JP2011142442A - 通知先決定装置、通知先決定プログラム、及び通知先決定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用する画像形成システムにおいて、発生した事象の通知先を適切に決定する。
【解決手段】 ネットワーク上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用する画像形成システムにおいて、事象が発生する前に記録された最新のログ情報に基づき事象の発生源を絞り込む。そして、絞り込まれた発生源に基づき、事象の発生の通知先を適切に決定することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ネットワーク上で提供されるサービスを、アプリケーションから呼び出して利用するシステムに発生した事象の通知先を決定する通知先決定装置に関する。
近年、ネットワーク上で提供されるサービス(ウェブサービスを意味する)を、アプリケーションから呼び出して利用するシステムが提案されている。例えば、特許文献1では、サービスを利用して画像形成装置の機能を使用する画像形成システムが提案されている。この画像形成システムによると、ネットワークを介して接続するクライアントの有するアプリケーションからの利用要求に応じて、画像形成装置はサービスを提供する。
このような画像形成システムの利点の一つは、利用するサービスを組み合わせることにより、多機能なサービスを提供するアプリケーションを作成できることである。例えば、画像形成装置の機能を提供するサービスと他のサービスとを組み合わせることにより、開発者は画像形成装置の機能に限定されない多機能なサービスを提供するアプリケーションを比較的容易に開発することができる。
しかしながら、アプリケーションの開発が容易になると、画像形成装置の提供者と異なる者がこの画像形成装置のサービスを利用するアプリケーションを開発し、提供することも想定される。この場合、この画像形成装置を含む画像形成システムに発生した所定の事象(例えば、サービスを適切に利用できないこと)の通知先をどのように決定するかが問題となる。即ち、画像形成装置の保守契約に基づき保守点検を希望する場合には、機器ごとに設定された保守契約に基づき、その事象の発生源が保守契約の対象物(画像形成装置)によることを特定する必要があるが、ユーザが事象の発生源を特定することは極めて困難である。また、アプリケーションの保守契約に基づき対応する場合には、このアプリケーションを再インストールする方法の通知を受ける程度の対応しか受けられないこともあり、保守点検が必要なレベルの事象が発生した場合にこの事象を修復することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであって、ネットワーク上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用するシステムにおいて、発生した事象の通知先を適切に決定することを目的とする。
請求項1に係る発明は、所定のサービスを提供するための提供アプリケーションが実行される画像形成装置と、該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置により実行され、前記サービスを利用するネットアプリケーションと、該ネットアプリケーションが前記サービスを利用する過程で、前記提供アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの間で伝達される情報を中継し、前記提供アプリケーションとの通信及び前記ネットアプリケーションとの通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーションと、を有するシステムに所定の事象が発生した際に、前記事象の発生の通知先を決定するための通知先決定装置であって、前記事象が発生した前記サービスを利用する過程で記録された最新のログ情報に基づき前記事象の発生の通知先を決定する通知先決定手段を有することを特徴とする通知先決定装置である。
請求項2に係る発明は、前記通知先決定手段が、前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項1に記載の通知先決定装置である。
請求項3に係る発明は、前記通知先決定手段が、前記ログ情報に前記ネットアプリケーションへの送信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項2に記載の通知先決定装置である。
請求項4に係る発明は、前記通知先決定手段が、前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記提供アプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項1に記載の通知先決定装置である。
請求項5に係る発明は、前記事象が発生した前記サービスを利用する過程で記録された最新のログ情報に基づき前記事象に対するサポートのレベルを決定するサポートレベル決定手段を有することを特徴とする請求項1乃至4に記載の通知先決定装置である。
請求項6に係る発明は、前記サポートレベル決定手段が、前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象に対するサポートのレベルを決定することを特徴とする請求項5に記載の通知先決定装置である。
請求項7に係る発明は、前記サポートレベル決定手段が、前記ログ情報に前記ネットアプリケーションへの送信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項6に記載の通知先決定装置である。
請求項8に係る発明は、前記サポートレベル決定手段が、前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記提供アプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象に対するサポートのレベルを決定することを特徴とする請求項5に記載の通知先決定装置である。
請求項9に係る発明は、所定のサービスを提供するための提供アプリケーションが実行される画像形成装置と、該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置により実行され、前記サービスを利用するネットアプリケーションと、該ネットアプリケーションが前記サービスを利用する過程で、前記提供アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの間で伝達される情報を中継し、前記提供アプリケーションとの通信及び前記ネットアプリケーションとの通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーションと、を有するシステムに所定の事象が発生した際に、前記事象の発生の通知先を決定するための通知先決定プログラムであって、コンピュータを、請求項1乃至8のいずれかに記載の通知先決定装置の各手段として機能させることを特徴とする通知先決定プログラムである。
請求項10に係る発明は、所定のサービスを提供するための提供アプリケーションが実行される画像形成装置と、該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置により実行され、前記サービスを利用するネットアプリケーションと、該ネットアプリケーションが前記サービスを利用する過程で、前記提供アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの間で伝達される情報を中継し、前記提供アプリケーションとの通信及び前記ネットアプリケーションとの通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーションと、を有するシステムに所定の事象が発生した際に、前記事象の発生の通知先を決定するための通知先決定方法であって、請求項1乃至8のいずれかに記載の通知先決定装置の各手段による処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通知先決定方法である。
本発明によれば、ネットワーク上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用する画像形成システムにおいて、所定の事象が発生する前に記録された最新のログ情報に基づき事象の発生源を絞り込むことができる。そして、絞り込まれた発生源に基づき事象の発生の通知先を適切に決定することができる。
第1の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末を含む画像形成システムのネットワーク構成例を示す図である。 ユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末を含む画像形成システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 ネットアプリケーション起動後の処理の一例を示すシーケンス図である。 設定情報の一例を示す図である。 中継情報管理テーブルの一例を示す図である。 ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 画像形成装置の操作パネルでの操作に応じて実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 設定情報の一例を示す図である。 印刷ジョブ開始の手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 ログ情報テーブルに記録されるログ情報の一例を示す図である。 通知先判定テーブルの一例を示す図である。 通知先判定テーブルの一例を示す図である。 通知先判定テーブルの一例を示す図である。 通知先決定アプリケーションによる事象の発生の通知先を決定する処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末を含む画像形成システムのネットワーク構成例を示す図である。 第2の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末を含む画像形成システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 通知先決定アプリケーションが、保守管理サーバに接続してログ情報を送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。 ログ情報記憶手段に記録されたログ情報の一例を示す図である。 第3の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末を含む画像形成システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 契約情報テーブルの一例を示す図である。 サポートレベル判定テーブルの一例を示す図である。 サポートレベル判定テーブルの一例を示す図である。 サポートレベル判定テーブルの一例を示す図である。 通知先決定アプリケーションが、画像形成システムに発生した事象に対するサポートのレベルを決定する処理の一例を示すフローチャートである。
以下に好ましい実施の形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形が可能である。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる通知先決定プログラム(以後、「通知先決定アプリケーション35」ともいう)のインストールされた情報処理装置(以後、「ユーザ端末3」という)を含む画像形成システム1のネットワーク構成例を示す図である。同図の画像形成システム1において、ユーザ端末(3a,3b)と、画像形成装置(5a,5b)と、がLAN(Local Area Network)等のネットワーク9(有線又は無線の別は問わない)によって相互に接続されている。尚、説明の理解を容易にするため、図1は画像形成装置(5a,5b)とユーザ端末(3a,3b)とを備えたシステムであるが、更に画像処理サービスや、翻訳サービス等他のサービス(本実施形態ではウェブサービスを意味する)を組み合わせた画像形成システム1にしても良い。なお、本実施形態では、ユーザ端末(3a,3b)のうち任意のユーザ端末を示す場合には「ユーザ端末3」を用い、画像形成装置(5a,5b)のうち任意の画像形成装置を示す場合には「画像形成装置5」を用いる。
図2は、ユーザ端末3のハードウェア構成例を示す図である。ユーザ端末3は、PC(Personal Computer)等の各種コンピュータにより構成され、それぞれバスで相互に接続されているドライブ装置3001と、補助記憶装置3002と、メモリ装置3003と、CPU3004(Central Processing Unit)と、ネットワークインタフェース3005(以後、インタフェースをI/Fとも記載する)と、表示装置3006と、入力装置3007と、を有する。
ユーザ端末3での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体3008によって提供される。このプログラムを記録した記録媒体3008がドライブ装置3001にセットされると、このプログラムが記録媒体3008からドライブ装置3001を介して補助記憶装置3002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体3008より行う必要はなく、ネットワーク9を介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置3002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル(本実施形態では電子ファイルを意味する)やデータ等を格納する。
メモリ装置3003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置3002からプログラムを読み出して格納する。CPU3004は、メモリ装置3003に格納されたプログラムに従ってユーザ端末3に係る機能を実現する。ネットワークインタフェース3005は、LAN等のネットワーク9に接続するためのハードウェアである。表示装置3006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置3007はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
図3は、画像形成装置5のハードウェア構成例を示す図である。図3において、画像形成装置5は、コントローラ5001、スキャナ5002、プリンタ5003、モデム5004、ネットワークインタフェース5005、操作パネル5006、及びスロット5007等のハードウェアを有する。
コントローラ5001は、演算装置であるCPU5001aと、記憶装置であるROM5001b(Read Only Memory)、RAM5001c(Random Access Memory)、及びHDD5001d(Hard Disk Drive)と、を有する。ROM5001bは、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、各種プログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記録されている。RAM5001cは、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等に用いられる。HDD5001dは、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記録される。CPU5001aは、RAM5001cにロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。
スキャナ5002は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェアである。プリンタ5003は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェアである。モデム5004は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。ネットワークインタフェース5005は、LAN等のネットワーク9に接続するためのハードウェアである。操作パネル5006は、ユーザからの入力の受け付けを行うめのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段を備えたハードウェアである。スロット5007は、記録媒体5008に記録されたプログラムを読み取るために利用される。即ち、画像形成装置5では、ROM5001bに記録されたプログラムだけでなく、記録媒体5008に記録されたプログラムもRAM5001cにロードされ、実行され得る。
このようなハードウェア構成において、記録媒体5008に格納されたプログラム等が読み出され、CPU5001aの制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このプログラムの具体的内容は、ユーザ端末3と画像形成装置5とで異なることは言うまでもない。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、システムの機能を実現する機能ブロックが構成される。本実施形態にかかるプログラムのインストールされたユーザ端末3を含む画像形成システム1の機能構成の一例について図4を用いて説明する。
ユーザ端末3は、ユーザごとに割り当てられたPCである。ユーザ端末3には、画像形成装置5により提供されるサービスを利用するために必要な各種の情報(以後、「設定情報」という)を設定し、この設定情報に基づいてサービスを利用するネットアプリケーション31がインストールされている。尚、本実施形態では提供アプリケーション51と中継アプリケーション33は画像形成装置5の提供者により提供されている。また、ネットアプリケーション31は、画像形成装置5の提供者により提供されていても、画像形成装置5の提供者とは異なる者(以後、第三者という)により提供されていても良い。また、ユーザ端末3には、ネットアプリケーション31がサービスを利用する際に提供アプリケーション51とネットアプリケーション31との間で伝達される情報を中継し、提供アプリケーション51との通信及びネットアプリケーション31との通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーション33がインストールされている。更に、ユーザ端末3には、画像形成装置5と、ネットアプリケーション31と、中継アプリケーション33とを有するシステムにおける所定の事象の発生の通知先を決定する通知先決定アプリケーション35がインストールされている。
ここで、画像形成システム1において発生した所定の事象には、何らかの理由で、ユーザ又はネットアプリケーション31が提供アプリケーション51により提供されるサービスを適切に利用できないこと(利用不可)が含まれる。また、画像形成システム1において発生した所定の事象には、何らかの理由で、提供アプリケーション51がネットアプリケーション31又はユーザにサービスを提供できないこと(提供不可)も含まれる。これらの事象には、ネットアプリケーション31、中継アプリケーション33、提供アプリケーション51等のアプリケーションに基づく事象と、画像形成装置5に基づく事象とが含まれる。これらのうち、アプリケーションに基づく事象には、処理のタイムアウト等のエラーやバグ等のミスの発生等が含まれる。また、画像形成装置5に基づく事象には、故障(例えば、紙詰まり)や消耗品の消耗等(例えば、オイルの消耗)が含まれる。尚、画像形成システム1を構成する画像形成装置5、ネットアプリケーション31、中継アプリケーション33、及び提供アプリケーション51のいずれかの提供者が、これらの事象に該当する項目を予め定めても良い。
図4には、ネットアプリケーション31の一例である印刷ネットアプリケーション31aが示されている。印刷ネットアプリケーション31aは、ネットワーク9を介して通信可能な画像形成装置5の提供する印刷サービスを利用するために必要な設定情報を設定し、この設定情報に基づき印刷サービスを利用するためのアプリケーションである。印刷ネットアプリケーション31aは、ユーザ端末3により、ユーザインタフェース手段311、設定情報記憶手段312、設定情報抽出手段313、印刷データ作成手段314、ジョブ起動手段315等を実現する。尚、ネットアプリケーション31は、印刷ネットアプリケーション31aに限定されるものではなく、画像形成装置5が提供するサービスを利用する各種アプリケーションが好適に用いられる。このようなネットアプリケーション31は、例えば、スキャンネットアプリケーション、FAXネットアプリケーション、及びコピーネットアプリケーション等を含む。
印刷ネットアプリケーション31aのユーザインタフェース手段311は、各種の画面をユーザ端末3の表示装置3006により表示し、設定情報の入力を受け付ける。設定情報記憶手段312は、印刷サービスを利用するために必要な設定情報を記憶する。この設定情報は、例えば、印刷ネットアプリケーション31aを識別するためのアプリケーション識別情報(以後、識別情報をIDともいう)、印刷ネットアプリケーション31aの所有者を識別するユーザID、印刷設定情報(印刷条件)等を含む。設定情報抽出手段313は、設定情報記憶手段312に記憶された設定情報を抽出し、中継アプリケーション33に送信する。印刷データ作成手段314は、ユーザ端末3にインストールされているプリンタ5003ドライバを利用して、画像形成装置5に印刷させるファイルの印刷データを作成する。ジョブ起動手段315は、提供アプリケーション51によるジョブ起動要求に応じて印刷ジョブを起動する。
中継アプリケーション33は、ユーザ端末3により、中継情報登録手段331、中継情報記憶手段332、ユーザ通知手段333、中継情報提供手段334、仲介手段335、及びログ情報テーブル336等の機能を実現する。
中継情報登録手段331は、ネットアプリケーション31より受信した設定情報を中継情報記憶手段332に登録する。中継情報記憶手段332は、ユーザごとの設定情報を記憶する。ユーザ通知手段333は、この設定情報に含まれるユーザIDをネットワーク9上に通知(ブロードキャスト又はマルチキャスト等)する。この通知は、通常、ユーザ単位(ユーザID単位)で行われる。具体的には、あるユーザAに関して通知された後、中継情報登録手段331がユーザAに属する新たな設定情報を受信したとしても通知は行われない。この通知は、ネットアプリケーション31を利用できるようになったユーザが新たに発生した旨を画像形成装置5に通知するための情報だからである。中継情報提供手段334は、画像形成装置5からの設定情報を取得するための要求に応じ、中継情報管理テーブルに登録されている設定情報を画像形成装置5に送信する。仲介手段335は、印刷ジョブの起動に関する印刷ネットアプリケーション31aと提供アプリケーション51との通信を中継する。
ログ情報テーブル336は、ユーザ端末3の記憶領域に作成されるテーブルであり、中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信及び中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関するログ情報が記録される。ログ情報テーブル336は、中継アプリケーション33を介して提供アプリケーション51とネットアプリケーション31との間で情報が伝達される際に、中継アプリケーション33により実現される図示しないログ管理手段が通信ログを記録することにより作成される。具体的には、通信がHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による場合には、アプリケーション間の通信が行われる度に、このログ管理手段が、通信データのヘッダ情報を抽出し、これに基づきログ情報を記録する。このログ情報には、中継アプリケーション33と通信するアプリケーションを識別するための通信先情報と、この通信が中継アプリケーション33による送信であるか又は受信であるかを示す送受信情報と、送受信されるデータが要求データであるか又は応答データであるかを示すデータ情報とを含む。
図4では、中継アプリケーション33は、ユーザ端末3にインストールされているが、ネットアプリケーション31、通知先決定アプリケーション35、及び提供アプリケーション51と通信可能であれば、ユーザ端末3以外のコンピュータにインストールされていても良い。この場合、図2と同様の構成のコンピュータ(例えば、ワークステーション)に中継アプリケーション33をインストールすることができる。
通知先決定アプリケーション35は画像形成システム1における事象の発生の通知先を決定するためのアプリケーションである。通知先決定アプリケーション35は、ユーザ端末3により、ログ情報取得手段351、通知先決定手段352等の機能を実現する。ログ情報取得手段351は、ログ情報テーブル336からログ情報を取得する。通知先決定手段352は、ログ情報取得手段351が取得したログ情報に基づき事象の発生の通知先を決定する。
図4では、通知先決定アプリケーション35は、ユーザ端末3にインストールされているが、中継アプリケーション33と通信可能であれば、ユーザ端末3以外のコンピュータにインストールされていても良い。この場合、図2と同様の構成のコンピュータ(例えば、ワークステーション)に通知先決定アプリケーション35をインストールすることができる。
ユーザ端末3の通信手段371は、ユーザ端末3の各手段がネットワーク9を介して接続する他の装置と通信するための手段である。通信手段371は、例えば、中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信で用いられるユーザID、設定情報、印刷データ、及びジョブ起動要求等の各種データを送受信する。
画像形成装置5は、印刷、スキャン、コピー、及びファックス送受信等の機能の少なくとも1つを実現するための装置である。画像形成装置5の提供アプリケーション51は、画像形成装置5により、ユーザインタフェース手段511、ユーザ検知手段512、ユーザ管理テーブル513、設定情報取得手段514、連携手段515等の機能を実現する。
ユーザ検知手段512は、中継アプリケーション33からの通知を受信して、通知に含まれているユーザIDをユーザ管理テーブル513に登録する。ユーザ管理テーブル513は、ネットワーク9上に存在するネットアプリケーション31を使用可能なユーザを記録したテーブルである。ユーザインタフェース手段511は、サービス利用の操作指示等の入力を受け付ける。即ち、ネットアプリケーション31は、ユーザ端末3に配置されているが、画像形成装置5の操作パネル5006からも操作されうる。設定情報取得手段514は、ユーザ管理テーブル513に登録されているユーザに対応するネットアプリケーション31の設定情報の取得を要求する。連携手段515は、印刷ジョブの起動に関する中継アプリケーション33との通信を制御する。
画像形成装置5の印刷手段530は、画像形成装置5のプリンタ5003により実現される手段であり、印刷データの入力に応じて印刷処理を行う。図4には、印刷手段530のみが示されているが、画像形成装置5の提供する各種機能を実現する手段を有していても良い。このような手段は、スキャン手段、コピー手段、FAX手段等を含む。
画像形成装置5の通信手段571は、画像形成装置5の各手段がネットワーク9を介して接続する他の装置と通信するための手段である。通信手段571は、例えば、提供アプリケーション51とユーザ端末3の中継アプリケーション33との間で通信されるユーザID、設定情報、印刷データ、及びジョブ起動要求等の各種データを送受信する。
続いて、ネットアプリケーション31起動後に画像形成システム1の各アプリケーションが行う処理の一例を、図5を用いて説明する。ユーザ端末3の印刷ネットアプリケーション31aを起動すると、ユーザインタフェース手段311は、印刷対象とする文書又は画像等を記録したファイルの入力を受け付ける(S101)。
ユーザインタフェース手段311により入力されたファイルは、少なくとも印刷ジョブが完了するまでの間、ユーザ端末3のメモリ装置3003に記録される(S102)。また、ユーザインタフェース手段311により入力されたファイルのファイル名は、設定情報記憶手段312に記録される。
図6は、設定情報記憶手段312に記憶される設定情報の一例を示す図である。この図の例では、設定情報は、ネットアプリケーションID、ユーザID、連携機能ID、ネットアプリケーションアドレス、表示名、印刷設定情報、ファイル名等を含む。
これらのうち、ネットアプリケーションIDは、ネットアプリケーション31を一意に識別する識別情報である。ユーザIDは、ネットアプリケーション31を所有するユーザを識別する識別情報である。連携機能IDは、ネットアプリケーション31によって利用される画像形成装置5のサービスを識別するための情報である。図6では、印刷ネットアプリケーション31aが利用する画像形成装置5のサービスである印刷を示す「print」が記録されている。ネットアプリケーションアドレスは、ネットワーク通信においてネットアプリケーション31を一意に識別するための識別情報であり、URL(Uniform Resource Locator)が好適に用いられる。表示名は、ネットアプリケーション31が行うジョブの操作パネル5006への表示用文字列である。印刷条件は、画像形成装置5が提供する印刷サービスの属性であり、例えば、印刷部数、原稿方向、原稿サイズ、印刷品質、カラーモード、片面・両面の選択、集約数、ステイプル・パンチの選択等を含む。ファイル名は、印刷されるファイルのファイル名である。
これらのうち、表示名、ファイル名の項目は、ユーザインタフェース手段311が入力を受け付けたファイルに基づき記録される。その他の項目は、ネットアプリケーション31の特性や、印刷設定条件の初期値に基づき予め記録されている。
設定情報記憶手段312に設定情報が登録されると、設定情報抽出手段313は、設定情報記録手段に記録された設定情報を抽出して中継アプリケーション33に送信する(S103)。
送信された設定情報は、中継アプリケーション33の中継情報登録手段331により中継情報記憶手段332の中継情報管理テーブルに登録される(S104)。図7は、中継情報管理テーブルの一例を示す図である。この中継情報管理テーブルは、ユーザID毎に作成される。ユーザIDに対応する中継情報管理テーブルが存在しない場合、中継情報登録手段331は、ユーザIDに対応する中継情報管理テーブルを作成し、設定情報を登録する。尚、本実施形態では登録した中継情報管理テーブルは、ネットアプリケーション31の終了時に削除される。従って、ユーザ端末3の起動後において初めてネットアプリケーション31が起動された場合、新たな中継情報管理テーブルが作成される。設定情報の登録が完了すると、中継情報登録手段331は、設定情報の登録が完了した旨を示すデータを印刷ネットアプリケーション31aに送信する(S105)。
このデータを受信すると、印刷ネットアプリケーション31aの印刷データ作成手段314は、印刷データを作成する(S106)。この場合、印刷データ作成手段314は、メモリ装置3003に記憶されているファイルを取得し、ユーザ端末3の有するプリンタドライバを利用してこのファイルの印刷データを作成する。尚、このファイルをダイレクト印刷(ここでは、プリンタドライバを介さずに印刷を実行することを言う)する場合には、印刷データを作成する処理を行わなくても良い。印刷データの作成が完了すると、印刷データ作成手段314は、作成した印刷データを中継アプリケーション33に送信する(S107)。
送信された印刷データは、ファイル名とともに、中継アプリケーション33により設けられた記憶領域に登録される(S108)。
中継情報管理テーブルが新たに作成され、印刷データの登録が完了すると、ユーザ通知手段333は通知処理を行う。この場合、ユーザ通知手段333は、ネットアプリケーション毎に一意な位置情報(以後、「提供用URL」という)を作成する。この提供用URLは、画像形成装置5の提供アプリケーション51が、設定情報を取得するための要求をする際にユーザ端末3の中継アプリケーション33にアクセスするために用いられる。次に、ユーザ通知手段333は、中継情報管理テーブルに含まれているユーザIDを抽出し、作成された提供用URLとともに、ネットワーク9を介して通信可能な状態にある画像形成装置5に通知(ブロードキャスト又はマルチキャスト)する(S109)。
この通知は、ユーザ端末3と通信可能な状態にある画像形成装置5のユーザ検知手段512によって受信される。ユーザ検知手段512は、受信された通知に含まれているユーザID及び提供用URLをユーザ管理テーブル513に登録する(S110)。
図8は、ユーザ管理テーブル513の一例を示す図である。同図に示されるように、ユーザ管理テーブル513は、ユーザIDと提供用URLとを対応付けて記録する。同図は、ユーザA及びユーザBがそれぞれネットアプリケーションを起動し、それぞれの中継アプリケーション33が発行する通知を受信した旨を示す。
印刷ネットアプリケーション31aは、印刷対象とする文書又は画像等を記録したファイルの入力を受け付けた後に印刷条件の変更を受け付けることもできる。この場合、先ず、ユーザインタフェース手段311は変更後の印刷条件の入力を受け付ける(S111)。印刷条件の入力が受け付けられると、ユーザインタフェース手段311は、入力された印刷条件により設定情報記憶手段312に登録された設定情報(図6参照)を更新する(S112)。設定情報の更新が完了すると、S103からS105の処理と同様に、中継情報記憶手段332への設定情報の登録処理が行われる(S113〜S115)。
このようにして、ユーザの存在が画像形成装置5によって認識され、ユーザは、画像形成装置5の操作パネル5006より印刷ジョブの開始を指示できる状態となる。ここで、画像形成装置(5a,5b)がユーザ端末3と通信可能な状態である場合、同一の通知が画像形成装置(5a,5b)のユーザ検知手段512によって受信されるため、それぞれの画像形成装置5のユーザ管理テーブル513にユーザID及び提供用URLが登録される。この場合、ユーザは画像形成装置(5a,5b)の中で所望の画像形成装置5に赴いてネットアプリケーション31を動作させることができる。
続いて、図9を用いて画像形成装置5の操作パネル5006での操作に応じて実行される処理の一例について説明する。ユーザによって操作パネル5006を介してネットアプリケーション31の利用指示が入力されると(S201)、画像形成装置5のユーザインタフェース手段511は、ユーザ管理テーブル513に登録されているユーザIDを操作パネル5006に表示させて(S202)、ユーザIDの選択を受け付ける(S203)。
ユーザ選択画面においてユーザIDの選択を受け付けると、設定情報取得手段514は、選択されたユーザIDに対応する提供用URLをユーザ管理テーブル513より取得する。続いて、設定情報取得手段514は、この提供用URLに基づき、設定情報の取得要求を送信する(S204)
設定情報の取得要求は、中継アプリケーション33の中継情報提供手段334によって受信される。中継情報提供手段334は、選択されたユーザID(即ち、画像形成装置5を操作中のユーザ)に対応する中継情報管理テーブルに登録されているすべてのネットアプリケーション31の設定情報を取得する(S205)。続いて、中継情報提供手段334は、ネットアプリケーション31に一意な位置情報(以後、「中継用URL」という)を作成する。この中継用URLは、画像形成装置5の提供アプリケーション51がジョブ起動要求をする際に、ネットアプリケーション31にアクセスするために用いられる。中継用URLを作成すると、設定情報提供手段は、設定情報アプリケーション毎に対応する設定情報及び中継用URLを画像形成装置5に送信する(S206)。ここで、送信される設定情報は、図10に示されるような構成を有する。
画像形成装置5のユーザインタフェース手段511は、受信した設定情報の一覧に基づいて、ユーザに利用可能なネットアプリケーション31の一覧を操作パネル5006に表示して、ジョブを開始するネットアプリケーション31の入力を受け付ける(S207)。
図11は、印刷ネットアプリケーション31aのジョブ開始の手順の一例を説明するためのシーケンス図である。画像形成装置5の操作パネル5006によりネットアプリケーションの選択を受け付けるると(S301)、連携手段515は、選択されたネットアプリケーション31に対応する設定情報(以後、「カレント設定情報」という)に含まれている連携機能IDを参照し、該連携機能IDに応じた処理を開始する。ここでは連携機能IDが「print」であるので、連携手段515は、先ず必要な印刷データを入手するために、中継用URLに基づき印刷ネットアプリケーション31aの印刷ジョブの起動要求を中継アプリケーション33に送信する(S302)。この送信要求には、カレント設定情報に含まれているファイル名が指定される。
印刷ジョブの起動要求を受信すると、仲介手段335は、中継情報記憶手段332から前記ファイル名に対応するネットアプリケーションアドレスを取得し、取得したアドレスに基づきネットアプリケーション31に印刷ジョブの起動要求を転送する(S303)。
転送された印刷ジョブの起動要求は、ネットアプリケーション31のジョブ起動手段315によって受信される。ジョブ起動手段315は、印刷ジョブの起動要求(リクエスト)に対する応答(レスポンス)でファイル名が指定された印刷要求を中継アプリケーション33に送信する(S304)。この印刷要求は中継アプリケーション33の仲介手段335により取得される。仲介手段335は、指定されたファイル名に対応する印刷データから記憶手段取得し、この印刷データとともに印刷要求を提供アプリケーション51に転送する(S305)。
転送された印刷要求は提供アプケーション51の連携手段515により取得される。連携手段515は、この印刷要求に含まれる印刷データを印刷手段530に送信する(S306)。印刷手段530は、この印刷データに基づく印刷画像の作成を実行し(S307)、ネットアプリケーション31により起動された印刷ジョブが完了する。
続いて、通知先決定アプリケーション35による事象の発生の通知先を決定する処理について説明する。通知先決定アプリケーション35は、事象の発生に気付いたユーザがユーザ端末3の入力装置3007を介して起動を指示することにより起動される。或は、ログ情報テーブル336にログ情報を記録する間隔が所定の時間を超えたときに、中継アプリケーション33が、通知先決定アプリケーション35を起動するようにしても良い。
通知先決定アプリケーション35が起動されると、ログ情報取得手段351は、ログ情報テーブル336から事象が発生する前に記録された最新のログ情報を取得する。尚、サービスを利用する複数のジョブ(ここでは、このサービスを利用するための一連の処理を言う)が中継アプリケーション33を介して同時に進行する場合、最新のログ情報とは、事象が発生したジョブにおける、最新のログ情報を意味する。
図12は、ログ情報テーブル336に記憶されているログ情報の一例を示す図である。この図の例では、ログ情報テーブル336は、通信先情報、送受信情報、データ情報、時間を含む。これらのうち、通信先情報の項目には、中継アプリケーション33と通信する提供アプリケーション51及びネットアプリケーション31のアプリケーションIDが記録される。尚、ネットアプリケーション31の提供者が第三者により提供される場合には、中継アプリケーション33がネットアプリケーション31のアプリケーションIDを認識することができず、ログ情報テーブル336の通信先情報が記録されないこととする。また、予め定められた規則(例えば、「mfp」を含めば提供アプリケーションのアプリケーションIDを意味する等)により、アプリケーションIDからアプリケーションの種類を識別できるようにしても良い。送受信情報の項目には、通信が中継アプリケーション33による送信であるか又は受信であるかを示す情報が記録される。データ情報の項目には、この通信により送受信されるデータが要求データであるか又は要求データを受信したときの応答である応答データであるかを示す情報が記録される。時間の項目には、中継アプリケーション33がこの通信を行った時刻を示す情報が記録される。
ログ情報を取得すると、通知先決定手段352は、ログ情報取得手段351により取得されたログ情報に基づき、事象の発生の通知先を決定する処理を開始する。通知先決定手段352が事象の発生の通知先を決定する方法について、三つの例を挙げて説明する。
第一の例では、通知先決定手段352が、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき事象の発生の通知先を決定する。具体的には、先ず、通知先決定手段352は、取得されたログ情報の通信先情報に提供アプリケーション51のアプリケーションIDを含むか否かを確認する。ここで、このアプリケーションIDを含む場合には、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報を含まれないと判定することができる。また、このアプリケーションIDを含まない場合には、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれると判定される。
次に、通知先決定手段352は、ユーザ端末3の記憶領域に予め作成された通知先判定テーブルにこの判定の結果を当てはめて、事象の発生の通知先を決定する。図13は通知先判定テーブルの一例を示す図である。図13の例では、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報を含まない場合には、事象の発生の通知先が「画像形成装置の提供者」に決定される。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、提供アプリケーション51又は中継アプリケーション33である。従って、事象の発生源は提供アプリケーション51及び中継アプリケーション33のいずれかに特定されるので、この通知先判定テーブルでは、これらのアプリケーションの提供者である「画像形成装置の提供者」が事象の発生の通知先に規定されている。
一方、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報を含む場合には、図13の例では、ログ情報の送受信情報に基づき事象の発生の通知先が決定される。ここで、送受信情報に「送信」を示す情報が含まれる場合には、事象の発生の通知先が「ネットアプリケーションの提供者」に決定される。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、ネットアプリケーション31である。従って、事象の発生源はネットアプリケーション31に特定できるため、この通知先判定テーブルでは、事象発生の通知先が「画像形成装置の提供者」と規定されている。
一方、送受信情報に「受信」に関する情報が含まれる場合には、事象の発生の通知先が「画像形成装置の提供者」に決定される。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、中継アプリケーション33である。従って、事象の発生源が中継アプリケーション33である可能性もあるため、この通知先判定テーブルでは、事象発生の通知先が「画像形成装置の提供者」と規定されている。第一の例によると、通信先情報のみではなく、送受信情報を用いて事象の発生源をより正確に絞り込むことができるので、事象の発生の通知先を適切に決定することができる。
第二の例では、通知先決定手段352が、取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき事象の発生の通知先を決定する。具体的には、先ず、通知先決定手段352は、取得されたログ情報の通信先情報に、提供アプリケーション51のアプリケーションIDが含まれるか否かを確認する。ここで、このアプリケーションIDが含まれる場合には、ログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれると判定される。また、このアプリケーションIDが含まれない場合には、ログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれないと判定される。
次に、通知先決定手段352は、ユーザ端末3の記憶領域に予め作成された通知先判定テーブルにこの判定の結果を当てはめて、事象の発生の通知先を決定する。図14は通知先判定テーブルの一例を示す図である。図14の例では、ログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれる場合には、事象発生の通知先を「画像形成装置の提供者」とする。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、提供アプリケーション51又は中継アプリケーション33である。従って、事象の発生源は提供アプリケーション51及び中継アプリケーション33のいずれかに特定されるので、この通知先判定テーブルでは、これらのアプリケーションの提供者である「画像形成装置の提供者」が事象の発生の通知先に規定されている。
一方、ログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれない場合には、事象の発生の通知先を「ネットアプリケーションの提供者」とする。第二の例によると、通信先情報を用いて事象の発生源を絞り込むことができるので、事象の発生の通知先を適切に決定することができる。
第三の例では、通知先決定手段352が、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれる場合に、このログ情報にアプリケーションIDが含まれるか否かを判定し、該判定に基づき事象発生の通知先を決定する。具体的には、先ず、通知先決定手段352は、取得されたログ情報の通信先情報にネットアプリケーション31のアプリケーションIDが含まれるか否かを確認する。
次に、通知先決定手段352は、ユーザ端末3の記憶領域に予め作成された通知先判定テーブルにこの判定の結果を当てはめて、事象の発生の通知先を決定する。図15は通知先判定テーブルの一例を示す図である。図15の例では、ログ情報にアプリケーションIDが含まれる場合には、事象の発生の通知先が「画像形成装置の提供者」とされる。これは、ネットアプリケーション31も画像形成装置5の提供者により提供されているためである。ログ情報にアプリケーションIDが含まれない場合には、事象の発生の通知先が「ネットアプリケーションの提供者」とされる。この場合、ネットアプリケーション31は第三者により提供されており、このことが事象の発生の原因となっていることが考えられるためである。第三の例によると、第三者の提供するアプリケーションを用いた場合には、サポート対象外とする保守契約が締結されている場合に、事象の発生の通知先を適切に決定することができる。
これらの事象の発生の通知先を決定する処理は、単独で用いても2つ以上を組み合わせて用いても良い。これらの事象の発生の通知先を決定する処理を組み合わせて用いる場合の例を、図16のフローチャートを用いて説明する。
この例では、先ず、通知先決定手段352が、取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれるか否かを判定する(S401)。この判定は、ログ情報の通信先情報を用い、事象の発生の通知先を決定する処理の第二の例における判定と同様の方法により行われる。このログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれる場合には、通知先決定手段352は、事象の発生の通知先を「画像形成装置の提供者」に決定する(S404)
取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれない場合には、通知先決定手段352は、このログ情報の通信先情報にアプリケーションIDが含まれるか否かを判定する(S402)。この判定は、通信先情報を用いて、事象の発生の通知先を決定する処理の第一の例における判定と同様の方法により行われる。通信先情報にアプリケーションIDが含まれる場合には、通知先決定手段352は、事象の発生の通知先を「画像形成装置の提供者」に決定する(S404)。
通信先情報にアプリケーションIDが含まれない場合には、通知先決定手段352は、取得されたログ情報の送受信情報が受信に関するものであるか否かを判定する(S403)。この判定は、通信先情報を用いて、事象の発生の通知先を決定する処理の第三の例における判定と同様の方法に行われる。送受信情報が受信に関するものである場合には、通知先決定手段352は、事象の発生の通知先を「画像形成装置の提供者」に決定する(S404)。送受信情報が送信に関するものである場合には、通知先決定手段352は、事象の発生の通知先を「ネットアプリケーションの提供者」に決定する(S405)。
通知先決定手段352により決定された事象の発生の通知先は、ユーザ端末3の表示装置3006に出力される。表示された結果に基づきユーザは、通知先に事象の発生を通知し、デバッグに必要な情報を得ることが可能となる。
第1の実施形態の通知先決定プログラムにより、ネットワーク9上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用するシステムにおいて事象の発生の通知先を適切に決定することが可能となる。
〔第2の実施形態〕
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図17は、本発明の第2の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末3を含む画像形成システム1のネットワーク構成例を示す図である。図17において、図1と共通の構成には同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。図17のネットワーク構成が図1のものと相違する点は、保守管理サーバ7がユーザ端末3と接続可能に設置されている点である。
保守管理サーバ7は、事象の発生時にユーザ端末3からの接続要求に応じてユーザ端末3と接続し、ログ情報の送信を受け付ける。保守管理サーバ7は、事象の発生時にログ情報を受信する点で、従来の画像形成システムにおける遠隔診断サーバと共通するが、接続先が画像形成装置ではなくユーザ端末3である点で異なる。ユーザ端末3のネットアプリケーション31から画像形成装置5の提供アプリケーション51を呼び出して画像形成装置5のサービスを利用する画像形成システム1においては、処理の主体がユーザ端末3となるために、画像形成装置5が詳細な通信ログを保持していない。このため、本実施形態では、保守管理サーバ7は、ユーザ端末3と接続可能に設置され、画像形成システム1の事象の発生状況に応じてログ情報を受信できるように構成されている。尚、保守管理サーバ7は、必ずしも遠隔診断サーバとは別に設置する必要はなく、遠隔診断サーバに保守管理サーバ7の有する各機能を持たせても良い。
保守管理サーバ7のハードウェア構成は、図2のユーザ端末3のものと同様であり説明を省略する。
図18は、第2の実施形態に係る通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末3を含む画像形成システム1が、画像形成装置5及びユーザ端末3それぞれのプログラムに基づいて実現する機能ブロックの関係を示す図である。図4と共通のブロックなどには同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。図18における提供アプリケーション51、中継アプリケーション33、印刷ネットアプリケーション31aにより実現される機能ブロックは、第1の実施形態のものと同様であり、詳細な説明は省略する。
図18の構成が図4のものと相違する点は、通知先決定アプリケーション35が、ユーザ端末3により証明書取得手段353及びログ情報送信手段354を実現している点である。また、図18の構成が図4のものと相違する他の点は、保守管理サーバ7が通信手段771、認証手段711、ログ情報管理手段712、ログ情報記憶手段713を有する点である。
ユーザ端末3の証明書取得手段353は、ユーザ端末3が保守管理サーバ7に接続する際に必要な証明書(本発明では、電子データによる証明書を意味する)を取得する。ユーザ端末3のログ情報送信手段354は、ログ情報取得手段351により取得されたログ情報を保守管理サーバ7に送信する。
保守管理サーバ7の認証手段711は、ユーザ端末3からの接続要求に応じて認証を行い、接続の許可を判定する。ログ情報管理手段712は、ユーザ端末3から受信したログ情報をログ情報記憶手段713に記憶する。保守管理サーバ7の通信手段771は、保守管理サーバ7の各手段がネットワーク9を介して接続する他の装置と通信するための手段である。通信手段771は、例えば、ユーザ端末3から認証要求を受信し、認証結果をユーザ端末3に送信する。
続いて、通知先決定アプリケーション35が、事象の発生の通知先を決定した後、保守管理サーバ7に接続してログ情報を送信する処理の一例を図19を用いて説明する。
先ず、証明書取得手段353が保守管理サーバ7に接続するための証明書を取得する(S501)。この証明書を取得する方法は、特に限定されないが、通知先決定手段352が決定した通知先の発行する証明書をユーザ端末3の入力装置3007により入力を受け付ける方法が例示される。
証明書を取得すると、証明書取得手段353はこの証明書を保守管理サーバ7に送信し保守管理サーバ7への接続を要求する(S502)。証明書を取得すると、保守管理サーバ7の認証手段711は、この証明書を用いて認証を行う(S503)。認証を行う方法は、特に限定されないが、証明書を保守管理サーバ7の記憶領域に予め登録しておき、ユーザ端末3により送信された証明書と記憶領域に登録された証明書とを照合する方法が例示される。認証手段711は、認証が完了すると、認証結果をユーザ端末3に送信する(S504)。
認証の結果、保守管理サーバ7への接続が許可されると、ログ情報送信手段354は、ログ情報取得手段351が取得したログ情報を保守管理サーバ7に送信する(S505)。送信するログ情報は、少なくとも事象の発生前の最新のログ情報を含む。
ログ情報を受信すると、保守管理サーバ7のログ情報管理手段712は、これらの情報をログ情報記憶手段713に記録する(S506)。図20は、ログ情報記憶手段713に記録されたログの一例を示す図である。この図には、アプリケーションIDが「print001」である印刷ネットアプリケーションが、アプリケーションIDが「mfp001」である提供アプリケーションを呼び出して印刷サービスを利用するジョブのログ情報が記録されている。
第2の実施形態の通知先決定プログラムによると、第1の実施形態の通知先決定プログラムの効果を有するだけではなくネットワーク9上で提供されている画像形成装置5のサービスをアプリケーションから呼び出して利用する画像形成システム1において、ユーザ端末3に記録されているログ情報を保守管理サーバ7に送信することが可能となる。
〔第3の実施形態〕
次に本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態にかかる通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末3を含む画像形成システム1のネットワーク構成は、図17の第2の実施形態のものと同様であり詳細な説明は省略する。
図21は、第3の実施形態に係る通知先決定プログラムのインストールされたユーザ端末3を含む画像形成システム1が、画像形成装置5及びユーザ端末3それぞれのプログラムに基づいて実現する機能ブロックの関係を示す図である。図18と共通のブロックなどには同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。図21における提供アプリケーション51、中継アプリケーション33、印刷ネットアプリケーション31aにより実現される機能ブロックは、第2の実施形態のものと同様であり、詳細な説明は省略する。
図21の構成が図18のものと相違する点は、通知先決定アプリケーション35が、ユーザ端末3により契約情報取得手段355及びサポートレベル決定手段356を実現するように構成している点である。また、図21の構成が図18のものと相違する他の点は、保守管理サーバ7が契約情報抽出手段714及び契約情報記憶手段715を有する点である。
ユーザ端末3の契約情報取得手段355は、保守管理サーバ7に契約情報の取得を要求する。サポートレベル決定手段356は、ログ情報取得手段351が取得したログ情報及び契約情報取得手段355が取得した契約情報に基づき、画像形成システム1に発生した事象に対するサポートのレベルを決定する。ここで、サポートのレベルを決定するとは、事象に対し複数のレベルのサポートの内容が用意されている場合に、いずれかのレベルのサポートの内容に決定することを言う。
保守管理サーバ7の契約情報抽出手段714は、ユーザ端末3から受信した契約情報取得要求に応じ、契約情報記憶手段715から契約情報を抽出する。ここで、抽出される契約情報は、アプリケーションの保守契約対象者(以後、「契約者」という)を識別する情報と保守契約被対象者(以後、「契約先」という)を識別する情報とを含む。契約情報記憶手段715は、画像形成システム1の各アプリケーションの契約情報を記憶する。
次に、通知先決定アプリケーション35が、取得されたログ情報及び契約情報に基づき、画像形成システム1に発生した事象に対するサポートのレベルを決定する手順の一例について説明する。ここでは、第1の実施形態と同様に、画像形成装置5の提供者が提供アプリケーション51及び中継アプリケーション33を提供し、画像形成装置5の提供者又は第三者がネットアプリケーション31を提供する場合の処理手順を示す。
先ず、契約情報取得手段355は、事象が発生した画像形成システム1における提供アプリケーション51及びネットアプリケーション31のアプリケーションIDを取得する。ここで、これらのアプリケーションIDは、ログ情報テーブル336の通信先情報からアプリケーションIDを抽出することにより得られる。例えば、図20のログ情報の例では、提供アプリケーションのアプリケーションID「mfp001」と、ネットアプリケーションのアプリケーションID「print001」が抽出される。サービスを利用する複数のジョブが中継アプリケーション33を介して同時に進行する場合、これらのアプリケーションIDは、事象が発生したジョブに関するログ情報から抽出される。また、契約情報取得手段355は、ユーザ端末3の入力装置3007から入力を受け付けることにより、アプリケーションIDを取得しても良い。尚、ネットアプリケーション31の提供者が第三者である場合には、ログ情報テーブル336の通信先情報にネットアプリケーション31のアプリケーションIDが記録されない。この場合には、提供アプリケーション51のアプリケーションIDのみを抽出する。これらのアプリケーションIDを取得すると、契約情報取得手段は、これらのアプリケーションIDに対応する契約情報の取得を保守管理サーバ7に要求する。
保守管理サーバ7が契約情報の取得要求を受け付けると、契約情報抽出手段714は、契約情報記憶手段715からこれらのアプリケーションIDに対応する契約情報を抽出する。図22は、契約情報記憶手段715に記録され、契約情報の記録された契約情報テーブルの一例を示す図である。この例では、契約情報記憶テーブルには、アプリケーションID、契約先ID、契約者IDの他、対価情報が記録されている。ここで、契約先ID及び、契約者IDの項目には、アプリケーションの契約先及び契約者の識別情報が記録される。対価情報の項目には、アプリケーションが有償で提供されたものであるか又は無償で提供されたものであるかを示す情報が記録される。
契約情報抽出手段714は、抽出された契約情報をユーザ端末3に送信する。ユーザ端末3がこの契約情報を受信すると、サポートレベル決定手段356は、ログ情報取得手段351により取得されたログ情報及び契約情報取得手段355により取得された契約情報に基づき、サポートのレベルを決定する処理を開始する。サポートレベル決定手段356がサポートのレベルを決定する方法について、三つの例を挙げて説明する。
第一の例では、サポートレベル決定手段356が、取得されたログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき事象に対するサポートのレベルを決定する。具体的には、先ず、サポートレベル決定手段356は、取得されたログ情報の通信先情報に提供アプリケーション51のアプリケーションIDが含まれるか否かを確認する。ここで、このアプリケーションIDが含まれる場合には、取得されたログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれないと判定される。また、このアプリケーションIDが含まれない場合には、取得されたログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれると判定される。
次に、サポートレベル決定手段356は、ユーザ端末3の記憶領域に予め作成されたサポートレベル判定テーブルにこの判定の結果を当てはめて、サポートのレベルを決定する。図23はサポートレベル判定テーブルの一例を示す図である。図23の例では、取得されたログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれない場合には、サポートのレベルが「保守」に決定される。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、提供アプリケーション51又は中継アプリケーション33である。ここで、事象の原因として画像形成装置5の不具合により提供アプリケーション51の処理が停止していることも考えられるので、このサポートレベル判定テーブルでは、サポートのレベルが「保守」と規定されている。
一方、ログ情報に中継アプリケーション33とネットアプリケーション31との通信に関する情報が含まれる場合には、図23の例では、ログ情報の送受信情報に基づきサポートのレベルが決定される。この送受信情報に「送信」を示す情報が含まれる場合には、サポートのレベルが「メール相談」に決定される。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、ネットアプリケーション31である。ここで、ネットアプリケーション31はユーザ端末3にインストールされており、事象が容易に修復されると考えられるため、サポートレベル判定テーブルでは、サポートのレベルが「メール相談」と規定されている。
一方、送受信情報に「受信」に関する情報が含まれる場合には、図23の例では、取得されたログ情報のデータ情報に基づきサポートのレベルが決定される。このデータ情報に「応答」を示す情報が含まれる場合には、サポートのレベルが「電話相談」に決定される。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、応答に関する情報を受信して次に処理を行うべきアプリケーションは、中継アプリケーション33である。このため、事象の発生源は中継アプリケーション33に特定されるが、中継アプリケーション33は、ワークステーション等にインストールされることも想定される。そこで、画像形成システム1の管理者からの問い合わせを受けやすくするため、このサポートレベル判定テーブルでは、サポートのレベルが「電話相談」と規定されている。データ情報に「要求」を示す情報が含まれる場合には、サポートのレベルが「メール相談」に決定される。この場合、中継アプリケーション33が、ネットアプリケーション31から処理できない要求を受けて事象が発生していることも想定されるため、事象の発生源を中継アプリケーション33に特定できない。そこで、このサポートレベル判定テーブルでは、サポートのレベルが「メール相談」と規定されている。第一の例によると、通信先情報のみではなく、送受信情報及びデータ情報を用いて事象の発生源をより正確に絞り込むことができるので、サポートのレベルを適切に決定することができる。
第二の例では、サポートレベル決定手段356が、取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき事象に対するサポートのレベルを決定する。具体的には、先ず、サポートレベル決定手段356は、取得されたログ情報の通信先情報に、提供アプリケーション51のアプリケーションIDが含まれるか否かを確認する。ここで、このアプリケーションIDを含む場合には、取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれると判定される。また、このアプリケーションIDを含まない場合には、取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれないと判定される。
次に、サポートレベル決定手段356は、ユーザ端末3の記憶領域に予め作成されたサポートレベル判定テーブルにこの判定の結果を当てはめて、サポートのレベルを決定する。図24はサポートレベル判定テーブルの一例を示す図である。図24の例では、ログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれる場合には、サポートのレベルを「保守」とする。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、提供アプリケーション51又は中継アプリケーション33である。ここで、事象の原因として画像形成装置5の不具合により提供アプリケーション51の処理が停止していることも考えられるので、このサポートレベル判定テーブルでは、サポートのレベルが「保守」と規定されている。
一方、ログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれない場合には、サポートのレベルを「電話相談」とする。この場合、サービスを利用するためのジョブにおいて、次に処理を行うべきアプリケーションは、ネットアプリケーション31又は中継アプリケーション33である。ここで、画像形成装置5に不具合が生じているとは考えられないので、このサポートレベル判定テーブルでは、サポートのレベルが「電話相談」と規定されている。第二の例によると、通信先情報を用いて事象の発生源を絞り込むことができるので、サポートのレベルを適切に決定することができる。
第三の例では、サポートレベル決定手段356が、契約情報取得手段355により取得された契約情報に基づき事象に対するサポートのレベルを決定する。具体的には、先ず、サポートレベル決定手段356は、この契約情報に基づき契約のレベルを決定する。この例では、この契約情報に含まれるネットアプリケーション31の契約者IDと提供アプリケーション51の契約者IDが同じである場合、契約レベルを「3」とする。また、ネットアプリケーション31の契約者IDと提供アプリケーション51の契約者IDが異なる場合、契約レベルを「2」とする。この契約情報にネットアプリケーション31の契約者IDが含まれない場合(第三者の提供するネットアプリケーション31を用いた場合)、契約レベルを「1」とする。
次に、サポートレベル決定手段356は、ユーザ端末3の記憶領域に予め作成されたサポートレベル判定テーブルに決定された契約レベルを当てはめて、サポートのレベルを決定する。図25はサポートレベル判定テーブルの一例を示す図である。図25の例では、契約レベルが「3」の場合には、サポートのレベルが「保守点検」に決定される。また、契約レベルが「2」の場合には、サポートのレベルが「電話相談」に決定される。更に、契約レベルが「1」の場合には、サポートのレベルが「メール相談」に決定される。第三の例によると、契約情報に基づきサポートのレベルを適切に決定することができる。
これらのサポートのレベルを決定する処理の例は、単独で用いても2つ以上を組み合わせて用いても良い。これらのサポートのレベルを決定する処理を組み合わせて用いる場合の例を、図26のフローチャートを用いて説明する。
この例では、先ず、サポートレベル決定手段356が、取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれるか否かを判定する(S601)。この判定は、通信先情報を用いて、サポートのレベルを決定する処理の第一の例における判定と同様の方法により行われる。この判定は、画像形成装置5の不具合により事象が発生している可能性がある場合に、サポートのレベルを高めるために行われる。
取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれる場合には、サポートレベル決定手段356は、契約情報に基づき契約のレベルを決定し、判定を行う(S602)。この契約のレベルは、取得された契約情報を用い、サポートのレベルを決定する処理の第3の例における契約のレベルの決定方法と同様の方法により行われる。図26の例では、サポートレベル決定手段356は、契約レベルが「3」又は「2」であればサポートのレベルを「保守」に決定し(S610)、契約レベルが「1」であればサポートのレベルを「電話相談」に決定する(S611)。
取得されたログ情報に中継アプリケーション33と提供アプリケーション51との通信に関する情報が含まれない場合には、サポートレベル決定手段356は、取得された契約情報に基づき契約のレベルを決定し、判定を行う(S603)。この契約のレベルは、この契約情報を用いて、サポートのレベルを決定する処理の第3の例における契約のレベルの決定方法と同様の方法により行われる。サポートレベル決定手段356は、契約レベルが「3」である場合、サポートレベル決定手段356は、取得されたログ情報の送受信情報及びデータ情報に基づきサポートのレベルを決定する(S604)。この場合、サポートレベル決定手段356は、送受信情報に「送信」を示す情報が含まれ、且つ、データ情報に「応答」を示すデータが含まれるかを確認する。これらの情報が含まれる場合にはサポートレベル決定手段356は、サポートのレベルを「保守」に決定し(S608)、これらの情報が含まれない場合にはサポートのレベルを「電話相談」に決定する(S609)。この判定は、事象の発生源が中継アプリケーション33に特定される場合に、サポートのレベルを高めるために行われる。
契約レベルが「2」である場合には、サポートレベル決定手段356は、S605と同様の方法により、取得された送受信情報に「送信」を示す情報が含まれ、且つ、データ情報に「応答」を示すデータが含まれるかを確認する(S605)。これらの情報が含まれる場合にはサポートレベル決定手段356は、サポートのレベルを「電話相談」に決定する(S609)。これらの情報が含まれない場合には、サポートレベル決定手段356は、取得された契約情報の対価情報に基づきサポートのレベルを決定する(S606)。この場合、サポートレベル決定手段356は、この対価情報に「有償」を示す情報が含まれる場合には、サポートのレベルを「電話相談」に決定し(S609)、この対価情報に「無償」を示す情報が含まれる場合には、サポートのレベルを「メール相談」「メール相談」に決定する(S610)。これらの判定は、事象の発生源が中継アプリケーション33に特定される場合又はネットアプリケーション31が有償で提供される場合にサポートのレベルを高めるために行われる。
契約レベルが「1」である場合には、サポートレベル決定手段356は、S604と同様の方法により、取得された送受信情報に「送信」を示す情報が含まれ、且つ、データ情報に「応答」を示すデータが含まれるかを確認する(S607)。これらの情報が含まれる場合にはサポートレベル決定手段356は、サポートのレベルを「メール相談」に決定する(S610)。これらの情報が含まれない場合には、サポートレベル決定手段356は、サポートのレベルを「事象報告」に決定する(S611)。この判定は、事象の発生源が中継アプリケーション33に特定される場合にサポートのレベルを高めるために行われる。
サポートレベル決定手段356により決定されたサポートのレベルは、ユーザ端末3の表示装置3006に出力される。表示された結果に基づきユーザは、サポートを受けるために必要な連絡先(保守センター、コールセンター、ウェブサイト等)に連絡する。尚、サポートレベル決定手段356は、サポート内容と共に、通知先決定手段352が決定した通知先に対応する契約先IDを取得された契約情報から抽出して表示しても良い。契約者IDを表示することで、提供アプリケーション51とネットアプリケーション31の契約先が異なる場合においても、ユーザは正確に契約先を把握することが可能となる。
第3の実施形態の通知先決定プログラムによると、第1の実施形態及び第2の実施形態の通知先決定プログラムの効果を有するだけではなく、ネットワーク上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用する画像形成システムにおいて発生した事象を通知する際に、通知先が提供するサービスを適切に決定することが可能となる。
本発明は、ネットワーク上で提供されているサービスをアプリケーションから呼び出して利用するシステムに用いることができる。
1 画像形成システム
3 ユーザ端末
5 画像形成装置
7 保守管理サーバ
9 ネットワーク
31a 印刷ネットアプリケーション
33 中継アプリケーション
35 通知先決定アプリケーション
51 提供アプリケーション
311 ユーザインタフェース手段
312 設定情報記憶手段
313 設定情報抽出手段
314 印刷データ作成手段
315 ジョブ起動手段
331 中継情報登録手段
332 中継情報記憶手段
333 ユーザ通知手段
334 中継情報提供手段
335 仲介手段
336 ログ情報テーブル
351 ログ情報取得手段
352 通知先決定手段
353 証明書取得手段
354 ログ情報送信手段
355 契約情報取得手段
356 サポートレベル決定手段
371 通信手段
511 ユーザインタフェース手段
512 ユーザ検知手段
513 ユーザ管理テーブル
514 設定情報取得手段
515 連携手段
530 印刷手段
571 通信手段
711 認証手段
712 ログ情報管理手段
713 ログ情報記憶手段
714 契約情報抽出手段
715 契約情報記憶手段
771 通信手段
3001 ドライブ装置
3002 補助記憶装置
3003 メモリ装置
3004 CPU
3005 ネットワークインタフェース
3006 表示装置
3007 入力装置
3008 記録媒体
5001 コントローラ
5001a CPU
5001b ROM
5001c RAM
5001d HDD
5002 スキャナ
5003 プリンタ
5004 モデム
5005 ネットワークインタフェース
5006 操作パネル
5007 スロット
5008 記録媒体
特開2009−70386号公報

Claims (10)

  1. 所定のサービスを提供するための提供アプリケーションが実行される画像形成装置と、
    該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置により実行され、前記サービスを利用するネットアプリケーションと、
    該ネットアプリケーションが前記サービスを利用する過程で、前記提供アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの間で伝達される情報を中継し、前記提供アプリケーションとの通信及び前記ネットアプリケーションとの通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーションと、を有するシステム
    に所定の事象が発生した際に、前記事象の発生の通知先を決定するための通知先決定装置であって、
    前記事象が発生した前記サービスを利用する過程で記録された最新のログ情報に基づき前記事象の発生の通知先を決定する通知先決定手段を有することを特徴とする通知先決定装置。
  2. 前記通知先決定手段が、
    前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項1に記載の通知先決定装置。
  3. 前記通知先決定手段が、
    前記ログ情報に前記ネットアプリケーションへの送信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項2に記載の通知先決定装置。
  4. 前記通知先決定手段が、
    前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記提供アプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項1に記載の通知先決定装置。
  5. 前記事象が発生した前記サービスを利用する過程で記録された最新のログ情報に基づき前記事象に対するサポートのレベルを決定するサポートレベル決定手段
    を有することを特徴とする請求項1乃至4に記載の通知先決定装置。
  6. 前記サポートレベル決定手段が、
    前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象に対するサポートのレベルを決定することを特徴とする請求項5に記載の通知先決定装置。
  7. 前記サポートレベル決定手段が、
    前記ログ情報に前記ネットアプリケーションへの送信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象の発生の通知先を決定することを特徴とする請求項6に記載の通知先決定装置。
  8. 前記サポートレベル決定手段が、
    前記ログ情報に前記中継アプリケーションと前記提供アプリケーションとの通信に関する情報が含まれるか否かを判定し、該判定の結果に基づき前記事象に対するサポートのレベルを決定することを特徴とする請求項5に記載の通知先決定装置。
  9. 所定のサービスを提供するための提供アプリケーションが実行される画像形成装置と、
    該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置により実行され、前記サービスを利用するネットアプリケーションと、
    該ネットアプリケーションが前記サービスを利用する過程で、前記提供アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの間で伝達される情報を中継し、前記提供アプリケーションとの通信及び前記ネットアプリケーションとの通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーションと、を有するシステム
    に所定の事象が発生した際に、前記事象の発生の通知先を決定するための通知先決定プログラムであって、
    コンピュータを、請求項1乃至8のいずれかに記載の通知先決定装置の各手段として機能させることを特徴とする通知先決定プログラム。
  10. 所定のサービスを提供するための提供アプリケーションが実行される画像形成装置と、
    該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置により実行され、前記サービスを利用するネットアプリケーションと、
    該ネットアプリケーションが前記サービスを利用する過程で、前記提供アプリケーションと前記ネットアプリケーションとの間で伝達される情報を中継し、前記提供アプリケーションとの通信及び前記ネットアプリケーションとの通信に関するログ情報を記録する中継アプリケーションと、を有するシステム
    に所定の事象が発生した際に、前記事象の発生の通知先を決定するための通知先決定方法であって、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の通知先決定装置の各手段による処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通知先決定方法。
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