器本体」、あるいは「トレイ」であるが、外側平面12が「天板」となるようにすれば、物品を収納した「包装用容器」あるいは「容器本体」のための「蓋体」となるものである。換言すれば、本実施形態の樹脂成形品10は、包装用容器を構成する、容器本体にも、蓋体にも、あるいはこれら両方にも、そしてトレイにもすることができるものである。
The resin molded
そして、本実施形態の樹脂成形品10では、図5及び図6に示したように、側壁部13を構成している各凹壁部13bの間に押し上げ柱15を形成したものである。各押し上げ柱15は、結果的に各凹壁部13bの凹み方向とは反対側に膨らんで「リブ」のような形状になっているものであり、各凹壁部13b間の剛性を高める役割を果たすものである。
And in the resin molded
勿論、側壁部13の外周、つまり上端開口縁には、側壁部13の上端に連なったフランジ部14が形成してあるが、このフランジ部14は、側壁部13の剛性を確保するものになっていることは当然として、他の樹脂成形品10への「嵌合部」にもなっているものである。なお、本実施形態におけるフランジ部14の高さ位置は、外側平面12から5mm〜81mm、最適には26mm〜36mmである。
Of course, a
本実施形態の樹脂成形品10の上端開口縁に形成したフランジ部14は、図6及び図8の(a)に示したように、その縦断面形状が略「コ」字状となる一般的なものであるが、縦断面形状が「雪ダルマ」形状、つまり、上端の頭部よりも幅の狭い括れ部分を中央に有するものとしてもよく、この場合には、当該樹脂成形品10の多数を積み重ねたとき、各フランジ部14や他の部分がブロッキング(互いに嵌り込んでしまって、外しにくくなること)が発生しないようにできる。
As shown in FIG. 6 and FIG. 8A, the
なお、樹脂成形品10のフランジ部14の一部に、つまみを形成して実施してもよい。このつまみは、当該フランジ部14に嵌合した蓋体を樹脂成形品10から外す際にそれぞれ指でつままれるもので、樹脂成形品10と蓋体と嵌合解除が容易に行えるようにするものである。
Note that a knob may be formed on a part of the
さて、前述したように、内側平面11を外側平面12から浮かせている立ち上げ内壁12aには、図5に示したように、各凹壁部13bの中心部に向かう第一リブ16と、上記各押し上げ柱15の先端(下端)に向かう第三リブ18が形成してある。また、各第一リブ16と凹壁部13bの中心部との間に位置する外側平面12には、先端17aが第一リブ16の先端16aに向かう第二リブ17が形成してあり、各第三リブ18と押し上げ柱15との間に位置する外側平面12には、押し上げ柱15側が広くなった襞部19が形成してある。
As described above, as shown in FIG. 5, the rising
これらの第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、及び襞部19は、当該樹脂成形品10を構成している樹脂シートを、樹脂成形品10の内側に凹ませるか、あるいは樹脂成形品10の外側に膨らませることによって形成したものであり、この凹ませるか膨らませるかは適宜選択される。例えば、第一リブ16についてみた場合、図2の(b)に示したように、樹脂成形品10の外側に膨らませてもよいし、図2の(c)に示したように、樹脂成形品10の内側に凹ませてもよい。同様に、襞部19についてみた場合、図4の(c)に示したように、樹脂成形品10の外側に膨らませてもよいし、図4の(b)に示したように、樹脂成形品10の内側に凹ませてもよい。
The
特に、折曲部19aを外側平面12よりも成形品10の内側に向かって突出するように成形した場合、外側平面12が机等の上面に当接するため、成形品10を安定して載置することができ、さらに減容時には、外側平面12全体が机等からの力を受けるため、安定した減容作業を行えるのである。
In particular, when the
また、これらの第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、及び襞部19は、第一リブ16と第二リブ17との「対」、また、第三リブ18と襞部19とは、押し上げ柱15との「対」で使用されるものであり、それぞれの「対」では各部分の中心が平面視同一直線上になるように形成する。その理由は、当該樹脂成形品10を減容するにあたって、各部の収縮を果たさなければならないから、この樹脂成形品10の減容に際しての各部の収縮は、第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、襞部19及び押し上げ柱15によって構成される各「対」での収縮が「きっかけ」として始まるようにするためである。
The
さらに、これらの第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、及び襞部19は、図5に示したように、当該樹脂成形品10の中心からの放射線上に並ぶように配置してあり、かつこれらの放射線の角度は、ほぼ同一となるようにしてある。その理由は、当該樹脂成形品10の減容を図る場合には、前述したように、そのフランジ部14全体に力を掛けてなされるが、その力が各第一リブ16、第二リブ17、第三リブ18、及び襞部19に均等に係るようにするためである。
Further, the
第一リブ16と第二リブ17との「対」では、図2の(a)にて示したように、その各先端16a及び先端17aが互いに対向し合うととともに、少し離れた状態にしてある。これは、第一リブ16が立ち上げ内壁12aの収縮を、また第二リブ17が外側平面12の収縮をそれぞれ独立して補助するようにするためである。また、第一リブ16と第二リブ17とは、平面視同一直線上に位置するようしてあるが、これは、第一リブ16及び第二リブ17と、これらが形成してある立ち上げ内壁12a及び外側平面12とが非常に近い位置で同時に収縮できるようにするためである。
In the “pair” of the
凹部または膨らみでもある各第一リブ16及び第二リブ17は、これらが収縮したときに、その両側部分が互いに合わさって一本の小さな柱となるものであり、これらの柱が側壁部13によって互いに押し込まれることにより、外側平面12の内側平面11の下側への押し込みを効果的にするものである。特に、これらの第一リブ16及び第二リブ17の凹凸方向が同じ場合、これらの第一リブ16及び第二リブ17によって形成されることになる「反転防止支柱」はより強度の高いものとなり、樹脂成形品10が減容された後の形状をしっかりと維持することになる。
When the
一方、押し上げ柱15、第三リブ18、襞部19の対でも、図4の(a)にて示したように、その各第三リブ18及び襞部19、この襞部19と押し上げ柱15とが互いに対向し合うととともに、平面視同一直線上に配置にしてある。特に、襞部19については、図8の(b)に示したように、上記の直線上に位置する折曲部19aを対称線とした左右対称形になっていて、その左右に位置する外側平面12の収縮が効果的に行えるようになっているし、この折曲部19aの延長上に押し上げ柱15の下端が位置していることも、樹脂成形品10の減容操作を安定して行えるものとしている。
On the other hand, as shown in FIG. 4A, the pair of the push-up
凹部または膨らみでもある各第三リブ18、そして扇形の襞部19は、これらが収縮したときに、その両側部分が互いに合わさって一本の小さな柱となるものであり、これらの柱が押し上げ柱15によって互いに押し込まれることにより、外側平面12の内側平面11の下側への押し込みを効果的にするものである。
When the
また、本実施形態の樹脂成形品10は、その各部分を上記のように構成したから、内容物をしっかりと収納することができる剛性を有したものになっており、この樹脂成形品10に蓋体を嵌合して、その上に別の樹脂成形品10を段積みしても、当該樹脂成形品10が潰れてしまうようなことはない。
Moreover, since the resin molded
10 樹脂成形品
10a 中央底面または中央天板
11 内側平面
11a 立ち上げ内壁
12 外側平面
12a 立ち上げ内壁
13 側壁部
13a 傾斜面部
13b 凹壁部
14 フランジ部
15 押し上げ柱
16 第一リブ
16a 先端
17 第二リブ
17a 先端
18 第三リブ
19 襞部
19a 折曲部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
この樹脂成形品を、中央底面または中央天板となる内側平面と、この内側平面に立ち上げ内壁を介して連続し、当該内側平面の外側を囲む外側平面と、この外側平面の外側に形成した側壁部と、この側壁部の開口端部に形成したフランジ部とを備えたものとするとともに、
前記側壁部に、先端が内側平面に向かう押し上げ柱を形成し、外側平面に第二リブを形成し、さらに、立ち上げ内壁に、先端が側壁部に向かうとともに、第二リブと平面視同一直線上に位置する第一リブを形成したことを特徴とする樹脂成形品。 A resin molded product formed in a box shape or a bowl shape,
The resin molded product was formed on the inner flat surface serving as the central bottom surface or the central top plate, the outer flat surface extending through the inner flat surface surrounding the inner flat surface, and the outer flat surface surrounding the outer flat surface. With a side wall and a flange formed at the opening end of the side wall,
A push-up column whose tip is directed to the inner plane is formed on the side wall portion, a second rib is formed on the outer plane, and the tip is directed to the side wall portion on the rising inner wall and is identical to the second rib in plan view. A resin molded product in which a first rib located on a line is formed.
この樹脂成形品を、中央底面または中央天板となる内側平面と、この内側平面に立ち上げ内壁を介して連続して当該内側平面の外側を囲む外側平面と、この外側平面の外側に形成した側壁部と、この側壁部の開口端部に形成したフランジ部とを備えたものとするとともに、
前記側壁部に、先端が内側平面に向かう押し上げ柱を形成し、外側平面に、折曲部を有する襞部を形成したことを特徴とする樹脂成形品。 A resin molded product formed in a box shape or a bowl shape,
The resin molded product was formed on the inner flat surface serving as the central bottom surface or the central top plate, the outer flat surface continuously rising through the inner flat surface through the inner wall, and outside the outer flat surface. With a side wall and a flange formed at the opening end of the side wall,
A resin molded product, wherein a push-up column whose tip is directed toward the inner plane is formed on the side wall, and a collar portion having a bent portion is formed on the outer plane.
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