JP2011141464A - タッチ検出器と統合された液晶表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチセンサ及び液晶表示を統合したシステムを提供する。
【解決手段】本発明が提供するタッチセンサ及び液晶表示を統合したシステムは、表示機能に用いる電極がタッチセンサ機能に用いることもできるタッチ検出器である。本発明は、時間マルチプレキシング技術を採用する。タッチセンサ機能を有さない液晶表示パネルと比べ、本発明は、別途製造工程の増加を必要としない。別途製造工程の増加を必要としないことは、余計な光を吸収及び反射を有さないことを意味する。
【選択図】図7
【解決手段】本発明が提供するタッチセンサ及び液晶表示を統合したシステムは、表示機能に用いる電極がタッチセンサ機能に用いることもできるタッチ検出器である。本発明は、時間マルチプレキシング技術を採用する。タッチセンサ機能を有さない液晶表示パネルと比べ、本発明は、別途製造工程の増加を必要としない。別途製造工程の増加を必要としないことは、余計な光を吸収及び反射を有さないことを意味する。
【選択図】図7
Description
本発明は、液晶表示(LCD)パネルに用いる容量タッチセンサに関する。特に、液晶表示パネルの表示電極を利用し、容量タッチ検出器のセンサ電極とし、別途電極の追加が不要であるタッチ検出器と統合された液晶表示システムに関する。
タッチパネルは、既に多くの電子製品の入力部材に広く応用されている。特に、タッチパネル検出機能を有する液晶パネルは、タッチパネルを液晶表面に付加して得られる。この技術を用いる従来技術は、例えば、Ming-shen Sunの米国特許第6538706B2号明細書、Yong Ik Bang等の米国特許第7557869B2号明細書、Yun Cheol Jeong等の米国特許第7508461B2号明細書がある。タッチパネルを液晶表示パネルに付加することは、タッチパネルを液晶表示パネル上に付属部材として加えることである。コストを増加する以外に、この技術は、パネル全体の厚さ及び重量を増加させ、より多くの光が吸収及び反射するという欠点を招く。
前記の従来技術は、抵抗型タッチパネルである。抵抗型タッチパネルは、2層の電極を有する。タッチパネル内の多層の電極が余計な光の吸収及び反射を招き、液晶表示パネルの性能が低下する。中国特許第ZL200620013292.3号で使用する技術は、前記の欠点を解決することができる。この技術中、一層の透明導電膜は、液晶表示パネルの上ガラス基板上に直接、タッチセンサ電極として鍍金される。この従来技術は、容量型タッチセンサであり、且つただ一層の導電膜で抵抗型タッチセンサの2層の導電膜に置き換えることのみ必要である。
この従来技術は、液晶表示パネルの厚さ及び重量を減少することができるが、透明導電膜は、依然として光が吸収、反射され、製造コストがタッチセンサの従来のLCDパネルより高い。タッチセンサ電極は、液晶表示パネルの上ガラス基板内に嵌め込み、余計な光の吸収、反射を回避することが好ましい。
液晶表示パネル及び抵抗型タッチセンサパネルを統合する技術は、Mikio Kurihara等の米国特許第6,501,529B1号明細書に開示されている。その構造は、2片の基板、第1基板及び第2基板を有する。液晶は、2片の基板間に注入されている。各基板の上において、1つの表示イメージを提供する表示電極及び1つのタッチセンサ電極にタッチ位置を検出させる。この構造は、パネル全体の厚さ及び重量を減少する。また、光の吸収及び反射も減少される。但し、タッチパネルセンサ電極の位置が制限され、なぜならば、タッチセンサ電極及び表示電極が重なり合うことができないからである。もう1つの欠点は、表示電極の構造及びタッチセンサ電極の構造が異なり、且つ製造コストが比較的高いことである。
低コストで、軽薄で高品質であることは、多くのタッチパネル及び液晶表示パネルの結合の応用において、重要である。上記効果を得る為、好適な方法は、液晶表示電極をタッチセンサ電極として利用し、余計な構造を増加しないことである。
図1は、従来のタッチセンサ機能を有さない液晶表示装置の断面図である。図1において、この装置は、2つのガラス基板、1片上基板11及び1片の下基板12を含む。上表示電極130,131,132,133は、上基板11に鍍金され、下表示電極14は、下基板12に鍍金される。各上表示電極と下表示電極14は、1つの画素(pixel or segment)を形成する。一層の液晶(層)15が上基板11及び下基板12の間に注入される。この液晶表示パネルは、下偏光片(polarizer)17及び上偏光片16及びバックライド(back light)18を含む。
図1において、上基板11及び下基板12の間の距離が小さいので上表示電極130,131,132,133及び下表示電極14の間の容量が大きくなる。直接上表示電極を利用し、タッチセンサ電極として利用すれば、感度が低下し、正確な検出を行なうことが困難である。表示機能を実行時、交流電圧波形は、2つの電極に加える必要がある。同一上表示電極は、タッチセンサとして用いられる場合、タッチセンサの検出は、交流電圧波形により影響を受ける。この問題を解決する為、表示機能及びタッチ機能間のマルチプレキシング(multiplexing)方式を用いて解決する必要がある。
本発明の目的は、タッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、タッチ検出機能を有さない液晶表示パネルと同一工程で製造するタッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、タッチセンサが余計な光の吸収、反射を招くことのないタッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、表示機能のタッチセンサに対する干渉が最も低いタッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1観点は、透明型タッチセンサ及び液晶表示を統合したシステムを開示することにあり、透明型液晶パネル及び制御システムを含み、液晶表示パネルは、上基板と、下基板と、上電極アレイと、下電極アレイと、上偏光片と、下偏光片と、液晶と、背光板と、を含む。制御システムは、マイクロプロセッサと、表示制御回路と、表示駆動回路アレイと、タッチ検出回路と、該上電極を対応する下電極に短絡する伝送ゲートアレイと、を含む。タッチ検出回路は、物体又は手指の電極への接近を検出することに用いられる。表示制御回路及び表示駆動回路は、表示機能を実行することに用いる。そのうち、改良した箇所は、以下である。一対の電極は、上電極アレイの1つの上電極と下電極アレイの1つの下電極を含み、液晶表示パネルで1つの画素を表示することに用い、同一対の電極は、タッチ検出機能を実行することに用いることもできる。表示機能及びタッチ検出機能は、時間マルチプレキシング技術により実行する。表示機能を実行時、上電極及び下電極は、表示制御回路から表示駆動回路の波形発生器に接続する。タッチ機能を実行時、上電極及び下電極及び表示制御回路は、相互に接続しない。一対の電極の上電極及び下電極が短絡され、その機能が単一タッチセンサ電極となる。上電極及び下電極の容量が短絡されれば、タッチ検出機能の感度に対して負荷の影響を及ぼさない。タッチ検出機能を操作する時、上電極及び下電極及び表示駆動回路の波形発生器は、接続しないので、表示駆動回路は、タッチ検出機能に対して干渉を形成しない。本発明は、工程を追加する必要がなく、且つタッチ検出機能を加えることにより光の吸収、反射を増加させることがない。
本発明の他の観点は、タッチ検出及び液晶表示を統合したシステムを開示することにあり、そのうち、液晶表示システムが反射型であり、且つ背光板が一層の反射板で置き換え、下偏光片を有さない。
本発明の更に他の観点は、タッチ検出及び液晶表示を統合したシステムを開示することにあり、そのうち、液晶表示システムは、混合型液晶表示システムであり、表示電極は、タッチ機能を有する、及びタッチ機能を有さない2種の表示電極から構成することもできる。タッチ検出機能を有さない領域は、下電極を共用することができ、タッチ検出機能を有する領域は、電極対(electrode pair)を使用する。
本発明は、タッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供する。
本発明は、タッチ検出機能を有さない液晶表示パネルと同一工程で製造するタッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供する。
本発明は、タッチセンサが余計な光の吸収、反射を招くことのないタッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供する。
本発明は、表示機能のタッチセンサに対する干渉が最も低いタッチ検出機能を有する液晶表示パネルを提供する。
本発明の上記及びその他の目的及び利点を分かり易くする為、以下の図面及び好適実施例を参考にして説明する。
図2は、本発明を用いることができる透明型液晶表示(LCD)パネルである。
図2に示す液晶表示パネルは、2片の基板、上基板21及び下基板22を有する。2片の基板の間に液晶25を注入する。上表示電極アレイ230,231,232,233は、上基板21上に鍍金される。下表示電極アレイ240,241,242,243は、下基板22上に鍍金される。上表示電極の1つ230及び相応する下表示電極240は、液晶表示パネルの1つの画素(pixel)を表示することに用いる。上基板21の下に上偏光片26を有し、下基板22の上に下偏光片27を有する。背光板28は、下偏光片27の下に位置する。
図2に示す液晶表示パネルは、2片の基板、上基板21及び下基板22を有する。2片の基板の間に液晶25を注入する。上表示電極アレイ230,231,232,233は、上基板21上に鍍金される。下表示電極アレイ240,241,242,243は、下基板22上に鍍金される。上表示電極の1つ230及び相応する下表示電極240は、液晶表示パネルの1つの画素(pixel)を表示することに用いる。上基板21の下に上偏光片26を有し、下基板22の上に下偏光片27を有する。背光板28は、下偏光片27の下に位置する。
図3は、本発明を用いることができる反射型液晶表示(LCD)パネルである。反射型液晶表示パネルの構造及び透明型液晶表示パネルと相似する。但し、反射型液晶表示パネルは、下偏光片を有さず、背光板は、反射板38で置き換えられる。本発明は、反射型及び透明型液晶表示パネルに応用することができ、回路の修正が必要ない。
本発明の目的は、同一の電極により表示機能の電極及びタッチ機能の電極をさせることにある。上記の目的を達成する為、表示機能の電極及びタッチ機能の電極の間で時間マルチプレキシング(time multiplexing)技術を使用することができる。
表示機能の電極及びタッチ機能の電極の間に使用する時間マルチプレキシング技術は、図4の波形を用いて説明できる。図4の上,下電極間に印加する電圧の波形41,42,43及び図2、図3の電極は相対する。波形41は、上電極に印加する電圧であり、波形42は、下電極に印加する電圧であり、波形43は、上電極及び下電極に印加する相対電圧である。
図4に示すように、2種の時間間隔T1,T2を有する。時間T1時、システムは、表示機能を実行する。時間T2時、システムは、タッチ機能を実行する。
時間T1時、上電極及び下電極がLCD表示駆動回路に接続する。この時間間隔時、タッチ検出プロセスを実行できず、なぜならば、表示波形の干渉によりタッチ検出エラーを招くからである。
時間T2時、システムは、タッチ回路機能を実行し、上電極及び下電極は、タッチセンサとなる。表示回路の波形からの干渉を回避するため、上電極及び下電極は、表示駆動回路から切断する必要がある。上電極及び下電極は、何れもタッチ検出回路に接続する。また、時間T2時、各上電極及び相応する下電極は、短絡を形成し、この時間、この2つの電極は、同一の電圧を有し、図4の波形41,42のようになる。図4中、時間T2時、タッチ検出回路からの波形を合わせたものは、ここでは、方形波で表示するが、その他の波形であることもでき、タッチ検出回路により決定される。時間T2時にタッチ検出回路から上下電極までを合わせた電圧波形が何であるかを問わず、上下電極間の電圧が0であり、例えば、図4の波形43に示すようになる。且つ、タッチ検出回路からの波形を合わせたものは、LCDの表示品質に影響を及ぼさない。上電極及び相応する下電極間に大きな容量を有し、上下電極が同様に短絡され、上下電極が時間T2である時、その機能は、1つの電極のようになる。この容量のタッチセンサに対する負荷は0であり、タッチ検出回路の感度に影響を及ぼさない。
液晶表示パネルについて言えば、「ON」又は「OFF」状態を問わず、2つの表示電極間に印加する電圧は、如何なる直流成分も有さない交流電圧である必要がある。
図4に示す波形は、1つの映像点が「ON」状態にある時の対時間を説明する曲線図である。波形43は、上下電極間に印加される電圧である。この電圧は、直流成分を有さない交流電圧である。
1つの映像点が「OFF」状態にあることを表示する為には、上下表示電極間の相対電圧値を小さくし、良好な対比品質を獲得しなければならない。簡単な解決方法は、表示時間T1時、上下電極に0電圧を印加することである。この波形は、図5に示す。図5中の波形51は、上電極に印加する電圧であり、波形52は、下電極に印加する電圧であり、波形53は、上下電極間に印加する電圧である。図5の波形53から分かるように、上下電極間の相対電圧が0である。従って、「ON」又は「OFF」状態の表示対比が十分に良好となる。
「OFF」状態において、表示時間T1時、上下電極間の電圧が0である必要がない。図6中、1つの0でない電圧が表示時間T1時、上電極及び下電極に印加される。この波形は、図6中の波形61は、上電極に印加する電圧であり、波形62は、下電極に印加する電圧であり、2つの電極が一様の波形を有し、2つの電極間の電圧が0であり、図6の波形63に示すようである。
本発明は、タッチセンサ期間において、上電極が下電極と短絡する必要があり、上電極は、従来のLCDのように1つの共用下電極を共用することができない。この構造は、図2及び図3に詳細に記載する。
図7は、本発明の技術を示す回路図である。図7中、タッチセンサの液晶システム7は、マイクロプロセッサ71と、表示制御回路72と、タッチ検出回路73と、表示駆動回路アレイ740〜74Nと、伝送ゲートアレイ750〜75Nと、上電極アレイ770〜77Nと、下電極アレイ760〜76Nと、を含む。上電極と下電極を含む電極対は、表示機能として用いることも、手指又は物体がこの電極に接近することを検出することに用いることもできる。単一電極で上記2種の機能を行なうには、時間マルチプレキシング技術を使用することができる。マイクロプロセッサ71は、信号を発生し、2種の機能間で時間マルチプレキシングな命令を実行する。表示制御回路72は、制御信号を発生し、表示駆動回路に与える。表示駆動回路は、電極対が表示機能を実行するよう駆動することに用いる。タッチ検出回路73は、手指又は物体がこの電極に接近したことを検出することに用いる。表示時間T1の期間において、電極760,770は、表示制御回路72により制御され、表示駆動回路アレイ740の波形発生器に接続する。伝送ゲートアレイ750がオフとされ、且つタッチ検出回路73の入力バイアスが浮動する。この状態において、電極は、表示制御回路72の影響のみを受け、タッチ検出回路73の影響を受けない。
タッチセンサ時間T2の期間において、電極760,770の機能は、タッチセンサであり、表示駆動回路(アレイ)740の波形発生器に接続しない。この時間において、伝送ゲートアレイ750がオンとなり、電極760,770を短絡させる。2つの電極の機能は、1つの電極のようであり、2つの電極間の容量がタッチセンサ機能の動作に対して影響を及ぼさない。表示駆動回路(アレイ)740は、電極に接続せず、且つ2つの電極間の容量がタッチセンサに影響を及ぼさないので、回路7は、タッチセンサの動作を正常に実行することができる。
公開文献は、多種の容量式物体接近センサがある。大多数の容量式物体接近センサは、何れも本発明のタッチ検出回路となることができる。林緒徳(本発明の発明者)の米国特許第7023221B1号明細書、中華民国特許第I259908号明細書、欧州特許第1791260B1号明細書、中華人民共和国特許第ZL200510080231.9号明細書及び日本特許第4365817号明細書は、1種の容量式物体接近センサであり、本発明の接触センサ回路となることができる。本発明中、タッチ検出回路内において、一列N個センサのみ必要であり、この接触センサ回路は、図8に表示する。
この回路の動作の詳細は、米国特許第7023221B1号明細書に記載される。ここで、タッチ検出回路73の動作及びLCD表示機能間の動作を詳細に説明する。図8の回路は、図7のタッチ検出回路73に用いられる時、タッチ検出回路の動作は、図7のマイクロプロセッサ71により制御される。図8のマイクロプロセッサ806は、カウンタ804とシステム発信器805(電源レギュレータ807により電源供給)により駆動されるとともに、図7のマイクロプロセッサ71と結合して1つのマイクロプロセッサとなることができる。そうでなければ、マイクロプロセッサ806は、マイクロプロセッサ71と同期して動作し、タッチセンサ機能とLCD表示機能の同期動作を保証する必要がある。図7に示すように、下電極アレイ760,761・・・76Nは、それぞれタッチ検出回路73の入力I0,I1・・・INに接続する。タッチセンサ時間T2の期間、全ての電極が順に伝送ゲートCNTC0,CNTC1・・・CNTCNをスキャンし、図8に示すようになる。LCD表示時間T1の期間において、タッチ検出回路73の入力801は、図8の伝送ゲートCNTC0,CNTC1・・・CNTCNをオンとし、表示電極から切断される。図8中のセンサ発振器803内のバイアス回路は、LCD表示回路の動作に影響を及ぼさない。
この回路の動作の詳細は、米国特許第7023221B1号明細書に記載される。ここで、タッチ検出回路73の動作及びLCD表示機能間の動作を詳細に説明する。図8の回路は、図7のタッチ検出回路73に用いられる時、タッチ検出回路の動作は、図7のマイクロプロセッサ71により制御される。図8のマイクロプロセッサ806は、カウンタ804とシステム発信器805(電源レギュレータ807により電源供給)により駆動されるとともに、図7のマイクロプロセッサ71と結合して1つのマイクロプロセッサとなることができる。そうでなければ、マイクロプロセッサ806は、マイクロプロセッサ71と同期して動作し、タッチセンサ機能とLCD表示機能の同期動作を保証する必要がある。図7に示すように、下電極アレイ760,761・・・76Nは、それぞれタッチ検出回路73の入力I0,I1・・・INに接続する。タッチセンサ時間T2の期間、全ての電極が順に伝送ゲートCNTC0,CNTC1・・・CNTCNをスキャンし、図8に示すようになる。LCD表示時間T1の期間において、タッチ検出回路73の入力801は、図8の伝送ゲートCNTC0,CNTC1・・・CNTCNをオンとし、表示電極から切断される。図8中のセンサ発振器803内のバイアス回路は、LCD表示回路の動作に影響を及ぼさない。
本発明の技術の記載のように、本発明の液晶パネル及び従来の表示パネルの唯一異なる箇所は、下電極の構造である。本発明技術及び従来の技術の製造工程は相違がない。本発明の液晶表示パネルの製造は、コストを増加しない。同時に従来の表示パネルと比べて、本発明の表示パネルは、鍍金層を増加しない。表示パネルが鍍金層を増加しないことは、光の吸収、反射を増加しないことを意味する。
同様の製造工程を使用し、従来の表示パネル及び本発明の表示パネルを混合型として結合することができる。この混合型表示パネルは、図1及び図2の構造を結合して形成されることができ、図9に示すようになる。図9中、上電極85,86,87,88及び下電極95,96,97,98は、表示及びタッチの二重の機能を果たすことができる。上電極81,82,83,84及び共用下電極80は、表示電極としてのみ用いることができる。
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
7 液晶表示システム
11 上基板
12 下基板
14 下表示電極
15 液晶
16 上偏光片
17 下偏光片
18 背光板
21 上基板
22 下基板
25 液晶
26 上偏光片
27 下偏光片
28 背光板
38 反射板
41 上電極に印加する電圧の波形
42 下電極に印加する電圧の波形
43 上下電極間に印加する電圧の波形
51 上電極に印加する電圧の波形
52 下電極に印加する電圧の波形
53 上下電極間に印加する電圧の波形
61 上電極に印加する電圧の波形
62 下電極に印加する電圧の波形
63 上下電極間に印加する電圧の波形
71 マイクロプロセッサ
72 表示制御回路
73 タッチ検出回路
80 共用下電極
81,82,83,84 上電極
85,86,87,88 上電極
95,96,97,98 下電極
130,131,132,133 上表示電極
230,231,232,233 上表示電極
240,241,242,243 下表示電極
740−74N 表示駆動回路アレイ
750−75N 伝送ゲートアレイ
760−76N 下電極アレイ
770−77N 上電極アレイ
801 入力
803 センサ発振器
804 カウンタ
805 システム発振器
806 マイクロプロセッサ
807 電源レギュレータ
11 上基板
12 下基板
14 下表示電極
15 液晶
16 上偏光片
17 下偏光片
18 背光板
21 上基板
22 下基板
25 液晶
26 上偏光片
27 下偏光片
28 背光板
38 反射板
41 上電極に印加する電圧の波形
42 下電極に印加する電圧の波形
43 上下電極間に印加する電圧の波形
51 上電極に印加する電圧の波形
52 下電極に印加する電圧の波形
53 上下電極間に印加する電圧の波形
61 上電極に印加する電圧の波形
62 下電極に印加する電圧の波形
63 上下電極間に印加する電圧の波形
71 マイクロプロセッサ
72 表示制御回路
73 タッチ検出回路
80 共用下電極
81,82,83,84 上電極
85,86,87,88 上電極
95,96,97,98 下電極
130,131,132,133 上表示電極
230,231,232,233 上表示電極
240,241,242,243 下表示電極
740−74N 表示駆動回路アレイ
750−75N 伝送ゲートアレイ
760−76N 下電極アレイ
770−77N 上電極アレイ
801 入力
803 センサ発振器
804 カウンタ
805 システム発振器
806 マイクロプロセッサ
807 電源レギュレータ
Claims (3)
- 透明型タッチセンサ及び液晶表示を統合したシステムであって、透明型液晶パネル及び制御システムを含み、該液晶表示パネルは、上基板と、下基板と、上電極アレイと、下電極アレイと、上偏光片と、下偏光片と、液晶と、背光板と、を含み、該制御システムは、マイクロプロセッサと、表示制御回路と、表示駆動回路アレイと、タッチ検出回路と、該上電極を対応する下電極に短絡する伝送ゲートアレイと、を含み、該タッチ検出回路は、物体又は手指の電極への接近を検出することに用いられ、該表示制御回路及び該表示駆動回路は、表示機能を実行することに用い、そのうち、改良した箇所が少なくとも、
一対の電極が該上電極アレイの1つの上電極と該下電極アレイの1つの下電極を含み、該液晶表示パネルで1つの画素を表示することに用い、同一対の電極がタッチ検出機能を実行することに用いることもできることと、
該表示機能及び該タッチ検出機能は、時間マルチプレキシング技術により実行されることと、
表示機能を実行時、該上電極及び該下電極は、該表示制御回路から該表示駆動回路の波形発生器に接続することと、
タッチ機能を実行時、該上電極及び該下電極及び表示駆動回路は、相互に接続せず、該一対の電極の上電極及び該下電極が短絡され、その機能が単一タッチセンサ電極となり、該上電極及び該下電極の容量が短絡されれば、該タッチ検出機能の感度に対して負荷の影響を及ぼさないことと、
該タッチ検出機能を操作する時、該上電極及び該下電極及び該表示駆動回路の波形発生器は、接続せず、該表示駆動回路は、該タッチ検出機能に対して干渉を形成しないことと、
を含み、工程を追加する必要がなく、且つ該タッチ検出機能を加えることにより光の吸収、反射を増加させることがないタッチセンサ及び液晶表示を統合したシステム。 - 前記液晶表示システムが反射型であり、且つ該背光板が一層の反射板で置き換えられ、下偏光片を有さない請求項1に記載のタッチセンサ及び液晶表示を統合したシステム。
- 前記液晶表示システムが混合型液晶表示システムであり、共用下電極がタッチセンサ機能を有さない領域に用いられ、電極対(electrode pair)がタッチ検出機能を有する領域に用いられる請求項1又は2に記載のタッチセンサ及び液晶表示を統合したシステム。
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---|---|---|---|
JP2010002586A JP2011141464A (ja) | 2010-01-08 | 2010-01-08 | タッチ検出器と統合された液晶表示システム |
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