JP2011139140A - 電子モジュール制御プログラム及び電子モジュール製造方法 - Google Patents

電子モジュール制御プログラム及び電子モジュール製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011139140A
JP2011139140A JP2009296231A JP2009296231A JP2011139140A JP 2011139140 A JP2011139140 A JP 2011139140A JP 2009296231 A JP2009296231 A JP 2009296231A JP 2009296231 A JP2009296231 A JP 2009296231A JP 2011139140 A JP2011139140 A JP 2011139140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic module
computer
program
control program
module control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009296231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5350210B2 (ja
Inventor
Shinya Abe
真也 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2009296231A priority Critical patent/JP5350210B2/ja
Publication of JP2011139140A publication Critical patent/JP2011139140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5350210B2 publication Critical patent/JP5350210B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】本発明では、一の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを書き込んだ後に、この一の電子モジュールのコンピュータから他の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを順次転送することで、複数のコンピュータに電子モジュール制御プログラムを効率的に書き込むことができる電子モジュール制御プログラム及び電子モジュール製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電子モジュール制御プログラムを書き込み可能にするリセット信号及び電子モジュール制御プログラムを他の電子モジュールのコンピュータに転送し、電子モジュール制御プログラム転送完了後、一の電子モジュールに搭載された電子素子を制御するコンピュータの電子モジュール制御プログラムの転送を禁止することとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子モジュールに搭載された電子素子の制御をコンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラム及び複数の電子モジュールに電子モジュール制御プログラムをそれぞれ書き込む電子モジュールの製造方法に関する。
コンピュータによって制御される電子素子、例えば光素子を用いて電気信号と光信号とを相互に変換する電子モジュールが開発されている。この電子モジュールは、光ファイバを伝送路としてデータの送受信を行う通信機器に内蔵されている(例えば、特許文献1から3を参照。)。電子モジュールは単体で使用する場合もあるが、複数の電子モジュールを一体化して使用する場合もある。この場合は、それぞれの電子モジュールに、光素子の制御を行うコンピュータを備える必要がある。
特許第4135016号公報 特開2008−026375号公報 特開2008−244047号公報
電子モジュールに搭載された電子素子をコンピュータで制御させるためには、電子モジュールのコンピュータに電子モジュール制御プログラムを書き込む必要がある。複数の電子モジュールを一体化して使用する場合には、電子素子を制御するそれぞれのコンピュータに対して、同じ電子モジュール制御プログラムをそれぞれ書き込む必要があった。
そこで、本発明では、一の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを書き込んだ後に、この一の電子モジュールのコンピュータから他の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを順次転送することで、複数のコンピュータに電子モジュール制御プログラムを効率的に書き込むことができる電子モジュール制御プログラム及び電子モジュール製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、一の電子モジュールに搭載された電子素子を制御するコンピュータに電子モジュール制御プログラムが書き込まれた後、一の電子モジュールに搭載された電子素子を制御するコンピュータが電子モジュール制御プログラムに従って動作を開始する。次に、電子モジュール制御プログラムを書き込み可能にするリセット信号及び電子モジュール制御プログラムを他の電子モジュールのコンピュータに転送する。そして、電子モジュール制御プログラム転送完了後、一の電子モジュールに搭載された電子素子を制御するコンピュータの電子モジュール制御プログラムの転送を禁止することとした。
具体的には、本発明に係る電子モジュール制御プログラムは、電子モジュールに搭載された電子素子の制御をコンピュータを用いて実行させるための電子モジュール制御プログラムであって、前記電子モジュール制御プログラムの他の電子モジュールのコンピュータへの転送の許可状態又は禁止状態を表す自己のプログラム転送フラグを判定する転送フラグ判定ステップと、前記プログラム転送フラグが許可状態であれば、前記電子モジュール制御プログラムを制御するプログラムコマンドを入力可能にするリセット信号を、前記他の電子モジュールのコンピュータに出力するリセット信号出力ステップと、前記リセット信号を出力した後、前記コンピュータが記憶している前記電子モジュール制御プログラムを前記他の電子モジュールのコンピュータに転送するプログラム転送ステップと、前記電子モジュール制御プログラムの転送が完了すると、自己の前記プログラム転送フラグを禁止状態に設定する転送フラグ設定ステップとを順に有する。
この方法によれば、一の電子モジュールのコンピュータは、電子モジュール制御プログラムが書き込まれた後、書き込まれた電子モジュール制御プログラムに従って動作を開始し、電子モジュール制御プログラムは、他の電子モジュールのコンピュータにも書き込まれる。また、コンピュータは書き込み完了後に電子モジュール制御プログラムの転送を禁止される。このため、一の電子モジュールのコンピュータは、他の電子モジュールのコンピュータへ、電子モジュール制御プログラムを不用意に書き込むことがなく、他の電子モジュールのコンピュータは電子モジュール制御プログラムを不用意に書き込まれることがない。
また、本発明に係る電子モジュール制御プログラムは、初期条件として、前記プログラム転送フラグが許可状態であることを特徴とする。
この方法によれば、一の電子モジュールのコンピュータは、複数の電子モジュールのそれぞれのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを縦続的に書き込むことができる。
また、本発明に係る電子モジュール制御プログラムは、前記プログラム転送ステップの後において、前記プログラム転送フラグが許可状態であり、かつ、前記他の電子モジュールのコンピュータが無応答であるときは、自己の前記プログラム転送フラグを禁止状態にすることを特徴とする。
この方法によれば、電子モジュール制御プログラムを継続的に書き込む回数について、電子モジュール制御プログラムにおける指定は不要となるため、電子モジュール制御プログラムを、電子モジュールの数に依存しない電子モジュール制御プログラムとすることができる。
また、本発明に係るいずれかの電子モジュール制御プログラムは、コンピュータにプログラムとして実行させることができ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。
さらに、本発明に係るいずれかの電子モジュールは、コンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラムを書き込みしたコンピュータと、前記コンピュータを用いて制御される電子素子と、を搭載する。
また、本発明に係る電子モジュール製造方法は、電子素子を制御するコンピュータを備えた電子モジュールの製造方法であって、前記電子素子の制御を前記コンピュータを用いて実行させるための電子モジュール制御プログラムを記憶したホストコンピュータと第一の前記電子モジュールとを電気的に接続し、前記第一の電子モジュールと第二の前記電子モジュールとを電気的に接続する電子モジュール接続工程と、前記ホストコンピュータが、前記第一の前記電子モジュールのコンピュータに、前記電子モジュール制御プログラムを書き込む第一のプログラム書き込み工程と、前記第一の電子モジュールのコンピュータが、前記第二の電子モジュールのコンピュータに、前記書き込まれた前記電子モジュール制御プログラムを転送して書き込む第二のプログラム書き込み工程とを順に有する。
この製造方法によれば、一の電子モジュールのコンピュータに、電子モジュール制御プログラムが書き込まれることで、他の電子モジュールの他の電子モジュールのコンピュータにも自動的に書き込まれる。よって、複数の電子モジュールにそれぞれコンピュータが搭載されていても、電子モジュール制御プログラムの書き込みには手間がかからない。
また、本発明に係る電子モジュール製造方法は、前記電子モジュールのコンピュータは、プログラムの転送の可否を決定するプログラム転送フラグを備え、前記第二のプログラム書き込み工程において、前記第一の電子モジュールのコンピュータは、前記プログラム転送フラグが許可状態である場合に、前記第二の電子モジュールのコンピュータにリセット信号を出力して前記プログラムコマンドの入力待ちの状態とし、前記電子モジュール制御プログラムを転送することを特徴とする。
この製造方法によれば、他の電子モジュールのコンピュータは、リセット信号を入力されることで入力可能となるプログラムコマンドに従い、書き込まれた電子モジュール制御プログラムを確認されるため、確実に電子モジュール制御プログラムを書き込むことができる。
また、本発明に係る電子モジュール製造方法は、前記第一の電子モジュールに備えられた、前記プログラム転送フラグを許可状態から禁止状態に変更するプログラム転送フラグ禁止工程を、前記第二のプログラム書き込み工程の後に有することを特徴とする。
この製造方法によれば、コンピュータは書き込み完了後に電子モジュール制御プログラムの転送を禁止されてから、書き込まれた電子モジュール制御プログラムに従って動作を開始する。このため、一の電子モジュールのコンピュータは、他の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを不用意に書き込むことがなく、他の電子モジュールのコンピュータは電子モジュール制御プログラムを不用意に書き込まれることがない。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、一の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを書き込んだ後に、この一の電子モジュールのコンピュータから他の電子モジュールのコンピュータへ電子モジュール制御プログラムを順次転送することで、複数のコンピュータに電子モジュール制御プログラムを効率的に書き込むことができる。
本発明に係る電子モジュールシステムの構造図である。 本発明に係る電子モジュールシステムの回路構成図である。 電子モジュール制御プログラムの制御フローを示したフローチャートである。 電子モジュール制御プログラムのリセット信号による例外処理を示したフローチャートである。 電子モジュールの製造工程を示したフローチャートである。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1は、本発明に係る電子モジュールシステム40の構造図である。10は電子モジュールを搭載する筐体、11は電子モジュール、12は光ファイバである。電子モジュール11を搭載する筐体10は、電子モジュール11を単体或いは複数個搭載できる。図1では、例として電子モジュール11及び電子モジュール11と同等の機能を備える電子モジュール101を搭載しているが、搭載数に制限はない。電子モジュール11は、電気信号が入力され、光信号として出力するか、或いは、光信号が入力され電気信号として出力する。光ファイバ12は、電子モジュール11から出力される光信号の伝送路として、或いは、電子モジュール11に入力される光信号の伝送路として通信機器間のデータの送受信等に用いられる。また、電子モジュール11は、光信号の送受信を行う光素子と、この光素子を制御するためのコンピュータを備える。
図2は、本発明に係る電子モジュールシステム40のプログラム書き込み工程時の回路構成図である。電子モジュール11は、コンピュータ20、光素子21、リセット端子22、プログラム入力端子24、及びプログラム出力端子25、及びリセット出力端子30を備える。光ファイバ12は、光素子21に接続される。電子モジュールリセット端子50及び電子モジュールデータ入力端子51は、一の電子モジュール11に電子モジュール制御プログラムを転送するホストコンピュータ(不図示)に接続されている。電子モジュールリセット端子50と電子モジュール11のリセット端子22との間には、この間の電気的接続をON又はOFFするためのリセットスイッチ23が設けられている。リセットスイッチ23は、ホストコンピュータ(不図示)から一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムを転送する時のみON、すなわち導通される。導通されたときのみ、ホストコンピュータ(不図示)からのリセット信号がリセット端子22に入力される。リセットスイッチ23を導通させるには、冶具を用いてショートしてもよいし、スイッチでショートしてもよい。
コンピュータ20は、CPU(Central Processing Unit)31、フラッシュメモリ28、RAM(Random Access Memory)29、及び出力端子制御回路32を備える。CPU31は、フラッシュメモリ28やRAM29に記憶される固定値や電子モジュール制御プログラムに従って、電子モジュールの光素子を制御する中央処理装置である。RAM29は、各種のプログラムやデータを一時的に記憶するための書換可能な領域である。フラッシュメモリ28は、CPU31で実行される電子モジュール制御プログラムを記憶する書換可能な不揮発性の領域であり、記憶されたデータは電子モジュールの電源をオフにした後も保持される。また、このフラッシュメモリ28には、プログラム転送フラグ27が設けられている。プログラム転送フラグ27は、コンピュータ20の電子モジュール制御プログラムの転送の許可、禁止状態を決定するフラグである。なお、図1に示す構造図と共通の要素は説明を省略する。
なお、電子モジュールリセット端子50は、上記転送時以外には、一の電子モジュール11のリセット端子22以外のデータ入出力端子(不図示)に接続され、電子モジュール11と外部とのデータの入出力を行う。リセット端子22は、コンピュータ20に接続されている。コンピュータ20は、リセット信号を取得すると、動作中の電子モジュール制御プログラムを停止してプログラムコマンドの入力待ち状態とされる。
電子モジュールデータ入力端子51は、一の電子モジュール11に電子モジュール制御プログラムを転送するホストコンピュータ(不図示)に接続されている。電子モジュールデータ入力端子51は、一の電子モジュール11のプログラム入力端子24に接続されている。また、一の電子モジュール11のリセット出力端子30は、他の電子モジュール101のリセット端子22に接続され、一の電子モジュール11のプログラム出力端子25は、他の電子モジュール101のプログラム入力端子24に接続されている。
本実施形態においては、一の電子モジュール11及び隣接する他の電子モジュール101を一個ずつ接続し、それぞれに備えられたコンピュータ20に電子モジュール制御プログラムを書き込む例について説明する。ここで、三個以上の電子モジュールに電子モジュール制御プログラムを書き込む場合は、他の電子モジュール101のリセット出力端子30に、他の電子モジュール101に隣接する別の他の電子モジュールのリセット端子22を接続し、他の電子モジュール101のプログラム出力端子25に、他の電子モジュール11に隣接する別の他の電子モジュールのプログラム入力端子24を接続するように電子モジュール11を縦続接続することで、電子モジュール制御プログラムを全ての電子モジュールに書き込むことができる。
次に電子モジュール11に備えられているコンピュータ20の構成について説明する。コンピュータ20は、電子素子の一つである光素子21を制御するための図示しないレーザー駆動回路に発光側の光素子21の設定情報を転送する。そして、受光側の光素子21が光信号から変換した電気信号を増幅する受信アンプから信号の有無や受光パワー等の情報を取得する。コンピュータ20は、これらの機能を書き込まれた電子モジュール制御プログラムに従って動作する。コンピュータ20は、フラッシュメモリ28からRAM29に光素子21の発光電力等の制御データを含む設定情報を転送する。CPU31はフラッシュメモリ28に書き込まれた電子モジュール制御プログラムに基づいて、フラッシュメモリ28、RAM29、及び入出力端子制御回路32を制御する。入出力端子制御回路32はCPU31からの命令に従って外部と接続されているリセット端子22、プログラム入力端子24、プログラム出力端子25及びリセット出力端子30を制御する。
フラッシュメモリ28に備えられたプログラム転送フラグ27は、コンピュータ20の電子モジュール制御プログラムの転送の許可、禁止状態を決定するフラグである。コンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムに基づいて、プログラム転送フラグ27が許可状態であるか、禁止状態であるか判定する。許可状態であるときには、コンピュータ20は、他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムを転送できる状態とされる。一方、禁止状態であるときには、コンピュータ20が、他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムを転送できない状態とされる。
コンピュータ20は、電子モジュールデータ入力端子51からプログラム入力端子24を介して電子モジュール制御プログラムを取得する。また、コンピュータ20は、プログラム出力端子25から、他の電子モジュール101のコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムを転送する。この電子モジュール制御プログラムの通信方式としては、1線通信方式の他に、2線通信方式であるI2C(Inter―Integrated Circuit)、3線通信方式であるSPI(Serial Peripheral Interface)等がある。そして、コンピュータ20は、光素子21、プログラム入力端子24、プログラム出力端子25に接続される。光素子21は、コンピュータ20に接続され、入力された電気信号を光信号に変換して出力するか、或いは、入力された光信号を電気信号に変換して出力する。
次に、図2、図3及び図4を参照して、本発明に係る電子モジュール制御プログラムの書き込み、出力、開始の一連の動作について説明する。まず、ホストコンピュータ(不図示)から一の電子モジュール11への、第一の電子モジュール制御プログラムの書き込み動作について説明する。
まず、リセットスイッチ23を導通させ、ホストコンピュータ(不図示)から電子モジュール11のリセット端子22にリセット信号を入力させる。リセット端子22からリセット信号が入力されるとコンピュータ20は、図4に示す例外処理へと移行する。図4は、電子モジュール制御プログラムのリセット信号による例外処理を示したフローチャートである。図4に示すように、本発明に係る電子モジュール制御プログラムのリセット信号による例外処理は、プログラム停止ステップS201と、プログラムコマンド有無判定ステップS202と、プログラムコマンド内容判断ステップS203と、プログラム書き込みステップS204と、プログラム出力ステップS205と、プログラム開始ステップS206とを順に実行する。
コンピュータ20は、リセット信号を取得すると、プログラム停止ステップS201に移行して電子モジュール制御プログラムを停止し、プログラムコマンド有無判定ステップS202に移行し、プログラムコマンドの有無を判定する。コンピュータ20は、プログラムコマンドの存在を確認した場合には、プログラムコマンド内容判断ステップS203へ進み、プログラムコマンドの内容を判断する。プログラムコマンドの存在を確認できなかった場合は、コンピュータ20は、プログラムコマンドの入力待ち状態を維持する。なお、リセット信号は、固有のデータ形式であってもよいし、電圧の高低やアースへのショート/オープンの状態形式であってもよい。
次に、ホストコンピュータ(不図示)は、電子モジュールデータ入力端子51からコンピュータ20のプログラム入力端子24を通じて、プログラムコマンドの一つであるプログラム書き込みコマンドを送る。このプログラム書き込みコマンドを取得したコンピュータ20は、プログラム書き込みステップS204において、転送される電子モジュール制御プログラムをコンピュータ20のフラッシュエリア28に書き込む。コンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムの書き込みが完了すると、ホストコンピュータ(不図示)にプログラム入力端子24を通じて、プログラム書き込み完了を示す信号を送信する。
プログラム書き込み完了を示す信号を取得したホストコンピュータ(不図示)は、電子モジュールデータ入力端子51からコンピュータ20のプログラム入力端子24へプログラムコマンドの一つであるプログラム出力コマンドを送る。プログラム入力端子24から、プログラム出力コマンドを取得した場合、コンピュータ20は、プログラム出力ステップS205に進む。プログラム出力ステップS205において、フラッシュエリア28に書き込まれた電子モジュール制御プログラムをプログラム入力端子24から電子モジュールデータ入力端子51を通して、ホストコンピュータ(不図示)へ出力する。ホストコンピュータ(不図示)は、その出力された電子モジュール制御プログラムを取得し、コンピュータ20へ送り込んだ電子モジュール制御プログラムと照合する。電子モジュール制御プログラムが間違いなく書き込まれていることが確認されると、ホストコンピュータ(不図示)は、データ入力端子51からコンピュータ20のプログラム入力端子24へ、電子モジュール制御プログラム転送完了を示す信号を送る。コンピュータ20は、電子モジュール制御プログラム転送完了を示す信号を取得することで、ホストコンピュータ(不図示)から一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムの書き込みが完了する。
次に、ホストコンピュータ(不図示)は、プログラムコマンドの一つであるリセット解除コマンドを電子モジュールデータ入力端子51から送信する。このリセット解除コマンドを取得したコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムを開始するプログラム開始ステップS206を実行する。
以上の一連の動作で、リセットスイッチ23に接続されている一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20への電子モジュール制御プログラムの書き込み動作が完了する。一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムによって、光素子21の制御を実行することができる。
ここで、電子モジュール制御プログラムの動作について説明する。図3は、電子モジュール制御プログラムの制御フローを示したフローチャートである。電子モジュール制御プログラムは、電子モジュール11に搭載された光素子21の制御をコンピュータ20を用いて実行させるための電子モジュール制御プログラムであって、コンピュータ20の機能の初期設定を行うレジスタ初期化ステップS107と、コンピュータ20に設けられた入出力端子の入出力を設定する入出力端子初期化ステップS108と、プログラム転送フラグ27の許可、禁止状態を判定するプログラム転送フラグ判定ステップS101と、リセット信号出力ステップS102と、プログラム転送ステップS103と、転送フラグ設定ステップS104、プログラム開始ステップS105と、電子素子制御ステップS106とを順に実行する。
コンピュータ20は、まずレジスタ初期化ステップS107を実行する。例えばコンピュータ20の起動時に、レジスタ初期化ステップS107において、コンピュータ20内のレジスタを初期化することによって、コンピュータ20に備わっている機能の初期設定を行う。レジスタの値はコンピュータ20の起動時に電子モジュール制御プログラムから設定する。
次に、コンピュータ20は、入出力端子初期化ステップS108を実行する。入出力端子初期化ステップS108において、コンピュータ20は、コンピュータ20に備えられた入出力端子の入出力を設定する。出力側に設定する場合は、出力時の信号の値としてHigh状態又はLow状態を設定する。
電子モジュール制御プログラムが起動すると、コンピュータ20は、プログラム転送フラグ判定ステップS101に移行し、自己のプログラム転送フラグ27を判定する。隣接して縦続接続された他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20へのプログラム転送の必要が無い状態であれば、プログラム転送フラグ27が転送禁止となる。電子モジュール11は、光素子21を制御する電子素子制御ステップS106へ移行して、電子モジュール制御プログラムにしたがって通常の信号送受信動作を行う。一方、初期状態において、プログラム転送フラグ27が、初期状態では許可状態と設定されている場合、すなわち、隣接して縦続接続された他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20へのプログラムの転送の必要がある状態であれば、コンピュータ20は、リセット信号出力ステップS102に移行する。
リセット信号出力ステップS102においては、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、リセット信号を、リセット出力端子30から出力する。リセット端子22からリセット信号を取得した隣接して縦続接続された他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20は、プログラムコマンドの入力待ちの状態となる。このプログラムコマンドの入力待ちの状態は、図4に示すように、電子モジュール制御プログラムの例外処理のスタート工程に該当する。
以下、ホストコンピュータ(不図示)から、一の電子モジュール11のコンピュータ20への電子モジュール制御プログラム書き込み工程と同様に、一の電子モジュール11のコンピュータ20から隣接して縦続接続された他の電子モジュール101のコンピュータ20への電子モジュール制御プログラムの書き込みを行う。すなわち、ホストコンピュータ(不図示)の役目を一の電子モジュール11のコンピュータ20が行い、他の電子モジュール101のコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムの書き込みを行う。したがって、プログラム転送ステップS103において、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、一の電子モジュール11のフラッシュエリア28に書き込まれている電子モジュール制御プログラムを他の電子モジュール101のコンピュータ20へ転送する。電子モジュール制御プログラムの転送処理については、前述した例外処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20への電子モジュール制御プログラムが完了すると、転送フラグ設定ステップS104へ進む。転送フラグ設定ステップS104では、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、自己のプログラム転送フラグ27を禁止状態にする。この禁止状態は、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20が、電子モジュール制御プログラムへの転送を不可とするフラグである。さらに、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20の電子モジュール制御プログラムを開始させるリセット解除コマンドをプログラム出力端子25から出力する。一の電子モジュール11に隣接して縦続接続された他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20はリセット解除コマンドをプログラム入力端子24から取得すると電子モジュール制御プログラムを開始する。
以上、一の電子モジュール11及び隣接する他の電子モジュール101を一個ずつ接続し、それぞれに備えられたコンピュータ20に電子モジュール制御プログラムを書き込む例について説明した。ここで、三個以上の電子モジュールのコンピュータ20に電子モジュール制御プログラムを書き込む場合には、他の電子モジュール101のリセット出力端子30に、他の電子モジュール101に隣接する別の他の電子モジュールのリセット端子22を接続する。そして、他の電子モジュール101のプログラム出力端子25に、他の電子モジュールに隣接する別の他の電子モジュール11のプログラム入力端子24を接続する。このように、電子モジュール11を縦続接続し、順次転送することで、電子モジュール制御プログラムを全ての電子モジュールに書き込むことができる。
なお、ホストコンピュータ(不図示)に対して末端に接続された電子モジュールでは、図4において、プログラム出力ステップS205において、プログラム出力端子25から電子モジュール制御プログラムを取得することがないため、所定時間経過後に自己のプログラム転送フラグ27を禁止状態とする。禁止状態となることで電子モジュール制御プログラム書き込み動作を完了させ、プログラム開始ステップS105へ進み、光素子21を制御する電子素子制御ステップS106へ移行する。すなわち、プログラム転送ステップS103の後の転送フラグ設定ステップS104で、リセット解除コマンドは、プログラム転送フラグ27が許可状態であり、かつ、末端に接続された電子モジュールのコンピュータがプログラム出力コマンドに対して無応答であるときは、自己のコンピュータ20のプログラム転送フラグ27を禁止状態とする。そして、電子モジュール制御プログラムの書き込み動作を完了させ、光素子21を制御するプログラム開始ステップS105を経て、電子素子制御ステップS106へ移行する。この動作によって、電子モジュール制御プログラムを継続的に書き込む回数について、電子モジュール制御プログラムにおける指定は不要となるため、電子モジュール制御プログラムを、電子モジュールの数に依存しない電子モジュール制御プログラムとすることができる。
各電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、各々書き込まれた電子モジュール制御プログラムを実行する。電子モジュール制御プログラムを実行することで、コンピュータ20は、光素子21を制御する図示しないレーザー駆動回路に発光側の光素子21の設定情報を転送する。設定情報を転送したことで、コンピュータ20は、受光側の光素子21が光信号から変換した電気信号を増幅する受信アンプから信号の有無や受光パワー等の情報を取得する。コンピュータ20によって制御されたレーザー駆動回路は、発光側の光素子21の制御を開始し、受光側の光素子21は光信号を受信する。
以上説明したように、本実施形態に係る電子モジュール制御プログラムは、複数の電子モジュール11に搭載される光素子21を制御するために用いられる一の電子モジュール11のコンピュータ20に書き込まれることで、隣接した縦続接続された他の電子モジュール101のコンピュータ20にも自動的に書き込まれる。よって、複数の電子モジュール11のそれぞれのコンピュータ20に、電子モジュール制御プログラムを効率的に書き込むことができる。さらに、コンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムを転送後、プログラム転送フラグ27を、電子モジュール制御プログラムを転送できない禁止状態に書き換えられる。このため、他の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20に不用意に電子モジュール制御プログラムを転送することはない。よって、すでに電子モジュール制御プログラムが書き込まれたコンピュータ20は、接続された最初のコンピュータ20にリセット信号が入力されない限り、書き込まれた電子モジュール制御プログラムが変更されることはない。
また、本発明に係る電子モジュール制御プログラムは、初期条件として、プログラム転送フラグ27が許可状態であることとした。
電子モジュール制御プログラムの初期条件において、プログラム転送フラグ27を許可状態とすることによって、電子モジュール制御プログラムを複数のコンピュータ20へ縦続的に書き込むことができる。
さらに、本発明に係るいずれかの電子モジュール制御プログラムは、コンピュータ20にプログラムとして実行させることができ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。
次に、図5を参照して、本発明に係る電子モジュール制御プログラムを書き込む電子モジュールの製造方法ついて説明する。図5は、電子モジュールの製造工程を示したフローチャートである。図5において、第一のプログラム書き込み工程S302は、ホストコンピュータ(不図示)を書き込み元コンピュータとして、一の電子モジュール11のコンピュータ20との間の工程を示している。また、第二のプログラム書き込み工程S303は、他の電子モジュール101のコンピュータ20を書き込み先コンピュータとして、書き込み元コンピュータと、書き込み先コンピュータとの間の工程を示している。
まず、電子モジュール接続工程S301において、電子モジュールリセット端子50及び電子モジュールデータ入力端子51を、一の電子モジュール11に電子モジュール制御プログラムを転送するホストコンピュータ(不図示)に接続する。電子モジュールリセット端子50を、一の電子モジュール11のリセット端子22に接続し、電子モジュールデータ入力端子51は、一の電子モジュール11のプログラム入力端子24に接続する。また、一の電子モジュール11のリセット出力端子30を、他の電子モジュール101のリセット端子22に接続する。そして、一の電子モジュール11のプログラム出力端子25を、他の電子モジュール101のプログラム入力端子24に接続する。さらにプログラムの書き込みが必要な電子モジュールがある場合には、同様に縦続接続を行う。
次に、第一のプログラム書き込み工程S302において、ホストコンピュータ(不図示)は、リセット信号を電子モジュールリセット端子50から出力する。リセット信号を取得した一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムの動作を停止する。また、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、プログラムコマンドの入力待ち状態となる。そして、ホストコンピュータ(不図示)は、プログラムコマンドとしてプログラム書き込みコマンドを電子モジュールデータ入力端子51から出力する。プログラム書き込みコマンドを取得した一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、リセット信号を入力されたことで、プログラムコマンドの入力待ち状態となる。
そして、ホストコンピュータ(不図示)は、プログラムコマンドとしてプログラム書き込みコマンドを電子モジュールデータ入力端子51から出力する。一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、プログラム書き込みコマンドを取得すると、電子モジュール制御プログラムを書き込みできる状態となる。引き続き、ホストコンピュータ(不図示)は、電子モジュールデータ入力端子51から電子モジュール制御プログラムのデータを出力する。電子モジュール制御プログラムのデータを取得した一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムをコンピュータ20のフラッシュエリア28に書き込む。
なお、電子モジュール制御プログラムが書き込まれていない新規の電子モジュールに対して電子モジュール制御プログラムを書き込む場合は、電子モジュール接続工程S301から、第一のプログラム書き込み工程S302におけるホストコンピュータの電子モジュール制御プログラムの停止を省略し、電子モジュール制御プログラムの書き込みへ移行する。
次に、ホストコンピュータ(不図示)は、電子モジュールデータ入力端子51からプログラムコマンドとしてプログラム出力コマンドを出力する。プログラム出力コマンドを取得した一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、書き込まれた電子モジュール制御プログラムのデータをプログラム入力端子24から出力する。そして、ホストコンピュータ(不図示)は、一の電子モジュール11のコンピュータ20から取得した電子モジュール制御プログラムのデータを、出力した電子モジュール制御プログラムのデータと照合し、一致していることを確認する。
両データが一致していれば、一の電子モジュール11のコンピュータ20への電子モジュール制御プログラムの書き込みが完了する。そして、ホストコンピュータ(不図示)は、電子モジュールデータ入力端子51からリセット解除コマンドを出力する。リセット解除コマンドを取得した電子モジュール制御プログラムが書き込まれた一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムを開始する。両データが一致していない場合は、ホストコンピュータ(不図示)は、第一のプログラム書き込み工程S302の実行に戻り、再度プログラムの転送を行う。
次に、第二のプログラム書き込み工程S303において、一の電子モジュール11のコンピュータ20から、一の電子モジュール11に縦続接続された他の電子モジュール101のコンピュータ20へ、電子モジュール制御プログラムを書き込む。まず、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20は、リセット出力端子30からリセット信号を出力する。他の電子モジュール101のコンピュータ20は、リセット信号を取得することで、電子モジュール制御プログラムの動作を停止し、プログラムコマンドの入力待ち状態となる。
次に、一の電子モジュール11に備えられたコンピュータ20はプログラム出力端子25からプログラムコマンドとしてプログラム書き込みコマンドを出力する。プログラム書き込みコマンドを取得した他の電子モジュール101のコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムを書き込みできる状態となる。そして、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、プログラム出力端子25から電子モジュール制御プログラムのデータを出力する。電子モジュール制御プログラムのデータを取得した他の電子モジュール101のコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムをコンピュータ20のフラッシュエリア28に書き込む。
さらに、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、プログラム出力端子25からプログラムコマンドとしてプログラム出力コマンドを出力する。プログラム出力コマンドを取得した他の電子モジュール101のコンピュータ20は、書き込まれた電子モジュール制御プログラムのデータをプログラム入力端子24から出力する。次に、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、他の電子モジュール101のコンピュータ20から取得した電子モジュール制御プログラムのデータを、出力した電子モジュール制御プログラムのデータと照合し、一致していることを確認する。
確認を終えた後に、ホストコンピュータ(不図示)は、プログラム転送フラグ禁止工程S304において、他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20のプログラム転送フラグ27を禁止状態に設定する。そして、ホストコンピュータ(不図示)から、他の電子モジュール101に備えられたコンピュータ20への電子モジュール制御プログラムの書き込みを完了する。
続いて、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、プログラム出力端子25からリセット解除コマンドを出力する。リセット解除コマンドを取得した、他の電子モジュール101のコンピュータ20は、電子モジュール制御プログラムを開始する。以下同様に、縦続接続された電子モジュールのコンピュータ20へ、連続して電子モジュール制御プログラムを書き込むことができる。
以上説明したように、本発明に係る電子モジュール製造方法は、一の電子モジュール11のコンピュータ20に、電子モジュール制御プログラムを書き込まれることで、他の電子モジュール101のコンピュータ20にも電子モジュール制御プログラムを自動的に書き込むことができる。よって、複数の電子モジュールにそれぞれコンピュータ20が搭載されていても、電子モジュール制御プログラムの書き込みには手間がかからない。また、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、リセット信号を入力されることで入力可能となるプログラムコマンドに従い、電子モジュール制御プログラムの書き込み、又は出力を行うため、電子モジュール制御プログラムの書き込み、又は出力について、手間がかからない。そして、コンピュータ20は電子モジュール制御プログラムの書き込み完了後に転送フラグ27を禁止状態にするため、一の電子モジュール11のコンピュータ20は、他の電子モジュール11のコンピュータ20へ電子モジュール制御プログラムを不用意に書き込むことがなく、他の電子モジュール11のコンピュータ20は電子モジュール制御プログラムを不用意に書き込まれることがない。
本発明の電子モジュール制御プログラムは、例えば、電子モジュールのコンピュータに実行させることができる。また、本発明の電子モジュール製造方法は、複数の電子モジュール全てに電子モジュール制御プログラムを書き込む製造工程に適用することができる。
10:筐体
11,101:電子モジュール
12:光ファイバ
20:コンピュータ
21:光素子
22:リセット端子
23:リセットスイッチ
24:プログラム入力端子
25:プログラム出力端子
27:プログラム転送フラグ
28:フラッシュメモリ
29:RAM
30:リセット出力端子
31:CPU
32:入出力端子制御回路
40:電子モジュールシステム
50:電子モジュールリセット端子
51:電子モジュールデータ入力端子
S101:プログラム転送フラグ判定ステップ
S102:リセット信号出力ステップ
S103:プログラム転送ステップ
S104:転送フラグ設定ステップ
S105:プログラム開始ステップ
S106:電子素子制御ステップ
S107:レジスタ初期化ステップ
S108:入出力端子初期化ステップ
S201:プログラム停止ステップ
S202:プログラムコマンド有無判定ステップ
S203:プログラムコマンド内容判断ステップ
S204:プログラム書き込みステップ
S205:プログラム出力ステップ
S206:プログラム開始ステップ
S301:電子モジュール接続工程
S302:第一のプログラム書き込み工程
S303:第二のプログラム書き込み工程
S304:プログラム転送フラグ禁止工程

Claims (8)

  1. 電子モジュールに搭載された電子素子の制御をコンピュータを用いて実行させるための電子モジュール制御プログラムであって、
    前記電子モジュール制御プログラムの他の電子モジュールのコンピュータへの転送の許可状態又は禁止状態を表す自己のプログラム転送フラグを判定する転送フラグ判定ステップと、
    前記プログラム転送フラグが許可状態であれば、前記電子モジュール制御プログラムを制御するプログラムコマンドを入力可能にするリセット信号を、前記他の電子モジュールのコンピュータに出力するリセット信号出力ステップと、
    前記リセット信号を出力した後、前記コンピュータが記憶している前記電子モジュール制御プログラムを前記他の電子モジュールのコンピュータに転送するプログラム転送ステップと、
    前記電子モジュール制御プログラムの転送が完了すると、自己の前記プログラム転送フラグを禁止状態に設定する転送フラグ設定ステップと、を順に有するコンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラム。
  2. 初期条件として、前記プログラム転送フラグが許可状態であることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラム。
  3. 前記プログラム転送ステップの後において、前記プログラム転送フラグが許可状態であり、かつ、前記他の電子モジュールのコンピュータが無応答であるときは、自己の前記プログラム転送フラグを禁止状態とすることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のコンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載のコンピュータに実行させるための電子モジュール制御プログラムを書き込んだコンピュータと、前記コンピュータを用いて制御される電子素子と、を搭載した電子モジュール。
  6. 電子素子を制御するコンピュータを備えた電子モジュールの製造方法であって、
    前記電子素子の制御を前記コンピュータを用いて実行させるための電子モジュール制御プログラムを記憶したホストコンピュータと第一の前記電子モジュールとを電気的に接続し、前記第一の電子モジュールと第二の前記電子モジュールとを電気的に接続する電子モジュール接続工程と、
    前記ホストコンピュータが、前記第一の前記電子モジュールのコンピュータに、前記電子モジュール制御プログラムを書き込む第一のプログラム書き込み工程と、
    前記第一の電子モジュールのコンピュータが、前記第二の電子モジュールのコンピュータに、前記書き込まれた前記電子モジュール制御プログラムを転送して書き込む第二のプログラム書き込み工程と、を順に有することを特徴とする電子モジュール製造方法。
  7. 前記電子モジュールのコンピュータは、プログラムの転送の可否を決定するプログラム転送フラグを備え、
    前記第二のプログラム書き込み工程において、前記第一の電子モジュールのコンピュータは、前記プログラム転送フラグが許可状態である場合に、前記第二の電子モジュールのコンピュータにリセット信号を出力して前記プログラムコマンドの入力待ちの状態とし、前記電子モジュール制御プログラムを転送することを特徴とする請求項6に記載の電子モジュール製造方法。
  8. 前記第一の電子モジュールに備えられた、前記プログラム転送フラグを許可状態から禁止状態に変更するプログラム転送フラグ禁止工程を、前記第二のプログラム書き込み工程の後に有することを特徴とする請求項7に記載の電子モジュール製造方法。
JP2009296231A 2009-12-25 2009-12-25 電子モジュール制御プログラム Expired - Fee Related JP5350210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009296231A JP5350210B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 電子モジュール制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009296231A JP5350210B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 電子モジュール制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011139140A true JP2011139140A (ja) 2011-07-14
JP5350210B2 JP5350210B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=44350165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009296231A Expired - Fee Related JP5350210B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 電子モジュール制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5350210B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498557A (ja) * 1990-08-17 1992-03-31 Toyota Motor Corp ファイル転送方法
JP2000339284A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステム及びその起動方法
JP2006268107A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Denso Corp 電子制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498557A (ja) * 1990-08-17 1992-03-31 Toyota Motor Corp ファイル転送方法
JP2000339284A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステム及びその起動方法
JP2006268107A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Denso Corp 電子制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5350210B2 (ja) 2013-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100064036A1 (en) Peripheral device operation method, peripheral device and host
US7930535B1 (en) Method and apparatus for loading configuration data
JP2009176152A (ja) 情報処理装置
JP2010140266A (ja) 電子デバイスシステムと電子デバイス
US20110314268A1 (en) Sd switch box in a cellular handset
JP2008009817A (ja) 半導体装置及びデータ転送方法
KR20080078977A (ko) Mmc 또는 sd 프로토콜을 사용하는 다수의 메모리장치들을 인터페이스하는 방법 및 시스템
US20050262398A1 (en) Recovery apparatus for BIOS chip in a computer system
US10162549B2 (en) Integrated circuit chip and method therefor
JP2008158991A (ja) Nand型フラッシュメモリの制御システム
JP6047033B2 (ja) Lsiおよび情報処理システム
JP5350210B2 (ja) 電子モジュール制御プログラム
EP1394682B1 (en) Data transfer control device, program and method of fabricating an electronic instrument
US20120092044A1 (en) Circuit for swapping a memory card in an electronic device
EP2194458A2 (en) Request processing device, request processing system, and access testing method
US20140292384A1 (en) Methods of multi-protocol system and integrated circuit for multi-protocol communication on single wire
CN111414322B (zh) 一种Nand flash接口工作协议自适应方法、系统、设备及存储介质
US7549594B2 (en) Electronic device having plurality of functional units and controller for controlling registers according to status of functional units
JP2006127407A (ja) 半導体集積回路
TWI757923B (zh) 預啟動執行環境判斷系統及其方法
JP5270180B2 (ja) メディアリーダライタ
TWI486790B (zh) 電腦系統以及電腦啟動設定方法
JP7206693B2 (ja) 情報処理装置
JP2008204005A (ja) 周辺装置の通信方法、コンピュータプログラム、及び周辺装置
JP2005165589A (ja) Usbデバイス認識方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130821

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees